JP3151047B2 - Ocr片付帳票 - Google Patents

Ocr片付帳票

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JP3151047B2
JP3151047B2 JP11229492A JP11229492A JP3151047B2 JP 3151047 B2 JP3151047 B2 JP 3151047B2 JP 11229492 A JP11229492 A JP 11229492A JP 11229492 A JP11229492 A JP 11229492A JP 3151047 B2 JP3151047 B2 JP 3151047B2
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弘 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレジットの申込書等
の帳票に関し、特にOCR記入欄を備え、且つダイレク
トメール等のために封書化した形態の帳票に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クレジットカードの申込書等をダ
イレクトメールで発送することが行われている。この場
合、それぞれ別個に作った申込書とチラシと返信用封筒
等を封筒に入れていた。最近、クレジットカードの申込
書等の帳票をOCR化することが望まれており、その場
合には、申込書としてOCR文字を記入するようになっ
たOCR帳票片(以下OCR片という)を用いれば良い
と考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ダイレ
クトメールを作成するに際し、封筒と、その中に入れる
OCR片、チラシ、返信用封筒等をそれぞれ別個に作成
し、そのOCR片、チラシ、返信用封筒等を封筒に入れ
て封緘する方法では手間がかかり、コストが高くなると
いう問題があった。
【0004】本発明はかかる現状に鑑みてなされたもの
で、OCR片を含んだ帳票を封書化し、ダイレクトメー
ル等によって配布可能な、安価なOCR片付帳票を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべくな
された本発明は、一端の内封筒部と、他端の外封筒部
と、その間に位置する少なくともOCR帳票部を有する
1枚の矩形状の用紙で構成されており、前記内封筒部及
びOCR帳票部のそれぞれの境界には、それに隣接した
部分から切り離し可能なよう切り取り用ミシンが形成さ
れており、OCR帳票部の少なくとも一方の端部にはマ
ージンを切り離すための切り取り用ミシンが形成されて
おり、前記内封筒部には、封をするための接着手段を備
えたフラップが設けられており、更に、前記矩形状の用
紙は、前記外封筒部を除く他の部分がその外封筒部の中
に収容されるように折り畳まれ、その上下端及び外封筒
部のフラップを接着することにより封書化されており、
封書化された状態での上下端近傍及び一方の側縁近傍に
開封用ミシンが形成されていることを特徴とするOCR
片付帳票を要旨とする。
【0006】
【作用】上記構成のOCR片付帳票は全体が1枚の矩形
状の用紙で作られ、外封筒部で他の部分を包み、封書化
したものであるので、そのままダイレクトメールに使用
できる。この封書を受け取った人は、上下端近傍及び一
方の側縁近傍の開封用ミシンを切り離して全体を広げる
ことにより、内封筒部やOCR帳票部を広げることがで
き、そのOCR帳票部に所要事項を記入した後、内封筒
部、OCR帳票部を切り取り用ミシンを用いて切り離
し、次いで、OCR帳票部からマージンを切り離してO
CR片とし、そのOCR片を内封筒部に入れ、フラップ
を内封筒部の上に折り畳み、接着手段を用いて接着する
ことにより、返信用の封書を簡単に作成できる。次に、
その封書を受け取った者は、開封してOCR片を取り出
し、読取装置に通して情報を読み取ればよい。ここで、
外封筒部、内封筒部(返信用の封筒)、OCR片等が1
枚の矩形状の用紙で作られているので、極めて安価に製
造可能である。なお、外封筒部の内面には、説明文や宣
伝文を印刷しチラシとして使用することが好ましい。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を説明する。図
1は本発明の一実施例によるOCR片付帳票11を示す
もので、(a)はそのOCR片付帳票11を開いた状態
で示す概略平面図、(b)はそのOCR片付帳票11の
内封筒部を製袋した状態で示す概略平面図、(c)はそ
のOCR片付帳票11を封書化するために折り畳む途中
の状態を示す概略平面図、(d)はそのOCR片付帳票
11を封書化した状態を示す概略平面図である。OCR
片付帳票11は、図1(a)に示すように、1枚の矩形
状の用紙12で構成されている。この用紙12には、縦
方向に複数の切り取り用ミシン13と折り目用ミシン1
4が形成されており、この切り取り用ミシン13又は折
り目用ミシン14によって、一端側の内封筒部12A
と、中央のOCR帳票部12Bと、他端側の外封筒部1
2Cに区分されている。折り目用ミシン14を形成して
いる間隔は、用紙12を内封筒部12A側から巻き込む
ように折り畳むことができるように定められている。更
にこのOCR片付帳票11には、その上下端近傍に開封
用ミシン20が形成され、その上下に糊しろ21、22
が形成されている。
【0008】内封筒部12Aは返信用の封筒を形成する
ためのものであり、封筒の表面、裏面を形成する領域1
2a、12bと、封をするためのフラップを形成する狭
い領域12cとからなる。フラップとなる領域12cに
は、封をするための接着手段として糊或いは両面テープ
15が設けられている。この糊或いは両面テープ15
は、粘着状態のものでも、或いは水を付与することによ
って接着性を発現するものでもよいが、粘着状態のもの
を用いる場合には、その上に剥離紙を貼り付けている。
この内封筒部12Aは、領域12aを領域12b上に折
り重ね、図1(b)に示すように、その上下端のハッチ
ングで示す部分16を糊付けして封筒化される。
【0009】OCR帳票部12Bは領域12d、12e
からなり、その大部分を占めるOCR片12B′と、そ
の下端のマージン17と、マージン17を切り離すため
の切り取り用ミシン18を有している。OCR片12
B′の縦方向の長さは、内封筒部12A内に入れること
ができる長さである。このOCR片12B′には、OC
R文字によって記入を行う記入欄が形成されている。な
お、マージン17及び切り取り用ミシン18は必ずしも
OCR帳票部12Bの下端側に設ける場合に限らず、上
端側に設けてもよい。また、OCR帳票部12Bは必ず
しも、二つの領域12d、12eに設ける場合に限ら
ず、適宜増減可能である。
【0010】OCR帳票部12Bと外封筒部12Cの間
の領域12fは、単に折り目位置の調整のため設けたも
のであり、領域12eの幅を大きくすることにより領域
12fを無くしてもよい。また、この部分は外封筒部1
2Cの内面と共にチラシとして使用してもよいし、更に
はこの部分を更に長くしてチラシとしてもよい。
【0011】外封筒部12Cは、このOCR片付帳票1
1をダイレクトメールとして郵送する場合の封筒を形成
する部分であり、封筒の表面、裏面となる領域12g、
12hと封緘用のフラップとなる領域12iとからな
る。領域12h、12iには、その間の折り目ミシン1
4から等距離の位置に縦方向の開封用ミシン23が形成
されている。領域12hに形成している開封用ミシン2
3の位置は、領域12gを領域12h上に折り重ねた
時、その外側となるように定められている。封筒の表裏
を形成する領域12g、12hの内面は、チラシとして
使用されるもので、必要な説明文、宣伝文等が印刷或い
は記録されている。
【0012】次に、OCR片付帳票11の製造方法、使
用方法を説明する。製造するに当たっては、連続した長
い帳票に所定の印刷、ミシン加工、糊或いは両面テープ
付与等を行い、必要に応じて宛名等の記録を行い、その
後、それを横方向に切断することにより、図1(a)に
示す形態の用紙12を製造する。次いで、領域12aを
領域12b上に折り重ね、図1(b)に示すように、そ
の上下端のハッチングで示す部分16を糊付けして封筒
化する。次に、上下の糊しろ21、22及び領域12i
に糊を付け、内封筒部12A側から巻き込むように折り
曲げてゆき〔図1(c)参照〕、最後に図1(d)に示
すように、領域12iを領域12g上に貼り付ける。こ
れにより、外封筒部12C以外の部分がその外封筒部1
2C内に包み込まれ、封書化される。かくして、封書化
されたOCR片付帳票11は、ダイレクトメールとして
使用される。
【0013】次に、そのダイレクトメールを受け取った
者は上下の開封用ミシン20及び縦方向の開封用ミシン
23を切り離し、全体を広げることにより、図2に示す
状態とすることができる。そこで、外封筒部12C内面
の領域12g、12hに印刷されている説明文や宣伝等
を読み、申込みをしたい場合には、OCR片12B′に
所定の事項をOCR文字で記入し、次いで、図3に示す
ように、内封筒部12Aと、OCR片12B′と、マー
ジン17と、外封筒部12Cとに切り離す。なお、OC
R片12B′への記入は、OCR片12B′を切り離し
た後に行ってもよい。その後、OCR片12B′を内封
筒部12Aに入れ、フラップ12cを領域12a上に折
り畳み、糊或いは両面テープ15を利用して接着する。
以上により、OCR片12B′を封書化できる。ここ
で、内封筒部12Aには糊或いは両面テープ15が予め
設けられているので、封緘作業が容易である。
【0014】一方、この封筒を受け取った会社側では、
封を開いてOCR片12B′を取り出し、読取装置に通
して情報を読み取る。この際、OCR片12B′は既に
所定サイズとなっているので、支障なく読取装置に通す
ことができる。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のOCR
片付帳票は、OCR片及び返信用封筒(内封筒部)を外
封筒部内に封入し、ダイレクトメールとして使用するこ
とができるにもかかわらず、1枚の用紙を折り畳んで形
成されるものであるので安価に製造可能であり、しか
も、それを受け取って申込みを行う側にとっては、接着
手段を備えたフラップ付の返信用封筒が付いているの
で、OCR片に所定の情報を記入して申込みを行う作業
が容易であり、更に、それを受け取って読み取る側にお
いては、OCR片が既に所定サイズに切断されているの
で、単に開封して取り出すのみで支障無く読取装置に通
すことができ、読取作業が容易である等の効果を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施例によるOCR片付
帳票を開いた状態で示す概略平面図 (b)は、そのOCR片付帳票を内封筒部を製袋した状
態で示す概略平面図 (c)は、そのOCR片付帳票を封書化する途中の状態
で示す概略平面図 (d)は、そのOCR片付帳票を封書化した状態で示す
概略平面図
【図2】そのOCR片付帳票を開封した状態で示す概略
平面図
【図3】そのOCR片付帳票を使用する状態を示す概略
平面図
【符号の説明】
11 OCR片付帳票 12 用紙 12A 内封筒部 12B OCR帳票部 12B′ OCR片 12C 外封筒部 13 切り取り用ミシン 14 折り目用ミシン 15 糊或いは両面テープ 17 マージン 18 切り取り用ミシン 20、23 開封用ミシン 21、22 糊しろ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端の内封筒部と、他端の外封筒部と、
    その間に位置する少なくともOCR帳票部を有する1枚
    の矩形状の用紙で構成されており、前記内封筒部及びO
    CR帳票部のそれぞれの境界には、それに隣接した部分
    から切り離し可能なよう切り取り用ミシンが形成されて
    おり、OCR帳票部の少なくとも一方の端部にはマージ
    ンを切り離すための切り取り用ミシンが形成されてお
    り、前記内封筒部には、封をするための接着手段を備え
    たフラップが設けられており、更に、前記矩形状の用紙
    は、前記外封筒部を除く他の部分がその外封筒部の中に
    収容されるように折り畳まれ、その上下端及び外封筒部
    のフラップを接着することにより封書化されており、封
    書化された状態での上下端近傍及び一方の側縁近傍に開
    封用ミシンが形成されていることを特徴とするOCR片
    付帳票。
JP11229492A 1992-04-03 1992-04-03 Ocr片付帳票 Expired - Fee Related JP3151047B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8455677B2 (en) 2008-09-26 2013-06-04 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Methanol dehydrogenation catalyst for producing of methyl formate and method for producing methyl formate

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8455677B2 (en) 2008-09-26 2013-06-04 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Methanol dehydrogenation catalyst for producing of methyl formate and method for producing methyl formate

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JPH05278375A (ja) 1993-10-26

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