JP3152081B2 - 電動開閉蓋付き音響機器 - Google Patents

電動開閉蓋付き音響機器

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JP3152081B2
JP3152081B2 JP23673094A JP23673094A JP3152081B2 JP 3152081 B2 JP3152081 B2 JP 3152081B2 JP 23673094 A JP23673094 A JP 23673094A JP 23673094 A JP23673094 A JP 23673094A JP 3152081 B2 JP3152081 B2 JP 3152081B2
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英次 中谷
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Panasonic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動開閉蓋付き音響機器
に関し、さらに詳しくはその開閉蓋内にマイクロホン等
の外部接続プラグを挿入する端子を有するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電動で開閉する蓋体を有する本体
とその蓋体で覆われる本体部分にマイク入力端子等の外
部入力プラグを接続できる電動開閉蓋付き音響機器は、
そのマイク入力端子にマイクプラグが差し込まれている
ときでも電動で蓋体を開閉することができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来例の電動開閉蓋付き音響機器は、マイクプラグ
が差し込まれているときにも電動で蓋体を閉めることが
できるため、誤って電動で蓋体を閉めた場合、プラグ回
りの部品に負荷が加わりそれらの部品に破壊、変形等損
傷を与えたり、蓋体に配置されたスイッチがマイクプラ
グに押され誤動作を起こす恐れがあるという問題点を有
していた。またプラグがたとえばL形のもので長さが短
くても、それにつながるコードがあり、これが開閉蓋に
挟まれて変形するなど不都合なことが起こっていた。
【0004】本発明は上記従来の問題点を改善するため
のもので、簡単な構成でマイクプラグ等の外部接続プラ
グが差し込まれているときには電動で蓋体を閉めること
ができないようにし、誤操作でマイクプラグおよびその
周辺部品に損傷を与えたり、蓋体に配置されたスイッチ
がマイクプラグに押され誤動作を起こす等の問題のない
電動開閉蓋付き音響機器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電動開閉蓋付き音響機器は、正転・逆転する
ことによって蓋体を開閉するモータと、前記モータを正
転入力と逆転入力に応じて正転・逆転させるためのモー
タ制御回路と、前記蓋体が閉じられたときにその下部に
位置する外部接続端子と、前記外部接続端子へのプラグ
の接続に連動して切り換えられるスイッチと、前記スイ
ッチによって前記外部接続端子へのプラグの接続時に蓋
体開閉モータに印加する電源をオフになるように制御さ
れる電源制御手段とを備えた構成を有し、または電源制
御手段に代えてモータ制御回路の少なくとも蓋体を閉じ
る方向のモータ回転入力を外部接続端子へのプラグの接
続に連動して切り換えられるスイッチによって不動作に
する入力制御手段を備えた構成となっている。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成によって、マイク等の外
部入出力プラグが差し込まれているときにはプラグの挿
入に連動するスイッチによって電源制御手段を制御して
モータに電源を与えないか、または少なくとも入力制御
手段によってモータ制御回路の入力を制御して蓋体を閉
じる方向のモータ回転入力を外部接続端子へのプラグの
接続に連動して切り換えられるスイッチによって不動作
にして蓋体を閉じられなくするように作用する。
【0007】
【実施例】以下本発明の電動開閉蓋付き音響機器の実施
例について、図を参照しながら詳細に説明する。図1は
本発明の実施例の電動開閉蓋付き音響機器の外観斜視図
であり電動開閉蓋が開いているときを示すものである。
【0008】蓋体1は本体2に図示しない軸で支えられ
その軸を中心に蓋体1が上下に回動動作ができる。回動
は本体2内のモーター駆動ユニットにより電動により行
われる。マイクジャック3は本体2の蓋体1が閉じたと
きに覆われる部分2Aにある。そのためこの機器を使用
しないときには蓋体1を閉めてマイクジャック3の穴に
埃等が入らないように構成されている。したがって、マ
イクプラグ4は蓋体1が開いているときにのみマイクジ
ャック3に挿入可能である。
【0009】しかし、図1の蓋体1が開いている状態で
誤って蓋体1を電動で閉めたとき、マイクプラグ4およ
びマイクジャック3に負荷がかかり壊れたり、マイクプ
ラグ4が蓋体1上の配置しているスイッチ5を誤って押
してしまう恐れがある。したがって、マイクプラグ4が
マイクジャック3に挿入されているときには蓋体1は電
動で閉まらないようにする手段が必要である。
【0010】図2は本発明の第1の実施例の電動開閉蓋
付き音響機器の蓋体駆動部の回路構成図であり、破線内
は図1で述べたマイクジャック3の接続を示す。電源制
御手段であるトランジスタ8,9について、トランジス
タ8はモーター正逆転駆動用IC10に電源を供給し、
または遮断するためのものであり、トランジスタ9はト
ランジスタ8をオン,オフするためのものである。モー
ター正逆転駆動用IC10は外部の連動するモーター正
転・逆転スイッチ11によりモーター12の回転方向を
制御できる。
【0011】モーター正転・逆転スイッチ11が端子a
に接するときは、正転入力13がハイ(以下「H」と記
す)、逆転入力14がロウ(以下「L」と記す)とな
り、モーター12は正転して蓋体1は開き、モーター正
転・逆転スイッチ11が端子bに接するときは、正転入
力13が「L」、逆転入力14が「H」となり、モータ
ー12は逆転して蓋体1は閉じる。
【0012】モーター正転・逆転スイッチ11が端子c
に接して、正転入力13が「L」、逆転入力14も
「L」のときにはモーター12は回転しない。
【0013】マイクプラグ4がマイクジャック3に挿入
されていないとき図2のようにマイクプラグ検出スイッ
チ7は閉じられており電源16からの電圧でトランジス
タ9はオン状態となりトランジスタ8もオンとなる。こ
の状態でモーター正逆転駆動用IC10にはモーター正
転・逆転スイッチ11の切り換え位置に応じた電圧が印
加され蓋体1を駆動するモーター12をコントロールす
ることができる。
【0014】しかし、図1のようにマイクプラグ4がマ
イクジャック3に挿入されているときはプラグ4の挿入
に連動してマイクプラグ検出スイッチ7は開き、トラン
ジスタ9はオフ状態となりトランジスタ8もオフとな
る。この状態でモーター正逆転駆動用IC10にはモー
ター正転・逆転スイッチ11の位置に関わりなく電圧が
印加されなくなり蓋体1を駆動するモーター12をコン
トロールすることはできなくなる。
【0015】なお、モーター12はギヤまたはギヤとベ
ルトを組み合わせた減速装置で減速して蓋体1を駆動す
るものであり、また蓋体1が開き切る寸前にリミットス
イッチによって、たとえば正転入力13、反転入力14
をともに「H]にすることによりモータ12の回転にブ
レーキをかけて停止させ、また蓋体1が閉じ切る寸前に
リミットスイッチによって同様にモータ12の回転を停
止させ、蓋体1やその周辺に損傷を与えたり、モーター
12に過負荷を与えないようにすることは周知の技術と
してここでは図示を省略している。
【0016】図3は本発明の第2の実施例の蓋体駆動部
の回路構成図であり、破線内は図1で述べたマイクジャ
ック3の回路構成である。入力制御手段であるトランジ
スタ15はモーター正逆転駆動用IC10の逆転入力1
4に電圧を供給するためのものである。モーター正逆転
駆動用IC10は外部のモーター正転・逆転スイッチ1
1によりよりモーター12の回転方向を制御でき、モー
ター正転・逆転スイッチ11が接点a、すなわち正転入
力13が「H」、逆転入力14が「L」のときにはモー
ター12は正転し蓋体1は開く方向に動く。モーター正
転・逆転スイッチ11が端子b、すなわち正転入力13
が「L」、逆転入力14が「H」のときにはモーター1
2は逆転し蓋体1は閉まる方向に動く。モーター正転・
逆転スイッチ11が接点c、すなわち正転入力13が
「L」、逆転入力14が「L」のときにはモーター12
は回転しない。
【0017】マイクプラグ4がマイクジャック3に挿入
されていないとき図3のようにマイクプラグ検出スイッ
チ7は閉じられており、トランジスタ15はオン状態と
なりモーター正転・逆転スイッチ11が接点bに接して
正転入力13が「L」、逆転入力14が「H」のときに
はモーター12は逆転して蓋体1を閉じるように動作す
る。しかし、図1のようにマイクプラグ4がマイクジャ
ック3に挿入されているとき、マイクプラグ4の挿入に
連動してマイクプラグ検出スイッチ7は開き、トランジ
スタ15はオフ状態となりモーター正転・逆転スイッチ
11が接点bの逆転位置になっても正転入力13は
「L」、逆転入力14も「L」となりモーター12は逆
転しない。ただし、この場合は開方向はトランジスタ1
5は正転入力端子13の電位には関与しないのでモータ
ー正転・逆転スイッチ11が接点aに接すると正転入力
13には「H]が与えられモータ12は正転し、蓋体1
は電動で開くことができる。
【0018】第1の実施例の図2の場合はトランジスタ
8がモーター12を駆動する電源に直列に入っているの
で、トランジスタ8は許容電流容量の大なるものが必要
であるが、第2の実施例の図3の場合はトランジスタ1
5は逆転入力14のみに関わっているので小さな電流容
量のものでよい。
【0019】図4に実施例に用いたモーター正逆転駆動
用IC10の一例のブロック図を示す。各端子に図2、
図3と同一の符号を付してあり、以上説明した用途に合
致したものである。図中の表の「1」は上記の「H]
に、「0」は「L]に相当する。
【0020】なお、ここではマイクジャックの例を挙げ
たが、これに限定されるものでなく、たとえばヘッドホ
ンジャック等他の目的の入出力ジャックについても同様
に実施することができる。
【0021】また外部接続端子だけでなく、蓋体1の下
部で蓋体1の閉鎖時に障害になるような構造物、たとえ
ば部分的な開閉蓋等の場合にもこの技術が適用できるの
は当然である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電動開閉蓋
付き音響機器は、正転・逆転することによって蓋体を開
閉するモータと、前記モータを正転入力と逆転入力に応
じて正転・逆転させるためのモータ制御回路と、前記蓋
体が閉じられたときにその下部に位置する外部接続端子
と、前記外部接続端子へのプラグの接続に連動して切り
換えられるスイッチと、前記スイッチによって前記外部
接続端子へのプラグの接続時に蓋体開閉モータに印加す
る電源をオフになるように制御される電源制御手段とを
備えた構成を有し、または電源制御手段に代えてモータ
制御回路の少なくとも蓋体を閉じる方向のモータ回転入
力を外部接続端子へのプラグの接続に連動して切り換え
られるスイッチによって不動作にする入力制御手段を備
えた構成を持つことによって、マイク入力端子等の外部
接続端子に外部接続プラグが差し込まれたときには電動
で開閉する蓋体が電動で開閉できないため、誤って電動
で蓋体を閉めようとしても蓋体は動かず、プラグ回りの
部品に負荷が加わりそれらの部品に損傷を与えたり、蓋
体に配置されたスイッチがマイクプラグに押され誤動作
を起こしたり、蓋体と本体とで接続コードをはさむ等の
恐れがなくなる等使い勝手のよい機器を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電動開閉蓋付き音響機器の前
面斜視図
【図2】同じくその第1の実施例の蓋体駆動部の回路構
成図
【図3】同じくその第2の実施例の蓋体駆動部の回路構
成図
【図4】本実施例に用いたモーター正逆転駆動用ICの
ブロック図
【符号の説明】
1 蓋体 2 本体 3 マイクジャック 4 マイクプラグ 5 スイッチ 6 マイクジャック3の音声信号入力端子 7 マイクプラグ検出スイッチ 8 トランジスタ 9 トランジスタ 10 モーター駆動用IC 11 モーター正転・逆転スイッチ 12 駆動用モーター 13 正転入力 14 逆転入力 15 トランジスタ 16 電源

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正転・逆転することによって蓋体を開閉
    するモータと、 前記モータを正転入力と逆転入力に応じて正転・逆転さ
    せるためのモータ制御回路と、 前記蓋体が閉じられたときにその下部に位置する外部接
    続端子と、 前記外部接続端子へのプラグの接続に連動して切り換え
    られるスイッチと、 前記スイッチによって前記外部接続端子へのプラグの接
    続時に蓋体開閉モータに印加する電源をオフになるよう
    に制御される電源制御手段とを備えた電動開閉蓋付き音
    響機器。
  2. 【請求項2】 電源制御手段に代えてモータ制御回路の
    少なくとも蓋体を閉じる方向のモータ回転入力を外部接
    続端子へのプラグの接続に連動して切り換えられるスイ
    ッチによって不動作にする入力制御手段を備えた請求項
    1記載の電動開閉蓋付き音響機器。
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