JP3151774U - フォーム矯正腕ベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】ボクシングを始めとする多くのスポーツで重要となる、脇を締めておくフォームを練習する為のフォーム矯正腕ベルトを提供する。【解決手段】両腕1対で、上腕部に巻き付ける幅数センチから十数センチの腕ベルトであって、端部に取り付けた環の大きさを調節する機構により環の大きさを変えられ、さらに両腕の1対のベルトをベルトと同じ程度の幅、胴体の横幅程度の長さの伸縮材8で繋いで構成する。【選択図】図4

Description

本考案はボクシングを始めとする多くのスポーツにおいて重要な、所謂「脇を締める」という正しいフォームを習得しやすいようにするための、フォーム矯正腕ベルトに関するものである。
脇を締めておくフォームの重要性としては、ボクシングを例にとると、パンチ等の攻撃、防御を行う際に腕を胴体から遠ざけず、脇を締めておくことは脇腹等の急所を守るため、パンチの力が分散しないようにするためにも重要である。また、脇を締めた状態から肘を支点に自然に拳を上げる顔面ガードにスムーズに移るためにも重要である。
具体的に、ボクシング例にとった悪いフォームについて説明する。腕が脇に接していない、いわゆる脇が空いた状態で対戦した場合、パンチを打つ際は腕が斜めから伸びる形となり、まっすぐにパンチを出した時よりも力が入らず衝撃力が落ちてしまう。さらに脇腹部分を肘部で守っていない状態となり、脇腹への攻撃が命中しやすくなってしまう。多くの素人は色々な部分に同時に意識が向かず、脇を締めることがおろそかになってしまい脇が空いてしまう。また、コーチにつかず個人で練習している際は鏡に向かっての練習でもないかぎり、脇が空いていることに気付くことができない。そのため、悪いフォームのままの癖がついてしまい、練習が逆効果なものとなってしまう。
各種スポーツでは多数のフォーム矯正具が考案されており、従来にも脇を締めるフォームを練習するための、例えば特許公開2004−65959に示された器具があった。両腕を胴体に固定し、脇を締めるフォームを学習するのに助けになるものではあるが、腕に巻いたベルトと脇を通るベルトをほぼ同幅で縫い付けたものであるため、ベルトの持つ弾力性のみでは腕の可動域がかなり限られて大きく動かすことができず、パンチする際に腕を大きく前へ出したり、フックを打つ際など腕を上に上げる事ができず、様々な攻撃や防御の動きが制限されるため、大きい動きを伴うスポーツには応用できない。また、ベルトが8の字になっていることにより着脱が面倒なうえ、構造上ベルトの持つ弾力によって腕を脇に沿う様に固定しておくためには8の字になったベルトをかなり強く締め付ける必要があり、圧迫感が強い。そのため柔らかい腋下が圧迫され苦しく感じたり、背中全体にゴムの突っ張り感があり不快である。また、ベルトに丁度良い弾力性を持たせるには体格によって調節した多数のサイズのものを作る必要があり、製造が大変であった。
特許公開2004−65959
本考案はボクシングを始めとする腕を両脇から大きく動かす必要のあるスポーツにおいて、練習の内容によって変化する各種の動きの必要可動域を実現し、快適に使用でき、装着が簡単で、両上腕が脇から離れると違和感を感じて脇を締めるよう注意できる、使用する個人の体格に合わせてサイズを調節可能な、フリーサイズのフォーム矯正腕ベルトを提供する事を目的とする。
本考案は上記した課題を解消するべく、上腕部に巻き付ける両腕1対の幅数センチから十数センチの腕ベルトであって、それぞれの腕ベルトの両端部に取り付けた環の大きさを調節する機構により環の大きさを変えられる、ベルトと同じ程度の幅で胴体の横幅程度の長さの弾性素材で繋いであることを特徴とする。
本考案によれば、かかる構成により次の効果を奏する。
装着して練習することにより、コーチがつかなくても自然に脇を締める癖を身に付けることができる。
簡易な構成なので安価に製造できる。
着脱が簡単である。
以下、この考案の実施の形態を図面によって説明する。
図1は腕ベルトを表から見た平面図、図2は腕ベルトを裏から見た平面図、図3は腕ベルトを装着した状態を前から見た説明図、図4は腕ベルトの使用状態を示す斜視図である。
腕ベルトは図3に示すように、両腕の上腕部に巻き付ける、輪の大きさを調節できる環状の腕ベルト一対であって、さらに両腕ベルトを胴体と同じ程度の幅の、送り環により長さが調節できるゴムを編みこんだ伸縮材で繋いである構成となっている。
腕ベルトの幅は数センチから十数センチで、15の肌に当たる面の柔らかく吸水性の高い生地と、3の面ファスナーのメス面を外にくるようにして4の部分で縫着してある。
そして、3の腕ベルトの面ファスナーのメス面側の端部に、対応する1のオス面の切片を2の部分で縫着してある。この1の切片は6、11の長方形リングに通しやすいよう、ベルトの最端部となる部分の両角が丸くカットしてある。1の切片の反対側に縫着してある15の柔らかく吸水性の高い生地もまた同じ形に角が丸くカットしてある。
腕ベルトの1の反対側の他端に6及び7と11及び12の長方形リングをそれぞれ重ねて取り付けてある。取り付けの方法として、13の腕ベルトとほぼ同幅で長さ数センチのゴムを編みこんだ伸縮材を5の部分で縫着し、ゴムを編みこんだ伸縮材をそれぞれの端の2つのリングの間に通して折り返し、再び腕ベルトの端の14の部分に縫着して、2つのリングを巻き込む形で取り付ける。さらに、長方形リングが移動して位置がバラバラにならないよう、13が2重になった18の部分で縫着し固定してある。
さらに9の「8の字型」の送り環の真ん中の棒に8のゴムを編みこんだ伸縮材の端を通して外側へ折り返して16の部分で縫着し、8の反対側の端を17の締め環に通し、さらに7の長方形リングに通して折り返し、再び17の締め環に通し、9の「8の字型」の送り環をくぐらせ、続いて12の長方形リングに通して折り返し、10の部分で縫着して両腕一対の腕ベルトを繋いである構成となっている。
また、両腕ベルトを繋ぐゴムを編みこんだ伸縮材の部分は、胴体の横幅程度で両腕を胴体に接しておくのに適度な弾性を持つ素材なら何でもよく、スプリングで代用してもよい。取り付けは7、12の長方形リングにスプリング両端を巻きつける等の方法による。
次に、腕ベルトを装着する手順について、以下に説明する。
図3と4にあるように、左右一対のフォーム矯正腕ベルトは上腕の肘関節近くに巻きつける形で装着する。左右どちらかの腕から巻き始め、重なる6、7(又は重なる11、12)の長方形リングを始点に面ファスナーのメス面が表面となるように上腕に巻き始め、1のベルトの端を6(又は11)のリングに通し引っ張り、上腕の周囲を丁度良いきつさで締め、折り返して1の面ファスナーオス面を3の面ファスナーメス面に接することで簡単に装着することができる。続いてもう一方の腕にも同様にして装着する。17の締め環は7と9の間で動かすことができるが、どこでも適当な位置にあってよい。さらに、左右両方に腕ベルトを装着した状態で9の送り環を動かし長さを調節して、胴体と横幅と同じ、又はさらに短い長さにすることで、両腕一対の腕ベルトを繋ぐゴムを編みこんだ伸縮材の弾性により常に上腕が脇に引き付けられている状態となる。このため、練習中に上腕が脇から離れた場合に、ベルト同士を接続するゴムを編みこんだ伸縮材の弾力によって違和感を覚えるため、自らの感覚により正しい位置に無いことを意識することができる。
さらに、パンチを出した際も弾力により腕に違和感を覚えるので、敵の攻撃の命中を受けやすい攻撃中の体勢から、すぐに防御と攻撃をしやすい脇を締めた正しいフォームに戻るという実戦的な練習ができる。本考案の腕ベルトを装着して練習を繰り返す事により、コーチが見張って注意をしなくても脇を締めることが自然に身についてくる。
このとき、腕ベルトを接続するゴムを編みこんだ伸縮材の長さを胴体程度の長さで確保しておけばゴムは伸びきらず、前方へ繰り出すパンチやフックの動きや、対戦相手のパンチやキックをブロッキングする動き等の、通常の攻撃や防御に必要な範囲内では腕を動かすことが可能である。
ベルトを巻いた状態から上腕部の筋肉が盛り上がった際も、13のゴムを編みこんだ伸縮材の弾力性の範囲内で腕ベルトが広がることができ、装着部が締め付けられて苦しくなることがない。
肌に接する部分に柔らかく吸水性の高い生地が配してある為、着用時の感触が柔らかく、長時間使用しても触れている部分が痛くならない。
使用する個人に合わせて最適な環の大きさを調節することができる。
長時間着用しても、汗を吸う為ベルトと腕の装着部が汗に濡れず快適に練習することができる。さらにベルトがすべり落ちにくい。
17の締め環の締め付けのおかげで、練習中の動作により両腕のベルトを繋ぐ弾性素材の部分が少々引っ張られても、調節した長さが変わりにくい。
水に濡れて破壊されるものでないため、丸洗いでき、清潔を保つことが出来る。
これまで、ボクシングを例に取り説明してきたが、その他の正しいフォームとして脇を締めておく必要があるスポーツ全般に応用できることは勿論である。
以上、本考案の実施の形態及び実施例について説明したが、今回開示された実施の形態及び実施例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本考案のフォーム矯正腕ベルトの表面の正面図 本考案のフォーム矯正腕ベルトの裏面の正面図 本考案のフォーム矯正腕ベルトを装着した状態を前から見た説明図 本考案のフォーム矯正腕ベルトの使用状態を示す斜視図
符号の説明
1: 面ファスナーのオス面の切片
2: 1と3の縫着部
3: 面ファスナーのメス面
4: 3と15の縫着部
5: 3と13の縫着部
6: ベルトの環の大きさを調節するために1を通す方の長方形リング
7: 両腕ベルトを繋ぐために8を通す方の長方形リング
8: ゴムを編みこんだ伸縮材
9: 長さ調節用送り環
10: 12の長方形リングを巻き込む形で固定する為の縫着部
11: ベルトの環の大きさを調節するために1を通す方の長方形リング
12: 両腕ベルトを繋ぐために8を通す方の長方形リング
13: ゴムを編みこんだ伸縮材
14: ゴムを編みこんだ伸縮材とゴムを編みこんだ伸縮材の縫着部
15: 柔らかく吸水性の高い生地
16: 8の一方の端を9の送り環の真ん中の棒に巻き込んで固定する為の縫着部
17: 締め環
18: 7及び12の長方形リングを13で巻き込む形で固定する為の縫着部




Claims (5)

  1. 上腕部に巻き付ける、両腕1対の幅数センチから十数センチの、脇を締めておくフォームを練習するための腕ベルトであって、ベルトの両端部に取り付けた環の大きさを調節する機構により環の大きさを変えられ、さらに両腕の1対のベルトを胴体の横幅程度の長さの弾性素材で繋いであることを特徴とするフリーサイズのフォーム矯正腕ベルト。
  2. 装着時に肌に接する面に、柔らかく吸水性の高い生地を配した請求項1のフリーサイズのフォーム矯正腕ベルト。
  3. ベルトの両端部に面ファスナーを利用して環の大きさを調節できる機構を備えた請求項1、2のフリーサイズのフォーム矯正腕ベルト。
  4. 腕ベルトと同じ程度の幅の、送り環等を利用して胴体の横幅程度の長さに調節できる機構を備えた弾性素材で両腕1対のベルトを繋いであることを特徴とする、請求項1又は2又は3のフリーサイズのフォーム矯正腕ベルト。
  5. 両腕の1対のベルトを胴体の横幅程度の長さのスプリングで繋いであることを特徴とする請求項1又は2又は3のフリーサイズのフォーム矯正腕ベルト。






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