JP3154973U - ケーブルロック装置及びケーブルコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】単一のケーブルロック装置で異なる直径を有する複数のケーブルをロックできるケーブルロック装置及びコネクタを提供する。【解決手段】本ケーブルロック装置は、基部1、基部に設けられ基部の底と平行な水平方向に沿って互いに摺動可能である1対の摺動部材2、1対の摺動部材と協働してケーブルをロックするロック空間を形成するよう構成されたクランプ部材3、及び異なる直径を有するケーブルをロックするように、クランプ部材及び摺動部材に設けられた傾斜係合組立体によりロック空間の寸法を調節する調節手段を具備する。この構成により、ケーブルロック装置のロック空間は傾斜係合組立体により調節可能であり、ケーブルロック装置は異なる複数の異なるタイプを要することなく、種々の直径のケーブルを保持できる。その結果、ケーブルロック装置及びケーブルコネクタの適用性が大いに改善され、従来技術のものと比べてコストが著しく低減される。【選択図】図5

Description

本考案は、ケーブルロック装置、及びそのケーブルロック装置を有するケーブルコネクタに関する。
従来技術において、基部に設けられた弧状溝と平坦クランプ部材とを有するケーブルロック装置が知られていた。ケーブルは弧状溝内に配置され、平坦クランプ部材はケーブルを上下方向にきつく押圧する。
米国特許出願公開第2006/0204198号明細書
しかし、このケーブルロック装置は、平坦クランプ部材とケーブルの外周面との間の接触面積が小さいという欠点がある。この結果、ケーブルをロックするための保持力が弱く、使用時にケーブルが緩む傾向がある。
特許文献1は、1対のクランプ要素が使用されるケーブルロック装置を開示する。しかし、1対のクランプ要素間に形成されるロック空間は一定であるので、種々の直径を有するケーブルに対応して調整することができない。この結果、所定の直径寸法のケーブルをロックするのに、1タイプのケーブルロック装置しか使用することができない。異なる直径のケーブルを使用する場合、異なるタイプのケーブルロック装置が必要になる。
上述した事項から明らかなように、従来のケーブルロック装置は、異なる直径を有する多様なケーブルに適用できない。さらに、異なるタイプのケーブル用に多くのケーブルロック装置を使用する場合、コストが不当に高くなってしまう。
本考案は、上述の欠点の少なくとも一面を克服又は軽減するためになされたものである。従って、本考案は、異なる直径を有する複数のケーブルをロックすることができるケーブルロック装置を提供することを目的とする。
本考案の一側面によれば、基部、この基部に設けられ基部の底と平行な水平方向に沿って互いに摺動可能である1対の摺動部材、これら1対の摺動部材と協働してケーブルをロックするためのロック空間を形成するよう構成されたクランプ部材、及び異なる直径を有するケーブルをロックするように、クランプ部材及び摺動部材に設けられた傾斜係合組立体によりロック空間の寸法を調節する調節手段を具備するケーブルロック装置が提供される。
本考案の別の側面によれば、ケーブルロック装置を有するケーブルコネクタが提供される。
本考案のケーブルロック装置のロック空間を傾斜係合組立体により調節できるので、本考案のケーブルロック装置は、従来技術のように異なるタイプのケーブルロック装置を要することなく、異なる直径を有する複数のケーブルをロックすることができる。
本考案の第1実施形態に従ったケーブルロック装置を有するケーブルコネクタを示す分解斜視図である。 図1のケーブルロック装置のクランプ部材を示す斜視図である。 図2のクランプ部材を示す分解斜視図である。 図1のケーブルロック装置の基部を示す斜視図である。 本考案の第2実施形態に従ったケーブルロック装置を有するケーブルコネクタを示す分解斜視図である。 図5のケーブルロック装置のクランプ部材を示す斜視図である。 図6のクランプ部材を示す分解斜視図である。 本考案の第3実施形態に従ったケーブルロック装置の垂直方向調節機構を示す斜視図である。 図8の垂直方向調節機構の押圧ロッドを示す斜視図である。 図8の垂直方向調節機構のリテーナを示す斜視図である。 図8の垂直方向調節機構の調節過程を示す概略図である。 使用時における本考案のクランプ部材の異なる状態を示す斜視図である。 使用時における本考案のケーブルロック装置の異なる状態を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して本考案の典型的な実施形態を説明する。ここで、同様の要素には、同様の参照符号が付される。しかし、本考案は、異なる形態で実施することができ、本明細書で述べられた実施形態に限定するものとして解釈すべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本考案の開示が完全且つ徹底的であり、当業者に本開示のコンセプトを十分に伝えるように提供されたものである。
(ケーブルロック装置の第1実施形態)
図1ないし図4は、本考案の第1実施形態のケーブルロック装置を示す。特に、図1は、本考案の第1実施形態に従ったケーブルロック装置を有するケーブルコネクタの構造を示す図である。図2は、図1のケーブルロック装置のクランプ部材を示す斜視図である。図3は、図2のケーブルロック装置のクランプ部材を示す分解斜視図である。図4は、図1のケーブルロック装置の基部を示す斜視図である。
図1ないし図4に示されるように、ケーブルロック装置は、基部1、この基部1に設けられ基部1の底と平行な水平方向に沿って互いに摺動可能である1対の摺動部材2、これら1対の摺動部材2と協働してロック空間Sを形成するよう構成されたクランプ部材3、及び異なる直径を有するケーブルをロックするように、クランプ部材3及び摺動部材2に設けられた傾斜係合組立体によりロック空間Sの寸法を調節する調節手段を具備する。
図2及び図3を参照すると、1対の摺動部材2は各々、摺動部材2の内周壁を形成する弧状板202、摺動部材2の一側壁を形成するよう弧状板202の一側面に垂直方向に配置された第1側板203、及び摺動部材2の他側壁を形成するよう弧状板202の他側面に垂直方向に配置された第2側板204を具備する。
図4に示されるように、基部1は、摺動部材2の1対の側板203,204に対して共に平行に延びる内壁103及び外壁104、これら内壁103及び外壁104の間に内壁103及び外壁104と平行に延びる細長の突出ストリップ105を具備する。一実施形態において、第1摺動溝101は、図4及び図12に示されるように、第1側板203を第1摺動溝101に沿って水平方向に摺動案内するために、細長の突出ストリップ105及び外壁104間に形成されている。また、第2摺動溝102は、第2側板204を第2摺動溝102に沿って水平方向に摺動案内するために、細長の突出ストリップ105及び内壁103間に形成されている。
好適には、図1ないし図4に示されるように、1対のねじ結合部材4が、クランプ部材3の両端にそれぞれ設けられている。また、1対のねじ結合部材4に対応する1対のねじ結合穴5が、ねじ結合部材4の対と螺合するために基部1の各端にそれぞれ設けられている。この構造では、摺動部材2又は基部1に対するクランプ部材3の高さは、ねじ結合部材4がねじ結合穴5にそれぞれ螺合する深さを調節することにより調節される。本実施形態において、基部1のねじ結合部材4及びねじ結合穴5は、共に垂直方向調節機構を形成する。基部1のねじ結合穴5は使用時に比較的大きな引っ張り力に耐える必要があるので、好適な一例において、基部1はケーブルロック装置の信頼性及び堅牢性を確保するよう適当な強度を有する材料で作製される。
好適には、図2及び図3に示されるように、本実施形態において、1対の楔板304,305が、クランプ部材3の各端にそれぞれ垂直方向に配置されている。1対の側板203,204は、各摺動部材2の両側に垂直方向に配置されている。楔板304,305はそれぞれ、その下部に傾斜摺動面302を有する。そして、側板203,204はそれぞれ、その上部に傾斜係合面205を有する。楔板304,305の傾斜摺動面302は、側板203,204の傾斜係合面205とそれぞれ摺動係合する。このようにして、本実施形態では、楔板304,305及び側板203,204が共に水平方向調節機構を形成する。楔板304,305の傾斜摺動面302及び側板203,204の傾斜係合面205は、傾斜係合組立体を構成する。
図1ないし図4に示されるように、クランプ部材3が摺動部材2に向って移動を強制するよう垂直方向調節機構が駆動されると、水平方向調節機構は、傾斜係合組立体の協働により互いに接近するよう1対の摺動部材2を付勢する結果、垂直方向及び水平方向の両方向に沿ってロック空間Sの寸法が徐々に小さくなる。
より好適には、クランプ部材3及び1対の摺動部材2は、ケーブルの弧状外表面にぴったり嵌まるように弧状内表面がそれぞれ形成されている。
より好適には、摺動部材2の弧状内表面には摺動部材2の軸方向に沿って延びる複数の細長溝201が形成されている結果、摩擦係数及びケーブルをロックする保持力が増大する。しかし、本考案はこれに限定されるものではなく、例えば、摺動部材2にはそれぞれ、摩擦係数を増大させるためにその弧状内表面に複数の小さな突起が形成されてもよい。当業者には、本考案の原理及び要旨から逸脱することなく、これらの実施形態に変更、変形を加えてもよいことが理解されよう。
好適な一実施形態において、図2に示されるように、クランプ部材3には、その弧状内表面に周方向に沿って且つ内方へ突出して延びる突起301が形成されているので、摩擦係数及びケーブルをロックする保持力がさらに増大する。特に、本実施形態において、突起301は、図2に示されるようにクランプ部材3の弧状壁板303の中間部を内方へ押圧することにより形成される。しかし、本考案はこれに限定されるものではなく、例えば、クランプ部材3には、その弧状内表面に、その軸方向に沿って延びる複数の細長溝が形成されてもよい。さらに、当業者には、上述の構成の種々の等価物又は変形が考えられるであろう。別の好適な一実施形態において、1対の摺動部材2は形状及び寸法が共にほぼ同じであり、互いに対置されて基部1内に収容されているので、1対の摺動部材2は、互いにぴったりと合致することができる。しかし、本考案はこれに限定されるものではなく、例えば、1対の摺動部材2は異なる形状及び寸法を有してもよい。好適には、各摺動部材2は、図2に示されるように、その周辺に沿って突出する係合歯206と、対応する係合凹部207とを有してもよい。1対の摺動部材2が互いに係合すると、一方の摺動部材2の係合歯206は、他方の摺動部材2の係合凹部207ときつく密着して係合する。
特に、図2及び図3に示されるように、クランプ部材3の両側において、クランプ部材3の端部とクランプ部材3の端部の両側に接続された1対の楔板304,305とは逆U形状構造を構成し、ねじ結合部材4はこの逆U形状構造の頂上から下方へ延びている。
(ケーブルロック装置の第2実施形態)
図5ないし図7は、本考案のケーブルロック装置の第2実施形態を示す。特に、図5は本考案の第2実施形態に従ったケーブルロック装置を有するケーブルコネクタの概略を示し、図6は図5に示されるケーブルロック装置のクランプ部材の斜視図であり、図7は図6に示されるケーブルロック装置のクランプ部材の分解図である。
第2実施形態のケーブルロック装置は、異なる傾斜係合組立体及び異なる垂直方向調節機構が第2実施形態に採用されている点で、第1実施形態のケーブルロック装置とは異なる。簡潔にするために、第1実施形態における要素と類似又は同等の要素の説明は省略する。
図5ないし図7に示される第2実施形態において、水平方向調節機構は、クランプ部材3の各端に垂直方向にそれぞれ配置された1対の楔板304,305と、摺動部材2の両側に垂直方向にそれぞれ配置された1対の側板203,204とを具備する。本実施形態において、各楔板304,305は傾斜下縁を有し、各側板203,204の上部には案内溝208が設けられている。楔板304,305の傾斜下縁は側板203,204の案内溝208にそれぞれ摺動可能に収容されているので、楔板304,305の傾斜下縁は、付勢力が印加されると、案内溝208内を摺動することができる。
図5ないし図7に示される第2実施形態において、楔板304,305の下縁が側板203,204の案内溝208に沿って下方へ摺動すると、楔板304,305の下縁は、水平方向に沿って互いに接近するよう1対の摺動部材2を付勢する。第2実施形態において、楔板304,305の下縁と側板203,204の案内溝208とは、第1実施形態と異なる傾斜係合組立体を構成することが理解できよう。
第2実施形態の傾斜係合組立体の主な利点は、楔板304,305の下縁及び側板203,204の案内溝208が互いに係合解除することはあり得ないので、楔板の下縁が案内溝208内に信頼性高く収容すなわち受容されることにより、より大きな保持力に耐えることである。
図5ないし図7に示される第2実施形態において、垂直方向調節機構は、クランプ部材3の両端にそれぞれ設けられた1対のねじ結合部材4と、1対のねじ結合部材4と接続するためにねじ結合穴10が形成された1対のインサート6とを具備する。1対のインサート6は、基部1の底から穴5内に挿入されてもよい。本実施形態において、インサート6の外径は、図7に示されるように基部1の穴5よりも若干大きい。この構造によれば、ねじ結合部材4がインサート6にそれぞれ螺入される深さを調節することにより、摺動部材2に対するクランプ部材3の高さを調節することができる。ねじ結合部材4と結合するためのねじ結合穴10がインサート6に設けられているので、好適な一実施形態において、ケーブルロック装置の信頼性及び堅牢性を確保するために、インサート6を金属等の比較的強度が大きな材料で作製することができる。
第2実施形態の垂直方向調節機構の主な利点は、ねじ結合穴が基部1にではなく、インサート6に形成されていることである。従って、基部1は、プラスチック及び他の任意の適当な公知材料等の、通常の強度を有する材料で作製してもよい。
さらに、図6及び図7に示されるように、第2実施形態において、摺動部材2が基部1上をより円滑且つ信頼性高く摺動できるようにするために、摺動部材2の内側には案内リブ209が設けられている。
(ケーブルロック装置の第3実施形態)
図8ないし図11は、本考案のケーブルロック装置の第3実施形態を示す。図8ないし図11に示されるように、第3実施形態のケーブルロック装置は、第2実施形態の1対のねじ結合部材4が1対の押圧ロッド11に置換され、第2実施形態の1対のインサート6が1対のリテーナ12に置換された点で、第2実施形態のケーブルロック装置と異なる。簡潔にするために、前の実施形態における要素と類似又は同等の要素の説明は省略する。
特に、図8は、本考案の第3実施形態に従ったケーブルロック装置の垂直方向調節機構の概略図である。図8に示されるように、垂直方向調節機構は、1対の押圧ロッド11及び1対のリテーナ12を具備する。
図9は、図8に示される垂直方向調節機構の押圧ロッドの概略図である。図9に示されるように、各押圧ロッド11は、基部11a及び中空本体11bを具備する。中空本体11bは、その周囲に5本の環状突起111〜115を有しており、2つの縦方向間隙11b1,11b2により2部分に分割されている。5本の環状突起111〜115は、中空本体11bの縦方向に沿って互いに離間している。しかし、本考案はこの特定構成に限定されるものではない。例えば、中空本体11bは、その周囲の2本以上の環状突起を有してもよく、3つ以上の縦方向間隙により3個以上の部分に分割されてもよい。
図10は、図8に示される垂直方向調節機構のリテーナの概略図である。図10に示されるように、各リテーナ12は、押圧ロッド11の5本の環状突起111〜115と係合するための5本の溝121〜125を有する。しかし、図示された溝の数はそれに限定するものではないことを理解されたい。例えば、1本、2本、3本、4本、又は6本以上等の任意の適当な数であってもよい。
図11は、図8に示される垂直方向調節機構の調節工程を示す概略図である。図11に示されるように、環状突起111〜115をリテーナ12の溝121〜125内に1個ずつ押圧することにより、摺動部材2に対するクランプ部材3の高さを調節することができる。
(ケーブルコネクタ)
本考案の一実施形態に従った図1ないし図5に示されるように、ケーブルコネクタは、上述したケーブルロック装置、ケーブルロック装置に設けられ且つ1対のボルト8により基部1に固定されたカバー7、及び基部1の後部に接続されたケーブルソケットコネクタ9を具備する。
次に、添付図面を参照して、ケーブルロック装置の作用を説明する。より具体的には、図12及び図13は、本考案のケーブルロック装置の工程図を示す。
図12(A)及び図13(A)に示されるように、クランプ部材3が摺動部材2に対して最も高く配置されると、クランプ部材3及び1対の摺動部材2間のロック空間は最大ロック空間Smaxになり、最大径Dmaxのケーブルをロックすることができる。
図12(B)及び図13(B)に示されるように、クランプ部材3が摺動部材2に対して最も低く配置するよう移動すなわち付勢されると、クランプ部材3及び1対の摺動部材2間のロック空間は最小ロック空間Sminになり、最小径Dminのケーブルをロックすることができる。
上述の構成により、本考案のケーブルロック装置は、DminからDmaxまでの直径を有する種々のケーブルをロックすることができる。
いくつかの典型的な実施形態を示し且つ説明したが、当業者であれば、登録請求の範囲に定義された範囲及びその等価物である本開示の原理及び真髄から逸脱することなく、これらの実施形態に種々の変更、変形を加えてもよいことを理解するであろう。
1 基部
101 第1摺動溝
102 第2摺動溝
103 内壁
104 外壁
105 突出ストリップ
2 摺動部材
201 細長溝
202 弧状板
203,204 側板
205 傾斜係合面
206 係合歯
207 係合凹部
208 案内溝
3 クランプ部材
301 突起
302 傾斜摺動面
304,305 楔板
4 ねじ結合部材
6 インサート
11 押圧ロッド
11a 基部
11b 中空本体
111〜115 環状突起
12 リテーナ
121〜125 溝
S ロック空間

Claims (15)

  1. 基部と、
    該基部に設けられ該基部の底と平行な水平方向に沿って互いに摺動可能である1対の摺動部材と、
    該1対の摺動部材と協働してケーブルをロックするためのロック空間を形成するよう構成されたクランプ部材と、
    異なる直径を有する前記ケーブルをロックするように、前記クランプ部材及び前記摺動部材に設けられた傾斜係合組立体により、前記ロック空間の寸法を調節する調節手段と
    を具備することを特徴とするケーブルロック装置。
  2. 前記調節手段は、
    前記ロック空間の寸法を垂直方向に調節するよう、前記基部の前記底に垂直な方向に前記摺動部材に対して前記クランプ部材の高さを調節する垂直方向調節機構と、
    前記ロック空間の寸法を水平方向に調節するよう、水平方向に前記1対の摺動部材の相対位置を調節する水平方向調節機構とを具備し、
    該水平方向調節機構は前記傾斜係合組立体を有し、
    前記垂直方向調節機構が前記クランプ部材を前記摺動部材に向かって移動するよう付勢すると、前記傾斜係合組立体により互いに接近するよう前記水平方向調節機構が前記1対の摺動部材を付勢する結果、垂直方向及び水平方向の両方向に沿って前記ロック空間の寸法が小さくなることを特徴とする請求項1記載のケーブルロック装置。
  3. 前記垂直方向調節機構は、
    前記クランプ部材の両端に設けられた1対のねじ結合部材と、
    内部にねじ結合穴が形成されていると共に、前記1対のねじ結合部材と係合するために前記基部の前記底にそれぞれ挿入される1対のインサートとを具備し、
    前記摺動部材に対する前記クランプ部材の高さは、前記ねじ結合部材が前記インサートにそれぞれ螺入される深さを調節することにより調節されることを特徴とする請求項2記載のケーブルロック装置。
  4. 前記垂直方向調節機構は、
    前記クランプ部材の両端にそれぞれ設けられると共に、基部及び中空本体を具備し、該中空本体はその周囲に少なくとも2本の環状突起を有し、少なくとも2本の間隙により少なくとも2個の部分に分割され、前記少なくとも2本の環状突起は前記中空本体の縦方向に沿って互いに離間している1対の押圧ロッドと、
    前記基部に設けられると共に、前記押圧ロッドの前記少なくとも2本の環状突起と係合するための複数の溝を有する1対のリテーナとを具備し、
    前記摺動部材に対する前記クランプ部材の高さは、前記少なくとも2本の環状突起を前記リテーナの前記溝内に1個ずつ押圧することにより調節されることを特徴とする請求項2記載のケーブルロック装置。
  5. 前記傾斜係合組立体は、
    前記クランプ部材の各端にそれぞれ垂直方向に配置された1対の楔板と、
    前記摺動部材の各々の両側にそれぞれ垂直方向に配置された1対の側板とを具備し、
    前記楔板は、該楔板の下部に傾斜摺動面をそれぞれ有し、
    前記側板は、該側板の上部に傾斜係合面をそれぞれ有し、
    前記楔板の前記傾斜摺動面は、前記傾斜係合面にそれぞれ摺動係合することを特徴とする請求項2記載のケーブルロック装置。
  6. 前記傾斜係合組立体は、
    前記クランプ部材の各端にそれぞれ垂直方向に配置された1対の楔板と、
    前記摺動部材の各々の両側にそれぞれ垂直方向に配置された1対の側板とを具備し、
    前記楔板は、傾斜下縁をそれぞれ有し、
    前記側板は、該側板の上部に設けられた案内溝をそれぞれ有し、
    前記楔板の前記傾斜下縁は、前記側板の前記案内溝にそれぞれ摺動可能に収容されていることを特徴とする請求項2記載のケーブルロック装置。
  7. 前記クランプ部材及び前記1対の摺動部材には、前記ケーブルの弧状外表面と係合するよう弧状内表面が形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか1項記載のケーブルロック装置。
  8. 摩擦係数及び前記ケーブルをロックする保持力が増大するように、前記1対の摺動部材には、前記弧状内表面の軸方向に沿って延びる複数の細長溝が形成されていることを特徴とする請求項7記載のケーブルロック装置。
  9. ケーブルをロックする保持力が増大するよう摩擦係数を増大させるために、前記クランプ部材には、該クランプ部材の周方向に沿って且つ内方へ突出して延びる突起が形成されていることを特徴とする請求項8記載のケーブルロック装置。
  10. 前記1対の摺動部材は、形状及び寸法が互いにほぼ同一に形成されると共に、前記基部に対置して収容され、その結果、互いにぴったりと係合することができることを特徴とする請求項9記載のケーブルロック装置。
  11. 前記摺動部材は、該摺動部材の周辺に沿って突出する係合歯と、対応する係合凹部とをそれぞれ有し、
    前記1対の摺動部材が互いに係合すると、一方の前記摺動部材の前記係合歯は、他方の前記摺動部材の前記係合凹部と密着して係合することを特徴とする請求項10記載のケーブルロック装置。
  12. 前記1対の摺動部材は各々、弧状板と、該弧状板の両側に垂直方向に配置された1対の側板とを有することを特徴とする請求項11記載のケーブルロック装置。
  13. 前記基部は、
    共に前記1対の側板と平行な内壁及び外壁と、
    前記内壁及び前記外壁の間に前記内壁及び前記外壁と平行に設けられた細長の突出ストリップとを具備し、
    第1摺動溝が、前記側板の一方を前記第1摺動溝に沿って水平方向に摺動案内するために、前記細長の突出ストリップ及び前記外壁間に形成され、
    第2摺動溝が、前記側板の他方を前記第2摺動溝に沿って水平方向に摺動案内するために、前記細長の突出ストリップ及び前記内壁間に形成されていることを特徴とする請求項12記載のケーブルロック装置。
  14. 前記クランプ部材の端部と前記クランプ部材の前記端部に設けられた前記1対の楔板とは、逆U形状構造を構成し、
    前記ねじ結合部材は、前記逆U形状構造の頂上から下方へ延びていることを特徴とする請求項13記載のケーブルロック装置。
  15. 請求項1ないし6のうちいずれか1項記載のケーブルロック装置を具備することを特徴とするケーブルコネクタ。
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