JP3153550U - ワーク保持治具 - Google Patents

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泰基 大村
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哲朗 植村
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Abstract

【課題】薄く柔軟性を有するワークを拡げた状態で保持可能なワーク保持治具を提供する。【解決手段】めっき液に板状又はシート状のワークWを起立状態で浸漬するためのワーク保持治具20であって、ワークWの上端部を保持可能な上側部材21と、ワークWの下端部を保持可能であり、上側部材21に対して上下動可能な下側部材22と、受ける荷重に応じて変形可能であり、下側部材22の自重を上側部材21で受けさせるための支持部材23と、を備え、支持部材23が受けた荷重に応じて変形することにより、上側部材21に対する下側部材22の上下方向位置が変わることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、めっき処理において、めっき液にワークを浸漬するために当該ワークを保持するためのワーク保持治具に関する。
従来から、板状又はシート状のワークを保持するワーク保持治具としては、特許文献1に記載のものがある。このワーク保持治具110は、図6に示されるように、ワークwを保持したときにこのワークwを外側から囲む保持枠112と、この保持枠112の両縦枠部位114間に掛け渡され、両縦枠部位114に沿って上下にスライド自在の補助枠部材120と、この補助枠部材120と保持枠112の下側横枠部位116との間に設けられ、補助枠部材120を下側横枠部位116に向って付勢可能な付勢手段122とを備える。保持枠112の上側横枠部位118と補助枠部材120とには、ワークwの上端部又は下端部を挟持可能な挟持手段124がそれぞれ設けられる。
このように構成されるワーク保持治具110では、各挟持手段124によってワークwの上端部又は下端部を挟持することにより、当該ワークwがワーク保持治具110に保持される。このとき、付勢手段122によって補助枠部材120が下側横枠部位116に向けて付勢されているため、ワークwの下端部が下方に向けて引っ張られる。これにより当該ワーク保持治具110に保持されたワークwは、常に、上下方向のテンションがかかった状態となる。
このワーク保持治具110では、保持されたワークwにテンションがかかることで、例えば、フレキシブルプリント基板等のような柔軟なワークであっても拡げた状態で保持することができる。
保持されているワークwに対して当該ワークwを拡げる方向に常にテンションがかかるワーク保持治具としては、他に特許文献2や特許文献3に記載のワーク保持治具等もある。
特開2002−241949号公報 特許第3611562号公報 特開2008−138257号公報
しかし、前記のワーク保持治具110のように、保持されているワークwに当該ワークwを拡げる方向のテンションが常にかかる場合、薄いワークwを保持したときにこのテンションによってワークwが破れる場合がある。
そこで、本考案は、上記問題点に鑑み、薄く柔軟性を有するワークを拡げた状態で保持可能なワーク保持治具を提供することを課題とする。
そこで、上記課題を解消すべく、本考案は、めっき液に板状又はシート状のワークを起立状態で浸漬するためのワーク保持治具であって、前記ワークの上端部を保持可能な上側部材と、前記ワークの下端部を保持可能であり、前記上側部材に対して上下動可能な下側部材と、受ける荷重に応じて変形可能であり、前記下側部材の自重を前記上側部材で受けさせるための支持部材と、を備え、前記支持部材が受けた荷重に応じて変形することにより、前記上側部材に対する前記下側部材の上下方向位置が変わることを特徴とする。
かかる構成によれば、支持部材によって下側部材の自重を上側部材で受けることが可能となっているので、下側部材の自重によってワークが引っ張られる力を低減することができる。しかも、支持部材が受けた荷重に応じて変形することによって上側部材に対する下側部材の上下方向位置が変わるようになっているので、ワークの撓みを吸収することができる。即ち、めっき液の液流によって仮にワークが撓もうとした場合には、支持部材にかかる荷重が変化し、それに応じて支持部材が変形する。これにより、上側部材に対する下側部材の上下方向位置が変わり、ワークの撓みに追従する。その結果、ワークの撓みを吸収することができる。
本考案に係るワーク保持治具においては、前記上側部材は、保持されるワークの上方でその幅方向に延び、前記下側部材は、上下に延び、互いにワークの幅よりも大きな間隔をおいて平行な状態で且つ上下動自在に前記上側部材によって保持される一対の縦枠部位と、前記上側部材から下方に間隔をおいた位置で前記一対の縦枠部位間に掛け渡され、前記ワークの下端部を下方から保持可能な架橋部位とを有するのが好ましい。
かかる構成によれば、上側部材と下側部材とによりワークをその周縁よりも外側から囲むように保持することで、ワーク保持治具のワークの厚み方向の大きさを抑制することが可能となる。
前記縦枠部位は、当該縦枠部位に対して上下動可能なテンション調整部材を有し、前記支持部材は、前記縦枠部位における前記上側部材と前記テンション調整部材との間に配置され、これら上側部材とテンション調整部材との間隔の変化に応じて弾性変形可能に構成されるのが好ましい。
かかる構成によれば、テンション調整部材を縦枠部位に対して上下させることにより、支持部材を交換することなくワークが引っ張られる力、即ち、ワークにかかる上下方向のテンションを調整することができる。
具体的に、縦枠部位に対してテンション調整部材を上下させることによって上側部材とテンション調整部材との間隔が変わり、これに応じて支持部材が弾性変形する。このように前記間隔に応じて支持部材が変形することによって上側部材に対する下側部材の上下方向位置が変わるため、ワークにかかる上下方向のテンションを調整することができる。
前記縦枠部位には、前記上側部材よりも上側の表面にねじ山が形成され、前記テンション調整部材は、前記ねじ山と螺合するナットで構成され、前記支持部材は、内側に前記縦枠部位が挿通された状態で前記ナットと前記上側部材との間に配設されるつるまきバネで構成されるのが好ましい。
かかる構成によれば、簡素な構成で、下側部材の自重によってワークが引っ張られる力を低減することができると共に、ワークが撓もうとした場合に上側部材に対する下側部材の上下方向位置が変わってワークの撓みに追従しこの撓みを吸収することができる構成を実現できる。しかもテンション調整部材がナットで構成されることにより、当該ナットを回転させるだけでワークに係るテンションを容易に調整することができる。
前記上側部材は、上下方向に貫通する貫通孔を有し、この貫通孔に前記縦枠部位を挿通させることにより当該縦枠部位を上下動自在とし、前記縦枠部位は、前記上側部材から下方に所定間隔をおいた位置に設けられ、且つ前記貫通孔の直径よりも大きな外径を有するストッパ部材を備えてもよい。
かかる構成によれば、縦枠部位が上方に移動してストッパ部材が上側部材の貫通孔周縁部位と当接することにより、縦枠部位のそれ以上の上方への移動が阻止され、これにより縦枠部位が上方に移動し過ぎることを防止することができる。
また、前記テンション調整部材は、前記上側部材よりも下方に配設され、その中心部に前記縦枠部位が挿通される筒状部材を備え、前記支持部材は、内側に前記縦枠部位が挿通された状態で前記筒状部材と前記上側部材との間に配設されるつるまきバネで構成されてもよい。
かかる構成によれば、簡素な構成で、下側部材の自重によってワークが引っ張られる力を低減することができると共に、ワークが撓もうとした場合に上側部材に対する下側部材の上下方向位置が変わってワークの撓みに追従しこの撓みを吸収することができる構成を実現できる。
また、前記筒状部材は、前記縦枠部位に対して上下動可能に構成されるのが好ましい。
かかる構成によれば、筒状部材を縦枠部位に対して上下させるだけでワークに係るテンションを容易に調整することができる。
この場合、前記筒状部材は、その周壁を貫通するネジ孔が設けられ、前記テンション調整部材は、前記ネジ孔に螺入可能で且つ前記筒状部材に挿通される前記縦枠部位を押圧可能なネジ部を有する位置決め部材をさらに備えるのがより好ましい。
かかる構成によれば、筒状部材を縦枠部位に対して任意の上下位置に容易に固定又は開放できるため、ワークに係るテンションを容易に調整することができる。即ち、位置決め部材をねじ込み又は緩めることで、ネジ部先端が縦枠部位を筒状部材の内周壁に押圧し又は開放するため、筒状部材を縦枠部位の所定の位置で容易に固定し又は開放できる。
前記上側部材は、上下方向に貫通する貫通孔を有し、この貫通孔に前記縦枠部位を挿通させることにより当該縦枠部位を上下動自在とし、前記縦枠部位は、前記上側部材から上方に所定間隔をおいた位置に設けられ、且つ前記貫通孔の直径よりも大きな外径を有するストッパ部材を備えてもよい。
かかる構成によれば、縦枠部位が下方に移動してストッパ部材が上側部材の貫通孔周縁部位と当接することにより、縦枠部位のそれ以上の下方への移動が阻止され、これにより縦枠部位が下方に移動し過ぎることを防止することができる。
以上より、本考案によれば、薄く柔軟性を有するワークを拡げた状態で保持可能なワーク保持治具を提供することができる。
本実施形態に係るワーク保持治具とこれに連結された走行部との正面図である。 図1のA−A断面図である。 前記ワーク保持治具における支持部材の配設位置の拡大正面図である。 他実施形態に係るワーク保持治具の支持部材の配設位置の拡大正面図である。 他実施形態に係るワーク保持治具の正面図である。 従来のワーク保持治具の正面図である。
以下、本考案の一実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るワーク保持治具20は、図1及び図2に示されるように、板状又はシート状のワークWに対してめっき処理を施すときに、めっき液に浸漬するためにこのワークWを起立状態で保持するものである。このワーク保持治具20は、搬送軌道11に沿って走行する走行部12に吊持部材13を介して着脱自在に連結可能に構成される。即ち、ワーク保持治具20に対してワークWを着脱する時に走行部12からワーク保持治具20を外し、その状態でワーク保持治具20に対してワークWを着脱し、その後に当該ワーク保持治具20を走行部12に連結することができる。
搬送軌道11は、走行レールRと、駆動手段(図示省略)によって周回移動する搬送チェーン14と、直流電源のカソード(陰極)側に接続された給電レール15を備える。この搬送軌道11は、図示しないが、ワークローディングステーションから、前処理槽、めっき槽及び洗浄槽塔の各槽の上方を巡り、ワークアンローディングステーションを経て、ワークローディングステーションに戻るように敷設されている。
走行レールRと給電レール15とは、それぞれ連結部材を介して軌道基台16に支持されている。この軌道基台16には、その上部と下部とにチェーンガイド16aがそれぞれ設けられている。周回移動する搬送チェーン14は、上部のチェーンガイド16aと下部のチェーンガイド16aとにガイドされている。
走行部12は、走行レールRの上端面に沿ってスライド自在に配置された走行部本体17と、走行部12の上端に支持され、搬送チェーン14と噛み合うスプロケットギヤ18と、走行部本体17の上端部及び下端部に設けられた上側ガイド輪19a及び下側ガイド輪19bと、給電レール15に上側から当接する集電用摺接子15aとを備える。
ワーク保持治具20は、ワークWの上端部を保持可能な上側部材21と、ワークWの下端部を保持可能であり、上側部材21に対して上下動可能な下側部材22と、下側部材22の自重を上側部材で受けさせるための支持部材23とを備える。このワーク保持治具20では、支持部材23が受けた荷重に応じて変形することにより、上側部材21に対する下側部材22の上下方向位置が変わる。
上側部材21は、保持されるワークWの上方でその幅方向(図1における左右方向)に延びる上側横枠部材24と、この上側横枠部材24に取り付けられる上側クランプ(挟持手段)25とを有する。
上側横枠部材24は、水平方向若しくは略水平方向に延び、両端部に下側部材22を保持する縦枠保持部24aを有する。この縦枠保持部24aは、上下方向に貫通する貫通孔を有し、この貫通孔に下側部材22に含まれる縦枠部材26が挿通される。また、上側横枠部材24は、導電性を有する金属で形成され、上側横枠部材24の中央部には走行部12に設けられた吊持部材13が着脱可能に接続されている。
上側クランプ25は、上側横枠部材24に取り付けられ、ワークWの上端部を挟み込んで(挟持して)当該ワークWを固定すると共にワークWに給電するものである。本実施形態では、上側横枠部材24には、3つの上側クランプ25が設けられている。各上側クランプ25は、上側横枠部材24及び吊持部材13を介して走行部12の集電用摺接子15aと導電可能に接続されている。
下側部材22は、一対の縦枠部材(縦枠部位)26と、これら一対の縦枠部材26間に掛け渡され、ワークWの下端部を下方から保持可能な架橋部位27とを有する。この架橋部位27は、水平もしくは略水平方向に延びる下側横枠部材28と、この下側横枠部材28に取り付けられる下側クランプ(挟持手段)29とを有する。
縦枠部材26は、上下に延びる棒状の部材であり、その上端部が上側横枠部材24の縦枠保持部24aに設けられた貫通孔に挿通されている。各縦枠部材26は、導電性を有する金属で形成されている。縦枠部材26の上端部の外径は、縦枠保持部24aの貫通孔の内径よりも小さい。そのため、各縦枠部材26は、上側横枠部材24の両端部において上下動自在である。即ち、一対の縦枠部材26は、互いにワークWの幅よりも大きな間隔をおいて平行な状態で且つ上下動自在に上側横枠部材24に保持される。
縦枠部材26における上側横枠部材24よりも上側の表面には、図3にも示されるように、ねじ山30が形成されている。このねじ山30が形成された部位、即ち、縦枠部材26の上部には、ナット(テンション調整部材)31が螺入されている。縦枠部材26においてナット31と上側横枠部材24との間には支持部材23が配設される。詳しくは、縦枠部材26において上側横枠部材24の上側に支持部材23が配置され、この支持部材23を挟んで上側位置にワッシャー32とナット31とが配設されている。
支持部材23は、受ける荷重に応じて変形可能な部材であり、本実施形態ではつるまきバネにより構成されている。この支持部材23は、縦枠部材26における上側横枠部材24よりも上側で、内側に縦枠部材26が挿通された状態でナット31と上側横枠部材24との間に配設される。より詳しくは、内側に縦枠部材26が挿通されるように支持部材23を上側横枠部材24の上側に配置し、その上からワッシャー32を嵌め、ナット31を螺入する。このように配置される支持部材(つるまきバネ)23が上側横枠部材24とナット31の間に挟まれ縮んだ状態で釣り合うことで、下側部材22の自重を上側部材21に受けさせる。
また、ナット31は、縦枠部材26に対して上下動可能に構成される。即ち、ナット31は、縦枠部材26を回転中心にして回転させることで、縦枠部材26に対して上下方向に移動し、回転を停止することによりその高さ位置で固定できる。
下側横枠部材28は、上側横枠部材24から下方に間隔をおいた位置で一対の縦枠部材26間に掛け渡されている。具体的に、下側横枠部材28は、上側横枠部材24からワークWの長さ(図1における上下方向の長さ)よりも大きな間隔をおいた位置で縦枠部材26同士を連結している。この下側横枠部材28は、非導電性材料で形成されている。
下側クランプ29は、下側横枠部材28に設けられ、ワークWの下端部を挟み込んで当該ワークWを固定すると共にワークWに給電するものである。本実施形態では、下側横枠部材28には、2つの下側クランプ29が設けられている。各下側クランプ29は、給電板29aを介して縦枠部材26と導電可能に接続されている。
以上のように構成されるワーク保持治具20へのワークWの取付作業について説明する。本実施形態では、ワーク保持治具20へのワーク取付作業は、図示しない自動取付装置により自動的に実施される。具体的に、ワーク保持治具20(詳細には、上側横枠部材24)が走行部12に吊持部材13を介して吊り下げられる。このとき、ワーク保持治具20では、支持部材23によって下側部材22の自重を上側横枠部材24で受けた状態となっている。この状態で前記ワークローディングステーションにおいて、上下両クランプ25,29が開かれると共に上側部材21及び下側部材22で囲まれた領域、即ち、上側及び下側横枠部材24,28と一対の縦枠部材26とで囲まれた領域内にワークWが挿入され、ワークWの上下端部が各クランプ25,29により挟持される。このようにしてワークWの上下両端が各クランプ25,29によって挟持されることにより、上側部材21と下側部材22とによりワークWがその周縁よりも外側から囲まれるように保持される。
次に、ワークWのめっき処理について説明する。ワーク保持治具20に保持されたワークWがめっき槽に浸漬され、走行部12が搬送軌道11に沿って移動することによりワーク保持治具20がめっき槽内を搬送される。このとき、給電レール15、集電用摺接子15aを通じて走行部12に供給された電気(電子)が吊持部材13、上側横枠部材24、縦枠部材26を通じて上側クランプ25と下側クランプ29とに給電される。この電気は、各クランプ25,29を介してワークWの両面に供給され、これによりワークWの両面にめっき層(めっき被膜)が形成される。
以上のように本実施形態のワーク保持治具20では、支持部材23によって下側部材22の自重を上側部材21(詳しくは、上側横枠部材24)で受けることが可能となっているので、下側部材22の自重によってワークWが引っ張られる力を低減することができる。しかも、支持部材23が受けた荷重に応じて変形することによって上側部材21に対する下側部材22の上下方向位置が変わるようになっているので、ワークWの撓みを吸収することができる。即ち、めっき液の液流によって仮にワークWが撓もうとした場合には、支持部材23にかかる荷重が変化し、それに応じて支持部材23が変形する。これにより、上側部材21に対する下側部材22の上下方向位置が変わり、ワークWの撓みに追従する。その結果、ワークWの撓みを吸収することができる。
また、本実施形態では、上側部材21と下側部材22とによりワークWをその周縁よりも外側から囲むように保持することで、ワーク保持治具20のワークWの厚み方向の大きさを抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、ナット31を縦枠部材26に対して上下させることにより、支持部材23を交換することなくワークWが引っ張られる力、即ち、ワークWにかかる上下方向のテンションを調整することができる。具体的に、縦枠部材26に対してナット31を上下させることにより、当該ナット31と上側部材21との間隔が変わり、その間に配置された支持部材23が弾性変形する。このように支持部材23が変形することによって上側部材21に対する下側部材22の上下方向位置が変わるようになっているので、ワークWにかかる上下方向のテンションを調整することできる。このとき、ナット31を回転させるだけで、縦枠部材26に対してナット31を上下させることができる。
詳細には、ナット31を上側部材21から離れる方向(縦枠部材26に対して上方)に移動させると、ナット31と上側横枠部材24の縦枠保持部24aとの間隔が大きくなる。そうすると、縮まった状態で釣り合っていたつるまきバネ(支持部材)23が伸びて弾性力が小さくなるため、ナット31と縦枠保持部24aとの間隔が元に戻ろうとして下側部材22が上側部材21に対して下方に移動しようとする。これにより上側部材21と下側部材22の架橋部位27との間隔が広がり、その結果、ワークWにかかるテンションを大きくすることができる。
一方、ナット31を上側部材21に接近する方向(縦枠部材26に対して下方)に移動させると、ナット31と縦枠保持部24aとの間隔が小さくなる。そうすると、縮まった状態で釣り合っていたつるまきバネ23がさらに弾性圧縮されて弾性力が大きくなるため、ナット31と縦枠保持部24aとの間隔が元に戻ろうとして下側部材22が上側部材21に対して上方に移動しようとする。これにより上側部材21と下側部材22の架橋部位27との間隔が狭まり、その結果、ワークWにかかるテンションを小さくすることができる。
また、本実施形態によれば、縦枠部材26の表面にねじ山30を形成し、この縦枠部材26のねじ山30にナット31を螺合させ、内側に縦枠部材26が挿通された状態でナット31と上側横枠部材24との間に支持部材(本実施形態ではつるまきバネ)23を配設することにより、簡素な構成で、下側部材22の自重によってワークWが引っ張られる力を低減することができると共に、ワークWが撓もうとした場合に上側部材21に対する下側部材22の上下方向位置が変わってワークWの撓みに追従しこの撓みを吸収することができる構成を実現できる。
尚、本考案にかかるワーク保持治具は、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では支持部材23としてつるまきバネが用いられるが、これに限定されず、他の形式のバネ等の他の弾性部材が用いられてもよい。
また、上記実施形態では、支持部材23は縦枠部材26において上側横枠部材24よりも上側に設けられているが、これに限定されず、上側横枠部材24よりも下側に設けられてもよい。具体的には、例えば図4に示されるように、縦枠部材26における上側横枠部材24の下側に支持部材23が配設され、その下側に筒状部材40が配設されてもよい。
この筒状部材40は、上下方向に貫通する貫通孔を有する筒状の部材であり、この貫通孔に縦枠部材26が挿通された状態で、上側横枠部材24の下方に配設されている。筒状部材40は、その周壁を貫通するネジ孔(図示省略)が設けられている。このネジ孔には、当該ネジ孔に螺入可能で且つ筒状部材40の中心部に挿通される縦枠部材26を押圧可能なネジ部を有する位置決め部材(蝶ネジ)41が螺入されている。これら筒状部材40及び位置決め部材41(テンション調整部材)は、筒状部材40を縦枠部材26に対して任意の上下位置に容易に固定又は開放できるため、ワークWに係るテンションを容易に調整することができる。即ち、蝶ネジ41をねじ込み又は緩めることで、ネジ部先端が縦枠部材26を筒状部材40の内周壁に押圧し又は開放するため、筒状部材40を縦枠部材26の所定の位置で容易に固定し又は開放できる。
支持部材23は、内側に縦枠部材26が挿通された状態で、筒状部材40と上側横枠部材24との間に配設される。この実施形態では、支持部材23としてつるまきバネが用いられるが、他の弾性体でもよい。このつるまきバネ23は、その上端部が縦枠保持部24aの貫通孔周縁部に固定され、下端部が筒状部材40の上端部に固定されている。このように固定されることで、下側部材22の自重を上側部材21で受けることができる。詳しくは、上記実施形態では、図3に示されるように、支持部材(つるまきバネ)23の上下両端が上側横枠部材24やナット31(ワッシャー32)に固定されていなくても、下側部材22の自重により上側横枠部材24とナット31との間隔が狭まる方向に力が働くため、支持部材23の両端を固定しなくても上側横枠部材24から下側部材22が抜け落ちることなく下側部材22の自重を上側部材21で受けることができる。これに対して上側横枠部材24の下側に支持部材23を配設する場合、図4に示されるように、下側部材22の自重により上側横枠部材24と筒状部材40との間隔が広がる方向に力が働くため、支持部材23の両端が上側横枠部材24と筒状部材40(又は縦枠部材26)とに固定されている。
以上のような配置の支持部材(つるまきバネ)23によれば、当該支持部材23が上側横枠部材24と筒状部材40との間で伸びた状態で釣り合うことにより、下側部材22の自重を上側部材21に受けさせている。
これら筒状部材40、蝶ネジ41及び支持部材23を用いたワークWに対するテンションの調整について説明する。
蝶ネジ41を緩めて筒状部材40を上側部材21から離れる方向(縦枠部材26に対して下方)に移動させると、筒状部材40と縦枠保持部24aとの間隔が大きくなる。そうすると、伸びた状態で釣り合っていたつるまきバネ(支持部材)23がさらに伸びて弾性力が大きくなるため、筒状部材40と縦枠保持部24aとの間隔が元に戻ろうとして下側部材22が上側部材21に対して上方に移動しようとする。これにより上側部材21と下側部材22の架橋部位27との間隔が狭まり、その結果、ワークWにかかるテンションを小さくすることができる。
一方、筒状部材40を上側部材21に接近する方向(縦枠部材26に対して上方)に移動させると、筒状部材40と縦枠保持部24aとの間隔が小さくなる。そうすると、伸びた状態で釣り合っていたつるまきバネ23が縮まって弾性力が小さくなるため、ナット31と縦枠保持部24aとの間隔が元に戻ろうとして下側部材22が上側部材21に対して下方に移動しようとする。これにより上側部材21と下側部材22の架橋部位27との間隔が広がり、その結果、ワークWにかかるテンションを大きくできる。
上記実施形態では、上側横枠部材24に対して縦枠部材26の移動を規制する部材が設けられていないが、設けられてもよい。即ち、上側横枠部材24に対して縦枠部材26が上方に移動し過ぎたり、下方に移動し過ぎたりしないよう、縦枠部材26にストッパ部材が設けられてもよい。具体的に、支持部材23が上側横枠部材24よりも上側に配設される場合には、図3に示されるように、ストッパ部材45は、縦枠部材26において上側横枠部材24から下方に所定間隔をおいた位置に設けられ且つ縦枠保持部24aの貫通孔(縦枠部材26が挿通された貫通孔)よりも大きな外径を有する。一方、支持部材23が上側横枠部材24よりも下側に配設される場合には、図4に示されるように、ストッパ部材45は、縦枠部材26において上側横枠部材24から上方に所定間隔をおいた位置に設けられ且つ縦枠保持部24aの貫通孔よりも大きな外径を有する。このように構成されることで、縦枠部材26が上方(又は下方)に移動してストッパ部材45が縦枠保持部24aの貫通孔周縁部位と当接することにより、縦枠部材26のそれ以上の上方(又は下方)への移動が阻止され、これにより縦枠部材26が上方(又は下方)に移動し過ぎることを防止することができる。
また、上記実施形態では、下側横枠部材28が縦枠部材26の下端部に固定されているが、縦枠部材26に対して上下動可能に構成されてもよい。具体的には、例えば図5に示されるように、下側横枠部材28aは、その両端部に縦枠部材26が挿通される貫通孔(図示省略)を設け、この貫通孔に縦枠部材26を挿通することで当該縦枠部材26に沿って上下にスライド可能に構成される。そして、この下側横枠部材28aは、縦枠部材26における所定の上下位置で固定できるよう、前記貫通孔の内部と外部とを連通するネジ孔とこのネジ孔に螺入される蝶ネジ28bとを有する。このように下側横枠部材28aが上下動可能に構成されることによって、ワーク保持治具20は、種々のサイズのワークWを保持できる。この場合、下側横枠部材28aは、吊持部材13を介して縦枠部材26に供給された電気が当該下側横枠部材28aを通じて下側クランプ29に供給されるよう、導電材料によって形成されてもよい。また、上下動可能に下側横枠部材28aが構成されても、下側クランプ29に対して縦枠部材26から受電可能で且つ当該下側クランプ29と共に上下動可能な受電部材が設けられていれば、下側横枠部材28aが非電導部材で構成されてもよい。
また、上記実施形態では、支持部材(つるまきバネ)23の内側を縦枠部材26が挿通するように配置されているが、これに限定されない。即ち、1又は複数の支持部材23が縦枠部材26の周囲に設けられてもよい。
また、挟持手段(上側クランプ25又は下側クランプ29)の具体的構成は限定されない。即ち、挟持手段は、ワークWの上端部又は下端部を保持でき、且つ吊持部材13を介してワーク保持治具20に供給された電気を当該挟持手段を通じてワークWの少なくとも一方の面に供給できればよい。
20 ワーク保持治具
21 上側部材
22 下側部材
23 支持部材
26 縦枠部材(縦枠部位)
27 架橋部位
30 ねじ山
31 ナット(テンション調整部材)
40 筒状部材
41 蝶ネジ(位置決め部材)
W ワーク

Claims (9)

  1. めっき液に板状又はシート状のワークを起立状態で浸漬するためのワーク保持治具であって、
    前記ワークの上端部を保持可能な上側部材と、
    前記ワークの下端部を保持可能であり、前記上側部材に対して上下動可能な下側部材と、
    受ける荷重に応じて変形可能であり、前記下側部材の自重を前記上側部材で受けさせるための支持部材と、を備え、
    前記支持部材が受けた荷重に応じて変形することにより、前記上側部材に対する前記下側部材の上下方向位置が変わることを特徴とするワーク保持治具。
  2. 前記上側部材は、保持されるワークの上方でその幅方向に延び、
    前記下側部材は、上下に延び、互いにワークの幅よりも大きな間隔をおいて平行な状態で且つ上下動自在に前記上側部材によって保持される一対の縦枠部位と、前記上側部材から下方に間隔をおいた位置で前記一対の縦枠部位間に掛け渡され、前記ワークの下端部を下方から保持可能な架橋部位とを有することを特徴とする請求項1に記載のワーク保持治具。
  3. 前記縦枠部位は、当該縦枠部位に対して上下動可能なテンション調整部材を有し、
    前記支持部材は、前記縦枠部位における前記上側部材と前記テンション調整部材との間に配置され、これら上側部材とテンション調整部材との間隔の変化に応じて弾性変形可能に構成されることを特徴とする請求項2に記載のワーク保持治具。
  4. 前記縦枠部位には、前記上側部材よりも上側の表面にねじ山が形成され、
    前記テンション調整部材は、前記ねじ山と螺合するナットで構成され、
    前記支持部材は、内側に前記縦枠部位が挿通された状態で前記ナットと前記上側部材との間に配設されるつるまきバネで構成されることを特徴とする請求項3に記載のワーク保持治具。
  5. 前記上側部材は、上下方向に貫通する貫通孔を有し、この貫通孔に前記縦枠部位を挿通させることにより当該縦枠部位を上下動自在とし、
    前記縦枠部位は、前記上側部材から下方に所定間隔をおいた位置に設けられ、且つ前記貫通孔の直径よりも大きな外径を有するストッパ部材を備えることを特徴とする請求項4に記載のワーク保持治具。
  6. 前記テンション調整部材は、前記上側部材よりも下方に配設され、その中心部に前記縦枠部位が挿通される筒状部材を備え、
    前記支持部材は、内側に前記縦枠部位が挿通された状態で前記筒状部材と前記上側部材との間に配設されるつるまきバネで構成されることを特徴とする請求項3に記載のワーク保持治具。
  7. 前記筒状部材は、前記縦枠部位に対して上下動可能に構成されることを特徴とする請求項6に記載のワーク保持治具。
  8. 前記筒状部材は、その周壁を貫通するネジ孔が設けられ、
    前記テンション調整部材は、前記ネジ孔に螺入可能で且つ前記筒状部材に挿通される前記縦枠部位を押圧可能なネジ部を有する位置決め部材をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のワーク保持治具。
  9. 前記上側部材は、上下方向に貫通する貫通孔を有し、この貫通孔に前記縦枠部位を挿通させることにより当該縦枠部位を上下動自在とし、
    前記縦枠部位は、前記上側部材から上方に所定間隔をおいた位置に設けられ、且つ前記貫通孔の直径よりも大きな外径を有するストッパ部材を備えることを特徴とする請求項7又は8に記載のワーク保持治具。
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