JP3150537B2 - D/a変換装置 - Google Patents

D/a変換装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル信号をアナロ
グ信号に変換するD/A(ディジタル/アナログ)変換
装置に関し、特にスイッチトキャパシタ回路を用いたD
/A変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】D/A変換装置の一つとして、スイッチ
トキャパシタ回路を応用したD/A変換装置が知られて
いる。従来報告されていたこの方式のD/A変換装置に
ついて図5を用いて説明する。なお、この技術に関連し
て「ラジオ技術(ラジオ技術社)1991年5月pp.142-14
7」にその記載がある。
【0003】図5は従来のD/A変換装置の一例を示す
回路図である。11,12は3端子のスイッチであり、
それぞれ制御信号φ1,φ2によって接続を切り換えるも
のである。13,14はコンデンサ、15はオペアンプ
である。コンデンサ14はオペアンプ15の反転入力端
子と出力間に接続され、またオペアンプ15の非反転入
力端子はグランドに接続され、このコンデンサ14とオ
ペアンプ15は反転出力型のアナログ積分回路16を構
成している。
【0004】スイッチ11は制御信号φ1が"1"のとき
「a」の側、すなわちコンデンサ13の一方端子を基準
電圧源に接続し、φ1が"0"のとき「b」の側、すなわ
ちグランドに接続する。なお説明のため、ここでは基準
電圧源はグランド電位に対して正の電位とする。スイッ
チ12は制御信号φ2が"1"のとき「a」の側、すなわ
ちコンデンサ13の他方端子を積分回路16に接続し、
φ2が"0"のとき「b」の側、すなわちグランドに接続
する。このように、いわゆるスイッチトキャパシタ回路
を構成しているものであり、1ビットのディジタル入力
信号に対応して制御信号φ1を変化させることでD/A
変換を行うようになっている。積分回路16の出力がD
/A変換装置のアナログ出力となる。
【0005】次に図5のD/A変換装置の動作につい
て、図6および図2を用いて更に詳しく説明する。図6
は図5のD/A変換装置のスイッチ11,12の4通り
の接続状態を表しており、(a)と(b)の組み合わせによ
って「+1」を、(c)と(d)の組み合わせによって「−
1」を出力するようになっている。図2(ここでは(1)
(2)(3)(4)を用いる)は図5のD/A変換装置の各部
のタイミングチャートを示している。
【0006】まず図6(a)ではφ1="1",φ2="0"で
あり、コンデンサ13は基準電圧源により充電される。
次に(b)になるとφ1="0",φ2="1"であり、スイッ
チ11がグランドに接続されるため、コンデンサ13の
他方端子はグランドに対して基準電圧源とは反対符号の
電荷を積分回路16へ出力する。積分回路16は反転出
力型であるから電荷の符号は再び反転し、グランドに対
して正の出力を得る。なお、このときの出力を「+1」
として以下の説明を行う。
【0007】また(c)ではφ1="0",φ2="0"であ
り、コンデンサ13は両端子ともグランドに接続されて
放電される。次に(d)になるとφ1="1",φ2="1"で
ありスイッチ11が基準電圧源に接続されるが、予めコ
ンデンサ13は放電しているためコンデンサ13の他方
端子は基準電圧源と同符号の電荷を積分回路16へ出力
する。積分回路16は反転出力型であるからこのときグ
ランドに対して負の出力を得ることとなり、「−1」が
出力される。
【0008】ここでスイッチ12に注目すると、(a)と
(b),(c)と(d)の組み合わせで、共にはじめ「b」
に、次に「a」に接続されており、動作が共通であるか
ら制御信号φ2は"0"と"1"を周期的に繰り返す信号で
あれば良い。
【0009】またスイッチ11に注目すると、(a)と
(b)の組み合わせでは、「a」と「b」の接続の順序が
スイッチ12とは逆になっており、また(c)と(d)の組
み合わせではスイッチ12と同じになっている。したが
ってφ1の値は、1ビットのディジタル入力信号とφ2と
の排他的論理和となっていれば良い。このようにするこ
とで、ディジタル入力信号が"1"のとき「+1」を、"
0"のとき「−1」を出力する、1ビットのD/A変換
装置を構成するものである。
【0010】以上の動作を図2で説明すると、まず(1)
の1ビットのディジタル入力信号は、たとえば周期t1
〜t8に示すように入力される。(3)の制御信号φ2は、
前記したように"0"と"1"を周期的に繰り返す信号であ
れば良いから、図のようにデューティ比50%の方形波
となっている。また(4)の制御信号φ1は、前記したよ
うに(1)と(3)の排他的論理和となっている。したがっ
て、このときの出力は(2)のアナログ出力信号に示した
ように得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図5に示
す構成では、1ビットのディジタル入力信号がそのまま
D/A変換されるため、入力に含まれる高周波成分もそ
のままアナログ出力信号に変換されている。このため、
たとえば積分回路16のオペアンプ15に高速動作が要
求されるなど実用上困難な課題があった。
【0012】特に1ビットのディジタル信号として例え
ばノイズシェーピングされた信号を用いる場合、アナロ
グ出力信号として必要なのは低周波成分のみであって高
周波成分は不要であり、前記従来のD/A変換装置では
得られたアナログ出力信号の高周波成分をさらにLPF
(低域通過フィルタ)を用いて除去するなどの方法が用
いられていた。すなわち従来のD/A変換装置では、不
要な高周波成分をD/A変換するために回路素子の高速
動作が必要になるといった課題があった。
【0013】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、簡単な構成で、1ビットのディジタル入力信号に含
まれる高周波成分を減衰するとともに積分回路16など
に高速動作を要しないようなD/A変換装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のD/A変換装置は、コンデンサと、第1,第
2のスイッチと、積分回路を備え、前記第1のスイッチ
は1ビットのディジタル入力信号に対応してコンデンサ
の一方端子を基準電圧源またはグランドに接続し、かつ
前記第2のスイッチはコンデンサの他方端子を前記積分
回路の入力またはグランドに交互に接続するとともに、
前記1ビットのディジタル入力信号に対応する前記第1
のスイッチの動作をディジタル入力信号の周期より半周
期だけずらせるようにし、前記積分回路の出力をアナロ
グ出力信号としたものである。
【0015】また本発明のD/A変換装置は、コンデン
サと、第1,第2のスイッチと、積分回路を備え、前記
第1のスイッチは1ビットのディジタル入力信号に対応
してコンデンサの一方端子を基準電圧源またはグランド
に接続し、かつ前記第2のスイッチはコンデンサの他方
端子を前記積分回路の入力またはグランドに交互に接続
するとともに、前記第2のスイッチの動作をディジタル
入力信号の周期より半周期だけずらせるようにし、前記
積分回路の出力をアナログ出力信号としたものである。
【0016】また本発明のD/A変換装置は、前記コン
デンサおよび第1のスイッチを同一の接続で複数個備
え、前記コンデンサの他方端子をすべて前記第2のスイ
ッチに接続してなり、前記複数個の第1のスイッチの導
通時アドミタンスの和が、前記第2のスイッチの導通時
アドミタンスに等しくなるようにしたものである。
【0017】
【作用】前記した構成により本発明は、制御信号の一方
を遅延し、または反転するという極めて簡単な構成で、
1ビットのディジタル入力信号に対して移動平均を行っ
た信号を出力することができるため、ディジタル入力信
号に含まれる高周波成分を効果的に減衰し、かつ積分回
路などの素子に高速動作を要しないようなD/A変換装
置を実現できる。
【0018】また本発明は、入力が複数ビットであった
場合には前記第2のスイッチを共用したスイッチトキャ
パシタ回路を複数個用い、かつ前記複数個の第1のスイ
ッチの導通時アドミタンスの和が、前記第2のスイッチ
の導通時アドミタンスに等しくなるようにすることで、
前記第2のスイッチを共用せずにD/A変換装置を構成
した場合と等価な時定数の回路を実現できる。さらに前
記第2のスイッチを共用することで、スイッチング時に
発生するノイズを最小に抑え、かつスイッチングの時刻
不一致によるノイズや特性変化を回避できる。
【0019】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。 図1は本発明によるD/A変換装置
の一実施例を表す回路図である。図1で、11,12は
3端子のスイッチであり、それぞれ制御信号φ1d,φ2
によって接続を切り換えるものである。13,14はコ
ンデンサ、15はオペアンプである。コンデンサ14は
オペアンプ15の反転入力端子と出力間に接続され、ま
たオペアンプ15の非反転入力端子はグランドに接続さ
れ、このコンデンサ14とオペアンプ15は反転出力型
のアナログ積分回路16を構成している。なお図1のD
/A変換装置は、図5の従来のD/A変換装置と等価な
構成要素に対し同一の符号を付している。またスイッチ
トキャパシタ回路としての基本的な動作原理は図5のD
/A変換装置と同一のものであるため、詳細な説明を省
略する。
【0020】次に図1のD/A変換装置の動作について
図2および図6を用いて説明する。図2(ここでは(1)
(3)(5)(6)を用いる)は図1のD/A変換装置の各部
のタイミングチャートである。まず(1)の1ビットのデ
ィジタル入力信号は、たとえば周期t1〜t8に示すよう
に入力される。スイッチ12の制御信号φ2は(3)のよ
うにデューティ比50%の方形波とする。また従来のス
イッチ11の制御信号は、前記したように(1)と(3)の
排他的論理和である(4)の制御信号φ1となっていた
が、本実施例ではこの(4)の制御信号φ1を(3)の制御
信号φ2の半周期だけ遅らせた(5)の制御信号φ1dを用
いる。
【0021】これによって(1)の1ビットのディジタル
入力信号が過去2回とも"1"または"0"のときは、(5)
の制御信号φ1dは(3)の制御信号φ2より半周期遅れて
いるから図6に示した(a)と(b),(c)と(d)の組み合
わせが反対になるため、(6)のアナログ出力信号は(2)
とは反対符号になる。
【0022】また(1)の過去2回の値が異なるときは、
(5)の制御信号φ1dは"0"または"1"に固定されるた
め、図6に示した接続状態の組み合わせでは(a)と(c)
または(b)と(d)の組み合わせとなる。これらの場合は
スイッチ11は動作せずスイッチ12がグランドから積
分回路の入力に切り替わるのみであり、電荷の移動は発
生しないため(6)のアナログ出力信号は「0」となる。
【0023】すなわち(6)のアナログ出力信号は(1)の
ディジタル入力信号の過去2回の値を移動平均し符号を
反転したものとなっている。したがって符号を無視すれ
ば伝達関数は(数1)で求められる。
【0024】
【数1】
【0025】これから出力振幅の周波数特性は(数2)
となる。
【0026】
【数2】
【0027】したがって、ナイキスト周波数付近で大き
く減衰する特性を持つことがわかる。なお符号を非反転
とするためには、前記の説明からも明らかなように(5)
の制御信号φ1dを反転させればよい。
【0028】次に本発明の他の実施例について図面を参
照しながら説明する。図3は本発明によるD/A変換装
置の他の実施例を表す回路図である。図3で、11,1
2は3端子のスイッチであり、それぞれ制御信号φ1,
バーφ2によって接続を切り換えるものである。13,
14はコンデンサ、15はオペアンプである。コンデン
サ14はオペアンプ15の反転入力端子と出力間に接続
され、またオペアンプ15の非反転入力端子はグランド
に接続され、このコンデンサ14とオペアンプ15は反
転出力型のアナログ積分回路16を構成している。なお
図3のD/A変換装置は、図5の従来のD/A変換装置
と等価な構成要素に対し同一の符号を付している。また
スイッチトキャパシタ回路としての基本的な動作原理は
図5のD/A変換装置と同一のものであるため、詳細な
説明を省略する。
【0029】次に図3のD/A変換装置の動作について
図2および図6を用いて説明する。図2(ここでは(1)
(4)(7)(8)を用いる)は図3のD/A変換装置の各部
のタイミングチャートである。まず(1)の1ビットのデ
ィジタル入力信号は、たとえば周期t1〜t8に示すよう
に入力される。スイッチ11の制御信号φ1は(1)と
(3)の排他的論理和である(4)の制御信号φ1とする。
また従来のスイッチ12の制御信号は、前記したように
(3)の制御信号φ2となっていたが、本実施例ではこの
(3)の制御信号φ2を反転した(または半周期だけ遅ら
せた)(7)の制御信号バーφ2を用いる。
【0030】これら(7)(4)の制御信号バーφ2,φ1
は、図2からも明らかなように(3)の制御信号φ2と
(5)の制御信号φ1dをそれぞれ半周期前へずらしたもの
となっている。したがって(8)のアナログ出力信号も
(6)のアナログ出力信号を半周期前へずらしたものとな
り、すなわち(8)のアナログ出力信号は(1)のディジタ
ル入力信号の過去2回の値を移動平均し符号を反転した
ものとなっている。もちろん周波数特性は(数2)で表
される。
【0031】図3の実施例の場合φ2を反転して用いる
だけで良く、図1の実施例の場合のようにφ1を半周期
遅延させるのと比較して簡単に実現できる。さらに、図
2の(2)(6)(8)からも明らかなように、従来例のアナ
ログ出力信号に対する遅延も図1の実施例の場合が1周
期に対して、図3の実施例の場合は半周期となってい
る。
【0032】なお符号を非反転とするためには、前記の
説明からも明らかなように(4)制御信号φ1を反転させ
ればよい。次に本発明のさらに他の実施例について図面
を参照しながら説明する。
【0033】図4は本発明によるD/A変換装置のさら
に他の実施例を表す回路図である。図4で、11,1
2,17は3端子のスイッチであり、それぞれ制御信号
φ1,バーφ2,φ3によって接続を切り換えるものであ
る。なおスイッチ12の導通時アドミタンスは、スイッ
チ11,17の導通時アドミタンスの和に等しくなって
いる。13,14,18はコンデンサ、15はオペアン
プである。コンデンサ14はオペアンプ15の反転入力
端子と出力間に接続され、またオペアンプ15の非反転
入力端子はグランドに接続され、このコンデンサ14と
オペアンプ15は反転出力型のアナログ積分回路16を
構成している。なお図4のD/A変換装置は、図5の従
来のD/A変換装置と等価な構成要素に対し同一の符号
を付している。またスイッチトキャパシタ回路としての
基本的な動作原理は図5のD/A変換装置と同一のもの
であるため、詳細な説明を省略する。
【0034】図4のD/A変換装置は2ビットのディジ
タル入力信号をアナログ信号に変換するものであり、各
ビットに対して図3にて説明した実施例と同様に、制御
信号φ1およびφ3を生成してそれぞれスイッチ11,1
7の制御信号とし、コンデンサ13,18からの電荷を
積分回路16で加算してアナログ出力を得るものであ
る。
【0035】ここでスイッチ12は、コンデンサ13,
18に対してそれぞれ設けられるべき2個のスイッチを
1個にまとめたものであり、これによってスイッチング
時に発生するノイズを最小に抑え、またスイッチングの
時刻不一致によるノイズや特性変化を回避するようにし
たものである。
【0036】さらにスイッチ12の導通時アドミタンス
を、スイッチ11,17の導通時アドミタンスの和に等
しくなるようにすることで、スイッチ12を1個で共用
せずにD/A変換装置を構成した場合と等価な時定数の
回路を実現できる。
【0037】以上説明したようにD/A変換装置を構成
するものである。ここではスイッチトキャパシタ回路と
して図1の構成を基本として用いたが、実際には様々な
構成で実現が可能であり、たとえばスイッチ11はMO
Sアナログスイッチ2個を用いて構成することも可能で
ある。また図2では(1)のディジタル入力信号の周期に
対してスイッチの制御信号に半分の周期の信号を用いた
が、これもたとえば多相のクロック信号を用いて実現す
ることもできる。また図4では2ビット入力のD/A変
換装置を示したが、勿論これに限ったものではなく何ビ
ットでも良い。また重み付けされたものである必要も無
い。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように本発明のD/A変換装
置は、スイッチの制御信号の一方を遅延し、または反転
するという極めて簡単な構成で、1ビットのディジタル
入力信号に対して移動平均を行った信号を出力すること
ができるため、ディジタル入力信号に含まれる高周波成
分を効果的に減衰し、かつ積分回路などの素子に高速動
作を要しないという優れたD/A変換装置を実現できる
ものである。
【0039】また本発明は、入力が複数ビットであった
場合にもスイッチング時に発生するノイズを最小に抑
え、かつスイッチングの時刻不一致によるノイズや特性
変化を回避しつつ、前記第2のスイッチを共用せずにD
/A変換装置を構成した場合と等価な時定数の回路を実
現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるD/A変換装置の一実施例を表す
回路図である。
【図2】本発明および従来例によるD/A変換装置の各
部のタイミングチャートである。
【図3】本発明によるD/A変換装置の他の実施例を表
す回路図である。
【図4】本発明によるD/A変換装置のさらに他の実施
例を表す回路図である。
【図5】従来のD/A変換装置の一例を示す回路図であ
る。
【図6】D/A変換装置のスイッチ動作を説明する図で
ある。
【符号の説明】
11,12,17 スイッチ 13,14,18 コンデンサ 15 オペアンプ 16 積分回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 傍島 彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 畠中 秀晃 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−296324(JP,A) 特開 平6−303143(JP,A) 特開 平5−175787(JP,A) 特開 平5−37383(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 1/00 - 3/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサと、第1,第2のスイッチ
    と、積分回路を備え、前記第1のスイッチは1ビットの
    ディジタル入力信号に対応してコンデンサの一方端子を
    基準電圧源またはグランドに接続し、かつ前記第2のス
    イッチはコンデンサの他方端子を前記積分回路の入力ま
    たはグランドに交互に接続するとともに、前記1ビット
    のディジタル入力信号に対応する前記第1のスイッチの
    動作をディジタル入力信号の周期より半周期だけずらせ
    るようにし、前記積分回路の出力をアナログ出力信号と
    するD/A変換装置。
  2. 【請求項2】 コンデンサと、第1,第2のスイッチ
    と、積分回路を備え、前記第1のスイッチは1ビットの
    ディジタル入力信号に対応してコンデンサの一方端子を
    基準電圧源またはグランドに接続し、かつ前記第2のス
    イッチはコンデンサの他方端子を前記積分回路の入力ま
    たはグランドに交互に接続するとともに、前記第2のス
    イッチの動作をディジタル入力信号の周期より半周期だ
    けずらせるようにし、前記積分回路の出力をアナログ出
    力信号とするD/A変換装置。
  3. 【請求項3】 コンデンサおよび第1のスイッチを同一
    の接続で複数個備え、前記コンデンサの他方端子をすべ
    て第2のスイッチに接続してなり、前記複数個の第1の
    スイッチの導通時アドミタンスの和が、前記第2のスイ
    ッチの導通時アドミタンスに等しくなるようにした請求
    項1または2記載のD/A変換装置。
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