JP3151650B2 - 距離測定装置 - Google Patents

距離測定装置

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JP3151650B2 JP13792095A JP13792095A JP3151650B2 JP 3151650 B2 JP3151650 B2 JP 3151650B2 JP 13792095 A JP13792095 A JP 13792095A JP 13792095 A JP13792095 A JP 13792095A JP 3151650 B2 JP3151650 B2 JP 3151650B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発光素子からの出射
パルス光の発射タイミングと受光素子での受光パルス光
の受光タイミングとの時間差に基づいて対象物までの距
離を測定する距離測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の距離測定装置とし
て、半導体レーザを用いた車両前方監視装置が提案され
ている。この装置では、車両の前方からパルス光を出射
して先行車両の後部あるいは後部リフレクタで反射さ
せ、この反射して戻ってくるパルス光を受光し、出射パ
ルス光(放射ビーム光)の発射タイミングと受光パルス
光(受信ビーム光)の受光タイミングとの時間差から自
車両と先行車両との距離を測定し、この測定した距離が
所定の安全車間距離より小さくなったときに警報を出
す。
【0003】この車両前方監視装置において、放射ビー
ム光は車両の前方に真っ直ぐ向かう1本のビーム形状に
形成されるが、その放射ビーム光の路面に対する水平方
向への拡がり角φt1は(図4参照)、通常、その放射ビ
ーム光が最大検知距離Rmax(例えば、70m)で一車
線幅Wになるように設定される。この場合、図5に示す
斜線部が死角となって、放射ビーム光の領域内に割り込
み車両100が入るまで、これを検知することができな
い。
【0004】このような不都合を回避するために、放射
ビーム光の水平方向への拡がり角φt1を広くすることが
考えられる。例えば、図6に示すように、放射ビーム光
の水平方向への拡がり角をφt1からφt2へ広げ、Rcut
(例えば、40m)で一車線幅Wとすることが考えられ
る。しかし、これでは、最大検知距離Rmax ではビーム
が広がり過ぎて、隣の車線や不要物まで検知し、誤警報
につながる。
【0005】そこで、車両前方の検知領域を3つのゾー
ンI,II,III に分割し、ゾーンI(主ゾーン)からの
反射ビーム光とゾーンII(第1の副ゾーン)からの反射
ビーム光とゾーンIII (第2の副ゾーン)からの反射ビ
ーム光とに分けて各受光素子にて受光し、主ゾーンIで
は最大検知距離Rmax までの距離データを有効とし、副
ゾーンIIおよびIII では制限距離Rcut までの距離デー
タを有効とすることにより、図7に示されるような検知
領域M,SB1,SB2を作ることが考えられている。
このような検知領域とすることにより、すなわち中央ゾ
ーンMに加えて右ゾーンSB1および左ゾーンSB2で
も前方監視を行うことにより、誤警報の虞れなく、前方
車割り込み時の死角を改善することができる。
【0006】図8は、前方車割り込み時の死角改善の図
られた車両前方監視装置の一例を示すブロック回路構成
図である。同図において、1は半導体レーザ、2は送光
レンズ、3は受光レンズ、4−1〜4−3は受光素子
(フォトダイオード)である。半導体レーザ1は、トリ
ガ回路5より周期的に送出されるトリガパルスに基づき
駆動装置6を介して駆動され、このトリガパルスに同期
したパルス光を送光レンズ2を介して出射する。この半
導体レーザ1からの出射パルス光(放射ビーム光)のビ
ーム形状は、図9のような指向性になっている。S1は
車両の水平方向(前方左右方向)の指向性、S2は垂直
方向(前方上下方向)の指向性である。
【0007】指向性S1の中央部は主ゾーンIへの放射
ビーム光BM 、右側部は副ゾーンIIへの放射ビーム光B
S1、左側部は副ゾーンIII への放射ビーム光BS2とな
る。すなわち、半導体レーザ1からの放射ビーム光は実
際には1本であるが、そのビーム形状としては主ゾーン
Iへの放射ビーム光BM と副ゾーンIIへの放射ビーム光
S1と副ゾーンIII への放射ビーム光BS2とに分けて考
えることができる。
【0008】半導体レーザ1からの放射ビーム光は、前
方車両や割り込み車両等の対象物で反射され、反射され
て戻ってきた反射ビーム光は受光レンズ3で集光され
る。そして、主ゾーンIからの反射ビーム光BM ,副ゾ
ーンIIからの反射ビーム光BS1,副ゾーンIII からの反
射ビーム光BS2が、それぞれ受光素子4−1,4−2,
4−3にて受光される。受光素子4−1,4−2,4−
3は受光したビーム光を電気信号に変換する。変換され
た各電気信号は増幅器7−1,7−2,7−3でそれぞ
れ増幅された後に、受信パルスとして信号処理装置8へ
送られる。
【0009】半導体レーザ1からの放射ビーム光はトリ
ガ回路5の送出するトリガパルスに同期して発生するの
で、トリガ回路5の送出するトリガパルス(放射ビーム
光の発射タイミング)を信号処理装置8へ与えることに
より、トリガパルスと各受信パルス(受信ビーム光の受
光タイミング)との時間差から、主ゾーンI,副ゾーン
II,副ゾーンIII に位置する対象物までの距離を測定す
ることができる。
【0010】ここで、信号処理装置8は、主ゾーンIで
は最大検知距離Rmax までの距離データを有効とし、副
ゾーンII,III では制限距離Rcut までの距離データを
有効とする。すなわち、信号処理装置8は、主ゾーンI
では最大検知距離Rmax 以遠の距離データを無効とし、
副ゾーンII,III では制限距離Rcut 以遠の距離データ
を無効とする。これにより、信号処理装置8は、図7に
示した中央ゾーンM,右ゾーンSB1,左ゾーンSB2
を受光素子4−1,4−2,4−3による検知領域とし
て、前方監視を行う。
【0011】なお、信号処理装置8は、対象物までの距
離の変化率から対象物との相対速度を求めたり、相対速
度と車速センサ11にて検出される自車速度から対象物
の速度を求めたり、対象物との距離が安全車間距離より
小さくなると警報器9から警報信号を発生したり、各測
定データを表示器10に表示させたりする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両前方監視装置では、雨や霧等によって検
知性能が低下し、最大検知距離Rmax 内に車両が位置し
ていてもこれを検知することができないことがある。す
なわち、主ゾーンIでの最大検知距離Rmax を70m、
限界検知距離RLIM を100mとした場合、雨や霧等に
よって限界検知距離RLIM が低下し(晴天時に比べ約3
0%する)、70m以下となることがある。
【0013】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、雨や霧等に
よる検知性能の低下に拘らず、常に最大検知距離Rmax
内に位置する車両の検知を可能とする距離測定装置を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、主ゾー
ンからの反射ビーム光,第1の副ゾーンからの反射ビー
ム光,第2の副ゾーンからの反射ビーム光を主受光レン
ズを介して受光する第1,第2,第3の受光素子に加え
て第4の受光素子を設け、主ゾーンからの反射ビーム光
を副受光レンズを介し第4の受光素子でも受光させるよ
うにし、かつ第4の受光素子の出力と第1の受光素子の
出力とを電気的に共通に接続するようにしたものであ
る。第2発明(請求項2に係る発明)は、第1発明にお
いて、主受光レンズに比べ副受光レンズのレンズ口径を
小とするようにしたものである。第3発明(請求項3に
係る発明)は、第1発明において、第2の受光素子の出
力と第3の受光素子の出力とを電気的に共通に接続する
ようにしたものである。
【0015】
【作用】したがってこの発明によれば、第1発明では、
発光素子からの出射パルス光の発射タイミングと第1お
よび第4の受光素子で受光される主ゾーンからの反射ビ
ーム光の受光タイミングとの時間差に基づいて、主ゾー
ンに位置する対象物までの距離が測定される。第2発明
では、主受光レンズに比べ副受光レンズのレンズ口径を
小とすることによって、第1,第2の副ゾーンからの反
射ビーム光の影響を小として、主ゾーンからの反射ビー
ム光の第4の受光素子での受光が実現される。第3発明
では、発光素子からの出射パルス光の発射タイミングと
第2の受光素子での第1の副ゾーンからの反射ビーム光
および第3の受光素子での第2の副ゾーンからの反射ビ
ーム光の何れかその受光タイミングの早い方との時間差
に基づいて、第1および第2の副ゾーンに位置する対象
物までの距離が測定される。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。図1はこの発明の一実施例を示す車両前方監視装置
のブロック回路構成図である。同図において、図8と同
一符号は同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省
略する。この実施例では、主ゾーンIからの反射ビーム
光BM ,副ゾーンIIからの反射ビーム光BS1,副ゾーン
III からの反射ビーム光BS2を主受光レンズ3−1を介
して受光する受光素子4−1,4−2,4−3に加え
て、受光素子(フォトダイオード)4−4を設け、この
受光素子4−4の前面に主受光レンズ3−1よりもその
レンズ口径を小さくした副受光レンズ3−2を配置し、
主ゾーンIからの反射ビーム光BM を受光素子4−4で
も受光させるようにしている。
【0017】そして、受光素子4−1の出力と受光素子
4−4との出力とを電気的に共通に接続し、増幅器7−
1を介して信号処理装置8’へ与えるようにしている。
また、受光素子4−2の出力と受光素子4−3の出力と
を電気的に共通に接続し、増幅器7−2を介して信号処
理装置8’へ与えるようにしている。
【0018】この距離測定装置において、半導体レーザ
1からの放射ビーム光は、前方車両や割り込み車両等の
対象物で反射され、反射されて戻ってきた反射ビーム光
は受光レンズ3−1および3−2で集光される。そし
て、主ゾーンIからの反射ビーム光BM が受光素子4−
1および4−4にて受光され、副ゾーンIIからの反射ビ
ーム光BS1が受光素子4−2にて受光され、副ゾーンII
I からの反射ビーム光BS2が受光素子4−3にて受光さ
れる。受光素子4−1,4−2,4−3,4−4は受光
したビーム光を電気信号に変換する。受光素子4−1お
よび4−4にて変換された電気信号は増幅器7−1で増
幅された後に、受信パルスとして信号処理装置8’へ送
られる。受光素子4−2および4−3にて変換された電
気信号は増幅器7−2で増幅された後に、受信パルスと
して信号処理装置8’へ送られる。
【0019】信号処理装置8’は、トリガ回路5の送出
するトリガパルスと増幅器7−1からの受信パルスとの
時間差から、主ゾーンIに位置する対象物までの距離を
測定する。また、トリガ回路5の送出するトリガパルス
と増幅器7−2からの受信パルスとの時間差から副ゾー
ンIIおよびIII に位置する対象物までの距離を測定す
る。
【0020】すなわち、信号処理装置8’は、放射ビー
ム光の発射タイミングと受光素子4−1および受光素子
4−4での主ゾーンIからの反射ビーム光BM の受光タ
イミングとの時間差に基づいて、主ゾーンIに位置する
対象物までの距離を測定する。また、放射ビーム光の発
射タイミングと受光素子4−2での副ゾーンIIからの反
射ビーム光BS1および受光素子4−3での副ゾーンIII
からの反射ビーム光BS2の何れかその受光タイミングの
BR>早い方との時間差に基づいて、副ゾーンIIおよびIII
に位置する対象物までの距離を測定する。
【0021】そして、信号処理装置8’は、主ゾーンI
では最大検知距離Rmax までの距離データを有効とし、
副ゾーンII,III では制限距離Rcut までの距離データ
を有効とし、中央ゾーンM,右ゾーンSB1,左ゾーン
SB2に位置する対象物についてのみ、その距離データ
に基づく前方監視を行う。
【0022】ここで、主ゾーンIでの限界検知距離R
LIM は、受光素子4−1の出力と受光素子4−4の出力
とがワイヤードオアで接続されているため、受光素子4
−1のみを用いた場合の限界検知距離RLIM1(100
m)よりも延びる。すなわち、図2に示すように、従来
の限界検知距離RLIM (old)をRLIM1とした場合、本実
施例での限界検知距離RLIM (new)はRLIM (old)よりも
遠方のRLIM2となる。
【0023】すなわち、一般的に、レーダ性能は次式の
レーダ方程式により与えられる。 Pr=Pt・(K・AT ・Ar・Tt・Tr)/{π2 ・(θ/2)2 ・(φ/ 2)2 ・R4 } ・・・(1) ここで、Pr:受信パワー、Pt:送信パワー、K:物
標の反射率、AT :物標の有効反射面積、Ar:受光部
(レンズ)の面積、Tt:送光系の透過率、Tr:受光
系の透過率、θ:送光ビームの広がり角、φ:反射光広
がり角、R:物標までの距離。
【0024】この式から分かるように、受信パワーPr
は物標までの距離Rの4乗に反比例する。従って、受光
部(レンズ)の面積Arを2倍にすることで(但し、そ
の他のパラメータは変化しないとして)、受信パワーP
rが大きくなり、物標までの距離Rは 4√2倍となる。
これにより、本実施例では、限界検知距離RLIM がR
LIM1からRLIM2まで延びる。
【0025】したがって、本実施例によれば、雨や霧等
による検知性能の低下に対して、限界検知距離RLIM
最大検知距離Rmax 以下への低下を防止することが可能
となる。すなわち、限界検知距離RLIM (new)が120
mとして得られるものとした場合、雨や霧等によって限
界検知距離RLIM (new)が晴天時に比べ30%低下して
84mとなったとしても、限界検知距離RLIM (new)
しては最大検知距離Rmax (70m)以上の値を確保す
ることができる。これにより、雨や霧等による検知性能
の低下に拘らず、常に最大検知距離Rmax 内に位置する
車両の検知が可能となる。
【0026】なお、限界検知距離RLIM を延ばす方式と
して、送信パワーPtを上げる、あるいは受光素子の感
度を上げる、増幅器の性能を上げる方式等が考えられる
が、コスト高や電気的ノイズ等の問題があり、得策とは
言えない。本実施例では、電気的ノイズ等の問題が生じ
ず、安価に、限界検知距離RLIM を延ばすことができ
る。また、本実施例では、受光素子4−2の出力と受光
素子4−3の出力とを電気的に共通に接続し、増幅器7
−2を介して信号処理装置8’へ与えるようにしている
ので、図8に示した従来の車両前方監視装置で必要とし
ていた増幅器7−3を省略することができ、信号処理装
置8’での信号処理も簡単となる。
【0027】また、本実施例においては、主受光レンズ
3−1と副受光レンズ3−2とを理解を容易とするため
に別体として示したが、実際には主受光レンズ3−1と
副受光レンズ3−2とは一体的に形成されている。図3
(a)に主受光レンズ3−1と副受光レンズ3−2とを
一体的に形成してなる受光レンズ3’のケース12内で
の取り付け状況を示す。送光レンズ2および受光レンズ
3’の前面側にはウィンドウ(ガラス)13が配置され
ており、ウィンドウ13の外周縁面には、図3(b)に
示すように、送光レンズ2および受光レンズ3’の口径
部を避けて、シルク印刷等によって遮光マスク13−1
が形成されている。この遮光マスク13−1によって、
ケース12の内部への外界からの余計な光の侵入が防が
れ、受光精度がアップする。また、送光レンズ2および
受光レンズ3’は、可視光カットレンズ(サングラスの
ような色のレンズ)とされており、赤外線のみを通過さ
せるフィルタの役割も果たす。
【0028】また、本実施例においてケース12の内部
は、不活性ガス(例えば、窒素ガス)が充填されてい
る。これにより、ウィンドウ13や送光レンズ2,受光
レンズ3’の曇りが防止され、監視性能の低下が防がれ
る。この不活性ガスの充填は注入部12cより行われて
いる。注入部12cは不活性ガスの注入後に封止されて
いる。具体的には、そのネジ部が樹脂部材で覆われてい
る六角ネジを注入部12cに螺合することにより、その
ネジ部と注入部12cの壁面との間を樹脂部材で密封し
ている。
【0029】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1発明では、発光素子からの出射パル
ス光の発射タイミングと第1および第4の受光素子で受
光される主ゾーンからの反射ビーム光の受光タイミング
との時間差に基づいて、主ゾーンに位置する対象物まで
の距離が測定されるものとなり、受信パワーが大きくな
ることから、主ゾーンでの限界検知距離が延び、雨や霧
等による検知性能の低下に拘らず、常に最大検知距離内
に位置する車両の検知が可能となる。第2発明では、主
受光レンズに比べ副受光レンズのレンズ口径を小とする
ことによって、第1,第2の副ゾーンからの反射ビーム
光の影響を小さくして、主ゾーンからの反射ビーム光の
第4の受光素子での受光が実現される。第3発明では、
第2の受光素子の出力と第3の受光素子の出力とを電気
的に共通に接続するようにしているので、第2の受光素
子および第3の受光素子の出力に対する処理回路を1つ
として、コストダウンを図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す車両前方監視装置の
ブロック回路構成図である。
【図2】 この車両前方監視装置における主ゾーンでの
限界検知距離と従来の車両前方監視装置における主ゾー
ンでの限界検知距離とを対比して示す図である。
【図3】 主受光レンズと副受光レンズとを一体的に形
成してなる受光レンズの取り付け状況を示す平面断面図
および正面図。
【図4】 放射ビーム光の路面に対する水平方向への拡
がり角を示す図である。
【図5】 従来の車両前方監視装置において前方に割り
込み車両がある場合の死角を示す図である。
【図6】 放射ビーム光の路面に対する水平方向への拡
がり角をさらに広げた場合を示す図である。
【図7】 死角改善を図ることのできる検知領域を示す
図である。
【図8】 死角改善の図られた従来の車両前方監視装置
を示すブロック回路構成図である。
【図9】 この車両前方監視装置に用いる半導体レーザ
の指向性を示す図である。
【符号の説明】
1…半導体レーザ、2…送光レンズ、3’…受光レン
ズ、3−1…主受光レンズ、3−2…副受光レンズ、4
−1〜4−4…受光素子(フォトダイオード)、5…ト
リガ回路、6…駆動装置、7−1,7−2…増幅器、
8’…信号処理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 孝史 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小 糸製作所静岡工場内 (72)発明者 矢敷 哲 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小 糸製作所静岡工場内 (72)発明者 藤ケ谷 武敏 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小 糸製作所静岡工場内 (72)発明者 山ノ井 誠 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小 糸製作所静岡工場内 (56)参考文献 特開 平5−126956(JP,A) 特開 平6−294870(JP,A) 実開 平3−104884(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/48 - 7/51 G01S 17/00 - 17/95

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子より送光レンズを介しパルス光
    を出射し、主ゾーンからの反射ビーム光,第1の副ゾー
    ンからの反射ビーム光,第2の副ゾーンからの反射ビー
    ム光を主受光レンズを介しそれぞれ第1,第2,第3の
    受光素子にて受光し、前記発光素子からの出射パルス光
    の発射タイミングと前記第1,第2,第3の受光素子で
    の反射ビーム光の受光タイミングとの時間差に基づいて
    前記主ゾーン,第1の副ゾーン,第2の副ゾーンに位置
    する対象物までの距離を測定する距離測定装置におい
    て、 第4の受光素子と、この第4の受光素子に前記主ゾーン
    からの反射ビーム光を受光させる副受光レンズとを備
    え、 前記第4の受光素子の出力と前記第1の受光素子の出力
    とが電気的に共通に接続されていることを特徴とする距
    離測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、副受光レンズは主受
    光レンズに比べレンズ口径が小になっていることを特徴
    とする距離測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、第2の受光素子の出
    力と第3の受光素子の出力とが電気的に共通に接続され
    ていることを特徴とする距離測定装置。
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