JP3151412U - 野菜結束機の台

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【課題】簡単に結束機を取り付けられ、作業能率を向上する野菜結束機の台を提供する。【解決手段】所定の幅、長さ、厚みの板状の台２に野菜結束機を取り付ける切込み２ａがあり、台の表面には目盛４と、移動や固定が可能な定木板８を備え、台は合成樹脂による形成加工であることを特徴とする。【選択図】図１

本考案は、野菜結束機の台に関するものであり、簡単に結束機を台に取り付けられ、また、作業能率を向上するものである。

通常、手動結束機は器具本体だけが販売されており、作業机等に取り付け工作は個人の工夫に任せられていた。

結束機を机の上に置き作業した場合は、机と結束テープの位置に高低があり、野菜が安定せずに結束しづらかった。よって、高低差を無くす為机等に切り込み工作をして取り付けるが作業机等はアルミや樹脂加工で硬く、また、金巻等があり工作しづらかった。

この課題を解決するために結束作業に必要な長さ、幅、厚みの板状の台に結束機の取り付けによる所定の寸法の切り込みを製作する。（図１）
また、台の表面には、野菜のテープによる結束の位置を定める目盛や、野菜の先端部を板に当て、テープ結束位置を定める定木板を備える。（図２図３）

台に取り付け用の切り込みが予め加工されているので、誰にでも簡単に取り付けられる。台の表面と結束テープが平らになるため、野菜が安定し、目盛や定木板の使用により作業能率が向上する。
台に取り付けることにより、持ち運びができ、必要に応じて場所をかえ作業できる。

図１は、台２に結束機１の取り付け用切込み２ａと目盛４、さらに野菜の種類により移動、固定の可能な定義板８を取り付けた斜視図。

図２は、結束機１を台２に取り付けての実施例として、例えば、ネギ３を２箇所結束する場合、数本を台２にのせ、目盛４に根きり部５を合わせて結束位置を定める。予め機より引き出しておいたテープ６を手巻きする。テープはテープ切り７で切る。

図３は、さらに葉の部分の結束は根きり部５を定義板８に当て位置を定めテープ６を巻く。このように、目盛や定義板を備える事で全ての結束位置が揃う。

台の材料は木材や金属でも良いが、汚れ落ちと野菜の滑りが良い合成樹脂の形成買加工が最良である。

結束機の取り付け切り込みと目盛や定木板を備えた台の斜視図。ネギの根元部の結束実施図。ネギの葉部の結束実施図。

符号の説明

１結束機
２結束機を取り付ける台
２ａ結束機を取り付ける切込み
３結束用ネギ
４ネギの結束位置を定める目盛
５ネギの根きり部
６結束テープ
７テープ切り
８ネギの葉の部分を結束する位置を定める定義板