JP2003144280A - 商品陳列用ブロック - Google Patents

商品陳列用ブロック

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JP2003144280A
JP2003144280A JP2001344103A JP2001344103A JP2003144280A JP 2003144280 A JP2003144280 A JP 2003144280A JP 2001344103 A JP2001344103 A JP 2001344103A JP 2001344103 A JP2001344103 A JP 2001344103A JP 2003144280 A JP2003144280 A JP 2003144280A
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JP2001344103A
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Koji Fujikawa
浩二 藤川
Masaru Nagai
勝 永井
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Fuso Industries Co Ltd
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Fuso Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】傾斜陳列台などに載せて使用する陳列用ブロッ
クにおいて、多数個を重ねて使用する場合のずれを防止
する。 【手段】陳列用ブロック1は、第1〜第3の陳列面2,3,
4 を備えており、側面視で略直角三角形状に形成されて
いる。第1陳列面2と第2陳列面3とが連設する第1連
設部6に雄型嵌合部12が突設されており、第1陳列面2
と第3陳列面4とが連設する第2連設部7には第1雌型
嵌合部13が、第2陳列面3と第3陳列面4とが連設する
第2連設部7には第2雌型嵌合部14がそれぞれ凹み形成
されている。雄型嵌合部12が雌型嵌合部13,14 と嵌合す
ることにより、多数の陳列用ブロック1をずれ不能に並
べることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陳列台や陳列ワゴ
ン、陳列ケースなどの商品陳列装置に載せて使用する商
品陳列用ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットなどの商店におい
て、果物や特売品を陳列するため、商品が載る面を水平
に対して例えば30度程度に傾斜させた傾斜陳列台(或
いは傾斜型陳列ワゴン)が多用されている。
【0003】この傾斜陳列台には商品を直接に載せる場
合もあるが、商品を体裁良く並べたり、商品を傷付ける
ことなく並べたりするために、別に商品陳列用ブロック
を使用することが行われている。
【0004】その一例が、先行技術としての特開200
0−354529号公報に開示されている。
【0005】すなわち、この先行技術は、陳列用ブロッ
クを側面視略直角三角形状(または直角三角形が連続し
た形態)に形成したもので、最も広い面積の第1陳列面
とこれよりもやや小さい面積の第2陳列面とが成す角度
を傾斜陳列台の傾斜角度とほぼ同じ角度に設定してい
る。
【0006】また、第1陳列面と第2陳列面との連設部
には、第2陳列面に商品を載せた状態で商品が転げ落ち
るのを防止するための落下防止壁を、第3陳列面と同じ
程度の高さで形成している。更に、第1陳列面には、商
品を仕切る仕切り板を差し込み装着できる左右長手の嵌
合溝を多数条形成している。
【0007】この先行技術の商品陳列ブロックは、その
多数個を縦横に整列した状態で並べて傾斜陳列台に載せ
て使用される。この場合は、第1陳列面を傾斜陳列台に
重ね、かつ、第3陳列面を下向きにすると第2陳列面は
略水平状の姿勢になり、このため、階段状(雛壇状)の
陳列棚と同様の状態になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記先行技術の陳列用
ブロックは、第2陳列面を上向きにした使用方法も、第
1陳列面を上向きにした使用方法も選択でき、多彩な使
用方法を選択できる。このため、マルチ利用陳列具の名
称を冠している。
【0009】ところで、商品を陳列用ブロックに載せた
り取ったりするときに、陳列用ブロックには外力が作用
することがある。しかるに、前記先行技術では隣合った
陳列用ブロックはその外周面が単に重なっているに過ぎ
ないため、重なり合った陳列用ブロックが相対的に滑り
移動することがある。また、軽い地震でも簡単に横滑り
してしまうことが懸念される。
【0010】陳列用ブロックを傾斜陳列面に縦横に並べ
て載せた場合、陳列用ブロックが縦方向にずれることは
あまりないが、左右方向(水平方向)の外力が作用する
と陳列用ブロックが横滑りする虞がある。特に、傾斜陳
列台の上段に行くに従って陳列用ブロックに対する重み
は小さくなるため、陳列用ブロックが滑り移動し易くな
る。
【0011】また、前記先行技術では、第1陳列面を挟
んだ両側に落下防止壁と第3陳列面とがほぼ同じ高さで
形成されているため、嵌合溝が形成されている第2陳列
面を上向きに露出させて傾斜陳列台に載せても、第2陳
列面は傾斜陳列台の傾斜面と平行な傾斜姿勢にしかなら
ず、嵌合溝が形成されている第1陳列面を水平状の姿勢
にするという使用方法を選択できないという不便もあっ
た。
【0012】本発明は、このような問題を解消すること
を目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明におい
て、陳列台や陳列ワゴン、陳列ケースなどの商品陳列装
置に載せて使用する商品陳列用ブロックを、平面視略四
角形の形状とすることにより、多数個を平面視で縦横に
並べて使用できるようになっており、その四辺部のうち
少なくとも平行に延びる2つの辺部に、陳列用ブロック
の複数個を平面視で直列状に並べると互いに嵌まり合っ
て横ずれ不能に保持し得る嵌合手段を設けている。
【0014】請求項2の発明では、商品支持面を水平に
対して例えば30度程度の角度で傾斜させている傾斜陳
列台に使用できる商品陳列陳列用ブロックに好適な形態
としている。
【0015】すなわち、請求項2の発明に係る陳列用ブ
ロックは、面積の異なる3の陳列面を周方向に連ならせ
ることによって側面視で略直角三角形状に形成されてお
り、最も面積が大きい第1陳列面とこれよりもやや面積
が小さい第2陳列面とが成す角度を前記商品支持面の傾
斜角度と略同じ程度に設定することにより、第1陳列面
を傾斜陳列台に重ねた状態と、第2陳列面を傾斜陳列台
に重ねた状態とのいずれの使用状態も選択可能になって
いる。
【0016】更に、第1陳列面と第2陳列面との連設部
に雄型嵌合部を形成し、第1陳列面と第3陳列面との連
設部及び第1陳列面と第3陳列面との連設部に、前記雄
型嵌合部に嵌合し得る雌型嵌合部を形成している。
【0017】請求項3の発明は、請求項2において、前
記第2陳列面のうち第1陳列面に連なる端部には、側面
視で第1陳列面と略並行に延びる幅狭の平坦部が形成さ
れており、この平坦部と第1陳列面とに連続する状態で
雄型嵌合部が平面視で外向きに突設されており、更に、
前記第1陳列面には、商品仕切り用の仕切り板を装着で
きる溝又は穴を設けている。
【0018】
【発明の作用・効果】本発明によると、陳列用ブロック
を並べて使用するにおいて、商品を載せたり取ったりす
るに際して陳列用ブロックに外力が作用しても、或いは
軽い地震があっても、陳列用ブロックが滑り移動して商
品が転落するといった不具合を防止又は著しく抑制でき
る。すなわち、商品の陳列安定性を向上することができ
る。
【0019】傾斜陳列台に陳列用ブロックを多段及び多
列に並べて使用する場合、下段の陳列用ブロックには上
段の陳列用ブロック及び商品の重量がかかっているた
め、陳列用ブロックが縦方向にずれ移動することは殆ど
ないと言える。従って、請求項2のように、嵌合手段
は、各陳列面の連設部だけに形成するだけでもよい。
【0020】また、請求項2のように構成すると、陳列
用ブロックは側面視で略直角三角形状であるため、第3
陳列面を手前側にして第1陳列面を下向きにすると、第
2陳列面を略水平状の姿勢とすることができるのみなら
ず、第3陳列面を手前側に向けて第2陳列面を下向きに
すると、第1陳列面を略水平状の姿勢とすることができ
る。このため、商品陳列態様のバリエーションを豊富化
することができる。
【0021】なお、実施形態で例示するように、本発明
の陳列用ブロックは上記した使用態様の他にも様々の姿
勢にして使用てきる。
【0022】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。先ず、図1〜図3に基づいて構造を説
明する。
【0023】(1).構造 図1は陳列用ブロック1を3つの方向から見た斜視図、
図2は側面図、図3は図1の III-III視断面図であり、
これらの図1に明示するように、陳列用ブロック1は、
周方向に連なる第1〜第3の3つの陳列面2,3,4と
左右側面5とを備えており、このため平面視では略四角
形になっている。なお、左右側面を開口させることも可
能である。
【0024】また、第1陳列面2を最も広い面積と成
し、第2陳列面3を第1陳列面2よりもやや小さい面積
と成し、第3陳列面4を第1陳列面2の半分程度の面積
と成しており、このため、陳列用ブロック1は側面視略
直角三角形状になっている。
【0025】説明の便宜のため、第1陳列面2と第2陳
列面3とが連なるコーナー部を第1連設部6と称し、第
1陳列面2と第3陳列面4とが連なるコーナー部を第2
連設部7と称し、第2陳列面3と第3陳列面4とが連な
るコーナー部を第3連設部8と称する。各連設部6,
7,8には丸みを持たせているが、角張った状態に形成
してもよい。
【0026】本実施形態の陳列用ブロック1は、合成樹
脂を素材としたブロー成形法によって中空状に形成され
ている。このため軽量である。もちろん、樹脂の射出成
形品としたり、木製としたりするなどしてよく、素材や
製造方法に限定はない。
【0027】第1陳列面2には、仕切り手段の一例とし
ての仕切り板9を取付けるための取付け手段の一例と
し、周方向に延びる1本の第1溝条10と、左右側面間
に延びる3本の第2溝条11とが互いに交叉する状態で
形成されている。なお、第1陳列面2に加えて(又はこ
れに代えて)第2陳列面3に溝条10,11を形成する
ことも可能である。
【0028】溝条10,11の位置や本数は必要に応じ
て設定できる。また、溝条10,11はその両端が開放
されているが、両端を閉塞した状態に形成することも可
能である。なお、溝条10,11の部分がリブ効果を持
つため、薄肉のブロー成形品であっても第1陳列面2の
強度を向上できる利点である。
【0029】第2陳列面3のうち第1陳列面2に連なる
端部には、第2陳列面3とほぼ平行に延びる幅狭の平坦
部3aを形成している。そして、平坦部3aと第1陳列
面2とが連なる第1連設部6に雄型嵌合部12を突設し
ている。なお、雄型嵌合部12は嵌合用突起又は嵌合用
突条と言い換えても良い。
【0030】本実施形態では、雄型嵌合部12は陳列用
ブロック1の左右横幅よりもやや短い長さに設定されて
いるが、その長さは自由に設定できる。また、雄型嵌合
部12は第1溝条10によって分断されている。
【0031】雄型嵌合部12は、第1陳列面2と同じ側
に位置する第1平面12aと、第2陳列面3と同じ側に
位置する第2平面12bとを備えており、かつ、第1平
面12aは第1陳列面2から若干の寸法だけ突出してい
る。
【0032】従って、図2に示すように、第1陳列面2
が下向きの状態で陳列用ブロック1をフラットな陳列台
におくと、陳列用ブロック1は、雄型嵌合部12と第2
連設部7とで支持される。この場合、側面視で、雄型嵌
合部12における第1平面12aの延長線が第2連設部
7に接するように設定している。
【0033】他方、図2に一点鎖線で示すように、側面
視において第2平面12bの延長線が第3連設部8と接
するように設定されており、このため、第2陳列面3を
下向きにして陳列用ブロック1を陳列台に載せると、第
2平面12bが陳列台に密着する。このように雄型嵌合
部12の両平面12a,12bが陳列台に密着するた
め、安定性が良い。
【0034】第2連設部7と第3連設部8とには、雄型
嵌合部12に対応した雌型嵌合部13,14を凹み形成
している。説明の便宜上、第2連設部7に設けたものを
第1雌型嵌合部13と称し、第3連設部8に設けたもの
を第2雌型嵌合部14と称する。言うまでもないが、両
雌型嵌合部13,14の左右長さは、雄型嵌合部12の
左右長さと同じか僅かに大きい寸法に設定している。な
お、雌型嵌合部13,14は嵌合溝と言い換えてもよ
い。
【0035】雄型嵌合部12と第2連設部7とに接する
接線と第2陳列面3とが成す角度θ1は30度程度に設
定している(雄型嵌合部12が第1陳列面2から突出す
る寸法は僅かなので、実質的には、第1陳列面2と第2
陳列面3とが成す角度もおおよそ30度程度になってい
る)。また、第2陳列面3と第3陳列面4とが成す角度
θ2はおおよそ90度程度に設定されている。
【0036】ところで、第1陳列面2の溝条10,11
にアクリル製等の仕切り板9を嵌め込み装着する場合、
仕切り板9が簡単に外れないように、きっちりと嵌め込
みできるのが好ましい。他方、陳列用ブロック1を製造
する場合、成形後の収縮などにより、溝条10,11の
寸法精度をある程度以上に高くするのは難しい。
【0037】この点について本実施形態では、図3に示
すように、第2溝条11の相対向する側面に、互いに位
置をずらした状態で突起15を設け、仕切り板9の表面
がこの突起15に当接するように設定している。
【0038】このようにすると、仕切り板9はいわば点
当たりの状態で第2溝条11に嵌まるため、仕切り板9
は弾性変形しやすくなる。従って、第2溝条11の加工
誤差があっても仕切り板9を容易に嵌め込むことがで
き、かつ、弾性が利いていることにより、仕切り板9が
簡単には外れることもない。
【0039】次に、上記した陳列用ブロック1の使用態
様の一部を、図4〜図8に基づいて説明する。
【0040】(2).第1使用態様 図4に示す第1使用態様では、多数の陳列用ブロック1
を、お客が第2陳列面3と対向するように、第1陳列面
2を下向きにした状態で水平状の陳列用陳列台(或いは
ワゴン)17に同じ姿勢で並べている。
【0041】この場合、商品は第2陳列面3に載せられ
ており、かつ、第3陳列面4が転び止めの役割を果たす
している。最前列の陳列用ブロック1に載せた商品18
の転び止めは、陳列用陳列台17に設けた端板19によ
って行われる。
【0042】そして、前後に隣合った陳列用ブロック1
は、手前側に位置した陳列用ブロック1における第1雌
型嵌合部13と、後ろ側に位置した陳列用ブロック1の
雄型嵌合部12とが嵌まり合っているため、陳列用ブロ
ック1は左右方向(紙面と直交した方向)にずれること
はない。
【0043】(3).第2使用態様 図5では、可動式又は固定式の傾斜陳列台20に使用し
た例を示している。傾斜陳列台20が水平に対してなす
角度は、一般に約30度程度になっている。
【0044】図5(A)に示す例では、多数の陳列用ブ
ロック1を、第1陳列面2が下向きとなりかつ第3陳列
面4が手前側(お客の側)に位置する状態で並べてい
る。従って、陳列用ブロック1の重なり態様は図4の場
合と同じであるが、傾斜陳列台20の傾斜角度θ3と、
傾斜陳列台20に対する第2陳列面3の傾斜角度が同じ
程度であるため、結果として、第2陳列面3は水平状に
なっている。
【0045】各陳列用ブロック1に、例えば受け座付き
のメロンやリンゴなどのような球状の果実類を陳列する
のに好ましい。なお、この(A)の状態で、第2陳列面
3が僅かの角度で後傾するように設定しておくと、商品
18が手前にずれるのを防止できて好ましい。図5
(A)の傾斜陳列台20は簀の子状になっており、
(B)では平板状になっている。傾斜陳列台20に滑り
止め用のマットを敷いても良い。
【0046】図5(B)に示す例では、陳列用ブロック
1を、第1陳列面2が下向きとなりかつ第3陳列面4が
奥側に位置するようにして並べており、陳列用ブロック
1は(A)の場合と逆向きになっている。
【0047】この例では、商品18は、前後に隣合った
陳列用ブロック1の第2陳列面3と第3陳列面4とで支
持されている。最前列の陳列用ブロック1に載った商品
は傾斜陳列台20の端板19で止められている。この態
様は、例えばトレーにパックされた苺のような商品18
を陳列するのに好適である。
【0048】(4).第3使用態様 図6では、図5の場合と同様に傾斜陳列台20に載せて
使用する場合において、第1陳列面2を上向きにした使
用状態を示している。このうち(A)に示す例では、第
3陳列面4を手前側に位置させた姿勢で、第1陳列面2
を上向きの姿勢にしている。
【0049】この状態では第1陳列面2はほぼ水平状に
なっているため、仕切り板を併用することにより、例え
ばレモンのような球状の小型商品も安定した状態に陳列
できる。勿論、メロンなども安定して陳列できる。
【0050】また、この状態では、(B)に示すよう
に、前後に隣合った陳列用ブロック1は、雄型嵌合部1
2と第2雌型嵌合部14とが嵌合して左右ずれ不能に保
持されている。
【0051】図6(C)に示す例では、第3陳列面4が
奥側に位置する状態で陳列用ブロックを配置している。
従って、第1陳列面2は、傾斜陳列台20の傾斜角度よ
りも大きい角度で水平に対して傾斜しており、図5
(B)と同様の状態で商品を陳列したり、或いは、仕切
り板を使用して、第1陳列面2を上下に小分けした状態
で商品を陳列したりすることができる。
【0052】(5).他の使用態様 図7〜図8に示すように、2つの陳列用ブロック1を重
ね合わせることにより、側面視略四角形状の複合ブロッ
クとすることもできる。このうち図7に示す例では、2
つの陳列用ブロック1の第1陳列面2を重ね合わせてい
る。
【0053】この図7の場合、雄型嵌合部12が第1陳
列面2よりも突出しているため、上下陳列用ブロック1
の雄型嵌合部12と第1雌型嵌合部13とが互いに噛み
合っている。このため、両陳列用ブロック1は前後左右
のいずれの方向にもずれ不能に保持されており、従っ
て、商品の陳列機能に支障をきたすことはない。
【0054】図8に示す例では、2つの陳列用ブロック
1は、第2陳列面3を密着させた状態で上下に重なり合
っている。第2陳列面3に平坦部3aが存在するため、
この図8の状態でも2つの陳列用ブロック1は安定良く
重なり合っている。
【0055】図7や図8のように2つの陳列用ブロック
1を重ね合わせた場合、図9に大雑把に示すように、2
つの陳列用ブロック1を1単位として、多数の単位を雛
壇状に積み重ねることができる。このような使用態様
は、冷蔵機能付き展示ケース21の内部に使用する場合
に好適である。
【0056】もちろん、2つの陳列用ブロック1からな
る複合陳列用ブロック1を平坦状の陳列台に縦横に並べ
て使用して良い。また、本実施形態の陳列用ブロック1
は、上記使用態様の他の使用方法も選択することができ
る。
【0057】(6).その他 本発明は上記の他にも様々に具体化できる。例えば、請
求項1の構成では、陳列用ブロック1は必ずしも側面視
三角形状には限定されず、直方体状などの形態でも良
い。
【0058】また、陳列用ブロックを側面視で三角形状
に形成する場合、二等辺直角三角形状に形成するなどす
ることも可能である。嵌合手段は、陳列面が連設する部
分に加えて(又はこれに代えて)、側面の箇所に設けて
も良い。
【0059】嵌合手段としては、実施形態のような雄型
嵌合部と雌型嵌合部とには限らず、例えは凹凸が連続し
た形状に形成するなど、様々の態様を選択できる。仕切
り板を設ける場合、これをプライスカードの取付け又は
価格・商品等の表示手段に兼用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る陳列用ブロックの斜視図であ
る。
【図2】陳列面の側面図である。
【図3】図1の III-III視断面図である。
【図4】第1使用態様を示す図である。
【図5】第2使用態様を示す図である。
【図6】第3使用態様を示す図である。
【図7】陳列用ブロックの積み重ね態様の一例を示す側
面図である。
【図8】陳列用ブロックの積み重ね態様の別例を示す側
面図である。
【図9】陳列用ブロックを積み重ねた使用態様の一例を
示す図である。
【符号の簡単な説明】
1 陳列用ブロック 2 第1陳列面 3 第2陳列面 4 第3陳列面 5 側面 6,7,8 連設部 9 仕切り板 10,11 仕切り板取付け手段の一例としての溝条 12 嵌合手段としての雄型嵌合部 13,14 嵌合手段としての雌型嵌合部 17 水平状陳列台 18 商品 20 傾斜陳列台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陳列台や陳列ワゴン、陳列ケースなどの商
    品陳列装置に載せて使用する商品陳列用のブロックであ
    って、 平面視略四角形の形状とすることにより、多数個を平面
    視で縦横に並べて使用できるようになっており、その四
    辺部のうち少なくとも平行に延びる2つの辺部に、ブロ
    ックの複数個を平面視で直列状に並べると互いに嵌まり
    合って横ずれ不能に保持し得る嵌合手段を設けている、
    商品陳列用ブロック。
  2. 【請求項2】商品支持面を水平に対して例えば30度程
    度の角度で傾斜させている傾斜陳列台に使用できる商品
    陳列ブロックであって、 面積の異なる3の陳列面を周方向に連ならせることによ
    って側面視で略直角三角形状に形成されており、最も面
    積が大きい第1陳列面とこれよりもやや面積が小さい第
    2陳列面とが成す角度を前記商品支持面の傾斜角度と略
    同じ程度に設定することにより、 第1陳列面を傾斜陳列台に重ねた状態と、第2陳列面を
    傾斜陳列台に重ねた状態とのいずれの使用状態も選択可
    能になっており、 更に、第1陳列面と第2陳列面との連設部に雄型嵌合部
    を形成し、第1陳列面と第3陳列面との連設部及び第1
    陳列面と第3陳列面との連設部に、前記雄型嵌合部に嵌
    合し得る雌型嵌合部を形成している、請求項1に記載し
    た商品陳列用ブロック。
  3. 【請求項3】前記第2陳列面のうち第1陳列面に連なる
    端部には、側面視で第1陳列面と略並行に延びる幅狭の
    平坦部が形成されており、この平坦部と第1陳列面とに
    連続する状態で雄型嵌合部が平面視で外向きに突設され
    ており、 更に、前記第1陳列面には、商品仕切り用等の仕切り板
    を装着できる溝又は穴を設けている、請求項2に記載し
    た商品陳列用ブロック。
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JP (1) JP2003144280A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006059396A1 (ja) * 2004-12-02 2006-06-08 Kawajun Co., Ltd. 商品陳列用ボード
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JP2015196023A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 株式会社岡村製作所 商品陳列棚
CN106362262A (zh) * 2016-11-30 2017-02-01 天津健康家园科技有限公司 一种情绪发泄装置

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