JP3149586U - 軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器及び包装用容器用シート - Google Patents

軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器及び包装用容器用シート Download PDF

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昌明 岡部
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Abstract

【課題】側片と角底片との近接部位において内側に容易に折り曲げられ、折りたたみ時に容積を減少させることの容易な軟質プラスチックス製の包装用容器を提供する。【解決手段】正面片10、背面片12、両側片14及び角底片16がそれぞれ備えられるとともに、角底片16と反対側の部位に収納口22が開口された軟質プラスチックス製の直方体状の折りたたみ自在な包装用容器1aについて、それぞれの側片14の中央に、その角底片16側から正面片10及び背面片12に沿って側片中折り目14bが形成され、角底片16の中央に、両側片14間方向に沿って角底片中折り目16bが形成され、側片14及び角底片16の連接部位付近において、側片14に切り欠きE1を設けた。【選択図】図3

Description

この考案は、軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器及び包装用容器用シートに関する。
この種の従来例として電気通信回路「http://www.bestcarton.com./kansyo/6201/index.html」(非特許文献1)を通じて公衆に利用可能となった考案が知られている。この従来例は、軟質プラスチックス製の正面片、背面片、両側面片及び角底片からなる包装用容器であり、角底片の反対側に開口された収納口より、内部に収納物を出し入れすることができるように構成されている。そして、両側面片及び角底片のそれぞれの中央に折り目が形成されており、内部に収納物を収納していない場合には、これらの折り目に沿って両側片及び角底片を折りたたむことによって包装用容器の厚みを減らすることができる。このようにして、従来例では、非収納時の包装用容器をコンパクトにすることにより、折りたたみ時の包装用容器自体を収納する際に必要とするスペースを減少させたり、折りたたみ時の包装用容器の運搬の際の利便性を向上させることができる。
また、この従来例では、側片と角底片は、中央の折り目に沿って包装用容器の内側方向に向けて折りたたまれるようにして、折りたたんだ際に、側片と角底片とが包装用容器外側方向に飛びでないようにして、折りたたみ時の包装用容器の正面視における面積を減少させ、折りたたみ時の包装用容器の容積を減少させるように構成されている。
電気通信回路 「http://www.bestcarton.com./kansyo/6201/index.html」
しかしながら、従来例の包装用容器の側片と角底片とは、分離されることなく互いに連設され、また、側片及び角底片は共に正面片及び背面片とも連設されている。したがって、両側片の中央の折り目、及び角底片の中央の折り目を内側に向けて折曲するようにこの包装用容器を折りたたもうとすると、側片と角底片との連設部位、すなわち包装用容器の左右下部の角部付近の部位については、側片及び角底片がそれぞれ内側に向けられる応力が干渉することになる。すなわち、この部位は、互いに直交する方向において近接しようとするが、例えば内側に折りたたむための折り目を予めつけておけば容易に内側に折りたたむことのできる紙袋のような材質と異なり、所定以上の対屈曲性を備えている軟質プラスチックスでは、側片及び角底片を共に内側に折り曲げようとして予め折り目を付けておいても、内側に完全に折りたたむことは容易ではない。よって、結局、当該連接部位付近において、干渉し合う側片又は角底片のいずれかが包装用容器の外側に飛び出たり、あるいは、側片及び角底片の双方ともが外側に飛び出してしまうおそれがあった。またさらには、当該連接部位付近だけではなく側片全体又は角底片全体までもが包装用容器の外側に飛び出るおそれもあった。このように、従来例では、包装用容器の側片及び角底片の全てを内側に折りたたむことによる包装用容器の容積の減少という目的は達成し難いものとなっていた。
また、包装用容器の折りたたみ時に、側片及び角底片の全てを内側に折りたたむことが困難であるので、無理に内側に折りたたもうとすると、連接部位付近のみが外側に飛び出し、それ以外の部位は内側に折りたたまれた状態となる場合があり、折りたたみ時の包装用容器の美観を大きく損ねることとなっていた。
また、このような課題は、予め折り目を形成していても折り目に沿って一方向にのみ折れ曲がるようにし難い厚み・硬さを有し所定以上の対屈曲性を有する軟質プラスチックス製の包装用容器において顕著である。このような包装用容器では、側片及び角底片が内側に折り曲げられることを意図して折り目を形成しておいても、例えば紙製の包装用容器であれば、その側片及び角底片が繰り返し内側に折りたたまれるように折り目を形成できるのに対し、所定以上の厚みや硬さを有し所定以上の対屈曲性を有する軟質プラスチックス製の包装用容器では、内側にかならず折りたたまれるように折り目を形成することは困難である。特に、収容物を保護するために、従来例のように気泡を有しクッション性に富む軟質プラスチックスが用いられることが多いが、このような包装用容器は一定の厚みを有し所定の対屈曲性を備えているために、連接部位において互いに干渉し合う側片及び角底片をともに内側に折りたたむことが可能な折り目を形成することは非常に困難である。
この考案が解決しようとする目的は、上記の従来技術の問題点を解決するものであり、側片と角底片との近接部位において内側に容易に折り曲げられ、折りたたみ時に容積を減少させることの容易な軟質プラスチックス製の包装用容器を提供することにある。
本考案の第1の手段は、
正面片10、背面片12、両側片14及び角底片16がそれぞれ備えられるとともに、角底片16と反対側の部位に収納口22が開口された軟質プラスチックス製の直方体状の折りたたみ自在な包装用容器であって、
それぞれの側片14の中央に、その角底片16側から正面片10及び背面片12に沿って側片中折り目14bが形成され、
角底片16の中央に、両側片14間方向に沿って角底片中折り目16bが形成され、
側片14及び角底片16の連接部位付近において、側片14又は角底片16の少なくとも一方に、切り欠きEが備えられたことを特徴とする軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器である(請求項1)。
このような「切り欠き」を備えることにより、所定以上の厚みを有するなど対屈曲性が高い軟質プラスチックス製の包装用容器であっても、側片14及び角底片16を内側に折り曲げる際に、側片14及び角底片16が、それぞれ隣り合う角底片16又は側片14に与える応力を大きく減少ないしは寸断させることができる。よって、側片14及び角底片16の双方を内側に折り曲げる際の支障を取り除き、側片14及び角底片16を共に包装用容器の内側に向けて容易に折りたたむように構成することができる。
また、本考案の包装用容器は、折りたたみ時には、たとえばゴムバンドなど適宜の結束手段により折りたたみ状態を保持されているが、使用時には結束手段を取り外すと、素材が有する反発力により両側片14及び角底片16がそれぞれ平坦に近い状態にまで自然に伸び、被包装物を収容するのに十分な収納口22を形成することができる。
ここで「切り欠き」は、隣り合う側片14又は角底片16のうち、側片14のみ、又は角底片16のみ、あるいは側片14及び角底片16の両方に設けることができる。「切り欠き」には側片14等を切除したような形状の他、単なる「切り込み」も含む。また、切り欠きの形状は、側片14や角底片16の端部を短く縮めたものとすることや、側片14や角底片16の端部のうちの一部のみを削ったものなど種々のものが考えられる。また、その形状も、方形、三角、半円など種々のものが考えられる。
また、前記した手段において、側片14に設けられた前記切り欠きEの角底片16側から収納口22側に向かう長さαが、前記角底片16の幅の2分の1以上に設けられる、又は、角底片16に設けられた前記切り欠きEの両側片14間方向に沿う長さαが、前記側片14の幅の2分の1以上に設けられるものとすることもできる(請求項2)。
このように切り欠きEの長さを設けることにより、内側に折りたたんだ側片14と角底片16の頂点が互いに干渉し合わないように位置するように設けることができる。
すなわち、側片14又は角底片16は、内側に折りたたんだ状態でその幅の2分の1の距離だけ内側に突出する。そして側片14及び角底片16は、内側に折りたたんだ際には互いに直交する方向に突出するので、それぞれ、相手方の幅の2分の1以上の長さを切り欠けば互いに干渉することがない。このように切り欠きEを設けることにより、互いの干渉を一切生じさせることが無く、側片14及び角底片16のいずれも容易に内側に折りたたむことができる。
また、気泡を備えた軟質プラスチックス製の包装用容器に前述したいずれかの考案を適用することもできる(請求項3)。
気泡を備えた軟質プラスチックス(いわゆる「エアークッション」)は所定以上のクッション性を備えており被包装物の保護に有用であるが、一方、所定の厚みを有し、また、2枚のシート間に気泡状のクッション部を備えているために対屈曲性が高い。よって、折り目を付けても常に一方向に折りたたむことができるようにすることは特に困難である。したがって、本考案のような切り欠きEを設けることにより、側片14及び角底片16のいずれをも同時に内側に容易に折りたたむことができるように構成することができるので、被包装物の十分な保護と同時に折りたたみ時の減容を実現するのに好適である。気泡を備えた軟質プラスチックスの例としては、気泡を構成するエンボスフィルムと平坦な一側のバックシートの二層からなるものや、両側のバックシート2,2間に気泡を構成するエンボスフィルム3を挟んで三層からなるものなどがある。
また、本考案の第4の手段は、同形状の正面片10及び背面片12と、正面片10と背面片12の間に連接された角底片16と、正面片10又は背面片12の側部のいずれかにそれぞれ連接される二つの側片14と、該両側片14の側部にそれぞれ連接された糊代片18とが備えられ、
正面片10と角底片16の連接部位に正面側折り目16aが水平方向に形成され、
角底片16の中央に該正面側折り目16aと平行に底片中折り目16bが形成され、
背面片10と角底片16の連接部位に該正面側折り目16a及び該底片中折り目16bと平行に背面側折り目16cが形成され、
正面片10又は背面片12と前記側片14との連接部位に側片折り目14aが形成され、
該側片14の中央に該側片折り目14aと平行に側片中折り目14bが形成され、
側片14と糊代片18の連接部位に糊代片用折り目18aが設けられ、
該側片14の角底片16側端部又は該底片16の側片14側端部に切り欠きEが設けられたことを特徴とする軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器用シート(請求項4)である。
このような包装用容器用シートでは、角底片16を境にして正面片10を背面片12に向けて折曲させ、両側片14を両糊代片18とともにそれぞれ正面片10又は背面片12側に折り曲げるとともに糊付けをして結合することにより、軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器を容易に得ることができる。
また、前述した軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器用シートにおいて、前記切り欠きEを、側片14に設けられた前記切り欠きEの角底片16側から正面片10及び背面片12に沿う長さαが、前記角底片16の幅の2分の1以上に設けられる、又は、角底片16に設けられた前記切り欠きEの両側片14間方向に沿う長さαが、前記側片14の幅の2分の1以上に設けられることとしても良く(請求項5)、また、前述した軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器用シートを、気泡を備えた軟質プラスチックスとしても良い(請求項6)。
また、前記した第4から第6の手段の軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器用シート30の二つが正面片10又は背面片12の上端部同士において基準折り目42を境にして連接されるものとしても良い(請求項7)。
このような二つの包装用容器用シート30を基準折り目42を介して対称に連接した包装用容器用シート40とすることにより、それぞれの包装用容器用シート30を糊付けしてそれぞれ収納部20を形成するとともに基準折り目42を折り曲げるだけで、二つの収納部20を備えた包装用容器を極めて簡単に製造することができる。また、これらの二つの収納部20を備えた包装用容器用シート30をさらに複数以上連接して多数の収納部20を備えた包装用容器を容易に製造することもできる(請求項8)。
また、前述した包装用容器の複数個以上が収納口22を並設して開口するように連接された包装用容器であって、前記連接される包装用容器又は包装用容器用シートの間の少なくとも一箇所に、一側に取っ手54が他側に結合用シート部56が備えられた中シート50が配設されるものとしても良い(請求項9)。
このような中シート50を設けることにより、中シート50を包装用容器の取っ手54として利用することができ、持ち運びを容易にすることができる。また、複数以上の包装用容器等のいずれかの間に中シート50を配設するだけで足り、このような取っ手54付きの包装用容器を簡便に製造することができる。
また、前述した包装用容器又は包装用容器用シートであって、正面片10及び背面片12の上端に取り出し用切り欠き24を形成することとしても良い(請求項10)。
このような取り出し用切り欠き24を設けることにより、包装用容器の収納部20内に収納された被収納物が収納部20奥に有る場合でも直接掴み易くすることができる。よって、被収納物の取り出しを容易にすることができる。
また、前記した各折り目をミシン目により形成するものとしても良い(請求項11)。
包装用容器、包装容器用シートに気泡を備えた軟質プラスチックスが採用された場合、空気を内包した多数の気泡が存在することにより、弾発性に富み、被包装物の保護に優れる有利性がある。一方、折りたたみ時には、とりわけ、折目線上に存在する多数の気泡群の弾発性が障害になる。気泡内に空気が密封状態に存在することにより、折り曲げ難いので、折り曲げたときに気泡内から空気を排出し、折り曲げ易くできるようにするために、スリッターミシンや活版ミシンなどにより、ミシン目による折目を形成すると良い。
本考案は、上記の構成であるから、側片及び角底片を中央に形成された折り目を境にして内側へ向けて略断面V字状に二重に積層された板状に折り曲げることができる。よって、側片及び角底片共に正面片及び背面片の面積内に存在し、正面片及び背面片から飛び出ることがないので、折りたたみ時の包装用容器の容積を最小に減少させることができる。したがって、収納部内に被収納物を収納しない包装用容器の保管時や搬送時の嵩張りを減少させることができ、保管等のコスト低減や利便性の向上を図ることができる。
また、請求項4から請求項9の考案においては、包装用容器を極めて簡便に製造することもできる。また、請求項9の考案においては、持ち運びが容易な包装用容器を提供することもできる。また、請求項10の考案においては、被収納物の取り出しを容易にすることにより利便性を向上させた包装用容器を提供することもできる。
本考案の包装用容器の斜視図である。 本考案の包装用容器を構成する軟質プラスチックス製シートの拡大断面図である。 図1の包装用容器を折りたたんだ状態の斜視図である。 図1の包装用容器の右側面下部の一部透視側面図である。 図1の包装用容器の右側下部の一部透視斜視図である。 (a)別の包装用容器の右側面下部の側面図、(b)別の包装用容器の右側下部の正面図である。 さらに別の包装用容器の右側下部の斜視図である。 さらに別の包装用容器の右側下部の斜視図である。 さらに別の包装用容器の斜視図である。 図9の包装用容器を折りたたんだ状態の斜視図である。 さらに別の包装用容器の右側下部の斜視図である。 さらに別の包装用容器の右側下部の斜視図である。 図12の包装用容器を折りたたんだ状態の一部斜視図である。 包装用容器用シートの斜視図である。 図14の包装用容器用シートを糊付けして形成された包装用容器の斜視図である。 図15の包装用容器の使用時の斜視図である。 別の包装用容器用シートを展開した正面図である。 図17の包装用容器用シートを糊付けして形成された包装用容器の斜視図である。 さらに別の包装用容器の使用時の斜視図である。 さらに別の包装用容器の使用時の斜視図である。 図21の包装用容器に用いる中シートの正面図である。
次いで、本考案の包装用容器について、図面を参照して詳細に説明する。本考案は、対屈曲性の高い軟質プラスチックス、特に気泡を備えた軟質プラスチックス製の包装用容器において、両側片及び角底片の隣接部位において、両側片又は角底片のいずれか又は両方に切り欠きを設けるという比較的簡単な構成により、包装用容器の折りたたみ時の容積を減少させる目的を達成しようとするものである。
図1に示すのは、収納部20が一つだけ形成された包装用容器1aである。包装用容器1aは軟質プラスチックス製であり、図2に示すように両側のバックシート2,2間に、気泡を構成するエンボスフィルム3を挟んで構成される、いわゆる「エアークッション」と呼ばれるものから形成されている。なお、以下に説明する図面の一部においては、この気泡の図示を省略する。
この包装用容器1aには、正面片10、背面片12、両側片14及び角底片16が備えられている。正面片10はやや横長の長方形状に形成されており、この正面片10とほぼ同形状に背面片12が形成されている。また、両側片14及び角底片16は帯状の細長の長方形状に形成されており、これらの幅はほぼ同一に形成されている。
正面片10と角底片16との境界には正面片10に対して角底片16が内側に折り曲げられるように設けられた正面側折り目16aが形成されている。また、背面片12と角底片16との境界には背面片12に対して角底片16が内側に折り曲げられるように設けられた背面側折り目16cが形成されている。
また、角底片16の短手方向の中央には、正面側折り目16a及び背面側折り目16cと平行に、底片中折り目16bが形成されている。底片中折り目16bは、正面側折り目16a及び背面側折り目16bとは反対に、包装用容器1a内側に向けて突設するように形成されている。
両側片14はそれぞれ背面片12の左右端部に連接されており、連接部位には、側片折り目14aが形成されている。また、両側片14の短手方向の中央には、正面片10及び背面片12と平行に、側片中折り目14bが形成されている。側片中折り目14bは、側片折り目14aとは反対に、包装用容器1a内側に向けて突設するように形成されている。なお、後述するが、両側片14の下端は正面片10および背面片12よりも上方までにとどまる長さに設けられており、両側片14の下端と角底片16の両端との間に切り欠きE1が形成されるように設けられている。
背面片12は、正面視左側の側片14に連設される左背面片12aと正面視右側の側片14に連設される右背面片12bとから構成されている。また、左背面片12a又は右背面片12bと側片14との連設部位には背面側折り目12cがそれぞれ形成されている。そして、これらの左背面片12a及び右背面片12bを糊付けすると共に、それぞれを角底片16と糊付けすることにより、全体として包装用容器1aを形成している。
なお、前述した各折り目は、スリッターミシンや活版ミシンによりミシン目として形成される。 包装用容器1aに気泡を備えた軟質プラスチックスが採用された場合、 空気を内包した多数の気泡が存在することにより、弾発性に富み、被包装物の保護に優れる有利性があるが、一方、折りたたみ時には、とりわけ、折目線上に存在する多数の気泡群の弾発性が障害になる。気泡内に空気が密封状態に存在することにより、折り曲げ難いので、折り曲げたときに気泡内から空気を排出し、折り曲げ易くできるように前記したスリッターミシンなどにより、ミシン目による各折り目が形成されている。
そして、これらの正面片10、背面片12及び両側片14に囲まれた部位がCD−ROM等の被収納物を収納する収納部20として設けられており、その開口部は収納口22とされている。
次いで切り欠きE1について説明する。切り欠きE1は両側片14のそれぞれの下端に形成されており、角底片16の端部との間に形成されている。切り欠きE1の左右方向の幅は側片14の幅と同等に設けられており、側片14の下端を切り落とすようにして形成されている。また、切り欠きE1の高さα(実用新案登録請求の範囲で言う「長さα」)、すなわち角底片16から収納口22方向への長さは包装用容器1aを構成する軟質プラスチックの厚みと同等に設けられており、具体的には、5mm程度に設けられている。なお、このように切り欠きE1の高さαが短く抑えられているので、側片14および角底片16から形成される包装用容器1aの下部角部において、内部に収容される被収納物の保護がより確実になされる。特に、切り欠きE1の高さαが側片14や角底片16の幅の2分の1以下に抑えられるとこのような保護を期待できる。
次いで、包装用容器1aの作用について説明する。包装用容器1aを使用する際には、前述の通り収納口22より収納部20内に被包装物を収納する。一方、収納部20内に被収納物を収納せずに、包装用容器1aを保管したり、搬送したりする際には、図3に示すように、側片中折り目14b及び角底片中折り目16bが包装用容器1a内側方向に突出するようにして両側片14及び角底片16を折りたたみ、正面片10及び背面片12を接近させるようにして包装用容器1aを折りたたむ。
この際に、側片14の下端及び角底片16の両横端は以下のように折りたたまれる。側片14の下端及び角底片16の両横端は、切り欠きE1が設けられていることにより、互いを内側に折りたたむ際には相手方の部材に対して応力を及ぼしがたい。一方、両部位は内側に折りたたまれると、正面視において重なり合うように、側片中折り目14bと角底片中折り目16bとが互いに直交するように突出していくが、いずれか一方が正面片10寄りに、他方が背面片12寄りに突出することにより、互いに干渉し合わずに正面視において重なり合うようにして折りたたむことができる(図4、図5参照)。このようにして、側片14及び角底片16の隣接部位においても、容易に包装用容器1a内側に向けて折りたたむことができる。また、互いに干渉し合わない隣接部位から離れた部位(すなわち、側片14においては側片14中央や上方よりの部位、角底片16においては角底片16中央付近の部位)においては、当然ながら容易に包装用容器1a内側に向けて折りたたむことができる。
また、図6(a)、(b)に示すような、切り欠きE1の高さαが側片14や角底片16の幅の2分の1に近い包装用容器1aの場合には、前述と同様に側片中折り目14bと角底片中折り目16bとが互いに直交するように突出し、いずれか一方が正面片10寄りに、他方が背面片12寄りに突出することにより、互いに干渉し合わずに正面視において重なり合うようにして折りたたむことができるほか、図6(a)、(b)に示すように、内側に折りたたんだ側片14又は角底片16の中折り目が、他方の中折り目の間に圧入されるようにして両部材を内側に折りたたむ状態とすることもできる。包装用容器が硬質プラスチックスなどの硬い材質からなる場合には、内側に折りたたんだ側片14又は角底片16の中折り目の一方が、他方の中折り目の間に圧入されることは、材質の変形量が小さいため困難であるが、本例のような軟質プラスチックス製であれば一定の弾力性を有するため、このように中折り目の一方が、他方の中折り目の間に圧入されるようにして折りたたむことも可能である。一方で、切り欠きE1の高さαが側片14や角底片16の幅の2分の1よりも相当小さい場合には、材質の変形量も限界があるため、図6のように一方の中折り目が他方の中折り目の間に圧入されて折りたたまれるのではなく、図4,5に示されるように、側片中折り目14bと角底片中折り目16bとが互いに直交するように突出し、いずれか一方が正面片10寄りに、他方が背面片12寄りに突出することにより、互いに干渉し合わずに正面視において重なり合うようにして折りたたむことができることが多い。
包装用容器1aは、折りたたみ後には、ゴムバンドなど適宜の結束手段により複数個以上にまとめられて折りたたみ状態を保持される。そして、使用時にはこの結束手段を取り外すが、素材が有する反発力により両側片14及び角底片16がそれぞれ平坦に近い状態にまで自然に伸び、被包装物を収容するのに十分な収納口22を形成することができる。
また、切り欠きE1は上記のように構成されているが、その形状などはこれに限られない。例えば、また、図7に示すように三角形状に切り欠いた切り欠きE2や、図8に示すように側片14又は角底片16の下端部より上方中心点に二本の斜線に沿うように切り欠いた切り欠きE3などのように構成しても良い。
また、図9及び図10に示すように、切り欠きE4が、その高さα、すなわち角底片16から収納口22方向への長さが、側片14又は角底片16の幅、すなわち展開時の正面片10と背面片12との間隔の2分の1以上に設けられるものとすることもできる。このように切り欠きE2の高さαを設けることにより、側片14及び角底片16を内側に折りたたんだ際にも、折りたたんだ側片14の側片中折り目14bと角底片16の角底片中折り目16bとが互いに接触する位置にまで達することがない。よって、内側に折りたたまれる側片14と角底片16が互いに一切干渉しないように設けることができる。
また、そもそも内側に折りたたむ側片14及び角底片16は特に折りたたんだ先端部分、すなわち側片中折り目14b及び底片中折り目16b部分を中心として互いに干渉し合うことになる。したがって、実施例1のように側片14又は角底片16の幅全てに渡って切り欠いた切り欠きE1とは異なり、例えば図11に示すように、側片中折り目14b又は底片中折り目16b部分を中心として左右に一定の幅だけを切り欠いた切り欠きE5としても、互いの干渉を回避することができ、当該部位における側片14と角底片16のいずれをも内側に容易に折りたたむことができる。
また、前述した切り欠きは、いずれも側片14に設けるだけではなく、角底片16に設けたり、これらの両方に設けることとしても良い。例えば、図12及び図13に示すように、側片14側だけではなく角底片16側にも切り欠きE6設けるように構成しても良い。また、図示は省略するが角底片16側にだけ切り欠きE5を設けることとしても良い。
次いで、実施例1とは異なる本考案の別の包装用容器用シート30について説明する。図14に示すように、この包装用容器用シート30は、正面片10、背面片12、両側片14及び角底片16が備えられており、正面片10と角底片16との境界には正面片10に対して角底片16が内側に折り曲げられるように設けられた正面側折り目16aが形成され、また、背面片12と角底片16との境界には背面片12に対して角底片16が内側に折り曲げられるように設けられた背面側折り目16cが形成されている。また、角底片16の短手方向の中央には、正面側折り目16a及び背面側折り目16cと平行に、底片中折り目16bが形成されており、底片中折り目16bは、正面側折り目16a及び背面側折り目16bとは反対に、包装用容器1b内側に向けて突設するように形成されている。また、両側片14はそれぞれ背面片12の左右端部に連接されており、連接部位には、側片折り目14aが形成されている。また、両側片14の短手方向の中央には、正面片10及び背面片12と平行に、側片中折り目14bが形成されている。側片中折り目14bは、側片折り目14aとは反対に、包装用容器1b内側に向けて突設するように形成されている。そして、両側片14の下端は背面片12よりも上方までにとどまる長さに設けられており、両側片14の下端と角底片16の両端との間に切り欠きE1が形成されるように設けられている。
そしてまた、両側片14の背面片12と反対側端部には糊代片18が連接されており、連接部位には、糊代片折り目18aが形成されている。糊代片18は上方寄りの幅広部18bと下方寄りの幅狭部18cとから構成されている。幅広部18bの上端部は背面片12及び両側片14の上端部と同位置に形成されている。
一方、幅狭部18cの下端部は、両側片14の下端部よりも下方まで延設されており、背面片12の下端部と同位置に形成されている。よって、両側片14の下端の切り欠きEの両横の部位は背面片12の下端部と糊代片18の幅狭部18cの下端部とにより囲まれるようにして補強がなされている。
このように構成された包装用容器用シート30は、図15に示すように、糊代片折り目18aを正面片10の側端部に一致させる位置に配置させて、糊代片18を正面片に糊付けすることにより、使用時には図16に示すような収納部20を一つ備えた包装用容器1bを形成することができる。
また、正面片10及び背面片12の上端には、取り出し用切り欠き24が形成されている。 このような取り出し用切り欠き24を設けることにより、包装用容器の収納部20内に収納された被収納物が収納部20奥に有る場合でも直接掴み易くすることができる。よって、被収納物の取り出しを容易にすることができる
次いで、さらに別の本考案の別の包装用容器用シート40について説明する。図17に示すように、この包装用容器用シート40は、図14に示す包装用容器用シート30の二つを、正面片10の上端部において、上下対象となるように連設したものである。包装用容器用シート40は前述した包装用容器用シート30a,30bが正面片10の上端部において連設され、この連設部位に形成された基準折り目42において折り曲げ自在に構成されている。
そして、この基準折り目42に沿って包装用容器用シート30a、30bを折りたたむと共に、それぞれの包装用容器用シート30a,30bについて、前述した包装用容器用シート30と同様に、糊代片折り目18aを正面片10の側端部に一致させる位置に配置させて、糊代片18を正面片に糊付けすることにより、使用時には図18に示すような収納部20を二つ備えた包装用容器1cを形成することができる。
また、このような包装用容器1cをさらに連設して、例えば図19に示すような、収納部20が四つ以上となるような包装用容器1dとすることもできる。
また、このような包装用容器1dにおいて、図20に示すような中シート50を取り付けることとしても良い。中シート50は、正面視において横長の長方形状に形成される軟質プラスチック製のシートであり、図21に示すように、正面視において中央やや上方寄りに、差し入れ口52が開口された取っ手54が、下方寄りに結合用シート部56が備えられている。そして、この中シート50の結合用シート部56を、図20に示すように、包装用容器1dを構成する二つの包装用容器1cの間に挟着して、収納部20に被収納物を収納した際に容易に持ち運びが可能な包装用容器1e得ることができる。
本考案は包装用容器、包装用容器用シートに広く用いることができる。
1a〜1e;包装用容器、2;バックシート、3;エンボスフィルム、10;正面片、12;背面片、12a;左背面片、12b;右背面片、12c;背面側折り目、14;両側片、14a;側片折り目、14b;側片中折り目、16;角底片、16a;正面側折り目、16b;底片中折り目、16c;背面側折り目、18;糊代片、18a;糊代片折り目、18b;幅広部、18c;幅狭部、20:収納部、22;収納口、24;取り出し用切り欠き、30;包装用容器用シート、40;包装用容器用シート、42;基準折り目、50;中シート、52;差し入れ口、54;取っ手、56;結合用シート部、E1〜E5;切り欠き、α;高さ(長さ)。

Claims (11)

  1. 正面片10、背面片12、両側片14及び角底片16がそれぞれ備えられるとともに、角底片16と反対側の部位に収納口22が開口された軟質プラスチックス製の直方体状の折りたたみ自在な包装用容器であって、
    それぞれの側片14の中央に、その角底片16側から正面片10及び背面片12に沿って側片中折り目14bが形成され、
    角底片16の中央に、両側片14間方向に沿って角底片中折り目16bが形成され、
    側片14及び角底片16の連接部位付近において、側片14又は角底片16の少なくとも一方に、切り欠きEが備えられたことを特徴とする軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器。
  2. 前記側片14に設けられた前記切り欠きEの角底片16側から収納口22側に向かう長さαが、前記角底片16の幅の2分の1以上に設けられた、又は、角底片16に設けられた前記切り欠きEの両側片14間方向に沿う長さが、前記側片14の幅の2分の1以上に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器。
  3. 前記包装用容器が、気泡を備えた軟質プラスチックス製であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器。
  4. 同形状の正面片10及び背面片12と、正面片10と背面片12の間に連接された角底片16と、正面片10又は背面片12の側部のいずれかにそれぞれ連接される二つの側片14と、該両側片14の側部にそれぞれ連接された糊代片18とが備えられ、
    正面片10と角底片16の連接部位に正面側折り目16aが水平方向に形成され、
    角底片16の中央に該正面側折り目16aと平行に底片中折り目16bが形成され、
    背面片10と角底片16の連接部位に該正面側折り目16a及び該底片中折り目16bと平行に背面側折り目16cが形成され、
    正面片10又は背面片12と前記側片14との連接部位に側片折り目14aが形成され、
    該側片14の中央に該側片折り目14aと平行に側片中折り目14bが形成され、
    側片14と糊代片18の連接部位に糊代片用折り目18aが設けられ、
    該側片14の角底片16側端部又は該底片16の側片14側端部に切り欠きEが設けられたことを特徴とする軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器用シート。
  5. 前記切り欠きEを、側片14に設けられた前記切り欠きEの角底片16側から正面片10及び背面片12に沿う長さが、前記角底片16の幅の2分の1以上に設けられる、又は、角底片16に設けられた前記切り欠きEの両側片14間方向に沿う長さが、前記側片14の幅の2分の1以上に設けられることとしたことを特徴とする請求項4に記載の軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器用シート。
  6. 気泡を備えた軟質プラスチックスであることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器用シート。
  7. 請求項4から請求項6に記載のいずれかの軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器用シートの二つが、正面片10又は背面片12の上端部同士において基準折り目42を境にして連接されたことを特徴とする軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器用シート。
  8. 請求項7に記載の軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器用シートを複数以上連接して形成されることを特徴とする包装用容器。
  9. 前記包装用容器の複数個以上が収納口22を並設して開口するように連接された包装用容器であって、前記連接される包装用容器又は包装用容器用シートの間の少なくとも一箇所に、一側に取っ手54が他側に結合用シート部56が備えられた中シート50が配設されたことを特徴とする請求項8に記載の軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器。
  10. 前記正面片10及び背面片12の上端に取り出し用切り欠き24を形成したことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器又は包装用容器用シート。
  11. 前記した折り目がミシン目により形成されたことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の軟質プラスチックス製の折りたたみ自在な包装用容器又は包装用容器用シート。

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