JP3154502U - 接続パーツ付き多目的ｐｏｐボード - Google Patents

Abstract

【課題】吊り下げ式ＰＯＰボードを同じＰＯＰ部に複数の商品を有機的に選択展示し、卓上用等多目的に使用出来るボードを提供する。【解決手段】吊り下げ式展示販売ボードを、ＰＯＰ部を主目的とするメインボード１と、商品展示部サブボード２に分け、通常裏面に設置される補強用筒１１，２１に切欠き部１３，２３，２４を設け外筒とし、それに内接する接続パーツ３に設けた、掛かり止め用舌片３２，３３を開口部１３，２３等に掛かり止めさせ、一体化して吊り下げボードとして用い、メインボード１、サブボード２は、裏面にイーゼル４または紙、プラスチック製の足を取り付ける事により、卓上用その他にも使用できる、接続パーツ付き多目的ボードとした。【選択図】図１

Description

本考案は、商品名ブランド名等が記載されたボードに、商品陳列用フック及びトレイ等を有したＰＯＰボード、及び大型ＰＯＰボードに関するものである。

通常吊り下げ式ＰＯＰボードは小物商品等を販売するために量販店、小売店等で通常使われている。

通常の吊り下げ式ＰＯＰボードは、コストを下げる為厚紙に商品を展示する為のフック、ポケット、簡単な展示販売用のトレー等を設置することが多い。

特開２００２−１８６５４５号公報 特開２００５−２３０３０３号公報 特開２０００−３００４０２号公報

販売店はその販売地域により、地域の構成員の年齢、性別、収入等により取り扱い商品を選んで展示する方が，効率的である。特許文献１、３ではＰＯＰボードが単体で出来ているため同じブランドでも、商品展示部分が固定し、それを入れ替えるには全体を新しく製造する必要があり、無駄なコストが掛かっている。

特許文献２の吊り下げ式ＰＯＰボードはその一部を解決しているが、ボードがもっぱら吊下げを目的として作られており、基本が単体である為、卓上用等に転用できない。

本考案は、通常補強の為ＰＯＰボードの両側に設けられている筒に、連結用の開口部を設け外筒とし、厚紙のボードを、メインボードとサブボードに分け、外筒に内接し掛かり止め用舌片を有する接続パーツを挿入しメインボードとサブボードを連結，一体として使用、メインボード、サブボードそれぞれに、必要に応じて裏面にイーゼル、または紙、プラスチックの足を取り付け、各々を単体でも使用できるものである。

本考案によるボードは連結方法が簡易であり、その連結が確実で、強固であるため１体型ＰＯＰボードと強度的に遜色がない。

通常ブランド名及びキャラクター等を印刷したメインボードと、商品等を展示販売する為のサブボードとを分け、比較的安価なサブボードを複数種、製造することにより、多数の組み合わせのボードを安価で提供できる。

各ボードは単体で卓上ＰＯＰ等種々の販売目的にも使用が可能になる

連結パーツが確実かつ強固である為単に吊り下げ用ばかりでなく、加工上一体化、出来ないような大型のボードを作成することが可能である。

ＰＯＰボードを分割する為、梱包を小さくすることが出来、流通コストを引き下げられる。

（Ａ）は本考案の基本的実施方法を示した斜視図で（Ｂ）はメインボード、サブボード、接続パーツの関わりを拡大表示した斜視図である。 本考案を構成するパーツを示した斜視図である。 本考案のメインボードと接続パーツを使用方法の事例を示した斜視図である。 メインボードをサブボードに装着する過程を示した斜視図である。 本考案の実施例を示した斜視図である。

以下本考案の実施する形態を添付図面に基づき説明する。
図１（Ａ）は多目的ＰＯＰボードの基本的な形態の斜視図であり、厚紙で作られたメインボード１と同じくサブボード２を接続パーツ３で一体化し紐１５で吊り下げたＰＯＰボードを示す。

図２（Ａ），（Ｂ）、（Ｃ）は各々本考案のメインボードの裏面、サブボードの裏面、接続パーツの斜視図であり、各ボードの両サイドに設けられた外筒は一般的にボード１，２と１体で設けられるか、別に三角の部材を貼り付けて作られ、ボードの補強も兼ね、接続パーツ３はボードに設けられた外筒に内接し、適度に出し入れできる、ゆるみを持つ寸法に作られている。

１は、本考案のメインボードであって厚紙で作られたボードの両サイドに、三角形の外筒１１を設け、外筒の内側１２面に設けた接続パーツを掛かり止めさせる、切欠き部１３が設けられ左右対称である。

２は本考案のサブボードであり、基本的にメインボードと同様両サイドに外筒２１を有し外筒の内側２２に接続パーツを掛かり止めさせる、切欠き部２３，２４が設けられ左右対称である。

メインボードの切欠き部１３の下端部からメインボードの下端までの寸法Ｘはサブボードの切欠き部２３の上端からサブボードの上端部までの寸法Ｙと同切欠き部２４の下端よりサブボード下端までの寸法Ｙ１は同寸法である。

図２の（Ｃ）は本考案の接続パーツであり，前述のメインボード、サブボードに設置した、切欠き部１３，２３に内接掛かり止めさせる舌片３２の下端より舌片３３の上端までの寸法は、メインボード下部寸法Ｘまたはサブボード上部寸法Ｙの約２倍の寸法Ｚを持つよう設定してあり、舌片３２，３３に設けられた切欠き部３４は、舌片格納時にそれを引き出す際、指等を掛けるための物で、円形である必要はない。

接続パーツの舌片３２の上端よりパーツ上端まで、舌片３３の下端よりパーツの下端までの寸法は、前述ボードの寸法Ｘ、Ｙ、Ｙ１より短く設定されており接続パーツの全長はメインボード、サブボード各々の全長より短く作られているものである。

接続パーツの舌片３２，３３はボードに格納時にはパーツの構成面３１に押し込み３３の様に格納し、接続時には切欠き部を引き出し３２の状態で、使用するものである。

図３のメインボード左辺の図はサブボードと接続しない場合の、接続パーツをボード外筒内に格納した状態を表しており、右辺の図はサブボードと接続する場合の接続パーツ３の状態を表している。

図５の（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は汎用ボードの使用例を示したもので，（Ａ）は各ボードの裏面にイーゼル等を付けて、サブボードには、市販のフックを取り付けたもので必要に応じて、ボードを分離し卓上等に設置できる状態を例示している。
（Ｂ）は複数の用途の異なるボードを接続した状態を表し、必要に応じメインボードにもフック、トレイ等を設置出来、（Ｃ）は大型ボードを組み上げた状態である。

産業上の利用の可能性

本考案はＰＯＰボードを企画、製造する業界で利用される。

１ メインボード
１１ メインボードの左右両側に設けた外筒
１２ メインボード外筒の内側面で開口部が設けられる面
１３ メインボードの外筒に設けた、接続パーツの舌片を掛かり止めする開口部
１４ フック等を取り付ける切欠き部
１５ ボードを壁等に吊り下げる紐
Ｘ 開口部１３の下部とボード１の下部までの寸法
２ サブボード
２１ サブボードの左右両側に設けられた外筒
２２ サブボード外筒の内側面で開口部が設けられる面
２３，２４ サブボード外筒に設けられた接続パーツの舌片を掛かり止めする開口部
Ｙ 開口部２３の上部とボード２の上端までの寸法
Ｙ１ 開口部２４の下部とボード２の下端までの寸法
３ 接続パーツ
３１ 各ボードの外筒に挿入する際外筒の内側面に対応し掛かり止め用の舌片を設 置する面
３２、３３ 接続パーツをメインボード、サブボードに掛かり止めする舌片
３４ 舌片を引き出す際指等を掛けて引き出しやすくする為の切欠き部
Ｚ 接続パーツの舌片３２の下端と舌片３３の上端との間の寸法
４ 各ボードを卓上に置く場合のイーゼルの１例
４１ 商品等を吊り下げ陳列する為のフックの１例
４２ 商品を入れて陳列する為のトレーの１例

Claims (3)

1. 切欠き部１３を持つ外筒１１を左右対象に有するメインボード１と、切欠き部２３，２４を持つ外筒２１を左右対称に有するサブボード２と、外筒１１，２１に内接し切欠き部１３，２３に掛かり止めさせる舌片３２，３３を有する接続パーツ３を、メインボードの外筒１１、サブボードの外筒２１に挿入し舌片３２を切欠き部１３に、舌片３３を切欠き部２３にそれぞれ掛かり止めさせ一体化させる事ができる、接続パーツ付き多目的ＰＯＰボード
2. メインボード１、または、サブボード２を、単体で使用する場合は、接続パーツの舌片３３をボードの切欠き部１３又は２４に掛かり止めさせることにより、接続パーツを，各ボードの外筒部に内蔵格納できる、請求項１記載の接続パーツ付き多目的ＰＯＰボード。
3. イーゼル４、又は紙、プラスチックで作られた足をつける事によりメインボード１、サブボード２を単体で卓上用等に使用でき、接続パーツ３を使用する事により複数のサブボードを一体化させて使用できる。請求項１又は２記載の接続パーツ付き多目的ＰＯＰボード。

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