JP3153877U - ポケットチーフホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】自分の好みのハンカチーフで好みの形に折ったポケットチーフを型崩れさせることなく保持し、深さの異なる胸ポケットにも自在に対応して最適な高さに保持することができる、ポケットチーフホルダーを提供する。【解決手段】ハンカチーフを各種形状に折って形成したポケットチーフ3を型崩れさせることなく保持するための内部ホルダー4と、該内部ホルダー4を収納すると共に胸ポケットの深さに対応して上下方向に摺動させ、その高さを保持するための外部ホルダー6にて構成し、前記内部ホルダー4は表裏2枚の薄い板状素材から形成され、前記板状素材の各内面の端部に配設した両面接着テープにてポケットチーフの略下半分側を表裏両面より挟むように貼着して当該ポケットチーフを保持し、または前記板状素材にてポケットチーフの略下半分側を表裏両面より挟むと共に当該板状素材の端部をミシンにより縫合してポケットチーフを保持する。【選択図】図1
Description
本考案は、礼服やスーツ及びカジュアルジャケット等の胸ポケットにアクセサリーとして差し込むポケットチーフに関し、特に自分の好みのハンカチーフで好みの形に折ったポケットチーフを型崩れさせることなく保持し、深さの異なる胸ポケットにも自在に対応して最適な高さに保持することができる、ポケットチーフホルダーに関するものである。
従来、礼服やスーツ及びカジュアルジャケット等のアクセサリーとして、胸ポケットにポケットチーフを差し込むことがある。該ポケットチーフは、ハンカチーフを2〜4つに山折にし、又は膨らみを持たせるなどして形作るが、前記礼服等をしばらく着用していると、当該ポケットチーフが型崩れしたり、胸ポケット内に沈み込んでしまうことがあった。
上記問題点を解決すべく、例えば実用新案登録第3133525号公報の「簡易ポケットチーフ」にあっては、胸ポケットに差し込む大きさに形成したカード状の差込片の上辺から装飾用ハンカチーフを露出させたポケットチーフ本体と、上着の胸ポケット内に収容可能な大きさとし、前記ポケットチーフ本体を支持する板状部材からなる支持体とを備え、前記ポケットチーフ本体と支持体とを面ファスナー又はシート状磁石で付着させ、若しくは支持体に複数段階の高さでポケットチーフ本体の高さを支持する複数の支持部を形成するなどとした、ポケットチーフホルダーが提案されている。
また、実用新案登録第3143160号公報の「ポケットチーフホルダ」にあっては、ポケットチーフの一部を弾性力によって挟持する第1の押圧部及び第2の押圧部を有する挟持部と、該挟持部を保持する基板部とを備え、該基板部は、その下縁部がポケットチーフを収容するポケットの底部に当接した状態において、ポケットチーフの重さが加わった挟持部をポケットの底部から所定の高さに維持することが可能な剛性を有すると共に、被着者におけるポケットに対応する部位の体形に沿うように屈曲することが可能な柔軟性を有する素材によって形成するなどとした、ポケットチーフホルダーが提案されている。
上記実用新案登録第3133525号公報に記載のポケットチーフホルダーは、深さの異なる胸ポケットに対応してポケットチーフホルダーを最適な高さに保持することができるが、ポケットチーフ本体の高さ調整を行う支持体が別パーツであるために紛失しやすいという欠点があった。さらに、ポケットチーフ本体には全て予めハンカチーフがポケットチーフとして形成されたものであるため、自分の好みのハンカチーフを用いたり、好みの形に折って使用することができないため、自由度が阻害されてしまうという問題点があった。
また、実用新案登録第3143160号公報に記載のポケットチーフホルダーは、深さの異なる胸ポケットに対応してポケットチーフホルダーを最適な高さに保持することができると共に、自分の好みのハンカチーフを用いて、好みの形に折って使用することはできるが、ポケットチーフを挟むための挟持部は当該ポケットチーフの略中央部の一部分のため、型崩れしやすいという懸念があった。さらに、前記挟持部はある程度の厚さを有するため、胸ポケットに入れた際に厚みが浮き出てしまうという懸念もあった。
本考案は、以上のような問題点を解決するために成されたものであり、礼服やスーツ及びカジュアルジャケット等の胸ポケットにアクセサリーとしてポケットチーフを差し込む際において、自分の好みのハンカチーフで好みの形に折ったポケットチーフを型崩れさせることなく保持し、深さの異なる胸ポケットにも自在に対応して最適な高さに保持することができる、ポケットチーフホルダーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本考案のポケットチーフホルダーは、ハンカチーフを各種形状に折って形成したポケットチーフを型崩れさせることなく保持するための内部ホルダーと、該内部ホルダーを収納すると共に胸ポケットの深さに対応して上下方向に摺動させ、その高さを保持するための外部ホルダーにて構成する。
上記内部ホルダーは表裏2枚の薄い板状素材から形成され、前記板状素材の各内面の端部に配設した両面接着テープにてポケットチーフの略下半分側を表裏両面より挟むように貼着して当該ポケットチーフを保持する。
または上記内部ホルダーは表裏2枚の薄い板状素材から形成され、前記板状素材にてポケットチーフの略下半分側を表裏両面より挟むと共に当該板状素材の端部をミシンにより縫合してポケットチーフを保持する。
本考案のポケットチーフホルダーによれば、礼服やスーツ及びカジュアルジャケット等の胸ポケットにアクセサリーとしてポケットチーフを差し込む際において、自分の好みのハンカチーフで好みの形に折ったポケットチーフを型崩れさせることなく保持し、深さの異なる胸ポケットにも自在に対応して最適な高さに保持することができることはもとより、外部ホルダーに内部ホルダーを収納した一体構造のため、パーツを紛失させることなく確実に機能が得られるという効果を奏する。また、内部ホルダーおよび外部ホルダーは薄い板状素材から形成されたものであるため、ポケットチーフホルダーを胸ポケットに差し込んだ際において厚みが浮き出ることもなく、違和感なく着用することができるという絶大なる効果を奏する。
本考案のポケットチーフホルダーを実施するための最良の形態を図を用いて説明する。
図1は本考案のポケットチーフホルダーの使用状態を示す図であり、ポケットチーフホルダー1は、ハンカチーフを各種形状に折って形成したポケットチーフ3を型崩れさせることなく保持するための内部ホルダー4と、該内部ホルダー4を収納すると共に胸ポケット9の深さに対応して図中矢印のようにホルダー内部8を上下方向に摺動させることにより、その高さを保持するための外部ホルダー6にて構成する。
上記内部ホルダーの形成手順として、まず、図2のポケットチーフを自分の好みのハンカチチーフで好みの形に折った状態図に示すように、予め自分の好みのハンカチチーフ2(シルク製が好ましい)を好みの形(図では三山折り)に折って用意しておく。
次に、図3の本考案のポケットチーフホルダーを構成する内部ホルダーにポケットチーフを保持させた状態図に示すように、(a)において内部ホルダー4は表裏2枚の薄い板状素材から形成され、前記板状素材の各内面の端部に配設した両面接着テープ5にて上記ポケットチーフ3の略下半分側を表裏両面より挟むように貼着し、(b)に示すように当該ポケットチーフ3を保持する。なお、該図において内部ホルダー4を構成する表裏2枚の薄い板状素材は、図中矢印Aのように中央部にて蝶番のように折り畳める構造のものが好ましいが、特に限定するものではない。
また、図7は予めポケットチーフを形成した各種内部ホルダーの形態図であり、ポケットチーフ3の保持手段として上述の両面接着テープ5を用いない方法で示したものある。この場合、内部ホルダー4は上記と同様に表裏2枚の薄い板状素材から形成され、前記板状素材にてポケットチーフ3の略下半分側を表裏両面より挟むと共に当該板状素材の端部をミシンにより縫合してポケットチーフ3を保持したものである。
上記方法の場合、ポケットチーフ3の形状は固定された状態となるため、幾つかの形状を成したポケットチーフ3を保持した内部ホルダー4を取り揃えておくと、シチュエーションに応じて容易に差し替えることができて便利である。例えば(a)のポケットチーフ3aは二山折り、(b)のポケットチーフ3bは外立ての三山折り、(c)のポケットチーフ3cはふくらみ入れを示している。なお、各図の内部ホルダー4の端部には、ミシンにて縫合した縫合部10があり、デザイン要素の一種でもある。
上記何れの方法においても、内部ホルダー4を構成する薄い板状素材としては、本革,合成皮革,合成樹脂,紙などが好ましいが、所望する機能を満たせば特に限定するものではない。
次に、図4の本考案のポケットチーフホルダーを構成する外部ホルダーに内部ホルダーを挿入した状態図に示すように、(a)において外部ホルダー6の上端部の開口部に上述のポケットチーフ3を保持した内部ホルダー4を挿入し、(b)に示すように当該内部ホルダー4を保持する。前記外部ホルダー6の内寸法は、前記内部ホルダー4を挿入した際に適度な摩擦力によって摺動可能となるようにするのが好ましい。
なお、上記外部ホルダー6の端部には、ミシンにて縫合した縫合部7があり、内部ホルダー4における縫合部10と同様にデザイン要素の一種でもある。さらに、外部ホルダー6を構成する薄い板状素材としては、内部ホルダー4と同様に本革,合成皮革,合成樹脂,紙などが好ましいが、所望する機能を満たせば特に限定するものではない。
図5は本考案のポケットチーフホルダーの高さ調整を行っている状態図であり、(a)は標準的な深さを有した胸ポケットにポケットチーフホルダー1を差し込む際の外部ホルダー6と内部ホルダー4の挿入状態を示している。また、(b)は深めの胸ポケットにポケットチーフホルダー1を差し込むため、内部ホルダー4を適度な長さに上げた状態の外部ホルダー6と内部ホルダー4の挿入状態を示している。さらに、(c)は浅めの胸ポケットにポケットチーフホルダー1を差し込むため、内部ホルダー4を適度な長さに下げた状態の外部ホルダー6と内部ホルダー4の挿入状態を示している。
そして、図6は本考案のポケットチーフホルダーを深さの異なる胸ポケットに挿入した状態図であり、上記胸ポケット9の深さの状態に合わせて高さ調整したポケットチーフホルダー1を胸ポケット9に差し込んだ状態を示している。(a)は標準的な深さを有した胸ポケット9に上記ポケットチーフホルダー1を差し込んだ状態を示し、(b)は深めの胸ポケット9に上記ポケットチーフホルダー1を差し込んだ状態を示し、(c)は浅めの胸ポケット9に上記ポケットチーフホルダー1を差し込んだ状態を示しているが、何れの状態であっても胸ポケット9の開口部よりポケットチーフ3を最適な高さを保持して露出させることができるものである。
以上のようにすれば、自分の好みのハンカチーフ2で好みの形に折ったポケットチーフ3を型崩れさせることなく保持し、深さの異なる胸ポケット9にも自在に対応して最適な高さに保持することができる。また、外部ホルダー6に内部ホルダー4を収納した一体構造のため、パーツを紛失させることもない。さらに、内部ホルダー4および外部ホルダー6は薄い板状素材から形成されたものであるため、ポケットチーフホルダー1を胸ポケット9に差し込んだ際において厚みが浮き出ることもなく、違和感なく着用することができることになる。
また、上記説明においてポケットチーフホルダー1を構成する内部ホルダー4及び外部ホルダー6の外形を長方形にて描いたが、図8の本考案のポケットチーフホルダーを構成する内部ホルダー及び外部ホルダーの他の実施例の外形図に示すように、所望する機能を満たせばT字形など他の形状であっても構わない。
なお、一般的にポケットチーフ3はネクタイの柄と合わせることもあり、上記T字形のポケットチーフホルダー1であれば、図9の図8におけるポケットチーフホルダーをネクタイの小剣通しに挿着した状態図に示すように、(a)においてネクタイと同柄のポケットチーフ3を保持したポケットチーフホルダー1をネクタイ11の裏側にある小剣通し12内に挿入し、(b)に示すように当該小剣通し12内に挿着すれば、ネクタイ11を販売する際にポケットチーフホルダー1が付属したものとして販売し易くなる。
1 ポケットチーフホルダー
2 ハンカチーフ
3 ポケットチーフ
4 内部ホルダー
5 両面粘着テープ
6 外部ホルダー
7 縫合部
8 ホルダー内部
9 胸ポケット
10 縫合部
11 ネクタイ
12 小剣通し
2 ハンカチーフ
3 ポケットチーフ
4 内部ホルダー
5 両面粘着テープ
6 外部ホルダー
7 縫合部
8 ホルダー内部
9 胸ポケット
10 縫合部
11 ネクタイ
12 小剣通し
Claims (4)
- ハンカチーフを各種形状に折って形成したポケットチーフを型崩れさせることなく保持するための内部ホルダーと、該内部ホルダーを収納すると共に胸ポケットの深さに対応して上下方向に摺動させ、その高さを保持するための外部ホルダーにて構成したことを特徴とする、ポケットチーフホルダー。
- 上記内部ホルダーは表裏2枚の薄い板状素材から形成され、前記板状素材の各内面の端部に配設した両面接着テープにてポケットチーフの略下半分側を表裏両面より挟むように貼着して当該ポケットチーフを保持することを特徴とする、請求項1に記載のポケットチーフホルダー。
- 上記内部ホルダーは表裏2枚の薄い板状素材から形成され、前記板状素材にてポケットチーフの略下半分側を表裏両面より挟むと共に当該板状素材の端部をミシンにより縫合してポケットチーフを保持することを特徴とする、請求項1に記載のポケットチーフホルダー。
- ポケットチーフホルダーを構成する内部ホルダー及び外部ホルダーの外形をT字形とし、該ポケットチーフホルダーをネクタイの小剣通しに挿着可能としたことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載のポケットチーフホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005086U JP3153877U (ja) | 2009-06-29 | 2009-06-29 | ポケットチーフホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005086U JP3153877U (ja) | 2009-06-29 | 2009-06-29 | ポケットチーフホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3153877U true JP3153877U (ja) | 2009-09-24 |
Family
ID=54858075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009005086U Expired - Fee Related JP3153877U (ja) | 2009-06-29 | 2009-06-29 | ポケットチーフホルダー |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3153877U (ja) |
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2009
- 2009-06-29 JP JP2009005086U patent/JP3153877U/ja not_active Expired - Fee Related
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