JP3153063B2 - マイクロプログラム制御装置 - Google Patents

マイクロプログラム制御装置

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JP3153063B2
JP3153063B2 JP32680293A JP32680293A JP3153063B2 JP 3153063 B2 JP3153063 B2 JP 3153063B2 JP 32680293 A JP32680293 A JP 32680293A JP 32680293 A JP32680293 A JP 32680293A JP 3153063 B2 JP3153063 B2 JP 3153063B2
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和人 市川
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甲府日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロプログラム制御
装置に関し、特に性能向上を図るためのクロックのサイ
クルを速めた時のマイクロ命令のパターン変更におい
て、制御記憶から読出されたマイクロ命令のディレーオ
ーバー検出に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に従来例の構成を示す。図2におい
て、21は制御記憶24及びデータレジスタ23の書き
込みの制御を行う制御部である。
【0003】22は、次のサイクルに制御記憶24から
読み出すマイクロ命令のアドレス、または次のサイクル
にデータレジスタ23に格納したマイクロ命令を制御記
憶24に書き込むためのアドレスを格納するアドレスレ
ジスタである。
【0004】23はマイクロ命令を制御記憶24に書き
込むためのデータレジスタ、24はビット幅が奇数のマ
イクロプログラムを格納する制御記憶、25は、制御記
憶24から読出されたマイクロ命令を格納するための読
出しレジスタである。
【0005】26は制御記憶24により読出されたマイ
クロ命令の排他的論理和(EXOR)の1サイクル遅れ
た信号と、読出しレジスタ25の出力のEXORの値に
より一致チェックを行った結果を格納するチェックフラ
グである。
【0006】信号線201の信号によりデータレジスタ
23に格納したマイクロ命令を制御記憶24に書き込み
指示が与えられ、信号線202の信号によりデータレジ
スタ23に制御記憶24により読出されたマイクロ命令
の書込む指示が与えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロプログラム制御装置では、制御記憶に格納したビット
幅が奇数ビットのマイクロ命令において、指定されたア
ドレスにより制御記憶から読出されたマイクロ命令のあ
るビットにおいてLSI内のクロストークなどの影響に
よりディレーが遅くなってしまう場合がある。
【0008】そのため、通常のクロックでは正常動作す
るが、性能向上を図るためのクロックのサイクルを速め
たときなど、読出したマイクロ命令の排他的論理和(E
XOR)が前のサイクルに読出したマイクロ命令のEX
ORの値と同じ場合、制御記憶から読出したマイクロ命
令のEXORがディレーオーバーしているにも拘わらず
検出できないことがあり、ハードウェア及びファームウ
ェア(以下FWと記す)の都合上マイクロ命令を変更し
た場合に、読出したマイクロ命令のEXORが前のサイ
クルに読出したマイクロ命令のEXORの値とが異な
り、初めてエラーとして検出される問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のマイクロ
プログラム制御装置は、奇数のビット幅を持つマイクロ
命令を格納する制御記憶と、前記制御記憶のどのアドレ
スのマイクロ命令を読出すかまたはどのアドレスに書き
込むかを指示するアドレスを保持するアドレスレジスタ
と、前記制御記憶に書き込まれるマイクロ命令を保持
し、マイクロ命令である第1の出力およびマイクロ命令
の全ビット反転値である第2の出力を出力するデータレ
ジスタと、前記データレジスタのマイクロ命令である前
記第1の出力およびマイクロ命令の全ビット反転値であ
る前記第2の出力のうちどちらかを選択し前記制御記憶
に出力するセレクタと、前記アドレスレジスタの制御、
制御記憶の書き込み指示の制御、およびデータレジスタ
のデータ保持の制御をする制御部と、前記制御記憶から
の出力である第1のデータの排他的論理和値を作成し、
第2のデータとして出力する第1の排他的論理和回路
と、前記第1のデータおよび第2のデータを保持する読
出しレジスタと、前記読出しレジスタに保持された前記
第1のデータの排他的論理和値を作成し、第3のデータ
として出力する第2の排他的論理和回路と、前記第3の
データと前記読出しレジスタに保持された前記第2のデ
ータとの一致チェックの結果を保持するチェックフラグ
とを有する。本発明の第2のマイクロプログラム制御装
置は、前記第1のマイクロプログラム制御装置であっ
て、アドレスを順次インクリメントさせる前記アドレス
レジスタと、ファームウェアロード中およびファームウ
ェアロード後の制御記憶からの読出しチェック中には前
記セレクタに前記データレジスタからの前記第2の出力
を選択させる指示フラグと、前記制御記憶の出力を前記
データレジスタに書き込ませる制御および前記セレクタ
の出力を前記制御記憶に書き込ませる制御を行う前記制
御部とを有する。
【0010】
【実施例】図1に実施例の構成を示す。
【0011】図1において、1はFWロード及びFWロ
ード終了後、制御記憶5からマイクロ命令を1番づつ読
出しチェックする間のアドレスレジスタ2のストローブ
を制御し、制御記憶5及びデータレジスタ3の書き込み
の制御を行う制御部である。
【0012】2は、次のサイクルに制御記憶5から読出
すマイクロ命令のアドレス、または次のサイクルにデー
タレジスタ3に格納したマイクロ命令を制御記憶5に書
き込むアドレスを格納するアドレスレジスタ、3は制御
記憶5に書き込まれるマイクロ命令を保持するデータレ
ジスタである。また、データレジスタ3は、保持するマ
イクロ命令のデータおよびそのマイクロ命令の全ビット
の反転データの2つの出力を有する。
【0013】4はFWロード中、及びFWロード終了後
の制御記憶5からの読出しのチェック時の場合は制御記
憶5に書き込むマイクロ命令の全ビットを反転させたマ
イクロ命令を選択し、通常動作中は制御記憶5に書き込
むマイクロ命令はビットを反転させないマイクロ命令を
選択するセレクタであり、後述の指示フラグ7により制
御される。
【0014】5は奇数ビット幅のマイクロプログラムを
記憶する制御記憶、6は、制御記憶5から読出されたマ
イクロ命令を格納するレジスタである。
【0015】7は、FWロード中、及びFWロード終了
後、制御記憶5からマイクロ命令の読出しチェック中は
“1”になりセレクタ4が反転させたデータを選択する
よう制御する指示フラグである。また通常動作中は、制
御記憶5に書き込むマイクロ命令の全ビットを反転させ
ないマイクロ命令を選択するよう制御する。
【0016】8は制御記憶5より読出されたマイクロ命
令のEXORの1サイクル遅れた信号と読出しレジスタ
6の出力のEXORの値により一致チェックを行った結
果を格納する一致チェックフラグ、9は演算処理ユニッ
トを起動した後の通常動作時のアドレスを生成するアド
レス生成部である。
【0017】信号線100の信号によりアドレスレジス
タ2が格納するデータ、アドレス+1,通常動作時のア
ドレスの内、どのアドレスを使用するかを制御する。ま
た、信号線101の信号によりセレクタ4で選択したマ
イクロ命令を制御記憶5に書き込むタイミングを制御す
る。信号線102の信号によりデータレジスタ3に制御
記憶5より読出されたマイクロ命令を書き込む動作を制
御する。
【0018】次に、本実施例の動作説明をする。
【0019】演算処理ユニットが起動される前、制御記
憶5の0番地から最終番地にマイクロ命令の書き込みが
行われる。
【0020】アドレスレジスタ2には、“0”が格納さ
れ、データレジスタ3には0番地に対応したマイクロ命
令が格納される。指示フラグ7は起動前なのでデータレ
ジスタに格納されたマイクロ命令の全ビット反転した
データをセレクタ4が選択するよう制御する。次のサイ
クルにおいて制御記憶5の0番地には書き込まれるべき
マイクロ命令の全ビットが反転したデータが書き込まれ
る。0番地への書き込みが終了するとアドレスレジスタ
2の値は+1され、この動作が最終番地まで繰り返さ
れ、制御記憶5には全アドレスに対する全てのビットが
反転したマイクロ命令が書き込まれる。
【0021】制御記憶5への全てのマイクロ命令の書き
込みが終了すると、アドレスレジスタ2には“0”が格
納され、制御記憶5より0番地の全てのビットが反転し
たマイクロ命令が読出され、読出しレジスタ6に格納さ
れるのと同時に信号線102が“1”になりデータレジ
スタ3にも格納される。次のサイクルでは、制御記憶5
より読出されたマイクロ命令のEXORの1サイクル遅
れた信号と読出しレジスタ6の出力のEXORの値によ
り一致チェックが行われる。又、データレジスタ3に格
納した全てのビットが反転した0番地のマイクロ命令
は、再度全てのビットを反転し、信号線101が“1”
になり制御記憶5の0番地に書き込まれる。
【0022】この時点で0番地に書き込まれたマイクロ
命令は初期段階でビットの反転が行われていないマイク
ロ命令と同じマイクロ命令になる。
【0023】次のサイクルにおいて、アドレスレジスタ
2は再度0番地を示し0番地のマイクロ命令が読出され
るが、信号線102は“1”にならないためデータレジ
スタ3には格納されない。
【0024】次のサイクルでは、制御記憶5より読出さ
れたマイクロ命令のEXORの1サイクル遅れた信号と
読出しレジスタ6の出力のEXORの値により一致チェ
ックが行われる。一致チェックでエラーがなければ同じ
アドレスにおいて1サイクル前のマイクロ命令と全ての
ビットの値が変更し、読出したマイクロ命令のEXOR
の値も異なるためマイクロ命令のパターン変更時に、同
一のアドレスにより制御記憶から読出されたマイクロ命
令、及びマイクロ命令のEXORの値のディレーオーバ
ーのチェックが行われた事になる。また信号線100の
信号により現アドレス+1をアドレスレジスタ2に格納
する。
【0025】上記制御記憶5からの読出しチェックが最
終番地のマイクロ命令まで終了すると演算処理ユニット
が起動され、指示フラグ7は“0”になる。アドレスレ
ジスタ2は通常動作時のアドレスを生成するアドレス生
成部で生成されたアドレスが格納され、制御記憶5より
読み出されたマイクロ命令により演算処理ユニットを制
御する。演算処理ユニットが起動された後、制御記憶5
に書き込みが行われる場合セレクタ4は指示フラグ7に
よりデータレジスタ3に格納したマイクロ命令を選択す
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、性能向上
を図るためクロックのサイクルを速めたときのマイクロ
命令のパターン変更において、制御記憶から読出された
マイクロ命令のEXORの値がディレーオーバーしてい
ることをFWロード後の制御記憶から1マイクロ命令づ
つ読出してチェックを行うと同時に制御記憶から読出さ
れたマイクロ命令のEXORの値のディレーオーバーも
チェックすることができるので、初期段階で制御記憶か
ら読出されたマイクロ命令のディレーオーバーが検出で
き、演算動作の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】従来例の構成図である。
【符号の説明】 1 制御部 2 アドレスレジスタ 3 データレジスタ 4 セレクタ 5 制御記憶 6 読出しレジスタ 7 指示フラグ 8 チェックフラグ 9 アドレス生成部 21 制御部 22 アドレスレジスタ 23 データレジスタ 24 制御記憶 25 読出しレジスタ 26 チェックフラグ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 奇数のビット幅を持つマイクロ命令を格
    納する制御記憶と、前記制御記憶のどのアドレスのマイ
    クロ命令を読出すかまたはどのアドレスに書き込むかを
    指示するアドレスを保持するアドレスレジスタと、前記
    制御記憶に書き込まれるマイクロ命令を保持し、マイク
    ロ命令である第1の出力およびマイクロ命令の全ビット
    反転値である第2の出力を出力するデータレジスタと、
    前記データレジスタのマイクロ命令である前記第1の出
    力およびマイクロ命令の全ビット反転値である前記第2
    の出力のうちどちらかを選択し前記制御記憶に出力する
    セレクタと、前記アドレスレジスタの制御、制御記憶の
    書き込み指示の制御、およびデータレジスタのデータ保
    持の制御をする制御部と、前記制御記憶からの出力であ
    る第1のデータの排他的論理和値を作成し、第2のデー
    タとして出力する第1の排他的論理和回路と、前記第1
    のデータおよび第2のデータを保持する読出しレジスタ
    と、前記読出しレジスタに保持された前記第1のデータ
    の排他的論理和値を作成し、第3のデータとして出力す
    る第2の排他的論理和回路と、前記第3のデータと前
    読出しレジスタに保持された前記第2のデータとの一致
    チェックの結果を保持するチェックフラグとを有するこ
    とを特徴とするマイクロプログラム制御装置。
  2. 【請求項2】 アドレスを順次インクリメントさせる前
    記アドレスレジスタと、ファームウェアロード中および
    ファームウェアロード後の制御記憶からの読出しチェッ
    ク中には前記セレクタに前記データレジスタからの前記
    第2の出力を選択させる指示フラグと、前記制御記憶の
    出力を前記データレジスタに書き込ませる制御および前
    記セレクタの出力を前記制御記憶に書き込ませる制御を
    行う前記制御部とを有することを特徴とする請求項1記
    載のマイクロプログラム制御装置。
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