JP3149315B2 - 開環共重合体 - Google Patents

開環共重合体

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JP3149315B2 JP15507094A JP15507094A JP3149315B2 JP 3149315 B2 JP3149315 B2 JP 3149315B2 JP 15507094 A JP15507094 A JP 15507094A JP 15507094 A JP15507094 A JP 15507094A JP 3149315 B2 JP3149315 B2 JP 3149315B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、開環共重合体に関す
るものである。さらに詳しくは、この発明は、光熱変換
機能材等として有用な、ノルボナジエン誘導体とカルボ
ン酸無水物との共重合体とその製造法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術とその課題】近年、化石燃料に代わるエネ
ルギー資源として、半永久的な太陽光エネルギーの利用
が注目されており、この太陽光を様々な方法で熱や電気
エネルギーに変換するシステムについての検討も進めら
れてきている。しかしながら、太陽エネルギーを蓄積す
るシステムの検討やその利用はあまり進展していない。
太陽エネルギーの蓄積を可能にすることは、季節、時
間、天候に左右されにくく、かつクリーンなエネルギー
を得ることが容易になることから注目されているが、技
術的にはその蓄積方法は確立されていないのが実情であ
る。このような状況において、最近、有機化合物の光原
子価異性化の現象を利用した太陽光エネルギーの変換、
蓄積プロセスが太陽エネルギーのより実用的な有効利用
の観点から興味が持たれている。なかでもノルボナジエ
ン(NBD)が注目されている。このノルボナジエン
(NBD)は光照射により対応するクワドリシクラン
(QC)に異性化し、その際に照射された光エネルギー
を歪みエネルギーとしてQC分子内に蓄積する。また、
このクワドリシクラン(QC)は次式のように触媒の接
触や、加熱、短波長の光照射により歪みエネルギーを放
出し再びNBDへと変換される。
【0003】
【化7】
【0004】このNBD−QC系は他の光エネルギー変
換・蓄積化合物と比較してQCの高い蓄熱量(23Kc
al/mol)や高い量子収率を示す点で今後その利用
が期待されている。このようなことよりNBD−QC光
原子価異性化系は、NBD−QC間での異性化反応速度
の向上や、最大吸収波長を可視域へシフトさせるため
に、NBD構造中への発色団の導入等多くの検討がなさ
れてきた。しかしながら、これまでに報告されているも
のは低分子のNBD化合物が多く、しかもそれらを用い
た系は溶液状態によるものばかりで利用できる分野は限
られている。
【0005】そこで、この発明の発明者は、高分子主鎖
及び側鎖に種々のNBD化合物を導入し、フィルム、ビ
ーズ、溶液状態での光反応について詳細に検討を行って
きた。その結果、高分子NBD誘導体においては、対応
するQCへの異性化反応が容易に進行し、さらに触媒等
の利用により、NBDへの逆異性化反応も容易に進行す
ることを見出した。すなわち、従来までの低分子NBD
化合物に比べ、高分子NBD誘導体のより広い分野での
利用の可能性が示された。
【0006】だが、高分子NBD誘導体による光エネル
ギーの蓄積利用については、まさに検討の端初が拓かれ
たばかりであり、より実用的な光熱変換機能材等として
の利用性において有用な新しい高分子化合物の開発は今
後の重要な課題として残されていた。この発明は、以上
の通りの事情に鑑みてなされたものであって、新しい太
陽光エネルギーの蓄積利用システムの構成等において有
用な、新規な高分子NBD誘導体とその製造法、さらに
は、その誘導体の光熱変換機能材としての利用方策を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、次式
【0008】
【化8】
【0009】(R1 は、置換基を有してもよい炭化水素
基、複素環基、アルコキシ基、アシルオキシ基、エステ
ル基、アミド基、シアノ基、アミノ基、カルバモイル基
もしくはウレイド基を有し、R2 は、置換基を有しても
よい炭化水素基または複素環基を示し、R3 は、酸素原
子、窒素原子または酸素原子もしくは窒素原子を一方の
結合手としている置換基を有していてもよい炭化水素基
または複素環基を示す)で表わされるノルボナジエン誘
導体とカルボン酸無水物との開環共重合体を提供する。
【0010】そして、またこの発明は、上記の共重合体
を製造する際に、次式
【0011】
【化9】
【0012】のエポキシ基を有するノルボナジエン誘導
体を、次式
【0013】
【化10】
【0014】のカルボン酸無水物とを反応させることを
特徴とする開環共重合体の製造法と、この共重合体から
なる光熱変換機能材をも提供する。
【0015】
【作用】この発明の前記共重合体は、太陽光エネルギー
の蓄積利用のための光熱変換機能材等として有用な新し
い高分子ノルボナジエン(NBD)誘導体である。この
高分子ノルボナジエン誘導体としての前記一般式で表わ
される開環共重合体においては、R1 、R2 およびR3
の炭化水素基または複素環基としては、飽和または不飽
和の鎖状あるいは脂環状炭化水素基、芳香族基、複素環
基の任意のものであってよく、たとえば、アルキル基、
アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル
基、シクロアルキル・アルキル基、フェニル基、ナフチ
ル基、フェニルアルキル基等の炭化水素基や、フラニ
ル、ピリジル、カルバモイル、ピペリジニル等の複素環
基が例示される。そしてこれらの炭化水素基または複素
環基は、適宜な置換基として、たとえば、アルキル基、
アルケニル基、アルコキシ基、アシルオキシ基、エステ
ル基、アミド基、シアノ基、アミノ基、カルバモイル基
等の置換基を有していてもよい。
【0016】もちろん、R2 およびR3 は、以上の炭化
水素基または複素環基として、2価の結合を持つ状態を
意味しており、たとえば炭化水素基がアルキル基、フェ
ニル基の場合には各々、アルキレン基、フェニレン基の
状態にあることを示している。また、R1 については、
アルコキシ基、アシルオキシ基、エステル基、アミド
基、シアノ基、アミノ基、カルバモイル基、またはウレ
イド基であってもよい。
【0017】なかでも、この発明の共重合体において
は、R1 が次式
【0018】
【化11】
【0019】のいずれかであって、R2 が次式
【0020】
【化12】
【0021】のうちから、またR3 が次式
【0022】
【化13】
【0023】のうちから選択されるものがその代表的な
例として示される。そこで、以下、実施例を示し、さら
に詳しくこの発明の共重合体とその製造法等について説
明する。
【0024】
【実施例】参考例1 <1> アセチレンジカルボン酸の製造 アセチレンジカルボン酸モノカリウム塩100g(0.
78mol)を蒸留水600mlに分散させ、氷冷下攪
拌しながら、濃硫酸100ml(1.87mol)を滴
下した。滴下後、さらに室温で2時間攪拌を行った。反
応後、ジエチルエーテルで抽出し、ジエチルエーテル層
に脱水剤として硫酸マグネシウムを適量加え、一晩攪拌
した。その後、ろ過したジエチルエーテル層を減圧留去
し、アセチレンジカルボン酸の白色の結晶を得た。
【0025】収量 58.3g(収率92.1%) 融点 176.3〜177.6(分解)(Lit.17
8℃) IR(KBr,cm-1) 3050(νO−H),23
50(νC≡C),1705(νC=O) <2> 2,5−ノルボナジエン−2,3−ジカルボン
酸の製造 次式
【0026】
【化14】
【0027】に従って反応させた。すなわち、工程<1
>により製造したアセチレンジカルボン酸58.3g
(0.51mol)をTHF90mlに溶解させ、氷冷
下(−5〜0℃)で攪拌しながらシクロペンタジエン5
0.6g(0.77mol)をTHF60mlに溶解さ
せた溶液を滴下し、2時間攪拌した。さらに、水冷下で
12時間攪拌した。反応終了後、反応溶液を500ml
のn−ヘキサン中に注ぎ、白色の結晶を得た。ろ過し結
晶を回収後、一晩減圧乾燥した。その結晶を蒸留水で2
回再結晶を行い、2,5−ノルボナジエン−2,3−ジ
カルボン酸の白色透明な結晶を得た。
【0028】収量 44.6g(収率48.5%) 融点 165.0〜165.9℃(Lit.165〜1
66℃) IR(KBr,cm-1) 2982(νO−H),16
96(νC=O),1630(νC=C) <3> 3−(ピペリジルオキソ)−2,5−ノルボナ
ジエン−2−カルボン酸の製造 工程<2>により得た2,5−NBD−2,3−ジカル
ボン酸6.09g(0.034mol)とピペリジン
2.90g(0.034mol)をアセトン50mlに
溶解させた後、アセトン30mlに溶解させたジシクロ
ヘキシルカルボジイミド(DCC)7.01g(0.0
34mol)を滴下し、さらにアセトン20mlを加え
氷冷下で2時間攪拌した。その後、徐々に室温に戻し、
24時間攪拌した。反応終了後、析出したDCウレアを
ろ別し、ろ液を減圧留去して油状物を得た。これを酢酸
エチルを展開溶媒としてシリカゲルカラムで精製し、さ
らに得られた結晶を酢酸エチル−n−ヘキサン混合溶媒
で再結晶し、目的物を得た。
【0029】収量 3.80g(収率45.2%) 融点 146.5〜147.5℃ IR(KBr,cm-1) 3322(νO−H),17
05(νC=O,エステル),1670(νC=O,ア
ミド),1556(νC=C) 生成物(目的物)のNMR分析値は、次式
【0030】
【化15】
【0031】において以下の通りであった。1 H−NMR(90MHz,CDCl3 ,TMS)δ
(ppm)1.63(S,6.2H,),2.18
(dt,J′=18.4Hz,J=J′=
1.7Hz,1.0H,),2.25(dt,J′
=18.4Hz,J′=J′′=1.7H
z,1.0H,′),3.41(S,4.0H,
),3.76(ddt,J=4.7Hz,J
′=2.6Hz,J=J′=1.7Hz,
1.0H,),4.02(ddt,J′′=4.
7Hz,J′=2.6Hz,J′=J′′
=1.7Hz,1.0H,′),6.92(ddd,
J′=7.3Hz,J=4.7Hz,J′
=2.6Hz,1.0H,),6.93(ddd,J
′=7.3Hz,J′′=4.7Hz,J′
=2.6Hz,1.0H,′),10.82(b
s,1.0H,) <4> 3−(ピペリジノオキソ)−2,5−ノルボナ
ジエン−2−カルボン酸カリウム塩の製造 工程<3>により得た3−(ピペリジノオキソ)−2,
5−ノルボナジエン−2−カルボン酸(5mmol)
を、KOH(5mmol)のメタノール10ml溶液に
加え、室温で2時間攪拌し、溶媒メタノールを減圧留去
した。
【0032】得られた結晶を減圧乾燥し、ジエチルエー
テル50mlで攪拌し、ろ別し、結晶物を減圧乾燥して
目的物を得た。 収量 1.36g(収率95.5%) IR(KBr,cm-1) 1554(νC=O) <5> 3−(ピペリジノオキソ)−2,5−ノルボナ
ジエン−2−カルボン酸グリシジルエステル(PDNC
GE)の製造 次式
【0033】
【化16】
【0034】に従って反応させた。すなわち、工程<4
>で得たカリウム塩(4.8mmol)とエピクロルヒ
ドリン(28.8mmol)を、テトラブチルアンモニ
ウムブロミド(TBAB)(0.24mmol)を触媒
とし、80℃で3時間反応させた。塩化メチレンで希釈
し、水洗してTBAB、KClを除去し、その後減圧濃
縮した。
【0035】酢酸エチル−n−ヘキサン(1:3)混合
溶媒で展開し、シリカゲルカラム(ワコーゲルC−20
0)でカラム精製した。無色透明の油状物を得た。 収量 1.17g(収率81.0%) IR(neat,cm-1) 1700(νC=O,エステ
ル),1620(νC=O,アミド),1558(νC
=C),1233(νC−O−C) 生成物のNMR分析値は、次式
【0036】
【化17】
【0037】において、以下の通りであった。1 H−NMR(200MHz,CDCl3 ,TMS)δ
(ppm)1.15−1.85(m,6.3H,),
1.93−2.48(m,2.4H,),2.58−
2.80(m,2H,),3.30−4.58(m,
9.0H,,,,),6.82−7.08
(m,1.8H,)参考例2 <1> 3−(N,N−ジプロピルカルバモイル)−
2,5−ノルボナジエン−2−カルボン酸の製造 ジプロピルアミンを用い、参考例1の工程<3>と同様
に反応を行い、目的物を得た。
【0038】収量 4.60g(収率51.4%) 融点 129.8〜130.6℃ IR(KBr,cm-1) 3326(νO−H),17
04(νC=O,エステル),1640(νC=O,ア
ミド),1625(νC=C) 生成物(目的物)のNMR分析値は、次式
【0039】
【化18】
【0040】において、次の通りであった。1 H−NMR(90MHz,CDCl3 ,TMS)δ
(ppm)0.88(t,J=7.3Hz,6.1
H,),1.58(sextet,J=7.3Hz,
4.2H,),2.10(dt,J′=6.9H
z,J=J′=1.5Hz,),2.28
(dt,J′=6.9Hz,J′=J′′
=1.5Hz,′),2.70−3.67(br,
3.9H,),3.76(ddt,J=4.7H
z,J′=2.6Hz,J=J′=1.5
Hz,1.0H,),4.03(ddt,J′=
4.7Hz,J′′=2.6Hz,J′=J
′′=1.5Hz,1.0H,′),6.92
(ddd,J′=7.3Hz,J=4.7H
z,J′=2.6Hz,1H),6.93(dd
d,J′=7.3Hz,J′′=4.7Hz,
J′=2.6Hz,1H,′),11.36−1
2.23(br,0.8H,) <2> 3−(N,N−ジプロピルカルバモイル)−
2,5−ノルボナジエン−2−カルボン酸カリウム塩の
製造 参考例1の工程<4>と同様にして、目的とするカリウ
ム塩を得た。
【0041】収量 2.78g(収率95.6%) IR(KBr,cm-1) 1554(νC=O) <3> 3−(N,N−ジプロピルカルバモイル)−
2,5−ノルボナジエン−2−カルボン酸グリシジルエ
ステル(DPNCGE)の製造 参考例1の工程<5>と同様の方法で反応させ、酢酸エ
チル−n−ヘキサン(1:1)混合溶媒を展開溶媒とし
てシリカゲルカラムで精製し、無色透明の油状物を得
た。
【0042】収量 2.95g(収率49.5%) IR(neat,cm-1) 1709(νC=O,エステ
ル),1619(νC=O,アミド),1558(νC
=C),1232(νC−O−C) 生成物(目的物)のNMR分析値は、次式
【0043】
【化19】
【0044】において、次の通りであった。1 H−NMR(200MHz,CDCl3 ,TMS)δ
(ppm)1.80−2.01(m,6.2H,),
1.40−1.78(m,4.2H,),2.10−
2.34(m,2.0H,),2.60−2.88
(m,2.1H,),2.90−3.56(m,5.
1H,,),3.64−4.50(m,4.2H,
,),6.84−7.04(m,2H,)参考例3 <1> 3−フェニル−2,5−ノルボナジエン−2−
カルボン酸カリウム塩の製造 水酸化カリウム0.33g(5mmol)をメタノール
10mlに溶解させ、これに3−フェニル−2,5−N
BD−2−カルボン酸1.06g(5mmol)を加
え、室温で2時間攪拌後、溶媒を減圧留去し白色の結晶
を得た。一晩減圧乾燥を行い、その後ジエチルエーテル
50ml中で1時間攪拌した。次に不溶部をろ別し、結
晶を一晩減圧乾燥して目的物を得た。
【0045】収量 1.19g(収率95.0%) IR(KBr,cm-1) 1553(νC=O),14
90(νC=C) <2> 3−フェニル−2,5−ノルボナジエン−2−
カルボン酸グリシジルエステル(PNCGE)の製造 前記工程<1>で得たカリウム塩1.19g(4.8m
mol)とエピクロロヒドリン2.26ml(28.8
mmol)をテトラブチルアンモニウムブロミド(TB
AB)0.135g(0.24mmol)を触媒として
用い、80℃で3時間反応を行った。反応液を塩化メチ
レンで希釈し、これを水洗してTBAB、KClを除去
後、減圧濃縮した。酢酸エチル−n−ヘキサン(1:
3)混合溶媒を展開溶媒としてシリカゲルカラム(ワコ
ーゲルC−200)でカラム精製し、黄色透明の油状物
を得た。
【0046】収量 1.03g(収率84.7%) IR(neat,cm-1) 1700(νC=O),159
2(νC=C,NBD),1572,1557(νC=
C,Aromatic),1234(νC−O−C) 生成物のNMR分析値は、次式
【0047】
【化20】
【0048】において、次の通りであった。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 ,TMS)δ
(ppm)2.10(dt,J′=7.6Hz,J
=J′=2.1Hz,1.0H,),2.2
9(dt,J’=7.6Hz,J′=J′
′=2.1Hz,1.0H,′),2.56(dd
d,J′=9.0Hz,J=5.1Hz,J
′=2.8Hz,1.0H,),2.78(dd,
J′=9.0Hz,J′=7.7Hz,0.9
H,′),3.17(dddd,J′=7.7H
z,J=7.1Hz,J′=6.29Hz,J
=5.1Hz,0.9H,),3.88(dt,
J=2.6Hz,J=J′=2.1Hz,
1.0H,),3.97(dd,J′=14.7
Hz,J=7.1Hz,1.0H,),4.12
(dt,J′=2.6Hz,J′=2.1H
z,1.0H,′),4.40(ddd,J′=
14.7Hz,J′=6.3Hz,J′=2.
8Hz,1.0H,′),6.95(dd,J′
=5.2Hz,J=2.6Hz,1.0H,),
7.02(dd,J′=5.2Hz,J′′=
2.6Hz,1.0H,′),7.30−7.53
(m,5H,AromaticH)参考例4 <1> カリウム−4−(2−フェニル−2,5−ノル
ボナジエン−2−オキソ)フェノラートの製造 参考例1の工程<4>と同様にして製造し、目的物を得
た。
【0049】収量 3.21g(98.4%) IR(KBr,cm-1) 1569(νC=O),15
02(νC=C) <2> 2−フェニル−2,5−ノルボナジエン−3−
(4′−グリシジルオキシフェニル)ケトン(PNGP
K)の製造 参考例1の工程<5>と同様の方法に従って反応させ
た。反応終了後、酢酸エチル−n−ヘキサン(1:2)
混合溶媒を展開溶媒としてシリカゲルカラムで精製し、
橙色透明の油状物を得た。
【0050】収量 2.32g(収率60.8%) IR(neat,cm-1) 1710(νC=O),163
0(νC=C,NBD),1595,1571,(νC
=C,Aromatic),1247(νC−O−C) 生成物のNMR分析値は、次式
【0051】
【化21】
【0052】において、次の通りであった。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 ,TMS)δ
(ppm)2.14(d,J′=6.3Hz,1.
0H,),2.44(d,J=6.3Hz,1.
0H,′),2.86(dd,J′=5.0H
z,J′=4.6Hz,1.0H,′),3.2
9(dddd,J=6.0Hz,J′=4.6
Hz,J′=3.3Hz,J=2.9Hz,
1.0H,),3.87(dd,J′=11.4
Hz,J=6.0Hz,1.0H,),4.02
(dd,J′=5.7Hz,J=4.9Hz,
2.0H,),4.18(dd,J′=11.4
Hz,J′=3.3Hz,1.0H,′),6.
71(d,J(C)(B)=9.3Hz,2.0H,Ar
(C)),6.99(dd,J′=8.6Hz,J
=4.9Hz,1.0H,),7.05(dd,
J′=8.6Hz,J′=5.7Hz,1.0
H,′),7.08−7.14(m,5H,Ar
(A)),7.57(d,J(B)(C)=9.3Hz,2.
0H,Ar(B))参考例5 <1> 3−(メトキシオキソ)−2,5−ノルボナジ
エン−2−カルボン酸の製造 参考例1の工程<3>と同様の方法によって反応を行
い、目的生成物を得た。
【0053】収量 11.2g(収率53.2%) 融点 106.3〜107.3℃ IR(KBr,cm-1) 3430(νO−H),17
19(νC=O,エステル),1634(νC=O,カ
ルボン酸),1560(νC=C),1239(νC−
O−C) 生成物のNMR分析値は、次式
【0054】
【化22】
【0055】において、次の通りであった。1 H−NMR(90MHz,CDCl3 ,TMS)δ
(ppm)1.90−2.55(m,2.1H,),
3.96(s,2.9H,),4.02−4.35
(m,2.1H,),6.65−7.20(m,2
H,),11.00−13.30(br,0.6H,
) <2> 3−(メトキシオキソ)−2,5−ノルボナジ
エン−2−カルボン酸カリウム塩の製造 参考例1の工程<4>と同様に反応させ、目的物を得
た。
【0056】収量 2.32g(収率98.1%) IR(KBr,cm-1) 1700(νC=O,エステ
ル),1553(νC=O) <3> 3−(メトキシオキソ)−2,5−ノルボナジ
エン−2−カルボン酸グリシジルエステル(MNCG
E)の製造 参考例1の工程<5>と同様に反応を行った。反応終了
後、酢酸エチル−n−ヘキサン(1:1)混合溶媒を展
開溶媒としてシリカゲルカラムで精製し、無色透明の油
状物を得た。
【0057】収量 1.12g(収率45.4%) IR(neat,cm-1) 1713(νC=O),162
4(νC=C),1233(νC−O−C) 生成物のNMR分析値は、次式
【0058】
【化23】
【0059】において、次の通りであった。1 H−NMR(200MHz,CDCl3 ,TMS)δ
(ppm)2.04−2.40(m,2.0H,),
2.60−2.92(m,2.0H,),3.12−
3.36(m,1.0H,),3.80(s,3.2
H,),3.92−4.60(m,4.0H,,
),6.84−7.04(m,2H,)実施例1 次式
【0060】
【化24】
【0061】に従い、参考例3により製造れたPNCG
E 0.537g(2mmol)と無水フタル酸0.2
96g(2mmol)および各種の触媒0.5mol%
をスルホラン(0.67ml)に溶解し(濃度3mol
/l)、アンプル中で100℃、24時間反応を行っ
た。反応終了後、150mlのメタノール中に、沈でん
させ、得られたポリマーをクロロホルム/メタノールで
再沈精製した。
【0062】得られた共重合体の分子量(ポリスチレン
標準のGPC)を表1に示した。表1中の触媒は次のも
のを示している。 TBAB:テトラブチルアンモニウムブロミド TBAC:テトラブチルアンモニウムクロライド TEAB:テトラエチルアンモニウムブロミド TEA :トリエチルアミン TPP :トリフェニルホスフィン
【0063】
【表1】
【0064】実施例2 実施例1において、触媒としてのTBABの使用量を変
更して反応させた。その結果を示したものが図1であ
る。共重合体の収率(%)と、分子量比が触媒濃度との
相関として示されている。実施例3 実施例1において、触媒としてTBABを0.5mol
%用い、反応時間を3〜24時間変更して反応を行っ
た。反応時間の相違による共重合体の収率(%)と、分
子量比を示したものが図2である。実施例4 実施例1において触媒TBAB 0.8mol%を用
い、各種の溶媒を使用して反応を実施した。その結果を
示したものが表2である。
【0065】
【表2】
【0066】実施例5 実施例1において触媒TBAB 0.5mol%を用
い、反応温度を変更して反応を行った。その結果を示し
たものが図3である。実施例6 各種のノルボナジエン誘導体グリシジルエステルとカル
ボン酸無水物とを用いて、触媒TBAB 0.5mol
%、スルホラン 0.67ml(3mol/l)を使用
し、100℃、24時間反応させた。
【0067】その結果を示したものが表3である。この
表3において、略記号は次のものを示している。 PNCGE:参考例3 3−フェニル−2,5−ノルボナジエン−2−カルボン
酸グリシジルエステル PNGPK:参考例4 2−フェニル−2,5−ノルボナジエン−3−(4′−
グリシジルオキシフェニル)ケトン PONCGE:参考例1 3−(ピペリジノオキソ)−2,5−ノルボナジエン−
2−カルボン酸グリシジルエステル DPNCGE:参考例2 3−(N,N−ジプロピルカルバモイル)−2,5−ノ
ルボナジエン−2−カルボン酸グリシジルエステル MNCGE:参考例5 3−(メトキシオキソ)−2,5−ノルボナジエン−2
−カルボン酸グリシジルエステル PAn :無水フタル酸 SAn :無水コハク酸 THPAn:無水シス−Δ4 −テトラヒドロフタル酸 CDPAn:シス−1,2−シクロヘキサンジカルボン
酸無水物
【0068】
【表3】
【0069】各々の生成物共重合体分析値は以下の通り
である。 <a> (PNCGE+PAn)共重合体
【0070】
【化25】
【0071】IR(KBr,cm-1) 3450(νO
−H),1730(νC=O),1595(νC=
C),1255(νC−O−C)1 H−NMR(90MHz,CDCl3 ,TMS)δ
(ppm)1.89−2.28(m,1.8H,),
3.67−4.15(m,2.1H,),4.20−
4.68(m,3.9H,,),5.32−5.6
8(m,0.9H,),6.75−6.99(m,
2.0H,),7.10−7.78(m,9H,Arom
aticH) <b> (PNCGE+SAn)共重合体
【0072】
【化26】
【0073】IR(KBr,cm-1) 3455(νO
−H),1740(νC=O),1593(νC=
C),1233(νC−O−C)1 H−NMR(90MHz,CDCl3 ,TMS)δ
(ppm)1.80−2.84(m,6.2H,,
),3.36−4.60(m,6H,,,),
4.90−5.50(m,1.0H,),6.60−
8.20(m,6.5H,,AromaticH) <c> (PNCGE+CDCAn)共重合体
【0074】
【化27】
【0075】IR(KBr,cm-1) 3495(νO
−H),1736(νC=O),1593(νC=
C),1233(νC−O−C)1 H−NMR(90MHz,CDCl3 ,TMS)δ
(ppm),0.8−3.1(m,13.0H,,
,,),3.7−4.5(m,6.1H,,
,),5.0−5.4(m,0.9H,),6.
8−7.7(m,7H,, Aromatic H) <d> (PNCGE+THPAn)共重合体
【0076】
【化28】
【0077】IR(KBr,cm-1) 3482(νO
−H),1736(νC=O),1593(νC=
C),1233(νC−O−C)1 H−NMR(90MHz,CDCl3 ,TMS),δ
(ppm)1.8−3.3(m,8.3H,,,
),3.7−4.6(m,6.1H,,,),
4.8−5.4(m,1.0H,),5.4−6.0
(m,2.0H,),6.8−7.8(m,7H,
, Aromatic H) <e> (PNGPK+PAn)共重合体
【0078】
【化29】
【0079】IR(KBr,cm-1) 3428(νO
−H),1728(νC=O),1596(νC=
C),1247(νC−O−C)1 H−NMR(90MHz,CDCl3 ,TMS),δ
(ppm)2.0−2.6(m,2.1H,),3.
9−4.3(m,3.9H,,),4.3−4.8
(m,1.9H,),5.3−5.8(m,0.9
H,),6.5−7.9(m,15H,, Aromati
c H) <f> (PONCGE+PAn)共重合体
【0080】
【化30】
【0081】IR(KBr,cm-1) 3400(νO
−H),1725(νC=O,エステル),1614
(νC=O,アミド),1580(νC=C),126
8(νC−O−C)1 H−NMR(200MHz,CDCl3 ,TMS)δ
(ppm)1.08−1.72(m,5.6H,),
1.88−2.40(m,2.0H,),2.84−
4.80(m,1.03,,,,),5.40
−5.78(m,0.9H,),6.64−6.98
(m,2H,),7.40−7.96(m,4.3
H, Aromatic H) <g> (DPNCGE+PAn)共重合体
【0082】
【化31】
【0083】IR(KBr,cm-1) 3400(νO
−H),1726(νC=O,エステル),1619
(νC=O,アミド),1570(νC=C),125
1(νC−O−C)1 H−NMR(90MHz,CDCl3 ,TMS),δ
(ppm)0.5−1.1(m,6.3H,),1.
2−1.9(m,4.5H,),1.9−2.5
(m,2.7H,),2.7−3.5(m,4.5
H,),3.5−4.1(m,2.2H,),4.
1−4.9(m,4.1H,,),5.3−5.8
(m,0.9H,),6.7−7.0(m,2H,
),7.4−7.9(m,4.2H, Aromatic H) <h> (MNCGE+PAn)共重合体
【0084】
【化32】
【0085】IR(KBr,cm-1) 3480(νO
−H),1730(νC=O),1620(νC=
C),1250(νC−O−C)1 H−NMR(90MHz,CDCl3 ,TMS),δ
(ppm)1.9−2.4(m,2H,),3.7
(s,3.0H,),3.8−4.1(m,2.0
H,),4.1−4.9(m,4.0H,,),
5.4−5.8(m,0.9H,),6.8−7.0
(m,1.9H,),7.4−8.0(m,4.0
H, Aromatic H)実施例7 実施例6で得られた各種ポリマー0.05gをクロロホ
ルム2.0mlに溶解し、石英セルの壁面の内側に塗布
し、室温で減圧乾燥させポリマーフィルムを作成した。
また、フィルムの厚さはノルボナジエン残基の最大吸収
波長の吸光度が約0.75となるように調整した。この
フィルムに500W−Xeランプにより光照射を行った
(照射距離:30cm、照度:1.15〜1.45mW
/cm(UV31))。
【0086】前記の各種ポリマー<a><b><c><
d><e><f><g><h>の各々について、次式の
通りのノルボナジニン(NBN)残基のQC残基への光
異性化反応の反応率と反応速度をUVスペクトルを用い
て、それぞれのNBD残基の最大吸収波長の吸光度の減
少から求めた。
【0087】
【化33】
【0088】また、ポリエステル<g><h>について
は、上記とは別にそのそれぞれ0.5gとり、クロロホ
ルム2mに説かした後増感剤(DABP)7mol%を
加えた。その後、同様にして反応率と反応速度を、それ
ぞれのUVスペクトルから、その最大吸収波長の吸光度
の減少から求めた。図4および図5は、光照射の時間と
共重合体とポリマーの異性化反応の速度との関係を示し
たものである。この結果、全てのポリマーにおいて原点
を通る直線が得られたことから、この異性化反応は見か
け上一次で進行していることが明らかとなった。光反応
が最も早く進行したのは増感剤を用いないものではポリ
マー<e>であったが、このことはノルボナジエン(N
BD)基が励起され、QCに異性化するうえで最もその
光励起がおこりやすく、失活しにくいことを示してい
る。また、このポリマー<e>はカルコン発色団を有し
ているため、その最大吸収波長も330nmと長波長側
にあり、光異性化速度も早い。このことよりNBD化合
物への発色団の導入は、太陽光の利用、異性化速度を考
えたうえで有用であると考えられる。実施例8 共重合体ポリマー<b>に光照射を行った場合のUVス
ペクトル変化を図6に示した。共重合体<b>ポリエス
テルの最大吸収波長である270nmの吸光度は照射時
間とともに減少し、15分以上の光照射による吸光度の
減少は生じなかったため、この反応は15分の光照射で
ほぼ定量的にNBDからQCへの異性化が進行したもの
と考えられる。また、この反応において215nmと2
31nmに等吸収点が見られることから、この異性化反
応においては副反応がおこっていないものと考えられ
る。他のポリエステルの光反応においても等吸収点をも
っていたことから、得られたNBDポリエステルから光
照射によるQCへの異性化反応は副反応なしで進行した
ものと考えられる。
【0089】光反応速度は種々のNBDの吸収波長に関
係があるものと考えられる。Xe−ランプの波長分布は
太陽光に似て450nm付近から短波長側にかけて発光
エネルギーは減少していくため、より可視域側へのNB
Dの吸収から強い方が励起エネルギーを得やすくなりN
BDからQCへの異性化も起こりやすくなる。そのため
吸収波長が短波長側にあるPONCGE,DPNCG
E,MNCGEより得られたポリマーの単独での光反応
は、その励起エネルギーを得るのに時間がかかる。そこ
で増感剤(DABP)を用いた前記のポリマー<g><
h>の光反応を行った結果、増感剤を使用しなかった時
と比較して著しい光異性化反応速度を示した。このこと
より、吸収波長が短波長側にある二置換アミドタイプや
エステルタイプのNBDは増感剤を添加することにより
増感剤からNBDへのエネルギー移動が容易におこるた
め、NBDをすばやく励起させ、QCへ異性化させるの
に効果的であると考えられる。
【0090】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、光熱変換機能
材等として有用な、新規なノルボナジエン、酸無水物開
環共重合体が提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例としての触媒濃度と共重合体収率および
分子量・分子量比との相関図である。
【図2】実施例としての反応時間と共重合体収率および
分子量・分子量比との相関図である。
【図3】反応温度と共重合体収率および分子量・分子量
比との相関図である。
【図4】光異性化の反応速度と光照射時間との相関図で
ある。
【図5】光異性化の反応速度と光照射時間との相関図で
ある。
【図6】照射時間に対応する波長と吸収との相関図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 63/00 - 63/91 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式 【化1】 (R1 は、置換基を有してもよい炭化水素基、複素環
    基、アルコキシ基、アシルオキシ基、エステル基、アミ
    ド基、シアノ基、アミノ基、カルバモイル基もしくは、
    ウレイド基を示し、R2 は、置換基を有してもよい炭化
    水素基または複素環基を示し、R3 は、酸素原子、窒素
    原子または酸素原子もしくは窒素原子を一方の結合手と
    している置換基を有してもよい炭化水素基または複素環
    基を示す)で表わされるノルボナジエン誘導体とカルボ
    ン酸無水物との開環共重合体。
  2. 【請求項2】 R1 が次式 【化2】 のいずれかである請求項1の開環共重合体。
  3. 【請求項3】 R2 が次式 【化3】 のいずれかである請求項1または2の開環共重合体。
  4. 【請求項4】 R3 が次式 【化4】 のいずれかである請求項1、2または3の開環共重合
    体。
  5. 【請求項5】 請求項1の開環共重合体の製造に際し、
    次式 【化5】 (R1 は、置換基を有してもよい炭化水素基、複素環
    基、アルコキシ基、アシルオキシ基、エステル基、アミ
    ド基、シアノ基、アミノ基、カルバモイル基、もしくは
    ウレイド基を示し、R3 は、酸素原子、窒素原子または
    酸素原子もしくは窒素原子を一方の結合手としている置
    換基を有してもよい炭化水素基または複素環基を示す)
    で表わされるエポキシ基を有するノルボナジエン誘導体
    を、次式 【化6】 (R2 は、置換基を有してもよい炭化水素基または複素
    環基を示す)で表わされるカルボン酸無水物と反応させ
    ることを特徴とする開環共重合体の製造法。
  6. 【請求項6】 請求項1の共重合体からなる光熱変換機
    能材。
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