JP3150119U - 飲料用容器の栓体及びこれを有する飲料用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】栓体の上下方向の長さを抑制することができる飲料用容器の栓体を提供する。【解決手段】飲口部102を開閉する開閉蓋11に形成された第1ロック部111と、蓋本体部10の側面104に設けられ、水平な回転軸まわりに回転可能で、ロック位置とロック解除位置に切り換えられるロック部材20と、ロック位置において第1ロック部111と係合可能な第2ロック部と、ロック部材20をロック位置に付勢するバネ40と、ロック部材20の下方に設けられ、水平な回転軸まわりに回転可能で、ロック部材20がロック解除位置への移動を阻止する阻止位置と、許容する許容位置に切り換え可能なストッパー部材30と、を備え、ストッパー部材30を阻止位置から許容位置へと切り換えた後、ロック部材20をロック位置からロック解除位置へと切り換えることで、開閉蓋11がバネの付勢力により閉鎖位置から解放位置へと移動する。【選択図】図3

Description

本考案は、飲料用容器の容器本体の上部に取り付けられる栓体及びこれを有する飲料用容器に関するものである。
スポーツジャグ等の飲料用容器の容器本体の上部に取り付けられる栓体として、例えば、下記特許文献に開示される栓体が知られている。容器本体の上部の開口部には、ねじ機構により着脱自在な被嵌体(蓋本体部に相当)が取り付けられており、その上面に飲口部が形成されている。この飲口部を開閉するための開閉蓋が設けられており、開閉蓋を閉じた位置に係止するための解除押動部(ロック部材に相当)が設けられる。解除押動部を押すことで開閉蓋を開くことができるが、飲料用容器の携帯時に解除押動部に触れて、不意に開閉蓋が開いてしまい、場合によっては中身の飲料がこぼれることを防止するため、別にストッパー部が設けられている。
このストッパー部は、通常は解除押動部の押動作動を阻止するものである。開閉蓋を開くときには、ストッパー部を下方にスライド移動させることで上記阻止状態を解除する。これにより、解除押動部を押すことができ、開閉蓋を開かせることができる。このように、ロック部材とストッパー部を設けることで、安全性を高めている。
特許第4143383号
しかしながら、上記構成による栓体のロック構造は次のような課題がある。ロック部材の下方にストッパー部を設けているが、このストッパー部は上下方向にスライド移動する構成になっている。したがって、開閉蓋のロックを行うための機構を配置するために上下方向に大きな配置空間が必要とされる。その結果、栓体も上下方向に大きな寸法とならざるを得ず、栓体が必要以上に大型化するという問題があった。また、栓体を容器本体にネジ結合する場合に、ねじ部が長くなり、着脱する場合に時間がかかるという問題もあった。
本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、栓体の上下方向の長さを抑制することができる飲料用容器の栓体及びこれを有する飲料用容器を提供することである。
上記課題を解決するため本考案に係る飲料用容器の栓体は、
容器本体の上部開口部を覆うように形成される蓋本体部と、この蓋本体部の上面に設けられる飲口部と、この飲口部を開放する位置と閉塞する位置に切り換え動作可能な開閉蓋と、この開閉蓋を回転可能に軸支する蓋支持部と、開閉蓋に形成された第1ロック部と、開閉蓋を前記開放する位置へ付勢する第1付勢部材と、前記蓋本体部の側面に設けられ、水平に設定された回転軸まわりに回転可能であり、ロック位置とロック解除位置に切り換え動作可能なロック部材と、このロック部材に一体形成され、ロック位置において前記第1ロック部と係合可能な第2ロック部と、ロック部材をロック位置に付勢する第2付勢部材と、ロック部材の下方に設けられ、水平に設定された回転軸まわりに回転可能であり、前記ロック部材がロック解除位置へ移動するのを阻止する阻止位置と、ロック解除位置へ移動するのを許容する許容位置に切り換え動作可能なストッパー部材と、を備え、
前記ストッパー部材を阻止位置から許容位置へと切り換えた後、前記ロック部材をロック位置からロック解除位置へと切り換えることで、開閉蓋が第1付勢部材の付勢力により閉鎖位置から解放位置へと移動することを特徴とするものである。
かかる構成による飲料用容器の栓体の作用・効果を説明する。栓体は、容器本体の上部に取り付けられる。栓体は、飲口部が設けられた蓋本体部を有しており、この飲口部は、開閉蓋により開閉される。開閉蓋を閉じて飲口部を閉鎖する場合、ロック部材とストッパー部材によりロックされる。ロック部材は、ロック位置とロック解除位置に切り換え可能である。ストッパー部材は、阻止位置と許容位置に切り換え可能である。ストッパー部材が阻止位置にあるときは、ロック部材をロック位置からロック解除位置に切り換えることができない。ストッパー部材を許容位置に切り換えることで、ロック部材をロック解除位置に切り換えることができる。これにより、開閉蓋が開き方向に移動することができ、飲口部を露出させることができる。
また、ロック部材の下方にストッパー部材が配置されており、いずれも水平方向の回転軸周りに回転可能となっている。なお、水平方向とは、飲料用容器を平面に立てて置いた場合の姿勢を示す。ストッパー部材はスライド移動させるのではなく、回転させるように構成しているので、上下方向の配置空間を抑制することができる。したがって、栓体の上下方向の長さを抑制した飲料用容器の栓体を提供することができる。
本考案において、前記側面から見て、ロック部材の回転軸よりも、ストッパー部材の回転軸の方が奥側に位置していることが好ましい。
ストッパー部材の回転軸をロック部材の回転軸の真下に配置するのではなく、それよりも奥側に配置することで、上下方向の配置長さを抑制して回転軸を配置することができる。また、ロック部材のロック解除位置への移動を阻止するための機構配置を行いやすくなる。
本考案において、ストッパー部材には、前記阻止位置へ保持するためのクリック部が一体形成されており、阻止位置から許容位置へ切り換える際に、前記クリック部が弾性変形して、蓋本体部に形成されたクリック突部を乗り越えることで許容位置へと切り換えられることが好ましい。
ストッパー部材にクリック部を設けることで、阻止位置において安定した状態で保持させることができる。したがって、不意にロック部材によるロックが解除されることを確実に防止することができる。また、クリック部はストッパー部材に一体形成されることで、余分な部品を設けることなくクリックで保持させることができる。阻止位置から許容位置へ切り換えることきは、クリック部を弾性変形させればよく、ストッパー部材を例えば樹脂で成型することで、弾性変形可能なクリック部を容易に形成させることができる。
本考案におけるストッパー部材には、ロック部材がロック解除位置へ移動するのを阻止する当接部が一体形成されており、ストッパー部材が阻止位置にあるとき、ロック部材をロック解除位置へ切り換えようとすると、前記当接部により切り換えが阻止されることが好ましい。
この構成によると、ストッパー部材には当接部が一体形成されている。ストッパー部材が阻止位置に保持されている時は、ロック部材をロック解除位置に移動させようとしても、当接部が邪魔をして移動することができない。これにより、不意にロックが解除されることを確実に防止することができる。
本考案に係るロック部材には、前記当接部に当接可能な被当接部が形成されており、当接部及び被当接部の当接面が、ストッパー部材の回転軸を中心とする半径を有する円筒面に形成されていることが好ましい。
この構成によると、ロック部材の被当接部がストッパー部材の当接部に当接することで、ロック部材が不意に解除されることを防止する。当接部と被当接部とは、当接面どうしが当接するように構成される。このとき、当接面はストッパー部材の回転軸を中心とする円筒面に形成されている。これにより、ストッパー部材を回転させて、阻止位置から許容位置へ移動させるときに、無理な力を要することなく、当接状態から脱出させることができる。
開閉蓋を閉じた状態の飲料用容器の外観を示す斜視図 開閉蓋を開いた状態の飲料用容器の外観を示す斜視図 開閉蓋を閉じた状態の栓体の内部構造を示す断面図 開閉蓋を開いた状態の栓体の内部構造を示す断面図 開閉蓋のロック機構の動作を示す断面図
本考案に係る飲料用容器の栓体及びこれを有する飲料用容器の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、開閉蓋を閉じた状態の飲料用容器の外観を示す斜視図、図2は、開閉蓋を開いた状態の飲料用容器の外観を示す斜視図である。図3は、開閉蓋を閉じた状態の栓体の内部構造を示す断面図、図4は、開閉蓋を開いた状態の栓体の内部構造を示す断面図である。図5は、開閉蓋のロック機構の動作を示す断面図である。
<栓体の概略構成>
本考案における飲料用容器は、スポーツジャグ等に用いられるものであるが、特定の用途に限定されるものではない。また、飲料用容器内に収容される飲料についても、水、お茶、コーヒー等が例示されるが、特定の飲料に限定されるものではない。なお、以下の説明において、水平・垂直という表現は、飲料用容器を水平面の上に垂直姿勢で置いたときの姿勢を基準にしているものと定義する。
図1に示すように、飲料用容器Aは、栓体1と容器本体2から構成される。容器本体2の内部に飲料が収容され、容器本体2はほぼ円筒形を呈している。栓体1は、容器本体2の上部に形成される開口部を閉鎖するものである。栓体1は、容器本体2の上部に対してネジにより着脱自在に取り付けられる。
栓体1は、樹脂成型される蓋本体部10を備えており、容器本体2の上部に形成された雄ねじに螺合する雌ねじ100を備えている(図3参照)。蓋本体部10の上面101には、開閉蓋11が開閉自在に取り付けられている。蓋本体部10の上面には飲口部102が一体形成されている。飲口部102は、上面101から突出した円筒形を呈している。この飲口部102から飲料を出す(飲む)ことができる。開閉蓋11も樹脂成型で形成される。
開閉蓋11の回転軸12は、上面101に水平に設定される。回転軸12を支持する軸支持部103が上面101に一体形成されている。回転軸12は、円形を有する上面101の中心よりも少しオフセットした位置に設定される。飲口部102も中心からオフセットされた位置に設けられるが、オフセットされる方向は回転軸12とは反対方向である。上記回転軸12及び軸支持部103は、蓋支持部に相当する。
開閉蓋11は、コイルバネ13(第1付勢部材に相当)により開き方向に付勢される。コイルバネ13は、回転軸12と同軸に配置される。開閉蓋11の裏面側には突出部110が一体形成され、開閉蓋11を閉じたときに、飲口部102の中に挿入される状態になる。その突出部110の周りにシリコンゴム等により形成されるゴムパッキン14が被せられる。これにより、飲料の漏れを効果的に防止する。
開閉蓋11の回転支点から見て先端側に第1ロック部111が一体形成される。このロック部111には、第1ロック爪112が一体形成される。図2からも分かるように、飲口部102を挟むように、回転軸12と第1ロック部111が配置される。
蓋本体部10の内面であって、雌ねじ100が形成される領域の上部にゴムパッキン15が取り付けられる。また、蓋本体部10の側面104には、蓋本体部10の着脱操作を行いやすくするために、球面状の操作用突起105が円周方向に沿って配置されている。
<ロック機構>
次に、ロック機構Bの構成を説明する(特に図5を参照)。ロック機構Bは、開閉蓋11を閉じた状態にロックするための機構である。開閉蓋11を閉じたとき、飲口部102は閉塞された状態であり、開閉蓋11を開いたとき、飲口部102は開放された状態である。
ロック機構Bは、蓋本体部10の側面104に設けられている。ロック機構Bは、ロック部材20とストッパー部材30を備えている。ロック部材20とストッパー部材30は樹脂で成型される。ロック部材20は、水平に設定された回転軸21周りに回転可能である。ストッパー部材30も水平に設定された回転軸31周りに回転可能である。
ロック部材20は、回転軸21の上側が第2ロック部200として機能し、第2ロック爪201が一体形成される。この第2ロック爪201は、開閉蓋11の第1ロック爪112と係合可能である。図5(a)(b)(d)に示す状態は、ロック位置であり、図5(c)に示す状態は、ロック解除位置である。ロック部材20は、これらロック位置とロック解除位置の間を切り換え可能である。
ロック部材20は、回転軸21の下側に操作突起202が一体形成される。操作突起202の裏面側にバネ収容突部203が形成される。このバネ収容突部203には、コイルバネ40(第2付勢部材に相当)の一端部が挿入される。コイルバネ40は、ロック部材20をロック位置の方向(図5において時計方向)に付勢する。蓋本体部10の側面104にもバネ収容突部106が形成され、コイルバネ40の他端部が挿入される。これにより、コイルバネ40が安定した状態に保持される。
ストッパー部材30は、回転軸31周りに回転可能である。ストッパー部材30の側面側の表面には操作突起300が形成されている。また、ストッパー部材30には、当接部301が形成されており、ロック部材20に形成された被当接部204と当接可能な当接面を有する。図5(a)に示すように、当接部301は、回転軸31を中心とする半径Rの当接面(円筒面)を有する。被当接部204も図5(a)に示す状態で同じ半径Rの当接面(円筒面)を有する。開閉蓋11を閉じた位置では、当接部301と被当接部204は、ロック部材20の裏面側に隠れており、外観からは見えない。
また、ストッパー部材30の回転軸31の奥側(図の右側)には、クリック部302が一体形成されている。また、蓋本体部10の側面104にもクリック突起107が形成されており、この位置でストッパー部材30は保持される。
ストッパー部材30の回転軸31は、ロック部材20の回転軸21よりも奥側(図の右側)に位置している。このように配置することで、当接部301と被当接部204の配置構成を行いやすくすることができる。仮に、回転軸31を回転軸21の真下に配置すると、当接部301と被当接部204の配置が難しくなり強度的な面で問題が生じ得る。また、上下方向に占める空間が大きくなり、栓体の上下方向の長さを抑制することが難しくなる。
また、蓋本体部10の側面104のクリック突起107の上方には、ガイドリブ108が形成されている。ストッパー部材30は、ちょうど回転軸31の真上あたりで、このガイドリブ108に接触している。これは、ストッパー部材30が許容位置(図5(d))から阻止位置(同(a))に戻るときに、ストッパー部材30のクリック部302がクリック突起107をスムーズに乗り越えることができるようにするためである。このガイドリブ108により、ストッパー部材30の上方への変形を抑制し、クリック突起107をスムーズに乗り越えることができる。
<開閉動作>
次に、飲口部102を開放するときの動作を図5により説明する。本考案では、ロック機構Bとして、ロック部材20とストッパー部材30の2つの部材を上下に配置している。動作としては、まず、最初にストッパー部材30を操作して、ロック部材20が動ける状態にしてからロック部材20を操作する。これにより、飲料用容器の携帯中に不意に開閉蓋11が開くことを防止することができる。
図5(a)において、ロック部材21の操作部202を押そうとすると、ロック部材21の被当接部204がストッパー部材30の当接部301を押すように作用する。したがって、この状態ではロック部材21をロック位置からロック解除位置へと切り換えることはできない。特に、操作部202を押すと、図示の状態でロック部材20には反時計方向のモーメントが作用するが、ストッパー部材30には時計方向のモーメントが作用する。これにより、ロック部材20とストッパー部材30とは、互いに近づく方向に回転しようとするため、確実にロック状態を保持することができる。
ロック解除のためには、図5(b)に示すように、ストッパー部材30の操作突起300を下方に押し下げる(矢印C参照)。これにより、ストッパー部材30は、回転軸31周りに反時計方向に回転させられる。このとき、ストッパー部材30のクリック部302は、弾性変形しながら、クリック突起107を乗り越えることができる。
また、当接部301がロック部材20の被当接部204との当接状態から脱出する。これにより、ストッパー部材30は、ロック部材20がロック解除位置へ移動するのを阻止する阻止位置から、ロック解除位置へ移動するのを許容する許容位置へと切り換えられる。当接部301の当接面は、回転軸31を中心にした円筒面に形成されているので、被当接部204からの脱出は無理な力を必要とせず、スムーズに行うことができる。
当接部301が被当接部204から脱出したので、図5(c)に示すように、ロック部材20の操作部202を押すことができる(矢印D方向)。これにより、ロック部材20は、ロック位置からロック解除位置へと切り換えられる。すなわち、ロック部材20は、コイルバネ40を圧縮しながら、回転軸21周りに反時計方向に回転させられる。その結果、ロック部材20の第2ロック爪201が開閉蓋11の第1ロック爪112から脱出する。したがって、開閉蓋11は、コイルバネ13の付勢力により回転し、飲口部102が開放する(図2参照)。
ロック部材20の操作部202から手を離すと、コイルバネ40の復元力により、ロック部材20はロック解除位置からロック位置へと復帰する(図5(d)参照)。なお、ストッパー部材30には、復帰用のバネ部材は特に設けておらず、許容位置に移動したままである。
次に、開閉蓋11を閉じるときの動作を説明する。開閉蓋11を閉じてくると、その途中で第1ロック爪112がロック部材20の第2ロック爪201に当接する。このとき、第1ロック爪112の傾斜面が第2ロック爪201の傾斜面に当接して、第2ロック爪201を回転軸21を反時計方向に回転させようとする。これにより、第1ロック爪112は、第2ロック爪201を乗り越えることができ、図5(a)に示すようなロック状態に切り換えることができる。なお、ロック部材20を図5(c)に示すように矢印D方向に押しながら開閉蓋11を閉めてもよい。
<考案の効果>
本考案では、ロック部材20の下方にストッパー部材30が配置されており、いずれも水平方向の回転軸21,31周りに回転可能となっている。ストッパー部材30はスライド移動させるのではなく、回転させるように構成しているので、上下方向の配置空間を抑制することができる。したがって、栓体1の上下方向の長さを抑制することができる。また、雌ねじ100を形成する長さも短くすることができ、栓体1の着脱操作も行いやすくなる。
A 飲料用容器
B ロック機構
1 栓体
2 容器本体
10 蓋本体部
101 上面
102 飲口部
104 側面
11 開閉蓋
111 第1ロック部
112 第1ロック爪
12 回転軸
13 コイルバネ
20 ロック部材
200 第2ロック部
201 第2ロック爪
204 被当接部
30 ストッパー部材
301 当接部
40 コイルバネ

Claims (6)

  1. 飲料用容器の容器本体の上部に取り付けられる栓体であって、
    容器本体の上部開口部を覆うように形成される蓋本体部と、
    この蓋本体部の上面に設けられる飲口部と、
    この飲口部を開放する位置と閉塞する位置に切り換え動作可能な開閉蓋と、
    この開閉蓋を回転可能に軸支する蓋支持部と、
    開閉蓋に形成された第1ロック部と、
    開閉蓋を前記開放する位置へ付勢する第1付勢部材と、
    前記蓋本体部の側面に設けられ、水平に設定された回転軸まわりに回転可能であり、ロック位置とロック解除位置に切り換え動作可能なロック部材と、
    このロック部材に一体形成され、ロック位置において前記第1ロック部と係合可能な第2ロック部と、
    ロック部材をロック位置に付勢する第2付勢部材と、
    ロック部材の下方に設けられ、水平に設定された回転軸まわりに回転可能であり、前記ロック部材がロック解除位置へ移動するのを阻止する阻止位置と、ロック解除位置へ移動するのを許容する許容位置に切り換え動作可能なストッパー部材と、を備え、
    前記ストッパー部材を阻止位置から許容位置へと切り換えた後、前記ロック部材をロック位置からロック解除位置へと切り換えることで、開閉蓋が第1付勢部材の付勢力により閉鎖位置から解放位置へと移動することを特徴とする飲料用容器の栓体。
  2. 前記側面から見て、ロック部材の回転軸よりも、ストッパー部材の回転軸の方が奥側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の飲料用容器の栓体。
  3. ストッパー部材には、前記阻止位置へ保持するためのクリック部が一体形成されており、阻止位置から許容位置へ切り換える際に、前記クリック部が弾性変形して、蓋本体部に形成されたクリック突部を乗り越えることで許容位置へと切り換えられることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料用容器の栓体。
  4. ストッパー部材には、ロック部材がロック解除位置へ移動するのを阻止する当接部が一体形成されており、ストッパー部材が阻止位置にあるとき、ロック部材をロック解除位置へ切り換えようとすると、前記当接部により切り換えが阻止されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料用容器の栓体。
  5. ロック部材には、前記当接部に当接可能な被当接部が形成されており、当接部及び被当接部の当接面が、ストッパー部材の回転軸を中心とする半径を有する円筒面に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の飲料用容器の栓体。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の栓体を有する飲料用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3171651U (ja) * 2011-08-30 2011-11-10 株式会社ドウシシャ 飲料用容器の栓体及びこれを有する飲料用容器
JP2020083331A (ja) * 2018-11-16 2020-06-04 タケヤ化学工業株式会社 携帯用飲料ボトル

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