JP3150676U - 手芸品構成体 - Google Patents
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Abstract
【課題】取り扱いが容易で、価格的にも安価であり、しかも美感にも優れた手芸品構成体を提供する。【解決手段】一または複数枚の不織布からなる接着芯5と、接着芯5の一面に展着されたペーパーナプキン7および/または和紙と、これらの外面の全部または一部を覆うネット8を有する手芸品構成体4であって、人形やバッグ、ポーチ等の手芸品を製作するためのものであり、接着芯5を構成する不織布としては、例えばパネロン(ダイニック株式会社の登録商標)が用いられる。【選択図】図1
Description
本考案は、人形、バッグ、ポーチ等の手芸品を作るのに用いられる手芸品構成体に関する。
手芸品を作るのに使用される構成材料として、紙、布、レザー、或いは合成樹脂シート等の種々のものが用いられており、そして、これらはその質感や美感、或いは使い易さ、価格等を総合的に判断して選ばれている。
例えば、人形用衣装としては、布帛の表面に可逆熱変色性材料と発泡剤とを含むインキにより像を形成した後、これを加温することによって前記像を発泡させて可逆熱変色性発泡樹脂像を形成せしめた熱変色性布帛が知られている。
また他の人形用衣装としては、エチレン酢酸ビニル共重合体やスチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−イソプレン−スチレン等のエラストマー材料等を用いたものも知られている。
更に、人形としては、適当な通気小孔を形成した、硬質合成樹脂製薄板、紙或いは厚紙等からなる筒体に頭部等を取り付け、これに布、紙等からなる衣服を装着させたものが知られている。
前述した従来技術のうち、可逆熱変色性発泡樹脂像を形成せしめる熱変色性布帛の場合、布帛の表面に可逆熱変色性材料と発泡剤とを含むインキによって所望の像をうまく形成するのに、かなりの熟練を要することから、趣味で手芸を行う人にとっては、取り扱い難いという問題があった。
エチレン酢酸ビニル共重合体等のエラストマー材料等の場合も、前記と同様に、所望のデザインを得るには、かなりの熟練を要する上、価格的にも高価になるという問題もあった。
この他、硬質合成樹脂製薄板、紙或いは厚紙等からなる筒体に頭部等を取り付け、布、紙等からなる衣服を装着させた人形の場合、形態がこけしに類似するものとなり、美感に欠けるという欠点があった。
本考案は、前述したような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、取り扱いが容易で、価格的にも安価であり、しかも美感にも優れた手芸品構成体を提供することにある。
請求項1の本考案は、一または複数枚の不織布からなる接着芯と、接着芯の一面に展着されたペーパーナプキンおよび/または和紙と、これらの外面の全部または一部を覆うネットを有する手芸構成体である。
接着芯同士や接着芯とペーパーナプキン、或いはこれを覆うネットは、通常、ボンド等を介して接着される。
接着芯同士や接着芯とペーパーナプキン、或いはこれを覆うネットは、通常、ボンド等を介して接着される。
ペーパーナプキンは、通常、絵柄が入った市販のものを使用すれば良く、その種類や形状、デザイン等は特に限定されない。
ネットは、製作する手芸品の種類やデザインによって種々の網目、材種のものが使用されるが、例えば光沢を有する合成繊維製のものが好適である。
請求項2記載の手芸品構成体は、前記請求項1記載の手芸品構成体について、接着芯となる不織布がパネロン(ダイニック株式会社の登録商標)であることを特徴とするものである。
パネロンは、ダイニック株式会社製の不織布であって、一面にのりがコーティングされたタイプと該コーティングがされていないタイプものがあり、いずれも使用することができる。また、パネロンは、薄手タイプから厚手タイプまで種々の厚さのものがあり、薄手タイプの場合、二枚または三枚を重ねて使用することが多い。
パネロンの種類は、特に限定されないが、例えば帯芯等として使用されるBL30450やBL450が挙げられる。
ネットも、その網目のサイズや種類は特定に限定されるものではなく、また本考案におけるネットとは、網目状の他、反対側が透けて見えるオーガンジーも含まれる。
また、本考案に係る手芸品構成体は、不織布からなる接着芯と、接着芯の一面に展着されたペーパーナプキンおよび/または和紙と、これらの外面の全部または一部を覆うネットで構成されるが、これら以外の材料が付け加えられたものも含まられる。具体的には、ネットの表面に塗布される光沢性塗料やスパンコール等である。
本考案に係る手芸品構成体によれば、不織布からなる接着芯によって適度の柔らかさを備えつつ、所望の形態が維持され、またこの効果はパネロンを使用した場合に特に顕著である。
そして、前記不織布からなる接着芯の表面にペーパーナプキンおよび/または和紙を展着することによって、ペーパーナプキンや和紙が有するデザイン性や質感が得られる。特に、ペーパーナプキンは種々の形状や絵柄のものが市販されているため、これを容易に利用することができる。またペーパーナプキンは、薄手で軽いため、前記不織布からなる接着芯によって簡単且つ確実に支持されるという利点がある。
ネットは、手芸品の外観を装飾して美感を高めるという効果を有すると共に、前記接着芯およびペーパーナプキン等を上から押えるという作用を有する。
次に、本考案の手芸品構成体を用いた人形の実施形態について、図面にしたがって説明するが、本考案はかかる実施形態に限定されるものではない。
図2は本実施形態に係る手芸品構成体を用いた人形1の正面図である。人形1は、帽子2を被り、ドレス3を着た女性を形成したものである。
ドレス3は本考案の手芸品構成体4を多数枚用いて形成されており、図1、図3および図4に示すように、手芸品構成体4は、一枚のパネロンの外形を円形にすると共にその中央部分に4つの滴状透孔6を放射状に形成した接着芯5と、接着芯5の表面にボンドで接着された花柄のペーパーナプキン7と、接着芯5およびペーパーナプキン7を覆うネット8とで構成されている。
なお、前記各手芸品構成体4は、金属線材で箱型に形成された枠体(図示せず)に固着されることでドレス3を形成している。
本考案にかかる手芸品構成体は、取り扱いが容易で、価格的にも安価であり、しかも美感にも優れていることから、この種手芸分野で幅広い利用が期待できる。
1 人形
2 帽子
3 ドレス
4 手芸品構成体
5 接着芯
6 滴状透孔
7 ペーパーナプキン
8 ネット
2 帽子
3 ドレス
4 手芸品構成体
5 接着芯
6 滴状透孔
7 ペーパーナプキン
8 ネット
Claims (2)
- 一または複数枚の不織布からなる接着芯と、接着芯の一面に展着されたペーパーナプキンおよび/または和紙と、これらの外面の全部または一部を覆うネットとを有する手芸品構成体。
- 接着芯となる不織布がパネロン(ダイニック株式会社の登録商標)である、請求項1記載の手芸品構成体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009001377U JP3150676U (ja) | 2009-03-10 | 2009-03-10 | 手芸品構成体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009001377U JP3150676U (ja) | 2009-03-10 | 2009-03-10 | 手芸品構成体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3150676U true JP3150676U (ja) | 2009-05-28 |
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ID=54855144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009001377U Expired - Lifetime JP3150676U (ja) | 2009-03-10 | 2009-03-10 | 手芸品構成体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3150676U (ja) |
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2009
- 2009-03-10 JP JP2009001377U patent/JP3150676U/ja not_active Expired - Lifetime
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