JP3151320U - 静電気除去リストバンド - Google Patents
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Abstract
【課題】静電気除去までにかかる距離が短く、加工物に接触、或いは静電気が戻ってくる現象などが発生し難い静電気除去ブレスレットを提供する。【解決手段】主体が、穿設空間を具えてなり、上表面の側面に係合ボタンが設けられ、該係合ボタンがコードボタンの導線に接続し、もう一方の側面に押し圧板21が設けられ、該押し圧板が内側から反り返り外圧を加えて、主体の側面に導電板が設けられ、双方向導電板22が、主体の穿設空間内に設けられ、導電上板221と導電下板222とが互いに接続し、導電上板と導電下板とが上下層に分かれて収納空間を形成し、導電上板と係合ボタンとが接続し、導電下板と導電板とが位置決め部材を設けてなり、導電下板と導電板とが互いに接続して静電気を伝導し、ブレスレットが、静電気を伝導し、端縁部が導電板、導電下板と、主体底面との間に位置決めされ、他端縁部が双方向導電板の収納空間内に穿設され、押し圧板で押し圧され、導電下板に接触する。【選択図】図2
Description
この考案は、静電気除去リストバンドに関し、特に静電気の伝導を防ぐことができる静電気除去リストバンドに関する。
従来、ハイテク関連の電子製造メーカーでは、製造する製品に傷がつくことを防ぐため、作業者が自身の静電気を取り除く必要がある。
従来における自身の静電気を取り除く方法は、静電気除去ブレスレットを手につけて、静電気除去手段か、或いは地面に導線をつなぐと、体に発生した静電気がブレスレット、導線を経由して静電気除去手段か、或いは地面に送られ、体に発生した静電気が随時消去される。
よって、電子製品を生産する過程で傷をつけることを防ぐことができる。
しかしながら、ブレスレットを携帯する人の腕の太さはそれぞれ異なっているため、それぞれの携帯者に合わせてブレスレットの長さを調節する必要がある。
図1に開示するように、従来の静電気除去ブレスレット10は、主体11と、係合ボタン12と、導電板13と、押さえ板14と、ブレスレット15と、を含んでなる。
該主体11は、左右両側に貫通した収納空間を具えてなる。該収納空間は、ブレスレットを穿設するために供する。
本体11は、上方に係合ボタン12を鋲接し、該係合ボタン12の下方(即ち本体11の底部)が導電板13に接続する。
また、本体11の側面には押さえ板14が設けられる。ブレスレット15が係合ボタン12で鋲接される。
ブレスレット15は、末端付近が押さえ板14で押し圧されるとともに、ブレスレット15の末端が突出して露出する。
押さえ板14は、外側に向けて反り返り内圧し、ブレスレット15の末端付近を押し圧する。
該ブレスレット15を外す場合、押し圧板14をはじいて開き、それぞれの携帯者の腕に合わせてブレスレットの長さを調節することができる。
該押し圧板14でブレスレット15を係合してブレスレット15を位置決めし、携帯者の腕につけることができる。
係合ボタン12を再び係合すると、導線16(導線16はコードボタン161で係合ボタン12に接続する)で静電気除去手段(図示しない)か、或いは地面に接続することができる。
しかしながら、従来の静電気除去ブレスレット10には改善する点がある。
それぞれの携帯者の腕の太さは異なり、ブレスレット15の末端151の導電繊維は、突出して露出した部分が、加工部材に接触し易く、静電気が再び加工部材に伝送されて製品に傷が発生し易い。
また、導電板13が一つしか設けられていないため、ブレスレット15上の静電気は前端か、或いは末端のいずれも導電板13に導入された導線16(コードボタン161が係合ボタン12に接続する)で静電気除去手段に接続される。
よって、ブレスレット15の末端から導電板13までの距離が長く、好ましい静電気防止効果を得ることができない。
突出して露出したブレスレット15の末端は、他の製品に引っ掛かり易く、押し圧板14が内側からはじき開くため、ブレスレット15が携帯者の腕から緩み外れ易い。
また、突出して露出したブレスレットの末端は、コードボタンが360度回転することの障害になり易く、コードボタン付近のコードが断裂し易くなる。
さらに、導電板13が主体11の底部に設けられているため、携帯者の皮膚に直接接触する。よって、金属アレルギーの携帯者は、アレルギーが発生し易くなる。
この考案は、静電気除去までにかかる距離が短く、加工物に接触、或いは静電気が戻ってくるなどが発生し難い静電気除去ブレスレットを提供することを課題とする。
そこで、本考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、主体と、双方向導電板と、ブレスレットと、を含んでなり、
該主体が、穿設空間を具えてなり、上表面の側面に係合ボタンが設けられ、該係合ボタンがコードボタンの導線に接続し、もう一方の側面に押し圧板が設けられ、該押し圧板が内側から反り返り外圧を加えて、主体の側面に導電板が設けられ、
該双方向導電板が、主体の穿設空間内に設けられ、導電上板と導電下板とが互いに接続し、導電上板と導電下板とが上下層に分かれて収納空間を形成し、導電上板と係合ボタンとが接続し、導電下板と導電板とが位置決め部材を設けてなり、導電下板と導電板とが互いに接続して静電気を伝導し、
該ブレスレットが、静電気を伝導し、端縁部が導電板、導電下板と、主体底面との間に位置決めされ、他端縁部が双方向導電板の収納空間内に穿設され、押し圧板で押し圧され、導電下板に接触し、
双方向導電板の導電下板がブレスレットから静電気を接収し、ブレスレットの他端縁部が押し圧板で押し圧されて仰向けにはねあがることがなく、双方向に導電し、静電気を除去し、ブレスレットの導電繊維の末端が加工部材に接触することなく、コードボタンが360度回転し、導線が分裂、断線しない構造からなる静電気除去ブレスレットの構造によって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本考案を完成させた。
該主体が、穿設空間を具えてなり、上表面の側面に係合ボタンが設けられ、該係合ボタンがコードボタンの導線に接続し、もう一方の側面に押し圧板が設けられ、該押し圧板が内側から反り返り外圧を加えて、主体の側面に導電板が設けられ、
該双方向導電板が、主体の穿設空間内に設けられ、導電上板と導電下板とが互いに接続し、導電上板と導電下板とが上下層に分かれて収納空間を形成し、導電上板と係合ボタンとが接続し、導電下板と導電板とが位置決め部材を設けてなり、導電下板と導電板とが互いに接続して静電気を伝導し、
該ブレスレットが、静電気を伝導し、端縁部が導電板、導電下板と、主体底面との間に位置決めされ、他端縁部が双方向導電板の収納空間内に穿設され、押し圧板で押し圧され、導電下板に接触し、
双方向導電板の導電下板がブレスレットから静電気を接収し、ブレスレットの他端縁部が押し圧板で押し圧されて仰向けにはねあがることがなく、双方向に導電し、静電気を除去し、ブレスレットの導電繊維の末端が加工部材に接触することなく、コードボタンが360度回転し、導線が分裂、断線しない構造からなる静電気除去ブレスレットの構造によって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本考案を完成させた。
以下、この考案について具体的に説明する。
請求項1に記載の静電気除去ブレスレットは、主体と、双方向導電板と、ブレスレットと、を含んでなり、
該主体が、穿設空間を具えてなり、上表面の側面に係合ボタンが設けられ、該係合ボタンがコードボタンの導線に接続し、もう一方の側面に押し圧板が設けられ、該押し圧板が内側から反り返り外圧を加えて、主体の側面に導電板が設けられ、
該双方向導電板が、主体の穿設空間内に設けられ、導電上板と導電下板とが互いに接続し、導電上板と導電下板とが上下層に分かれて収納空間を形成し、導電上板と係合ボタンとが接続し、導電下板と導電板とが位置決め部材を設けてなり、導電下板と導電板とが互いに接続して静電気を伝導し、
該ブレスレットが、静電気を伝導し、端縁部が導電板、導電下板と、主体底面との間に位置決めされ、他端縁部が双方向導電板の収納空間内に穿設され、押し圧板で押し圧され、導電下板に接触し、
双方向導電板の導電下板がブレスレットから静電気を接収し、ブレスレットの他端縁部が押し圧板で押し圧されて仰向けにはねあがることがなく、双方向に導電し、静電気を除去し、ブレスレットの導電繊維の末端が加工部材に接触することなく、コードボタンが360度回転し、導線が分裂、断線しない構造からなる。
請求項1に記載の静電気除去ブレスレットは、主体と、双方向導電板と、ブレスレットと、を含んでなり、
該主体が、穿設空間を具えてなり、上表面の側面に係合ボタンが設けられ、該係合ボタンがコードボタンの導線に接続し、もう一方の側面に押し圧板が設けられ、該押し圧板が内側から反り返り外圧を加えて、主体の側面に導電板が設けられ、
該双方向導電板が、主体の穿設空間内に設けられ、導電上板と導電下板とが互いに接続し、導電上板と導電下板とが上下層に分かれて収納空間を形成し、導電上板と係合ボタンとが接続し、導電下板と導電板とが位置決め部材を設けてなり、導電下板と導電板とが互いに接続して静電気を伝導し、
該ブレスレットが、静電気を伝導し、端縁部が導電板、導電下板と、主体底面との間に位置決めされ、他端縁部が双方向導電板の収納空間内に穿設され、押し圧板で押し圧され、導電下板に接触し、
双方向導電板の導電下板がブレスレットから静電気を接収し、ブレスレットの他端縁部が押し圧板で押し圧されて仰向けにはねあがることがなく、双方向に導電し、静電気を除去し、ブレスレットの導電繊維の末端が加工部材に接触することなく、コードボタンが360度回転し、導線が分裂、断線しない構造からなる。
請求項2に記載の静電気除去ブレスレットは、請求項1における導電板が、主体の底部に位置するように設けられ、導電板がブレスレットの端縁部に当接し、位置決め部材で導電板と導電下板とが接続され、ブレスレットの端縁部が位置決めされ、該位置決め部材が鋲である。
請求項3に記載の静電気除去ブレスレットは、請求項1における係合ボタンが、鋲接で主体と導電上板に接続する。
請求項4に記載の静電気除去ブレスレットは、請求項1における主体底面が、導電板のもう一方の側面に対向する部分に孔を設けてなり、該孔が円形蓋でふさがれる。
請求項5に記載の静電気除去ブレスレットは、請求項1における円形蓋の周辺に複数の係合フックが設けられる。
請求項6に記載の静電気除去ブレスレットは、請求項2における主体の底部が、底蓋でふさがれる。
請求項7に記載の静電気除去ブレスレットは、請求項6における底蓋が、複数の大小位置決め柱を設けてなる。
請求項8に記載の静電気除去ブレスレットは、請求項1における主体が、表面に嵌合部を具えてなり、該嵌合部が押し圧板を回動自在に設けるために供する。
請求項9に記載の静電気除去ブレスレットは、請求項1における導電上板と導電下板とが、左右に分かれて接続部で接続される。
請求項10に記載の静電気除去ブレスレットは、請求項1における導電板が、導電下板の上方に設けられ、導電板と導電下板とが位置決め部材でブレスレットの端縁部と接続され、位置決め部材が鋲である。
この考案による静電気除去ブレスレットは、他の製品に触れることを防ぎ、静電気をすばやく除去することができるという効果を有する。
また、この考案による静電気除去ブレスレットは、底蓋で底面を覆うため、金属アレルギーの携帯者でも身につけることができるという効果を有する。
この考案は、静電気除去までにかかる距離が短く、加工物に接触、或いは静電気が戻ってくるなどが発生し難い静電気除去ブレスレットであって、主体と、双方向導電板と、ブレスレットと、を含んでなり、
該主体が、穿設空間を具えてなり、上表面の側面に係合ボタンが設けられ、該係合ボタンがコードボタンの導線に接続し、もう一方の側面に押し圧板が設けられ、該押し圧板が内側から反り返り外圧を加えて、主体の側面に導電板が設けられ、
該双方向導電板が、主体の穿設空間内に設けられ、導電上板と導電下板とが互いに接続し、導電上板と導電下板とが上下層に分かれて収納空間を形成し、導電上板と係合ボタンとが接続し、導電下板と導電板とが位置決め部材を設けてなり、導電下板と導電板とが互いに接続して静電気を伝導し、
該ブレスレットが、静電気を伝導し、端縁部が導電板、導電下板と、主体底面との間に位置決めされ、他端縁部が双方向導電板の収納空間内に穿設され、押し圧板で押し圧され、導電下板に接触し、
双方向導電板の導電下板がブレスレットから静電気を接収し、ブレスレットの他端縁部が押し圧板で押し圧されて仰向けにはねあがることがなく、双方向に導電し、静電気を除去し、ブレスレットの導電繊維の末端が加工部材に接触することなく、コードボタンが360度回転し、導線が分裂、断線しない構造からなる静電気除去ブレスレットの構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。
該主体が、穿設空間を具えてなり、上表面の側面に係合ボタンが設けられ、該係合ボタンがコードボタンの導線に接続し、もう一方の側面に押し圧板が設けられ、該押し圧板が内側から反り返り外圧を加えて、主体の側面に導電板が設けられ、
該双方向導電板が、主体の穿設空間内に設けられ、導電上板と導電下板とが互いに接続し、導電上板と導電下板とが上下層に分かれて収納空間を形成し、導電上板と係合ボタンとが接続し、導電下板と導電板とが位置決め部材を設けてなり、導電下板と導電板とが互いに接続して静電気を伝導し、
該ブレスレットが、静電気を伝導し、端縁部が導電板、導電下板と、主体底面との間に位置決めされ、他端縁部が双方向導電板の収納空間内に穿設され、押し圧板で押し圧され、導電下板に接触し、
双方向導電板の導電下板がブレスレットから静電気を接収し、ブレスレットの他端縁部が押し圧板で押し圧されて仰向けにはねあがることがなく、双方向に導電し、静電気を除去し、ブレスレットの導電繊維の末端が加工部材に接触することなく、コードボタンが360度回転し、導線が分裂、断線しない構造からなる静電気除去ブレスレットの構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。
図2から図5は、この考案の静電気除去ブレスレットを示したものである。
図面によれば、この考案の静電気除去ブレスレットは、主体20と、押し圧板21と、双方向導電板22と、導電板23と、ブレスレット30とを含んでなる。
該主体20は、長方形に形成し、水平方向に本体20の両側面から貫通して形成された穿設空間201と、押し圧板21を回動自在に接続するために供する嵌合部202とを含んでなる。
該押し圧板21は内側から反り返り外方向に押し圧し、主体20の表面の一側面に設けられた係合ボタン24に対応する。
該係合ボタン24は鋲接する方法で主体20に設けられるとともに、双方向導電板22に接続する。
該双方向導電板22は、横方向から穿設空間201に穿設する。
主体20の底面の一側面には導電板23が設けられ、主体20の底面の導電板23に対向するもう一方の側面には円形の孔203が設けられる。
該孔203は、円形蓋25で閉じることができる。該円形蓋25の周囲には複数の係合フック251が設けられ、該係合フック251が孔203の内側に係合して閉じられる。
主体20は底面全部が底蓋26で閉じられる。該底蓋26には大位置決め柱261と、小位置決め柱262とが設けられる。
該小位置決め柱262は、主体20の底部の孔(図示しない)に嵌設される。
該双方向導電板22は、導電上板221と、導電下板222とを接続してなる。該導電上板221と、導電下板222とは、上下層に分かれ、収納空間223を形成する。
該導電上板221と、導電下板222は左右と、上下層に分かれ、接続部224で互いに端縁部が接続される。該導電上板221は、係合ボタン24と接続する。
該係合ボタン24は、鋲接方法で主体20と導電上板221に接続される。
導電下板222と導電板23は位置決め部材(図4参照)27を設けてなる。該位置決め部材27は鋲であって、導電下板222と、導電板23との間に静電気を伝導するとともに、導電下板222と導電板23とを主体20に接続する。
該ブレスレット30は、金属の成分を具えてなり、導電繊維から形成する。よって、静電気を伝導することができる。
ブレスレット30は、端縁部301(図5参照)が位置決め部材27で導電板23と主体20の底面との間に位置決めされる。
該ブレスレット30の他端縁部302は双方向導電板22の収納空間223内に穿設され、押し圧板21に押し圧され、ブレスレット30の他端縁部302が導電下板222の上方に接触する。
該位置決め部材27の中空部は、底蓋26の大位置決め柱261を嵌合して位置決めするために供する。
上述の構造を組み合わせてこの考案の静電気除去ブレスレットを形成する。
該ブレスレットを組み合わせる場合、双方向導電板22を主体20の収納空間223に穿設し、係合ボタン24で導電上板221鋲接し、係合ボタン24を主体20上に接続する。
ブレスレット30を双方向導電板22の収納空間223内に穿設し、ブレスレット30の端縁部301を位置決め部材27で導電板23と主体20の底面との間に位置決めする。
同時に、該位置決め部材27が双方向導電板22の導電下板222を位置決めする。
ブレスレット30の他端縁部302は双方向導電板22の収納空間223に位置するように設けられ貫通し、ブレスレット30の他端縁部302が押し圧板21で押し圧され、ブレスレット30の他端縁部302の底面が双方向導電板22の導電下板222の上方に接触する。
円形蓋25が主体20の底面の孔203に蓋をして、主体20の底面全部が底蓋26で蓋されて組み合わせが完成する。
該ブレスレット30を作業員の腕に携帯する場合、押し圧板21をはじき開いて押し圧板21を外側に反り返らせてブレスレット30の長さを調節した後、再び押し圧板21でブレスレット30の他端縁部302に外圧を加えてブレスレット30の他端縁部302を押し圧して位置決めする。
適宜に長さを調節した後、ブレスレット30は位置決めされて移動しないため、携帯者の上に適宜に貼着して緩み、抜け落ちることがない。
係合ボタン24が導線31に係合し(図5参照、導線31に設けられたコードボタン32が係合ボタン24に係合する。該コードボタン32は360度回転する。)、静電気除去手段(図示しない)か、或いは地面に接続する。
この状態で作業員は作業を行うことができ、ブレスレット30の他端縁部302(末端)が押し圧板21で押し圧されて、該押し圧板21が仰向けに跳ね上がることがない。
よって、ブレスレット30の導電繊維の末端(他端縁部302)が、加工部材に接触することがなく、導線31への伝導、コードボタン32の回転を妨げることがなく、導線31の分裂、断線が発生することがない。
ブレスレット30の静電気は、係合ボタン24から排出される。導電下板222と導電上板221とが同一体で、位置決め部材27が導電材質であるため、導電板23と導電下板222とが互いに伝導する。
よって、ブレスレット30の端縁部301の静電気がすばやく導電下板222に伝導される。
また、ブレスレット30の他端縁部302が押し圧板21に押し圧されて導電下板222上に接触し、双方向導電に達し、静電気を排出する距離が短くすばやく目的を達成することができ、好ましい静電気除去効果を得ることができる。
さらに、従来のブレスレットの他端縁部の静電気がブレスレットを一周してから導電板に達する経路を必要としないため、好ましい導電効果をえることができる。
図6は、この考案の他の実施形態を示したものである。図面によれば、導電板23は、導電下板222の上方に設けられる。
該導電板23と導電下板222との間にはブレスレット30の端縁部301が設けられ、位置決め部材27で導電板23、導電下板222とブレスレット30の端縁部301とが互いに接続される。
該位置決め部材27が鋲であって、上述の構造と同様の目的を達成することができる。
この考案は、携帯者の腕のサイズに合わせて調節することができ、ブレスレット30の導電繊維の末端が突出して露出していないため、加工部材に接触することがなく、静電気が再び加工物にもどることがなく、製品を傷つけることの発生を抑えることができる。
また、導線31を阻害することや、コードボタン32が360度回転することを防いだり、導線31が分裂、断線することがない。
双方向導電板22の導電下板222は、ブレスレット30から接収した静電気を双方向導電板へ伝導し、静電気をすばやく伝送、除去する目的を達成することができる。
ブレスレット30の末端が下方向に押され、他の製品に引っ掛かることがなく、ブレスレットが携帯者の腕から緩み外れることがない。
主体20の底面全てが底蓋26で閉じられ、携帯者の皮膚に触れることがなく、金属アレルギーの携帯者に最適である。
以上は、この考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。
10 静電気除去ブレスレット
11 主体
12 係合ボタン
13 導電板
14 押さえ板
15 ブレスレット
16 導線
161 コードボタン
151 末端
20 主体
201 穿設空間
202 嵌合部
203 孔
21 押し圧板
22 双方向導電板
221 導電上板
222 導電下板
223 収納空間
224 接続部
23 導電板
24 係合ボタン
25 円形蓋
251 係合フック
26 底蓋
261 大位置決め柱
262 小位置決め柱
27 位置決め部材
30 ブレスレット
301 端縁部
302 他端縁部
31 導線
32 コードボタン
11 主体
12 係合ボタン
13 導電板
14 押さえ板
15 ブレスレット
16 導線
161 コードボタン
151 末端
20 主体
201 穿設空間
202 嵌合部
203 孔
21 押し圧板
22 双方向導電板
221 導電上板
222 導電下板
223 収納空間
224 接続部
23 導電板
24 係合ボタン
25 円形蓋
251 係合フック
26 底蓋
261 大位置決め柱
262 小位置決め柱
27 位置決め部材
30 ブレスレット
301 端縁部
302 他端縁部
31 導線
32 コードボタン
Claims (10)
- 主体と、双方向導電板と、ブレスレットと、を含んでなり、
該主体が、穿設空間を具えてなり、上表面の側面に係合ボタンが設けられ、 該係合ボタンがコードボタンの導線に接続し、もう一方の側面に押し圧板が設けられ、該押し圧板が内側から反り返り外圧を加えて、主体の側面に導電板が設けられ、
該双方向導電板が、主体の穿設空間内に設けられ、導電上板と導電下板とが互いに接続し、導電上板と導電下板とが上下層に分かれて収納空間を形成し、導電上板と係合ボタンとが接続し、導電下板と導電板とが位置決め部材を設けてなり、導電下板と導電板とが互いに接続して静電気を伝導し、
該ブレスレットが、静電気を伝導し、端縁部が導電板、導電下板と、主体底面との間に位置決めされ、他端縁部が双方向導電板の収納空間内に穿設され、押し圧板で押し圧され、導電下板に接触し、
双方向導電板の導電下板がブレスレットから静電気を接収し、ブレスレットの他端縁部が押し圧板で押し圧されて仰向けにはねあがることがなく、双方向に導電し、静電気を除去し、ブレスレットの導電繊維の末端が加工部材に接触することなく、コードボタンが360度回転し、導線が分裂、断線しない構造からなることを特徴とする静電気除去ブレスレット。 - 前期導電板が、主体の底部に位置するように設けられ、導電板がブレスレットの端縁部に当接し、位置決め部材で導電板と導電下板とが接続され、ブレスレットの端縁部が位置決めされ、該位置決め部材が鋲であることを特徴とする請求項1に記載の静電気除去ブレスレット。
- 前記係合ボタンが、鋲接で主体と導電上板に接続することを特徴とする請求項1に記載の静電気除去ブレスレット。
- 前記主体底面が、導電板のもう一方の側面に対向する部分に孔を設けてなり、該孔が円形蓋でふさがれることを特徴とする請求項1に記載の静電気除去ブレスレット。
- 前記円形蓋の周辺に複数の係合フックが設けられることを特徴とする請求項4に記載の静電気除去ブレスレット。
- 前記主体の底部が、底蓋でふさがれることを特徴とする請求項2に記載の静電気除去ブレスレット。
- 前記底蓋が、複数の大小位置決め柱を設けてなることを特徴とする請求項6に記載の静電気除去ブレスレット。
- 前記主体が、表面に嵌合部を具えてなり、該嵌合部が押し圧板を回動自在に設けるために供することを特徴とする請求項1に記載の静電気除去ブレスレット。
- 前記導電上板と導電下板とが、左右に分かれて接続部で接続されることを特徴とする請求項1に記載の静電気除去ブレスレット。
- 前記導電板が、導電下板の上方に設けられ、導電板と導電下板とが位置決め部材でブレスレットの端縁部と接続され、位置決め部材が鋲であることを特徴とする請求項1に記載の静電気除去ブレスレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009002160U JP3151320U (ja) | 2009-04-07 | 2009-04-07 | 静電気除去リストバンド |
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Family Applications (1)
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JP2009002160U Expired - Lifetime JP3151320U (ja) | 2009-04-07 | 2009-04-07 | 静電気除去リストバンド |
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JP (1) | JP3151320U (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
CN116455416A (zh) * | 2023-06-15 | 2023-07-18 | 西安四腾环境科技有限公司 | 一种用于洁净室内外通信的呼叫系统 |
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2009
- 2009-04-07 JP JP2009002160U patent/JP3151320U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN116455416A (zh) * | 2023-06-15 | 2023-07-18 | 西安四腾环境科技有限公司 | 一种用于洁净室内外通信的呼叫系统 |
CN116455416B (zh) * | 2023-06-15 | 2023-09-08 | 西安四腾环境科技有限公司 | 一种用于洁净室内外通信的呼叫系统 |
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