JP3149537U - 携帯用の液体容器 - Google Patents

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法行 中川
法行 中川
尾崎 博文
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Abstract

【課題】構造簡単にして取り付け作業が容易で、容器本体の口元と注ぎ口との間を確実に連通し、シール不良による水漏れを確実に防止する液体容器を提供する。【解決手段】中央開口の肩部材は、外側壁部19の上端より内方に向けて口元上面に延びた上壁部20と、この上壁部先端より口元内側に向けて垂下した内壁部21とにて口元を覆い被すように設け、栓内筒部材9が、筒状で下部に液体容器本体の口元に内側より嵌合する下部筒部24と、上部前方に栓カバーの注出口5aを形成する注出筒5の内側より上方に向けて嵌合する上部筒部25とを設け、この上部筒部外周に注出筒5の下部と当接する接触面鉤状の上部環状パッキンを付設し、下部筒部24外周に液体容器本体の口元を覆う肩部材の上壁部20と内壁部21とに当接する接触面鉤状の下部環状パッキン2を付設する構成としている。【選択図】図4

Description

本考案は、注出口を傾けて直飲み、又はコップ等に注いで飲む携帯用の液体容器に関するものである。
一般に、携帯用まほうびんや水筒等の携帯用の液体容器は、液体容器本体の口元に装着した栓を外すか又は緩めてコップ等に一旦注いで飲むタイプの構造のものが多かったが、近年コップ等に注いで飲むだけではなく、特許文献1に開示されるように、液体容器本体を傾け、注出口に口を付けて直に飲むタイプの構造のものが開発されている。
特開2006−160359号公報
ところが、このような液体容器では、容器本体1の肩部に肩部材9を無理嵌めし、容器本体の口元でなく、口元のはるか下方に存在する絞り部18に下端が当接する栓4を配置し、この栓の上方に延びた注出管5の周りから肩部材9に螺着して栓4自体を押し下げる栓カバー3を設け、この栓カバーに注出管5の注ぎ口5aを開閉するキャツプ7を設けているにすぎません。
そのために、栓4と栓カバー3とキャツプ7との位置関係が複雑で円滑に行えず、栓4の注ぎ口5aにスムーズにキャツプ7を開閉することが困難であり、取り付け作業が煩雑である。又、肩部材9に螺着する栓カバー3の螺着によって、容器本体1内の絞り部18との接触や栓カバーの注出管支持筒17との接触等の関係が複雑で、栓外への水漏れが生じるという問題点があった。
本考案は、液体を収容する液体容器本体2と、この液体容器本体の上部を覆う中央開口の肩部材4と、内部中空で肩部材の外周に螺着し、液体を注出する注出口5aを備えた栓カバー6と、栓カバー内にあって、液体容器本体の口元8と栓カバーの注出口とを繋ぐ栓内筒部材9と、栓カバーの注出口を開閉するキャツプ7と、栓カバー前方に配置されキャツプの開閉を操作する開閉操作部材10とを設けた携帯用の液体容器1において、上記中央開口の肩部材4は、外側壁部19の上端より内方に向けて口元8上面に延びた上壁部20と、この上壁部先端より口元内側に向けて垂下した内壁部21とにて口元を覆い被すように設け、栓内筒部材9が、筒状で下部に液体容器本体の口元8に内側より嵌合する下部筒部24と、上部前方に栓カバー6の注出口5aを形成する注出筒5の内側より上方に向けて嵌合する上部筒部25とを設け、この上部筒部外周に注出筒5の下部と当接する接触面鉤状の上部環状パッキン27を張設し、下部筒部24外周に液体容器本体の口元8を覆う肩部材の上壁部20と内壁部21とに当接する接触面鉤状の下部環状パッキン2を張設する構成としている。
本考案は、従来の問題点を解決したものであって、構造簡単にして取り付け作業が容易で、容器本体の口元と注ぎ口との間を確実に連通し、シール不良による水漏れを確実に防止する携帯用の液体容器を提供するにある。
携帯用の液体容器1は、液体を収容する液体容器本体2と、この液体容器本体の下部を覆う底部材3と、液体容器本体の上部を覆う肩部材4と、この肩部材の外周に螺着し、液体を外部へ注出する注出筒5を備えた栓カバー6と、この注出筒の注出口5aを開閉するキャツプ7と、栓カバー6の注出筒5と液体容器本体2の口元8とを繋ぐ栓内筒部材9と、キャツプ7を開閉操作する開閉操作部材10とから構成されている。
11は、把手である。
液体容器本体2は、図2に示すように、ステンレス等の金属製材料にて有底筒状に形成された内筒12と、この内筒と所定の間隔を隔てて囲んだ外筒13とからなっており、内筒、外筒ともに口元8中央に向かって絞り込み垂直の壁を設けて後、その上端の内筒、外筒を溶接接合して口元8としている。この内筒と外筒との間は真空引きされている。
この外筒13の絞り込んだ外壁には、図3乃至図4に示すように、後述の肩部材4をビス14止めするためのアングル15を溶接している。
このアングル15は、1個でもよく、又絞り込んだ外壁周囲に2〜3箇所設けてもよい。
液体容器本体2の内筒12と外筒13とが重なった口元8には、逆U字状の弾性パッキン13が張設されている。
肩部材4は、図3乃至図4に示すように、中央中空で液体容器本体2のアングル15にビス止めされる肩部17と、この肩部の内方より液体容器本体の垂直の壁に沿って上方に延びた外周ネジ部18とからなる外側壁部19と、この外側壁部の外周ネジ部18上端より内方へ延びて弾性パッキン13を押さえる上壁部20と、この上壁部の先端より口元8内側に入り込み垂下した内壁部21とにて一体的に形成されている。
この上壁部20と内壁部21との境界に後述の下部環状パッキンの横片を納めるように切り欠いたコーナー溝を設けてもよい。
肩部材4の外周ネジ部18に螺着する栓カバー6は、図3,図4又は図6に示すように、内部中空で、下部内壁に外周ネジ部の雄ネジに螺合わされる雌ネジを備えた内壁ネジ部22と、中央のやや前方より上方に延びた注出筒5とが一体的に形成されており、上方後側に注出筒5の注出口5aを開閉する後述のキャツプ7を開閉自在に装着し、前方に後述のキャツプを開閉操作する開閉操作部材10を装着している。
23は、図6に示すように、注出筒5の後方で正面視左右両側に垂設した二股状の垂下片である。
この垂下片23は、二股内に後述の栓内筒部材9の鍔を嵌め込んで、栓内筒部材の独自の回動を規制するものである。
栓カバー6に内蔵される栓内筒部材9は、図2乃至図5に示すように、筒状で下部に液体容器本体2の口元8に内側より嵌合する下部筒部24と、上部前方に栓カバー6の注出筒5に内側より上方に向けて嵌合する上部筒部25とを一体的に設けている。
26は、液体容器本体2の口元8から流れ出す液体の流量を規制するための遮蔽板である。
この栓内筒部材9の上部筒部25外周には、図3乃至図5に示すように、注出筒5の下部と当接する接触面が鉤状の上部環状パッキン27を張設している。
この上部環状パッキン27は、弾性材料にて縦断面L字状に形成されており、下側から注出筒5の内側上方に向けて押し上げられるようにしているために、縦断面L字状の接触面の縦面は注出筒5の下部内側垂直面と接触し、縦断面L字状の接触面の横面は注出筒5の内側に近い下端面と接触できるので、栓内筒部材9の上部筒部25と栓カバー6の注出筒5とが十二分に接触でき、水漏れの恐れが全くなくなる。
又、栓内筒部材9の下部筒部24外周には、図3乃至図5に示すように、肩部材4の上壁部20と内壁部21とに当接する接触面が鉤状の下部環状パッキン28を張設している。
この下部環状パッキン28は、弾性材料にて縦断面ト字状に形成されており、栓内筒部材9が押し下げられるようにしているために、縦断面ト字状の接触面の縦面は肩部材4の内壁部21と接触し、縦断面ト字状の接触面の横面は肩部材4の上壁部20と接触できるので、栓内筒部材9の下部筒部24と肩部材4ので容器本体2の口元8とが十二分に接触でき、水漏れの恐れが全くなくなる。
更に、この下部環状パッキン28は、押し下げられるために縦断面ト字状の接触面の横面が弾性変形して斜め上方に傾斜しても横面は肩部材4の上壁部20と接触できるので、接触面を十分確保することができる。この下部環状パッキン28は、接触面が鉤状であれば、縦断面L字状パッキンであってもよい。
29は、栓カバー6の二股状の垂下片23に嵌め込まれる左右に形成された各鍔であって、栓内筒部材9の独自の回動を規制して栓カバー6の螺着と共にこの栓内筒部材が回り、容器本体2の口元8に嵌め込まれ、又抜き取られるようにしている。
キャツプ7は、図2乃至図4に示すように、栓カバー6の後方にバネ30を介在して装着しており、閉鎖時栓カバーの注出筒5の注出口5aを閉じる閉鎖部材31を設けている。
このキャツプ7は、前方内側に開閉操作部材10の開閉ボタンの操作により開閉する係止片32を設けている。
このキャツプ7を開閉する開閉操作部材10は、図4に示すように、キャツプの係止片32を開閉する開閉ボタン33と、この開閉ボタンをロックするロックボタン34とを設けている。この開閉ボタン33は、スプリング35の介在により常時係止片32を係止する状態にしており、スプリングに抗してのみ係止片を離脱開放するようにしている。
ロックボタン34は、左右スライド方式で、一方向にスライドさせることにより、開閉ボタン33を係止し、反対方向へのスライドで開閉ボタンを開放するようにしている。
このように栓内筒部材9の上部筒部25を栓カバー6の注出筒5内に向けて下側より上方へ押し上げ、上部筒部の上部環状パッキン27が注出筒下側に当接するまで押し上げ、同時に栓カバーの二股状の垂下片23内に栓内筒部材の鍔29を嵌め込み、栓内筒部材の上部筒部25と注出筒5とを上部環状パッキン27を介在させて密に当接させた後、肩部材4の外側壁部19の外周ネジ部18に向けて栓カバー6を螺着すれば、栓カバー内の栓内筒部材9の下部筒部24が下部環状パッキン28の介在にて、肩部材の内壁部21に沿って降下し同時にこの肩部材の上壁部20並びに内壁部21と下部筒部24とを密に当接させる。それ故に、取り付けが簡単であって、液体容器本体2の口元8と栓カバー6の注出筒5の注出口5aとが連通して、確実に水漏れを防ぐことができる。
又、栓カバー6と内蔵の栓内筒部材9との間には、大小の隙間を設けて栓カバー外側での結露の防止を行っている。
以上本考案の代表的と思われる実施例について説明したが、本考案は必ずしもこれら実施例構造のみに限定されるものではなく、本考案にいう前記の構成要件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、本考案にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
本考案実施例の斜視図。 本考案実施例の縦断面図。 本考案実施例の分解斜視図。 本考案実施例の要部を示す縦断面図。 本考案実施例の栓内筒部材の縦断面図。 本考案実施例の栓カバーの縦断面図。
1…液体容器
2…液体容器本体
4…肩部材
5…注出筒
5a…注出口
6…栓カバー
7…キャツプ
8…口元
9…栓内筒部材
10…開閉操作部材
16…弾性パッキン
18…外周ネジ部
19…外側壁部
20…上壁部
21…内壁部
22…内壁ネジ部
24…下部筒部
25…上部筒部
26…遮蔽板
27…上部環状パッキン
28…下部環状パッキン
29…鍔
31…閉鎖部材

Claims (1)

  1. 液体を収容する液体容器本体(2)と、この液体容器本体の上部を覆う中央開口の肩部材(4)と、内部中空で肩部材の外周に螺着し、液体を注出する注出口(5a)を備えた栓カバー(6)と、栓カバー内にあって、液体容器本体の口元(8)と栓カバーの注出口とを繋ぐ栓内筒部材(9)と、栓カバーの注出口を開閉するキャツプ(7)と、栓カバー前方に配置されキャツプの開閉を操作する開閉操作部材(10)とを設けた携帯用の液体容器(1)において、上記中央開口の肩部材(4)は、外側壁部(19)の上端より内方に向けて口元(8)上面に延びた上壁部(20)と、この上壁部先端より口元内側に向けて垂下した内壁部(21)とにて口元を覆い被すように設け、栓内筒部材(9)が、筒状で下部に液体容器本体の口元(8)に内側より嵌合する下部筒部(24)と、上部前方に栓カバー(6)の注出口(5a)を形成する注出筒(5)の内側より上方に向けて嵌合する上部筒部(25)とを設け、この上部筒部外周に注出筒(5)の下部と当接する接触面鉤状の上部環状パッキン(27)を張設し、下部筒部(24)外周に液体容器本体の口元(8)を覆う肩部材の上壁部(20)と内壁部(21)とに当接する接触面鉤状の下部環状パッキン(28)を張設することを特徴とした携帯用の液体容器。
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