JP3155622B2 - 作業機械のフロント部材の速度制御装置 - Google Patents

作業機械のフロント部材の速度制御装置

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JP3155622B2
JP3155622B2 JP24077492A JP24077492A JP3155622B2 JP 3155622 B2 JP3155622 B2 JP 3155622B2 JP 24077492 A JP24077492 A JP 24077492A JP 24077492 A JP24077492 A JP 24077492A JP 3155622 B2 JP3155622 B2 JP 3155622B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業機械のフロント部
材の速度制御装置に関するものであつて、特に油圧シヨ
ベルのブーム、アーム、バケツト等のフロント部材の速
度制御装置に有用なものである。
【0002】
【従来の技術】油圧シヨベルにおいては、そのフロント
部材であるブーム、アーム、バケツトを油圧シリンダで
駆動する場合、リンク機構を介して回動するように駆動
していたため、油圧シリンダへ送り込む圧油の流量すな
わち油圧シリンダの速度を一定にするよう制御したとし
ても、ブーム角度(本体に対するブームの角度)アーム
角度(ブームに対するアームの角度)、バケツト角度
(アームに対するバケツトの角度)によりこれらのフロ
ント部材の角速度は変化する。すなわち、ブーム、アー
ム、バケツトが回動して回動位置が変われば、その都度
これらの部材の先端部の速度が変化することとなるか
ら、その操作は、オペレータにとつて煩雑なものとな
り、いわゆる操作性の悪いものとなる。
【0003】このような問題に対処して、従来は、特開
昭56−150237号公報に示されているように、駆
動源である可変吐出量ポンプの吐出量をアーム角度等フ
ロント部材の角度に応じて制御することにより、油圧シ
リンダへ送り込む圧油の流量を調節してフロント部材の
角速度が一定となるように制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにフロント部材の角速度の制御をポンプの吐出量の制
御により行う従来の技術にあつては、その角速度の制御
をしている間、各フロント部材の油圧シリンダ等各アク
チユエータの駆動源であるポンプは、そのフロント部材
の回動に応じて絶えず吐出量を変動させることとなるか
ら、フロント部材を同時駆動しているときすなわちアク
チユエータの複合駆動時には、その角速度の制御の影響
がその制御とは関係のないアクチユエータにも及ぶこと
となり、いわゆるアクチユエータの独立性が妨げられる
こととなる。
【0005】本発明は、このような従来の技術にみられ
る問題を解消し、複合駆動時に各アクチユエータの独立
性を確保しつつ、フロント部材の角速度が一定となるよ
うに制御できる作業機械のフロント部材の速度制御装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の前記の目的は、
同一油圧ポンプを駆動源として複合駆動されるアクチユ
エータの一つにより回動するように駆動され、アクチユ
エータへ送り込む圧油の流量を一定にしたとき回動位置
により角速度が変動する作業機械のフロント部材につい
てその角速度を一定にするための速度制御装置であつ
て、アクチユエータの作動速度を設定するためオペレー
タにより開度が設定される可変絞り機構と、少なくとも
この可変絞り機構の上流圧及びアクチユエータの負荷圧
による制御力によりその上流圧をその負荷圧の変動に応
じてその変動分だけ変化させ、両者の差圧を一定にする
ように開口量を自己調節して可変絞り機構の絞り前後差
圧を一定に維持する圧力補償手段に、これに働く制御力
を修正して可変絞り機構の絞り前後差圧を調節する絞り
前後差圧調節手段を設けた圧力補償機構と、前記角速度
を一定にするようにその絞り前後差圧調節手段を作動さ
せる角速度制御機構とを備えていることを特徴とする請
求項1に記載のとおりの作業機械のフロント部材の速度
制御装置により達成できる。
【0007】
【作用】本発明の作業機械のフロント部材の速度制御装
置は、アクチユエータの作動速度を設定するためオペレ
ータにより開度が設定される可変絞り機構と、少なくと
もこの可変絞り機構の上流圧及びアクチユエータの負荷
圧による制御力によりその上流圧をその負荷圧の変動に
応じてその変動分だけ変化させ、両者の差圧を一定にす
るように開口量を自己調節して可変絞り機構の絞り前後
差圧を一定に維持する圧力補償手段に、これに働く制御
力を修正して可変絞り機構の絞り前後差圧を調節する絞
り前後差圧調節手段を設けた圧力補償機構と、フロント
部材の角速度を一定にするようにその絞り前後差圧調節
手段を作動させる角速度制御機構とを備えているので、
絞り前後差圧調節手段を角速度制御機構により制御しな
がら作動させると、その制御に従つて同調節手段が圧力
補償手段に働く制御力を絶えず修正して、可変絞り機構
の上流圧をアクチユエータの負荷圧よりも高い所望の値
に制御し、可変絞り機構の絞り前後差圧を調節する。そ
の結果、フロント部材のアクチユエータに送り込む可変
絞り機構の流量は、一定開度の状態のもとでそのフロン
ト部材の角速度を一定にするように調節され、油圧ポン
プの吐出量を変化させることなく、回動位置により変化
するフロント部材の角速度を一定にするように制御する
ことができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を添付の各図を用いて以下に
説明する。
【0009】まず、本発明の第1の実施例を、図2〜図
9も引用しながら図1に基づいて説明すると、図1は、
本発明の作業機械のフロント部材の速度制御装置に関す
る第1の実施例を示す油圧回路図で、作業機械のフロン
ト部材として油圧シヨベルのバケツトを想定したもので
ある。同図には、油圧シヨベルの他のフロント部材であ
るブーム及びアームについてその制御のための油圧回路
は示されていないが、本発明は、前記の目的から明らか
なとおり、フロント部材の複数のアクチユエータを複合
駆動することを前提とするものであるから、そのブーム
及びアームの油圧シリンダは、当然、バケツトの油圧シ
リンダを駆動するポンプで同時駆動できるように油圧回
路が組まれているものとし、この点については後に詳述
する。
【0010】図1において、1は油圧シヨベル本体に回
動し得るように設けられたブーム、2はこのブーム1を
回動するように駆動するブームシリンダ、3はブーム1
の先端に回動し得るように設けられたアーム、4はこの
アーム3を回動するように駆動するアームシリンダ、5
はアーム3の先端に回動し得るように設けられたバケツ
ト、6はこのバケツト5をリンク7,8を介して回動す
るように駆動するバケツトシリンダである。ブームシリ
ンダ2、アームシリンダ4、バケツトシリンダ6は、い
ずれも、同じ油圧ポンプで駆動される油圧シリンダで、
油圧シヨベルのフロント部材のアクチユエータとなるも
のである。
【0011】これらのアクチユエータのうちバケツト5
のアクチユエータであるバケツトシリンダ6の油圧回路
を図1により説明すると、9はバケツトシリンダ6の作
動速度を設定するためオペレータにより弁開度が与えら
れその弁開度に比例した流量を流すことができる可変絞
り部を有し油路を切換えることができる方向切換弁、1
0はこの方向切換弁9を作動させてバケツトシリンダ6
を操作するためのオペレータの操作手段である操作レバ
ー、11はこの方向切換弁9を操作レバー10の操作に
より作動させるための動力源である定油圧源であり、パ
イロツトポンプのようなものである。方向切換弁9は、
オペレータによる操作レバー10の操作により定油圧源
11からの油圧で油路が切換えられたり弁開度が設定さ
れたりして、バケツトシリンダ6を伸縮したりその作動
速度を変えたりすることができる。12は、この方向切
換弁9の可変絞り部の絞り前後差圧を所望の値に制御す
る機能を有する圧力補償弁で、その下流側の圧力すなわ
ち方向切換弁9の上流圧をバケツトシリンダ6の負荷圧
よりも高い所望の値に制御することができるものであ
り、13は、その上流圧を制御するため制御力をこの圧
力補償弁12に付与する電磁比例弁であり、これらの点
については後に詳述する。
【0012】14はアンロード弁、15はバケツトシリ
ンダ6その他油圧シヨベルアクチユエータに油圧を供給
するための可変容量形油圧ポンプ、16はこの可変容量
形油圧ポンプ15や前記定油圧源11の吐出油を還流す
るためのタンクである。図1によれば、可変容量形油圧
ポンプ15の吐出油は、主管路Aから圧力補償弁12及
び方向切換弁9を設けた支管路Bを通じてバケツトシリ
ンダ6だけに供給されるかのように図示されているが、
その吐出油は、実際は主管路Aから図示していない他の
各支管路を通じてブームシリンダ2、アームシリンダ4
等油圧シヨベルの他の各アクチユエータにも供給されて
おり、油圧シヨベルの各アクチユエータは、専ら可変容
量形油圧ポンプ15により駆動されるようになつてい
る。その場合に、可変容量形油圧ポンプ15の吐出油が
主管路Aから各支管路を通じて各アクチユエータに適切
に配分されるように前記方向切換弁9と圧力補償弁12
とからなるような適宜の流量制御装置が支管路B以外の
支管路にも当然設けられることとなるが、これらの点に
関する油圧回路は、図面の錯綜を避けるため図示してい
ない。
【0013】17は可変容量形油圧ポンプ15の吐出圧
を検出する吐出圧検出器、18は可変容量形油圧ポンプ
15の押しのけ容積可変機構15Aの傾転角を検出する
変位検出器、19は可変容量形油圧ポンプ15の吐出圧
とバケツトシリンダ6の負荷圧との差圧を検出する差圧
検出器で、これらの検出器17,18,19の検出信号
は後述するコントロールユニツト23に入力される。
【0014】20,21はコントロールユニツト23か
らのポンプ制御信号により開かれる電磁弁、22はサー
ボピストン22Aの左右の移動により可変容量形油圧ポ
ンプ15の押しのけ容積可変機構15Aの傾転角を変化
させるレギユレータである。電磁弁20にポンプ制御信
号が入力されると、電磁弁20は、同信号が入力されて
いる間だけ開かれてレギユレータ22の右側の油室を作
動油タンク16に連通させ、その結果、サーボピストン
22Aは、その間右方向に移動して押しのけ容積可変機
構15Aを所望の傾転角に変位させ、可変容量形油圧ポ
ンプ15の吐出量を増加させる。また、電磁弁21にポ
ンプ制御信号が入力されると、電磁弁21は、同信号が
入力されている間だけ開かれて定油圧源11をレギユレ
ータ22の右側の油室にも連通させ、その結果、サーボ
ピストン22Aは、左右の受圧面積の差によりその間左
方向に移動して押しのけ容積可変機構15Aを所望の傾
転角に変位させ、可変容量形油圧ポンプ15の吐出量を
減少させる。24はバケツトシリンダ6のシリンダスト
ロークに関する検出信号をコントロールユニツト23に
入力するシリンダストローク計である。
【0015】コントロールユニツト23は、第1に、可
変容量形油圧ポンプ15の吐出圧がバケツトシリンダ6
の負荷圧よりも十分に高くなるように同ポンプ15の吐
出量を制御する働きをする。すなわち、差圧検出器19
から入力された可変容量形油圧ポンプ15の吐出圧とバ
ケツトシリンダ6の負荷圧との差圧に関する検出信号を
もとに、同差圧が予め定められた規定値よりも低いこと
を判別した場合には、電磁弁20にポンプ制御信号を出
力して可変容量形油圧ポンプ15の押しのけ容積可変機
構15Aを演算により定めた所定の傾転角に変位させ、
同ポンプ15の吐出量を増加させてその吐出圧をバケツ
トシリンダ6の負荷圧よりも規定値だけ高くなるように
制御する。また、可変容量形油圧ポンプ15の吐出圧と
バケツトシリンダ6の負荷圧との差圧が予め定められた
規定値よりも高いことを判別した場合には、電磁弁21
にポンプ制御信号を出力して可変容量形油圧ポンプ15
の押しのけ容積可変機構15Aを演算により定めた所定
の傾転角に変位させ、同ポンプ15の吐出量を減少させ
てその吐出圧をバケツトシリンダ6の負荷圧より規定値
だけ高くなるように制御する。コントロールユニツト2
3は、このようにして、可変容量形油圧ポンプ15の吐
出圧を必要な限度でバケツトシリンダ6の負荷圧よりも
十分高くなるように制御しているため、他の各アクチユ
エータに所要の油圧を供給することを可能にする。しか
しながら、コントロールユニツト23によるこのような
制御は、本発明にとつて不可欠のことではなく、例え
ば、吐出圧検出器17から入力された可変容量形油圧ポ
ンプ15の吐出圧に関する検出信号をもとに、同吐出圧
がバケツトシリンダ6の負荷圧とは無関係に常に規定の
高い値を維持するようにコントロールユニツト23でそ
の可変容量形油圧ポンプ15を制御する等して各アクチ
ユエータに所要の油圧を供給できるようにしてもよく、
要は、各アクチユエータに、複合駆動し得るに足るだけ
の十分な油圧が供給できるようになつていればよい。
【0016】コントロールユニツト23は、このよう
な、アクチユエータを複合駆動する上で設計上当然に必
要なことを果たすほか、電磁比例弁13を通じて圧力補
償弁12を制御し、これによりバケツト5の角速度を一
定にするように制御するという本発明にとつて重要な働
きをする。
【0017】そこで、まず、この圧力補償弁12につい
て詳述すると、圧力補償弁12の左側には、バケツトシ
リンダ6の負荷圧を導く信号管路a及び定油圧源11の
油圧を導く信号管路cが接続されていて、その弁開口を
開くような制御力すなわち開方向の制御力が付与され
る。一方、その右側には、方向切換弁9の上流圧を導く
信号管路bが接続されていて、その弁開口を閉じるよう
な制御力すなわち閉方向の制御力が付与されるととも
に、定油圧源11の油圧を電磁比例弁13の作動により
所望の値に減圧して導く信号管路dが接続されていて、
その作動により閉方向の制御力が付与され得るようにな
つている。
【0018】その圧力補償弁12の作用について説明す
ると、電磁比例弁13を作動しないでバケツトシリンダ
6を駆動した状態においては、バケツトシリンダ6の負
荷圧及び定油圧源11の油圧がそれぞれ信号管路a及び
信号管路cを通じて圧力補償弁12の左側に導かれて開
方向の制御力を付与し、一方、方向切換弁9の上流圧が
信号管路bを通じて圧力補償弁12の右側に導かれて閉
方向の制御力を付与する。そして、バケツトシリンダ6
の負荷圧よりも十分に高い可変容量形油圧ポンプ15の
吐出圧が圧力補償弁12を通じて方向切換弁9の上流側
に供給されてその上流圧が高まると、それに応じて閉方
向の制御力が強まつて圧力補償弁12の開口を縮少さ
せ、その開口を閉じようとする寸前には、方向切換弁9
の上流圧すなわち方向切換弁9の可変絞り部の前方圧
は、バケツトシリンダ6の負荷圧と定油圧源11の油圧
の和にほぼ等しくなつている。その結果、その可変絞り
部の絞り前後差圧は、この方向切換弁9の可変絞り部の
前方圧からその可変絞り部の後方圧となるバケツトシリ
ンダ6の負荷圧を差し引いた値すなわち定油圧源11の
油圧に相当する値となる。このような状態において、も
し、バケツトシリンダ6の負荷圧が高まるか、又は方向
切換弁9の上流圧が低下すると、圧力補償弁12は、開
方向の制御力が相対的に強まつて開口を拡大し、方向切
換弁9の上流圧を高めるように開口量を自己調節する。
また、その負荷圧又は上流圧が再び元の状態に戻ろうと
すると、閉方向の制御力が相対的に強まつて開口を縮少
し、方向切換弁9の上流圧を低下させるように開口量を
自己調節する。このように、圧力補償弁12では、信号
管路aを通じて付与されるバケツトシリンダ6の負荷圧
による開方向の制御力と信号管路bを通じて付与される
方向切換弁9の上流圧による閉方向の制御力とが協働し
てその上流圧をバケツトシリンダ6の負荷圧の変動に応
じてその変動分だけ変化させ、両者の圧力差を一定にす
るように自己調節しており、第3の制御力である信号管
路cからの定油圧源11による制御力がその圧力差を所
定の値に設定する役割をしている。かくて、方向切換弁
9の上流圧は、圧力補償弁12におけるこのような圧力
補償手段の圧力調整機能によりバケツトシリンダ6の負
荷よりも定油圧源11の油圧相当分だけ高い圧力に常に
維持される。したがつて、方向切換弁9の可変絞り部の
絞り前後差圧は、圧力補償弁12における圧力補償手段
によりバケツトシリンダ6の負荷圧に関係なく常に一定
となるように圧力補償が行われることとなる。その結
果、方向切換弁9の可変絞り部は、バケツトシリンダの
負荷に影響されることなく、その開度に応じて同シリン
ダ6に供給される圧油の流量を一定にするように調整
し、同シリンダの作動速度は一定に保持される。
【0019】しかるに、このように、バケツトシリンダ
6の作動速度が一定に保持される場合には、バケツト角
度に応じてバケツト角速度が絶えず変動することとなり
「従来の技術」の項で述べたような問題が生じることに
なる。
【0020】そこで、本発明の第1の実施例において
は、このような圧力補償手段に働く制御力を修正して方
向切換弁9の可変絞り部の絞り前後差圧を調節する手段
として、定油圧源11の油圧を電磁比例弁13の作動に
より所望の値に減圧して導く信号管路dを設け、方向切
換弁9の上流圧をその電磁比例弁13の作動により修正
して方向切換弁9の絞り前後差圧を任意に調節できるよ
うにした。その結果、方向切換弁9が所定開度でバケツ
トシリンダ6へ送り込む圧油の流量は、この電磁比例弁
13の作動を制御することにより任意に調節できるよう
になり、バケツトシリンダ6の速度も適宜修正できるこ
ととなるから、バケツト5の角速度は、電磁比例弁13
の作動を適切に制御しさえすれば一定に保持することが
可能となる。
【0021】本発明の第1の実施例におけるコントロー
ルユニツト23の主要な働きは、このように、バケツト
5の角速度を一定に保持するように電磁比例弁13の作
動を制御する点にあり、その制御の基本的な手法を次に
述べる。
【0022】まず、バケツト5の角速度を一定に保持す
るようにするためには、図2に示されているようなバケ
ツト角度ごとに異なる値の角速度を同じ値に修正できる
ように、バケツト角度ごとにそれに適う修正比率を求め
てその修正比率をバケツト角度に乗ずるようにしてやれ
ばよい。そのためには、バケツト5の実動作時のバケツ
ト角度を検知する必要があるが、バケツト角度は、シリ
ンダストロークに対して図3に示すような関係にあり、
シリンダストロークの値により一義的に定まるので、シ
リンダストローク計24により検知することができ、こ
れを図3のようなデータを用いて角速度に換算するよう
にすれば、その現実の値を求めることができる。一方、
前記の修正比率は、図4に示すような傾向となり、同図
では、これをゲイン1として表わしている。同図にいう
ゲイン1とは、図2に示されている各バケツト角度に対
応する各バケツト角速度に対してこれを掛け合わせた場
合の積がすべて一定になるように設定された倍率のこと
である。この図4は、端的にいうと、バケツト角度が大
きいときや小さいときには、バケツト速度を一定にする
上でバケツトシリンダ6への圧油の流入流量を同図に示
されているような比率で減少させる必要のあることを表
わしている。そうすると、バケツト角速度を一定に保持
するようにするためには、バケツトシリンダ6への圧油
の流入流量を、電磁比例弁13の作動を制御することに
より図4におけるような修正比率でバケツト角度ごとに
修正するようにすればよいことになる。
【0023】ところで、電磁比例弁13の作動の制御
は、コントロールユニツト23からこの電磁比例弁13
へ制御信号を出力することにより行われるが、その電磁
比例弁13への出力とバケツトシリンダ6への圧油の流
量との関係は、図5に示すような傾向にあり、その出力
大でその流量小の関係にある。そうすると、バケツト角
度を一定に保持するように、電磁比例弁13の作動を制
御するためには、図6に示すような関係において、コン
トロールユニツト23からの制御信号を電磁比例弁13
へ出力してやればよく、その電磁比例弁13への出力
は、図4と対照すれば明らかなようにゲイン1の逆数で
ある。なお、参考のため、図7には、電磁比例弁への出
力と圧力補償弁への制御圧力との関係を示す。
【0024】次に、このような手法を用いてコントロー
ルユニツト23により電磁比例弁13の作動を制御する
方法を図8及び図9に基づいて説明する。図8はコント
ロールユニツトのシステムを示す図、図9はコントロー
ルユニツトのフローチヤートを示す図である。
【0025】コントロールユニツトは、図8に示すよう
に、入力部と演算部とデータ部と出力部とから構成され
ており、図3に示されているようなシリンダストローク
に対応するバケツト角度のデータや図6に示されている
ようなバケツト角度に対応する電磁比例弁への出力のデ
ータは、データ部にあらかじめ記憶させてある。このよ
うなコントロールユニツトで行う作業の手順を図9に従
つて説明すると、まずのようにシリンダストローク計
24でバケツトシリンダ6のストロークに関する信号を
検出し、その検出信号は、コントロールユニツト23の
入力部で入力信号に変換されて演算部に入力される。演
算部では、データ部にあらかじめ記憶させてある図3に
おけるようなシリンダストロークに対応するバケツト角
度のデータに基づいて、のように前記ストロークに関
する入力信号よりバケツト角度を演算し、次いで、デー
タ部にあらかじめ記憶させてある図6におけるようなバ
ケツト角度に対応する電磁比例弁への出力のデータに基
づいて、のようにその演算したバケツト角度より電磁
比例弁への出力を演算して決定する。そして、その演算
結果を出力部で出力信号に変換し、その出力信号を電磁
比例弁13へ制御信号として出力することとなる。かく
て、電磁比例弁13は、このようなコントロールユニツ
ト23の働きによりバケツト5の角速度を一定に保持す
るようにその作動を制御されることとなる。
【0026】以上述べた第1の実施例では、信号管路d
を通じて圧力補償弁12に導かれる制御圧力の調節を、
電磁比例弁13を用いてコントロールユニツト23によ
り電気的に行つているが、これを機械的に行う例を、本
発明の第2の実施例として図10により説明する。図1
0は、本発明の第2の実施例に関する要部の拡大図であ
り、図1中の電磁比例弁13、コントロールユニツト2
3等の制御部に対応する部分だけを拡大して示したもの
である。したがつて、図10に示されている部分以外
は、第2の実施例は、第1の実施例と差異はなく、図1
の油圧回路がそのまま適用される。
【0027】図10において、6はバケツトシリンダ、
11は定油圧源、12は圧力補償弁、16は作動油タン
クで、これらのものは、図1で説明したのと同様のもの
である。101はバケツトシリンダ6上に滑動自在に載
置され端部を同シリンダ6のピストン棒に固定したカム
部材、102は信号管路dを通じて圧力補償弁12に導
かれる定油圧源11の油圧を減圧するためのリリーフ
弁、103はカム部材101のカム面との接触部にロー
ラを設けそのカム面に倣つて上下に変位する従動部材で
あるカムローラ部材、104はリリーフ弁102とカム
ローラ部材103との間にこれをカム面に押圧するよう
に設けられ、圧縮することでリリーフ弁102のリリー
フ圧を決定する作用をするリリーフ圧設定ばねである。
【0028】第2の実施例は、このような構成を備えて
いるから、バケツトシリンダ6が駆動されると、そのシ
リンダストロークに応じてカム部材101も同シリンダ
6上を滑動するように移動し、カムローラ部材103
は、そのカム面に倣つて上下に変位してリリーフ圧設定
ばね104を圧縮し、ばね力によりリリーフ弁102の
リリーフ圧を決定することとなる。すなわち、第2の実
施例では、信号管路dを通じて圧力補償弁12に導かれ
る定油圧源11の油圧は、シリンダストロークに応じて
カム部材101のカム面により設定され、第1の実施例
と同様、圧力補償弁への制御圧力をバケツト角度に応じ
て調節できることとなるから、バケツトシリンダ6への
流入流量を図4におけるような修正比率でバケツト角度
ごとに修正できるように、そのカム面を適切な断面形状
に形成すれば、第1の実施例と同様の制御が行えること
となる。
【0029】以上述べた第2の実施例では、リリーフ圧
設定ばね104のばね力をカム部材101のカム面の断
面形状により制御しているが、このばね力の制御を別の
手段で行う例を、本発明の第3の実施例として図11に
より説明する。図11は、本発明の第3の実施例に関す
る要部の拡大図であり、図1中のバケツトのリンク付近
の部分に対応する部分を拡大して示したものである。
【0030】図11において、3はアーム、5はバケツ
ト、6はバケツトシリンダ、7,8はリンクで、これら
のものは図1で説明したのと同様のものである。201
は、バケツト角に応じてリリーフ弁102のリリーフ圧
設定ばね104のばね力を設定して同弁102のリリー
フ圧を決定するばね圧設定装置で、バケツト5の取付部
5aに設けられバケツト5の回動に従つて先端が変位す
ることによりバケツト5とアーム3との相対位置を検出
することのできる作動杆201aと、この作動杆201
aの変位により、その変位に応じて、リリーフ圧設定ば
ね104のばね力を設定するための制御力を発生させる
ことのできる内部機構とからなつている。
【0031】ばね圧設定装置201は、このような構成
を備えていることから、バケツト5が駆動されて回動す
ると、その回動に従つて作動杆201aの先端が変位し
てバケツト5とアーム3との相対位置すなわちバケツト
角を検出し、図示を省略している前記の内部機構によ
り、リリーフ圧設定ばね104のばね力を設定するため
の制御力を発生させ、これを同ばね104に伝える。し
たがつて、第3の実施例では、バケツト5の角速度を一
定に保持するように、その制御力をバケツト角に応じて
適切な値にすれば、第2の実施例と同様の制御が行え
る。
【0032】以上述べた第1の実施例、第2の実施例及
び第3の実施例の各装置は、具体的構成に異なるところ
があるとしても、いずれも、アクチユエータの作動速度
を設定するためオペレータにより開度が設定される可変
絞り機構を内蔵した方向切換弁9と、その可変絞り機構
の絞り前後差圧を調節する圧力補償弁12を備えてお
り、その圧力補償弁12は、信号管路b及び信号管路a
を通じてそれぞれ導かれた方向切換弁9の上流圧及びバ
ケツトシリンダ6の負荷圧による制御力によりその上流
圧を負荷圧の変動に応じてその変動分だけ変化させ、両
者の差圧を一定にするように開口量を自己調節して前記
可変絞り機構の絞り前後差圧を一定に維持する圧力補償
手段に、定油圧源11の油圧を電磁比例弁13やリリー
フ弁102で所望の値に減圧して導くことのできる信号
管路dのような、その圧力補償手段に働く制御力を修正
して前記可変絞り機構の絞り前後差圧を調節する絞り前
後差圧調節手段を設けたものであるので、絞り前後差圧
調節手段の作動に際し、バケツトシリンダ6の負荷圧の
変化等油圧回路の負荷圧の変動によりバケツトシリンダ
6へ送り込まれる圧油の流量が変化してその作動速度が
変動するようなことはない。そして、このような圧力補
償弁12における絞り前後差圧調節手段を、各実施例に
示したコントロールユニツト23、カム機構101,1
03、ばね圧設定装置201のような角速度制御機構で
制御しながら作動させるようにしているので、回動位置
により変化するバケツト5の角速度を、従来の技術のよ
うに油圧ポンプの吐出量を変化させるようなことはしな
いでも、一定に制御することができ、ブーム1やアーム
3をバケツト5と複合駆動しているとき、バケツト5の
角速度の制御に起因してブーム1やアーム3のアクチユ
エータの独立性が妨げられるというような従来技術にみ
られる問題は生じないこととなる。
【0033】以上述べた本発明の実施例中、特に第1の
実施例は、角速度制御機構として前述のようなコントロ
ールユニツトを用いていて、そのデータ部に記憶させる
図3や図6で示したようなデータすなわちソフトウエア
を変えるだけで各種作業機械のフロント部材の速度制御
装置に適応できるものとなるので、互換性のある凡用的
な速度制御装置を提供できるものである。
【0034】なお、上述した可変絞り機構とその絞り前
後差圧を一定に維持する圧力補償手段とは、必ずしも独
立別個の構造のものである必要はなく、一体不可分のバ
ルブユニツトをなすものであつてもよい。また、これら
のものは、その機能からみて、上述のフロント部材の角
速度の制御を行うか否かに関係なく、必要に応じて各フ
ロント部材のアクチユエータの油圧回路の支管路にも設
けることができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の作業機械のフロント部材の速度制御装置は、アクチユ
エータの作動速度を設定するためのオペレータにより開
度が設定される可変絞り機構と、少なくともこの可変絞
り機構の上流圧及びアクチユエータの負荷圧による制御
力によりその上流圧をその負荷圧の変動に応じてその変
動分だけ変化させ、両者の差圧を一定にするように開口
量を自己調節して可変絞り機構の絞り前後差圧を一定に
維持する圧力補償手段に、これに働く制御力を修正して
可変絞り機構の絞り前後差圧を調節する絞り前後差圧調
節手段を設けた圧力補償機構と、フロント部材の角速度
を一定にするようにその絞り前後差圧調節手段を作動さ
せる角速度制御機構とを備えているので、回動位置によ
り変化するフロント部材の角速度を、従来技術のように
油圧ポンプの吐出量を変化させるようなことはしないで
も、一定に制御することができ、これにより、複合駆動
時にアクチユエータの独立性が妨げられるという従来の
技術にみられる問題は解消する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業機械のフロント部材の速度制御装
置に関する第1の実施例を示す油圧回路図である。
【図2】バケツトシリンダの作動速度が一定の場合にお
けるバケツト角度とバケツトの角速度との関係をグラフ
に表わした図である。
【図3】バケツトシリンダのストロークとバケツト角度
との関係をグラフに表わした図である。
【図4】バケツト角度とゲイン1との関係をグラフに表
わした図である。
【図5】電磁比例弁への出力とバケツトシリンダへ送り
込まれる流量との関係をグラフに表わした図である。
【図6】バケツト角速度を一定にするためのバケツト角
度と電磁比例弁への出力との関係をグラフに表わした図
である。
【図7】電磁比例弁の出力と圧力補償弁への制御圧力と
の関係をグラフに表わした図である。
【図8】コントロールユニツトのシステムを示す図であ
る。
【図9】コントロールユニツトのフローチヤートを示す
図である。
【図10】本発明の第2の実施例に関する要部の拡大図
である。
【図11】本発明の第3の実施例に関する要部の拡大図
である。
【符号の説明】
2 ブームシリンダ 4 アームシリンダ 5 バケツト 6 バケツトシリンダ 9 方向切換弁 10 操作レバー 11 定油圧源 12 圧力補償弁 13 電磁比例弁 15 可変容量形油圧ポンプ 23 コントロールユニツト 24 シリンダストローク計 101 カム部材 102 リリーフ弁 103 カムローラ部材 104 リリーフ圧設定ばね 201 ばね圧設定装置 a,b,c,d 信号管路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一油圧ポンプを駆動源として複合駆動
    されるアクチユエータの一つにより回動するように駆動
    され、アクチユエータへ送り込む圧油の流量を一定にし
    たとき回動位置により角速度が変動する作業機械のフロ
    ント部材についてその角速度を一定にするための速度制
    御装置であつて、アクチユエータの作動速度を設定する
    ためオペレータにより開度が設定される可変絞り機構
    と、少なくともこの可変絞り機構の上流圧及びアクチユ
    エータの負荷圧による制御力によりその上流圧をその負
    荷圧の変動に応じてその変動分だけ変化させ、両者の差
    圧を一定にするように開口量を自己調節して可変絞り機
    構の絞り前後差圧を一定に維持する圧力補償手段に、こ
    れに働く制御力を修正して可変絞り機構の絞り前後差圧
    を調節する絞り前後差圧調節手段を設けた圧力補償機構
    と、前記角速度を一定にするようにその絞り前後差圧調
    節手段を作動させる角速度制御機構とを備えていること
    を特徴とする作業機械のフロント部材の速度制御装置。
  2. 【請求項2】 絞り前後差圧調節手段を作動させる角速
    度制御機構が、フロント部材の回動位置に関する信号と
    フロント部材の角速度を一定に保持するためのフロント
    部材の回動位置に対応する絞り前後差圧調節手段への出
    力に関するデータとに基づいて同調節手段への出力を演
    算してこれに制御信号を出力するコントロールユニツト
    であることを特徴とする請求項1の作業機械のフロント
    部材の速度制御装置。
  3. 【請求項3】 絞り前後差圧調節手段を作動させる角速
    度制御機構が、アクチユエータの作動に応じて移動する
    カム部材と、このカム部材の移動によりカム面に倣つて
    変位し絞り前後差圧調節手段を作動させる従動部材とか
    らなり、そのカム面がフロント部材の角速度を一定に保
    持するような断面形状に形成されていることを特徴とす
    る請求項1の作業機械のフロント部材の速度制御装置。
  4. 【請求項4】 絞り前後差圧調節手段を作動させる角速
    度制御機構が、フロント部材の回動に従つて変位するこ
    とによりフロント部材とこれを設けた隣接部材との相対
    位置を検出する手段と、その変位に応じて、絞り前後差
    圧調節手段を作動させるための制御力を発生させること
    のできる機構とからなり、その制御力がフロント部材の
    角速度を一定に保持するように、前記の相対位置に応じ
    て設定されていることを特徴とする請求項1の作業機械
    のフロント部材の速度制御装置。
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