JP3151793U - 原木を利用した植木鉢 - Google Patents

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Abstract

【課題】自然そのままの原木を植木鉢とし、山野草などの草花を植栽し、見た目にも美しく、長期保存ができる原木植木鉢を提供する。【解決手段】桜などの原木からなる、幹、枝等を任意の長さに切断し、十分乾燥させ、上部となる小口面の中心部に対し、ドリルを垂直にあて、山野草の根が十分に入り、かつ、培養土が十分入る任意の深さに穴を開ける。同様に底部の小口面も任意の深さに穴を開け、かつ、ドリルを変更し、直径の小さなドリルで貫通させ、得た原木鉢を十分に乾燥させた後、原木の芯まで浸透する塗料を塗布し、上部の小口面にうるし等を塗布する。完了した原木鉢に美しく適合する山野草などの草花を植栽し、培養土を注入し、かつ、原木鉢の受け皿を形成して成るものである。【選択図】図1

Description

本考案は、山野草などの草花を植栽した原木からなる植木鉢並びに植木鉢本体及びその製造方法に関する。
従来の表皮が付いた原木を利用した植木鉢は、草花、特に山野草を植栽した場合、毎日、朝、夕の水やりがかかせないが、長期保有すると表皮の剥離やカビの発生をきたし、見栄えが良くなかった。これは、季節や、自然条件等による、温度、湿度の変化を伴うことで発生をきたしたためである。
表皮の付いた原木に山野草などを植栽する用途において、この欠点は温度、湿度に敏感な草花は、日々の水やりの点で大きな弊害となる。
この改善策として、任意の長さに切断した原木の中心部に、任意の太さの穴を開け、アルミ、ステンレスなどのさびない容器を接合させる方法があるが、原木そのままの自然な風合いがそこなわれ、かつ、水が底部で滞留するため、根ぐされが発生してしまう。
登録実用新案第3138813号公報
解決しようとする問題点は、原木の持つ自然な風合いを植木鉢に活用し、山野草などの日々、水やりを繰り返しても、カビ、根ぐされ、表皮の剥離などの発生により、長期間保有できない点である。
本考案の原木鉢は、自然そのままの美しい桜などの原木に着目し、原木の任意の太さを選択し、任意の長さに切断後、十分乾燥させ、図1に示すように、符号1,2,4の箇所に任意のドリルで穴を開け、塗料に浸し、十分乾燥させた後、5に漆等を塗布後、再乾燥。得た原木鉢に適合する山野草と培養土を1の箇所に植栽し、受け皿を設置したものが最も主要な特徴とする。
本考案の原木鉢は、自然そのままの原木にこだわり、かつ、樹種にあう山野草を植栽しており、自然の風合いが良く、見た目にも美しい。しかも、軽いため、毎日の水やりも手にとって、楽に作業ができ、長期保有できうるようにしているため、毎日、楽しく観賞できる効果がある。
また、原木鉢本体の風合いが良いので上部開口部に、いろいろな小物を挿入でき、ディスプレーや、小物入れ、かつ器としての効果がある。
尚、この原木鉢の研究を深めることにより、高齢者が多い中山間部と連携をとることにより、高齢者が山野草を楽しみながら、原木鉢を育成でき、地方と都心部のネットワークが構築できる効果もある。
原木鉢正面斜視図 同原木鉢の図1におけるA−A線断面図 原木の切断図 原木鉢開口部の穴あけ図 原木鉢を塗料に侵す図 上部小口面にうるしを塗布図 同原木鉢の図8におけるB−B線断面図 原木鉢に山野草を植栽した外観図
自然そのままの原木鉢に、毎日、水やりが欠かせない山野草などを植栽しても、カビ、腐敗を可能な限り抑制し、長期保有できる目的を、最小の加工方法で全体の美しさを損なわずに実現した。
図1は、本考案の原木鉢正面斜視図である。1,2,4はドリルの穴、3,5は原木を切断した両小口面である。図2は、図1の断面図である。
実施例図3は、原木の枝打ちによって得た直径5cmの桜の原木を電動ノコギリで長さ10cmに切断する。
図3で得た桜の原木を十分に乾燥させ、図4では、符号5,3の両小口面の中心部に直径4cmの10aで示すドリルで穴を開ける。5は、深さ7cm、3は深さ1cmとした。かつ、10bのドリルに変更し、直径0.5cmのドリルで2のように深さ2cmの穴を貫通させた。
図5は、図4で得た6bの原木鉢に中まで浸透する塗料11に軽く浸し、乾燥させる。
図6は、図5で得た原木鉢に、5の小口面と、内径1cm程の深さでうるしを12の刷毛で塗布し、乾燥させた。
図7は、図6で得た原木1の部分に、原木に適合する山野草で15の梅花黄連を選択し、14の培養土で植栽し、13の苔を配置した断面図。
図8は、原木に受け皿を設置し、山野草にもやさしく、長期保有できる原木鉢とした。
長さ、太さの違う原木鉢を組み合わせることにより、美しい寄せ植木鉢の用途にも適用できる。
間伐される原木を焼却するのでなく、樹種の特性を活かすことで、地域資源として有効活用できる。
本考案の原木鉢は、非常に軽く、高齢者でも毎日、手にとって観賞したり、壁掛けとしても、活用でき、持ち運びも楽であり、かつ、原木鉢、種、培養土、受け皿、苔をキットとして、通信販売も可能とする。
原木鉢、培養土、山野草、苔、全てが自然の恵みのため、使用後、山へ返し、環境にもやさしい。かつ、リサイクル、リユースとしても活用できる。
中山間部や山間の過疎地こそ、原木鉢に適合する山野草が、高齢者の手によって育成され、ネットワークを構築することにより、生きがい、地域活性化が期待でき、地方と都心部の交流が図れる。
1 植栽用開口部
2 水ぬき開口部
3 底部小口面
4 底部開口部
5 上部小口面
6 桜の原木
6a 原木鉢原形
6b 原木鉢
7 原木鉢受け皿
8 電動ノコギリ
9 原木の幹
10a 電動ドリル大
10b 電動ドリル小
11 塗料
12 塗布用はけ
13 苔
14 培養土
15 植栽用草花

Claims (8)

  1. 間伐、枝打ちした原木を任意の長さに切断し、任意の深さで開口部を複数形成し、上部開口部の中心に任意の大きさの貫通口を形成し、任意の塗料に浸し、底部に受け皿を設置した美しい自然そのままの鉢を特徴とする原木鉢。
  2. 請求項1記載の原木鉢の開口部に、山野草などの草花を1つないし、複数植栽し、長期間保有できる原木鉢。
  3. 底部の小口面に任意の深さで開口部を設けることにより、受け皿との接地面を極小とし、カビ、腐敗を極力おさえ長期保有できることを特徴とする原木鉢。
  4. 原木の芯まで浸透する塗料に浸すことにより、ひび割れ防止、カビ、腐敗防止、強度、艶が得られることを特徴とする原木鉢。
  5. 原木鉢の上部小口面にうるし等を塗布し、かつ、苔を設けることにより、艶、美しさを形成した原木鉢。
  6. 原木を構成する幹、枝、根、等の箇所を選択することにより、山野草など四季の草花に合った形状に対し、水平、垂直、斜めのあらゆる方向から任意の大きさ、深さ、の開口部を設置し、草花を植栽した原木鉢。
  7. 原木を十分乾燥し、かつ、ドリル等で数箇所開口部を設けているため、重量が軽く、適宣な位置に設置できることを特徴とする原木鉢。
  8. 得られた原木鉢の表皮や小口面に用途に応じた絵柄、イラスト、焼印が容易に得られることを特徴とした原木鉢。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2468572C2 (ru) * 2011-03-09 2012-12-10 Викторий Данилович Девяткин Способ и устройство для выращивания культурных растений на деревьях девяткина в.д.

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