JP3151221B2 - 人体検知装置 - Google Patents
人体検知装置Info
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- JP3151221B2 JP3151221B2 JP40925990A JP40925990A JP3151221B2 JP 3151221 B2 JP3151221 B2 JP 3151221B2 JP 40925990 A JP40925990 A JP 40925990A JP 40925990 A JP40925990 A JP 40925990A JP 3151221 B2 JP3151221 B2 JP 3151221B2
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検知エリア内に存在す
るおよその人数を検知可能な人体検知装置に関するもの
である。
るおよその人数を検知可能な人体検知装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の例えばセキュリティ装置や自動扉
等においては、センサにより人体を検知して警報出力を
発生したり、扉を自動的に開閉したりしていた。
等においては、センサにより人体を検知して警報出力を
発生したり、扉を自動的に開閉したりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
例えばセキュリティ装置の場合には単に侵入者の存否を
検知するだけの機能では機能的に十分なものであるとは
言えなくなり、侵入者が複数人であるかどうかに応じた
警報を出力することが望まれるようになっている。ま
た、自動扉の場合には、単に人を感知した際に開閉する
だけでなく、人の混雑状況に応じてそれに応じた扉の開
閉動作を行うことが要望されるようになっている。
例えばセキュリティ装置の場合には単に侵入者の存否を
検知するだけの機能では機能的に十分なものであるとは
言えなくなり、侵入者が複数人であるかどうかに応じた
警報を出力することが望まれるようになっている。ま
た、自動扉の場合には、単に人を感知した際に開閉する
だけでなく、人の混雑状況に応じてそれに応じた扉の開
閉動作を行うことが要望されるようになっている。
【0004】しかし、従来のこの種のセキュリティ装置
や自動扉等に用いられるセンサは、所定の検知エリア内
における人の存否のみを感知するものであったため、検
知エリア内にいる人数や混雑状態を検知することはでき
なかった。本発明は上述の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、検知エリアに存在するお
よその人数や混雑状態を検知できる人体検知装置を提供
することにある。
や自動扉等に用いられるセンサは、所定の検知エリア内
における人の存否のみを感知するものであったため、検
知エリア内にいる人数や混雑状態を検知することはでき
なかった。本発明は上述の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、検知エリアに存在するお
よその人数や混雑状態を検知できる人体検知装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、略1人を検知可能な検知エリアを有す
るセンサを備える複数の人体感知部と、人体感知部によ
る感知状態を個別に検知する複数の検知部と、これら検
知部の出力が一定時間内に連続している場合に検知部の
出力を計数する計数部と、計数出力に応じた信号を出力
する出力部とを備えている。
達成するために、略1人を検知可能な検知エリアを有す
るセンサを備える複数の人体感知部と、人体感知部によ
る感知状態を個別に検知する複数の検知部と、これら検
知部の出力が一定時間内に連続している場合に検知部の
出力を計数する計数部と、計数出力に応じた信号を出力
する出力部とを備えている。
【0006】なお、配線を簡単にする場合には、請求項
2のように、検知部と人体感知部とを2線の信号線で接
続し、検知部からの人体感知部への電源の供給と、人体
感知部からの感知信号の検知部への出力とを上記信号線
を通じて行うようにすればよい。
2のように、検知部と人体感知部とを2線の信号線で接
続し、検知部からの人体感知部への電源の供給と、人体
感知部からの感知信号の検知部への出力とを上記信号線
を通じて行うようにすればよい。
【0007】
【作用】本発明は、上述のように構成することにより、
各人体感知部の感知出力状態を計数部でカウントして、
検知エリア内に存在する人の数におよそ相関がとれた人
数を検知できるようにし、且つ、混雑で人体が移動でき
ない場合には検知部から連続して出力が生じるので、検
知部の出力が一定時間内に連続している場合に計数部が
その出力を計数することにより、出力部の出力から混雑
しているか否かを判断できるようにしたものである。
各人体感知部の感知出力状態を計数部でカウントして、
検知エリア内に存在する人の数におよそ相関がとれた人
数を検知できるようにし、且つ、混雑で人体が移動でき
ない場合には検知部から連続して出力が生じるので、検
知部の出力が一定時間内に連続している場合に計数部が
その出力を計数することにより、出力部の出力から混雑
しているか否かを判断できるようにしたものである。
【0008】
【実施例】図1乃至図4に発明の一実施例を示す。本実
施例の人体検知装置は、図1に示すように、検知エリア
における人体を感知する複数の人体感知部1と、夫々の
人体感知部1における人体感知状態を個別に検知する複
数の検知部2と、これら検知部2の出力を計数する計数
部3と、計数部3の計数結果に応じた出力を負荷機器等
に与える出力部4とからなる。
施例の人体検知装置は、図1に示すように、検知エリア
における人体を感知する複数の人体感知部1と、夫々の
人体感知部1における人体感知状態を個別に検知する複
数の検知部2と、これら検知部2の出力を計数する計数
部3と、計数部3の計数結果に応じた出力を負荷機器等
に与える出力部4とからなる。
【0009】上記夫々の人体感知部1は、略1人を検知
可能な検知エリアを有するセンサと、このセンサ出力に
応じた信号を検知部2に出力する信号処理回路とからな
る。なお、各人体感知部1のセンサの検知エリアは互い
に異ならせてあり、複数の人体感知部1のセンサの全て
の検知エリアを合わせた領域が、従来のセンサにおける
検知エリアとなるようにしてある。上記センサとして
は、人体の発する熱線を検知する赤外線検知センサや、
超音波等を用いて人体を検知する超音波センサなどが用
いられる。
可能な検知エリアを有するセンサと、このセンサ出力に
応じた信号を検知部2に出力する信号処理回路とからな
る。なお、各人体感知部1のセンサの検知エリアは互い
に異ならせてあり、複数の人体感知部1のセンサの全て
の検知エリアを合わせた領域が、従来のセンサにおける
検知エリアとなるようにしてある。上記センサとして
は、人体の発する熱線を検知する赤外線検知センサや、
超音波等を用いて人体を検知する超音波センサなどが用
いられる。
【0010】検知部2は、図2に示すように、人体感知
部1に電源を供給する電源回路5と、感知信号を検出す
る信号検出回路6とを備え、対応する人体感知部1との
間に配線された2線の信号線を通じて、人体感知部1に
電源を供給すると共に、人体感知部1からの感知信号を
受けるようにしてある。上記検知部2の具体回路を図3
に示す。電源回路5は抵抗R1 とツェナダイオードZD
1 とからなる定電圧回路で構成し、電源(DC24V)
からDC12Vの人体感知部1用の電源を作成してい
る。信号検出回路6はトランジスタQ1 を用いて構成
し、図3中の右側に示す人体感知部1の出力が印加され
た場合に、同図の左側に示す信号に変換して出力する。
つまり、この具体回路においては、信号線に直流電圧を
印加しておき、人体感知部1で人体が感知された場合
に、人体感知部1が信号線間を略短絡状態にして検知部
2に感知信号を出力するのである。なお、この感知信号
の出力時に人体感知部1に過大な電流が流れることを防
止するために、検知部2に電流制限回路7を設けてあ
る。この電流制限回路7はトランジスタQ2 ,Q3 から
なる定電流回路で構成してある。
部1に電源を供給する電源回路5と、感知信号を検出す
る信号検出回路6とを備え、対応する人体感知部1との
間に配線された2線の信号線を通じて、人体感知部1に
電源を供給すると共に、人体感知部1からの感知信号を
受けるようにしてある。上記検知部2の具体回路を図3
に示す。電源回路5は抵抗R1 とツェナダイオードZD
1 とからなる定電圧回路で構成し、電源(DC24V)
からDC12Vの人体感知部1用の電源を作成してい
る。信号検出回路6はトランジスタQ1 を用いて構成
し、図3中の右側に示す人体感知部1の出力が印加され
た場合に、同図の左側に示す信号に変換して出力する。
つまり、この具体回路においては、信号線に直流電圧を
印加しておき、人体感知部1で人体が感知された場合
に、人体感知部1が信号線間を略短絡状態にして検知部
2に感知信号を出力するのである。なお、この感知信号
の出力時に人体感知部1に過大な電流が流れることを防
止するために、検知部2に電流制限回路7を設けてあ
る。この電流制限回路7はトランジスタQ2 ,Q3 から
なる定電流回路で構成してある。
【0011】計数部3は、各検知部2の出力をラッチす
るラッチ部と、ラッチ部に格納された出力をカウントす
るカウント部とからなる。但し、ラッチ部では図4に示
すように検知部2からの出力が一定時間内に複数回連続
して得られた場合にだけ検知出力をラッチするようにし
て、ノイズ等による誤動作を防止するようにしてある。
この計数部3はスキャンパルスを発生するスキャンパル
ス発生回路を備え、上記スキャンパルスに応じて夫々の
検知部2から検知出力が出力されているかどうかの上記
判定を行い、検知部2の検知出力の有無の判定後に検知
出力が得られている数をカウントする。そして、そのカ
ウント値に応じた信号を出力する。つまり、人体が検知
された場合に、人数に応じた信号を出力するのである。
るラッチ部と、ラッチ部に格納された出力をカウントす
るカウント部とからなる。但し、ラッチ部では図4に示
すように検知部2からの出力が一定時間内に複数回連続
して得られた場合にだけ検知出力をラッチするようにし
て、ノイズ等による誤動作を防止するようにしてある。
この計数部3はスキャンパルスを発生するスキャンパル
ス発生回路を備え、上記スキャンパルスに応じて夫々の
検知部2から検知出力が出力されているかどうかの上記
判定を行い、検知部2の検知出力の有無の判定後に検知
出力が得られている数をカウントする。そして、そのカ
ウント値に応じた信号を出力する。つまり、人体が検知
された場合に、人数に応じた信号を出力するのである。
【0012】このように、本実施例では検知エリア内を
略1人を検知可能な領域に分割して、人体感知部1で個
別に上記領域に人が存在するか否かを感知し、人体が感
知されている人体感知部1の数を一定周期毎に計数し、
これにより検知エリア内に存在するおよその人数を求め
るのである。上記信号を受けた出力部4では、その信号
を負荷機器に応じた信号に変換して負荷機器の動作制御
を行う。従って、負荷機器が例えばセキュリティ装置の
場合には単に侵入者の存否を検知するだけでなく、侵入
者が複数人であるかどうかを警報することができ、また
自動扉の場合には、単に人を感知した際に開閉するだけ
でなく、人の混雑状況に応じてそれに応じた扉の開閉動
作を行うことができる。なお、負荷機器への供給電流が
大きい場合には、出力部4にリレーを用いればよい。
略1人を検知可能な領域に分割して、人体感知部1で個
別に上記領域に人が存在するか否かを感知し、人体が感
知されている人体感知部1の数を一定周期毎に計数し、
これにより検知エリア内に存在するおよその人数を求め
るのである。上記信号を受けた出力部4では、その信号
を負荷機器に応じた信号に変換して負荷機器の動作制御
を行う。従って、負荷機器が例えばセキュリティ装置の
場合には単に侵入者の存否を検知するだけでなく、侵入
者が複数人であるかどうかを警報することができ、また
自動扉の場合には、単に人を感知した際に開閉するだけ
でなく、人の混雑状況に応じてそれに応じた扉の開閉動
作を行うことができる。なお、負荷機器への供給電流が
大きい場合には、出力部4にリレーを用いればよい。
【0013】なお、本実施例では上記計数部3における
人体の存在検知において、一定時間内に連続して人体感
知部1で感知出力が生じているかどうかを判断すること
により、人体が移動している場合には混雑がないと判断
するために、移動する人体は検知しないようにする。そ
して、一定時間内に連続して人体が感知された場合に感
知出力があると見なし、その人数が所定数以上になった
場合に混雑状態にあると判断することができる。また、
上記人体検知装置を空調機に装備し、空調の初期におけ
る動作を空調する部屋に居る人数(人体熱)に応じて調
節するという用い方もできる。
人体の存在検知において、一定時間内に連続して人体感
知部1で感知出力が生じているかどうかを判断すること
により、人体が移動している場合には混雑がないと判断
するために、移動する人体は検知しないようにする。そ
して、一定時間内に連続して人体が感知された場合に感
知出力があると見なし、その人数が所定数以上になった
場合に混雑状態にあると判断することができる。また、
上記人体検知装置を空調機に装備し、空調の初期におけ
る動作を空調する部屋に居る人数(人体熱)に応じて調
節するという用い方もできる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、略1人を検知可
能な検知エリアを有するセンサを備える複数の人体感知
部と、人体感知部による感知状態を個別に検知する複数
の検知部と、これら検知部の出力が一定時間内に連続し
ている場合に検知部の出力を計数する計数部と、計数出
力に応じた信号を出力する出力部とを備えているので、
検知エリア内に存在する人の数におよそ相関がとれた人
数を検知することができ、このためこの人体検知装置を
用いれば、例えばセキュリティ装置の場合には単に侵入
者の存否を検知するだけでなく、侵入者が複数人である
かどうかの警報を出力でき、且つ、混雑で人体が移動で
きない場合には検知部から連続して出力が生じるので、
検知部の出力が一定時間内に連続している場合に計数部
がその出力を計数することにより、出力部の出力から混
雑しているか否かを判断することができる。
能な検知エリアを有するセンサを備える複数の人体感知
部と、人体感知部による感知状態を個別に検知する複数
の検知部と、これら検知部の出力が一定時間内に連続し
ている場合に検知部の出力を計数する計数部と、計数出
力に応じた信号を出力する出力部とを備えているので、
検知エリア内に存在する人の数におよそ相関がとれた人
数を検知することができ、このためこの人体検知装置を
用いれば、例えばセキュリティ装置の場合には単に侵入
者の存否を検知するだけでなく、侵入者が複数人である
かどうかの警報を出力でき、且つ、混雑で人体が移動で
きない場合には検知部から連続して出力が生じるので、
検知部の出力が一定時間内に連続している場合に計数部
がその出力を計数することにより、出力部の出力から混
雑しているか否かを判断することができる。
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】検知部の構成を示すブロック図である。
【図3】検知部の具体回路図である。
【図4】計数部の動作を示すフローチャートである。
1 人体感知部 2 検知部 3 計数部 4 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 15/00 - 15/20 G01S 15/00 - 17/88 G08G 1/01 G08B 25/00 520
Claims (2)
- 【請求項1】 略1人を検知可能な検知エリアを有する
センサを備える複数の人体感知部と、人体感知部による
感知状態を個別に検知する複数の検知部と、これら検知
部の出力が一定時間内に連続している場合に検知部の出
力を計数する計数部と、計数出力に応じた信号を出力す
る出力部とを備えて成ることを特徴とする人体検知装
置。 - 【請求項2】 上記検知部と人体感知部とを2線の信号
線で接続し、検知部からの人体感知部への電源の供給
と、人体感知部からの感知信号の検知部への出力とを上
記信号線を通じて行って成ることを特徴とする請求項1
記載の人体検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40925990A JP3151221B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 人体検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40925990A JP3151221B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 人体検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04231575A JPH04231575A (ja) | 1992-08-20 |
JP3151221B2 true JP3151221B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=18518606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40925990A Expired - Fee Related JP3151221B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 人体検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3151221B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6167713B2 (ja) * | 2013-07-17 | 2017-07-26 | アイシン精機株式会社 | 車両ドア開閉装置及びその制御方法 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP40925990A patent/JP3151221B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04231575A (ja) | 1992-08-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010109 |
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