JP3154454B2 - インタレース画像信号の符号化法 - Google Patents

インタレース画像信号の符号化法

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JP3154454B2
JP3154454B2 JP4331693A JP4331693A JP3154454B2 JP 3154454 B2 JP3154454 B2 JP 3154454B2 JP 4331693 A JP4331693 A JP 4331693A JP 4331693 A JP4331693 A JP 4331693A JP 3154454 B2 JP3154454 B2 JP 3154454B2
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン画像信号
のようなインタレ―ス画像信号を符号化するインタレー
ス画像信号の符号化法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル画像信号を、離散コサイ
ン変換(Discrete Cosine Transform;DCT)し、デジ
タル画像信号の空間方向の冗長性を抑圧することが行わ
れている。
【0003】また、動画像信号の符号化方式において
は、時間方向の冗長性を抑圧するための動き補償(M
C)と、離散コサイン変換とを組合せたハイブリッド符
号化方式であるのが普通であり、CCITT勧告H.2
61、CCIR勧告723、ISO/MPEGなどの国
際標準符号化方式においては、このハイブリッド符号化
方式を基礎にしている。
【0004】ただし、NTSC方式、CCIR勧告60
1コンポ―ネントTV方式、HDTV方式などにおける
テレビジョン画像信号は、それがインタレ―ス(飛び越
し走査)画像信号であることから、上述した符号化方式
は、インタレ―ス画像信号を対象としている。このた
め、CCIR勧告723の符号化方式においては、イン
タレ―ス画像信号であるCCIR勧告601コンポ―ネ
ントTV方式におけるテレビジョン画像信号を扱うの
に、フレ―ム(ノンインタレ―ス画像信号)の概念はな
く、フィ―ルド構造に基ずいた符号化を行っている。
【0005】これに対し、MPEG2の国際標準符号化
方式においては、CCIR勧告601コンポ―ネントT
V方式によるインタレース画像信号であるテレビジョン
画像信号を入力とし、そのインタレース画像信号をブロ
ック毎に符号化するに当り、図1に概念的に示すよう
に、インタレース画像信号の奇数フィ―ルド(ライン番
号1、2………8で示されている)と偶数フィ―ルド
(ライン番号1' 、2' ………8' で示されている)と
を交互に配置して、インタレース画像信号からノンイン
タレ―ス画像信号を生成し、そのノンインタレ―ス画像
信号を符号化の対象とするフレ―ムモ―ド(図1A)
と、奇数フィ―ルド及び偶数フィ―ルドを各別の符号化
の対象とするフィ―ルドモ―ド(図1B)とを、マクロ
ブロック毎に適宜切替えるようにしている。
【0006】このようなフィ―ルドモ―ドとフレ―ムモ
―ドとを切替えて符号化する符号化方式による場合、画
像信号が静止状態であるとき、その画像信号について、
奇数フィ―ルドと偶数フィ―ルドとを交互に配置してフ
レ―ムを構成し、離散コサイン変換して符号化すれば、
離散コサイン変換される画像信号の垂直方向の画素間相
関が高くなるため、高い画像信号の圧縮効率が得られ
る。
【0007】また、画像信号が、フレ―ムを構成する2
つのフィ―ルド間で大きな画像内容の動きを有していれ
ば、その画像信号について、偶数フィ―ルドと奇数フィ
―ルドとを別々に離散コサイン変換して符号化すれば、
高い画像信号の圧縮効率が得られる。
【0008】ところで、画像信号の離散コサイン変換
は、画像信号の空間方向の冗長性を抑圧させるのに優れ
ているが、基底関数が、変換ブロックに完全に閉じてい
るため、低ビットレ―ト時に、ブロック歪みが発生す
る、という欠点を有している。
【0009】また、1つの変換ブロック内にエッジと平
坦部とが混在する場合、高周波成分の打ち切りによって
モスキ―ト雑音が発生する、という欠点を有している。
【0010】従来、ブロック歪みを発生させることなし
に空間方向の冗長性を抑圧させる方法として、直交ミラ
―フィルタ(Quadrature Mirror Filter; QMF)など
のハ―フバンドフィルタバンクや、重複直交変換(Lapp
ed Orthogonal Transform ;LOT)に代表される並列
型フィルタバンクを用いたサブバンド符号化法が提案さ
れている。
【0011】それらフィルタバンクは、基底が隣接ブロ
ックと重複しているため、離散コサイン変換による符号
化において発生するようなブロック歪みを発生しない。
【0012】一方、画像信号の離散コサイン変換は、周
波数分離特性が直交変換に比し優れるため、画像信号の
圧縮効率の目安となる特定バンドへの電力集中度(Ener
gy Compaction )が高い、という特徴を有する。
【0013】また、サブバンド符号化法における、低域
サブバンドのみを再帰的に分割するオクタ―ブ分割サブ
バンド符号化の場合、高周波基底の長さが離散コサイン
変換や他の並列型フィルタバンクに比べて短くなるた
め、量子化雑音の空間的拡散が抑えられ、モスキ―ト雑
音が低減する、という効果も併せ有している。
【0014】以上のことから、国際標準のMPEG2方
式に代表される動き補償と離散コサイン変換とを組合せ
た符号化の直交変換部を、重複直交変換、LOT直交ミ
ラ―フィルタバンクなどに置き換えれば、符号化効率及
び主観画質の向上を図ることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】画像信号を離散コサイ
ン変換して符号化する場合、その離散コサイン変換の基
底が、1ブロックに完全に閉じているため、1フレ―ム
画像信号を符号化する際に、奇数フィ―ルドブロック及
び偶数フィ―ルドブロックと、それらが交互に配置され
ているフレ―ムブロックとが混在していても、何ら問題
は生じない。
【0016】これに対し、画像信号をサブバンド符号化
法によって符号化する場合、フィルタバンクの基底が、
隣接ブロックと一部重複する。
【0017】すなわち、フレ―ムブロックの変換時に、
奇数または偶数フィ―ルドブロックを参照したり、奇数
(偶数)フィ―ルドブロックへの変換時に、偶数(奇
数)フィ―ルドブロックやフレ―ムブロックを参照した
りすることが起り得る。
【0018】フレ―ムブロックの符号化においては、図
2に示すように、画像信号の水平方向に関し、フレ―ム
ブロックと、奇数または偶数フィ―ルドブロックとの間
の境界が不連続となり、垂直方向に関して、奇数フィ―
ルドブロックと、偶数フィ―ルドブロックとの間の境界
が不連続となる。
【0019】また、フィ―ルドブロックの符号化におい
ても、画像信号の水平方向に関し、フレ―ムブロックと
奇数または偶数フィ―ルドブロックとの境界間のが不連
続となり、垂直方向に関し、奇数フィ―ルドの符号化に
おいて、フレ―ムブロックの下方にフィ―ルドブロック
が存在する場合、図3に示すように、両者間の境界が不
連続になり、偶数フィ―ルドの符号化において、フィ―
ルドブロックの下方にフレ―ムブロックが存在する場
合、図4に示すように、両者間の境界が不連続になる。
【0020】このように不連続になること自体は、画像
信号を再構成するのに影響ないが、ブロック境界におけ
る不連続点には、非常に高い周波数成分が含まれるた
め、に、多くのビット割り当てを、必要とする。このた
め、上述した不連続によって、符号化効率が低下する。
【0021】
【発明の目的】本発明は、インタレ―ス画像信号に対
し、基底長Mが変換ブロックサイズNよりも大きいフィ
ルタバンクを用いる符号化方式において、フレ―ムブロ
ックとフィ―ルドブロックとの間の不連続、及び奇数フ
ィ―ルドブロックと偶数フィ―ルドブロックとの間の不
連続によって符号化効率が低下しないフィ―ルドとフレ
―ムとの切替えを実現し、符号化効率を改善せんとする
ものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明によるインタレ―
ス画像信号の符号化法によれば、水平及び垂直方向の2
次元の変換にあたり、水平方向の変換のみを、フィ―ル
ド/フレ―ムの並べ換えに先だって行い、一方、フィ―
ルド/フレ―ムの並べ換えを、水平方向の変換によって
得られる水平1次元変換係数に対し、行う。
【0023】また、フィ―ルド/フレ―ム並べ換えを行
った後の水平1次元変換係数デ―タに対し、垂直方向の
変換を行う。
【0024】ここで、フレ―ムブロックの符号化におい
て、奇数フィ―ルドブロックの下方に偶数フィ―ルドブ
ロックが隣接する場合、該奇数フィ―ルドブロック及び
偶数フィ―ルドブロックを変換する際には、奇数フィ―
ルドブロックと偶数フィ―ルドブロックとの間の境界線
を対象軸として、当該ブロックのデ―タを偶対象に折り
返して得られるデ―タを、変換する。
【0025】また、フィ―ルドブロックの符号化におい
ては、奇数フィ―ルドを符号化するときにフレ―ムブロ
ックの下方にフィ―ルドブロックが隣接する場合、及び
偶数フィ―ルドを符号化するときにフィ―ルドブロック
の下方にフレ―ムブロックが隣接する場合、フレ―ムブ
ロックとフィ―ルドブロックとの間の境界線を対称軸と
して、それらブロックのデ―タを偶対称に折り返して得
られるデ―タを変換する。
【0026】
【作用・効果】本発明によるインタレ―ス画像信号の符
号化法によれば、基底長Mが変換ブロックサイズNより
も長いフィルタバンクを用いる場合、フィ―ルド/フレ
―ム適応画像に対し、直接的に2次元の変換を行えば、
図2〜図4に示したように、水平方向及び垂直方向の不
連続線にまたがった変換を行うこととなる。
【0027】しかし、「課題を解決するための手段」で
述べたように、水平方向及び垂直方向の2次元の変換を
一度に行うのではなく、入力画像信号に対し、水平方向
の変換のみを先に行い、それによって得られる水平1次
元変換係数について、フィ―ルド/フレ―ム並べ換えを
行うので、水平方向の不連続線を含んだ変換を行わずに
済む。
【0028】一方、完全対称形のフィルタ係数を有する
直線位相フィルタバンクの場合、あるブロックの変換に
際し、そのブロックのデ―タを、ブロックの境界線を対
称軸として偶対称に折り返して変換することにより、隣
接ブロックの逆変換デ―タがなくても、完全再構成を実
現できる。
【0029】この性質を利用し、垂直方向の不連続線の
直上ブロック及び直下ブロックを垂直方向に変換する際
には、画像信号の端点処理と同様に、不連続線を対称軸
として当該ブロックのデ―タを鏡状に折り返し、得られ
たデ―タを変換する。これにより垂直方向の不連続線に
またがった変換を行わずに済む。
【0030】以下、直線位相フィルタバンクの代表であ
る重複直交変換する場合を例にとり詳しく説明する。
【0031】重複直交変換は、M=2N点のデ―タか
ら、N個の変換係数を出力するもので、ここではN=8
とし、また、フィ―ルドモ―ドとフレ―ムモ―ドとを切
替える単位であるマクロブロックのサイズを、2N×2
N、すなわち16×16とする。
【0032】1)フレ―ムベ―ス符号化の場合 まず、フレ―ム画像信号を、水平方向に、重複直交変換
する。
【0033】次に、フィ―ルドモ―ドと判定されたマク
ロブロック(図5A)について、図5Bに示すように、
水平方向の変換によって得られる水平1次元変換係数の
うち、奇数フィ―ルドに対応するデ―タをマクロブロッ
クの上部に配置し、偶数フィ―ルドに対応するデ―タを
マクロブロックの下部に配置し、奇数フィ―ルドブロッ
クと偶数フィ―ルドブロックとが上下に配置されている
並べ替えを行う。
【0034】次に、マクロブロックの上部の奇数フィ―
ルドブロックを、垂直方向に変換する。この場合、図6
に示すように、奇数フィ―ルドブロックと偶数フィ―ル
ドブロックとの境界を対称軸として、N/2=4ライン
分のデ―タを折り返し、これを垂直重複直交変換の入力
とする。
【0035】また、マクロブロックの下部の偶数フィ―
ルドブロックを、垂直方向に変換する。この場合、図7
に示すように、偶数フィ―ルドブロックと奇数フィ―ル
ドブロックとの境界を対称軸として、N/2=4ライン
分のデ―タを折り返し、これを垂直重複直交変換への入
力とする。
【0036】2)フィ―ルドベ―ス符号化の場合 まず、奇数フィ―ルド画像信号及び偶数フィ―ルド画像
信号を、水平方向に、重複直交変換を用いて変換する。
【0037】次に、フレ―ムモ―ドと判定されたマクロ
ブロック(図8A)について、水平方向の変換によって
得られた水平1次元変換係数のうち、奇数フィ―ルドに
対応するデ―タと偶数フィ―ルドに対応するデ―タとが
交互に配列されたフレ―ムブロックを構成する並べ替え
を行う。
【0038】次に、奇数フィ―ルドの符号化において、
マクロブロックの下部のフレ―ムブロックを垂直方向に
変換する。この場合、図9に示すように、フィ―ルドブ
ロックとの境界を対称軸として、N/2=4ライン分の
デ―タを折り返し、これを垂直重複直交変換の入力とす
る。
【0039】また、その垂直下のフィ―ルドブロックを
垂直方向に変換する。この場合、図10に示すように、
フレ―ムブロックとの境界を対称軸として、N/2=4
ライン分のデ―タを折り返し、これを垂直重複直交変換
の入力とする。
【0040】また、偶数フィ―ルドの符号化において、
マクロブロックの上部のフレ―ムブロックを垂直方向に
変換する。この場合、図11に示すように、フィ―ルド
ブロックとの境界を対称軸として、N/2=4ライン分
のデ―タを折り返し、これを重複直交変換への入力とす
る。
【0041】さらに、その直上のフィ―ルドブロックを
垂直方向に変換する。この場合、図12に示すように、
フレ―ムブロックとの境界を対称軸として、N/2=4
ライン分のデ―タを折り返し、これを重複直交変換の入
力とする。
【0042】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号
化法によれば、基底長Mが変換ブロックサイズNよりも
長いフィルタバンクと、フィ―ルド/フレ―ム適応切替
えとを組合せた際に問題となっていたブロック境界の不
連続線の影響を排除することができ、符号化損失をなく
すことができる。
【0043】すなわち、画像の局所的な性質に応じて垂
直方向の相関を高めることができ、符号化効率がフレ―
ム単位あるいはフィ―ルド単位の符号化に比べて向上す
る。
【0044】さらに、(基底長M)>(変換ブロックサ
イズN)なるフィルタバンクの圧縮効率は、M=Nのブ
ロック変換よりも高く、従来の離散コサイン変換符号化
よりも、高い効率の符号化を実現し得る。
【0045】なお、上述した手法は、入力画像がフレ―
ム間差分画像信号や動き補償フレ―ム間差分画像信号で
ある場合にも、同様に適用することができる。
【0046】また、重複直交変換以外の直線位相フィル
タバンクの場合でも、同様の処理によって、符号化する
ことができる。
【0047】
【実施例1】次に、図13を伴って、本発明によるイン
タレ―ス画像信号の符号化法を第1の実施例で説明しよ
う。
【0048】図13に示す本発明によるインタレ―ス画
像信号の符号化法においては、インタレ―ス画像信号1
を、切替え手段25を用いて、奇数フイ―ルド信号2と
偶数フィ―ルド信号3とに分ける。
【0049】そして、偶数フィ―ルド信号3について
は、それを、直接的に、スキャンコンバ―タ5に供給さ
せ、奇数フイ―ルド信号2については、それを、1フィ
―ルド遅延回路4によって1フィ―ルド分遅延させ、そ
の遅延された奇数フィ―ルド信号2′をスキャンコンバ
―タ5に供給させ、スキャンコンバ―タ5において、イ
ンタレ―スされた2フィ―ルドの信号を、ノンインタレ
―ス化し、それをフレ―ム画像信号6として得る。
【0050】また、スキャンコンバ―タ5から得られる
フレ―ム画像信号6を、水平方向重複ブロック化部7に
供給し、その水平方向重複ブロック化部7おいて、フレ
―ム画像信号6から、それが水平方向に重複ブロック化
されている水平方向重複ブロックデ―タ8を得、そし
て、その水平方向重複ブロックデ―タ8を、水平LOT
部9に供給し、その水平LOT部9において、水平方向
重複ブロックデ―タ8を重複直交変換(LOT)させ、
その変換係数出力を、水平1次元LOT係数出力12と
して得る。
【0051】一方、上述したスキャンコンバ―タ5から
出力されるフレ―ム画像6を、符号化モ―ド判定部10
に供給し、ブロックを水平方向及び垂直方向に複数とっ
たマクロブロックのそれぞれについて、それをフィ―ル
ド単位に符号化するかフレ―ム単位に符号化するかを判
定し、その判定結果を、符号化モ―ド情報11として出
力させる。
【0052】この符号化フィ―ルド単位に符号化するか
フレ―ム単位に符号化するかの判定法は種々あるが、各
マクロブロックについて、例えば2つのフィ―ルド間の
画像内容の変化量を検出し、その変化量がある閾値以上
である場合、そのマクロブロックの符号化を、フィ―ル
ド単位に行うものとして判定する手法を用い得る。
【0053】また、水平LOT部9から得られる水平1
次元LOT係数出力12を、フレ―ム配列をフィ―ルド
配列に並べ替えるフレ―ム・フィ―ルド並べ替え部13
に供給し、そのフレ―ム・フィ―ルド並べ替え部13に
おいて、水平1次元LOT係数出力12を、それが符号
化モ―ド判定部10から出力される符号化モ―ド情報1
1によってフィ―ルドモ―ドであると判定されている場
合、フィ―ルドブロック態様に並び替え、それを、フィ
―ルド/フレ―ム適応水平1次元LOT係数出力14と
して得る。
【0054】さらに、フィ―ルド・フレ―ム並べ替え部
13から得られるフィ―ルド/フレ―ム適応水平1次元
LOT係数出力14を、垂直方向重複ブロック化部15
に供給し、そこにおいて、フィ―ルド/フレ―ム適応水
平1次元LOT係数出力14を、重複ブロック化し、そ
れを、垂直方向重複ブロックデ―タ16として得、その
垂直方向重複ブロックデ―タ16を、ギャップ判定・折
り返し処理部17に供給し、そのギャップ判定・折り返
し処理部17において、不連続境界に接するブロックの
重複部分のデ―タに対し、図6及び図7で上述した折り
返し処理(ギャップ部分処理)を行わせ、それを、水平
1次元LOT係数出力18として得る。
【0055】また、ギャップ判定・折り返し処理部17
から得られる水平1次元LOT係数出力18を、垂直L
OT部19に供給し、そこにおいて、水平1次元LOT
係数出力を重複直交変換させ、それを、2次元LOT係
数出力20として得、その2次元LOT係数出力20
を、量子化器21に供給し、そこにおいて、2次元LO
T係数出力20を量子化し、その量子化インデックス出
力22を得る。この場合、量子化器21として、符号化
モ―ドによって異なった特性を有するものを用い得る。
【0056】さらに、量子化器21から得られる量子化
インデックス出力22を、エントロピ―符号化部23に
供給し、そこにおいて、量子化インデックス出力22に
基ずき符号化を行い、符号化画像情報24を得る。
【0057】以上のようにしてエントロピ―符号化部2
3から得られる符号化画像情報24と、符号化モ―ド判
定部10から得られる符号化モ―ド情報11を、復号化
し得る、圧縮された符号化出力として得る。
【0058】
【実施例2】次に、図14を伴って、本発明によるイン
タレ―ス画像信号の符号化法の第2の実施例を述べよ
う。
【0059】図14において、図13との対応部分には
同一符号を付して示す。
【0060】図14に示す本発明によるインタレ―ス画
像信号の符号化法の第2の実施例においては、入力信号
としてのフィ―ルドベ―スのインタレ―ス画像信号1
を、切替え手段25によって、奇数フイ―ルド信号2
と、偶数フィ―ルド信号3とに自動的に分ける。
【0061】そして、奇数フイ―ルド信号2について、
それを、1フィ―ルド遅延回路4によって1フィ―ルド
分遅延させ、その遅延された奇数フィ―ルド信号2′
を、水平方向重複ブロック化部7及び符号化モ―ド判定
部10に供給し、水平重複ブロック化部7において、奇
数フィ―ルド信号2′をブロック化し、それを、水平方
向重複ブロックデ―タ出力8として得、一方、偶数フィ
―ルド信号3について、それを、直接的に他の水平方向
重複ブロック化部7′及び上述した符号化モ―ド判定部
10に供給させ、その水平方向重複ブロック化部7′に
おいて、偶数フィ―ルド信号3をブロック化し、それ
を、水平方向重複ブロックデ―タ出力8′として得る。
【0062】また、水平方向重複ブロック化部7及び
7′からそれぞれ得られる水平方向重複ブロックデ―タ
出力8及び8′を、水平LOT部9及び9′にそれぞれ
供給し、それら水平LOT部9及び9′において、水平
方向重複ブロックデ―タ出力8及び8′を、水平方向に
LOT変換させ、その水平1次元LOT係数出力12及
び12′をそれぞれ得る。
【0063】一方、符号化モ―ド判定部10において、
奇数フイ―ルド信号2′と偶数フィ―ルド信号3とを参
照し、各マクロブロックについて、符号化をフィ―ルド
単位で行うかフレ―ム単位で行うかの判定をさせ、その
判定結果を、符号化モ―ド情報11として得る。
【0064】また、水平LOT9及び9′からそれぞれ
得られる水平1次元LOT係数出力12及び12′を、
フィ―ルド・フレ―ム並べ替え部13及び13′にそれ
ぞれ供給し、そこにおいて、水平1次元LOT係数出力
12及び12′を、それらが符号化モ―ド判定部10か
ら出力される符号化モ―ド情報11によってフレ―ムモ
―ドと判定されている場合、フレ―ムブロックに変換さ
せ、フィ―ルド/フレ―ム適応水平1次元LOT係数出
力14及び14′を得る。
【0065】さらに、フィ―ルド・フレ―ム並べ替え部
13及び13′からそれぞれ得られるフィ―ルド/フレ
―ム適応水平1次元LOT係数出力14及び14′を、
垂直方向重複ブロック化部15及び15′にそれぞれ供
給し、それら垂直方向重複ブロック化部15及び15′
において、垂直方向重複ブロックデ―タ出力16及び1
6′をそれぞれ得る。
【0066】また、垂直方向重複ブロック化部15及び
15′からそれぞれ得られる垂直方向重複ブロックデ―
タ出力16及び16′を、奇数フィ―ルド用のギャップ
判定・折り返し処理部17及び偶数フィ―ルド用のギャ
ップ判定・折り返し処理部17′にそれぞれ供給し、奇
数フィ―ルド用のギャップ判定・折り返し処理部17に
おいて、不連続境界に接するブロックの重複部分のデ―
タについて、図9に示すような折り返し処理を行なわせ
ることによって、水平1次元LOT係数出力18を得、
また、偶数フィ―ルド用のギャップ判定・折り返し処理
部17′において、不連続境界に接するブロックの重複
部分のデ―タについて、図11に示すような折り返し処
理を行なわせることによって、水平1次元LOT係数出
力18′を得る。
【0067】また、ギャップ判定・折り返し処理部17
及び17′からそれぞれ得られる水平1次元LOT係数
出力18及び18′を垂直LOT部19及び19′にそ
れぞれ入力させ、それら垂直LOT部19及び19′に
おいて、垂直方向に重複直交変換(LOT)させ、2次
元LOT係数出力20及び20′をそれぞれ得、それら
を、量子化器21及び21′にそれぞれ供給し、それら
を、それぞれ量子化させ、量子化インデックス出力22
及び22′を得る。
【0068】さらに、量子化器21及び21′からそれ
ぞれ得られる量子化インデックス出力22及び22′
を、それぞれエントロピ―符号化部23及び23′にそ
れぞれ供給し、それらエントロピ―符号化部23及び2
3′において、量子化インデックス出力22及び22′
にもとずき、それらを、符号化し、それらをそれぞれ符
号化画像情報24及び24′として得る。
【0069】以上のようにして、符号化部23及び2
3′からそれぞれ得られる符号化画像情報24及び2
4′、及び符号化モ―ド判定部10から得られる符号化
モ―ド情報11を、復号化し得る圧縮された符号化出力
として得る。
【0070】
【実施例3】次に、図15を伴って、本発明によるイン
タレ―ス画像信号の符号化法の第3の実施例を述べよ
う。
【0071】図15において、図13との対応部分には
同一符号を付して示す。
【0072】図15に示す本発明によるインタレ―ス画
像信号の符号化法は、入力信号としてのインタレ―ス画
像信号1を、切替え手段25によって奇数フイ―ルド信
号2と偶数フィ―ルド信号3とに分け、その偶数フィ―
ルド信号3を、直接的にスキャンコンバ―タ5に入力さ
せ、奇数フイ―ルド信号2を、1フィ―ルド遅延回路4
によって1フィ―ルド分遅延させ、その遅延された奇数
フィ―ルド信号2′を、スキャンコンバ―タ5に入力さ
せ、そのスキャンコンバ―タ5において、インタレ―ス
された2フィ―ルドの信号をノンインタレ―ス化し、フ
レ―ム画像信号6を生成させる。
【0073】一方、後述する加算器108からの出力1
09を、フレ―ムメモリ110に蓄積させ、そのフレ―
ムメモリ110に蓄積された過去のフレ―ムの局部復号
画像信号、すなわち予測画像信号111を、変化補償用
予測画像信号生成部112に入力させ、その変化補償用
予測画像信号生成部112において、あらかじめ画像内
容変化検出部117において求められた画像内容の変化
ベクトルを参照して、予測画像信号111をシフトさ
せ、それを、変化補償予測画像信号107として得る。
【0074】そして、上述したスキャンコンバ―タ5か
ら得られるフレ―ム画像信号6と、変化補償用予測画像
信号生成部112から得られる変化補償用予測画像信号
107とを、減算器113に供給させ、その減算器11
3において、フレ―ム画像信号6と変化補償用予測画像
信号107とから、フレ―ム間差分画像信号114を生
成させ、そのフレ―ム間差分画像信号114を、水平方
向重複ブロック化部7に供給させ、そこにおいて、フレ
―ム間差分画像信号を重複ブロック化して、水平方向重
複ブロックデ―タ出力8を得、その水平方向重複ブロッ
クデ―タ出力8を、水平LOT部9に供給させ、そこに
おいて、も水平方向重複ブロックデ―タ出力8を、重複
直交変換(LOT)させ、それを、水平LOT係数出力
12として得る。
【0075】また、減算器113から得られるフレ―ム
間差分画像信号114を、符号化モ―ド判定部10に供
給し、そこにおいて、フレ―ム間差分画像111の各マ
クロブロックをフィ―ルド単位で符号化するかフレ―ム
単位で符号化するかを判定し、その判定結果を、符号化
モ―ド情報11として得る。
【0076】さらに、フィ―ルドモ―ドと判定されたブ
ロックの水平LOT部9から出力される水平1次元LO
T係数出力12を、フレ―ム・フィ―ルドモ―ド並べ替
え部13に供給させ、そこにおいて、水平1次元LOT
係数出力12を、符号化モ―ド判定部10から得られる
符号化モ―ド情報11の内容に応じて、フィ―ルドブロ
ックに並び替えさせ、それを、フィ―ルド/フレ―ム適
応水平1次元LOT係数出力14として得る。
【0077】また、フレ―ム・フィ―ルドモ―ド並べ替
え部13から得られるフィ―ルド/フレ―ム適応水平1
次元LOT係数出力14を、垂直方向重複ブロック化部
15に供給させ、そこにおいて、フィ―ルド/フレ―ム
適応水平1次元LOT係数出力14を、重複ブロック化
させ、それを、垂直方向重複ブロックデ―タ出力16と
して得、その垂直方向重複ブロックデ―タ出力16を、
ギャップ判定・折り返し処理部17に供給させ、そのギ
ャップ判定・折り返し処理部17において、不連続境界
に接するブロックの重複部分のデ―タについて、図6及
び図7で上述したと同様の折り返し処理を行なわせ、そ
れによる出力を、水平1次元LOT係数出力18として
得、その水平1次元LOT係数出力18を、垂直LOT
部19に供給させ、そこにおいて、水平1次元LOT係
数出力18を、重複直交変換させ、それを、2次元LO
T係数出力20としてを得、その2次元LOT係数出力
20を、量子化器21に供給させ、そこにおいて、2次
元LOT係数出力20を量子化させ、それを、量子化イ
ンデックス出力22として得る。この場合、量子化器2
1として、符号化モ―ドに応じて異なった特性を有する
ものを用い得る。
【0078】さらに、量子化器21から得られる量子化
インデックス出力22を、エントロピ―符号化部23に
供給し、そこにおいて、量子化インデックス出力22に
もとずき、それを符号化して符号化画像情報24を得
る。
【0079】一方、量子化器21から得られる量子化イ
ンデックス出力22を、逆量子化器95に供給させ、そ
こにおいて、量子化代表値出力96を得、その量子化代
表値出力96を、垂直逆LOT部97に供給させ、そこ
において、量子化代表値出力96を、垂直逆LOTデ―
タ出力98に逆変換させる。
【0080】さらに、垂直逆LOT部97から得られる
垂直逆LOTデ―タ出力98を、垂直方向ブロック合成
部99に供給させ、そこにおいて、垂直逆LOTデ―タ
出力98から、フィ―ルド/フレ―ム適応水平1次元L
OT係数出力100を得、さらに、その水平1次元LO
T係数出力100をフィ―ルド・フレ―ム並べ替え部1
01に供給し、そこにおいて、水平1次元LOT係数出
力100から、元のフレ―ム信号に対応している水平1
次元LOT係数出力102を得る。
【0081】また、フィ―ルド・フレ―ム並び替え部1
01から得られる水平1次元LOT係数出力102を、
水平逆LOT部103を用いて、水平方向逆重複直交変
換させ、それを、水平逆LOTデ―タ出力104として
得、その水平逆LOTデ―タ出力104から、水平方向
ブロック合成部105を用いて、フレ―ム間差分画像信
号106を生成する。
【0082】さらに、水平方向ブロック合成部105か
ら得られるフレ―ム間差分画像106と、上述した変化
補償用予測画像信号生成部112から得られる変化補償
用予測画像信号107とを、加算器108を用いて加算
し、それの加算出力を、局部復号画像信号109として
得、その局部復号画像信号109を、フレ―ムメモリ1
10に、次のフレ―ムの予測するのに用いられ得るよう
に、蓄積させる。
【0083】一方、上述したスキャンコンバ―タ5から
得られる信号6を、フレ―ムメモリ115に蓄積させ
る。
【0084】また、フレ―ムメモリ115から得られる
それに蓄積されている過去のフレ―ム画像信号116
と、スキャンコンバ―タ5から得られるフレ―ム画像信
号6とを、画像内容変化検出部117において比較し、
両フレ―ム画像信号116及び6間の画像内容の変化量
を検出し、それをベクトルで表している画像内容変化検
出出力118を得る。
【0085】上述のようにして、エントロピ―符号化部
23から得られる符号化画像情報24と、符号化モ―ド
判定部10から得られる符号化モ―ド情報11と、画像
内容変化検出部117から得られる画像内容変化検出出
力118とを、復号化し得る圧縮された符号化出力とし
て得る。
【0086】
【本発明の効果】本発明によるインタレ―ス画像信号の
符号化法によれば、基底長Mが変換ブロックサイズNよ
りも長いフィルタバンクと、フィ―ルド/フレ―ム適応
切替えとを組合せた際に問題となっていたブロック境界
の不連続線の影響を排除し、符号化損失をなくすことが
でき、このため、インタレ―ス画像信号の局所的な性質
に応じて、垂直方向の相関を高めることができ、よっ
て、符号化効率を、フレ―ム単位あるいはフィ―ルド単
位で符号化する従来のインタレ―ス画像信号の符号化法
に比し、向上させることができる。
【0087】また、(基底長M)>(変換ブロックサイ
ズN)なるフィルタバンクの圧縮効率が、M=Nのブロ
ック変換よりも高いので、符号化を、従来の離散コサイ
ン変換を含む符号化法に比し、高い効率で行わせること
ができる。
【0088】なお、上述においては、符号化モ―ドの判
定を、2つのフィ―ルド間に画像内容に変化が大きくあ
るかないかによって行ったが、MPEG2で行われてい
るように、フィ―ルドブロックを構成した場合のライン
間差分電力とフレ―ムブロックを構成した場合のライン
間差分電力とを比較し、電力の小さい方のモ―ドを選択
する方法をとることもでき、その他、本発明の精神を脱
することなしに、種々の変型、変更をなし得るであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化法
の説明に供する、フィ―ルド/フレ―ム適応切替えの態
様を示す図である。
【図2】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化法
の説明に供する、フレ―ムベ―ス符号化におけるフィ―
ルド/フレ―ム適応画像信号の不連続性を示す図であ
る。
【図3】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化法
の説明に供する、フィ―ルド信号のベ―ス符号化におけ
る、フィ―ルド/フレ―ム適応画像信号の不連続性を示
す図である。
【図4】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化法
の説明に供するフィ―ルド信号の符号化時における、フ
ィ―ルド/フレ―ム適応画像信号の不連続性を示す図で
ある。
【図5】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化法
の説明に供する、水平LOT係数出力の並べ替え(フィ
―ルドモ―ド)の態様を示す図である。
【図6】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化法
の説明に供する、フレ―ムベ―ス符号化における奇数フ
ィ―ルドブロックの垂直方向の重複直交変換(LOT)
の態様を示す図である。
【図7】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化法
の説明に供する、フレ―ムベ―ス符号化における偶数フ
ィ―ルドブロックの垂直方向の重複直交変換(LOT)
の態様を示す図である。
【図8】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化法
の説明に供する、フィ―ルドベ―ス符号化における水平
方向LOT係数出力の並べ替え(フィ―ルドモ―ド)の
態様を示す図である。
【図9】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化法
の説明に供する、フィ―ルドベ―ス符号化における奇数
フイ―ルドの符号化時における、フィ―ルドブロックの
直上にフレ―ムブロックが存在する場合のフレ―ムブロ
ックの垂直方向重複直交変換(LOT)の態様を示す図
である。
【図10】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化
法の説明に供する、フィ―ルドベ―ス符号化における奇
数フイ―ルドの符号化時における、フィ―ルドブロック
の直上にフレ―ムブロックが存在する場合のフィ―ルド
ブロックの垂直方向重複直交変換(LOT)の態様を示
す図である。
【図11】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化
法の説明に供する、フィ―ルドベ―ス符号化における偶
数フイ―ルドの符号化時における、フィ―ルドブロック
の直下にフレ―ムブロックが存在する場合のフレ―ムブ
ロックの垂直方向重複直交変換(LOT)の態様を示す
図である。
【図12】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化
法の説明に供する、フィ―ルドベ―ス符号化における偶
数フイ―ルドの符号化時における、フィ―ルドブロック
の直下にフレ―ムブロックが存在する場合のフィ―ルド
ブロックの垂直方向重複直交変換(LOT)の態様を示
す図である。
【図13】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化
法の第1の実施例の説明に供する系統図である。
【図14】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化
法の第2の実施例の説明に供する系統図である。
【図15】本発明によるインタレ―ス画像信号の符号化
法の第3の実施例の説明に供する系統図である。
【符号の説明】
1 インタレ―ス画像信号 2 奇数フィ―ルド信号 3 偶数フィ―ルド信号 4 1フィ―ルド遅延回路 5 スキャンコンバ―タ 6 フレ―ム画像信号 7 水平方向重複ブロック化部 8 水平方向重複ブロックデ―タ出力 9 水平LOT部 10 符号化モ―ド判定部 11 符号化モ―ド情報 12 水平1次元LOT係数出力 13 フレ―ム・フィ―ルド並べ替え部 14 フィ―ルド/フレ―ム適応水平1次
元LOT係数出力 15 垂直方向重複ブロック化部 16 垂直方向重複ブロックデ―タ 17 ギャップ判定・折り返し処理部 18 水平1次元LOT係数出力 19 垂直LOT部 20 2次元LOT係数出力 21 量子化器 22 量子化インデックス出力 23 エントロピ―符号化部 24 符号化画像信号 25 切替え手段 95 逆量子化器 96 量子化代表値出力 97 垂直逆LOT部 98 垂直逆LOTデ―タ出力 99 垂直方向ブロック合成部 100 水平1次元LOT係数出力 101 フィ―ルド・フレ―ム並べ替え部 102 水平1次元LOT係数出力 103 水平逆LOT部 104 水平逆LOTデ―タ 105 水平方向ブロック合成部 106 フレ―ム間差分画像信号 107 変化補償用予測画像信号生成部 108 加算器 109 局部復号画像信号 110 フレ―ムメモリ 111 予測画像信号 112 変化補償用予測画像信号生成部 113 減算器 114 フレ―ム間差分画像信号 115 フレ―ムメモリ 116 フレ―ム画像信号 117 画像内容変化検出部 118 画像内容変化検出出力

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インタレ―ス画像信号を、ブロック単位
    で、水平方向重複直交変換と、垂直方向重複直交変換と
    を含んで符号化するインタレ―ス画像信号の符号化法に
    おいて、 上記水平方向重複直交変換を行って後、上記垂直方向重
    複直交変換を行う前において、ギャップ部分折り返し処
    理を施すことを特徴とするインタレ―ス画像信号の符号
    化法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインタレ―ス画像信号の
    符号化法において、 上記ギャップ部分折り返し処理を、フィ―ルドブロック
    がフレ―ムブロックの下方に隣接するかフレ―ムブロッ
    クの上方に隣接するかに応じた処理とすることを特徴と
    するインタレ―ス画像信号の符号化法。
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