JP3127034U - ラベル付薬袋 - Google Patents

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充 谷口
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有限会社オーティエス
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Abstract

【課題】本考案は、袋表面にシリコン等の剥離剤を塗布することにより、再使用可能なラベルを貼付することができるラベル付薬袋を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本考案に係るラベル付薬袋は、患者ごとの処方箋に基づいて薬剤が収納される上端開口状の薬袋1と、該薬袋1の一側の表面に剥離剤が塗布される剥離層3と、前記剥離層3上に貼着されるラベル4を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラベル付薬袋に関する。詳しくは病院等で使用される注射薬払い出し用の薬袋に貼付されるラベルを再利用するために剥がれやすくしたラベル付薬袋に係るものである。
従来より、各病院等にあっては、主にアンプル等の注射薬などの薬品を、患者ごとの処方箋に従ってビニール製の薬袋に収納されている。その際には、薬袋の表面に直接患者情報や薬剤情報、手技情報を印字し、誰の為の何の薬剤であり、何時に施工されるか、処方番号等の情報を印字し薬袋の内容確認に使用されていた。
しかし薬袋に上記情報を印字する場合には、薬袋が置いてある場所だけに情報伝達が限定される問題があった。
そこで図3(イ)(ロ)でそれぞれ示すように、薬袋101に複数のラベル102を予め貼付しておき、薬袋発行時に薬袋101に貼付された複数のラベル102に直接患者情報や薬剤情報を印字することで、薬剤部やナースステーションでの薬袋101に収納された薬剤の確認、ベッドサイドでの処方の確認のためにラベル102を薬袋101から剥がして目的の物体に再貼付して利用できることになる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−284180号公報
しかしながら薬袋からラベルを剥離させるためには、ラベルの糊は、弱粘糊、あるいは再剥離糊しか使用できない。また、このような特殊な糊は貼り付け強度が弱く、点滴等で薬剤を使用中にラベルが剥げ落ちる、あるいは薬剤部から病棟へ搬送中にラベルが落下することが多々ある。
また、粘着力の強い糊を使用した場合には、ラベルを薬袋面から剥離する際に袋面を破損させる場合がある。したがって薬袋の素材として生地が厚く、硬質な材質、あるいは剥離性の高い材質を使用する必要があるが、使い捨ての薬袋に使用するには非常にコスト高となる問題がある。
本考案は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、薬袋表面にシリコン等の剥離剤を塗布することにより、再使用可能なラベルを貼付することができるラベル付薬袋を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本考案に係るラベル付薬袋は、患者ごとの処方箋に基づいて薬剤が収納される上端開口状の薬袋と、前記薬袋の一側の表面に剥離剤が塗布される剥離層と、前記剥離層上に貼着されるラベルを備える。
ここで、前記薬袋の一側の表面に剥離剤が塗布される剥離層を設けることにより、貼り付け強度の高い粘着剤が塗布されるラベルを使用することで剥がれ難く、かつ容易に剥離することが可能となる。
また、前記ラベルが、病棟名、患者名、薬品処方年月日などの基本情報が記入される基本ラベルと薬品名、用法および用量などの個別情報が記入される切り離し可能な複数の転用ラベルとから構成されことにより、患者への施行時には薬品名、用法および用量などの個別情報が記入される転用ラベル6を使用する薬品ごとに剥がし取り、薬品が収納される容器に再度貼り付けることが可能となる。
本考案のラベル付薬袋は、薬袋の外表面にシリコンなどの剥離剤を塗布することによって、使い捨て用として一般的に使用される生地の薄い合成樹脂袋に対して、貼り付け強度の高い粘着剤が塗布されるラベルを貼着した場合でも薬袋を破損することなく容易にラベルを剥離することができるとともに、剥離したラベルを再度貼り付けることが可能となる。
これにより特殊な素材の薬袋、あるいは特殊な粘着剤が塗布されるラベルを使用する必要がないために、使い捨てである薬袋のコストを安価とすることができる。
以下、本考案の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本考案の理解に供する。
図1は、本考案を適用したラベル付薬袋の一例を示す平面説明図、図2は、図1における断面側面明図である。
ここで示す薬袋1は、ポリエチレンなどの一般的な合成樹脂製からなり、その上端には薬品を出し入れする開口部2が形成される。この薬袋1内には、注射アンプルやカプセル剤、錠剤等が収容される。
そこで薬袋1の一側面の表面に、例えばシリコンなどの剥離剤を塗布して剥離層3を形成するものである。そして剥離層3上に、ラベル4を貼着するものであり、このラベル4は、病棟名、患者名、薬品処方年月日および担当医名などの基本情報が記入される基本ラベル5と薬品名、用法および用量などの個別情報が記入される複数の転用ラベル6とから構成される。
前記転用ラベル6はミシン目7によって各転用ラベル6が個別に剥離できるようにされる。また、前記ラベル4の裏面には貼り付け強度の高い粘着剤が塗布されるが、薬袋1の外表面に剥離層3上に貼着されるために剥離層3側に粘着剤が残置することなく剥がすことができるために、剥がした転用ラベル6を前記薬袋1内に収納される注射アンプルを使用する際に情報確認のために再度貼り付けることが可能となる。
また、前記ラベル4への印字は、担当医の処方箋を基に、病院内に設置される薬局部においてプリンタ(図示せず)を出力装置として接続されたコンピュターの記憶部(図示せず。)に入力される薬品データベースを利用して各患者に処方される薬品名、製薬会社名、成分、用法、用量を入力し、前記プリンタによってラベル4上に入力された薬品名、製薬会社名、成分、用法、用量が自動印刷される。
そして前記ラベル4へ印刷されるとともに、ラベル4が薬袋1の一側の表面に形成される剥離層3上に自動ラベル貼り装置によって各薬袋1に連続的に貼着される。
そして、ラベル4が貼着された薬袋1内に、該ラベル4に記載された処方薬品が自動、あるいは手動により収納されるものである。
なお、本実施例では個体の薬袋のみについて詳述したが、薬袋は薬払い出し装置等によって薬剤の払い出しを自動化している場合には、予めシリコンなどの剥離剤が塗布されたロール状の薬体が使用されるものである。
このようにして薬袋1にラベル4が貼着されことにより、ラベル4が各病棟の看護詰め所等に運ばれる際に剥がれ落ちることがなく、確実に薬袋内に収納される各種薬品とラベル4に印字された品目とを照らし合わせることができる。
また、患者への施行時には薬品名、用法および用量などの個別情報が記入される転用ラベル6を使用する薬品ごとに剥がし取り、薬品が収納される容器に再度貼り付けることにより薬剤情報を再度確認して使用することが可能となる。
本考案を適用したラベル付薬袋の一例を示す平面説明図である。 図1における断面側面明図である。 従来のラベル付薬袋の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 薬袋
2 開口部
3 剥離層
4 ラベル
5 基本ラベル
6 ミシン目
7 転用ラベル

Claims (3)

  1. 患者ごとの処方箋に基づいて薬剤が収納される上端開口状の薬袋と、
    前記薬袋の一側の表面に剥離剤が塗布される剥離層と、
    前記剥離層上に貼着されるラベルを備える
    ことを特徴とするラベル付薬袋。
  2. 前記ラベルが、病棟名、患者名、薬品処方年月日などの基本情報が記入される基本ラベルと薬品名、用法および用量などの個別情報が記入される切り離し可能な複数の転用ラベルとから構成され
    ことを特徴とする請求項1記載のラベル付薬袋。
  3. 前記剥離剤が、シリコンである
    ことを特徴とする請求項1または2記載のラベル付薬袋。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0577546U (ja) * 1992-03-24 1993-10-22 日産ディーゼル工業株式会社 内燃機関の過給装置

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