JP3151191U - アンカープレート等の型枠上部フランジへの固定用クランプ - Google Patents

アンカープレート等の型枠上部フランジへの固定用クランプ Download PDF

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【課題】 固定作業及び用済みのクランプの取り外し作業における労力と時間の大幅な軽減を図る。【解決手段】 上下に対をなす突き出し部2a、2bを備え、該上側の突き出し部2aの中央にドライバー挿入用の穴2a′を設けると共に下側の突き出し部2bの中央に雌ねじ部2b′を設けたコ字形状のクランプ本体2と、クランプ本体2における下側の突き出し部2bに設けた雌ねじ部2b′に螺進退可能に螺装し、クランプ本体2内に入る型枠の上部フランジとアンカープレートを上側の突き出し部2aとの間で挟み込む螺杆3とからなる。該螺杆3を、クランプ本体2における雌ねじ部2b′に螺合する、端部にハンドル4aを備えると共に、中心部に雌ねじ部4bを設けた大径螺杆4と、該大径螺杆4の雌ねじ部4bに螺合させ、該大径螺杆4から所定の長さ伸び出した上部側頂部にドライバーの刃先を嵌合する凹部5′を設けると共に当接板5aを備え、更に該当接板5aの下部に軸方向移動可能に位置固定用ナット5cを螺装した小径螺杆5とをもって構成する。【選択図】 図2

Description

本考案は、アンカープレート等の型枠上部フランジへの固定用クランプに関するものである。
コンクリートの建造物を構築する際には、コンクリートを流し込む前において平行する型枠内に長さ方向に沿って所定の間隔でアンカーボルトを保持するが、このアンカーボルトの保持はこれを垂直に保持したアンカープレートを型枠の上部フランジに固定することによって行われる。
そして、このアンカープレートの型枠の上部フランジへの固定は、従来図7乃至図9に示す如きクランプが用いられていた。該クランプ100は、上下に対をなす突き出し部101a、101bを備えたコ字形状のクランプ本体101と、該クランプ本体101における下側の突き出し部101bに設けた雌ねじ部101b′に螺進退可能に螺装し、該クランプ本体101内に入る型枠の上部フランジとアンカープレートを上側の突き出し部101aとの間で挟み込む螺杆102とからなり、該螺杆102におけるハンドル102aを用いて該螺杆102を螺進させることによりその先端部を型枠の上部フランジに押し当てるようになしたものである。尚、103は型枠、103aは型枠の上部フランジ、103a′は型枠の上部フランジの外縁折曲部、104はアンカープレートを示す。
ところで、上記図8及び図9に示す如く、型枠103にはその強度を保つために上部フランジ103aが形成されているが、その上部フランジ103aの中には更に外縁が直角に下向きに折曲103a′されているものが存在する。
このように、型枠103の上部フランジ103aの外縁が直角に下向きに折曲103a′されている場合、上記従来のクランプ100にあっては、図8に示す如く、クランプ本体101内に型枠の上部フランジ103aとアンカープレート104を入れるとき、上部フランジ103aの外縁折曲部103a′の長さLの分に相当するだけ螺杆102aを螺退させておかなければならない。
このため、図9に示す如く、固定位置において螺杆102を螺進させるときには、上部フランジ103aの外縁折曲部103a′の長さLに相当するだけのストロークL′の分螺進させなければならない。しかも、螺杆102のネジ山のピッチは狭い。したがって、ねじ回す回数も多い。そして、この作業は一個一個について行わなければならない。したがって、固定作業及び用済みのクランプの取り外し作業には多大な労力と時間を要していた。
本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、従来のクランプにおいて型枠の上部フランジの外縁折曲部の長さに相当するだけのストロークの分螺杆を螺進させるためのロスを省き、固定作業及び用済みのクランプの取り外し作業における労力と時間の大幅な軽減を図ることができるようになしたクランプを提供しようとするものである。
而して、本考案の要旨とするところは、上下に対をなす突き出し部2a、2bを備え、該上側の突き出し部2aの中央にドライバー挿入用の穴2a′を設けると共に該下側の突き出し部2bの中央に雌ねじ部2b′を設けたコ字形状のクランプ本体2と、前記クランプ本体2における下側の突き出し部2bに設けた雌ねじ部2b′に螺進退可能に螺装し、前記クランプ本体2内に入る型枠の上部フランジとアンカープレートを上側の突き出し部2aとの間で挟み込む螺杆3とからなり、該螺杆3を、前記クランプ本体2における雌ねじ部2b′に螺合する、端部にハンドル4aを備えると共に、中心部に雌ねじ部4bを設けた大径螺杆4と、該大径螺杆4の雌ねじ部4bに螺合させ、該大径螺杆4から所定の長さ伸び出した上部側頂部にドライバーの刃先を嵌合する凹部5′を設けると共に当接板5aを備え、更に該当接板5aの下部に軸方向移動可能に位置固定用ナット5cを螺装した小径螺杆5とをもって構成したことを特徴とするアンカープレート等の型枠上部フランジへの固定用クランプにある。
本考案は、上記の如き構成であるから、従来のクランプにおいて型枠の上部フランジの外縁折曲部の長さに相当するだけのストロークの分螺杆を螺進させるためのロスを省き、固定作業及び用済みのクランプの取り外し作業における労力と時間の大幅な軽減を図ることができるものである。
本考案の実施形態に係るクランプの斜視図である。 同中央縦断側面図である。 同使用方法の説明図であり、クランプ本体に型枠の上部フランジとアンカープレートを入れる状態を示すものである。 同使用方法の説明図であり、固定位置において螺杆を上昇させた状態を示すものである。 同使用方法の説明図であり、固定を完了した状態を示すものである。 同使用方法の説明図であり、固定を完了した状態の斜視図である。 従来のクランプの斜視図である。 同使用方法の説明図であり、クランプ本体に型枠の上部フランジとアンカープレートを入れる状態を示すものである。 同使用方法の説明図であり、固定を完了した状態を示すものである。
以下、本考案を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
図中、1はアンカープレート等の型枠上部フランジへの固定用クランプ(以下、「クランプ」と称す。)である。
また、前記クランプ1は、上下に対をなす突き出し部2a、2bを備え、該上側の突き出し部2aの中央にドライバー挿入用の穴2a′を設けると共に下側の突き出し部2bの中央に雌ねじ部2b′を設けたコ字形状のクランプ本体2と、該クランプ本体2における下側の突き出し部2bに設けた雌ねじ部2b′に螺進退可能に螺装し、該クランプ本体2内に入る型枠103の上部フランジ103aとアンカープレート104を上側の突き出し部2aとの間で挟み込む螺杆3とからなるものである。
また、該螺杆3は、前記クランプ本体2における雌ねじ部2b′に螺合する、端部にハンドル4aを備えると共に、中心部に雌ねじ部4bを設けた大径螺杆4と、該大径螺杆4の雌ねじ部4bに螺合させ、該大径螺杆4から所定の長さ伸び出した上部側頂部にドライバーの刃先を嵌合する凹部5′を設けると共に当接板5aを備え、更に該当接板5aの下部に回転用ナット5bを固着すると共に軸方向移動可能に位置固定用ナット5cを螺装した小径螺杆5とをもって構成してなるものである。尚、5bは当接板5aを小径螺杆5の上部側頂部に固定するためのナットである。
次に、上記実施形態の作用について説明する。
先ず、図3に示す如く、予め大径螺杆4をクランプ本体2における雌ねじ部2b′から外しておく。そしてこの状態においては、小径螺杆5はその当接板5aがクランプ本体2の下側の突き出し部2bに当たる位置まで下りている。これにより小径螺杆5の当接板5aとクランプ本体2の上側の突き出し部2aとの間には大きなスペースを確保することができ、型枠103における上部フランジ103aの外縁折曲部103a′とアンカープレート104は、スムーズにクランプ本体2内に入り込む。
次に、型枠103における上部フランジ103aの外縁折曲部103a′とアンカープレート104がクランプ本体2内の固定位置に入り込んだら、図4に示す如く、大径螺杆4をクランプ本体2における雌ねじ部2b′に螺合する。これにより大径螺杆4より所定の長さ伸び出している小径螺杆5の頂部の当接板5aは、型枠103における上部フランジ103aの外縁折曲部103a′の内側においてその先端より基端側に、即ち上部フランジ103aに接する直前の位置迄一気に押し上げられる。よって、従来のクランプにおける螺杆の前記ストロークL′の分のねじ回しが不要となる。そして、更に、図5に示す如く、大径螺杆4をハンドル4aを用いて螺進させると、該大径螺杆4のネジ山のピッチは小径螺杆5におけるそれよりも広いことと相俟って、3〜4回のねじ回しのみによって締め付けを完了することとなるものである。これによって固定作業は完了する。そしてまた、用済みのクランプの取り外し作業は、前記と逆の手順をもって行うものである。
また、小径螺杆5の当接板5aとクランプ本体2の上側の突き出し部2aとのスペースを、これに挟み込む型枠103における上部フランジ103aとアンカープレート104の厚味に対応させるべく調節するときには、ドライバー(図示せず。)をクランプ本体2の上側の突き出し部2aに設けた穴2a′から挿し込み、その先端の刃を小径螺杆5の頂部の凹部5′に嵌め込んでねじ回すことによって小径螺杆5の大径螺杆4からの伸び出し量を変更するものである。尚、このときにおいて、小径螺杆5を伸び出した位置において固定するときには、位置固定用ナット5cを当接板5aと反対方向に移動させ、大径螺杆4の上端面に強く当たるようにねじ回すものである。そして、これによるネジ山同士の強い干渉作用によって不動状態に固定されるものである。
1 クランプ
2 クランプ本体
2a、2b 上下の突き出し部
2a′ ドライバー挿入用の穴
3 螺杆
4 大径螺杆
4a ハンドル
4b 雌ねじ部
5 小径螺杆
5′ ドライバーの刃先嵌合用凹部
5a 当接板
5c 位置固定用ナット

Claims (1)

  1. 上下に対をなす突き出し部2a、2bを備え、該上側の突き出し部2aの中央にドライバー挿入用の穴2a′を設けると共に該下側の突き出し部2bの中央に雌ねじ部2b′を設けたコ字形状のクランプ本体2と、前記クランプ本体2における下側の突き出し部2bに設けた雌ねじ部2b′に螺進退可能に螺装し、前記クランプ本体2内に入る型枠の上部フランジとアンカープレートを上側の突き出し部2aとの間で挟み込む螺杆3とからなり、該螺杆3を、前記クランプ本体2における雌ねじ部2b′に螺合する、端部にハンドル4aを備えると共に、中心部に雌ねじ部4bを設けた大径螺杆4と、該大径螺杆4の雌ねじ部4bに螺合させ、該大径螺杆4から所定の長さ伸び出した上部側頂部にドライバーの刃先を嵌合する凹部5′を設けると共に当接板5aを備え、更に該当接板5aの下部に軸方向移動可能に位置固定用ナット5cを螺装した小径螺杆5とをもって構成したことを特徴とするアンカープレート等の型枠上部フランジへの固定用クランプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114801478A (zh) * 2022-04-14 2022-07-29 合肥诚越电子科技有限公司 一种用于电容器喷码的定位调整机构

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