JP3150699U - 包装用フィルム - Google Patents

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博 山口
昭彦 桜井
昭彦 桜井
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【課題】包装された収容物の周縁部がつぶれてしまうことがない包装用フィルムを提供する。【解決手段】透明な第1のフィルム2の両端側に、該第1のフィルム2の幅寸法の1/4に対応する幅寸法に収容物10の高さ寸法に対応した寸法を加えた幅寸法を有すると共に所定の腰の強さを有する第2のフィルム3が接着され、第1のフィルム2の両端側同士を接着して第1のフィルム2を第2のフィルム3が積層された境界線8の近傍の折線12で折り返し、収容物10を収容して第1のフィルム2の両端開口部を接着した状態で第2のフィルム3のそれぞれの端部が収容物10の高さに対応した側板3aとして起立する構成としたことを特徴とする。【選択図】図4

Description

本考案は、菓子、パン等の食品を食品メーカーで自動包装する場合に使用することが出来る包装用フィルムに関するものである。
従来、菓子、パン、魚の練り製品等の食品を包装する包装袋は、所定の寸法に切断した透明フィルムの左右側縁部を接着すると共に、下端開口部を接着して袋状に形成し、かつこのような形成した袋の中に菓子、パン等の食品を包装し、上端開口部を封止していた。
実用新案登録第3125374号公報
しかしながら、前述の包装袋は、上下端開口部を封止した状態で収容物の周縁部がつぶれてしまうことがあった。
本考案は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、包装された収容物の周縁部がつぶれてしまうことがない包装用フィルムを提供せんとするものである。
前記目的を達成するための本考案に係る包装用フィルムの第1の構成は、透明な第1のフィルムの両端側に、該第1のフィルムの幅寸法の1/4に対応する幅寸法に収容物の高さ寸法に対応した寸法を加えた幅寸法を有すると共に所定の腰の強さを有する第2のフィルムが接着され、前記第1のフィルムの両端側同士を接着して該第1のフィルムを前記第2のフィルムが積層された境界線近傍で折り返し、収容物を収容して前記第1のフィルムの両端開口部を接着した状態で前記第2のフィルムのそれぞれの端部が前記収容物の高さに対応した側板として起立することを特徴とする。
また、本考案の第2の構成は、前記第1の構成において、前記第2のフィルムの前記起立する側板と、該側板に連続する底板との境界に折線が設けられたことを特徴とする。
また、本考案の第3の構成は、前記第1、第2の構成において、前記側板の上辺または下辺の折り目がアーチ状(円弧状、中央部が直線状で両端部が円弧状、直線からなる台形状(上辺と下辺とで6角形状)など)に形成されることを特徴とする。
本考案の第1の構成によれば、第1のフィルムの両端側同士を接着して該第1のフィルムを第2のフィルムが積層された境界線近傍で折り返し、収容物を収容して該第1のフィルムの両端開口部を接着した状態で第2のフィルムのそれぞれの端部が収容物の高さに対応した側板として起立することで包装された収容物の周縁部がつぶれてしまうことがない。
また、所定の腰の強さを有する第2のフィルムにより商品トレイを兼ねることができるので、別途、商品トレイを同封する必要がなく、商品トレイの材料コストが低減でき、包装工程の簡略化が図れる。
また、本考案の第2の構成によれば、第2のフィルムの起立する側板と、該側板に連続する底板との境界に折線が設けられたことで、該折線に沿って折り目をつけて側板を容易に起立させることが出来る。
また、本考案の第3の構成によれば、側板の上辺または下辺の折り目がアーチ状(円弧状、中央部が直線状で両端部が円弧状、直線からなる台形状(上辺と下辺とで6角形状)など)に形成されることで外力に対する側板の強度が増し、収容物の高さに対応する中央部から、接着した第1のフィルムの両端部に至る滑らかな曲線または折曲線が描かれて美観を呈することが出来る。
(a)は本考案に係る包装用フィルムを第2フィルム側から見た平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 本考案に係る包装用フィルムを透明な第1フィルム側から見た平面図である。 (a)は第1のフィルムの両端側同士を接着して該第1のフィルムを第2のフィルムが積層された境界線近傍で折り返した状態で第2フィルム側から見た平面説明図、(b)は第1のフィルムの両端側同士を接着して該第1のフィルムを第2のフィルムが積層された境界線近傍で折り返した状態で透明な第1フィルム側から見た平面説明図である。 第2のフィルムのそれぞれの端部が収容物の高さに対応した側板として起立する様子を示す図である。 本考案に係る包装用フィルムにより商品が包装された様子を示す斜視説明図である。
図により本考案に係る包装用フィルムの一実施形態を具体的に説明する。図1〜図5において、1は包装用フィルムであり、透明な第1のフィルム2の両端側に、該第1のフィルム2の幅寸法(図1の左右方向における幅寸法)の略1/4に対応する幅寸法に収容物10の高さ寸法(図4(c)の上下方向における高さ寸法)に対応した寸法を加えた幅寸法を有すると共に該第1のフィルム2との接着面側(図1(b)の下方側)に加飾印刷4が施され、所定の腰の強さを有する第2のフィルム3が透明な接着層5を介して接着される。
透明な第1のフィルム2は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の透明合成樹脂フィルム、セロハン等が有効に使用出来る。また、第2のフィルム3は、レーヨン(登録商標)、洋紙、和紙、不織布或は不透明な合成樹脂フィルム等が使用可能である。第2のフィルム3は所定の腰の強さを有して構成することで商品トレイを兼ねることが出来る。
透明な接着層5は、ポリウレタン系接着剤を使用することが出来る。このポリウレタン系接着剤は、OH基を持った主剤とNCO基(イソシアネート基)を持った硬化剤を混合する2液反応タイプを使用することが出来る。また、NCO基を持った1液タイプを使用することも出来る。ポリウレタン系接着剤は、接着性に優れ、ボイル、レトルト適性、耐熱性、耐寒性、耐薬品性、耐油性にも優れ、プラスチックフィルム、金属箔など適用範囲が広く、柔軟性があり、さらに常温硬化性等を有する。
本実施形態では2液反応タイプのポリウレタン系接着剤を使用しており、イソシアネートは活性水素と速やかに反応する。この反応は、HOと水酸基(−OH)の反応である。このように主剤と硬化剤が反応して、ウレタン結合を形成し硬化する。
第2のフィルム3の第1のフィルム2に接着される側と反対側(図1(b)の上方側)面には、例えば白インキを印刷することにより透過防止層6が設けられ、該透過防止層6の表面(図1(b)の上方側面)に、商品となる収容物10の名称、原材料名、内容量、保存方法、製造者、栄養成分表示等の商品情報7が印刷により記録される。
このような包装用フィルム1において、図3及び図4に示すように、第1のフィルム2の両端側同士の接着代9を接着して該第1のフィルム2を第2のフィルム3が積層された境界線8の近傍に設けられた折線12で折り返し、筒状となった第1のフィルム2の開口一側端部を接着して袋状とし、該袋内に収容物10を収容して該第1のフィルム2の開口他側端部を接着した状態で、図4(c)に示すように、第2のフィルム3のそれぞれの端部が収容物10の高さに応じた側板3aとして起立する。図4(a)〜(c)は第2のフィルム3の側板3aが徐々に起立する過程を示す図である。第2のフィルム3の起立する側板3aと、該側板3aに連続する底板3bとの境界に折線12が設けられる。折線12は印刷により形成されても良いし、ミシン目により形成されたものでも良い。図5に示すように、側板3aの上辺3a1及び下辺3a2の折り目は第1のフィルム2の両端開口部を接着した際に側板3aの両端部が潰れてアーチ状(円弧状、中央部が直線状で両端部が円弧状、直線からなる台形状(上辺3a1と下辺3a2とで6角形状)など)に形成される。
一方、図3(b)及び図5に示すように、第2のフィルム3に施された加飾印刷4が透明な第1のフィルム2及び接着層5を透過して視認することが出来る。図4(c)に示すように、包装用フィルム1の内部に、例えばパン等の収容物10が収容され、筒状の包装用フィルム1の両端開口部が熱溶着により溶着される。包装用フィルム1により包装された収容物10は透明な第1のフィルム2を介して全体を見通すことが出来、更に、収容物10の背面で第2のフィルム3に施された加飾印刷4が透明な第1のフィルム2及び接着層5を透過して視認することが出来る。尚、11は第1のフィルム2の外側表面にやや小さく印刷された商品名や値段等の商品情報である。
上記構成によれば、第1のフィルム2の両端側同士を接着して該第1のフィルム2を第2のフィルム3が積層された境界線8近傍の折線12で折り返し、収容物10を収容して該第1のフィルム2の両端開口部を接着した状態で第2のフィルム3のそれぞれの端部が収容物10の高さに対応した側板3aとして起立することで包装された収容物10の周縁部がつぶれてしまうことがない。
また、所定の腰の強さを有する第2のフィルム3により商品トレイを兼ねることができるので、別途、商品トレイを同封する必要がなく、商品トレイの材料コストが低減でき、包装工程の簡略化が図れる。
また、第2のフィルム3の起立する側板3aと、該側板3aに連続する底板3bとの境界に折線12が設けられたことで、該折線12に沿って折り目をつけて側板3aを容易に起立させることが出来る。
また、側板3aの上辺3a1または下辺3a2の折り目がアーチ状(円弧状、中央部が直線状で両端部が円弧状、直線からなる台形状(上辺3a1と下辺3a2とで6角形状)など)に形成されることで外力に対する側板3aの強度が増し、収容物10の高さに対応する中央部から、接着した第1のフィルム2の両端部に至る滑らかな曲線または折曲線が描かれて美観を呈することが出来る。
本考案の活用例として、菓子、パン等の食品を食品メーカーで自動包装する場合に使用することが出来る包装用フィルムに適用することが出来る。
1…包装用フィルム
2 …第1のフィルム
3 …第2のフィルム
3a …側板
3a1 …上辺
3a2 …下辺
3b …底板
4 …加飾印刷
5 …接着層
6 …透過防止層
8 …境界線
9 …接着代
10 …収容物
11…商品情報
12 …折線

Claims (3)

  1. 透明な第1のフィルムの両端側に、該第1のフィルムの幅寸法の1/4に対応する幅寸法に収容物の高さ寸法に対応した寸法を加えた幅寸法を有すると共に所定の腰の強さを有する第2のフィルムが接着され、
    前記第1のフィルムの両端側同士を接着して該第1のフィルムを前記第2のフィルムが積層された境界線近傍で折り返し、収容物を収容して前記第1のフィルムの両端開口部を接着した状態で前記第2のフィルムのそれぞれの端部が前記収容物の高さに対応した側板として起立することを特徴とする包装用フィルム。
  2. 前記第2のフィルムの前記起立する側板と、該側板に連続する底板との境界に折線が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の包装用フィルム。
  3. 前記側板の上辺または下辺の折り目がアーチ状に形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装用フィルム。
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