JP3151078U - 包装容器用表示ラベルおよびそれを貼付した円筒状包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】分割ラベル部を容易にめくれる包装容器用表示ラベルおよび包装容器を提供する。【解決手段】包装容器の胴部外周面の周方向に貼り付けられて表面に内容物の情報を表示する表示部2と、包装容器を吊り下げる吊り下げ部3とを一体形成する。表示部2の裏面には、吊り下げ部3を反転させて包装容器を逆さに吊り下げたときに、その吊り下げ状態を維持する強粘着層を形成する。表示部2の長さは、包装容器の1周長を上回り、その1周長を上回る部分には、表示部2と分離可能で任意の情報を印字可能な分割ラベル部4を形成する。分割ラベル部4は、包装容器の胴部外周面に貼り付けられた表示部2に重畳して貼り付け、表示部2の分割ラベル部4に対向する面には、分割ラベル部4を容易に分離および剥離できる粘着力低減層6を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、包装容器用表示ラベルおよびそれを貼付した円筒状包装容器に関する。
医療現場において、患者に点滴をするときには、医薬液剤が充填された点滴用の輸液包装容器を使用する。この場合、輸液包装容器を逆さにするなどして容器の開口部が下になるようにし、吊り下げ具を装着して吊架器に吊り下げている。
近年、包装容器の内容物を識別するために貼付される包装容器用表示ラベルにおいて、包装容器の内容物の情報を表示する表示部と、包装容器を吊り下げる吊り下げ部とが一体形成され、吊り下げ部を反転させて吊り下げ具を装着することなく吊架器に吊り下げる吊り具付ラベルが考案されている(特許文献1参照)。
また、PETボトルの胴回りのほぼ2倍程度の長さを有するラベルに、胴回りの1周長以下の長さを有する固定ラベル部と開封ラベル部とが形成され、固定ラベル部と開封ラベル部との間にミシン目が形成され、開封ラベル部にシール部が形成され、シール部の裏面にシール用粘着部が形成され、固定ラベルのシール部の接触面にシリコン層が形成され、開封ラベル部を剥がして固定ラベル部から分離可能としたラベルが考案されている(特許文献2参照)。
特開2004−233481号公報 特開2001−79966号公報
特許文献1の吊り具付ラベルに特許文献2のような開封ラベル部のような分割ラベル部があると、紙などの他のものに貼付することができて便利である。しかし、吊り具付の包装容器用表示ラベルにおいて分割ラベル部を設ける場合、包装容器用表示ラベルの裏面は、少なくとも内容物を使い切るまでは、この包装容器の吊り下げ状態の維持を可能とする強い粘着力を有する必要がある。しかし、分割ラベル部の裏面の粘着力も強くなるため、分割ラベル部を剥がすことが容易ではないといった問題がある。また、分割ラベル部の裏面の粘着力のみを弱くすると、包装容器の吊り下げ状態の維持が困難となったり、異なる粘着力の部分を設ける必要が生じて製造コストの上昇につながるといった問題も生ずる。
また、特許文献2の構成を用いて、容器(PETボトル)を逆さに吊り下げ可能とする場合、ラベルの長さはPETボトルの胴回りのほぼ2倍程度あるいはそれ以上あるので、固定ラベル部に吊り下げ部を設けたとしても、開封ラベル部を剥がさない限り吊り下げ部を反転させることができないという問題がある。
上記問題を背景とし、本考案は、包装容器の胴部外周面の周方向に貼り付けられて表面に包装容器の内容物の情報を表示する表示部と、包装容器を吊り下げる吊り下げ部とが一体形成された包装容器用表示ラベルにおいて、包装容器の吊り下げ状態の維持を可能としつつ、分割ラベル部の分離および剥離が容易となる包装容器用表示ラベルおよびそれを貼付した円筒状包装容器を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び考案の効果
上記課題を解決するために、本考案の包装容器用表示ラベルは、包装容器の胴部外周面の周方向に貼り付けられて表面に包装容器の内容物の情報を表示する表示部と、包装容器を吊り下げる吊り下げ部とが一体形成された包装容器用表示ラベルであって、表示部の裏面には、吊り下げ部を反転させて包装容器を逆さに吊り下げたときに、その吊り下げ状態の維持を可能とする粘着力を有する強粘着層が形成され、表示部の長さは、包装容器の胴部外周面の1周長を上回り、その1周長を上回る部分には、該表示部と分離可能で任意の情報を印字可能な分割ラベル部が形成され、分割ラベル部は、包装容器の胴部外周面に貼り付けられた表示部に重畳して貼り付けられ、包装容器の胴部外周面に貼り付けられた表示部の分割ラベル部に対向する面には、該分割ラベル部の裏面に形成された強粘着層の粘着力を低減して該分割ラベル部を分離・剥離可能とする粘着力低減層が形成されることを特徴とする。
上記考案によると、表示部によって包装容器の吊り下げ状態の維持を可能とする強い粘着力を有するとともに、表示部と分割ラベル部との粘着力を低減することで、分割ラベル部の分離・剥離を容易とすることが可能となる。また、分割ラベル部は表示部に重畳して貼り付けられ、かつ吊り下げ部には重畳されずに貼り付けられるため、包装容器の吊り下げには関係していないので、吊り下げ部を反転させることができるとともに、分割ラベル部の形状に制約がないという利点もある。さらに、分割ラベル部の裏面の粘着力は、表示部の裏面の粘着力と同じでよいため、異なる粘着力の部分を設ける必要はなく製造コストを抑制することができる。
また、本考案の包装容器用表示ラベルは、表示部の分割ラベル部と対向しない部分には、包装容器の上下方向に沿って、該包装容器の内容物を視認するためのスリットが形成される。
従来の包装容器用表示ラベルは、包装容器の胴部外周面の1周長よりも短くなっており、そのラベルの添付されていない部分がスリットの役割を果たして、包装容器の内容物を視認することが可能となっている。単に、ラベルが包装容器の胴部外周面の1周長よりも長いと、包装容器の胴部全体を覆ってしまい、包装容器の内容物を視認することができなくなるが、上記考案によると、包装容器用表示ラベルの、表示部の分割ラベル部と対向しない部分にスリットが形成されるため、ラベルが包装容器の胴部外周面の1周長よりも長くても、包装容器の内容物を視認することが可能となる。
また、本考案の包装容器用表示ラベルにおける粘着力低減層は、シリコンの微細粉末が塗布されたシリコン層を含んで形成される。
シリコンの微細粉末を塗布することで粘着力を低減することはよく知られており、上記考案によると、低コストで包装容器用表示ラベルの表示部の分割ラベル部に対向する面における粘着力を低減することができ、分割ラベル部を容易に剥離・分離することが可能となる。
また、本考案の包装容器用表示ラベルにおける分割ラベル部の裏面の一部には、分割ラベル部の表示部からの剥離および分離を容易とするために、粘着力のない非粘着面が形成された剥離部を有する。
上記考案によると、分割ラベル部の全体が包装容器用表示ラベルに貼り付けられないため、分割ラベル部の表示部からの剥離・分離を容易とすることが可能となる。また、分割ラベル部を剥がそうとするユーザの指がべとつくこともない。
また、本考案の包装容器用表示ラベルにおける分割ラベル部は複数の分割ラベルを含んで形成され、これら複数の分割ラベルはその連接部において分離可能である。
上記考案によると、この包装容器あるいは包装容器の内容物の管理を、複数の部署あるいは担当者で行う場合、分割ラベル部の裏面には強粘着層が形成されているため、そのそれぞれが分割ラベル部を他のものに貼り付けることができ、内容物を転記するといった作業は不要となり、管理を効率よく行うことができる。
また、本考案の包装容器用表示ラベルは、表示部と分割ラベル部との連接部、および複数の分割ラベルの連接部にはミシン目が形成される。
上記考案によると、表示部と分割ラベル部あるいは分割ラベルが容易に分離可能となる。
また、上記課題を解決するために、本考案の包装容器は、円筒状の胴部を備え、この胴部の外周面に上記の包装容器用表示ラベルが貼付された円筒状包装容器として構成される。
上記考案によると、包装容器の吊り下げ状態の維持を可能としつつ、分割ラベル部の分離および剥離が容易となる円筒状包装容器を得ることが可能となる。
また、本考案の円筒状包装容器は、医薬品を収容している。
上記考案によると、医薬品の在庫状況や使用状況の管理を、それぞれの部門(保管部門,投薬部門,使用する病室等)で効率よく行うことが可能となる。例えば、分割ラベル部に薬品名や投薬量等が予め印刷されていれば、その分割ラベル部を書類に貼付することで、薬品名や投薬量を書類に転記する必要がなくなる。
本考案に係る包装容器用表示ラベルの平面図。 図1における包装容器用表示ラベルの裏面図。 図1における包装容器用表示ラベルのA−A断面図。 包装容器用表示ラベルを包装容器に貼付した状態を示す正面図。 包装容器用表示ラベルを包装容器に貼付した状態を示す斜視図。 包装容器用表示ラベルを貼付した包装容器の断面図。 包装容器用表示ラベルの使用方法を示す図。 本考案の包装容器用表示ラベルを貼付した包装容器を吊り下げた状態を示す図。
以下、本考案の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1に、本考案に係る包装容器用表示ラベル1の表面の平面図を示す。包装容器用表示ラベル1は、包装容器の胴部外周面の周方向に貼り付けられて表面に包装容器の内容物の情報を表示する表示部2と、包装容器を吊り下げる吊り下げ部3とが一体形成されている。この包装容器用表示ラベル1の表示部2と吊り下げ部3はそれぞれ、たとえば紙やポリエステル系等の合成樹脂シート、合成紙などで形成されている。そして、包装容器用表示ラベル1は表面と垂直な方向、すなわち厚さ方向へ変形可能な可撓性を備えており、包装容器の胴部外周面に沿って湾曲されて貼付される。
表示部2の表面には、例えば、薬剤名,製造番号,使用期限,内容量,薬剤成分,保管条件などの情報や、コード(薬剤名などの情報をバーコードなどで表示したもの)などの薬剤情報が印刷形成されている。
吊り下げ部3は、包装容器を逆さに吊り下げるためのもので、折り曲げ部23で下方に向けて折り曲げて、図8のようの状態で、紐やフックのような吊り下げ具10に取り付けると、包装容器内の内容物を流下させることが可能となる。
表示部2の長さ(図1における横方向の長さ)は、包装容器の胴部外周面の1周長を上回り、その1周長を上回る部分(すなわち、包装容器に直接貼り付けられない部分)には、表示部2と分離可能な分割ラベル部4が形成されている。この分割ラベル部4には、任意の情報を印字可能となっており、例えば、表示部2に表示された情報の内容と同一もしくは包装容器の内容物が認識できる必要最小限の情報の表示が印字されている。また、分割ラベル部4には、この包装容器の管理者あるいは使用者により所定の情報を書き込むこともできる。
また、表示部2と分割ラベル部4との連接部にはミシン目43が形成され、分割ラベル部4の表示部2からの分離を容易なものとしている。また、分割ラベル部4は、複数の分割ラベルを含んで形成してもよく、図1の例では、分割ラベル4a,4b,4cのように3枚形成されている。隣り合う分割ラベル(例えば4aと4b)の連接部にもミシン目43が形成され、分割ラベルの分離を容易なものとしている。また、分割ラベル4a,4b,4cには、各分割ラベルの分離・剥離を容易なものとするためのつまみ部44a,44b,44c(本考案の剥離部)が形成されている。
分割ラベル4a,4b,4cの縦方向の長さは、表示部2の縦方向の長さと同一としてもよい。また、分割ラベル4a,4b,4cの縦方向の長さは、全て同一でなくてもよく、印字内容(文字数や文字の大きさ)に応じて異なる長さとしてもよい。
図2に、図1における包装容器用表示ラベル1の裏面図を示す。また、図3に、図1における包装容器用表示ラベル1のA−A断面図を示す。表示部2の裏面は、粘着剤が塗布されて強粘着層21として形成され、その粘着力は、少なくとも包装容器の内容物が完全に流下するまで、包装容器を吊り下げた状態を維持することが可能となっている。また、吊り下げ部3の裏面は、接着性を有さない非粘着面31として形成されている。また、分割ラベル部4に形成されたミシン目43の周囲の領域の裏面,および各分割ラベル4a,4b,4cの分離および剥離を用意とするつまみ部44a,44b,44cの裏面は、接着性を有さない非粘着面42(本考案の剥離部)として形成されている。また、各分割ラベル4a,4b,4cの裏面の、ミシン目43で囲まれた(非粘着面42の)内側は、強粘着層21と同様の強粘着層41a,41b,41cとして形成されている。なお、非粘着面31と非粘着面42は、最初から粘着剤を塗布しないものであってもよく、あるいは粘着剤を塗布した後に非粘着剤が塗布される、いわゆる糊殺し処理を施したものであってもよい。
図1に戻り、包装容器の胴部外周面に貼り付けられた表示部2の分割ラベル部4に対向する面には、分割ラベル部4の裏面に形成された強粘着層41a,41b,41cの粘着力を低減して分割ラベル部4を分離・剥離可能とする粘着力低減層6が形成されている。この、粘着力低減層6は、例えば、シリコンの微細粉末が塗布されたシリコン層を含んで形成される。
また、例えば吊り下げ部3と粘着力低減層6との間のような表示部2の1周長を下回る部分(すなわち、包装容器に直に貼り付けられる部分)には、包装容器の上下方向に沿ってスリット5が形成されている。このスリット5を形成することにより、包装容器の内容物あるいはその残量を確認することができる。
図4に、包装容器用表示ラベル1を円筒状包装容器(以下、単に「容器」と略称する)7に貼り付ける方法を示す。また、図5に、包装容器用表示ラベル1を容器7に貼付した状態の斜視図を示す。また、図6に、包装容器用表示ラベル1を容器7に貼り付けたときの、図1におけるA−A断面図(容器7の底側から見たもの)を示す。容器7内には、例えば医薬液剤8が収容されている。そして、包装容器用表示ラベル1は容器7の胴部外周面に沿って周方向に周回するように貼付される。すなわち、包装容器用表示ラベル1の表示部2の表面に粘着力低減層6が形成されている端から湾曲させて貼付すると、表示部における容器7の1周長を上回る部分(すなわち分割ラベル部4)は、粘着力低減層6上に貼り付けられる。
また、スリット5は、分割ラベル部4が貼り付けられない位置に形成されているので、容器7の内容物である医薬液剤8あるいはその残量を確認することには支障を生じない。
また、図4のように、吊り下げ部3は、容器7の下方に折り返して(点線部参照)使用する。
なお、図6では、各強粘着層(21,41a,41b,41c),各非粘着層(31,42),粘着力低減層6が、それぞれ厚みを有し接着面に隙間が生ずるように記載されているが、実際には、容器7あるいは対向する接着面に密着している。
図7に、分割ラベル部4の分離・剥離の例を示す。分割ラベル4cのつまみ部44cを指でつまんで粘着力低減層6から剥離する。このとき、分割ラベル4cは粘着力低減層6上に貼り付けられていることと、ミシン目43が形成されていることにより、表示部2から容易に剥離することができ、さらに表示部2および分割ラベル4bからも容易に分離することができる。
本考案の包装容器用表示ラベル1および包装容器用表示ラベル1が貼付された円筒状包装容器7(薬品:医薬液剤8)は、病院へ出荷されて所定の場所(保管部署)に保管される。そして、使用部署(科)からの申請に応じて払い出される。このとき、保管部署において分割ラベル44cを分離・剥離して、例えば所定の台帳に分割ラベル44cを貼り付け、払い出し・受領の記録として残しておくことができ、薬品名およびその薬品の詳細を転記する必要がなくなる。また、使用部署では、分割ラベル44bを分離・剥離して、払い出し申請台帳に貼り付けることで、その薬品の払い出しを受けた記録とすることができる。さらに、投薬者(医師あるいは看護師)が分割ラベル44aを分離・剥離して、投薬の対象となる患者のカルテに貼り付けることで(図7参照)、投薬記録とすることができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案はこれらの形式に限定されるものではなく、これらに具現された考案と同一性の範囲内において適宜変更して実施し得る。例えば、円筒状包装容器内に収容されるものは液体に限定されず、また、医薬品以外であってもよい。
本考案の包装容器用表示ラベルによれば、容器の内容物が薬剤である場合、保管部署においては、在庫管理,払い出しの管理を効率よく行うことができ、使用部署においては、払い出し申請,受領の管理を効率よく行うことができ、使用者においては、使用の履歴を簡単に確認することができるとともに薬剤の誤使用を防止することができる。
1 包装容器用表示ラベル
2 表示部
3 吊り下げ部
4 分割ラベル部
4a,4b,4c 分割ラベル
5 スリット
6 粘着力低減層
7 円筒状包装容器
8 医薬液剤
21 強粘着層
31 非粘着面
41a,41b,41c 強粘着層
42 非粘着面(剥離部)
43 ミシン目
44a,44b,44c つまみ部(剥離部)

Claims (8)

  1. 包装容器の胴部外周面の周方向に貼り付けられて表面に包装容器の内容物の情報を表示する表示部と、前記包装容器を吊り下げる吊り下げ部とが一体形成された包装容器用表示ラベルであって、
    前記表示部の裏面には、前記吊り下げ部を反転させて前記包装容器を逆さに吊り下げたときに、その吊り下げ状態の維持を可能とする粘着力を有する強粘着層が形成され、
    前記表示部の長さは、前記包装容器の胴部外周面の1周長を上回り、その1周長を上回る部分には、該表示部と分離可能で任意の情報を印字可能な分割ラベル部が形成され、
    前記分割ラベル部は、前記包装容器の胴部外周面に貼り付けられた表示部に重畳して貼り付けられ、
    前記包装容器の胴部外周面に貼り付けられた前記表示部の前記分割ラベル部に対向する面には、該分割ラベル部の裏面に形成された前記強粘着層の粘着力を低減して該分割ラベル部の分離および剥離を容易とする粘着力低減層が形成されることを特徴とする包装容器用表示ラベル。
  2. 前記表示部の前記分割ラベル部と対向しない部分には、前記包装容器の上下方向に沿って、該包装容器の内容物を視認するためのスリットが形成される請求項1に記載の包装容器用表示ラベル。
  3. 前記粘着力低減層は、シリコンの微細粉末が塗布されたシリコン層を含んで形成される請求項1または2に記載の包装容器用表示ラベル。
  4. 前記分割ラベル部の裏面の一部には、該分割ラベル部の前記表示部からの剥離および分離を容易とするために、粘着力のない非粘着面が形成された剥離部を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の包装容器用表示ラベル。
  5. 前記分割ラベル部は複数の分割ラベルを含んで形成され、これら複数の分割ラベルはその連接部において分離可能である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の包装容器用表示ラベル。
  6. 前記表示部と前記分割ラベル部との連接部、および前記複数の分割ラベルの連接部にはミシン目が形成される請求項5に記載の包装容器用表示ラベル。
  7. 円筒状の胴部を備え、この胴部の外周面に上記請求項1ないし6のいずれか1項に記載の包装容器用表示ラベルが貼付された円筒状包装容器。
  8. 前記胴部内に医薬品を収容した、請求項7に記載の円筒状包装容器。
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JP2011013284A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Iwata Label Co Ltd 包装容器用ラベル
JP2013169316A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Terumo Corp 医療用表示ラベル及び医療用表示ラベルを有する医療器具

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