JP3153824U - 旅客自動車用自動緊急通報装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】タクシー等において、非常時に操作せずとも各種防犯対策システムと連携して機能するようにし、防犯性能を向上させる自動緊急通報装置を提供する。【解決手段】旅客自動車等において暴漢に襲われた場合、防犯ボード９に取付けた衝撃センサ６が感知すれば、運転手が何の操作も無しにランプ、ブザーで暴漢に警告また威嚇しタイマーにより設定時間後にＧＰＳ無線を介し自動的に車両管理基地局に通報することで、事件の早期解決に有効な装置とする。【選択図】図２
Description
本考案は、旅客自動車において、暴漢による運転手の危険な状況をセンサで感知しランプ、ブザーにより警告し、ＧＰＳ無線を介し自動的に車両管理基地局に知らせるものである。
タクシーを狙う強盗に対して考案された防犯ボードは、犯行の抑止力になっている。
最近ではそのサイズも大きくなりさらに効果が上がっている。
最近ではそのサイズも大きくなりさらに効果が上がっている。
登録実用新案第３０６７３４０号 請求項２
また、タクシーの場合屋根の上に防犯灯が設置してあり、緊急時には車内にある防犯灯用スイッチを押すことで、防犯灯が赤く点灯し、同時にＧＰＳ無線で車両管理基地局に通報するシステムになっている。
特許公開２００４−２３７８２９
解決しようとする問題点は、タクシー等の防犯対策には、防犯ボード、防犯灯、車載カメラ、ＧＰＳ無線による緊急通報などさまざまなものがあるが、それぞれに長所、短所がある。これらは単独で機能している為、連携がなく防犯の能力に限界がある。
また、車載カメラはこれらの中で最も有効な手段と思われるが高価格でありプライバシー侵害の問題もあり普及には時間が掛かる。
本考案は、防犯ボードに衝撃センサを取付け、防犯ボードを故意に激しく揺らしたり、衝撃を与えると衝撃センサが感知し、誤作動防止のタイマーにより時間差をおいてランプ及びブザーで警告し、その後ＧＰＳ無線を介し自動的に車両基地局に通報することを主要な特徴とする。
本考案は旅客自動車等において暴漢に襲われた場合、衝撃センサが感知すれば、運転手がそのまま車外に逃げ出しても、ＧＰＳ無線を介し自動的に車両管理基地局に通報するため、緊急時に何の操作も必要としない。また当該装置が取付けてあることを表示することで、犯行に対する心理的な抑止力を有し、運転手の安全に効果を持つものである。
本考案の実施例を図１及び図２により説明する。図１は装置全体の部品構成の例を表している。図２は衝撃センサ及び制御ボックスの取付け位置の例を示したものである。
図１は、本考案装置の部品構成でありこれらを適正な配線接続、取付け位置により機能するものである。
本装置は電源を必要とし、その電源は車内のシガーライタープラグ８からのもの、または車載バッテリーからの直接電源とする。
電源の供給を受けた制御装置１は電源スイッチ３を入れることで衝撃センサ６に通電し本装置作動の待機状態となる。
衝撃センサは防犯ボード９の端面など緊急事態に振動・衝撃を受ける場所に取付ける。
取付け方法はねじによる固定、強力両面テープなど機能に影響を与えないものとする。
取付け方法はねじによる固定、強力両面テープなど機能に影響を与えないものとする。
配線は通常の運転動作を考慮し支障のない処理を行う。
図２の制御ボックス１はダッシュボード上など車内前部の後席から視認できる場所であり、また運転手の操作可能範囲に固定するものとする。
実施例１を行い待機状態になった後、当該装置の作動条件を満たした場合、不可抗力による誤作動防止のため１０秒間の猶予時間をタイマーにより作動待機状態とさせ警告ランプ２が点滅する。このとき運転手の判断により不可抗力と判断された場合リセットスイッチ４を押すことで元の待機状態となる。
不可抗力ではない場合、誤作動防止タイマーから通報待機タイマーへ移行する。この時警告ブザー５が鳴りタイマー設定時間１０秒を経過してもリセットスイッチ４が押されない場合運転手が危険な状態にあると判断し、緊急信号線７から信号を送り、ＧＰＳ無線を介し車両管理基地局に緊急通報を実行する。
１ 制御ボックス
２ 警告ランプ
３ 電源スイッチ
４ リセットスイッチ
５ 警告ブザー
６ 衝撃センサ
７ 緊急信号線
８ 電源プラグ
９ 防犯ボード
２ 警告ランプ
３ 電源スイッチ
４ リセットスイッチ
５ 警告ブザー
６ 衝撃センサ
７ 緊急信号線
８ 電源プラグ
９ 防犯ボード
Claims (2)
- 衝撃センサが衝撃を感知することで、警告ランプ及び警告ブザーにより暴漢を威嚇する機能を有したＧＰＳ無線による車両管理基地局に緊急通報を送る防犯装置。
- 衝撃センサで衝撃を感知し、警告ランプ、警告ブザーを作動させ、ＧＰＳ無線により緊急信号を送る運転席と後部客席を隔離した複合機能型防犯ボード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009001293U JP3153824U (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 旅客自動車用自動緊急通報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2009001293U JP3153824U (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 旅客自動車用自動緊急通報装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3153824U true JP3153824U (ja) | 2009-09-24 |
Family
ID=54858024
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2009001293U Expired - Fee Related JP3153824U (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 旅客自動車用自動緊急通報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3153824U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014129073A1 (ja) * | 2013-02-19 | 2014-08-28 | 日産自動車株式会社 | 車両室内構造 |
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2009
- 2009-02-10 JP JP2009001293U patent/JP3153824U/ja not_active Expired - Fee Related
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| WO2014129073A1 (ja) * | 2013-02-19 | 2014-08-28 | 日産自動車株式会社 | 車両室内構造 |
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