JP3151888U - グリス注入装置 - Google Patents

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正博 早川
正博 早川
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Abstract

【課題】紡績機のトップローラーにグリスを効率的に注入できるグリス注入装置を提供する。【解決手段】グリス注入装置1に、ローラーRをグリス注入位置hに保持するローラー保持機構3と、グリス注入位置hのローラーRの各グリス注入孔にグリスを注入する一対のグリス注入機構5と、注入前のローラーRをグリス注入位置hに供給し、注入後のローラーRをグリス注入位置hから排出するローラー移送機構4とを配設し、ローラー保持機構3にローラーRのシャフト部分を支持させることにより、該ローラーRの軸線が所定の注入ライン上に位置するように保持するとともに、グリス注入機構5が具備する注油機40を、そのノズル48の先端が注入ラインに沿って移動するように移動させることによって、注油機40のノズル48をグリス注入位置hに保持されたローラーRのグリス注入孔に挿脱するようにした。【選択図】図1

Description

本考案は、両端中央部にグリス注入孔が形成されたローラーにグリスを注入するためのグリス注入装置に関する。
紡績機の牽引装置には多数のトップローラーが使用されている(特許文献1参照)。図11に示すように、トップローラーRは、金属製のシャフトSの両端部に夫々ローラー本体Tを回転自在に軸支してなるものである。ローラー本体Tの外周面にはゴムUが配設されており、紡績機にあっては、トップローラーRはシャフトS部分を把持されてボトムローラーとの間に繊維を挟持する。かかるトップローラーRは、紡績機に把持されることとなるシャフトSの形状だけが統一されており、トップローラーRの長さにはバラツキがある。また、ローラー本体Tの径は外周部が磨耗するため一定でない。
トップローラーRのローラー本体Tには、内部にベアリング(図示省略)が配設されている。また、トップローラーRは紡績機に取り付けられて高速連続回転するため、トップローラーRの両端中央部には、ベアリングにグリスを供給するためのグリス注入孔Wが形成される(特許文献2参照)。そして、紡績工場等では、トップローラーRを定期的に紡績機から取り外して、グリス注入孔Wにグリスを注入する注入作業が行われる。従来、かかる注入作業は、グリスガン(特許文献3参照)を用いて手作業で行っていた。具体的には、作業者が、グリスガンのノズルをグリス注入孔に挿入し、グリスガンの作動レバーを操作することで、トップローラーRの片側ごとにグリスを注入していた。
実開平6−47370号公報 実公平6−30867号公報 特開2005−161105号公報
上述の従来の注入作業は1本のトップローラーであれば大した時間はかからないが、紡績工場では数万本ものトップローラーが使用されているため、トップローラーにグリスを注入する作業は煩雑であり、コストのかかるものであった。
本考案は上記現状に鑑みてなされたものであり、トップローラーにグリスを注入する作業を効率的に行い得るグリス注入装置の提供を目的とする。
本考案は、シャフトの両端部に夫々ローラー本体を軸支してなるローラーの、両端中央部に形成された各グリス注入孔にグリスを注入するためのグリス注入装置であって、ローラーを所定のグリス注入位置に保持するローラー保持機構と、グリス注入位置の両側に配設されて、グリス注入位置に保持されたローラーの各グリス注入孔にグリスを注入する一対のグリス注入機構と、グリス注入前のローラーをグリス注入位置に供給し、グリス注入後のローラーをグリス注入位置から排出するローラー移送機構と、グリス注入機構及びローラー移送機構の作動を制御して、ローラー移送機構によって、グリス注入前のローラーをグリス注入位置に供給する供給工程と、グリス注入機構によって、グリス注入位置に供給されたローラーの各グリス注入孔にグリスを注入する注入工程と、グリス注入後のローラーをグリス注入位置から排出する排出工程とを順次実行する制御装置とを備えてなり、ローラー保持機構は、グリス注入位置にあるローラーのシャフト部分を支持することによって、該ローラーの軸線が所定の注入ライン上に位置するように保持するものであり、グリス注入機構は、ノズルの先端からグリスを噴出する注油機と、該注油機のノズルの先端が注入ラインに沿って移動するように注油機を移動させることによって、ノズルの先端をグリス注入位置から退避させる退避位置と、ノズルの先端をグリス注入位置に進出させてローラーのグリス注入孔に挿入させる進出位置とに移動させるスライド装置を備えていることを特徴とするグリス注入装置である。
かかる構成にあっては、ローラーの両側のグリス注入孔に自動的にグリスを注入することができ、また、ローラーをグリス注入位置に自動的に供給・排出することによって、複数のローラーに連続してグリスを注入可能となる。また、本考案のグリス注入装置は、シャフトの形状さえ同じであれば、グリス注入位置に供給されるローラーの長さやローラー本体の径にバラツキがあっても、問題なくグリスを注入できる。すなわち、本考案では、グリス注入位置にあってローラーのシャフト部分を支持することで、ローラー本体の径にバラツキがあっても、当該ローラーの軸線を所定の注入ラインと一致させることができる。そして、ローラーの軸性を注入ラインと一致させれば、ローラーの両端中央部の各グリス注入孔は、自ずと注入ライン上に位置することとなる。このため、注油機のノズルを、ローラーの外側から注入ラインに沿って近づけていけば、ローラーの長さに多少バラツキがあっても、ノズルの先端をグリス注入孔に確実に挿入できるのである。したがって、本考案によれば、シャフト形状のみが統一されている既存のトップローラーであっても、本考案のグリス注入装置によって、適切にグリスを注入できる。
また、本考案にあって、ローラー移送機構は、グリス注入位置に向けて下り傾斜してローラーをグリス注入位置方向に転がらせる供給レールと、該供給レール上のローラーを1本ずつグリス注入位置へ送出するローラー送出装置と、グリス注入位置から下り傾斜してローラーをグリス注入位置から転がらせる排出レールと、グリス注入位置に保持されたローラーを排出レール上に排出するローラー排出装置とを備えており、さらに、供給レールと排出レールは、側面視略く字状をなすように上下に並設されている構成が提案される。
かかる構成にあっては、作業者が、供給レール上にグリス注入前のローラーをセットすると、該ローラーは、供給レール上を転がっていき、グリス注入位置でグリスを注入された後に、排出レール上を転がって当該ローラーをセットした場所の下方に戻ってくることとなる。したがって、作業者は、供給レール上にグリス前のローラーをセットする作業と、グリス注入後のローラーを排出レール上から回収する作業を、同じ位置で行うことができる。このため、かかるグリス注入装置では、ローラーのセット及び回収作業の手間が少なく、作業者の数が少なくて済む。
また、上記構成にあって、ローラー移送機構は、供給レールの下流側端部に傾動可能に配設されて、その傾動端をグリス注入位置に近接させて、グリス注入位置から排出レール上へのローラーの移動を阻止しつつ、ローラー送出装置から送出されたローラーをグリス注入位置へと案内する供給位置と、その傾動端をグリス注入位置の上方に退避させて、グリス注入位置から排出レール上へのローラーの移動を可能とする排出位置とに変換可能な切換レールと、該切換レールを供給位置と排出位置に変換する切換装置とを備える構成が提案される。かかる構成にあっては、切換レールを供給位置とすれば、グリス注入位置に供給されるローラーは、排出レール上に転がり出すことなく、グリス注入位置に確実に保持されることとなる。また、切換レールを排出位置とすれば、切換レールに阻まれることなく、ローラーを排出レール上に排出可能となる。したがって、かかる構成によれば、切換レールを適宜位置変換することで、供給レールと排出レールが上下に並設された構成にあって、グリス注入位置にローラーを安定して供給・排出することが可能となる。
また、本考案にあって、スライド装置は、台座に固定される固定フレームと、固定フレームに対してスライド可能に保持されて、取り付けられた注油機とともに移動する可動フレームと、注油機が進出位置に移動するように可動フレームを付勢するバネ部材と、注油機が退避位置に移動するように可動フレームを駆動するシリンダアクチュエータとを備えてなり、注入工程にあって、注油機は、バネ部材の付勢力によって退避位置から進出位置に移動し、ノズルをローラーに当接することによってバネ部材の付勢力に抗して停止することが提案される。かかる構成とすれば、進出位置に変換された注油機は、そのノズルがローラーにぶつかることによって停止するため、グリス注入位置に保持されるローラーの長さが一定でなくても、各ローラーの長さに応じた位置で注油機を適切に停止させることができる。
以上に述べたように、本考案のグリス注入装置にあっては、紡績機のトップローラーなどのローラーに、連続してグリスを注入できる。そして、本考案にあっては、ローラーの長さやローラー本体の径にバラツキがあっても、問題なくグリスを注入できる。このため、本考案によれば、従来は手作業で行われていたローラーへのグリス注入作業を効率化できる。
グリス注入装置1の平面図である。 グリス注入装置1の側面図である。 グリス注入装置1の背面図である。 ローラー保持機構3の斜視図である。 ローラー保持機構3及びローラー移送機構4の側面図である。 ローラー保持機構3及びローラー移送機構4の平面図である。 グリス注入機構5の正面図であり、(a)は注油機40が退避位置mにある状態を、(b)は注油機40が進出位置nにある状態を示す。 ローラー移送機構4の作動を示す説明図である。 図8から続くローラー移送機構4の作動を示す説明図である。 グリス注入機構5の作動を示す説明図である。 トップローラーRの斜視図である。
本考案の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
図1は、本実施例のグリス注入装置1の平面図であり、図2は左側面図、図3は背面図である。本実施例のグリス注入装置1は、紡績機の牽引装置に用いられるトップローラーRにグリスを注入するものである。かかるグリス注入装置1は、台座2の上に、トップローラーRを所定のグリス注入位置hに保持するローラー保持機構3と、グリス注入位置hの両側に配設されて、グリス注入位置hに保持されたトップローラーRにグリスを注入する一対のグリス注入機構5と、グリス注入前のトップローラーRをグリス注入位置hに供給し、グリス注入後のトップローラーRをグリス注入位置hから排出するローラー移送機構4とを備えてなる。また、グリス注入装置1は、制御装置(図示省略)を備えている。この制御装置は、ローラー移送機構4やグリス注入機構5が具備するエアシリンダの作動を制御することによって、トップローラーRに連続してグリスを注入する。
グリス注入装置1は、図11に示すような、既存の一般的なトップローラーRにグリスを注入できる。一般的なトップローラーRとは、金属製のシャフトSの両端部に夫々ローラー本体Tを回転自在に軸支してなるものであって、その両端中央部に夫々グリス注入孔Wを有するものである。また、かかるトップローラーRでは、シャフトSが、中央の細径部S1と、該細径部S1の両側に形成される太径部S2,S2とで構成されており、かかるシャフト形状はトップローラーRで共通している。
図4に示すように、ローラー保持機構3は、側面視略V字状をなす長尺な保持枠10を備えている。保持枠10は台座2に立設される板状フレーム12の上端部に固定される。保持枠10の内側面には、左右対称位置に、支持突部11が二つずつ設けられる。かかる構成にあっては、保持枠10の上に転がり落ちたトップローラーRは、保持枠10の上で数回弾んだ後に、シャフトSの太径部S2を各支持突部11の先端に当接させて、所定のグリス注入位置hに保持される。そして、かかるグリス注入位置hにあっては、トップローラーRは、その軸線を所定の注入ラインiに一致させるよう保持されて、両側のグリス注入孔Wを注入ラインiの上に位置させる。上述のように、既存のトップローラーRはシャフトSの形状が統一されているため、かかるローラー保持機構3のようにシャフトSを支持するようにすれば、トップローラーRの長さやローラー本体Tの径にバラツキがあっても、トップローラーRの軸線を確実に注入ラインiと一致させることができる。
ローラー移送機構4は、図5,6に示すように、グリス注入位置hの手前側に配設されてグリス注入位置hに向けて下り傾斜し、グリス注入前のトップローラーRをグリス注入位置h方向に転がらせる供給レール20と、グリス注入位置hの手前側に配設されてグリス注入位置hから下り傾斜し、グリス注入後のトップローラーRをグリス注入位置hから手前側に転がらせる排出レール21とを備えている。また、ローラー移送機構4は、供給レール20の上のトップローラーRを1本ずつグリス注入位置hに向けて送出するローラー送出装置22と、グリス注入位置hに保持されたトップローラーRを排出レール21の上に排出するローラー排出装置23とを備えている。かかる構成にあっては、作業者が、供給レール20の手前側(上流側)に注入前のトップローラーRをセットすると、当該トップローラーRは、供給レール20の上を転がって、ローラー送出装置22によってグリス注入位置hに送出される。そして、当該トップローラーRにグリスが注入されると、当該トップローラーRは、ローラー排出装置23によって、グリス注入位置hから排出レール21の上に排出されて、排出レール21の上を手前側(下流側)を転がることとなる。ここで、本実施例にあっては、供給レール20と排出レール21は、図5,6に示すように、上下に並設されて側面視略く字状をなしているから、作業者が、供給レール20の手前側(上流側)にセットしたトップローラーRは、グリス注入後に、排出レール21の上を転がって手前側に戻ってくる。このため、かかる構成にあっては、作業者は、グリス注入前のトップローラーRを供給レール20にセットする作業と、グリス注入後のトップローラーRを排出レール21から回収する作業を同じ位置で行うことができる。
供給レール20は、図5,6に示すように、断面L字状をなす一対の金属レールを主体とするものであり、グリス注入位置hに向けて下り傾斜するように前後方向に沿って固定されて、該金属レールの上端でシャフトSの両側部を支持することによって、トップローラーRをグリス注入位置h方向に転がらせる。
ローラー送出装置22は、図5,6に示すように、切欠25が形成された円板状のカム部材24と、該カム部材24を回動駆動する送出用エアシリンダ26とを備えている。カム部材24は、供給レール20の下流側の上方で回動可能に軸支され、送出用エアシリンダ26によって、切欠25を供給レール20の上流側に位置させる収容位置jと、切欠25を供給レール20の下流側に位置させる送出位置kとに変換駆動される。このカム部材24は、供給レール20上でトップローラーRを塞き止めて、一列に整列させるよう配置されており、その収容位置jでは、先頭のトップローラーRを切欠25に収容し、その送出位置kでは、収容したトップローラーRをグリス注入位置hへと送出する。このように、ローラー送出装置22は、送出用エアシリンダ26によって、カム部材24を収容位置jと送出位置kとに回動させることで、供給レール20上に整列させたトップローラーRを1本ずつグリス注入位置hへ送出する。
排出レール21は、図5,6に示すように、供給レール20と同様に、断面L字状をなす一対の金属レールを主体とするものであり、グリス注入位置hから手前に下り傾斜するように供給レール20の直下に固定され、該金属レールの上端でシャフトSの両側部を支持することによって、トップローラーRをグリス注入位置hから手前側に転がらせる。排出レール21の下流側端部には、ストッパ27が配設されており、排出レール21の上を転がったトップローラーRは、ストッパ27に係止されて一列に整列することとなる。
ローラー排出装置23は、図5,6に示すように、押出部材28をピストンロッド先端に取り付けた排出用エアシリンダ29を備えてなる。排出用エアシリンダ29は、押出部材28をグリス注入位置hに進退可能とする位置に固定されており、トップローラーRがグリス注入位置hにある状態で、排出用エアシリンダ29によって押出部材28をグリス注入位置hに進出させると、押出部材28がトップローラーRのシャフトS部分を前方に押圧して、トップローラーRをグリス注入位置hから排出レール21上に排出するよう構成される。
また、ローラー移送機構4は、図5,6に示すように、供給レール20の下流側端部に傾動可能に軸支される切換レール30と、該切換レール30を傾動させる切換装置31とを備えている。切換レール30は、金属棒を屈曲加工してなるものであり、供給レール21の下流側端部に傾動可能に軸支され、その傾動端をグリス注入位置hに近接させる供給位置pと、その傾動端をグリス注入位置hの上方に退避させる排出位置qとに変換される。図5に示すように、切換レール30の供給位置pでは、切換レール30が供給レール20の下流側端部とグリス注入位置hの間を架け渡すことにより、ローラー送出装置22から送出されたトップローラーRがスムーズにグリス注入位置hに送られることとなる。また、かかる供給位置pでは、グリス注入位置hから排出レール21上への経路が切換レール30によって遮断されるため、トップローラーRがグリス注入位置hから排出レール21に転がり出ることがない。一方、切換レール30の排出位置qでは、切換レール30が、その傾動端をグリス注入位置hの上方に退避することによって、グリス注入位置hから排出レール21上への経路が開放されることとなり、ローラー排出装置23によって、グリス注入位置hから排出レール21上にトップローラーRを排出可能となる。
切換装置31は、図5,6に示すように、切換レール30の支軸部分に一体的に設けられて、切換レール30と逆方向に延出し、切換レール30とともに傾動する金属製の傾動腕部32と、切換レール30の供給位置pで傾動腕部32を吸引保持するマグネット33と、該マグネット33に吸引された傾動腕部32を強制的に押し下げる切換用エアシリンダ34とを備えてなる。かかる構成にあっては、切換レール30の排出位置qでは、切換レール30は傾動腕部32の重みによって排出位置qに保持される。かかる排出位置qにあって、トップローラーRが切換レール30の上に乗ると、トップローラーRの重みによって切換レール30は下方傾動して供給位置pに変換される。また、切換レール30が供給位置pに変換されると、上方傾動した傾動腕部32の先端がマグネット33に吸引保持されて、切換レール30は供給位置pに保持される。そして、かかる供給位置pにあって、切換用エアシリンダ34が傾動腕部32を押し下げると、傾動腕部32がマグネット33の吸引から解放されて自重によって下方傾動し、傾動腕部32の下方傾動に伴って排出位置qに変換される。
図1,3に示すように、グリス注入位置hの両側に配設される一対のグリス注入機構5,5は同じ構成であり、グリス注入位置hを挟んで対称位置に配置される。図7は、グリス注入機構5の正面図である。グリス注入機構5は、ノズル48の先端からグリスを噴出する注油機40を備えている。注油機40は、台座2に設置されたスライド装置41に移動可能に保持されている。注油機40は、スライド装置41に保持された状態で、ノズル48の先端を前記注入ラインi上に位置させて、グリス注入位置hに向けている。そして、注油機40は、スライド装置41によってノズル48の先端が注入ラインiに沿って移動するようにスライドすることにより、ノズル48の先端をグリス注入位置hから退避させる退避位置m(図9(a)参照)と、ノズル48の先端をグリス注入位置hに進出させてトップローラーRのグリス注入孔Wに挿入させる進出位置n(図9(b)参照)とに変換される。
図7に示すように、注油機40は、スライド装置41に固定される円柱状の本体47を備えている。この本体47の片側にはノズル48が突設されるとともに、作動レバー49が軸支されて本体47の上で傾動可能となっている。また、注油機40の、ノズル48の反対側にはグリス供給ホース50が接続されており、該グリス供給ホース50を介して、図示しないグリスタンクから本体47にグリスが供給される。そして、注油機40の本体47の上方には、注入用エアシリンダ42が下向きに固定されて、そのピストンロッドを作動レバー49に当接させている。そして、この注入用エアシリンダ42によって作動レバー49が押し下げられると、ノズル48の先端から所定量のグリスが噴出するよう構成されている。かかる注油機40は、既存のグリスガンを採用したものであり、詳細な説明は省略する。
図7に示すように、スライド装置41は、台座2の上に固定される固定フレーム43と、該固定フレーム43にスライド可能に保持される可動フレーム44と、該可動フレーム44を一方向に付勢するバネ部材45と、可動フレーム44を反対方向に駆動する移動用エアシリンダ46とを備えてなる。可動フレーム44には、注油機40と注入用エアシリンダ42が取り付けられており、可動フレーム44がバネ部材45の付勢力と注入用エアシリンダ46の駆動力によってスライドすることによって、注油機40が退避位置mと進出位置nに変換される。詳述すると、バネ部材45は、固定フレーム43と可動フレーム44の間に介装されて、注油機40が進出位置nに移動する方向に可動フレーム44を付勢する。一方、移動用エアシリンダ46は、固定フレーム43に装着されて、ピストンロッドを可動フレーム44と係合させており、ピストンロッドの引込みによって、注油機40が退避位置mに移動する方向に可動フレーム44を駆動する。移動用エアシリンダ46の駆動力はバネ部材45の付勢力よりも強く、移動用エアシリンダ46が可動フレーム44を駆動すると、バネ部材45の付勢力に抗して注油機40は退避位置mに保持される。一方、移動用エアシリンダ46がピストンロッドの引込み駆動を停止すると、可動フレーム44がバネ部材45の付勢力によってスライドし、注油機40は進出位置nに変換される。ここで、進出位置nに変換される注油機40は、ノズル48の先端をトップローラーRのグリス注入孔Wに挿入し、該ノズル48の先端をトップローラーRに突き当てることによってバネ部材45の付勢力に抗して停止する。かかる構成によれば、グリス注入位置hに保持されるトップローラーRの長さに合わせてノズル48の先端を適切な位置で停止できる。また、かかる注油機40の進出位置nにあって、移動用エアシリンダ46が駆動すると、注油機40は退避位置mに復帰することとなる。
制御装置は、電気回路基板にエアシリンダの駆動を制御する電磁弁を接続してなるものである。制御装置は、所定の制御プログラムにしたがって電磁弁を開閉することによって、ローラー移送機構4やグリス注入機構5の各種エアシリンダの作動を制御して、所定のグリス注入サイクルを繰り返し実行する。グリス注入サイクルは、グリス注入前のトップローラーRをグリス注入位置hに供給する供給工程と、グリス注入位置hに供給されたトップローラーRにグリスを注入する注入工程と、グリス注入後のトップローラーRをグリス注入位置hから排出する排出工程とを順次実行するものである。グリス注入サイクル1回で、1本のトップローラーRにグリスが注入され、グリス注入サイクルを繰り返すことで多数のトップローラーRに連続してグリスが注入される。
グリス注入サイクルの初期状態では、図8(a)に示すように、グリス注入位置hにトップローラーRは保持されず、グリス注入前のトップローラーRが供給レール20の上に並び、グリス注入後のトップローラーRが排出レール21上に並べられる。また、かかる初期状態にあっては、カム部材24は収容位置jに、切換レール30は排出位置qに、そして、注油機40は退避位置mに保持されている。
上記初期状態にあって、グリス注入サイクルが開始されると、最初に、供給工程が実行される。供給工程では、まず、図8(b)に示すように、制御装置が送出用エアシリンダ26を制御して、カム部材24を収容位置jから送出位置kに変換し、切欠25に収容されたトップローラーRをグリス注入位置hへ送出する。送出されたトップローラーRは、供給レール20の先端から切換レール30の上に乗り、自重によって切換レール30を排出位置qから供給位置pに変換しつつ、切換レール30の上を転がって、保持枠10の上に転がり落ちることとなる。保持枠10の上へ転がり落ちたトップローラーRは、転がり落ちた反動でローラー保持機構3の上で数回弾むこととなるが、供給位置pに保持された切換レール30が排出レール21への経路を遮断しているため、トップローラーRは排出レール21の上に転がり出すことはせず、グリス注入位置hで静止することとなる。そして、制御装置は、トップローラーRがグリス注入位置hで静止するのを見計らい、図9(a)に示すように、送出用エアシリンダ26を制御してカム部材24を収容位置jに復帰させ、次のトップローラーRを切欠25に収容する。また、制御装置は、切換用エアシリンダ34を制御して切換レール30を排出位置qに復帰させ、グリス注入位置hから排出レール21上への経路を開放する。以上のように、供給工程によれば、供給レール20の先頭にあるトップローラーRがグリス注入位置hに送出されて、グリス注入位置hに保持されることとなる。
供給工程の後には、注入工程が実行される。注入工程の開始時には、図10(a)に示すように、供給工程によって供給されたトップローラーRがグリス注入位置hに保持されており、グリス注入機構5,5は、注油機40,40を退避位置mに位置させている。注入工程では、図10(b)に示すように、制御装置は、まず、各グリス注入機構5,5の移動用エアシリンダ46,46を制御することによって、各注油機40を同時に退避位置mから進出位置nに変換する。この時、各注油機40はバネ部材45の付勢力によって進出位置nに移動して、夫々のノズル48の先端をグリス注入孔Wに挿入した状態でトップローラーRに当接し、二つのノズル48でトップローラーRを挟持した状態で停止する。続いて制御装置は、図10(c)に示すように、両側の注入用エアシリンダ42,42を制御して各注油機40の作動レバー49を押し下げて、トップローラーRの両側に所定量のグリスを注入する。そして、グリスの注入が完了すると、制御装置は、注入用エアシリンダ42を制御して作動レバー49を上方に復帰させ(図10(b)参照)、続いて、移動用エアシリンダ46を制御して両側の注油機40を同時に退避位置mに復帰させる(図10(a)参照)。以上のように、注入工程によれば、グリス注入位置hに保持されたトップローラーRの両側にグリスが注入されることとなる。
注入工程の後には、排出工程が実行される。排出工程では、図9(b)に示すように、制御装置は、排出用エアシリンダ29を一定時間作動させて押出部材28をグリス注入位置hに進出させ、グリス注入後のトップローラーRをグリス注入位置hから排出レール21上に排出する。排出されたグリス注入後のトップローラーRは、排出レール21を転がり、排出レール21の下流側で係止されることとなる。以上のように、排出工程によれば、グリス注入位置hに保持されたトップローラーRが排出レール21上に排出される。そして、この排出工程によってグリス注入サイクルが終了し、グリス注入装置1は、グリス注入サイクルの初期状態に復帰することとなる。
以上のように、グリス注入装置1は、供給工程、注入工程、排出工程を順次実行してなるグリス注入サイクルによって1本のトップローラーRにグリスを注入する。そして、かかるグリス注入サイクルを繰り返すことによって、供給レール20の上にセットされたトップローラーRに順次グリスを注入し、排出レール21上に排出する。このため、かかるグリス注入装置1によれば、作業者は、グリス注入前のトップローラーRを供給レール20にセットして、排出レール21からグリス注入後のトップローラーRを回収するだけで、多数のトップローラーRに連続的にグリスを注入することができ、トップローラーへのグリス注入作業を極めて効率的に実行可能となる。なお、本実施例のグリス注入装置1では、1回のグリス注入サイクルに要する時間は約1秒であり、トップローラーR1本あたり約1秒のペースでグリスを注入できる。これは、従来の手作業による注入作業に比べると約10倍の効率である。
特に、本実施例のグリス注入装置1では、トップローラーRのシャフトS部分を支持することによって、グリス注入位置hにあって、トップローラーRの軸線が所定の注入ラインiと一致するようにしている。このため、トップローラーRの長さやローラー本体Tの径が一定でない場合でも、問題なくグリスを注入できるという利点がある。
また、本実施例にあっては、図5,6に示すように、ローラー移送機構4の供給レール20と排出レール21が、側面視略く字状をなすように上下に並設されているから、供給レール20にセットしたトップローラーRは、グリス注入後に排出レール21上を転がって、セットされた位置の下方に戻ってくることとなる。このため、かかるグリス注入装置1では、グリス注入前のトップローラーRを供給レール20にセットする作業と、グリス注入後のトップローラーRを排出レール21上から回収する作業を同じ位置で並行して実行でき、作業者一人でも問題なく使用できる。
また、本実施例では、グリス注入位置hへのトップローラーRの供給と排出に合わせて切換レール30を供給位置pと排出位置qに切り換えて、トップローラーRの供給時に、トップローラーRが排出レール21に転げ出さないようにしているから、供給レール20と排出レール21を上下に並設した構成であっても、グリス注入位置hに対してトップローラーRを安定に供給できる。
また、本実施例に係るグリス注入機構5は、注油機40をバネ部材45の付勢力によって進出位置nに移動させて、グリス注入孔Wに挿入したノズル48の先端がトップローラーRに当接することによってバネ部材45の付勢力に抗して停止するようにしている。このため、トップローラーRの長さが一定でない場合でも、トップローラーRの長さに応じてノズル48の先端を適切な位置で停止できるという利点がある。また、本実施例にあっては、注入工程にあって両側の注油機40を同時に進出位置nに変換することによって、進出位置nでは、各注油機40のノズル48の先端で、トップローラーRを挟持するようにしている。かかる構成では、ノズル48の圧力に抗してトップローラーRを軸線方向に保持する構成が不要であり、ローラー保持機構3の構成を簡単にできるという利点がある。
なお、本考案におけるグリス注入装置は、上記実施例の形態に限らず本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、本考案のグリス注入装置には、センサーを適宜配設して、制御装置が当該センサーによって、ローラーの動きや注油機の動き等を検知するようにしてもよい。また、ローラー移送機構やグリス注入機構はモーター等によって駆動するものでも構わない。また、本考案は、紡績機のトップローラーにグリスを注入するものに限られず、同様の構造を有するローラー一般にグリスを注入できる。
1 グリス注入装置
3 ローラー保持機構
4 ローラー移送機構
5 グリス注入機構
20 供給レール
21 排出レール
22 ローラー送出装置
23 ローラー排出装置
30 切換レール
31 切換装置
40 注油機
41 スライド装置
45 バネ部材
48 ノズル
h グリス注入位置
i 注入ライン
m 退避位置
n 進出位置
p 供給位置
q 排出位置
R トップローラー
S シャフト
T ローラー本体
W グリス注入孔

Claims (4)

  1. シャフトの両端部に夫々ローラー本体を軸支してなるローラーの、両端中央部に形成された各グリス注入孔にグリスを注入するためのグリス注入装置であって、
    ローラーを所定のグリス注入位置に保持するローラー保持機構と、
    グリス注入位置の両側に配設されて、グリス注入位置に保持されたローラーの各グリス注入孔にグリスを注入する一対のグリス注入機構と、
    グリス注入前のローラーをグリス注入位置に供給し、グリス注入後のローラーをグリス注入位置から排出するローラー移送機構と、
    グリス注入機構及びローラー移送機構の作動を制御して、ローラー移送機構によって、グリス注入前のローラーをグリス注入位置に供給する供給工程と、グリス注入機構によって、グリス注入位置に供給されたローラーの各グリス注入孔にグリスを注入する注入工程と、グリス注入後のローラーをグリス注入位置から排出する排出工程とを順次実行する制御装置とを備えてなり、
    ローラー保持機構は、グリス注入位置にあるローラーのシャフト部分を支持することによって、該ローラーの軸線が所定の注入ライン上に位置するように保持するものであり、
    グリス注入機構は、ノズルの先端からグリスを噴出する注油機と、該注油機のノズルの先端が注入ラインに沿って移動するように注油機を移動させることによって、ノズルの先端をグリス注入位置から退避させる退避位置と、ノズルの先端をグリス注入位置に進出させてローラーのグリス注入孔に挿入させる進出位置とに移動させるスライド装置を備えていることを特徴とするグリス注入装置。
  2. ローラー移送機構は、
    グリス注入位置に向けて下り傾斜してローラーをグリス注入位置方向に転がらせる供給レールと、
    該供給レール上のローラーを1本ずつグリス注入位置へ送出するローラー送出装置と、
    グリス注入位置から下り傾斜してローラーをグリス注入位置から転がらせる排出レールと、
    グリス注入位置に保持されたローラーを排出レール上に排出するローラー排出装置とを備えており、
    さらに、供給レールと排出レールは、側面視略く字状をなすように上下に並設されていることを特徴とする請求項1記載のグリス注入装置。
  3. ローラー移送機構は、
    供給レールの下流側端部に傾動可能に配設されて、その傾動端をグリス注入位置に近接させて、グリス注入位置から排出レール上へのローラーの移動を阻止しつつ、ローラー送出装置から送出されたローラーをグリス注入位置へと案内する供給位置と、その傾動端をグリス注入位置の上方に退避させて、グリス注入位置から排出レール上へのローラーの移動を可能とする排出位置とに変換可能な切換レールと、
    該切換レールを供給位置と排出位置に変換する切換装置とを備えることを特徴とする請求項2記載のグリス注入装置。
  4. スライド装置は、台座に固定される固定フレームと、固定フレームに対してスライド可能に保持されて、取り付けられた注油機とともに移動する可動フレームと、注油機が進出位置に移動するように可動フレームを付勢するバネ部材と、注油機が退避位置に移動するように可動フレームを駆動するシリンダアクチュエータとを備えてなり、
    注入工程にあって、注油機は、バネ部材の付勢力によって退避位置から進出位置に移動し、ノズルをローラーに当接することによってバネ部材の付勢力に抗して停止することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のグリス注入装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108302314A (zh) * 2018-01-29 2018-07-20 浙江奇碟汽车零部件有限公司 十字万向节同步注油脂设备及其方法
KR102251846B1 (ko) * 2020-02-24 2021-05-13 임화용 무한궤도용 링크핀과 부시 사이에 그리스를 주입하는 장치

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