JP3153819B2 - タービンの電気/油圧式ガバナ装置 - Google Patents

タービンの電気/油圧式ガバナ装置

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JP3153819B2 JP20055491A JP20055491A JP3153819B2 JP 3153819 B2 JP3153819 B2 JP 3153819B2 JP 20055491 A JP20055491 A JP 20055491A JP 20055491 A JP20055491 A JP 20055491A JP 3153819 B2 JP3153819 B2 JP 3153819B2
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佳充 三浦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発電用に用いる再熱式、
非再熱式蒸気タービンに併設され、負荷一定運転から所
内単独運転に移行時の調速機能を果たす、タービンの電
気/油圧式ガバナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の発電用蒸気タービンに用い
られる負荷一定運転機能を有する電気/油圧式ガバナ装
置の系統図である。図においてボイラよりの蒸気は主蒸
気止め弁1および蒸気加減弁2を通り、蒸気タービン3
から復水器4に導びかれ、発電機5を駆動する。
【0003】蒸気タービン3の負荷一定制御は負荷設定
器11で必要負荷を設定し、信号増巾器12で蒸気加減
弁2開度を設定する。それによって生じる発電機負荷
を、発電機負荷トランスジューサ6にて検出し、負荷設
定器11で設定された値と比較し、負荷制御演算器13
での処理修正値を開度設定値14に加算することで、負
荷一定制御を行う。
【0004】また、速度一定制御は、速度設定器15で
設定された、定格回転数値と、タービンロータスロット
ル8と速度検出用ピックアップ7で生じるパルス波にて
タービン回転数を測定した値と比較を行い、速度制御演
算器16での処理修正値を負荷制御先行値17に加算す
ることで速度一定制御を行う。
【0005】なお、ここに『負荷一定運転』とは当該発
電所外へ給電する場合も含めた運転を指す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電気/油圧
式ガバナ装置には解決すべき次の課題があった。
【0007】即ち、従来の電気/油圧式ガバナ装置で
は、負荷一定運転から所内単独運転(調速運転)に移行
する場合、負荷設定器11は移行前と同値とし、負荷制
御演算器13出力を保持し、移行時の負荷偏差で生じる
速度上昇を、速度ピックアップ7で検出し、速度設定器
15の定格設定との偏差にて、速度制御演算器16が負
荷制御先行値17の修正を行い、蒸気加減弁2の開度を
調整するため、負荷偏差発生から、速度偏差発生、検出
までの時間遅れが生じるという問題があった。
【0008】また、速度制御演算器16は比例演算を行
うため、整定回転が上昇するという問題もあった。
【0009】本発明は所内単独運転移行時に生じる、負
荷偏差分を先行ランバックさせ、移行時の速度上昇を防
止し、かつ整定回転数を定格値とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
手段として、タービン用蒸気のガバナ弁を負荷設定器か
らの信号により制御するタービンによって駆動され、発
電所の所内と所外の両方へ並列給電運転可能なタービン
式発電設備の電気/油圧式ガバナ装置において、並列給
電運転から所内給電運転に移行した際、その移行信号を
負荷設定器に伝達する手段と、所内給電運転に移行と同
時に発電機の負荷を負荷設定器に伝達する手段と、上記
所内給電運転に移行した信号と発電機の負荷信号とによ
り所要時間、ガバナ弁にランバック信号を発する負荷設
定器とを具備してなり、負荷偏差に応じて速度上昇を先
行的におさえ込むようにしたことを特徴とするタービン
の電気/油圧式ガバナ装置を提供しようとするものであ
る。
【0011】
【作用】本発明は上記のように構成されるので次の作用
を有する。
【0012】即ち、並列給電運転から所内給電運転(以
降、所内単独運転という)移行時に生じる発電機負荷の
差を、所内単独運転に移行した信号と、それと共に負荷
設定器に伝達される発電機の負荷信号とから検出し、そ
れに対応する蒸気のガバナ弁の開度をランバックさせる
ため、所内負荷に変動が生じてもタービン出力と所内負
荷バランスがとれ、回転数上昇、整定回転数上昇が発生
しない。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2により説明
する。図1は本実施例の電気/油圧式ガバナ装置の系統
図、図2は本実施例を備えた発電設備が負荷一定運転と
所内単独運転の二系統に亘る運転を、遮断器41,42
によって切替え(移行)る状態を説明するための電力系
統図である。
【0014】なお、従来例の図3と同様の構成部品には
同符号を付し、必要ある場合を除き説明を省略する。
【0015】図1において、発電機出力センサー6と負
荷設定器11との間には遮断器OFF信号21によって
閉じる補助接点41aが介装されている。ここに遮断器
OFF信号21とは後述する図2の遮断器41が開いた
ことを伝える信号で、所内と所外の二系列運転が遮断器
41の遮断によって所内系列のみの運転に移行したこと
を伝える信号である。
【0016】その他の構成は従来例と同様である。即
ち、図1の鎖線で囲んだ部分が従来例と相違する部分で
ある。
【0017】図2は上述の如く本実施例に係る電力系統
図であるが、従来例の場合と同様で、41は他発電所
等、所外へ給電する系統の遮断器、42は所内系統の遮
断器である。遮断器41,42の作用について説明する
と、蒸気タービン3の起動時は発電機5は無負荷である
ため、蒸気タービン3の起動に要する補機に対しては遮
断器41は開、同42は閉として所内系統から電源を供
給する。蒸気タービン3が定格運転に達すると、遮断器
41は閉、同42は開となり、系統に並列される。所内
単独運転に移行する場合は、遮断器41は開、同42も
開となって発電機5は所内負荷のみでの運転となる。
【0018】次に上記構成の作用について説明する。系
統並列運転中は負荷設定器11で設定された負荷設定値
は負荷制御先行値17として加算器33を経由し信号増
巾器12でガバナ弁2開度を設定する。設定されたガバ
ナ弁2開度によって生じる発電機5の出力を発電機出力
センサー6で検出し、減算器31で、負荷設定器11で
設定された負荷設定値と比較し、その偏差値を負荷制御
演算器13で処理し、加算器33に加算し、ガバナ弁2
開度を修正し、負荷一定制御を行っている。
【0019】また、速度センサー7にて、検出される蒸
気タービン3速度が速度設定器15で設定される定格速
度と偏差を生じると減算器34で検出され、速度制御演
算器16で処理された速度制御値を加算器32へ加算
し、速度修正も同時に行っている。
【0020】このようにして行なわれている所内と所外
への給電の系統並列運転、即ち、負荷一定運転から所内
のみの系統運転、即ち、所内単独運転に移行する場合は
図の遮断器41が解列し、所内単独運転に移行する。
【0021】遮断器41が解列(遮断)するとその信号
は上述の通り、図1の遮断器OFF信号21となって補
助接点41aを閉じ、発電機出力センサー6と負荷設定
器11とが連通する。それと同時に、遮断器OFF信号
21も負荷設定器11に伝達される。
【0022】他方、遮断器41が解列し、系統並列運転
から所内単独運転に移行すると、蒸気タービン3の負荷
は所内負荷のみとなり、系統運転時との負荷偏差によ
り、蒸気タービン3の速度が急増する。その急増を防止
するため、遮断器OFF信号21、即ち、遮断器41解
列(所内単独)信号で数秒間(実績3秒)負荷設定器1
1の負荷設定値を実負荷(所内負荷)とし、(3秒後は
その直前の所内負荷を負荷設定初期値として残す)ガバ
ナ弁2開度のランバックを行うことで、タービン速度上
昇を防止する。
【0023】所内単独時は負荷制御演算器13出力はブ
ロックするがその他の制御系は並列時と同様の速度制御
を行う。
【0024】以上の通り、本実施例によれば、所内と所
外への給電のための系統並列運転から所内単独運転に移
行した場合、その信号を遮断器OFF信号21として補
助接点41aに伝え、それを閉じると同時にそれを介し
て負荷設定器11に遮断器OFF信号21を伝達する。
一方、併行的に閉じられた補助接点41aを通じて発電
機出力センサー6が発電機5の出力(負荷)を負荷設定
器11に伝達するので、負荷設定器11は負荷設定値を
所内負荷としてガバナ弁2の開度をランバックさせるた
め、蒸気タービン3の速度が上昇することなく適正に維
持されるという利点がある。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次
の効果を有する。
【0026】即ち、本発明の電気/油圧式ガバナ装置を
タービン式発電設備に用いれば所内単独運転移行時は、
その時生じる移行前負荷と可変的所内負荷との負荷偏差
を測定し、バリアブル(可変的)なランバック動作にも
その時生じようとする速度上昇を先行的におさえ込み、
完全な定速の所内単独運転移行が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るタービンの電気/油圧
式ガバナ装置の系統図である。
【図2】上記実施例の装置が用いられるタービン発電設
備の電力系統図である。
【図3】従来の電気/油圧式ガバナ装置の系統図であ
る。
【符号の説明】
2 ガバナ弁 3 蒸気タービン 5 発電機 6 発電機出力センサー 11 負荷設定器 41 遮断器 41a 補助接点

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービン用蒸気のガバナ弁を負荷設定器
    からの信号により制御するタービンによって駆動され、
    発電所の所内と所外の両方へ並列給電運転可能なタービ
    ン式発電設備の電気/油圧式ガバナ装置において、並列
    給電運転から所内給電運転に移行した際、その移行信号
    を負荷設定器に伝達する手段と、所内給電運転に移行と
    同時に発電機の負荷を負荷設定器に伝達する手段と、上
    記所内給電運転に移行した信号と発電機の負荷信号とに
    より所要時間、ガバナ弁にランバック信号を発する負荷
    設定器とを具備してなり、負荷偏差に応じて速度上昇を
    先行的におさえ込むようにしたことを特徴とするタービ
    ンの電気/油圧式ガバナ装置。
JP20055491A 1991-08-09 1991-08-09 タービンの電気/油圧式ガバナ装置 Expired - Lifetime JP3153819B2 (ja)

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