JP3153534B1 - 果実用緩衝シート、該緩衝シートを備える果実包装用材及び果実梱包体 - Google Patents
果実用緩衝シート、該緩衝シートを備える果実包装用材及び果実梱包体Info
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Abstract
梱包容器内に収容して輸送や保管をする際に、果実の保
護はもちろんのこと、軸a部分に変形が生じたり取れて
しまうことを確実に防止する。 【解決手段】 トレー50に位置決めされた状態で収容
される果実A群の上に載置する平板状の緩衝シート10
であって、該果実用緩衝シート10には、群をなす各果
実Aの軸aの部分を収容できる凹所11A〜11F、1
1a〜11bが裏面側に突出するようにして形成され
る。好ましくは、果実用緩衝シート10はパルプや古紙
などを素材としたパルプモールド成形により全体が一体
成形される。
Description
うに、収穫時に軸(へた)を残したままとされる果実
を、輸送などのために梱包容器内に梱包する際に用いら
れる果実用緩衝シート、及び該緩衝シートを備える果実
包装用材と果実梱包体に関する。
使用されている包装形態は、段ボール箱又は発泡樹脂製
の箱に、果実包装用のパック材(トレー)を入れ、その
窪みに果実を収納した後、果実用の緩衝シートとして、
片段ボールと発泡樹脂製のネットとをそれぞれ一枚ずつ
重ね合わせたもの、あるいは、片段ボールに発泡樹脂シ
ートを貼り合わせたもの、を載置し、それを2段に重ね
とするのが普通であり、それにより、果実に傷が付くの
を防止している。
素材としたパルプモールド(ソフトモールド)製のもの
が使用されるようになってきており(特開平7−248
55号公報など参照)、パルプモールド製の緩衝シート
は樹脂製のものに比して、通気性、水分吸収性に優れ
るので果実の保管などに適する、古紙を利用でき、リ
サイクル効率が高く使用後の処理が簡単で環境に優し
い、などの利点を有している。
し、ももなどのような果実は、いわゆる軸(へた)の部
分を果実側に付けたままで収穫される。そして、該軸の
部分は、鮮度保持の観点からも、また、購買者に好印象
を与える意味からも、当該果実が最終消費者に行き渡る
まで、そのままの姿勢と状態で果実側に付いていること
が望まれる。しかし、軸部分は、その先端部分が果実の
表面から飛び出た状態となっているために、従来の包装
形態による場合には、どうしても、その上に載置される
平板状の緩衝シートにより押し曲げられることから、途
中で折れたり、果実側に押し付けられた姿勢となって果
実部分に傷を付けたり、場合よっては果実から取れてし
まう場合があった。
った果実は見た目の悪さから商品価値が低くなるばかり
でなく、果実の鮮度低下を引き起こす。上段の果実を隙
間をおいて積み重ねることにより、軸に対して押し付け
による変形を生じさせないようにすることもできるが、
反面、包装容器内での果実の姿勢は不安定となり、振動
などにより傷が付きやすくなる。また、梱包体の容積も
増大する。
ートとして片段ボールと発泡樹脂製のネットとを重ね合
わせて載置するやり方は、作業効率が悪いばかりでな
く、発泡樹脂製ネットの使用後の処理(廃棄物としての
処理あるいはリサイクル)が必ずしも容易とはいえな
い。また、ネットは現在稼働している真空吸着による自
動供給機には適応できず、手作業での積み重ねとなって
いる。緩衝シートとして片段ボールに発泡樹脂シートを
貼り合わせたものを用いるやり方は、高い作業効率は得
られるものの、異なる材質のものを貼り合わせているた
めに、使用後の分別処理やリサイクルに難がある。ま
た、製品としてもコストも高騰する。
れたもので、その目的とするところは、軸の付いた果実
を梱包容器内に収容して輸送や保管をする際に、果実に
傷が付かないよう十分に保持及び緩衝機能は果たすこと
ができながら、同時に、果実に付いた軸部分に上方から
不要な押圧力が加わらないようにして、軸部分に変形が
生じることや取れてしまうことを確実に防ぐことのでき
る果実用緩衝シート、該緩衝シートを備える果実包装用
材、及び該果実包装用材を用いた果実梱包体を提供する
ことにある。本発明のさらに他の目的は、高い作業効率
を得ることができ、かつ、使用後の廃棄物処理やリサイ
クルがきわめて容易である果実用緩衝シートを提供する
ことにある。
く、本発明による果実用緩衝シートは、基本的には、複
数個が位置決めされた状態で配置される果実群の上に載
置される平板状の緩衝シートであって、該緩衝シートに
は、該群をなす各果実の軸の部分を収容できる凹所が裏
面側に突出するようにして形成されていることを特徴と
する。この果実用緩衝シートは、位置決めされた状態で
配置される果実群の上に載置されることにより緩衝材と
して機能し、果実群の不要な移動を抑制して果実同士が
衝接により傷が付くのを防止する。同時に、各果実の軸
の部分は果実用緩衝シートに形成された前記凹所に入り
込むことができるので、軸部分に果実用緩衝シートを介
して外圧が作用することはなく、それにより、軸の変形
や折れ曲がり、さらには軸が果実から取れてしまうのを
確実に回避できる。
や形状は、一つの配列パターンにある果実群(例えば、
縦5個×横4列のパターンである20個の果実群)に対
応するように、平面状のシートの所要箇所に所要数の凹
所(この場合には20個)が個々に独立的に形成されて
いてもよい。しかし、選果場などでは、収穫された果実
を大きさ別にグループ分けし、各グループごとに梱包出
荷されるが、その際に、使用する梱包容器の大きさは同
じものであり、梱包容器の底面に並べられる果実の数と
配列パターンが、各グループごとに異なってくる。
態様では、前記のように異なった複数の配列パターンに
ある果実群に対して共通して使用できるように、前記凹
所の位置や形状が設定されている。凹所の位置及び形状
の設定に当たっては、果実の大きさに応じた複数の配列
パターンを想定して、計算により所望の凹所の位置と形
状を設定してもよく、実際に複数の配列パターンを作
り、その上に台紙などを置いて、それぞれの配列パター
ンにおける果実の軸位置がすべて収容できるように、台
紙上に凹所のあるべき位置や形状を描いていき、それを
基に、所望の凹所の位置と形状を設定してもよい。この
態様の果実用緩衝シートを用いることにより、緩衝シー
トの種別を減らすことができてコスト低下がもたらされ
ると共に、選果場などでの果実の梱包作業を容易化す
る。
吸着による搬送手段を用いるのが普通であり、定位置に
置かれた梱包容器内に、真空吸着により運ばれてきたト
レーが最初に挿入され、挿入されたトレー内にやはり真
空吸着により搬送される果実群が一度に落とし込まれ、
次に、該果実群の上にやはり真空吸着により運ばれてき
た緩衝シートが載置される。本発明による果実用緩衝シ
ートにおいて、上記のような真空吸着搬送手段による箱
詰め作業の効率化を考慮して、自動給紙への対応が可能
となるように、緩衝シートの裏面側に真空吸着用のパッ
ドが当接するための閉ループ状の堤が形成される。さら
に好ましくは、前記裏面へ突出した凹所の底面が前記閉
ループ状の堤を兼ねるようにされる。
紙などを素材としたパルプモールド成形により全体が一
体に成形されていることが好ましいが、これに限定され
る訳ではなく、樹脂発泡材等の他の材料を用いてもよ
い。パルプモールド成形の場合には、緩衝能力が高く、
また天然セルロースから構成されるため果実の保湿、通
気を助けることとなり、果実の搬送や保管などに特に好
適である。さらに、古紙を利用でき、リサイクル効率が
高く、使用後の処理が簡単で環境に優しい、などの利点
がもたらされる。
トと、多数個の果実を位置決めした状態で整列保持する
ことのできるトレーとからなる果実包装用材をも開示す
る。その際に、トレーは、大きさによってグループ分け
された果実ごとに、それぞれ専用の配列パターンを持つ
ものが用意されるが、果実用緩衝シートは、前記したよ
うに、当該複数のトレーに共通のものが好ましくは用い
られる。果実用緩衝シートを共通化することにより、例
えばパルプモールド成形用の金型の種類を減少すること
ができ、大幅なコストダウンを図ることができる。もち
ろん、各トレーごとに対応した果実用緩衝シートを用意
してもよい。トレーは、果実用緩衝シートと同様に、パ
ルプや古紙ななどを素材としたパルプモールド成形によ
り全体が一体に成形されていることは好ましい態様であ
る。
器内に収容された少なくとも一組の前記した果実包装用
材と、該果実包装用材によって包装された果実群とを少
なくとも備える果実梱包体を開示する。包装する果実は
任意であるが、りんご、なし、ももなどのように軸を持
つものである場合に、特に有効となる。梱包容器は、段
ボール箱、木箱、発泡樹脂製の箱などであっよく、特に
制限はない。上記の果実梱包体では、果実群に対する必
要な安定性及び緩衝効果が得られると共に、収容した果
実が軸を持つものであっても、輸送中や保管中に、軸が
変形したり、折れ曲がったり、取れてしまうのは回避で
きるので、果実の商品価値を低下させることはなく、鮮
度をいたずらに劣化させることも回避できる。
を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る果実用
緩衝シート10の一実施の形態と、該果実用緩衝シート
10と共に用いられるトレー50の一例を示す斜視図で
あり、果実用緩衝シート10とトレー50とで本発明に
いう果実包装用材100が構成される。図2は、該果実
包装用材100に果実の一例としてのりんごAを収納し
た状態を説明する部分断面図であり、この状態の包装物
が梱包容器(図示されない)に収容され梱包されること
により、本発明でいう果実梱包体が形成される。
びトレー50は、例えば特開平7−24855号公報な
どに記載されるいわゆるパルプモールド成形装置及び成
形方法によって、パルプや古紙などを素材として全体が
一体に成形される。前記したように、この場合には、果
実用緩衝シート10及びトレー50は、天然セルロース
で構成されることから、緩衝能力が高く、また通気性、
水分吸収性に優れるので、果実の搬送や保管などに特に
好適なものである。さらに、古紙を利用でき、リサイク
ル効率が高く、使用後の処理が簡単で環境に優しいなど
の利点もある。もちろん、パルプモールド成形によら
ず、発泡樹脂成形品などであってもよい。
示の例で、トレー50は、平均厚み2mm程度×長辺4
30mm程度×短辺360mm程度の全体として平面視
ほぼ矩形状のものであり、そこに、お椀状の窪み51が
3個の列、4個の列、3個の列、4個の列と、計4列で
14個のお椀状の窪み51が一体成形されており、そこ
に、りんごAを安定的に収納できるようにされている。
このトレー50が、図示しない梱包容器内に真空吸着手
段などにより真空吸着され、容器の底部に挿入された
後、やはり真空吸着手段などにより14個のりんごA群
が、挿入されたトレー50の各窪み51内に、その下方
部分を入り込ませるようにして配置されて位置決めされ
る。
A群の上に、本発明に係る果実用緩衝シート10が載置
される。果実用緩衝シート10は、前記トレー50とほ
ぼ同じ大きさのものであり、同様に、パルプや古紙など
を素材としてパルプモールド成形方法によって全体が平
板状に一体に成形されている。そして、図示されるよう
に、位置決め配置されたりんごA群の上に載置したとき
に、各りんごAの軸(へた)aに衝接することとなる場
所近傍は、裏面側(すなわち、りんごA群に衝接する面
とは反対の側)に向けた凹所11とされており、この例
では、該凹所11は3個の列、4個の列、3個の列、4
個の列と、計4列で14個が一体成形されている。凹所
11の深さは、平均的長さのりんごAの軸aの先端が該
凹所11の底面12に当たらない程度の深さであること
が望ましくは、りんごの種類によっても幾分異なるが、
10mm程度であれば十分である。
を、トレー50の各窪み51内に位置決め配置されたり
んごA群の上に載置すると、図2に示すように、果実用
緩衝シート10は、その凹所11内に各りんごAの軸a
の部分を入り込ませた状態で、かつ該凹所11の周囲の
部分をりんごAの頂部近辺に載せた状態で安定する。そ
のために、その状態で梱包容器の蓋を閉じ梱包しても各
りんごAの軸aに外圧が作用することはなく、軸aが押
し曲げられたりすることなく輸送及び保管に共すること
が可能となる。梱包容器の大きさによっては、該果実用
緩衝シート10の上にもう一段トレー50を置き、りん
ごを2段積みすることもある。その場合には、凹所11
の上からより大きな荷重が作用することとなるので、そ
の荷重に耐えられるように、凹所11の形状やシートの
厚みなどを適宜選定することが必要となる。
100の他の形態を示している。ここでのトレー50は
前記図1に示したトレー50と同じものであり、3個の
列、4個の列、3個の列、4個の列と、計4列で14個
のお椀状の窪み51が一体成形されている。しかし、こ
こでの果実用緩衝シート10aは前記図1に示した果実
用緩衝シート10と、その凹所11の位置や形状におい
て異なっている。すなわち、この果実用緩衝シート10
aは、縦×横寸法は同じであるが、大きさの違うりんご
A群に対応して、異なった数の窪み51が異なった配置
パターンで設けられる複数種のトレー群に対して、共通
して使用できるように、前記凹所の位置や形状が設定さ
れている。 この果実用緩衝シート10aでは、凹所1
1は、前記図1及び図2に示したもののようにスポット
的なもののみでなく、さらに、長辺に沿った計5本の長
い溝状の凹所11A〜11Eと、短辺に沿った計2本の
長い溝状の凹所11a〜11bとが、格子をくむように
して形成されており、スポット的な凹所11Sも方向や
断面での大きさが、異なったものとされている。また、
長い溝状の凹所の交叉部分の一部には膨出部11Fも形
成されている。
0aの使用態様を説明するものであり、窪み51の異な
った配置パターンを持つトレー50の群に対しても、共
通して使用できることを示している。すなわち、図5
は、トレー50の窪みの配列は3個×3列、計9個の配
列パターンであるが、この場合にも、そこに納められる
9個りんごA群の軸aはすべて凹所11A〜F及び凹所
11a、11bのいずれかに入り込んでいるのがわか
る。
ーン、図7は、4個×2列、3個×1列、計11個の配
置パターン、図8は、3個×3列、2個×2列、計13
個の配置パターン、図9は、4個×2列、3個×2列、
計14個の配置パターン、図10は、4個×4列、計1
6個の配置パターン、図11は、3個×4列、2個×3
列、計18個の配置パターン、図12は、5個×4列、
計20個の配置パターンであるが、いずれの場合でも、
そこに納められるりんごA群の軸aはすべて凹所11A
〜F及び凹所11a、11bのいずれかに入り込んでい
る。
状を適宜調整しながら、凹所全体の配置パターンを設定
することにより、一枚の果実用緩衝シート10aを、異
なった窪みの配置パターンを持つ多種類のトレー群に対
して、共通して使用することが可能となることがわか
る。前記したように、実際の凹所11に設定に当たって
は、果実(りんご)の大きさに応じた複数の配列パター
ンを想定して、計算により所望の凹所11の位置と形状
を設定してもよく、実際に複数の配列パターンを作り、
その上に台紙などを置いて、それぞれの配列パターンに
おける果実の軸位置がすべて収容できるように、台紙上
に凹所のあるべき位置や形状を描いていき、それを基
に、所望の凹所11の位置と形状を設定してもよい。
あっては、スポット的に凹所11を形成する場合(図1
の例)に比較して、長尺状のリブが多数立てられた状態
となることから、果実用緩衝シート10aは圧縮強度に
対してより強い耐性を持つことができ、容易に変形しな
くなるという副次的利点も生じる。また、長辺及び短辺
に沿った長い溝状の凹所(凹所11A〜F及び凹所11
a、11b)が格子をくむようにして形成される場合に
は、その裏面へ突出した凹所の平板状の底面により、裏
面側に真空吸着装置の吸着パッドが当接するための閉ル
ープ状の堤(例えば、図5での仮想線Xで示すように、
長辺に沿った凹所11Aと11E、及び、短辺に沿った
凹所11aと11bの底面部分で構成される部分)を形
成することが可能となり、選果場などでのりんごの梱包
作業を容易化する利点ももたらされる。なお、上記した
凹所11のパターンはあくまでも例示であって、同様な
手法により、他に多くの凹所パターンのものを作りうる
ことは理解されよう。
パターンを持つ果実用緩衝シート10bの一例であり、
ここに示される形状の凹所パターンでは、図14〜図1
7を参照すればわかるように、23個(図14)、25
個(図15)、28個(図16)、30個(図17)の
りんごAの配列パターンに対して共通して用いることが
できる。
シートを用いることにより、りんごやなしのように軸の
付いた果実を梱包容器内に収容して輸送や保管をする際
に、果実の保護はもちろんのこと、軸部分に変形が生じ
たり取れてしまうことを確実に防止することができる。
それにより、果実の高い商品価値を長期間に亘って保持
することが可能となる。好ましい態様において、異なっ
た複数の配列パターンにある果実群に対して共通して使
用できるように、軸部が入り込むべき凹所の位置や形状
が設定されている。この場合には、果実トレーの種類数
に対する果実用緩衝シートの種類数大幅に減らすことが
でき、コスト低下がもたらされると共に、選果場などで
の果実の梱包作業を容易化する。
シートの裏面側に真空吸着用のパッドが当接するための
閉ループ状の堤が形成される。この態様の果実用緩衝シ
ートを用いることにより自動給紙への対応が可能となる
ので、選果場などでの真空吸着搬送手段による果実の箱
詰め作業が大幅に効率化される。また、果実用緩衝シー
トをパルプモールド成形により製造する場合には、社会
的な要請である廃棄公害を少なくでき、また、再生利用
も可能であるなどの利点を有し、リサイクル製品とし
て、エコマーク、グリーンマーク対象製品とすることが
できる。さらに、古紙などの天然セルロースから構成さ
れるために、果実の保湿、通気を助けることができる利
点もある。
と、該果実用緩衝シートと共に用いられるトレーの一例
を示す斜視図。果実用緩衝シートとトレーとで本発明に
いう果実包装用材が構成される。
納した状態を説明する部分断面図。
態と、該果実用緩衝シートと共に用いられるトレーの一
例を示す斜視図であり、果実用緩衝シートは裏面側が表
れている。
ートの表側が示されると共に、トレーにはりんご群が収
容されている。
た果実の配列パターンに用いた場合を説明する平面図。
異なった果実の配列パターンに用いた場合を説明する平
面図。
異なった果実の配列パターンに用いた場合を説明する平
面図。
異なった果実の配列パターンに用いた場合を説明する平
面図。
異なった果実の配列パターンに用いた場合を説明する平
面図。
に異なった果実の配列パターンに用いた場合を説明する
平面図。
に異なった果実の配列パターンに用いた場合を説明する
平面図。
に異なった果実の配列パターンに用いた場合を説明する
平面図。
実施の形態を示す平面図。
定の配列パターンに用いた場合を説明する平面図。
なった果実の配列パターンに用いた場合を説明する平面
図。
なった果実の配列パターンに用いた場合を説明する平面
図。
なった果実の配列パターンに用いた場合を説明する平面
図。
A〜11F、11a〜11b…果実の軸を収容するため
の凹所、50…トレー、51…果実を収容するための窪
み、A…りんご(果実)、a…軸(へた)
Claims (9)
- 【請求項1】 複数個が位置決めされた状態で配置され
る果実群の上に載置される平板状の緩衝シートであっ
て、該緩衝シートには、該群をなす各果実の軸の部分を
収容できる凹所が裏面側に突出するようにして形成され
ていることを特徴とする果実用緩衝シート。 - 【請求項2】 異なった複数の配列パターンにある果実
群に対して共通して使用できるように、前記凹所の位置
や形状が設定されていることを特徴とする請求項1記載
の果実用緩衝シート。 - 【請求項3】 裏面側には真空吸着用のパッドが当接す
るための閉ループ状の堤が形成されていることを特徴と
する請求項1又は2記載の果実用緩衝シート。 - 【請求項4】 前記裏面へ突出した凹所の底面が前記閉
ループ状の堤を兼ねていることを特徴とする請求項3記
載の果実用緩衝シート。 - 【請求項5】 パルプや古紙などを素材としたパルプモ
ールド成形により全体が一体に成形されていることを特
徴とする請求項1ないし4いずれか記載の果実用緩衝シ
ート。 - 【請求項6】 多数個の果実を位置決めした状態で整列
保持することのできるトレーと、請求項1ないし5いず
れか記載の果実用緩衝シート、とからなる果実包装用
材。 - 【請求項7】 前記トレーが、パルプや古紙などを素材
としたパルプモールド成形により全体が一体に成形され
ていることを特徴とする請求項6記載の果実包装用材。 - 【請求項8】 梱包容器と、該梱包容器内に収容された
少なくとも一組の請求項6又は7記載の果実包装用材
と、該果実包装用材によって包装された果実群、とを少
なくとも備えることを特徴とする果実梱包体。 - 【請求項9】 果実が、りんご、なし、もものいずれか
であることを特徴とする請求項8記載の果実梱包体。
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