JP3151177U - 錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピン - Google Patents

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中銘 ▲呉▼
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Abstract

【課題】錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピンを提供する。【解決手段】主に頭部10、リードワイヤー20、はんだ層30、接着層40を含む。該はんだ層30は頭部の結合面11と、該リードワイヤーの外周縁21に結合すると共に、自由表面31を有する。該自由表面31は、該頭部10と該リードワイヤー20と接続しない。該接着層40は該はんだ層30の自由表面31に塗布すると共に、第1端41と第2端42とを有し、該第1端41は該頭部10の外周縁12を覆い、該第2端42は該リードワイヤー20が該はんだ層30と隣接する外周縁に接続する。これにより、該接着層40は該はんだ層30を完全に覆い、該はんだ層30による錫ウイスカーの生成を抑制することができる。【選択図】図3

Description

本考案はコンデンサーガイドピンに係わり、特に錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピンに関する。
錫ウイスカーは、単結晶構造であり、錫がメッキ層にできる金属突出物である。コンデンサーガイドピンのはんだ層は通常長時間の環境要素と、熱応力の放出により、錫ウイスカーを形成する。そして、錫ウイスカーが50μmを超えることは異常現象となり、短絡が発生する。このため、錫ウイスカー効果を防止することは各大手電子機器設備メーカーの重大課題となっている。より重要なことは、お客様の状況を知り尽くし、自社の製品品質を構築することにより、みどり社会の潮流において、不敗の地に立つことができるということである。
公知技術のコンデンサーガイドピンでは、一般の常温常圧において、はんだ層部分の自由表面と空気との接触により、いわゆる錫酸化層が形成される。この錫酸化層は錫原子を隔て、錫原子を自由表面に拡散することができないため、内部で形成された圧縮応力を自由表面から発散できなくなり、内部の圧縮応力が酸素層のもろい箇所を突き出して発散せざるを得ない。一方、錫ウイスカーは歯磨き粉を絞り出すときに突破箇所から噴き出すように、短絡が発生する。前記した課題は至急に改善する必要がある。
そこで、本考案は前記した既存技術課題に対して、錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピンを提供することを目的としている。
前記目的を実現するため、本考案は、一種の錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピンであって、主に頭部、リードワイヤー、はんだ層と、接着層とを含む。該はんだ層は該頭部と該リードワイヤーの連結箇所に連結し、該接着層は該はんだ層に塗布し、該接着層は第1端と第2端を有し、第1端は該頭部の外周縁に設け、第2端は該リードワイヤーの外周縁に設けることにより、接着層によって該はんだ層を覆い、該はんだ層による錫ウイスカーの生成を抑制する。
該接着層を該はんだ層に塗布し、該接着層を該はんだ層に覆うことにより、該はんだ層による錫ウイスカーの成長を抑制する。
本考案による錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピンによる接着層を該はんだ層に塗布し、該接着層をはんだ層に覆うことにより、該はんだ層による錫ウイスカーの成長を抑制することができる。
本考案による錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピンの斜視図である。 本考案による錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピンの縦断面図である。 図2の一部拡大図である。 本考案による錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピンの使用態様図である。
図1と2、本考案による錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピンの斜視図と、縦断面図をそれぞれ参照する。本考案によるコンデンサーガイドピン1は主に、頭部10、リードワイヤー20、はんだ層30と接着層40を含む。
図3と4、本考案による錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピンの一部拡大図と、使用態様図をそれぞれ参照する。該頭部10の部材はアルミからなり、該頭部10の一端は円柱状であり、結合面11と外周縁12とを形成する。該頭部10はコンデンサーに接続することにより、コンデンサー2に導電効果を形成させる。
該リードワイヤー20は鉄部材からなり、外面層に銅またはニッケルメッキを施し、該リードワイヤー20は円柱状であり、外周縁21を有し、該リードワイヤー20の一端は該頭部10の結合面11の中心部に接続することにより、該リードワイヤー20の軸線と該頭部10の軸線を同一直線に位置させる。該リードワイヤー20の自由端は電気回路版(図示せず)に接続する。
該はんだ層30は該頭部10の結合面11と該リードワイヤー20の外周縁21にはんだ付けすることにより、該はんだ層30に自由表面31を形成し、該自由表面31と該頭部10は接続せず、かつ該自由表面31は該リードワイヤー20とも接続されない。
該接着層40は接着液をはんだ層30の自由表面31に塗布して形成し、該接着層40は第1端41と第2端42を有し、第1端41は該頭部10の結合面11に隣接する外周縁12を覆い、第2端42は該リードワイヤー20の該はんだ層30に隣接する外周縁21を覆うことにより、接着層40によって該はんだ層30を覆わせた上、硬化と加熱乾燥により接着層40を硬化させ、該はんだ層30による錫ウイスカーの成長を抑制できるほか、湿気の遮断効果を有する。該接着層40は非導電部材であり、付着力を有し、かつ湿気に対する耐性がよく、本実施例において、該接着層40はエポキシ樹脂を使用し、60℃にて4時間の効果と加熱乾燥を施す。
コンデサーガイドピン1に接着層40が塗布されないとき、該はんだ層30の自由表面31と空気とが接触することにより、錫酸化層を形成する。一方、錫酸化層は錫原子を遮断し自由表面31から拡散されず、内部で形成された圧縮応力を放出できないため、圧縮応力は酸化層のもろい箇所を突き出して放出し、錫ウイスカーも歯磨き粉を絞り出すときに突破箇所から噴き出される。
このため、本考案による接着層40ははんだ層30に塗布し、該接着層40をはんだ層30に覆うことにより、はんだ層30の自由表面31に錫酸化層が形成されず、錫原子は該自由表面31より拡散して、はんだ層30内部の圧縮応力を放出し、該はんだ層30による錫ウイスカーの成長を抑制できる。
1 コンデンサーガイドピン
2 コンデンサー
10 頭部
11 結合面
12 外周縁
20 リードワイヤー
21 外周縁
30 はんだ層
31 自由表面
40 接着層
41 第1端
42 第2端

Claims (6)

  1. 頭部、リードワイヤー、はんだ層、接着層を含む錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピンであって、
    頭部は、結合面と、外周縁とを有し、
    リードワイヤーは、外周縁を有すると共に、一端が該頭部の該結合面に接続され、
    はんだ層は、該頭部の該結合面と該リードワイヤーの外周縁にはんだ付けし、該はんだ層は自由表面を有し、該自由表面は該頭部と該リードワイヤーと接続されておらず、
    接着層を該はんだ層の自由表面に塗布し、該接着層は第1端と第2端を有し、該第1端は該頭部の外周縁を覆い、該第2端は該リードワイヤーが該はんだ層に隣接する外周縁を覆うことを特徴とする、錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピン。
  2. 該接着層は、エポキシ樹脂により構成されることを特徴とする、請求項1に記載の錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピン。
  3. 該接着層は硬化と加熱乾燥により硬化されることを特徴とする、請求項1に記載の錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピン。
  4. 該接着層は、60℃にて4時間の硬化と加熱乾燥を実施して硬化されることを特徴とする、請求項3に記載の錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピン。
  5. 該接着層の第1端は該頭部の該結合面に隣接する外周縁を覆うことを特徴とする、請求項1に記載の錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピン。
  6. 該接着層は非導電部材であり付着力を有し、かつ耐湿気性を有することを特徴とする、請求項1に記載の錫ウイスカーを抑制可能なコンデンサーガイドピン。
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WO2012032720A1 (ja) * 2010-09-10 2012-03-15 パナソニック株式会社 電子部品及び電子部品用リード線
CN104167291A (zh) * 2014-09-01 2014-11-26 安徽普和电子有限公司 一种电容器导针

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