JP3152874B2 - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JP3152874B2
JP3152874B2 JP03578996A JP3578996A JP3152874B2 JP 3152874 B2 JP3152874 B2 JP 3152874B2 JP 03578996 A JP03578996 A JP 03578996A JP 3578996 A JP3578996 A JP 3578996A JP 3152874 B2 JP3152874 B2 JP 3152874B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、まな板
やふきん等を乾燥する乾燥装置に係り、特に、レンジフ
ードフィルタに付着した油を二酸化炭素と水とに分解す
る機能も具有する乾燥装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来のまな板やふきん等を乾燥
する乾燥装置は、温風ユニットから供出される温風をま
な板やふきんに照射してこれらを乾燥させる機能しか有
していないのが現状である。
【0003】一方、レンジフードの中には、レンジフー
ドフィルタに光触媒をコーティングし、この光触媒を紫
外線ランプから照射された紫外線で励起し、活性化させ
ることで、該フィルタに付着した調理油を分解して、気
化させる自己油浄化機能を有するものが公知である。
【0004】しかしながら、上記自己油浄化機能を有す
る従来のレンジフードの場合、紫外線ランプをレンジフ
ード内に配設しているため、長い間には、該紫外線ラン
プや反射体に調理油が付着して分解効率が低下する、と
いう問題を有していた。
【0005】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、例えば、まな
板やふきん等を乾燥することができる乾燥装置に、レン
ジフードフィルタが調理油で汚れたときに、このレンジ
フードフィルタを取り外して紫外線でレンジフードフィ
ルタに付着した油を二酸化炭素と水とに分解する機能を
持たせることで、常に安定した分解効率が得られ、か
つ、必要なときに紫外線照射体を作動させるだけでよい
経済性に優れた自己油浄化機能を備えた乾燥装置を提供
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、庫内の収納部に温風ユニット
を介して温風を供給・循環可能に構成されてなる乾燥装
置の庫内に紫外線照射体と反射体を配設し、紫外線を照
射させて、上記収納部に収納された光触媒コーティング
体の光触媒を励起、活性化させることで、光触媒コーテ
ィング体に付着した油を二酸化炭素と水に分解させ、該
分解により生成された水を上記温風で乾燥させるように
構成したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の好適な形態例を詳細に説明する。
【0008】図1乃至図3には、この実施の第1形態例
に係る乾燥装置1が示されており、該乾燥装置1は、断
面形状が略コ字状に形成され内側面全面に反射層(体)
9が形成されてなる乾燥庫本体2と、この乾燥庫本体2
に引き出し自在に配設された扉体3と、該扉体3の一側
下段側に配設されたラック状のまな板収納部4と、この
まな板収納部4の上段に配設されたハンガー部5と、上
記扉体3の他側上下に形成されたラック状のレンジフー
ドフィルタ収納部6,7と、該レンジフードフィルタ収
納部6,7の上下両側及び上記まな板収納部4とハンガ
ー部5の外側に配設された紫外線照射ランプ8と、から
構成されている。尚、特に図示はしないが、上記乾燥庫
本体2内には、公知の温風ユニットで生成された温風が
供給・循環されて、乾燥庫本体2内に収納されたまな板
やふきんを乾燥することができるように構成されてい
る。
【0009】上記まな板収納部4とハンガー部5および
レンジフードフィルタ収納部6,7は、公知のガイドレ
ール(図示せず)によって乾燥庫本体2から引き出し自
在に取り付けられた上記扉体3の裏面側に着脱自在に止
着されており、従って、この扉体3を手前側に引き出す
ことでふきん10やまな板11およびレンジフードフィ
ルタ12の収納・取り出し作業を容易に行うことができ
るように構成されている。勿論、上記扉体3と各収納部
とを切り放し、扉体3を開けることで、各収納部を引き
出すことができるように形成してもよい。
【0010】まな板収納部4とハンガー部5は、一対の
主枠線材14,14と、この主枠線材14,14の底辺
部に架設された一対のまな板保持枠線材15と、上記主
枠線材14,14の中間位置(上記まな板11を立てか
けた時にまな板11が収納部から脱落しない位置)に周
回させて取り付けられた補強枠線材16と、から構成さ
れており、上記主枠線材14,14の上水平辺部がふき
ん10のハンガー部5として用いられる。勿論、上記主
枠線材14,14の底辺部四隅には、脚片13が突設さ
れ、水切りが円滑に行われるように構成されている。
【0011】レンジフードフィルタ収納部6,7は、一
対の主枠線材17,17と、この主枠線材17,17の
上下方向に沿って所定間隔毎に周回させて取り付けられ
た補強枠線材18A,18B,18C,18Dと、上記
主枠線材17,17の底辺部に架設されたフィルタ保持
枠線材19と、から構成されており、上記補強枠線材1
8Aと18Cとの上下間隔寸法がレンジフードフィルタ
12の高さ寸法よりも若干大きくなるように形成されて
いる。
【0012】また、上記補強枠線材18Bは、上記補強
枠線材18Aと18Cとの上下間隔寸法の略半分の高さ
寸法位置に取りつけられていると共に、上記補強枠線材
18Dは、上段のレンジフードフィルタ収納部7にレン
ジフードフィルタ12を立てかけた時に、該レンジフー
ドフィルタ12が倒れない高さ位置に周回させて取り付
けられている。勿論、上記補強枠線材18Cが周回され
て取り付けられた位置には、上段のレンジフードフィル
タ収納部7にレンジフードフィルタ12が収納された時
に、該レンジフードフィルタ12が下段のレンジフード
フィルタ収納部6へと落下させないためのフィルタ保持
枠線材20が架設されている。
【0013】紫外線照射ランプ8は、例えば、近紫外線
を照射する公知の紫外線照射ランプで構成されている。
【0014】反射層9は、光の反射率の高い材料、例え
ば、アルミニウム等を用いた材料が貼着され、或は、ア
ルミニウム粉末が含有された塗料が塗布されて形成され
ている。
【0015】レンジフードフィルタ12は、油煙中の油
滴を捕捉するパンチングメタルで形成されており、該レ
ンジフードフィルタ12の表面には、触媒、例えば、酸
化チタン等の光触媒が予めコーテイングされている。
【0016】本形態例に係る乾燥装置1は、以上のよう
に構成されているため、温風ユニットから供出される温
風によってふきん10やまな板11を乾燥させることが
できると共に、紫外線照射ランプ8から放射される励起
光によって殺菌を行うことができ、また、紫外線照射ラ
ンプ8から放射される励起光をレンジフードフィルタ1
2の表面に設けられた触媒と反応させ、レンジフードフ
ィルタ12に付着した油滴を、常温状態で低炭素分子や
二酸化炭素および水蒸気に分解、気化させることができ
るので、手を汚すことなくレンジフードフィルタ12を
浄化することができる。
【0017】図4は、この発明の第2形態例に係る乾燥
装置1を示しており、この形態例では、第1形態例の反
射層9に代えて、放物線状に湾曲形成された反射体29
を乾燥庫本体2内に配設し、該反射体29の焦点位置に
前記紫外線照射ランプ8を配設した他は、他の構成は第
1形態例と同じであるので、図面には第1形態例と同一
の符号を付してその詳細な説明をここでは省略する。
【0018】図5は、この発明の第3形態例に係る乾燥
装置1を示しており、この形態例では、乾燥庫本体2内
に配設された汚れ検知センサー30からの情報に基づき
第2形態例の反射体29および紫外線照射ランプ8を上
下方向に移動自在に配設すると共に、上記反射体29の
反射角度を自動的に可変できるように構成した他は、他
の構成は第2形態例と同じであるので、図面には第2形
態例と同一の符号を付してその詳細な説明をここでは省
略する。
【0019】上記汚れ検知センサー30は、紫外線照射
ランプ8から照射され、レンジフードフィルタ12の表
面で反射される紫外線量を捕捉することによって、レン
ジフードフィルタ12の汚れを検知し、これに基づき反
射体29および紫外線照射ランプ8を上下方向に移動さ
せ、かつ、反射体29の角度を代えて汚れが集中してい
る部分に集中的に励起光を照射して、分解効率を向上さ
せるように構成されている。
【0020】尚、上記各形態例では、この発明をふきん
やまな板を乾燥させる乾燥装置1に適用した場合を例に
とり説明したが、この発明にあってはこれに限定される
ものではなく、油分が分解されて生成される水分を乾燥
除去できる装置であれば種々の乾燥装置に適用すること
ができる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る乾燥装置は、以上説明した
ように構成されているので、例えば、まな板やふきん等
を乾燥することができる乾燥装置に、調理油で汚れたレ
ンジフードフィルタの付着油を二酸化炭素と水とに分解
する機能を持たせることで、手を汚すことなくレンジフ
ードフィルタを浄化し、かつ、浄化に伴い発生した水分
を温風で強制的に乾燥することができる、という非常に
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態例に係る乾燥装置の
斜視図である。
【図2】同乾燥装置の内部の構成を透視して示す斜視図
である。
【図3】同乾燥装置の縦断面図である。
【図4】この発明の実施の第2形態例に係る乾燥装置の
縦断面図である。
【図5】この発明の実施の第3形態例に係る乾燥装置の
縦断面図である。
【符号の説明】
1 乾燥装置 2 乾燥庫本体 3 扉体 6,7 レンジフードフィルタ収納部 8 紫外線照射体 9 反射層 12 レンジフードフィルタ 29 反射体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内の収納部に温風ユニットを介して温
    風を供給・循環可能に構成されてなる乾燥装置の庫内に
    紫外線照射体と反射体を配設し、紫外線を照射させて、
    上記収納部に収納された光触媒コーティング体の光触媒
    を励起、活性化させることで、光触媒コーティング体に
    付着した油を二酸化炭素と水に分解させ、該分解により
    生成された水を上記温風で乾燥させるように構成した
    とを特徴とする乾燥装置。
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