JP3155546B2 - 時間データ表示装置 - Google Patents
時間データ表示装置Info
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- Japan
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- time data
- speed
- time
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Description
【発明の詳細な説明】 概 要 回転ヘツドを用いるデジタルオーデイオテープレコー
ダ(以下、DAT装置と略す)の規格においては、用いら
れる磁気テープには本来の情報の外に、予め定める基準
再生速度での再生経過時間を表す時間データが記録され
ている。このような磁気テープを前記回転ヘツドで高速
サーチする場合、前記時間データが適正に読み取られな
い場合がある。このような場合、前記時間データに基づ
くDAT装置の表示部における再生経過時間がでたらめな
表示となるなどの不具合がある。
ダ(以下、DAT装置と略す)の規格においては、用いら
れる磁気テープには本来の情報の外に、予め定める基準
再生速度での再生経過時間を表す時間データが記録され
ている。このような磁気テープを前記回転ヘツドで高速
サーチする場合、前記時間データが適正に読み取られな
い場合がある。このような場合、前記時間データに基づ
くDAT装置の表示部における再生経過時間がでたらめな
表示となるなどの不具合がある。
本発明では、適正に読み取られた前記時間データや回
転ヘツドの回転速度データなどを用いて、現在の磁気テ
ープの走行速度を推定し、この推定された走行速度とす
でに適正に読み取られている時間データとから現在の時
間データを演算し、表示部に表示する。これにより前記
時間データの適正な読取りが困難な場合であつても、表
示される時間データがでたらめなデータとなる事態を防
止することができる。
転ヘツドの回転速度データなどを用いて、現在の磁気テ
ープの走行速度を推定し、この推定された走行速度とす
でに適正に読み取られている時間データとから現在の時
間データを演算し、表示部に表示する。これにより前記
時間データの適正な読取りが困難な場合であつても、表
示される時間データがでたらめなデータとなる事態を防
止することができる。
従来の技術 回転ヘツドを用いるDAT装置の規格においては、用い
られる磁気テープには本来記録されるべき情報の外に、
予め定める基準再生速度での再生経過時間を表す時間デ
ータが記録されている。このような磁気テープを前記回
転ヘツドで高速サーチする場合、前記時間データが適正
に読み取られない場合がある。このような場合、前記時
間データに基づいてDAT装置の表示部に表示される再生
速度に対応する真高速度の再生経過時間がでたらめな表
示となるなどの不具合がある。
られる磁気テープには本来記録されるべき情報の外に、
予め定める基準再生速度での再生経過時間を表す時間デ
ータが記録されている。このような磁気テープを前記回
転ヘツドで高速サーチする場合、前記時間データが適正
に読み取られない場合がある。このような場合、前記時
間データに基づいてDAT装置の表示部に表示される再生
速度に対応する真高速度の再生経過時間がでたらめな表
示となるなどの不具合がある。
発明が解決しようとする課題 すなわち従来例では、磁気テープに記録されている時
間データを回転ヘツドによつて適正に読み取ることがで
きない場合、再生速度に対応する経過時間に関する時間
データの表示がでたらめになり、使用性が極めて低いと
いう課題を有している。
間データを回転ヘツドによつて適正に読み取ることがで
きない場合、再生速度に対応する経過時間に関する時間
データの表示がでたらめになり、使用性が極めて低いと
いう課題を有している。
本発明の目的は上述の技術的課題を解消し、記録媒体
に記録された時間データを予め定める形式で読み取る事
態が困難となる場合であつても、実際の再生経過時間と
可及的に近似する時間データを表示することができ、使
用性が格段に向上された時間データ表示装置を提供する
ことである。
に記録された時間データを予め定める形式で読み取る事
態が困難となる場合であつても、実際の再生経過時間と
可及的に近似する時間データを表示することができ、使
用性が格段に向上された時間データ表示装置を提供する
ことである。
課題を解決するための手段 本発明は、時間データ読取り手段により記録媒体に情
報の記録順に従って記録された時間データを読取り、当
該時間データを表示手段に表示する時間データ表示装置
において、 通常の記録媒体の走行速度に対する現在の倍速率を検
出する倍速率検出手段と、 記録媒体の走行状態として、定常状態または倍速率が
変動する状態である過渡状態を検出する走行状態検出手
段と、 該走行状態に応じ、該倍速率とに基づいて所定時間に
おける時間データの変化量を算出する時間データ変化量
算出手段と、 過去の時間データと該時間データ変化量とに基づいて
現在の時間データを求め、当該現在の時間データを表示
手段に表示させる時間データ処理手段とを有することを
特徴とする時間データ表示装置である。
報の記録順に従って記録された時間データを読取り、当
該時間データを表示手段に表示する時間データ表示装置
において、 通常の記録媒体の走行速度に対する現在の倍速率を検
出する倍速率検出手段と、 記録媒体の走行状態として、定常状態または倍速率が
変動する状態である過渡状態を検出する走行状態検出手
段と、 該走行状態に応じ、該倍速率とに基づいて所定時間に
おける時間データの変化量を算出する時間データ変化量
算出手段と、 過去の時間データと該時間データ変化量とに基づいて
現在の時間データを求め、当該現在の時間データを表示
手段に表示させる時間データ処理手段とを有することを
特徴とする時間データ表示装置である。
また本発明は、前記時間データ変化量算出手段は、前
記走行状態が前記定常状態である場合には、所定の経過
時間と前記倍速率とに基づいて時間データ変化量を算出
する手段であることを特徴とする。
記走行状態が前記定常状態である場合には、所定の経過
時間と前記倍速率とに基づいて時間データ変化量を算出
する手段であることを特徴とする。
また本発明は、前記時間データ変化量算出手段は、前
記走行状態が前記過渡状態である場合には、過去の時間
データの変化量と前記倍速率とに基づいて時間データ変
化量を算出する手段であることを特徴とする。
記走行状態が前記過渡状態である場合には、過去の時間
データの変化量と前記倍速率とに基づいて時間データ変
化量を算出する手段であることを特徴とする。
作 用 本発明に従えば、走行状態検出手段によって記録媒体
の走行状態、たとえば倍速率が一定である定常走行状態
または倍速率が変動する過渡状態を検出するとともに、
倍速率検出手段によって通常の記録媒体の走行速度に対
する現在の倍速率を検出し、これによって、検出された
走行状態と検出された倍速率とに基づき、所定時間にお
ける時間データの変化量を算出して、過去の時間データ
と時間データ変化量とに基づいて、現在の時間データを
求め、表示手段によって表示する。したがって記録媒体
に記録された時間データを予め定める形式で読み取る事
態が困難となる場合であっても、実際の再生経過時間と
可及的に近似する時間データを表示することができ、使
用性を格段に向上することができる。
の走行状態、たとえば倍速率が一定である定常走行状態
または倍速率が変動する過渡状態を検出するとともに、
倍速率検出手段によって通常の記録媒体の走行速度に対
する現在の倍速率を検出し、これによって、検出された
走行状態と検出された倍速率とに基づき、所定時間にお
ける時間データの変化量を算出して、過去の時間データ
と時間データ変化量とに基づいて、現在の時間データを
求め、表示手段によって表示する。したがって記録媒体
に記録された時間データを予め定める形式で読み取る事
態が困難となる場合であっても、実際の再生経過時間と
可及的に近似する時間データを表示することができ、使
用性を格段に向上することができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例のDAT装置1のブロツク図
である。DAT装置1は、記録媒体である磁気テープ2か
ら本来再生すべきデータや再生すべき動作に用いる制御
データなどを読み取る回転ヘツド3を備えており、回転
ヘツド3から読み取られた信号は波形整形処理などを行
う信号処理回路4を経て、たとえばマイクロプロセツサ
などを含んで構成される制御回路5に入力される。一
方、回転ヘツド3には、回転ヘツド3の回転数に対応す
る周波数の回転数パルスPGを発生して、回転ヘツド3の
回転数を検出する回転数検出部6が備えられ、その出力
は、やはり波形整形などを行う信号処理回路7を経て、
制御回路5に入力される。
である。DAT装置1は、記録媒体である磁気テープ2か
ら本来再生すべきデータや再生すべき動作に用いる制御
データなどを読み取る回転ヘツド3を備えており、回転
ヘツド3から読み取られた信号は波形整形処理などを行
う信号処理回路4を経て、たとえばマイクロプロセツサ
などを含んで構成される制御回路5に入力される。一
方、回転ヘツド3には、回転ヘツド3の回転数に対応す
る周波数の回転数パルスPGを発生して、回転ヘツド3の
回転数を検出する回転数検出部6が備えられ、その出力
は、やはり波形整形などを行う信号処理回路7を経て、
制御回路5に入力される。
制御回路5は、回転ヘツド3から読み取られる制御デ
ータの内、磁気テープ2の再生開始時から終了時に至る
全体に亘つて、予め定める基準再生速度における再生経
過時間を表す時間データを読取り、これをたとえば液晶
表示装置などの表示装置8に表示制御回路9を介して表
示させる。また制御回路5には、前記回転ヘツド3を回
転駆動するヘツド用モータ10と、磁気テープ2の走行速
度を規定するキヤプスタン用モータ11とをそれぞれ回転
駆動する駆動回路12,13が接続される。
ータの内、磁気テープ2の再生開始時から終了時に至る
全体に亘つて、予め定める基準再生速度における再生経
過時間を表す時間データを読取り、これをたとえば液晶
表示装置などの表示装置8に表示制御回路9を介して表
示させる。また制御回路5には、前記回転ヘツド3を回
転駆動するヘツド用モータ10と、磁気テープ2の走行速
度を規定するキヤプスタン用モータ11とをそれぞれ回転
駆動する駆動回路12,13が接続される。
本実施例では、磁気テープ2に記録されている前記時
間データを回転ヘツド3で読み取るに際して、たとえば
磁気テープ2を早送り方向あるいは巻戻し方向に高速サ
ーチ処理などを行う際などに、前記時間データが回転ヘ
ツド3では、適正に読み取れなくなる場合に、前記制御
回路5がそれまでに適正に読み取っていた時間データ
と、現在の磁気テープ2の走行速度とから前記磁気テー
プ2の再生経過時間の進行速度を判定し、これにより実
際の再生経過時間と可及的に近似する演算による再生経
過時間を表示しようとするものである。
間データを回転ヘツド3で読み取るに際して、たとえば
磁気テープ2を早送り方向あるいは巻戻し方向に高速サ
ーチ処理などを行う際などに、前記時間データが回転ヘ
ツド3では、適正に読み取れなくなる場合に、前記制御
回路5がそれまでに適正に読み取っていた時間データ
と、現在の磁気テープ2の走行速度とから前記磁気テー
プ2の再生経過時間の進行速度を判定し、これにより実
際の再生経過時間と可及的に近似する演算による再生経
過時間を表示しようとするものである。
第2図は、本実施例の全体の動作を説明するフローチ
ヤートである。ステツプa1では、制御回路5は回転数検
出部6からの回転数パルスPGを計測し、ステツプa2では
予め定める時間内に計測された回転数パルスPGの数に基
づいて、回転ヘツド3の回転数Nを演算する。ステツプ
a3では、たとえば1倍速などとして、予め定める磁気テ
ープ2の基準走行速度に対応する回転ヘツド3の基準回
転数N0に対して、前記演算された回転数Nの倍速率n
を、 n=N/N0 …(1) として判定する。
ヤートである。ステツプa1では、制御回路5は回転数検
出部6からの回転数パルスPGを計測し、ステツプa2では
予め定める時間内に計測された回転数パルスPGの数に基
づいて、回転ヘツド3の回転数Nを演算する。ステツプ
a3では、たとえば1倍速などとして、予め定める磁気テ
ープ2の基準走行速度に対応する回転ヘツド3の基準回
転数N0に対して、前記演算された回転数Nの倍速率n
を、 n=N/N0 …(1) として判定する。
ステツプa4では、前記倍速率nが予め定める倍速率n0
以上であるか否かを判断する。判断が否定であれば、ス
テツプa5で詳しくは後述する第1動作モードでの処理を
行う。ステツプa4の判断が肯定であれば、ステツプa6に
移り、詳しくは後述する第2動作モードでの動作を行
う。ここにいう第2動作モードは、制御回路5が磁気テ
ープ2に関する前述した高速サーチ処理を行う場合、前
記倍速率nがある程度以上大きいと、磁気テープ2から
回転ヘツド3が前述した時間データを読み取ることが困
難になる場合が多く、したがつて当初適正に読み取られ
ている時間データに基づいて、時間データの読取りが不
能となつたタイミング以降、前記時間データを全て演算
で算出しようとするものである。
以上であるか否かを判断する。判断が否定であれば、ス
テツプa5で詳しくは後述する第1動作モードでの処理を
行う。ステツプa4の判断が肯定であれば、ステツプa6に
移り、詳しくは後述する第2動作モードでの動作を行
う。ここにいう第2動作モードは、制御回路5が磁気テ
ープ2に関する前述した高速サーチ処理を行う場合、前
記倍速率nがある程度以上大きいと、磁気テープ2から
回転ヘツド3が前述した時間データを読み取ることが困
難になる場合が多く、したがつて当初適正に読み取られ
ている時間データに基づいて、時間データの読取りが不
能となつたタイミング以降、前記時間データを全て演算
で算出しようとするものである。
一方、第1動作モードは、磁気テープ2の走行速度が
比較的低い倍速率nであつて、しかもテープの走行速度
が定常状態である場合には、前記第2動作モードで再生
処理を行い、磁気テープ2の走行速度すなわち倍速率が
変動する場合には、前述したように時間データの磁気テ
ープ2からの読取りが困難な場合には、これを演算で推
定しつつ、時間データが適正に読取られた場合には、読
取られた時間データで前記演算結果を補正する動作モー
ドで再生動作を行う。
比較的低い倍速率nであつて、しかもテープの走行速度
が定常状態である場合には、前記第2動作モードで再生
処理を行い、磁気テープ2の走行速度すなわち倍速率が
変動する場合には、前述したように時間データの磁気テ
ープ2からの読取りが困難な場合には、これを演算で推
定しつつ、時間データが適正に読取られた場合には、読
取られた時間データで前記演算結果を補正する動作モー
ドで再生動作を行う。
このような動作が可能となる原理について説明する。
第3図は、磁気テープ2の走行速度(倍速率)と回転ヘ
ツド3の回転数との関係を示すグラフである。磁気テー
プ2と回転ヘツド3とは、予め定める一定の相対速度VR
を有するように規格化されている。このため磁気テープ
2が前進方向あるいは巻戻し方向にn倍速すなわち走行
速度VTで走行する場合、走行速度VTは、 ドラム径30φのとき VT:テープスピード VH:ヘツドスピード θ0:静止リード角 VR:相対速度 と表示されることが知られている。したがつてこの走行
速度VTと回転ヘツド3の回転数Nとはラインl14に示す
ような線形な関係を有することになる。ここで、倍速率
n=1のときの回転ヘツド3の回転速度Nは、例として
2000rpmを想定する。
第3図は、磁気テープ2の走行速度(倍速率)と回転ヘ
ツド3の回転数との関係を示すグラフである。磁気テー
プ2と回転ヘツド3とは、予め定める一定の相対速度VR
を有するように規格化されている。このため磁気テープ
2が前進方向あるいは巻戻し方向にn倍速すなわち走行
速度VTで走行する場合、走行速度VTは、 ドラム径30φのとき VT:テープスピード VH:ヘツドスピード θ0:静止リード角 VR:相対速度 と表示されることが知られている。したがつてこの走行
速度VTと回転ヘツド3の回転数Nとはラインl14に示す
ような線形な関係を有することになる。ここで、倍速率
n=1のときの回転ヘツド3の回転速度Nは、例として
2000rpmを想定する。
第4図は、磁気テープ2の再生時間と磁気テープ2の
走行速度に対応して変化する表示装置8に表示される時
間データとの関係を示すグラフである。期間T1は、磁気
テープ2はたとえばn1倍速で走行し、期間T2では磁気テ
ープ2は、前記n2倍速より大きなn2倍速で走行する。し
たがつて期間T1,T2のいずれにおいても微少な経過時間
Δt毎に演算されるう時間データTDiは、 TDi=TDi-1+ΔT・n …(3) のように演算される。
走行速度に対応して変化する表示装置8に表示される時
間データとの関係を示すグラフである。期間T1は、磁気
テープ2はたとえばn1倍速で走行し、期間T2では磁気テ
ープ2は、前記n2倍速より大きなn2倍速で走行する。し
たがつて期間T1,T2のいずれにおいても微少な経過時間
Δt毎に演算されるう時間データTDiは、 TDi=TDi-1+ΔT・n …(3) のように演算される。
第5図は、第2図のステツプa6の第2動作モードの詳
細を説明するフローチヤートである。第5図ステツプb1
では、回転ヘツド3による磁気テープ2からのデータ中
の時間データが適正に読み取られているかどうかを判断
する。読み取られていなければステツプb2に移り、たと
えば高速サーチ処理以前において磁気テープ2が予め定
める基準走行速度で走行している際の経過時間データ変
化率Δtと高速サーチ時の倍速率nとから、高速サーチ
時の経過時間率Δt′を、 Δt′=Δt・n …(4) として演算する。ステツプb3では、すでに読み取られた
時間データTDと、前記時間データの変化率Δt′とから
高速サーチ処理中の現在の時間データTD′を、 TD′=TD+Δt′ …(5) として演算する。
細を説明するフローチヤートである。第5図ステツプb1
では、回転ヘツド3による磁気テープ2からのデータ中
の時間データが適正に読み取られているかどうかを判断
する。読み取られていなければステツプb2に移り、たと
えば高速サーチ処理以前において磁気テープ2が予め定
める基準走行速度で走行している際の経過時間データ変
化率Δtと高速サーチ時の倍速率nとから、高速サーチ
時の経過時間率Δt′を、 Δt′=Δt・n …(4) として演算する。ステツプb3では、すでに読み取られた
時間データTDと、前記時間データの変化率Δt′とから
高速サーチ処理中の現在の時間データTD′を、 TD′=TD+Δt′ …(5) として演算する。
ステツプb4では、このように演算された時間データT
D′に関して、表示装置8に表示するタイミングである
か否かを判定し、否定であればステツプb2に戻る。肯定
であればステツプb5で表示処理を実行する。一方、ステ
ツプb1の判断が肯定であれば、DAT装置1は基準走行速
度または比較的低い倍速率nの状態であり、前記ステツ
プb3に移り、表示装置8で表示される第5式に示される
表示時間データTD′として磁気テープ2から読み取られ
た時間データを採用する。
D′に関して、表示装置8に表示するタイミングである
か否かを判定し、否定であればステツプb2に戻る。肯定
であればステツプb5で表示処理を実行する。一方、ステ
ツプb1の判断が肯定であれば、DAT装置1は基準走行速
度または比較的低い倍速率nの状態であり、前記ステツ
プb3に移り、表示装置8で表示される第5式に示される
表示時間データTD′として磁気テープ2から読み取られ
た時間データを採用する。
前記第5図のフローチヤートで説明した処理を、第6
図を参照してさらに説明する。前述したように磁気テー
プ2の走行速度すなわち倍速率nと、回転ヘツド3の回
転数mとは、第6図(1)のライン17に示されるように
線形な関係にある。このとき第6図(2)に示されるよ
うに、倍速率n=1のときの適正に読み取られた時間デ
ータを表すライン18上の時間データaに対して、倍速率
n=10となつたときの時間データTD1′は、仮想直線19
を用いて、 TD1′=a+Δt・10 …(6) として演算される。また実時間T2に対応する倍速率n=
100のときの時間データTD2′は、直前の演算された時間
データT1′ TD2′=TD1′+Δt・100 …(7) のように定められる。
図を参照してさらに説明する。前述したように磁気テー
プ2の走行速度すなわち倍速率nと、回転ヘツド3の回
転数mとは、第6図(1)のライン17に示されるように
線形な関係にある。このとき第6図(2)に示されるよ
うに、倍速率n=1のときの適正に読み取られた時間デ
ータを表すライン18上の時間データaに対して、倍速率
n=10となつたときの時間データTD1′は、仮想直線19
を用いて、 TD1′=a+Δt・10 …(6) として演算される。また実時間T2に対応する倍速率n=
100のときの時間データTD2′は、直前の演算された時間
データT1′ TD2′=TD1′+Δt・100 …(7) のように定められる。
第7図は、第2図のステツプa5を説明するグラフであ
る。磁気テープ2の走行速度を倍速率n1からn2に変化さ
せて持続し、つぎに倍速率n1に復帰させる場合を想定す
る。このとき倍速率n1,n2における定常状態である期間W
1,W3,W5では、各定常期間の最初に適正に読み取られた
時間データがあれば、各定常期間内では第5図を参照し
て説明した第2動作モードによる表示時間データの推定
を行えば実際の時間データと一致する演算結果を得るこ
とができる。
る。磁気テープ2の走行速度を倍速率n1からn2に変化さ
せて持続し、つぎに倍速率n1に復帰させる場合を想定す
る。このとき倍速率n1,n2における定常状態である期間W
1,W3,W5では、各定常期間の最初に適正に読み取られた
時間データがあれば、各定常期間内では第5図を参照し
て説明した第2動作モードによる表示時間データの推定
を行えば実際の時間データと一致する演算結果を得るこ
とができる。
一方、各定常期間W1,W3,W5の間の期間W2,W4は倍速率
nが変動する期間である。このような場合、線形近似演
算を行う第5図の推定方法では演算された時間データと
実際の時間データとの乖離が大きくなる。したがつてこ
のような状態が想定される場合には、第8図のフローチ
ヤートに示される第1動作モード処理を行う。
nが変動する期間である。このような場合、線形近似演
算を行う第5図の推定方法では演算された時間データと
実際の時間データとの乖離が大きくなる。したがつてこ
のような状態が想定される場合には、第8図のフローチ
ヤートに示される第1動作モード処理を行う。
第8図ステツプc1では、倍速率nが変動しているか否
かを判定する。変動していなければ第5図に示す第2動
作モードを実行する。ステツプc1の判断が肯定であれ
ば、ステツプc2に移り、回転ヘツド3によつて磁気テー
プ2から読み取られる時間データを制御回路5がサンプ
リングするタイミングを待つ。サンプリング時間になる
とステツプc3に移り、回転ヘツド3から時間データを読
み取る。ステツプc4では、この読み取られた時間データ
が規格化されている適正な形式であるか否かを判断す
る。この判断が肯定であれば、前回サンプリングタイミ
ングでの時間データD0を、前々回サンプリング時の時間
データD1に設定し、ステツプc6では今回サンプリングさ
れた時間データDを前回サンプリングされた時間データ
D0に設定する。
かを判定する。変動していなければ第5図に示す第2動
作モードを実行する。ステツプc1の判断が肯定であれ
ば、ステツプc2に移り、回転ヘツド3によつて磁気テー
プ2から読み取られる時間データを制御回路5がサンプ
リングするタイミングを待つ。サンプリング時間になる
とステツプc3に移り、回転ヘツド3から時間データを読
み取る。ステツプc4では、この読み取られた時間データ
が規格化されている適正な形式であるか否かを判断す
る。この判断が肯定であれば、前回サンプリングタイミ
ングでの時間データD0を、前々回サンプリング時の時間
データD1に設定し、ステツプc6では今回サンプリングさ
れた時間データDを前回サンプリングされた時間データ
D0に設定する。
ステツプc7では、表示装置8に表示するタイミングで
あるか否かを判断し、表示タイミングでなければステツ
プc2に戻り、前述の処理を繰り返す。ステツプc7の判断
が肯定であれば、ステツプc8に移り、前記時間データD0
を表示装置8に表示する。
あるか否かを判断し、表示タイミングでなければステツ
プc2に戻り、前述の処理を繰り返す。ステツプc7の判断
が肯定であれば、ステツプc8に移り、前記時間データD0
を表示装置8に表示する。
一方、前記ステツプc4の判断が否定であれば、ステツ
プc9に移り、前回サンプリングした時間データD0と前々
回サンプリングした時間データD1とから、下式に基づい
て、今回のサンプリングタイミングにおける推定時間デ
ータTD′を演算する。
プc9に移り、前回サンプリングした時間データD0と前々
回サンプリングした時間データD1とから、下式に基づい
て、今回のサンプリングタイミングにおける推定時間デ
ータTD′を演算する。
TD′=D0+(D0−D1)・n …(8) この後、処理はステツプc5に戻り、前述の処理を繰り
返す。
返す。
第9図は、第8図のフローチヤートによる処理を説明
するグラフである。第9図の実線で示すライン15は、磁
気テープ2から全ての時間データが適正に読み取られた
場合の時間データの変化を示し、破線で示すラインl16
は、第8図のフローチヤートに基づく補正を伴う推定演
算を行つた場合の時間データの変化を示すグラフであ
る。
するグラフである。第9図の実線で示すライン15は、磁
気テープ2から全ての時間データが適正に読み取られた
場合の時間データの変化を示し、破線で示すラインl16
は、第8図のフローチヤートに基づく補正を伴う推定演
算を行つた場合の時間データの変化を示すグラフであ
る。
実時間に沿う時刻t1で時間データ2が、倍速率n1で再
生を開始され、その後のサンプリング時刻t1〜t4では、
適正な時間データが得られている場合を想定する。時刻
t4で高速サーチ処理が開始され、時刻t8でn2の定常速度
に到達している。ここで時刻t5,t6のサンプリングタイ
ミングでは、時間データの適正な読み取りが不能であつ
た場合、ラインl16aに示されるように前記第4式および
第5式による時間データTD′の推定を行う。
生を開始され、その後のサンプリング時刻t1〜t4では、
適正な時間データが得られている場合を想定する。時刻
t4で高速サーチ処理が開始され、時刻t8でn2の定常速度
に到達している。ここで時刻t5,t6のサンプリングタイ
ミングでは、時間データの適正な読み取りが不能であつ
た場合、ラインl16aに示されるように前記第4式および
第5式による時間データTD′の推定を行う。
時刻t7で時間データが適正に読み取られた場合、この
読み取られた時間データを表示装置8に表示する時間デ
ータとして採用すると共に、つぎのサンプリングタイミ
ングである時刻t9で、時間データの読み取りが不能とな
つた場合、時刻t7で適正に読み取られた時間データを用
いて、推定時間データの変化を表すラインl16aをライン
l16bのように補正する。また時刻t10で、もう一度時間
データが適正に読み取られた場合、これ以降の推定時間
データの補正も同様にラインl16bからラインl16cへ行わ
れる。
読み取られた時間データを表示装置8に表示する時間デ
ータとして採用すると共に、つぎのサンプリングタイミ
ングである時刻t9で、時間データの読み取りが不能とな
つた場合、時刻t7で適正に読み取られた時間データを用
いて、推定時間データの変化を表すラインl16aをライン
l16bのように補正する。また時刻t10で、もう一度時間
データが適正に読み取られた場合、これ以降の推定時間
データの補正も同様にラインl16bからラインl16cへ行わ
れる。
このようにして本実施例に従えば、磁気テープ2から
時間データの読み取りが不能である場合であつても、す
でに適正に読み取られている時間データを用いて、読み
取られるべき時間データを推定して表示装置8に表示す
るようにしている。これにより表示装置8にでたらめな
時間データが表示される事態が防止され、DAT装置1の
使用性が格段に向上される。
時間データの読み取りが不能である場合であつても、す
でに適正に読み取られている時間データを用いて、読み
取られるべき時間データを推定して表示装置8に表示す
るようにしている。これにより表示装置8にでたらめな
時間データが表示される事態が防止され、DAT装置1の
使用性が格段に向上される。
前記実施例では、第2図のステツプa2,a3で回転ヘツ
ドの回転数Nから倍速率nを計算で求めるようにしたけ
れども、たとえばリードオンリメモリ(ROM)のアドレ
スと当該アドレスに記憶されているデータとの対応関係
を、前記回転数と倍速率との関係に設定することによ
り、いわゆるマツプを用いて速やかに倍速率を求めるよ
うにしてもよい。また、たとえば第8図のステツプc9で
は過去の2つの時間データを用いて線形近似を行つてい
るが、3つ以上のデータで3次以上の近似処理を行うよ
うにしてもよい。
ドの回転数Nから倍速率nを計算で求めるようにしたけ
れども、たとえばリードオンリメモリ(ROM)のアドレ
スと当該アドレスに記憶されているデータとの対応関係
を、前記回転数と倍速率との関係に設定することによ
り、いわゆるマツプを用いて速やかに倍速率を求めるよ
うにしてもよい。また、たとえば第8図のステツプc9で
は過去の2つの時間データを用いて線形近似を行つてい
るが、3つ以上のデータで3次以上の近似処理を行うよ
うにしてもよい。
発明の効果 本発明によれば、記録媒体の再生中に、走行状態検出
手段によって記録媒体の定常状態または過渡状態を検出
するとともに、倍速率検出手段によって通常の記録媒体
の走行速度に対する現在の倍速率を検出し、これによっ
て、この走行状態に応じ、倍速率とに基づいて所定時間
における時間データの変化量を算出し、過去の時間デー
タと該時間データ変化量とに基づいて現在の時間データ
を求め、表示手段に表示させるので、記録媒体に記録さ
れた時間データを予め定める形式で読み取る事態が困難
となる場合であっても、実際の再生経過時間と可及的に
近似する時間データを表示することができ、使用性が格
段に向上される。
手段によって記録媒体の定常状態または過渡状態を検出
するとともに、倍速率検出手段によって通常の記録媒体
の走行速度に対する現在の倍速率を検出し、これによっ
て、この走行状態に応じ、倍速率とに基づいて所定時間
における時間データの変化量を算出し、過去の時間デー
タと該時間データ変化量とに基づいて現在の時間データ
を求め、表示手段に表示させるので、記録媒体に記録さ
れた時間データを予め定める形式で読み取る事態が困難
となる場合であっても、実際の再生経過時間と可及的に
近似する時間データを表示することができ、使用性が格
段に向上される。
また本発明によれば、時間データの変化量は定常状態
では、所定の経過時間と倍速率とに基づいて時間データ
の変化量を算出し、また倍速率が変動する過渡状態では
過去の時間データの変化量と倍速率とに基づいて時間デ
ータの変化量を算出し、このようにして読取りが困難な
場合であっても、実際の経過時間に可及的に近似した時
間データを得ることができる。
では、所定の経過時間と倍速率とに基づいて時間データ
の変化量を算出し、また倍速率が変動する過渡状態では
過去の時間データの変化量と倍速率とに基づいて時間デ
ータの変化量を算出し、このようにして読取りが困難な
場合であっても、実際の経過時間に可及的に近似した時
間データを得ることができる。
第1図は本発明の一実施例のDAT装置1のブロツク図、
第2図は本実施例の動作を全体を説明するフローチヤー
ト、第3図は倍速率と回転ヘツド3の回転数Nとを示す
グラフ、第4図は表示データの時間経過に伴う変化を示
すグラフ、第5図は第2動作モードの処理内容を示すフ
ローチヤート、第6図は第2動作モードの動作内容を説
明するグラフ、第7図は第1動作モードの動作内容を説
明するグラフ、第8図は第1動作モードの動作内容を説
明するフローチヤート、第9図は本実施例の特性を説明
するグラフである。 1……DAT装置、2……磁気テープ、3……回転ヘツ
ド、5……制御回路、6……回転数検出部、8……表示
装置
第2図は本実施例の動作を全体を説明するフローチヤー
ト、第3図は倍速率と回転ヘツド3の回転数Nとを示す
グラフ、第4図は表示データの時間経過に伴う変化を示
すグラフ、第5図は第2動作モードの処理内容を示すフ
ローチヤート、第6図は第2動作モードの動作内容を説
明するグラフ、第7図は第1動作モードの動作内容を説
明するグラフ、第8図は第1動作モードの動作内容を説
明するフローチヤート、第9図は本実施例の特性を説明
するグラフである。 1……DAT装置、2……磁気テープ、3……回転ヘツ
ド、5……制御回路、6……回転数検出部、8……表示
装置
Claims (3)
- 【請求項1】時間データ読取り手段により記録媒体に情
報の記録順に従って記録された時間データを読取り、当
該時間データを表示手段に表示する時間データ表示装置
において、 通常の記録媒体の走行速度に対する現在の倍速率を検出
する倍速率検出手段と、 記録媒体の走行状態として、定常状態または倍速率が変
動する状態である過渡状態を検出する走行状態検出手段
と、 該走行状態に応じ、該倍速率とに基づいて所定時間にお
ける時間データの変化量を算出する時間データ変化量算
出手段と、 過去の時間データと該時間データ変化量とに基づいて現
在の時間データを求め、当該現在の時間データを表示手
段に表示させる時間データ処理手段とを有することを特
徴とする時間データ表示装置。 - 【請求項2】前記時間データ変化量算出手段は、前記走
行状態が前記定常状態である場合には、所定の経過時間
と前記倍速率とに基づいて時間データ変化量を算出する
手段であることを特徴とする請求項1記載の時間データ
表示装置。 - 【請求項3】前記時間データ変化量算出手段は、前記走
行状態が前記過渡状態である場合には、過去の時間デー
タの変化量と前記倍速率とに基づいて時間データ変化量
を算出する手段であることを特徴とする請求項1記載の
時間データ表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32666490A JP3155546B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 時間データ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32666490A JP3155546B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 時間データ表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04192172A JPH04192172A (ja) | 1992-07-10 |
JP3155546B2 true JP3155546B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=18190290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32666490A Expired - Fee Related JP3155546B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 時間データ表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3155546B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP32666490A patent/JP3155546B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04192172A (ja) | 1992-07-10 |
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