JP3150482B2 - 鉄筋結束機 - Google Patents

鉄筋結束機

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JP3150482B2
JP3150482B2 JP06234993A JP6234993A JP3150482B2 JP 3150482 B2 JP3150482 B2 JP 3150482B2 JP 06234993 A JP06234993 A JP 06234993A JP 6234993 A JP6234993 A JP 6234993A JP 3150482 B2 JP3150482 B2 JP 3150482B2
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wire
motor
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rotates
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建二 菊池
武三 宮本
興平 三尾
純一 野村
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋の結束に使用する
鉄筋結束機に関する。
【0002】
【従来の技術】建設現場における作業において、鉄筋組
立作業は重労働を伴う苦汁作業の一つとなっている。こ
のような状況のもと作業員の高齢化が進み作業の能率が
低下してきている。また、作業員の不足など深刻な問題
となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の問題解決策の一
つとして鉄筋工事の機械化のニーズが強く、鉄筋結束の
自動化もそれに応えるものの一つである。
【0004】本発明は、実質上、人手を要することなく
鉄筋の結束を行うことのできる鉄筋結束機を提供して、
従来の前記問題点を解決することを目的としてなされた
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の鉄筋結束機によ
れば、駆動源となる正逆回転できるモータ(1)と、そ
のモータ(1)が正転するときに励磁されたソレノイド
(2)で作動して回転しワイヤを送るワイヤの送りロー
ラ(10)と、その送りローラ(10)により送られる
ワイヤを結束すべき鉄筋の回りにガイドするガイドアー
ム(16)と、モータ(1)が逆転するときにワンウエ
イクラッチ(19)の作動で動作してワイヤを切断する
カッタ(13)と、モータ(1)が正転したときにクラ
ッチ(17)が繋れると作動してワイヤが鉄筋を結束す
るようになるチャック板(15)とからなり、前記ガイ
ドアーム(16)は、ワイヤが通り内側に開放した溝
(16a)を備え、閉じた状態で半円形状の2つ割りの
ものであり、かつ前記カッタ(13)によりワイヤを切
断した後にさらにモータ(1)が逆転するとその先端が
開き結束機を結束を終えた鉄筋から離すことができるよ
うになっている。
【0006】
【作用】モータが正転すると送りローラが作動し、ワイ
ヤをカッタ、チャック板の穴を経てガイドアームに送
り、ワイヤはガイドアームの半円形状の溝を通ってチェ
ック板の他方の穴をでる。次いでモータを逆転するとカ
ッタが作動しワイヤを所定の長さに切断する。次いでモ
ータを正転しクラッチを繋ぐとチャック板が回転しガイ
ドアーム内にある鉄筋をワイヤで結束する。次いでモー
タを逆転するとガイドアームの先端が開き結束機を結束
を終えた鉄筋から離すことができるようにする。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0008】鉄筋結束機は、大別して駆動源となるモー
タ1と、ワイヤを送るワイヤの送りローラ10、11と
送りローラ10、11により送られるワイヤを結束すべ
き鉄筋の回りにガイドするガイドアーム16と、ワイヤ
を切断するカッタ13と、鉄筋をワイヤで結束するチャ
ック板14、15とからなっている。
【0009】次に、その詳細を作動と共に説明する。
【0010】図4において2はソレノイドであり、この
ソレノイド2が励磁すると、プーリ3とプーリ4が接解
し、モータ1の駆動を次の経路でワイヤの送りローラ1
0、11に伝える。
【0011】図4のプーリ5と図1の送りローラ11と
は同軸で連動する構造となっており、シャフト7、ギヤ
8、ギヤ9、プーリ3、プーリ4、ベルト6、プーリ5
の経路でモータ1の駆動力が送りローラ11に伝わる。
送りローラ10には適当な圧力がスプリング等により加
えられており摩擦力により送りローラ10、11間にあ
るワイヤを送り出すことができる。
【0012】ワイヤは溝12の中を進みカッタ13を通
り、次いでチャック板14、15に設けられた穴14
a、U字形切欠部15a又はその近くを通りガイドアー
ム16の溝16aを通る。ガイドアーム16の溝16a
は、図6のC−C断面である図7に示すように、内側に
開放した断面逆T字状の溝であって、ワイヤを捩る時、
ガイドアーム16の溝16aから結束線であるワイヤが
上方に出されるようになっている。
【0013】ガイドアーム16は、後述の態様で開閉す
る図6に示すように2つ割りのものであり、図1に示す
閉じた状態で半円形状となり、ワイヤはガイド部の半円
形状に沿って進みチャック板15のU字形切欠部15a
又はその近く及びチャック板14の他方の穴14aを通
る。
【0014】チャック板14の穴14aを出た状態で適
当な長さを出した後、ソレノイド2の励磁を開放する。
すると、プーリ3、4が離れるので、モータ1の駆動力
は送りローラ10、11に伝達されなくなりワイヤの送
りが停止される。
【0015】次にカッタ13によりワイヤを切断する。
カッタ13を回転させる駆動力はワイヤの送りと同様に
モータ1から取り出す。
【0016】ワイヤ送り時、ギヤ18、20は回転する
が、ワンウエイクラッチ19が設けられており、このワ
ンウエイクラッチ19のため空転しシャフト21には動
力は伝達されない。
【0017】ワイヤ送り終了後、次にモータ1を逆転さ
せるとワンウエイクラッチ19によりギヤ20とシャフ
ト21が接続され、図4に示すカム22が回転し始め
る。この時、同時にガイドアーム16の開閉用カム23
も回転するが、図5に示すようにカム23に半径が変化
しない範囲を設けているので、ガイドアーム16が開閉
動作しない範囲でカッタ13が動作する。カム22の動
きはリンク24、25、26を通してカッタ13に伝わ
りワイヤを切断する。
【0018】次にモータ1を停止させた後、モータ1を
先とは逆に回転(正転)させる。この時、ソレノイド2
は励磁されていないので、ワイヤを送る力は送りローラ
10、11に伝達されない。また、ワンウエイクラッチ
19の働きによりカッタ13は作動しない。
【0019】この状態でクラッチ17を繋ぐとモータ1
の駆動力はシャフト27を介してチャック板15を回転
させる。チャック板15には図3に示すように、チャッ
ク板14の穴14aと同ピッチでU字形の切欠部15a
を設けてありチャック板14の穴14aとずれた位置に
あっても、チャック板15が回転すればワイヤを引掛け
ることができる。さらにチャック板15を回転させるこ
とによりガイドアーム16内にある鉄筋をワイヤで結束
する。
【0020】この時、ワイヤの両先端部はチャック板1
4と15の間にあるが、チャック板14をチャック板1
5に適当な圧力をもって押付けることによりワイヤはチ
ャック板15が回転しても外れることなく鉄筋を結束す
ることができる。所定の回転後、クラッチ17を切りモ
ータ1を停止させる。
【0021】次にモータ1を逆転させると、ワンウエイ
クラッチ19の働きによりカム23が動き図5に示すリ
ンク28、29、30を通じてシャフト31を回転させ
る。シャフト31とガイドアーム16は連結されており
ガイドアーム16の先端が開き結束機を鉄筋から離すこ
とができる。
【0022】この時、シャフト21とカム22は固定に
なっているのでカム22も同時に回転するが、図4にお
いてカム22がリンク24と離れた状態の時にカム23
を作動させるので、カッタ13が作動することなくガイ
ドアーム16を開かせることができる。
【0023】ガイドアーム16が開いた状態でモータ1
を停止させることにより1組の鉄筋の結束が終了する。
【0024】
【発明の効果】本発明は、結束すべき鉄筋に結束機をセ
ットするだけで自動的にワイヤによる鉄筋の結束がなさ
れるものであるので、重労働を伴う苦汁作業の一つであ
る従来の手作業による鉄筋組立作業から開放され、また
従来の手作業による鉄筋組立に比べ作業能率を向上させ
ることができ、さらに鉄筋工不足を解消することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る鉄筋結束機の正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1のAおよびB矢視図。
【図4】カッタを作動させるカム及びリンク機構の正面
図。
【図5】ガイドアームを開閉するカム及びリンク機構の
正面図。
【図6】ガイドアームの詳細正面図。
【図7】図6のC−C線断面図。
【符号の説明】
1・・・モータ 2・・・ソレノイド 10・・・ワイヤの送りローラ 11・・・ワイヤの送りローラ 13・・・カッタ 14・・・チャック板 15・・・チャック板 16・・・ガイドアーム 17・・・クラッチ 19・・・ワイウエイクラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 武三 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 三尾 興平 東京都港区元赤坂一丁目1番5号 富士 陰ビル カジマメカトロエンジニアリン グ株式会社内 (72)発明者 野村 純一 岩手県岩手郡滝沢村滝沢字大崎94番地の 419 鈴木機械株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 21/12 105

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源となる正逆回転できるモータ
    (1)と、そのモータ(1)が正転するときに励磁され
    たソレノイド(2)で作動して回転しワイヤを送るワイ
    ヤの送りローラ(10)と、その送りローラ(10)に
    より送られるワイヤを結束すべき鉄筋の回りにガイドす
    るガイドアーム(16)と、モータ(1)が逆転すると
    きにワンウエイクラッチ(19)の作動で動作してワイ
    ヤを切断するカッタ(13)と、モータ(1)が正転し
    たときにクラッチ(17)が繋れると作動してワイヤが
    鉄筋を結束するようになるチャック板(15)とからな
    り、前記ガイドアーム(16)は、ワイヤが通り内側に
    開放した溝(16a)を備え、閉じた状態で半円形状の
    2つ割りのものであり、かつ前記カッタ(13)により
    ワイヤを切断した後にさらにモータ(1)が逆転すると
    その先端が開き結束機を結束を終えた鉄筋から離すこと
    ができるようにされていることを特徴とする鉄筋結束
    機。
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