JP3150454U - 折畳式安息マット - Google Patents

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Abstract

【課題】複数形態に設定変更して使用可能で、収納や搬送に際しては、その全体形状を略方形の箱状に折り畳み可能な折畳式安息マットを提供する。【解決手段】枕部材4と支持部材5と座面部材6とを並設状に連結した形状のマット本体1と、別体の脚乗せマット体2と足枕体3とを備え、所定形状に折り畳み可能に形成された安息マットであって、折り畳み状態のマット本体1を、支持部材5の上面に枕部材4を折り畳んで重ねるとともに、支持部材5の前面に座面部材6を垂直状に立設した形状に設け、そのマット本体1の内部に形成された空隙部に、前記脚乗せマット体2と足枕体3を挿入して、その全体形状が略方形の箱形状となるように折り畳み可能な構成とする【選択図】図2

Description

本考案は、家庭内でリラックスしながらテレビを見たり、体を伸ばして休息するために使用されるもので、一般的にテレビ枕などと称されている折畳式ウレタンフォーム製マットに係るものであり、さらに詳しくは、その一部を折り畳んだり重ね置きすることにより複数形態に設定変更して使用可能とするとともに、マットの全体を所定形状に折り畳むことにより、収納や搬送を容易に行うことができるように形成した折畳式安息マットに関するものである。
従来の折畳式安息マット(通称テレビ枕)において、その一部を折り畳むことにより複数形態に設定変更して使用可能で、且つその全体を折り畳むことにより収納や搬送を容易に行うことができる構造のものとしては、本発明者が先に提案した足枕付き安息マットがある(特許文献1)。
特開2000−245578号公報
しかしながら、上記した特許文献1の安息マットは、そのマット全体を折り畳んだ場合に、外周面に凹凸を有する変則的な三角形の筒状形態を成すようになっているので、収納や搬送時における取り扱いが不便であるとともに、店頭販売の際に、この安息マットと共に提供する商品収納袋の製作が煩雑で、コスト高になるという欠点があった。
そこで本考案は、その一部を折り畳んだり重ね置きすることにより、複数形態に設定変更して使用可能で、収納や搬送に際しては、その全体をほぼ方形の箱状に折り畳むことができる折畳式安息マットを提供しようとするものである。
上記の課題を解決すべく、本考案の折畳式安息マットは以下のように構成されている。
すなわち請求項1に記載した本考案は、枕部材と支持部材と座面部材とを、その上面側端部間に設けた接続部を介して並設状に連結した形状のマット本体と、前記座面部材の前部に着脱自在に連結される脚乗せマット体と、その脚乗せマット体の前方に配置される別体の足枕体とを備え、所定形状に折り畳み可能に形成して成る安息マットであって、前記したマット本体は、支持部材の上面に枕部材を重ね、且つ支持部材の前面に座面部材を垂直状に立設することにより、折り畳み状態の外周面が支持部材を基盤とするほぼコ字状となるように設けられ、そのマット本体の内部に形成された空隙部に、前記脚乗せマット体と足枕体を挿入して、安息マットの全体を、略方形の箱形状に折り畳み可能な構成としたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の折畳式安息マットにおいて、折り畳み状態のマット本体は、外周面の後面の上下長さと前面の上下長さが同一に寸法設定されたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の本考案は、請求項1に記載の折畳式安息マットにおいて、上記したマット本体を形成する各部材と脚乗せマット体と足枕体は、その各左右長さが同一に寸法設定されたことを特徴とするものである。
本考案に成る折畳式安息マットは、その一部を折り畳んだり重ね置きすることにより、複数形態に設定変更して使用することが可能であるので、使用者が、所望する様々な姿勢でテレビを見る(あるいは休息する)ことができるという長所があるばかりでなく、不使用時には、安息マットの全体を略方形の箱形状に折り畳むことができるので、収納や搬送が極めて便利であるという特筆すべき効果がある。
また上記のように本考案は、安息マットの全体を略方形の箱形状に折り畳むことができるため、商品収納袋の製作が容易であり、且つ製造コストを削減することができるという顕著な効果を奏するとともに、製造現場や搬送現場などでは、多数の商品を整然と積み重ねて管理することができるという利点がある。
以下に、本考案に成る安息マットの最良の実施形態を図面に基づいて説明するが、本考案は、枕部材4と支持部材5と座面部材6とを備えて成るマット本体1と、別体に形成された脚乗せマット体2および足枕体3を主たる構成材とするもので、別紙に記載の各図では、ウレタンフォームを用いて所定形状に形成されたそれぞれが、表地によって被覆された状態を示している。さらに上記した各構成材は、その前後長さはそれぞれ別異状であるが、その左右長さはすべて同一寸法に形成されている。
なおここでは、図における足枕体3の方向を前とし、枕部材4の方向を後として記載するもので、例えば足枕体3と枕部材4の間を指す方向(図1における横方向)を前後方向として説明し、その前後方向に直交する方向を左右方向として説明している。なおまた図1は、本考案の安息マットを展開した状態の斜視図であり、図2は、折り畳んだ状態の斜視図であり、図3〜図5は、一部の構成材の設定変更による別の使用形態を示す側面図である。
展開状態におけるマット本体1は、図1に示すように、枕部材4と支持部材5と座面部材6を並設状に連結した形状に設けられているが、この枕部材4の上面側端部と支持部材5の上面側端部の間および支持部材5の上面側端部と座面部材6の上面側端部の間には、表地によって形成された接続部8および接続部9が介在しているので、枕部材4は、接続部8を支点として支持部材5の上面に折り畳み可能に連結されており、さらに座面部材6は、接続部9を支点として支持部材5の方向へ回動可能または折り畳み可能に連結された構成となっている。
図1における後端に位置する枕部材4は、着接部41と短辺部42と長辺部43によって、断面が不等辺三角形を成す角柱状に形成されている。該着接部41は、展開状態においては使用者の頭部を支持し、折り畳み状態においては後述する支持部材5の上面部53に密着して重なるようになっている。また短辺部42は、展開状態においては接続部8の下方に傾斜して位置し、折り畳み状態においては支持部材5の後面部52と直線状に重なって、後述する如くにすべての構成材を折り畳んで、略方形の箱形状に設けた際には、垂直状の後面を担うようになっている。さらに長辺部43は、展開状態においては後方に位置するが、折り畳み状態においては、図2および図3に示すように、枕部材4の傾斜状の上面を成すようになっている。なおこれらの各部が交差する端部分には、適宜なアール形状が付与されるものとする。
マット本体1の中央部に位置する支持部材5は、本考案の安息マットの基盤を成すもので、展開状態においても折り畳み状態においても常に同じ形態で使用されるようになっている。該支持部材5の断面形状は、水平面状に設けられた底面部51の後端からやや長辺状の後面部52が垂直状に立ち上がるとともに、底面部51の前端から短辺状の前面部54が垂直状に立ち上がり、その後面部52と前面部54の上端間を、上面部53が緩やかな傾斜を描いて結んだような変形四角形状となっている。したがってこの支持部材5は、上記のような変形四角形の角柱を横に倒した形状である。
座面部材6は、前記支持部材5の前面部54と同一寸法の肉厚を有する平板状に形成されたもので、使用時には上面部61に使用者の臀部を乗せるようになっており、また折り畳み状態においては、接続部9を支点として支持部材5の方向へ回動されて垂直状に立設されるようになっている。したがってこの座面部材6は、すべての構成材を折り畳んで略方形の箱形状に設けた際には、その底面部62が前面を成すのであるが、この場合においては、座面部材6の上面側端部が接続部9を介して支持部材5の上面側端部と連結されているので、図2に示すように、両者の連結部分のみに小さな逆L字状の切欠部が形成されるものである。
以上のような構造のマット本体1は、図2に示すように、折り畳み状態の外周が、支持部材5を基盤とするほぼコ字状を成すように設けられているが、この場合に、枕部材4と支持部材5を合わせた後面の上下長さ寸法と、支持部材5と座面部材6を合わせた前面の上下長さ寸法が同一となるように、設計段階から配慮されるものとする。
次に、前記座面部材6にファスナー等の係止部材7を介して連結される脚乗せマット体2について説明する。該脚乗せマット体2は、その上面に使用者の脚(または足)を乗せるための円弧状の膨出部21が突設されており、またその膨出部21と係止部材7との間には、座面部材6の肉厚とほぼ同一厚さに設けられた細幅状の平板部22が形成されている。また該脚乗せマット体2は、安息マットの全体を略方形の箱形状に折り畳む場合に、マット本体1の内側に形成された空隙部への収納を可能とすべく、その前後長さ寸法が前記座面部材6の前後長さ寸法よりもやや短く形成されている。
また前記脚乗せマット体2の前方に離間して配置される足枕体3は、使用者の身長に合わせて適宜位置に置かれるもので、脚乗せマット体2における膨出部21の中央の高さ寸法とほぼ同一寸法の直径を有する丸棒状に形成されたものである。
続いて、図2を参照しながら、以上のように構成された本考案の安息マットを、展開状態から折り畳み状態に設定変更する場合について説明する。
まず接続部8を支点として枕部材4を前方へ回動させ、支持部材5の上面に重ねるように折り畳んだ後、脚乗せマット体2を取り外した座面部材6を、接続部9を支点として後方へ回動させて垂直状に立設させる。マット本体1をこのような形状に折り畳むと、該マット本体1の外周形状は、支持部材5を基盤とするほぼコ字状となり、且つ内部には大略三角形状の空隙部が形成されるので、その空隙部内に脚乗せマット体2と足枕体3を挿入するようにする。この場合に、脚乗せマット体2は、その平板部22が下方となり、且つその底面部23が座面部材6の上面部61と接合するような形状で挿入され、また足枕体3は、脚乗せマット体2の膨出部21と枕部材4の長辺部43に接合するような形状で挿入されるのであるが、このような折り畳み状態においては、座面部材6、脚乗せマット体2、足枕体3、枕部材4のそれぞれの上端が同一平面状となるように折り畳まれるものとする。
本考案の安息マットを上述のような形態で折り畳んだ場合に、あらかじめ同一に形成された各構成材の左右長さと、支持部材5の前後長さに座面部材6の肉厚を加えた長さと、前面および後面の上下長さ(すなわち縦と横と高さ)が、同一寸法に形成されていれば正方形の箱形状となるように折り畳まれ、また別異寸法に形成されていれば長方形の箱形状となるように折り畳まれるものである。
次に、図1、図3〜図5を参照して、本考案の安息マットにおける様々な使用形態について説明する。
頭部がやや上方に位置する緩やかな傾斜状に身体を伸ばして使用する場合は、全構成材を横一列状に展開した形態に設定する(図1)。
上半身をやや起こした状態で使用する場合は、図1の展開状態から、支持部材5の上面に枕部材4を折り畳んだ形態(図3)または図1における枕部材4の上面に脚乗せマット体2を重ね置きした形態(図4)に設定する。
座椅子として使用する場合は、図1の展開状態から、支持部材5の上面に枕部材4を折り畳み、さらにその枕部材4の上面に脚乗せマット体2を重ね置きして、全体形状がL字状となるような形態に設定する(図5)。なおこの場合の足枕体3は、必ずしも使用しなくてもよい。
本考案は、以上のように構成された折畳式安息マットであるので、全構成材を展開したり、一部の構成材を折り畳みまたは重ね置きすることにより、複数形態に設定変更して使用することができるとともに、収納あるいは搬送する場合には、その全体形状が略方形の箱形状となるように折り畳み可能となっている。したがって、店頭販売の際などにこの安息マットと共に提供される商品収納袋を、上下左右の側面のみを被覆するような四角形の輪状に形成することも可能である。
本考案に成る折畳式安息マットの展開状態を示す斜視図である。 本考案に成る折畳式安息マットの折り畳み状態を示す斜視図である。 上半身をやや起こして使用する場合の設定状態を示す側面図である。 上半身をやや起こして使用する場合の設定状態を示す側面図である。 座椅子として使用する場合の設定状態を示す側面図である。
1・・マット本体、2・・脚乗せマット体、3・・足枕体、4・・枕部材、5・・支持部材、6・・座面部材、7・・係止部材、8,9・・接続部

Claims (3)

  1. 枕部材と支持部材と座面部材とを、その上面側端部間に設けた接続部を介して並設状に連結した形状のマット本体と、前記座面部材の前部に着脱自在に連結される脚乗せマット体と、その脚乗せマット体の前方に配置される別体の足枕体とを備え、所定形状に折り畳み可能に形成して成る安息マットであって、前記したマット本体は、支持部材の上面に枕部材を重ね、且つ支持部材の前面に座面部材を垂直状に立設することにより、折り畳み状態の外周面が支持部材を基盤とするほぼコ字状となるように設けられ、その折り畳み状態のマット本体の内部に形成された空隙部に、前記脚乗せマット体と足枕体を挿入して、安息マットの全体を、略方形の箱形状に折り畳み可能な構成としたことを特徴とする折畳式安息マット。
  2. 折り畳み状態のマット本体は、外周面の後面の上下長さと前面の上下長さが同一に寸法設定されたことを特徴とする請求項1に記載の折畳式安息マット。
  3. 上記したマット本体を形成する各部材と脚乗せマット体と足枕体は、その各左右長さが同一に寸法設定されたことを特徴とする請求項1に記載の折畳式安息マット。
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