JP3153191U - 食品用包装フイルム収納箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】ラップフイルム収納箱の蓋の一部分だけを開けラップフイルムを取り出し、切断することができる食品用包装フイルム収納箱を提供する。【解決手段】食品用包装フイルムを収納することができる上部が開口した収納箱本体3と、この収納箱本体の開口部3aの一端部の側壁3bに設けられ、かつ該開口部を覆うことができる蓋本体4、この蓋本体の先端部と一体形成されかつ先端部に切断用鋸歯5が設けられた前記収納箱本体の他端部の側壁3cに位置させることができるカバー板6とからなる蓋7とを備えた食品用包装フイルム収納箱において、前記収納箱本体の開口部の他端部の側壁の上部に食品用包装フイルムを取り出す隙間8を形成し、該隙間側の前記蓋の蓋本体を押し圧することにより、前記カバー板が前方へ回動できるようにした食品用包装フイルム収納箱を構成する。【選択図】図1
Description
本考案は台所等において調理をする時の食品を包む時に用いられるラップフイルムやアルミホイル等の食品用包装フイルムを収納する食品用包装フイルム収納箱に関するものである。
従来使用されているラップフイルム用収納箱においては、ラップフイルムを取り出すとき片方の手で蓋を掴みもう一方の手で箱の下側を掴み蓋をあけ、出ているラップフイルムの端を掴み必要量取り出したのち蓋を閉めラップを切り取っていた。
上記動作においては、蓋を開けるときラップフイルムが箱の中で回転して、ラップフイルムの端をロールに巻き込んでしまうことがあり、巻き込まれたラップのフイルム端をロールから取り出すのが大変難しかった。又箱の蓋を開けたとき弾みでラップロールが飛び出す事があったりして苦労を強いられていた。
上記動作においては、蓋を開けるときラップフイルムが箱の中で回転して、ラップフイルムの端をロールに巻き込んでしまうことがあり、巻き込まれたラップのフイルム端をロールから取り出すのが大変難しかった。又箱の蓋を開けたとき弾みでラップロールが飛び出す事があったりして苦労を強いられていた。
上記の解決方法としては、切り取られた残りのラップフイルムの端が箱の中に戻らないように箱の外側に粘着剤層を設けラップフイルムの端を止める方法が特許文献1にある、この考案については、粘着力が強いと次に使用するときラップフイルムの端を剥がしにくいし、又粘着力が弱ければ使用していくうち埃などが付くと粘着しにくくなり巻き戻ってしまうことがある。
特許文献2に箱前面にテープを渡し、テープと箱の間にラップフイルムを通す方法があるが、薄いラップフイルムを通すには少なからず面倒である。
又ラップロールが飛び出ない方法としては、特許文献3に記載されているが、この方法であればラップロールは飛び出してこないが、ラップロールが箱の中で回り易くなり、蓋を開けたときラップフイルムの端が巻き戻ってしまう確率が高くなる。
特許文献2に箱前面にテープを渡し、テープと箱の間にラップフイルムを通す方法があるが、薄いラップフイルムを通すには少なからず面倒である。
又ラップロールが飛び出ない方法としては、特許文献3に記載されているが、この方法であればラップロールは飛び出してこないが、ラップロールが箱の中で回り易くなり、蓋を開けたときラップフイルムの端が巻き戻ってしまう確率が高くなる。
本考案は、このような従来技術の問題点に鑑み、ラップフイルム収納箱の蓋を毎回開けるという動作をせずに、蓋の一部分だけを開けラップフイルムを取り出し、切断することができるようにして、従来のように蓋を開けたときにラップフイルムの端が巻き戻ったり又ラップロールが飛び出てしまったりする不具合を解消した食品用包装フイルム収納箱を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案は食品用包装フイルムを収納することができる上部が開口した収納箱本体と、この収納箱本体の開口部の一端部の側壁に設けられ、かつ該開口部を覆うことができる蓋本体、この蓋本体の先端部と一体形成されかつ先端部に切断用鋸歯が設けられた前記収納箱本体の他端部の側壁に位置させることができるカバー板とからなる蓋とを備えた食品用包装フイルム収納箱において、前記収納箱本体の開口部の他端部の側壁の上部に食品用包装フイルムを取り出す隙間を形成し、該隙間側の前記蓋の蓋本体を押し圧することにより、前記カバー板が前方へ回動できるようにした食品用包装フイルム収納箱を構成している。
以上の説明から明らかなように、本考案にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)食品用包装フイルム収納箱において、収納箱本体の開口部の他端部の側壁の上部に食品用包装フイルムを取り出す隙間を形成し、該隙間側の蓋本体を押し圧することにより、カバー板が前方へ回動できるようにしたので、使用時に蓋本体を押し圧することにより、カバー板が前方へ回動し、該カバー板の背面あるいは隙間が形成された部位の収納箱本体の側壁に付着している切断用鋸歯で切断された端部の食品用包装フイルムを容易につかんで取り出すことができる。
したがって、食品用包装フイルムの取出しが容易にでき、従来のように蓋を開けたときにラップフイルムの端が巻き戻ったり又ラップロールが飛び出てしまったりする不具合を確実に解消することができる。
(1)食品用包装フイルム収納箱において、収納箱本体の開口部の他端部の側壁の上部に食品用包装フイルムを取り出す隙間を形成し、該隙間側の蓋本体を押し圧することにより、カバー板が前方へ回動できるようにしたので、使用時に蓋本体を押し圧することにより、カバー板が前方へ回動し、該カバー板の背面あるいは隙間が形成された部位の収納箱本体の側壁に付着している切断用鋸歯で切断された端部の食品用包装フイルムを容易につかんで取り出すことができる。
したがって、食品用包装フイルムの取出しが容易にでき、従来のように蓋を開けたときにラップフイルムの端が巻き戻ったり又ラップロールが飛び出てしまったりする不具合を確実に解消することができる。
(2)前記1によって、収納箱本体の開口部の他端部の側壁の上部に食品用包装フイルムを取り出す隙間を形成し、該隙間側の蓋本体を押し圧することにより、カバー板が前方へ回動できるよう構成するだけでよいので、構造が簡単で容易に実施することができる。
(3)前記1によって、部品点数が増加しないので、従来と同じコストで製造することができる。
本考案の第1の実施の形態の使用状態を示す斜視図
本考案の第1の実施の形態の蓋を開けた状態の斜視図。
本考案の第1の実施の形態の斜視図。
本考案の第1の実施の形態の蓋本体を押し圧した状態の斜視図。
本考案の第1の実施の形態の食品用包装フイルムを切断する時の使用状態の斜視図
以下、図面に示す本考案を実施するための形態により、本考案を詳細に説明する。
図1ないし図4に示す本考案を実施するための第1の形態において、1はロール巻きにしたラップフイルムやアルミホイル等の食品用包装フイルム2を収納する本考案の食品用包装フイルム収納箱で、この食品用包装フイルム収納箱1は食品用包装フイルム2を収納することができる上部が開口した収納箱本体3と、この収納箱本体3の開口部3aの一端部の側壁3bに設けられ、かつ該開口部3aを覆うことができる両側部に側板4a、4aを有する蓋本体4、この蓋本体4の先端部と一体形成されかつ先端部に切断用鋸歯5が設けられた前記収納箱本体3の他端部の側壁3cに位置させることができるカバー板6とからなる蓋7と、前記収納箱本体3の開口部3aの他端部の側壁3cの上部に食品用包装フイルム2を取り出す長方形状の隙間8を形成し、該隙間8側の前記蓋7の蓋本体4を押し圧することにより、前記カバー板6が前方へ回動できるように構成されている。
このように構成された食品用包装フイルム収納箱1は収納箱本体3内に収納された食品用包装フイルム2の先端部を隙間8より突出させておく、使用する場合には図3に示すように蓋本体4の中央上部を親指で押し圧することにより、隙間8分だけ下がるため、カバー板6が前方へ回動する。
このカバー板6の前方への回動で該カバー板6の背面あるいは隙間8が形成された部位の収納箱本体8の側壁3cに付着している食品用包装フイルム2の先端部を容易につかむとともに、蓋本体4の中央上部を押し圧していた親指の力を少し緩めることにより、収納箱本体3内に収納された食品用包装フイルム2は親指の押さえから解放され、つかんだ食品用包装フイルム2の端を引き出すことができる。必要量食品用包装フイルム2を引き出すと蓋本体4の中央上部を押し圧していた親指を離すと、今まで開いていたカバー板6が元のように閉じるから、その離した親指で今度はカバー板6を図4に示すように親指で押し圧して、引き出した食品用包装フイルム2の一方の側面から切断用鋸歯5に力が加わるように引っ張ることにより切断して使用することができる。
この使用時に、蓋本体4の中央上部を親指で押し圧することにより、収納箱本体3内に収納された食品用包装フイルム2は蓋本体4によって、押し圧状態となり、食品用包装フイルム2の収納箱本体3内からの脱落や、先端部の巻き戻しを確実に防止することすができる。
なお、切断された食品用包装フイルム2の端が常に当たっている部位に、スポンジ等の弾力性のものを張り付けておけば、さらに食品用包装フイルム2の巻き戻り防止をより確実にすることができるとともに、使用するときに食品用包装フイルム2の端が摘みやすくなる。
また、本考案の食品用包装フイルム収納箱1は使用するたびに蓋7を開けない為、食品用包装フイルム2の残量がわかりにくいため、収納箱本体3の一部を透明な素材で作成しておけば、残量がわかりより便利である。
食品用包装フイルム収納箱1全体をプラスチックの様な素材で作れば、詰め替え容器としての利用価値も高く従来のように使用済みの容器を廃棄物処理する必要もなく環境対策の一環としての効果も期待できる。
本考案はラップフイルムやアルミホイル等の食品用包装フイルムを収納する食品用包装フイルム収納箱を製造する産業で利用される。
1: 食品用包装フイルム収納箱、
2: 食品用包装フイルム、
3: 収納箱本体、
3a: 収納箱本体の開口部、
3b: 収納箱本体の一端部の側壁、
3c: 収納箱本体の他端部の側壁、
4: 蓋本体、
4a:側板、
5: 切断用鋸歯、
6: カバー板、
7: 蓋、
8: 隙間。
2: 食品用包装フイルム、
3: 収納箱本体、
3a: 収納箱本体の開口部、
3b: 収納箱本体の一端部の側壁、
3c: 収納箱本体の他端部の側壁、
4: 蓋本体、
4a:側板、
5: 切断用鋸歯、
6: カバー板、
7: 蓋、
8: 隙間。
Claims (1)
- 食品用包装フイルムを収納することができる上部が開口した収納箱本体と、この収納箱本体の開口部の一端部の側壁に設けられ、かつ該開口部を覆うことができる蓋本体、この蓋本体の先端部と一体形成されかつ先端部に切断用鋸歯が設けられた前記収納箱本体の他端部の側壁に位置させることができるカバー板とからなる蓋とを備えた食品用包装フイルム収納箱において、前記収納箱本体の開口部の他端部の側壁の上部に食品用包装フイルムを取り出す隙間を形成し、該隙間側の前記蓋の蓋本体を押し圧することにより、前記カバー板が前方へ回動できるようにしたことを特徴とする食品用包装フイルム収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009004054U JP3153191U (ja) | 2009-06-15 | 2009-06-15 | 食品用包装フイルム収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009004054U JP3153191U (ja) | 2009-06-15 | 2009-06-15 | 食品用包装フイルム収納箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3153191U true JP3153191U (ja) | 2009-08-27 |
Family
ID=54857444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009004054U Expired - Fee Related JP3153191U (ja) | 2009-06-15 | 2009-06-15 | 食品用包装フイルム収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3153191U (ja) |
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2009
- 2009-06-15 JP JP2009004054U patent/JP3153191U/ja not_active Expired - Fee Related
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