JP3155211U - 対戦式英語学習ゲーム用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】柔軟な思考力の育成、英語学習効果と学習意欲を高めることを可能にするゲーム用具を提供する。【解決手段】薄板体に縦に9個のマス目、横に9個のマス目を備えた合計81個のマス目の盤面を形成したこと、当該盤面上を移動する表裏同じアルファベット1文字を印した薄板体の44枚の駒を備えた。思考力を働かせて乗り越えなければならない障害部分を盤面に設定し、駒に設けた障害としては対戦する双方の持ち駒をアルファベット全数の26に満たないAとEを2枚づつ含むアルファベット文字20字計駒数にして22枚、さらに対戦者の一方にあって他方にない子音が双方とも6アルファベット含まれるように形成した。【選択図】図4
Description
本考案は、ばらばらのアルファベットを盤面上で移動させながら縦列または斜め縦列に英単語を作り、出来た英単語の語頭を相手陣内に侵入させることで思考力を培いながら英語をゲームとして楽しむ英語学習ゲーム用具に関する。
従来からさまざまな表示内容で構成されたチップを利用して、対戦者が1人対1人で勝負をするゲームが知られている。例えば、将棋、囲碁、オセロ、などがそれである。
しかしながら、これらのゲーム用具はゲームの勝ち負に拘るあまり、言語活動を豊かにしたり学習意欲を刺激したりする本来ゲームに期待し得たはずの二次的な効果を発揮する要素がほとんど見られないという難点があった。
そこで本考案は、上記のような従来からの公知、公用のゲームを参考にするとともに、それらをさらに発展させて、柔軟な思考力の育成、英語学習効果と学習意欲を高めることを可能にするゲーム用具を提供することを課題とする。
上記の課題を解決することを目的としてなされた本考案英語学習ゲーム用具の構成は、思考力を働かせて乗り越えなければならない障害部分を盤面に設定したこと、駒に設けた障害としては対戦する双方の持ち駒をアルファベット全数の26に満たないAとEを2枚づつ含むアルファベット文字20字計駒数にして22枚、さらに対戦者の一方にあって他方にない子音が双方とも6アルファベット含まれるように形成したこと、早く英単語を5個以上作らないと勝てないというルールを設定したことを特徴とするものである。
上記の双方のアルファベット駒22枚のうちA駒1枚には他の駒にない有利な機能を付与しアステリスクを付して形成したこと、すべての駒の裏面に表面と異なる印字で表面と同じアルファベットを印して形成したことで駒の使い方を多様化することができる。
本案件は盤面に駒の進行を妨げるマス目を形成したこと、対戦者双方の持ち駒数をアルファベット26字に満たない22枚としたこと、22枚の駒のうち6アルファベットは相手にあって自分にない駒としたことで、英単語を作りながら語頭を相手陣に侵入させるには緻密な予測能力とステップを踏んで目標を達成する柔軟な思考力が要求され、英単語語彙を豊かにすることと併せて思考力を向上させる戦略的なゲームを行うことができる。
次に本考案対戦式英語学習ゲーム用具の実施の形態例について、図と表を参照しながら説明する。表1は対戦者2人にそれぞれ配分されるアルファベットの一覧表であり、図1は駒(表面)、図2は駒(裏面)、図3はゲームが展開する盤面の構成、また、図4〜図9は基本的なルールを説明している。
表1の対戦者双方に配分されるアルファベットの駒1は図1で説明しているとおり厚さ2ミリ、縦横28ミリ×22ミリ前後の大きさ(木片または厚紙)で、駒表面にアルファベット1文字が赤と青の2色に色分けして印されている。図2は図1の裏面を表しており、一瞥して3裏面であることがわかるように、表面のアルファベットの文字色と同じ色を地色とし表面と同じアルファベット1文字が白抜きで印されている。図3はゲームが行われる盤面5の構成で縦横各9マス、合計81マスからなり、マス目の大きさは駒1が収まる縦横30ミリ×24ミリ前後とする。対戦する両者は一番手前の水平のマス9個を陣6とし、陣内の中央1マスは本陣7、双方それぞれの陣を守るために城壁8を備える。その他のマスはフリーゾーン9となっている。
表1の対戦者双方に配分されるアルファベットの駒1は図1で説明しているとおり厚さ2ミリ、縦横28ミリ×22ミリ前後の大きさ(木片または厚紙)で、駒表面にアルファベット1文字が赤と青の2色に色分けして印されている。図2は図1の裏面を表しており、一瞥して3裏面であることがわかるように、表面のアルファベットの文字色と同じ色を地色とし表面と同じアルファベット1文字が白抜きで印されている。図3はゲームが行われる盤面5の構成で縦横各9マス、合計81マスからなり、マス目の大きさは駒1が収まる縦横30ミリ×24ミリ前後とする。対戦する両者は一番手前の水平のマス9個を陣6とし、陣内の中央1マスは本陣7、双方それぞれの陣を守るために城壁8を備える。その他のマスはフリーゾーン9となっている。
次に、上記構成の本考案のゲーム運びを説明する。
1.ジャンケンで先手を決めて駒を選ぶ
対戦者はジャンケンで勝ったほうが先手を取り、まず赤、青どちらかの駒を選ぶ。双方
N、O、R、S、T、U、Wは双方に共通に配分されるアルファベットで、赤だけの子音アルファベットはB、G、J、P、V、Y、青だけの子音アルファベットはC、H、K、Q、X、Zとなっている。
2.駒を盤に並べる
図4のように両者は手持ち22枚の駒のうち、母音駒7枚を自陣の左2マス目からアルファベット順に並べ、次に子音15駒の中から自由に9駒を選んで母音の上に下から5駒、3駒、1駒の順でピラミット状になるように自由に配置する。残り6枚の駒は持ち駒10である。
3.勝敗
両者は駒を並べ終わったら、先手から交互に駒を進め図5のように英単語を作って語頭のアルファベットが相手陣6に入ると1点取得、中央の本陣7に入れば2点取得することができ、対戦者のどちらかが合計6点を先取した時点で勝負が決する。
1.ジャンケンで先手を決めて駒を選ぶ
対戦者はジャンケンで勝ったほうが先手を取り、まず赤、青どちらかの駒を選ぶ。双方
N、O、R、S、T、U、Wは双方に共通に配分されるアルファベットで、赤だけの子音アルファベットはB、G、J、P、V、Y、青だけの子音アルファベットはC、H、K、Q、X、Zとなっている。
2.駒を盤に並べる
図4のように両者は手持ち22枚の駒のうち、母音駒7枚を自陣の左2マス目からアルファベット順に並べ、次に子音15駒の中から自由に9駒を選んで母音の上に下から5駒、3駒、1駒の順でピラミット状になるように自由に配置する。残り6枚の駒は持ち駒10である。
3.勝敗
両者は駒を並べ終わったら、先手から交互に駒を進め図5のように英単語を作って語頭のアルファベットが相手陣6に入ると1点取得、中央の本陣7に入れば2点取得することができ、対戦者のどちらかが合計6点を先取した時点で勝負が決する。
次に本考案における駒の進め方のルールについて説明する。
4.駒の進め方
駒は図6のように前方と左右斜め前方に空いたマスがあるときだけ1マス進むことができる。相手の城壁8に入るとその場からの移動は不可となり駒を裏返すが、図8のように単語を構成する1アルファベットとして活用することができる。また語頭のアルファベットは相手の陣6または相手の7本陣に入った場合も移動不可となり、その駒を語頭とする単語が完成したときには裏返す。図7のように前方または左右斜め前方に自他の駒に関係なく1列に連続する駒がありその先に空いたマスがあるとき、最後部の駒は先頭にジャンプすることができる。その先にさらに駒が続いていても連続してジャンプすることはできない。
3回まではそれをピックアップして1マス進むことができる。また、相手の城壁8及び陣6、本陣7に入っても制約を受けずに進むことができる。
4.駒の進め方
駒は図6のように前方と左右斜め前方に空いたマスがあるときだけ1マス進むことができる。相手の城壁8に入るとその場からの移動は不可となり駒を裏返すが、図8のように単語を構成する1アルファベットとして活用することができる。また語頭のアルファベットは相手の陣6または相手の7本陣に入った場合も移動不可となり、その駒を語頭とする単語が完成したときには裏返す。図7のように前方または左右斜め前方に自他の駒に関係なく1列に連続する駒がありその先に空いたマスがあるとき、最後部の駒は先頭にジャンプすることができる。その先にさらに駒が続いていても連続してジャンプすることはできない。
3回まではそれをピックアップして1マス進むことができる。また、相手の城壁8及び陣6、本陣7に入っても制約を受けずに進むことができる。
次に持ち駒10について説明する。
7.ゲームの開始時に保有していた持ち駒10とピックアップした相手の駒は図9に示す自他の城壁の間のフリーゾーン11に限り空いたマスに1手1駒を打つことができる。打つ駒は自他の駒ともに表面を上にして置く。
7.ゲームの開始時に保有していた持ち駒10とピックアップした相手の駒は図9に示す自他の城壁の間のフリーゾーン11に限り空いたマスに1手1駒を打つことができる。打つ駒は自他の駒ともに表面を上にして置く。
英単語が完成してその語頭のアルファベット1文字が相手陣に入ったときのルールについて説明する。
8.語頭のアルファベット1文字が相手陣6または相手本陣7に入り英単語が完成したときはその英単語を発音しその意味を言わなければならない。対戦者から意味の誤りまたはスペルの誤りを指摘されたときはその時点で勝負は決し、間違いを犯したプレーヤーの負けとなる。英単語に誤りがなく得点したときは、その証として語頭のアルファベットを裏返すとともに、それに続くフリーゾーン9にあるアルファベットをピックアップして再利用するか、盤面5にとどめ他の単語を作るときに再利用するかを決めなければならない。
8.語頭のアルファベット1文字が相手陣6または相手本陣7に入り英単語が完成したときはその英単語を発音しその意味を言わなければならない。対戦者から意味の誤りまたはスペルの誤りを指摘されたときはその時点で勝負は決し、間違いを犯したプレーヤーの負けとなる。英単語に誤りがなく得点したときは、その証として語頭のアルファベットを裏返すとともに、それに続くフリーゾーン9にあるアルファベットをピックアップして再利用するか、盤面5にとどめ他の単語を作るときに再利用するかを決めなければならない。
本考案において対象とする英単語について説明する。英単語はゲーム中のトラブルを最小限にするため、固有名詞を除く英和辞書に掲載されている見出し語ならびに動詞、名詞の不規則変化形に限る。準拠する英和辞書は対戦者間で決める。英単語の長さはアルファベット3文字以上の英単語とする。
対戦者間の英語力の差が大きく、ゲームの楽しさや英語学習意欲をそぐ恐れがある場合の対応について説明する。通常は6点を先取したほうを勝ちとするが、対戦者の間に大きな英語力の差が認められるときは、英語力と思考力の高いほうの対戦者は勝利得点ラインを6点のままに固定し、英語力と思考力の低い方の対戦者は5点、4点、3点など、勝利する先取得点ラインを低く設定することができる。
本考案は以上の通りであって、薄板体に縦に9個のマス目、横に9個のマス目を備えた合計81個のマス目の盤面を形成したこと、盤面に駒の移動を妨げる部分を設けたこと、双方の持ち駒を英字26アルファベット数に満たないAとEを2枚ずつ含むアルファベット文字20字、駒数にして22枚とし、対戦者の一方にあって他方にない子音が双方とも6アルファベット含まれるように構成したことで緊迫した英語ゲームを楽しむことができる。
したがって、本考案対戦式英語学習ゲーム用具は興趣感が得られる英語ゲームを行うことができるばかりでなく、広い年齢層において思考力を強化する能力開発ツールとしても利用することができる。
したがって、本考案対戦式英語学習ゲーム用具は興趣感が得られる英語ゲームを行うことができるばかりでなく、広い年齢層において思考力を強化する能力開発ツールとしても利用することができる。
1 駒
2 アルファベット
3 駒(裏面)
4 白抜きアルファベット
5 盤面
6 陣
7 本陣
8 城壁
9 フリーゾーン
10 ゲーム開始時の持ち駒
11 持ち駒を打つことができるフリーゾーン
2 アルファベット
3 駒(裏面)
4 白抜きアルファベット
5 盤面
6 陣
7 本陣
8 城壁
9 フリーゾーン
10 ゲーム開始時の持ち駒
11 持ち駒を打つことができるフリーゾーン
Claims (4)
- 薄板体に縦に9個のマス目、横に9個のマス目を備えた合計81個のマス目の盤面を形成したこと、当該盤面上を移動する表裏同じアルファベット1文字を印した薄板体の44枚の駒を備えたことを特徴とする2人でプレーする対戦式の英語学習ゲーム用具。
- 対戦する双方の持ち駒は英字全アルファベット数の26に満たないAとEを2枚づつ含むアルファベット文字20字、駒数にして22枚とし、対戦者の一方にあって他方にない子音が双方とも6アルファベット含まれる双方の持ち駒合計44枚で構成した請求項1の対戦式英語学習ゲーム用具。
- すべての駒は表裏を判別しやすくするため裏面には表面の逆版のアルファベット文字を形成し、双方の持ち駒を区別するため赤色でアルファベット文字を印した駒22枚と青色でアルファベット文字を印した駒22枚合計44枚とした請求項1または2の対戦式英語学習ゲーム用具。
- 盤面は格子状にマス目を備え、対戦する双方に陣と陣を守る城壁部分を対象に形成した請求項1の対戦式英語学習ゲーム用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005235U JP3155211U (ja) | 2009-07-06 | 2009-07-06 | 対戦式英語学習ゲーム用具 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2009005235U Expired - Fee Related JP3155211U (ja) | 2009-07-06 | 2009-07-06 | 対戦式英語学習ゲーム用具 |
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JP (1) | JP3155211U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6164563B1 (ja) * | 2016-07-28 | 2017-07-19 | 川崎 宏子 | 学習教材玩具 |
KR102292623B1 (ko) * | 2021-05-06 | 2021-08-23 | 김종창 | 영어 학습게임 진행 장치 |
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2009
- 2009-07-06 JP JP2009005235U patent/JP3155211U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2018015295A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | 川崎 宏子 | 学習教材玩具 |
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