JP3153911U - 指輪 - Google Patents

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【課題】ややサイズが大きい他の指輪と組合せリングを構成し、指に安定して装着することができる指輪であって、組合せリングとして使用した場合にも、単独で使用した場合にも十分なデザイン性を有する指輪を提供する。【解決手段】指輪の構成は、両端部を有するリング体1aを軸着部5を介して第一指輪を拡大縮小可能に設け、前記両端部に内蔵した拡縮機構で前記リング体1aの両端部を接離固定自在に設けると共に、前記リング体1aの一側面に内径調整用の突出片14を設け、この突出片14を他の第二指輪の内周面に嵌挿させて第一指輪と第二指輪を組み合わせたものである。【選択図】図4

Description

本考案は、ややサイズの大きい他の指輪と組合せリングを構成し、指に安定して装着することができる指輪に関する。
指輪は単に指に嵌挿するだけで安定して指に装着しなければならないために細かくサイズ設定がされており、その選定を適確に行う必要がある。しかしながら、人間の指は関節部分がそれ以外の部分より太いため、指輪のサイズを選定するにあたっては、指の第二関節部分を通過できる最適なサイズのものを選定する必要がある。そのため、このようにして選定した指輪の内径は実際にその指輪を装着する部分の指の外径よりも大きく、その差異が大きな場合には、装着部位において指輪が容易に回転、移動してしまい、安定した装着感を得ることができない。
指輪のサイズの不適合に関する悩みとしては、(1)指が節くれ立っているため、第二関節を通過することができるサイズの指輪では装着部位で大き過ぎる場合に加え、(2)購入時には適合していたが、その後に痩せたために指が細くなり、結果的に指輪が大きくなってしまった場合、(3)親族の形見等の思いで深い大切な指輪をサイズ直し加工することなく、大切な思い出とともにそのままの状態で装着したいと切望する場合等がある。
このような問題点に対処するため、指輪に拡径機構を設け、嵌脱時には指輪の径を拡大することにより指の関節部を容易に通過できるようにするとともに、装着時には指輪の径を元に戻すことにより指への安定した装着感が得られる指輪が開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。また、サイズの大きな指輪を安定して指に装着するための補助具も開示されている(例えば、特許文献3、特許文献4)。
特開2000−296009号公報 特開2000−270911号公報 特開2005−261809号公報 特開2007−312964号公報
しかしながら、上記した従来の拡径機構を有する指輪では、拡径及び復径の操作を行うためには指輪の外表面に突出した小さな操作部を指で動かす必要があり、操作性に欠ける面がある。また、指で動かすためには小さ過ぎる操作部であっても、指輪全体から見れば大きな割合を占めており、これらが指輪の外表面に露出していることは指輪のデザイン性に悪影響を与えている。更に、拡径機構の構造が指輪の内周面に凹凸を生じさせており、これらが指輪の装着時に指を刺激して違和感を生じさせていた。
また、上記した従来の補助具は拡径機構を有していないため、その内径を指の第二関節部の外径より小さくすることができない。従って、指の第二関節部の外径と装着部の外径の差異が大きい場合には、前記補助具自体が回転、移動してしまい、ややサイズの大きい指輪を安定して支持するという目的を達成することができない。
そこで本考案は、サイズがやや大きい他の指輪と一緒に組合せリングとして同一の手指に嵌挿することにより、当該他の指輪を安定して支持することができる指輪であって、組合せリングとして使用した場合にも、単独で使用した場合にも十分なデザイン性を有する指輪を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1における考案は、両端部を有するリング体を軸着部を介して第一指輪を拡縮可能に設け、前記両端部に内蔵した拡縮機構で前記リング体の両端部を接離固定自在に設けると共に、前記リング体の一側面に内径調整用の突出片を設け、この突出片を他の第二指輪の内周面に嵌挿させて第一指輪と第二指輪を組み合わせた指輪である。
請求項2における考案は、前記突出片に模様部を切欠き形成した指輪である。
請求項3における考案は、前記拡縮機構は、前記リング体の一方の端部側からあけた空洞内にコイルスプリングとコイルスプリングで弾発させた板ばね部材を空洞内から開口端に移動自在に設け、前記板ばね部材には、後端にリング体の両端部外周面に突出させる小押部を設け、かつ、この板ばね部材は、前記リング体の遠心方向に付勢させると共に、前記板ばね部材の後端側に圧接部を形成し、前記空洞の開口端内周に段部を形成し、前記リング体の他方の端部側に前記小押部を押圧可能な逃げ部を形成し、前記リング体の縮径時には、板ばね部材をコイルスプリングを介して弾発させ、かつ圧接部を段部に付勢させてロック状態に固定し、拡径時には、小押部を求心方向に押圧してロック状態を解除して板ばね部材をコイルスプリングを介して弾発させて板ばね部材をリング体の開口側に移動させ、かつ、板ばね部材の係止部をストッパに係止した状態で拡径した指輪である。
本考案に係る指輪は、従来の指輪の補助具とは異なり十分なデザイン性を有しているので、単独でも使用できることは勿論、ややサイズの大きい他の指輪を支持するために用いる場合であっても、当該他の指輪と組み合わせリングを構成して複合した美観を発揮することができる利点がある。また、従来の指輪の補助具とは異なり拡縮機構を備えているため、装着部位に安定して装着できるので、ややサイズの大きい他の指輪を安定して確実に支持することができる。
また、本考案に係る指輪は、突出片に接続部を切欠き形成したもので、例えば、星形やハート形などの穴あき形状にすることができ、装飾価値の向上を図ることができ、しかも、材料の削減や軽量化又はコスト低減などに役立つことができる。
更に、本考案に係る指輪における拡縮機能は、リング体の外部には、小押部のみが露出するだけであって、指輪のデザインに支障を与えることなく、しかも、使用中に手指に当接部位がないので、使用に際して全く違和感がない。更には、拡縮状態に確実に操作することが可能であり、必要最小限度の拡径状態を保持できる。
本考案実施形態の指輪の閉鎖状態を示す一部切除した正面図である。 本考案実施形態の指輪の拡径状態を示す一部切除した正面図である。 本考案実施形態の指輪の拡径状態を示す裏側から見た斜視図である。 本考案実施形態の指輪の閉鎖状態を示す表側から見た斜視図である。 本考案実施形態の指輪とサイズがやや大きい他の指輪との組合状態を示す正面図(a)及び側面断面図(b)である。 本考案実施形態の指輪とサイズがやや大きい他の指輪とを組合せ、指に嵌挿した状況の図であり、図6(a)はその正面図、図6(b)はその側面図である。 本考案と関連した指輪の適正サイズを計測する指輪ゲージの一部切除した正面図であり、図7(a)は閉じた状態を示す一部切欠き正面図、図7(b)は拡げた状態を示す一部切欠き正面図である。
本考案における指輪の好ましい実施形態を図面に従って詳述する。
図1は、第一指輪1の縮径状態を、図2は、その拡径状態を示した一部切欠き正面図を示す。図3と図4において、両端部を有するリング体1aを軸着部5,5を介して拡縮可能に設けている。本例では、2個の軸着部5,5を設けているが、4個又は複数個の軸着部を設けるようにし、これらは実施に応じて任意である。リング1aの両端部の一側に設けた空洞10に後述する拡縮機構30を内蔵させ、この拡縮機構30でリング体1aの両端部を接離固定自在に設ける。
図4において、リング体1aの一側面に内径調整用の突出片14を設けている。この突出片14は円弧状を呈し、内周面をリング体1aの内周面と一致させている。また、この突出片14には、貫通状態に切欠き形成した模様部15aを設けている。突出片14の突出長さは、後述する第二指輪16の巾に対応させるのが好ましい。この突出片14は、他の第二指輪16の内周面に嵌挿させて第一指輪1と第二指輪16を組み合わせて一対の指輪を構成している。
図1及び図2において、拡縮機構30の具体例を示す。
拡縮機構30は、リング体1aの一方の端部側からあけた空洞10内にコイルスプリングを装着し、このコイルスプリングの端部に当接させるように板ばね部材6を挿入して、板ばね部材6を空洞10内から開口端に移動自在に設けている。
この板ばね部材6には、後端にリング体1aの両端部外周面に突出させる小押部12を設け、更に、板ばね部材16は、細長形状のV字形に形成され、リング体1aの遠心方向に付勢させている。また、板ばね部材6の後端側に圧接部6aを形成し、一方、空洞10の開口端内周に段部16を形成しており、また、リング体1aの他方の端部側に小押部12を押圧することができるように、逃げ部11を形成している。
図4において、リング体1aの縮径時には、板ばね部材6をコイルスプリング6を介して弾発させ、かつ圧接部6aを段部1bに付勢させてロック状態に固定するので、縮径状態の第一指輪1がみだりに拡径されるおそれがない。
一方、図3に示すように、第一指輪1を拡径するときには、小押部12を求心方向に押圧してロック状態を解除して板ばね部材6をコイルスプリング7を介して弾発させて板ばね部材6をリング体1aの開口側に移動させ、かつ、板ばね部材の係止部13をストッパ8に係止した状態でリング体1が拡径される。
なお、図中、2,3,4は、リング体1aの第一円弧部、第二円弧部、第三円弧部であり、9は、ストッパ8を取り付けるための装着穴である。図中、15は、突出片14の外周面である。
次に、本考案における指輪の作用例について説明する。
図6において、手指19の第二関節部位19aと指の付け根との指輪装着部位に第二指輪16を装着するとき、例えば、第二指輪16が使用者にとって使用価値を有するにもかかわらず、使用者の手指より第二指輪16の内周面18の内径が大であると、使用者の手指に対して回ってしまうため、安定的に装着することが困難である。そこで、まず、第一指輪1を図2及び図3に示すように、リング体1aを拡径した状態で、手指19の第二関節部位19aを乗り越えて装着した後に、リング体1aの外方より押圧して縮径状態にすると、図1に示すように、板ばね部材6の先端でコイルスプリング7を弾発すると共に、圧接部6aが段部1bに板ばね部材6の付勢力を介して圧接されてロック状態を保持する。
次いで、図5に示すように、内径の大きい第二指輪16を挿入し、かつ、第一指輪の内径に対応してリング体1aの側部に突出した突出片14を第二指輪16の内周面に挿入すると、第一指輪16が手指の適正位置に安定的に装着すると共に、第二指輪16も突出片14によって手指19に確実に装着することができ、装飾部17が使用中にみだりに回転するおそれもなく、第一指輪16と第二指輪1を一対の指輪として使用可能になり、もって、使用価値を向上させることが可能となる。
また、一対の指輪を手指より離脱させる場合は、第二指輪16を手指19より抜き、次に、第一指輪1を拡径するには、小押部12をリング体1aの求心方向に押圧すると、圧接部6aが段部1bより外れるので、コイルスプリングへの弾発力により板ばね部材6がリング体1の開口側へ移動して板ばね部材6の係止部13がストッパ8に係止され、図2に示すように、リング体1aが拡径された状態になる。そこで、第一指輪1を手指の指先方向に抜くと、第二関節部位19aを乗り越えて簡単に第一指輪1を手指19より離脱することができる。
この第一指輪1は、突出片14を取り除くと、単独の拡縮可能な指輪としても利用できると共に、リング体1aの外周に適宜の装飾部を施すこともでき、これらの構成は、実施に応じて任意である。
1 第一指輪
1a リング体
1b 段部
5 軸着部
6 板ばね部材
6a 圧接部
7 コイルスプリング
8 ストッパ
10 空洞
12 小押部
13 係止部
14 突出部
16 第二指輪
19 手指
19a 第二関節部位
30 拡縮機構

Claims (3)

  1. 両端部を有するリング体を軸着部を介して第一指輪を拡縮可能に設け、前記両端部に内蔵した拡縮機構で前記リング体の両端部を接離固定自在に設けると共に、前記リング体の一側面に内径調整用の突出片を設け、この突出片を他の第二指輪の内周面に嵌挿させて第一指輪と第二指輪を組み合わせたことを特徴とする指輪。
  2. 前記突出片に模様部を切欠き形成した請求項1に記載の指輪。
  3. 前記拡縮機構は、前記リング体の一方の端部側からあけた空洞内にコイルスプリングとコイルスプリングで弾発させた板ばね部材を空洞内から開口端に移動自在に設け、前記板ばね部材には、後端にリング体の両端部外周面に突出させる小押部を設け、かつ、この板ばね部材は、前記リング体の遠心方向に付勢させると共に、前記板ばね部材の後端側に圧接部を形成し、前記空洞の開口端内周に段部を形成し、前記リング体の他方の端部側に前記小押部を押圧可能な逃げ部を形成し、前記リング体の縮径時には、板ばね部材をコイルスプリングを介して弾発させ、かつ圧接部を段部に付勢させてロック状態に固定し、拡径時には、小押部を求心方向に押圧してロック状態を解除して板ばね部材をコイルスプリングを介して弾発させて板ばね部材をリング体の開口側に移動させ、かつ、板ばね部材の係止部をストッパに係止した状態で拡径した請求項1又は2に記載の指輪。
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