JP3060962U - えびの天ぷら用トレ― - Google Patents

えびの天ぷら用トレ―

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JP3060962U
JP3060962U JP1999000237U JP23799U JP3060962U JP 3060962 U JP3060962 U JP 3060962U JP 1999000237 U JP1999000237 U JP 1999000237U JP 23799 U JP23799 U JP 23799U JP 3060962 U JP3060962 U JP 3060962U
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shrimp
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時雄 菅野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流通過程における振動や衝撃に対して損傷を
受け難いようにする。 【解決手段】 尾の付いた略直線状のえびの天ぷら10の
長さと幅に対応して形成された底14と、その底の周縁か
ら立ち上がった周壁15とからなる収容部12を有するえび
の天ぷら用トレー11において、周壁が、収容部に収容さ
れるえびの天ぷらの尾の側と身の側との境界10a 付近に
両側から略当接するように膨出部16を形成されている。
膨出部が、上端部から途中位置に至る案内斜面17を設け
られている。収容部の幅が、狭隘部18から扇形に拡がっ
た尾を収容可能に後方に向かって高単位至るまで拡大
し、狭隘部から衣と身の部分を収容可能に前方端の少し
手前位置までテーパ状に拡大しそして前端に至るまでテ
ーパ状にやや縮小して形成され、収容部の複数個が、交
互に前後を逆向きにして幅方向に配列され一体とされて
いる。トレーは一連のシート状合成樹脂材料を真空成形
により形成してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主にえびの天ぷらを収容して冷凍し、そしてそのまま出荷して商品 として流通させるえびの天ぷら用トレーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、1匹ずつ独立した形態とされている冷凍食品のえびの天ぷらは、商品と して流通させるために、例えば数匹分をトレーに収容して袋詰めされている。そ のトレーは、薄くてやや腰のある合成樹脂のシート状材料からなり、1匹のえび の天ぷらの太さと長さに対応した細長い長方形の凹所を平行に隣接配置すること によりある程度の剛性を有するように形成したものである。このようなトレーは 、その凹所内に揚げ加工されたえびの天ぷらを収容して冷凍する冷凍工程から使 用され、冷凍工程を終了すると、そのままえびの天ぷらと共に袋詰めされて出荷 される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
えびの天ぷらは、消費者側の要望もあって一般的には、えびの身に尾の殻が付 いた状態のものを、身の部分に衣を付け尾の殻には衣を付けないで揚げたものと され、形は身の部分が直線状で尾の部分が扇形に開いた形状とされる。このよう な好ましい状態のえびの天ぷらを、従来の直方体状の凹所を有するトレーに収容 し、冷凍し、出荷した場合、消費者側で使用する段階でえびの身の側と尾の側と が分断しているものがかなりの割合で発生していることが分かった。これは流通 過程における移動の際の振動や衝撃が原因であると考えられる。すなわち、振動 や衝撃が加わると、凹所内でえびの天ぷらが移動し、尾の端部が凹所の長手方向 端壁に当たり、その当たる強さが大きいときに最も細くて弱い身と尾の境界付近 で折れると考えられる。また別に、トレーは冷凍段階から使用されるが、冷凍前 のえびの天ぷらは未だある程度の柔軟性を有しており、トレーの凹所の内面形状 は直方体状であって少し余裕がある状態であるから、凹所に収容された時の状態 が常に好ましい形になっているとは限らず、商品価値が劣るような形に変形して 冷凍されている場合がある。 本考案は、流通過程における振動や衝撃に対してえびの天ぷらの冷凍品が損傷 を受けにくいトレーを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の手段(請求項1)は、尾の付いたえびの身の部分にころもを付けて揚 げた略直線状のえびの天ぷらの長さと幅に対応して形成された底と、その底の周 縁から立ち上がった周壁とからなる収容部を有するえびの天ぷら用トレーにおい て、前記周壁が、前記収容部に収容される前記えびの天ぷらの尾の側と身の側と の境界付近に両側から略当接するように膨出部を形成されていることを特徴とす る。
【0005】 この手段では、収容部に収容されたえびの天ぷらは、最も幅の狭い部分の両側 に膨出部が存在するから、移送時に衝撃や振動がトレーに加わってえびの天ぷら がトレー内で移動するようなことがあっても、長手方向の移動を適切に拘束され 、尾の端部が収容部の後端の周壁に当接することがなく、尾の側と身の側との境 界付近で折れるような損傷を防止できる。特にえびの天ぷらが冷凍されたもので あるときは、折れると分断してしまうが、これを防止できる。
【0006】 また、本考案の手段(請求項2)は、前記手段(請求項1)において、両側の 前記膨出部が、前記周壁の上端部から途中位置に至る部分を内側に下降傾斜させ た前記えびの天ぷらを前記収容部に収容する際の案内斜面を設けられていること を特徴とする。
【0007】 この手段では、膨出部の存在は、収容部に幅の狭い部分を形成しているから、 人手あるいは機械によりえびの天ぷらを収容する作業に困難を伴う場合が考えら れるが、案内斜面を設けた構成によって、えびの天ぷらを大略の位置決めをして 収容部の上側に置けば、自重により案内斜面に案内されて収容部内に収まる。ま た、重力で自然に収まりにくいときは、えびの天ぷらが歪んでいる場合であり、 上側から僅かに押さえる程度の作用力を与えれば、トレイに収容する段階では未 だ冷凍されていないである程度の柔軟性を有しているから、簡単に収容部内に収 まる。従って、収容部に幅の狭い部分があっても作業性が損なわれない。また、 収容部に収容されたえびの天ぷらは、収容前に歪んでいたものでも収容すること により所定の好ましい形状に自動的に矯正されることになり、商品価値が向上す る。
【0008】 また、本考案の手段(請求項3)は、前記手段(請求項1)において、前記収 容部の幅が、前記膨出部を形成したことによる狭隘部から前記えびの天ぷらの扇 形に拡がった尾を収容可能に後方に向かって後端に至るまで拡大し、且つ前記狭 隘部から前記えびの天ぷらの衣と身の部分を収容可能に前方端の少し手前位置ま でテーパ状に拡大しそして前端に至るまでテーパ状に縮小するように形成され、 この収容部の複数個が、交互に前後を逆にして幅方向に配列され一体に形成され ていることを特徴とする。
【0009】 従来の略直方体状の収容部を備えたトレーでは、収容部の幅が全長にわたって 同じ幅でその幅がえびの天ぷらの最大幅に対応するように形成しなければならな いから、えびの天ぷらの最大幅よりも細い部分の両側に余裕間隙が存在する。こ の手段では、収容部の幅がほぼえびの天ぷらの自然の形状に合うようにテーパ状 にしてあるから、その余裕間隙を少なくすることができ、移送時に収容部内でえ びの天ぷらが傾きや振動によって移動する量が少なくてより損傷を受けにくい状 態に収容される。そしてこのような収容部を交互に前後を逆にして配列した構成 であるから、収容部配列方向のトレーの寸法を小さくできる。このことは同じ大 きさのえびの天ぷらをより小さいトレーに収容できるから、同じ数の冷凍えび天 ぷらを入れたトレーの箱詰めにおいて、箱を小さくでき、取扱が容易となり、輸 送コストを低減できる。
【0010】 また、本考案の手段(請求項4)は、前記本考案の手段(請求項1、請求項2 、請求項3)の夫々の特徴を全て備えていることを特徴とする。すなわち、この 手段は、尾の付いたえびの身の部分にころもを付けて揚げた略直線状のえびの天 ぷらの長さと幅に対応して形成された底と、その底の周縁から立ち上がった周壁 とからなる収容部を有するえびの天ぷら用トレーにおいて、前記周壁が、前記収 容部に収容される前記えびの天ぷらの尾の側と身の側との境界付近に両側から略 当接するように膨出部を形成され、両側の前記膨出部が、前記周壁の上端部から 途中位置に至る部分を内側に下降傾斜させた前記えびの天ぷらを前記収容部に収 容する際の案内斜面を設けられ、前記収容部の幅が、前記膨出部を形成したこと による狭隘部から前記えびの天ぷらの扇形に拡がった尾を収容可能に後方に向か って後端に至るまで拡大し、且つ前記狭隘部から前記えびの天ぷらの衣と身の部 分を収容可能に前方端の少し手前位置までテーパ状に拡大しそして前端に至るま でテーパ状に縮小するように形成され、この収容部の複数個が、交互に前後を逆 にして幅方向に配列され一体に形成されていることを特徴とする。
【0011】 また、本考案の手段(請求項5)は、前記本考案の手段(請求項1、請求項2 、請求項3、又は請求項4)が、一連のシート状合成樹脂材料を型を用いた成形 により片側へ膨出させ前記収容部を形成した構成であることを特徴とする。この 構成では、薄いシート状合成樹脂材料に凹部又は凸部を形成するようにして収容 部を形成したものであるから、えびの天ぷら用のトレーに必要なある程度の剛性 をもたせることができ、かつ軽量に形成できる。
【0012】 また、本考案の手段(請求項6)は、前記本考案の手段(請求項5)において 、トレーの周壁の上端部分に連なり全体の前後左右を間隙を隔てて包囲するよう に設けた外周壁を有する構成であることを特徴とする。この構成では、外周壁を 設けたから、構造的に剛性が増し、トレーが撓みにくくなり、これによって収容 部の数が少ないときはシート状合成樹脂材料の厚さを薄くでき、また、収容部の 数を比較的多くしたときは比較的厚さの薄いシート状合成樹脂材料でトレーを形 成できる。
【0013】
【考案の実施の形態】
本考案の一実施の形態を図1を用いて説明する。図において、11はえびの天 ぷら用トレーであり、やや腰のある薄いシート状の合成樹脂材料を用いて真空形 成したものであり、全体としてえびの天ぷら用トレー11に必要な程度の剛性を 有しており、例えば、えびの天ぷら10を別々に収容する5個の収容部12を有 している。5個の収容部12は、上端の開口縁に続く連続部19を介して順次隣 のものに連続し、また5個の収容部12を間隔を隔てて長方形に取り巻くように 設けた外周壁13にも開口縁に連続部19で連続している。各収容部12の開口 縁は同一平面上にあり、その平面に連続部19が一致するように設けてある。
【0014】 一つの収容部12は、底14、周壁15からなり、上方に開口している。底1 4は、収容部12に収容する一般的なえびの天ぷら10の形状、すなわち、尾の 殻を残して頭部や殻を除去した身の部分に衣を付けて揚げた略直線状で尾が扇状 に開いた形状、の平面形状に略対応した大きさのものである。この底14は、図 示していない小凹凸を形成しておくことが良く、これによりえびの天ぷらの下面 に小凹凸が写り、消費者が使用する段階でえびの天ぷらの下面が平坦面にならな いから、商品価値の低下を防止できる。
【0015】 周壁15は、底1の周縁から一般的な成形用の型の抜き勾配を有する角度で立 ち上がり、えびの天ぷら10の最大径に略相当する高さを有する。そして、周壁 15は、収容部12に収容されるえびの天ぷら10の尾の側と身の側との境界1 0a付近に両側から略当接するように膨出部16、16を形成され、両側の膨出 部16、16が、周壁15の上端部から途中位置に至る部分を内側に下降傾斜さ せ、えびの天ぷらを前記収容部に収容する際の案内斜面17をそれぞれ設けられ ている。収容部12の幅が、膨出部16、16を形成したことによる狭隘部18 からえびの天ぷら10の扇形に拡がった尾10bを収容可能に後方に向かって後 端に至るまでテーパ状に拡大し、且つ狭隘部18を形成する膨出部16、16の 前側からえびの天ぷら10の衣と身の部分10cを収容可能に前方端の少し手前 位置までテーパ状に拡大しそして前端に至るまでテーパ状に縮小するように形成 されている。
【0016】 この収容部12の複数個が、交互に前後を逆にして幅方向に配列され一体に連 続して形成されてえびの天ぷら用トレー11をなしている。収容部12の配列に おいて、収容部12の前記前方端の少し手前位置までテーパ状に拡大した周壁1 5の部分の上端開口縁15aと、膨出部16の位置の上端開口縁15bとが、夫 々の側で一直線に連続するように形成され、この一直線をなす上端開口縁15a と15bが、隣合う収容部12、12同士で平行(若しくは一致)し、且つ、前 記扇形に拡がった尾10bを収容可能に後方に向かって拡大して後端に達してい る周壁15の部分の上端開口縁15cと、前記テーパ状にやや縮小して前端に達 している周壁15の部分の上端開口縁15dとが、隣合う収容部12、12同士 で平行(若しくは一致)するように近接して配列してある。この構成は、隣合っ て順次配列される収容部12が、より接近して配列されて列方向のトレーの長さ を、従来よりも短縮できる。すなわち、従来は、収容部が長方形であるために、 えびの天ぷらの最大幅寸法に相当する寸法に、収容部が隣合う間の少しの余裕寸 法を加えたピッチで配列されていたが、本考案では、収容部の形状がえびの天ぷ らの最大幅寸法に相当する広い寸法部分とこれよりも狭い部分とを、えびの天ぷ ら形状に応じた形であってしかも逆向きに隣接させたときに互いに組合されるよ うに形成したものであるから、一方の広い寸法部分が他方の狭い部分に食い込ん だ構成になり、その分トレーの長さを短くできるのである。
【0017】 このように構成されたえびの天ぷら用トレー11は、揚げられたえびの天ぷら 10を収容部12に収容する際に、収容部12の開口の上側に大略の位置決めを して放すと、天ぷら10の形状が適切である場合は自重で収容部12内に収まる 。また、やや歪んだ形状である場合は膨出部16に載る可能性があるが、上から 少し押さえると、案内斜面17に案内されることにより膨出部16の存在によっ て歪みが矯正されて収容部12内に収まる。従って、案内斜面17は収容作業を 容易にし、膨出部16は矯正作用により商品価値を高める。また、この収容部1 2内の状態は、尾が扇状に開いたえびの天ぷら10の衣と尾の境界10a付近が 膨出部16、16の間に位置し、他の側面が周壁15に略当接し、前端及び後端 が周壁15から少し離れて余裕のある状態である。これはえびの長さに若干の相 違があるので必然的にこのように余裕を持った寸法とされる。この収容状態で冷 凍処理が行われ、袋に入れられ、更に箱詰めされて出荷される。運搬等において 振動や衝撃が加わったとき、収容部12内の冷凍されたえびの天ぷら10は、内 部で移動しようとするがあまり余裕がないことから、周壁15で支えられて殆ど 移動できない。従って、周壁15に衝突することは殆どないから、冷凍されたえ びの天ぷら10が損傷を受けることはない。特に、えびの天ぷら10の細い部分 (境界10a)の付近が膨出部16によって保持された状態であるから長手方向 にも殆ど移動できない。しかも両端には余裕があるから周壁15に衝突すること はない。このため長手方向の衝撃を端部に受けることはなく、境界10aのとこ ろで折れるようなことは全く無い。
【0018】 前記実施の形態では、外周壁13を設けた構成を示したが、場合によってはこ れを省略して、図2に示す構成のえびの天ぷら用トレー11aとしてもよい。例 えば、材料シートが比較的腰の強いものである場合や、収容部12の数が少なく 外周壁13を設けなくともかなりの剛性があるトレーの場合や、冷凍されていな いえびの天ぷらを対象とするものであってある程度柔軟性があり折れる恐れが少 なく小売時点で使用されるようなトレーの場合等で、必ずしも全体の剛性を大き くする必要が無いような場合である。なを、図2は前記実施の形態の外周壁13 を省略したものであり、他の部分は図1と同じであるから、同等部分を同一図面 符号で示して説明を省略する。
【0019】 前記実施の形態では、冷凍されたえびの天ぷらを対象にしたものであるが、冷 凍されていないえびの天ぷらを対象にしたものであっても別段問題はなく、前記 トレー11や11aを使用することによって、運搬中の振動や衝撃に対して好ま しい形状を維持でき、損傷を受けない効果が得られる。
【0020】
【考案の効果】 請求項1に記載の考案は、えびの天ぷらが移送中に尾の側と身の側との境界付 近で折れるような損傷を防止でき、特にえびの天ぷらが冷凍されたものであると きは、折れて分断することを防止できる効果を奏する。 請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案の効果に加え、収容部にえび の天ぷらを収容し易く、更に収容部に収容することで自動的に歪んだ物が矯正さ れて商品価値を高める効果を奏する。 請求項3に記載の考案は、請求項1に記載の考案の効果に加え、収容部にえび の天ぷらを収容した状態の余裕間隙を小さくできるから、より移送中の損傷を防 止でき、トレーを小さくできるから、輸送コストを低減できる効果を奏する。 請求項4に記載の考案は、請求項1、請求項2、及び請求項3に記載の考案の 効果を加えた相乗的効果を奏する。 請求項5に記載の考案は、請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4の考 案の効果に加え、軽量に形成できる効果を奏する。 請求項6に記載の考案は、請求項5の考案の効果に加え、トレーの剛性を向上 させ、比較的厚さの薄いシート状合成樹脂材料でトレーを形成できる効果を奏す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示し、(a)は概略平
面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図2】本考案の他の実施の形態を示し、(a)は概略
平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【符号の説明】
10 えびの天ぷら 10a 境界 10b 尾の部分 10c 身と衣の部分 11 えびの天ぷら用トレー 11a えびの天ぷら用トレー 12 収容部 13 外周壁 14 底 15 周壁 15a 上端開口縁 15b 上端開口縁 15c 上端開口縁 15d 上端開口縁 16 膨出部 17 案内斜面 18 狭隘部 19 開口面

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尾の付いたえびの身の部分にころもを付
    けて揚げた略直線状のえびの天ぷらの長さと幅に対応し
    て形成された底と、その底の周縁から立ち上がった周壁
    とからなる収容部を有するえびの天ぷら用トレーにおい
    て、前記周壁が、前記収容部に収容される前記えびの天
    ぷらの尾の側と身の側との境界付近に両側から略当接す
    るように膨出部を形成されていることを特徴とするえび
    の天ぷら用トレー。
  2. 【請求項2】 尾の付いたえびの身の部分にころもを付
    けて揚げた略直線状のえびの天ぷらの長さと幅に対応し
    て形成された底と、その底の周縁から立ち上がった周壁
    とからなる収容部を有するえびの天ぷら用トレーにおい
    て、前記周壁が、前記収容部に収容される前記えびの天
    ぷらの尾の側と身の側との境界付近に両側から略当接す
    るように膨出部を形成され、両側の前記膨出部が、前記
    周壁の上端部から途中位置に至る部分を内側に下降傾斜
    させた前記えびの天ぷらを前記収容部に収容する際の案
    内斜面を設けられていることを特徴とするえびの天ぷら
    用トレー。
  3. 【請求項3】 尾の付いたえびの身の部分にころもを付
    けて揚げた略直線状のえびの天ぷらの長さと幅に対応し
    て形成された底と、その底の周縁から立ち上がった周壁
    とからなる収容部を有するえびの天ぷら用トレーにおい
    て、前記周壁が、前記収容部に収容される前記えびの天
    ぷらの尾の側と身の側との境界付近に両側から略当接す
    るように膨出部を形成され、前記収容部の幅が、前記膨
    出部を形成したことによる狭隘部から前記えびの天ぷら
    の扇形に拡がった尾を収容可能に後方に向かって後端に
    至るまで拡大し、且つ前記狭隘部から前記えびの天ぷら
    の衣と身の部分を収容可能に前方端の少し手前位置まで
    テーパ状に拡大しそして前端に至るまでテーパ状に縮小
    するように形成され、この収容部の複数個が、交互に前
    後を逆にして幅方向に配列され一体に形成されているこ
    とを特徴とするえびの天ぷら用トレー。
  4. 【請求項4】 尾の付いたえびの身の部分にころもを付
    けて揚げた略直線状のえびの天ぷらの長さと幅に対応し
    て形成された底と、その底の周縁から立ち上がった周壁
    とからなる収容部を有するえびの天ぷら用トレーにおい
    て、前記周壁が、前記収容部に収容される前記えびの天
    ぷらの尾の側と身の側との境界付近に両側から略当接す
    るように膨出部を形成され、両側の前記膨出部が、前記
    周壁の上端部から途中位置に至る部分を内側に下降傾斜
    させた前記えびの天ぷらを前記収容部に収容する際の案
    内斜面を設けられ、前記収容部の幅が、前記膨出部を形
    成したことによる狭隘部から前記えびの天ぷらの扇形に
    拡がった尾を収容可能に後方に向かって後端に至るまで
    拡大し、且つ前記狭隘部から前記えびの天ぷらの衣と身
    の部分を収容可能に前方端の少し手前位置までテーパ状
    に拡大しそして前端に至るまでテーパ状に縮小するよう
    に形成され、この収容部の複数個が、交互に前後を逆に
    して幅方向に配列され一体に形成されていることを特徴
    とするえびの天ぷら用トレー。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3、又は請
    求項4に記載のえびの天ぷら用トレーが、一連のシート
    状合成樹脂材料を型を用いた成形により片側へ膨出させ
    前記収容部を形成した構成であることを特徴とするえび
    の天ぷら用トレー。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のえびの天ぷら用トレー
    において、トレーの周壁の上端部分に連なり全体の前後
    左右を間隙を隔てて包囲するように設けた外周壁を有す
    る構成であることを特徴とするえびの天ぷら用トレー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102038465B1 (ko) * 2018-07-19 2019-10-30 씨제이제일제당 주식회사 즉석식 만두 포장용 트레이 및 이를 이용한 즉석식 만두 포장방법

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