JP3129866U - 商品陳列具 - Google Patents

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Abstract

【課題】デッドスペースの生じにくい商品陳列具を提供すること。
【解決手段】商品陳列具1は、並列に配置されかつ互いに接続された筒状の複数の商品収容部3を備える。商品収容部は、商品を挿入可能である開放前端9及びこれに相対する開放後端11を有する。商品陳列具1は、さらに、少なくとも1つの商品収容部3に設けられた、2つの商品陳列具1を相互連結するための少なくとも1つの第1の連結部5を備える。
【選択図】図1

Description

本考案は商品陳列具、特に筒状容器に詰められた商品の陳列に適する陳列用具に関する。
従来、筒状容器(ボトル)に詰められた商品を陳列するための多段の棚を有する商品陳列具が提案されている(後記特許文献1参照)。この商品陳列具の棚にはボトルの下部を差し込み可能である複数の丸穴が設けられている。ボトルは、前記丸穴への差し込みにより起立した状態で陳列され、購買時に前記丸穴から抜き取られる。
特開2000−300405号公報(段落番号0006、0009、図1参照)
ところで、前記従来の商品陳列具にあっては、棚と棚との間に、丸穴へのボトルの差し込み又は抜き取りを行うための上方空間を確保することが必要とされる。このため、この上方空間は商品陳列のために利用することができず、商品の陳列上、デッドスペースとなっていた。
本考案の目的は、デッドスペースの生じにくい商品陳列具を提供することにある。
(請求項1記載の考案の特徴)
請求項1記載の考案は、商品陳列具に係り、商品を挿入可能である開放前端及びこれに相対する開放後端を有する、並列に配置されかつ互いに接続された筒状の複数の商品収容部を備え、さらに、少なくとも1つの商品収容部に設けられた、2つの商品陳列具を相互連結するための少なくとも1つの連結部(第1の連結部)を備えることを特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、前記商品収容部が、商品を挿入可能である開放前端とこれに相対する開放後端とを有することから、前記商品収容部に対する商品の出し入れは、前記商品収容部に対して商品を手前から奥へあるいは奥から手前へと水平又はほぼ水平に移動させることによって行うことができる。このため、商品の出し入れのために前記商品収容部の上方に商品配置に寄与しない空間(デッドスペース)を必要としない。また、本考案にあっては、連結部(第1の連結部)を介しての1の商品陳列具への他の商品陳列具の連結により、前記1の商品陳列具の上方空間に追加の商品収容部を配置することができ、前記上方空間を商品配置空間として積極的に利用することができる。
(請求項2記載の考案の特徴)
請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案の構成に加えて、さらに、各商品収容部に設けられその開放後端からの商品の抜け出しを阻止するためのストッパ部(第1のストッパ部)を備えることを特徴とする。
請求項2記載の考案によれば、前記第1のストッパ部により、商品収容部にその開放前端から挿入された商品がその開放後端から抜け出して落下することを防止することができる。
(請求項3記載の考案の特徴)
請求項3記載の考案は、請求項1又は2記載の考案の構成を備えた上で、前記商品収容部が六角形の横断面形状を有する内周面及び外周面を有し、前記六角形が、長さの等しい互いに相対する2つの短辺及び各短辺より長くかつ互いに等しい4つの長辺を有することを特徴とする。
請求項3記載の考案によれば、前記商品収容部に商品、特に前記ボトルを横倒しの状態で挿入すると、前記商品収容部の横断面で見て、前記ボトルは前記商品収容部の内周面における前記六角形の全ての辺ではなくその一部の辺に接した状態で前記商品収容部に収容される。これは、前記ボトルが前記六角形の全部の辺に接するように収容される場合と比較して、前記商品収容部内における前記ボトルの移動についての自由度が高く、このため、前記商品収容部への前記ボトルの挿入及び抜き取りの各作業をより容易に行うことができる。
(請求項4記載の考案の特徴)
請求項4記載の考案は、請求項3記載の考案の構成を備えた上で、互いに隣接する2つの商品収容部が接続部を介して互いに接続され、前記接続部が、前記2つの陳列用具がこれらの第1の連結部を介して相互に連結されるときに前記2つの陳列用具の商品収容部の外周面と共同して該外周面の横断面形状である六角形とほぼ同一の六角形の横断面形状を有する商品収容空間を規定することを特徴とする。
請求項4記載の考案によれば、2つの商品陳列具を第1の連結部を介して相互に連結したときにこれらの商品陳列具の外周面と接続部とが共同して規定する空間について、各陳列用具の商品収容部の外周面の横断面形状とほぼ同じものとすることにより、実質的に、より多くの商品収容部を現出させることができ、これにより、1の立面上により多くの商品を陳列することができる。
(請求項5記載の考案の特徴)
請求項5記載の考案は、請求項4記載の考案の構成に加えて、さらに、前記接続部に設けられ前記商品収容部の開放後端の側に位置する、前記商品収容空間からの商品の抜け出しを阻止するためのストッパ部(第2のストッパ部)を備えることを特徴とする。
請求項5記載の考案によれば、商品収容部における第1のストッパ部と同様、商品陳列具の連結によって生じる新たな商品収容空間からの商品の抜け出しが第2のストッパ部により防止される。
(請求項6記載の考案の特徴)
請求項6記載の考案は、請求項5記載の考案の構成に加えて、前記第2のストッパ部に吊り下げひもが通される孔が設けられていることを特徴とする。本考案において、「吊り下げひも」とは、ものを吊り下げることができる細長いものを意味し、例えばワイヤ、糸、チェーン等を含む概念である。
請求項6記載の考案によれば、第2のストッパ部に設けられた孔に吊り下げひもを通すことにより、商品陳列具を吊り下げた状態で使用に供することができる。
(請求項7記載の考案の特徴)
請求項7記載の考案は、請求項1〜6のいずれかに記載の考案の構成に加えて、さらに、前記商品収容部の開放後端に設けられた、2つの商品陳列具を相互に連結するための少なくとも1つの連結部(第2の連結部)を備えることを特徴とする。
請求項7記載の考案によれば、前記第2の連結部を介して、2つの商品陳列具をこれらの商品収容部の開放後端が互いに相対するように、すなわち背中合わせに連結することができ、これによりさらに異なる商品の陳列態様を現出することができる。
(請求項8記載の考案の特徴)
請求項8記載の考案は、請求項1〜7のいずれかに記載の考案の構成に加えて、さらに、前記第1の連結部に取り付け可能である商品表示板を備えることを特徴とする。
請求項8記載の考案によれば、前記商品陳列具に取り付けられた商品表示板に、商品の説明や宣伝文句、価格等を表示することができる。
本考案によれば、商品陳列具の商品収容部の上方空間をデッドスペースとすることなく、これを商品陳列空間として利用することができる。
図1及び図2を参照すると、本考案に係る商品陳列具全体が符号1で示されている。商品陳列具1は、その構成上、チューインガム、チョコレート等の食品を詰めてなる筒形容器(ボトル)からなる商品2(図3参照)を横倒しにした状態で陳列するのに特に適する。しかし、商品が前記ボトルに限定されるものではなく、また横倒し状態ではなく起立状態での陳列態様が排除されるものでもない。
商品陳列具1はプラスチック材料、好ましくは装飾性を考慮した有色透明のプラスチック材料で一体に成形されてなる。商品陳列具1は、前記プラスチック材料に代えて、例えば金属材料、木材等を用いて形成することができる。
商品陳列具1は、陳列される商品2を収容するための複数(図示の例では3つ)の商品収容部3と、各商品収容部3に設けられた、2つの商品陳列具1を相互に連結するための2つの連結部(第1の連結部)5,7とを備える。各商品収容部3は六角形の横断面形状を有する筒体からなり、互いに相対する開放前端9及び開放後端11と、互いに相対する内周面13及び外周面14とを有する。
図3に示すように、商品2はこれを横倒しにした状態で開放前端9から商品収容部3内に挿入することができる。図示の商品陳列具1にあっては、商品収容部3の長さ寸法すなわち開放前端9と開放後端11との間の間隔が、商品2の全長よりもわずかに小さいものに設定されている。このため、商品2の一部が商品収容部3の開放前端9から突出している。商品2は、その突出することとなる一部を指で摘んで商品収容部3内に挿入し、また取り出すことができる。
3つの商品収容部3は、これらの開放前端9と開放後端11とがそれぞれ2つの互いに平行な仮想立面上に位置するように、並列に配置されている。ただし、3つの商品収容部3の並列配置はこの例に限らない。例えば、2つの商品収容部3の開放前端9(又は開放後端11)が1つの仮想立面上にあり、かつ残りの1つの商品収容部3の開放前端9(又は開放後端11)がこの仮想立面と平行な他の1つの仮想立面上にあるように並列配置することが可能である。
商品収容部3の横断面形状である前記六角形(図1及び図2に示す例では商品収容部3の内周面13及びその外周面14のそれぞれの横断面形状である前記六角形)は、その端面で見て、長さの等しい互いに相対する2つの短辺15,16と、各短辺15,16より長くかつ互いに等しい4つの長辺17,18とを有する。したがって、この六角形は、一方向(図1で見て上下方向)に細長い六角形からなる。
商品収容部3の横断面形状を前記細長い六角形とすると、商品収容部3内に受け入れられる商品2は、商品収容部3の内周面13との関係において、前記細長い六角形の一部の辺(図5に示す例において2つの長辺17)に接するが、残りの他の辺15,17には接しないで、これらの残りの辺との間に隙間が生じる。これらの隙間が、商品収容部3内における商品2の移動を可能とし、商品収容部3内への商品2の挿入及び取り出し操作を容易にする。
各商品収容部3には、その開放後端11からの商品2の抜け出しを防止するためのストッパ部(第1のストッパ部)19が設けられている。ストッパ部19は、開放後端11からその内方に張り出す板状体からなる。前記板状体は、商品収容部3の内周面13における前記六角形の互いに隣接する2つの長辺17の交差部に配置されている。なお、3つの商品収容部3のうち、これらの中央に位置する商品収容部3には、さらにもう一つのストッパ部19が設けられており、これらの2つのストッパ部19は、互いに他の一方に向けて張り出している。また、第1のストッパ部19を構成する前記板状体の形状は任意に定めることができる。
互いに隣接する2つの商品収容部3は、矩形の中空の板状体からなる接続部21を介して接続されている。接続部21は商品収容部3の高さ寸法におけるほぼ中間、すなわち商品収容部3の外周面14における前記六角形の互いに隣接する長辺18の交差箇所に位置する。また、接続部21は、外周面14における前記六角形の短辺16の長さ寸法に等しい幅寸法aと、商品収容部3の開放前端9及び開放後端11の相互間距離すなわち商品収容部3の軸線方向長さに等しい長さ寸法bとを有する。
したがって、2つの商品陳列具1が連結部5,7を介して相互に連結され、これにより1つの商品陳列具1の上に他の1つの商品陳列具1が載置されるとき、下方の商品陳列具1の互いに隣接する2つの商品収容部3の接続部21及びこれらの商品収容部3の外周面14における前記六角形の2つの長辺18を含む部分と、上方の商品陳列具1の互いに隣接する2つの商品収容部3の接続部21及びこれらの商品収容部3の外周面14における前記六角形の2つの長辺18を含む部分とにより、商品2を収容することができる筒状の空間23が形成される。これらの商品収容空間23はそれぞれ六角形の横断面形状を有する。より正確には、商品収容空間23は、商品収容部3の外周面14の横断面形状である六角形とほぼ同一の横断面形状を有する。
図示の例では、商品収容部3の内周面13と外周面14との間の相互間隔、すなわち商品収容部3の壁厚が比較的薄いものに設定されており、このため、商品収容部3の内周面13の横断面形状と外周面14の横断面形状とがほぼ等しい。このことから、商品収容空間23の横断面形状は商品収容部3の横断面形状(内周面13の横断面形状)にほぼ等しい。その結果、2つの商品陳列具1の相互連結に伴う商品収容空間23の形成により、実質的な商品収容部3の数量増大が図られ、また無駄な空間の発生が抑制される。
なお、接続部21はこれを中空の板状体からなるものとする図示の例に代えて、中実の板状体からなるものとすることができる。また、前記板状体からなるものに代えて、例えば互いに間隔を置いて配置された複数本の棒状体からなるものとすることができる。
商品収容空間23には、商品収容部3の開放前端9から開放後端11に向けて、商品2を挿入することができる。商品収容空間23からの商品2の抜け出し、より正確には開放後端11からの商品2の抜け出しを防止するため、商品収容部3の接続部21にストッパ部(第2のストッパ)25が設けられている。
第2のストッパ部25は、商品収容部3の開放後端11の側にあって、互いに隣接する2つの商品収容部3間を伸びる細長い板状体からなり、接続部21から下方へ張り出している。第2のストッパ部25は、図2に示すように、第1のストッパ部19に連なる、該第1のストッパ部と一体をなすものとして形成することができる。なお、第2のストッパ部25を構成する前記板状体の形状は任意に定めることができる。
2つの商品陳列具1を相互に連結する連結部5,7は、それぞれ、互いに係合可能である雄型及び雌型をなす。また、両連結部5,7は、それぞれ、各商品収容部3の外周面14上、より詳細には前記六角形の短辺16を含む外周面14の一部上に配置され、開放前端9から開放後端11まで真直ぐに伸びている。
雄型の連結部5はT形の横断面形状を有するT形突起からなり、雌型の連結部7はT形の横断面形状を有する凹所を規定する一対のL形突起からなる。これによれば、1つの商品陳列具1の各T形突起を他の商品陳列具1の両L形突起間の凹所に挿入し、該L形突起に沿って各商品収容部3の軸線方向に滑動させて両者を係合させることにより、2つの商品陳列具1を相互に連結することができる。2つの商品陳列具1は、前記T形突起と両L形突起との摩擦係合により、解除可能に連結される。両商品陳列具1の相互連結の解除は、前記T形突起を両L形突起に沿って滑動させ、両L形突起間の凹所から抜き去ることにより行うことができる。
なお、図示の例では、各商品陳列具1に雄型の連結部5及び雌型の連結部7の双方が設けられているが、この例に代えて、2つの商品陳列具1の一方に雄型の連結部5のみが設けられ、他の一方の商品陳列具1に雌型の連結部7のみが設けられているようにすることができる。また、図示の例では、連結部5,7が各商品収容部3に設けられているが、これに代えて、これらの連結部5,7が1つの商品収容部3、例えば3つの商品収容部3のうちの中央に位置する商品収容部3のみに設けられているようにすることができる。また、1つの商品収容部3のみに連結部5又は連結部7が設けられているようにすることができる。さらに、連結部5,7は、前記T形突起及びL形突起とする図示の例に代えて、他の外形を有する突起及びこれに対応する凹所を規定する突起とすることができる。
商品陳列具1は、これを単体で、あるいは連結部5,7を介して相互連結された複数段の商品陳列具1にして使用することができる(図3及び図5参照)。商品陳列具1は、その単体又は積み重ねられた複数段のものを陳列台、棚等の上に置くことにより、あるいはひもで吊すことにより、所望の場所に設置することができる。図示の例にあっては、各第2のストッパ部25に吊り下げひもを通すための孔27が設けられている(図2参照)。
商品陳列具1は、2つの商品陳列具1を相互に連結するための他の2つの連結部(第2の連結部)29,31を備えるものとすることができる(図2参照)。連結部29,31は、それぞれ、隣り合う2つの商品収容部3の第1のストッパ部19に設けられている。より詳細には、第1のストッパ部19を介して両商品収容部3の開放後端11に設けられている。
図示の例では、一方の連結部29は第1のストッパ部19から商品収容部3の軸線方向へ突出する突起からなり、他方の連結部31は穴からなる。前記突起は2つの大小2つの突起部分33,35からなり、また前記穴は大小2つの穴部分37,39からなる。
両突起部分33,35はそれぞれ直方体からなる。小さい突起部分33は第1のストッパ部19に連なり、また大きい突起部分35は小さい突起部分33に連なっている。小突起部分は板状体からなる第1のストッパ部19の厚さ寸法にほぼ等しい厚さ寸法(前基軸線方向長さ)を有する。他方、穴部分37,39はそれぞれ矩形の平面形状を有し、小さい穴部分37が大きい穴部分39の下方に位置する。
小さい突起部分33の横断面形状及び大きい突起部分35の横断面形状は、それぞれ、小さい穴部分37の平面形状及び大きい穴部分39の平面形状とほぼ同じであり、これらの穴部分37,39を貫通することができる。
これらの突起部分33,35と穴部分37,39とを介しての2つの商品陳列具1の連結は、次のようにして行うことができる。まず、2つの商品陳列具1を互いに背中合わせにする。すなわち、これらの商品陳列具1の商品収容部3の開放後端11が互いに対向するようにする。次に、一方の商品陳列具1を他方の商品陳列具1に近づけ、一方の商品陳列具1の大きい突起部分35及び小さい突起部分33を、他方の商品陳列具1の大きい穴部分39に順次通す。これにより、大きい突起部分35が大きい穴部分39から他方の商品陳列具1の商品収容部に突出し、小さい突起部分33が大きい穴部分39を貫通する状態にする。次いで、他方の商品陳列具1に対して一方の商品陳列具1を下降させる。これにより、小さい突起部分33が小さい穴部分37を貫通する状態にする。このとき、小さい穴部分37に大きい突起部分35が対向するところ、大きい突起部分35は小さい穴部分37を貫通することができないため、他方の商品陳列具1の第1のストッパ部19が大きい突起部分35と一方の商品陳列具1の第1のストッパ部19とにより挟み込まれる。その結果、2つの商品陳列具1が相互に連結される(図4参照)。この連結態様では、商品2を互いに反対向きにした状態で陳列することができる。
突起部分33,35及び穴部分37,39を介して相互に連結された2つの商品陳列具1の連結解除は、一方の商品陳列具1を上昇させて小さい突起部分33を他方の商品陳列具1の小さい穴部分37から大きい穴部分39に移動させ、次いで、一方の商品陳列具1を他方の商品陳列具1から引き離し、これにより他方の商品陳列具1の大きい穴部分39から小さい突起部分33及び大きい突起部分35を順次に抜き去ることにより、行うことができる。なお、突起部分33,35及び穴部分37,39については、図示の例に代えて、他の形状のもの、例えば突起部分33,35をそれぞれ球状及び円柱状のものとし、穴部分37,39をそれぞれ円形状及び長穴状のものとすることができる。
次に、図5を参照すると、商品表示板41が取り付けられた商品陳列具1が示されている。商品表示板41は、図6及び図7に示すように、透明なプラスチック板からなるカバー43と、紙片45とからなる。
カバー43は、L字状に折り曲げられた2つの折り曲げ部47,49と、一方の折り曲げ部47に対して折り返された折り返し部51とからなり、他方の折り曲げ部49には3対の爪部分53が設けられている。
紙片45は、一方の折り曲げ部47と折り返し部51との間に配置されかつこれらに保持されている。紙片45には、商品陳列具1により陳列される商品の名称、価格、宣伝文句等を記載することができ、記載内容は一方の折り曲げ部47を通して読み取ることができる。
他方の折り曲げ部49に設けられた各対の爪部分53は、第1の連結部5,7のそれぞれに係合可能とされている。より詳細には、図6に示すように、各対の爪部分53は、これらが前記T形突起(5)と商品収容部3との間の2つの隙間55に挿入可能であるように、これらの間に凹部57が設けられ、これにより互いに間隔tをおいて配置され、さらに各対の爪部分53の両側方にそれぞれ2つの凹部59が設けられている。また、図7に示すように、各対の爪部分53は、これらが両L形突起(7)と商品収容部3との間に規定する両隙間61に挿入可能であるように、これらの間に前記したと同一の凹部57が設けられ、これにより互いに間隔tをおいて配置され、さらに各対の爪部分53の両側方にそれぞれ2つの凹部59が設けられている。
これによれば、各対の爪部分53を2つの隙間55(又は2つの隙間61)に挿入することにより、各対の爪部分53が前記T形突起(5)(又は前記L形突起(7))に係合する。その結果、商品表示板41が商品陳列具1に取り付けられる。
商品表示板41は、例えば、これを商品陳列具1の後面、すなわち商品収容部3の開放後端11の側に取り付けることにより、適当な平面上に載置された商品陳列具1の倒れ防止手段とすることができる。
なお、前記したところでは、商品収容部3が六角形の横断面形状を有する内周面及び外周面を有するものについて説明したが、これに代えて、円形又は他の多角形の横断面形状を有する内周面及び外周面を有するものであってもよい。また、前記内周面の横断面形状と前記外周面の横断面形状とが異なるものであってもよい。さらに、前記した例では、前記内周面と外周面との間隔がこれらの周方向に関して均一であるが、これに代えて不均一のものであってもよい。さらに、前記した例では、商品陳列具1の2つの商品収容部3が接続部21を介して相互に接続されているが、これに代えて、接続部21を介在させることなしに、2つの商品収容部3同士が直接に接続されているものであってもよい。
本考案に係る商品陳列具の前面側から見た斜視図である。 商品陳列具の後面側から見た斜視図である。 多段に積み重ねられかつ互いに連結された複数の商品陳列具の斜視図である。 互いに背中合わせに連結された2つの商品陳列具の側面図である。 商品表示板が取り付けられた、多段に積み重ねられかつ互いに連結された複数の商品陳列具をその前面から見た立面図である。 商品表示板と商品陳列具の一部とを示す斜視図である。 逆さにした商品表示板と商品陳列具の一部とを示す斜視図である。
符号の説明
1 商品陳列具
2 商品
3 商品収容部
5 第1の連結部
7 第1の連結部
9 開放前端
13 内周面
14 外周面
11 開放後端
19 第1のストッパ部
21 接続部
23 商品収容空間
25 第2のストッパ部
27 孔
29 第2の連結部
31 第2の連結部
41 商品表示板

Claims (8)

  1. 商品を挿入可能である開放前端及びこれに相対する開放後端を有する、並列に配置されかつ互いに接続された筒状の複数の商品収容部を備える商品陳列具であって、
    さらに、少なくとも1つの商品収容部に設けられた、2つの商品陳列具を相互連結するための少なくとも1つの第1の連結部を備える
    ことを特徴とする、商品陳列具。
  2. さらに、各商品収容部に設けられた、前記商品収容部の開放後端からの商品の抜け出しを阻止するための第1のストッパ部を備える
    ことを特徴とする、請求項1に記載の商品陳列具。
  3. 前記商品収容部は六角形の横断面形状を有する内周面及び外周面を有し、前記六角形は、長さの等しい互いに相対する2つの短辺及び各短辺より長くかつ互いに等しい4つの長辺を有する
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の商品陳列具。
  4. 互いに隣接する2つの商品収容部は接続部を介して互いに接続され、前記接続部は、前記2つの商品陳列具がこれらの第1の連結部を介して相互に連結されるときに前記2つの商品陳列具の商品収容部の外周面と共同して該外周面の横断面形状である六角形とほぼ同一の六角形の横断面形状を有する筒状の商品収容空間を規定する
    ことを特徴とする、請求項3に記載の商品陳列具。
  5. さらに、前記接続部に設けられ前記商品収容部の開放後端の側に位置する、前記商品収容空間からの商品の抜け出しを阻止するための第2のストッパ部を備える
    ことを特徴とする、請求項4に記載の商品陳列具。
  6. 前記第2のストッパ部に吊り下げひもが通される孔が設けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載の商品陳列具。
  7. さらに、前記商品収容部の開放後端に設けられた、2つの商品陳列具を相互に連結するための少なくとも1つの第2の連結部を備える
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の商品陳列具。
  8. さらに、前記第1の連結部に取り付け可能である商品表示板を備える
    ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の商品陳列具。
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