JP3151799B2 - 製パン器におけるモータトルク補正回路装置 - Google Patents

製パン器におけるモータトルク補正回路装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば製パン器に
備えられている混練モータに用いて好適なモータトルク
補正回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は混練モータを備えた製パン器の構
成を示す断面構造図である。図において、1は外ケー
ス、1aはその支脚、2は上部ケース、3は開閉自在に
構成された蓋、4は台フレーム、5は軸受板、6は内ケ
ース、7はオーブンヒータ、8はパン焼成ケース、9,
10は一対の係止片、11は台板である。
【0003】また、12は軸受部、13はメタル、14
は上部回転軸、15は投入された小麦粉などの製パン材
料を混練する混練モータ、16はベルト、17,18は
プーリ、19は混練モータ15の出力軸、20は下部回
転軸、21,22はクラッチ体、23は撹拌羽根であ
る。
【0004】24はガラス窓、25は熱反射板、26は
吸気ガイド、27は吸気孔、28は送風ガイド、29は
送風ファン、30は逆流防止板、31は生地センサ、3
2は断熱体、33は内ケース6に固定されたオーブンセ
ンサ、34は送風モータである。35,36はメニュー
選択ボタン、37はスタートボタンである。
【0005】図5は、製パン器の混練モータ回路を示す
回路図である。図において41は混練モータ、42は混
練モータ41に接続された進相コンデンサである。
【0006】この製パン器では、図6に示すようなシー
ケンスプログラムが図示していない制御用マイクロコン
ピュータのROMにあらかじめ組み込まれている。従っ
て、スタートボタン37が押下されると前記シーケンス
プログラムが順番に読み出され、「1次ミックス工程」
→「休止期間」→「2次ミックス工程」→「発酵工程」
→「丸め工程」→「成形発酵工程」→「焼成」→「冷却
工程」の順で所定の時間が割り振られて製パン工程が進
行する。この場合、製パン器が使用されているエリアに
よっては電源周波数が50Hzあるいは60Hzと異な
っており、電源周波数が50Hzでの混練モータ15の
発生トルクは電源周波数60HZでのそれに比べて大き
な値となるため、出荷する際に電源周波数が50Hzの
エリアで使用する製パン器と60Hzのエリアで使用す
る製パン器に分けて、電源周波数が60Hzのエリアで
使用される製パン器では「1次ミックス工程」や「2次
ミックス工程」に割り振る時間が約10分程度長くなる
ように前記シーケンスプログラムを変えるようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】混練モータを備えた製
パン器は以上のように構成されているので、製造の際に
出荷先に応じて「1次ミックス工程」や「2次ミックス
工程」に割り振る時間を変えたシーケンスプログラムを
組み込まなければならず、製造工程や製品管理が複雑化
する問題点があった。また、同一のシーケンスプログラ
ムを使用する場合には、混練モータ15の進相コンデン
サの容量も同一にし、混練モータ15の発生トルクの相
違による「1次ミックス工程」や「2次ミックス工程」
で生ずるパン材料のバラツキを容認している。
【0008】本発明は前記のような問題点を解消するた
めになされたもので、電源周波数に応じて混練モータの
進相コンデンサの容量を自動的に調整することで、電源
周波数にかかわらず混練モータが安定した一定のトルク
を発生するように制御を行なうモータトルク補正回路装
置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、材料を投入し
て混練をおこなう混練モータを備えた製パン器における
モータトルク補正回路装置であって、前記混練装置の混
練モータのトルク発生用の進相コンデンサと、その進相
コンデンサの容量を容量切替信号により切り替える進相
コンデンサ容量切替回路と、前記混練モータの電源周波
数を検出する電源周波数検出手段と、その電源周波数検
出手段により検出した電源周波数に応じて前記容量切替
信号を出力し、前記電源周波数に応じて前記混練モータ
のトルクを補正するマイクロコンピュータから成るトル
ク補正制御手段とを備え、前記電源周波数検出手段は当
該製パン器の交流入力端子と前記トルク補正制御手段と
の間に介装されたことを特徴とする製パン器におけるモ
ータトルク補正回路装置である。
【0010】
【作用】本発明におけるモータトルク補正回路装置は、
混練モータに供給される電源の電源周波数が検出され、
検出された電源周波数に応じて前記混練モータに接続さ
れている進相コンデンサーの容量が可変され、この結
果、電源周波数に応じて変化する混練モータの発生トル
クが前記可変された進相コンデンサの容量変化分に応じ
たトルクの増加分あるいは減少分により調整され、電源
周波数の変化による混練モータの発生トルクの減少を補
償し、あるいは混練モータの発生トルクの増加を補償
し、混練モータの発生トルクを電源周波数にかかわらず
安定した一定のものにする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は、製パン器の混練モータに使用される本実施
例のモータトルク補正回路装置の構成を示す回路ブロッ
ク図である。図において図5と同一または相当の部分に
ついては同一の符号を付し説明を省略する。図において
51,52は電源周波数50Hzあるいは60Hzの交
流100Vが供給される入力端子、53は入力端子5
1,52に供給される交流100Vを低圧に変換する変
圧器、54は変圧器53により低圧に変換された交流1
00Vの電源周波数が50Hzであるかあるいは60H
zであるかを検出する電源周波数検出回路(電源周波数
検出手段)であり、電源周波数が50Hzであるときに
は‘H’レベルの電源周波数検出信号、電源周波数が6
0Hzであるときには‘L’レベルの電源周波数検出信
号を出力する。55はマイクロコンピュータ(トルク補
正制御手段)であり、電源周波数検出信号が電源周波数
検出回路54から供給される。マイクロコンピュータ5
5の図示していないROMには、図2のフローチャート
に示すプログラムが格納されている。
【0012】56はマイクロコンピュータ55の図示し
ていないI/Oポートの所定のビット出力端子に一端が
接続された抵抗であり、他端はトランジスタQ1のベー
ス端子に接続されている。58は進相コンデンサ42に
並列に挿入されるトルク補正用進相コンデンサである。
59はリレー回路(進相コンデンサ容量切替回路)であ
り、リレー回路59のコイル59aはトランジスタQ1
のコレクタ端子とグランド間に挿入されている。また、
リレー回路59の接点59bは、進相コンデンサ42と
トルク補正用進相コンデンサ58の一方の端子間に接続
されており、トルク補正用進相コンデンサ58を進相コ
ンデンサ42に並列に挿入し、あるいは進相コンデンサ
42に対し取り外された状態にする。
【0013】図3は混練モータ41のスベリ―トルク特
性曲線であり、混練モータは、通常電源周波数50Hz
のときに定格負荷に対しスベリS1でトルクT1を発生
するようにスベリ―トルク特性曲線61上の点P1にお
いて運転されている。
【0014】次に動作について図2に示すフローチャー
トに基づいて説明を行なう。まず、ステップST1にお
いて入力端子51,52に供給されている電源周波数が
50Hzであるか否かを判断する。この電源周波数が5
0Hzであるかどうかの識別は、電源周波数検出回路5
4から出力される電源周波数検出信号が‘H’レベルで
あるか‘L’レベルであるかを判定することで行なわれ
る。
【0015】電源周波数が60Hzのときには、電源周
波数50Hzのときに比べスベリが大きくなりスベリS
2に変化するため混練モータ41のスベリ―トルク特性
61上の動作点は点P2に移行し、発生トルクはT2と
なってトルクが減少する。このため電源周波数が60H
zであると判断すると、ステップST2においてI/O
ポートの所定のビット出力端子から‘L’レベルの容量
切替信号を出力する。この結果、トランジスタQ1はオ
ンの状態となりリレー回路59のコイル59aを励磁
し、接点59bはオンとなりトルク補正用進相コンデン
サ58を進相コンデンサ42に並列接続する。すると混
練モータ41の図3に示すスベリ―トルク特性は、スベ
リ―トルク特性62に変る。この結果、混練モータ41
はスベリ―トルク特性62上の点P3で運転されること
になり、混練モータの発生トルクはT1となり前の状態
を維持することになる。
【0016】一方、電源周波数が50Hzのときには、
ステップST3となり、I/Oポートの所定のビット出
力端子から‘H’レベルを出力し、トランジスタQ1は
オフの状態であり、リレー回路59のコイル59aは電
流が流れないので、接点59bはオフであり、トルク補
正用進相コンデンサ58は進相コンデカサ42に並列接
続しない状態にある。
【0017】なお、以上説明した実施例では、電源周波
数検出回路54により電源周波数を検出するように構成
したが、マイクロコンピュータ55においてソフトウェ
ーアにより検出し識別するように構成してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電源周波
数に応じて混練モータの進相コンデンサの容量を可変
し、混練モータの発生トルクを補正するように構成した
ので、混練モータの発生トルクを電源周波数にかかわら
ず安定化し一定にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるモータトルク補正回路
装置を示す回路ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるモータトルク補正回路
装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例によるモータトルク補正回路
装置により制御される混練モータのスベリ―トルク特性
曲線図である。
【図4】従来における問題点を説明するための混練モー
タを備えた製パン器の構成を示す構造図である。
【図5】従来における問題点を説明するための混練モー
タの駆動回路を示す回路図である。
【図6】従来における問題点を説明するための製パン器
の動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
41 混練モータ 42 進相コンデンサ 54 電源周波数検出回路(電源周波数検出手段) 59 リレー回路(進相コンデンサ容量切替回路) 55 マイクロコンピュータ(トルク補正制御手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料を投入して混練をおこなう混練モー
    タを備えた製パン器におけるモータトルク補正回路装置
    であって、前記混練装置の混練モータのトルク発生用の
    進相コンデンサと、その進相コンデンサの容量を容量切
    替信号により切り替える進相コンデンサ容量切替回路
    と、前記混練モータの電源周波数を検出する電源周波数
    検出手段と、その電源周波数検出手段により検出した電
    源周波数に応じて前記容量切替信号を出力し、前記電源
    周波数に応じて前記混練モータのトルクを補正するマイ
    クロコンピュータから成るトルク補正制御手段とを備
    え、前記電源周波数検出手段は当該製パン器の交流入力
    端子と前記トルク補正制御手段との間に介装されたこと
    を特徴とする製パン器におけるモータトルク補正回路装
    置。
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