JP3154973U - ケーブルロック装置及びケーブルコネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
図1ないし図4は、本考案の第1実施形態のケーブルロック装置を示す。特に、図1は、本考案の第1実施形態に従ったケーブルロック装置を有するケーブルコネクタの構造を示す図である。図2は、図1のケーブルロック装置のクランプ部材を示す斜視図である。図3は、図2のケーブルロック装置のクランプ部材を示す分解斜視図である。図4は、図1のケーブルロック装置の基部を示す斜視図である。
図5ないし図7は、本考案のケーブルロック装置の第2実施形態を示す。特に、図5は本考案の第2実施形態に従ったケーブルロック装置を有するケーブルコネクタの概略を示し、図6は図5に示されるケーブルロック装置のクランプ部材の斜視図であり、図7は図6に示されるケーブルロック装置のクランプ部材の分解図である。
図8ないし図11は、本考案のケーブルロック装置の第3実施形態を示す。図8ないし図11に示されるように、第3実施形態のケーブルロック装置は、第2実施形態の1対のねじ結合部材4が1対の押圧ロッド11に置換され、第2実施形態の1対のインサート6が1対のリテーナ12に置換された点で、第2実施形態のケーブルロック装置と異なる。簡潔にするために、前の実施形態における要素と類似又は同等の要素の説明は省略する。
本考案の一実施形態に従った図1ないし図5に示されるように、ケーブルコネクタは、上述したケーブルロック装置、ケーブルロック装置に設けられ且つ1対のボルト8により基部1に固定されたカバー7、及び基部1の後部に接続されたケーブルソケットコネクタ9を具備する。
101 第1摺動溝
102 第2摺動溝
103 内壁
104 外壁
105 突出ストリップ
2 摺動部材
201 細長溝
202 弧状板
203,204 側板
205 傾斜係合面
206 係合歯
207 係合凹部
208 案内溝
3 クランプ部材
301 突起
302 傾斜摺動面
304,305 楔板
4 ねじ結合部材
6 インサート
11 押圧ロッド
11a 基部
11b 中空本体
111〜115 環状突起
12 リテーナ
121〜125 溝
S ロック空間
Claims (15)
- 基部と、
該基部に設けられ該基部の底と平行な水平方向に沿って互いに摺動可能である1対の摺動部材と、
該1対の摺動部材と協働してケーブルをロックするためのロック空間を形成するよう構成されたクランプ部材と、
異なる直径を有する前記ケーブルをロックするように、前記クランプ部材及び前記摺動部材に設けられた傾斜係合組立体により、前記ロック空間の寸法を調節する調節手段と
を具備することを特徴とするケーブルロック装置。 - 前記調節手段は、
前記ロック空間の寸法を垂直方向に調節するよう、前記基部の前記底に垂直な方向に前記摺動部材に対して前記クランプ部材の高さを調節する垂直方向調節機構と、
前記ロック空間の寸法を水平方向に調節するよう、水平方向に前記1対の摺動部材の相対位置を調節する水平方向調節機構とを具備し、
該水平方向調節機構は前記傾斜係合組立体を有し、
前記垂直方向調節機構が前記クランプ部材を前記摺動部材に向かって移動するよう付勢すると、前記傾斜係合組立体により互いに接近するよう前記水平方向調節機構が前記1対の摺動部材を付勢する結果、垂直方向及び水平方向の両方向に沿って前記ロック空間の寸法が小さくなることを特徴とする請求項1記載のケーブルロック装置。 - 前記垂直方向調節機構は、
前記クランプ部材の両端に設けられた1対のねじ結合部材と、
内部にねじ結合穴が形成されていると共に、前記1対のねじ結合部材と係合するために前記基部の前記底にそれぞれ挿入される1対のインサートとを具備し、
前記摺動部材に対する前記クランプ部材の高さは、前記ねじ結合部材が前記インサートにそれぞれ螺入される深さを調節することにより調節されることを特徴とする請求項2記載のケーブルロック装置。 - 前記垂直方向調節機構は、
前記クランプ部材の両端にそれぞれ設けられると共に、基部及び中空本体を具備し、該中空本体はその周囲に少なくとも2本の環状突起を有し、少なくとも2本の間隙により少なくとも2個の部分に分割され、前記少なくとも2本の環状突起は前記中空本体の縦方向に沿って互いに離間している1対の押圧ロッドと、
前記基部に設けられると共に、前記押圧ロッドの前記少なくとも2本の環状突起と係合するための複数の溝を有する1対のリテーナとを具備し、
前記摺動部材に対する前記クランプ部材の高さは、前記少なくとも2本の環状突起を前記リテーナの前記溝内に1個ずつ押圧することにより調節されることを特徴とする請求項2記載のケーブルロック装置。 - 前記傾斜係合組立体は、
前記クランプ部材の各端にそれぞれ垂直方向に配置された1対の楔板と、
前記摺動部材の各々の両側にそれぞれ垂直方向に配置された1対の側板とを具備し、
前記楔板は、該楔板の下部に傾斜摺動面をそれぞれ有し、
前記側板は、該側板の上部に傾斜係合面をそれぞれ有し、
前記楔板の前記傾斜摺動面は、前記傾斜係合面にそれぞれ摺動係合することを特徴とする請求項2記載のケーブルロック装置。 - 前記傾斜係合組立体は、
前記クランプ部材の各端にそれぞれ垂直方向に配置された1対の楔板と、
前記摺動部材の各々の両側にそれぞれ垂直方向に配置された1対の側板とを具備し、
前記楔板は、傾斜下縁をそれぞれ有し、
前記側板は、該側板の上部に設けられた案内溝をそれぞれ有し、
前記楔板の前記傾斜下縁は、前記側板の前記案内溝にそれぞれ摺動可能に収容されていることを特徴とする請求項2記載のケーブルロック装置。 - 前記クランプ部材及び前記1対の摺動部材には、前記ケーブルの弧状外表面と係合するよう弧状内表面が形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか1項記載のケーブルロック装置。
- 摩擦係数及び前記ケーブルをロックする保持力が増大するように、前記1対の摺動部材には、前記弧状内表面の軸方向に沿って延びる複数の細長溝が形成されていることを特徴とする請求項7記載のケーブルロック装置。
- ケーブルをロックする保持力が増大するよう摩擦係数を増大させるために、前記クランプ部材には、該クランプ部材の周方向に沿って且つ内方へ突出して延びる突起が形成されていることを特徴とする請求項8記載のケーブルロック装置。
- 前記1対の摺動部材は、形状及び寸法が互いにほぼ同一に形成されると共に、前記基部に対置して収容され、その結果、互いにぴったりと係合することができることを特徴とする請求項9記載のケーブルロック装置。
- 前記摺動部材は、該摺動部材の周辺に沿って突出する係合歯と、対応する係合凹部とをそれぞれ有し、
前記1対の摺動部材が互いに係合すると、一方の前記摺動部材の前記係合歯は、他方の前記摺動部材の前記係合凹部と密着して係合することを特徴とする請求項10記載のケーブルロック装置。 - 前記1対の摺動部材は各々、弧状板と、該弧状板の両側に垂直方向に配置された1対の側板とを有することを特徴とする請求項11記載のケーブルロック装置。
- 前記基部は、
共に前記1対の側板と平行な内壁及び外壁と、
前記内壁及び前記外壁の間に前記内壁及び前記外壁と平行に設けられた細長の突出ストリップとを具備し、
第1摺動溝が、前記側板の一方を前記第1摺動溝に沿って水平方向に摺動案内するために、前記細長の突出ストリップ及び前記外壁間に形成され、
第2摺動溝が、前記側板の他方を前記第2摺動溝に沿って水平方向に摺動案内するために、前記細長の突出ストリップ及び前記内壁間に形成されていることを特徴とする請求項12記載のケーブルロック装置。 - 前記クランプ部材の端部と前記クランプ部材の前記端部に設けられた前記1対の楔板とは、逆U形状構造を構成し、
前記ねじ結合部材は、前記逆U形状構造の頂上から下方へ延びていることを特徴とする請求項13記載のケーブルロック装置。 - 請求項1ないし6のうちいずれか1項記載のケーブルロック装置を具備することを特徴とするケーブルコネクタ。
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