JP3149074B2 - 梱包構造 - Google Patents

梱包構造

Info

Publication number
JP3149074B2
JP3149074B2 JP17091293A JP17091293A JP3149074B2 JP 3149074 B2 JP3149074 B2 JP 3149074B2 JP 17091293 A JP17091293 A JP 17091293A JP 17091293 A JP17091293 A JP 17091293A JP 3149074 B2 JP3149074 B2 JP 3149074B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface portion
packing
cushioning material
engaging
rear edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17091293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0776371A (ja
Inventor
邦光 長広
Original Assignee
株式会社日立テレコムテクノロジー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立テレコムテクノロジー filed Critical 株式会社日立テレコムテクノロジー
Priority to JP17091293A priority Critical patent/JP3149074B2/ja
Publication of JPH0776371A publication Critical patent/JPH0776371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3149074B2 publication Critical patent/JP3149074B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/02Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage
    • B65D81/05Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents
    • B65D81/053Corner, edge or end protectors
    • B65D81/055Protectors contacting three surfaces of the packaged article, e.g. three-sided edge protectors
    • B65D81/056Protectors contacting three surfaces of the packaged article, e.g. three-sided edge protectors the surfaces being generally perpendicular to each other, e.g. three-sided corner protectors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2581/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D2581/02Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage
    • B65D2581/05Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents
    • B65D2581/051Details of packaging elements for maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents
    • B65D2581/052Materials
    • B65D2581/053Paper in general, e.g. paperboard, carton, molded paper

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器等の被梱包物
の梱包に用いられる梱包構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】梱包材の役割は、製品がユーザーの手元
に届いた途端に終わる。ユーザーにとって、梱包材は、
「かさばるゴミ」といったイメージが根強い。加えてこ
こ数年、環境問題の観点からも、梱包材に対する法的な
締め付けが厳しくなっている。
【0003】梱包材から出るゴミを減らす基本方針の一
つに、リサイクルできる材料を使うことが挙げられてい
る。
【0004】従来のこの種の梱包構造は、図45に示す
ように梱包用箱体80と、被梱包物81の各隅角部に設
けられてこの被梱包物81と共に、梱包用箱体80内に
挿入されて被梱包物81と梱包用箱体80の内壁部とに
接する梱包用緩衝材82と、梱包用箱体80内に挿入さ
れて被梱包物81を押さえる押え蓋体83とを備えたも
のがある。
【0005】このような梱包構造において、前記梱包用
緩衝材82には発泡スチロール製の梱包用緩衝材が用い
られており、また、押え蓋体83には段ボール紙からな
るベース84に発泡スチロール製のスペーサ85を接着
したものが使用されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の梱
包構造にあっては、発泡スチロール製の梱包用緩衝材8
2が用いられており、また、押え蓋体83は発泡スチロ
ール製のスペーサ85を有する。
【0007】この発泡スチロールは、樹脂なので焼却す
ると炉が損傷するし、嵩ばるので埋め立てし難い。ま
た、粉砕して建材に使ったり、ポリスチレン(PS)樹
脂に戻してからカセットテープやおもちゃ等の射出成形
品に利用することが考えられるが現状ではこのリサイク
ル化にはコストが多くかかるなどの問題を抱えており、
早急に、焼却しても炉を損傷することがなく、嵩ばら
ず、容易にリサイクル化ができる梱包構造の出現が要請
されていた。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みなされたもの
であって、その第1の目的とするところは、梱包用緩衝
材、押え蓋体および梱包用箱体を多数重ねても嵩ばるこ
とがなく、広い保管場所を必要とすることなく、また、
運搬が容易になる梱包構造を提供することにある。
【0009】また、本発明の第2の目的とするところ
は、使用後は焼却が可能になるばかりか、リサイクル化
が容易になるし、環境にやさしい梱包構造を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明は、梱包用箱体と、被梱包物の各隅
角部に設けられてこの被梱包物と共に、梱包用箱体内に
挿入されて被梱包物と梱包用箱体の内壁部とに接する梱
包用緩衝材と、梱包用箱体内に挿入されて被梱包物を押
える押え蓋体とを備え、前記梱包用緩衝材を、一枚物の
素材から第1の面部と、第1の面部の前縁部に第1の折
り線部を介して連なる第2の面部と、第1の面部の右後
縁部に第2の折り線部を介して連なる第3の面部と、第
1の面部の左後縁部に第3の折り線部を介して連なる第
4の面部と、第3の面部の右後縁部に第4の折り線部を
介して連なる第5の面部と、第4の面部の左後縁部に第
5の折り線部を介して連なる第6の面部とを連ならせ、
かつ、前記第5の面部の右後縁部には係合凹部を形成す
ると共に、前記第6の面部の左後縁部には係合突起を形
成した展開形の状態から、前記第2の面部を前記第1の
折り線部で折り畳んで前記第1の面部に重ね、前記第5
の面部を前記第4の折り線部で折り畳んで前記第3の面
部に重ね、前記第6の面部を前記第5の折り線部で折り
畳んで前記第4の面部に重ね、更に、重ね合わされた前
記第5及び第3の面部を前記第2の折り線部で折り、重
ね合わされた前記第6及び第4の面部を前記第3の折り
線部で折って、前記係合凹部に前記係合突起を係合して
組立てる構造にし、前記押え蓋体を、一枚物の素材から
先部に係合突起部を有する折曲げ片とこの折曲げ片に折
り線を形成すると共に、素材に係合孔部を形成し、前記
折曲げ片を折り線部分で山形状に折り曲げて係合突起部
を係合孔部に係合して緩衝部を兼ねるスペーサを組立て
る構造にしたことを特徴とする。
【0011】また、上記の第2の目的を達成するため
に、本発明は、請求項1記載の梱包構造において、前記
梱包用緩衝材および押え蓋体のそれぞれの素材に段ボー
ル紙を用いた。
【0012】
【作用】かかる構成により、梱包用緩衝材を、これの展
開形の状態から底面部に対して折り線部で左側面部と右
側面部をそれぞれ折って組立て、また、押え蓋体では、
前記折曲げ片を折り線部分で山形状に折り曲げて係合突
起部を係合孔部に係合してスペーサを組立て、被梱包物
の各隅角部に前記梱包用緩衝材を当てて、これを前記梱
包用箱体内に挿入して、被梱包物の上方に押え蓋体を置
き梱包用箱体を閉じる。
【0013】前記梱包用緩衝材を、一枚物の素材から少
なくとも底面部に折り線部を介して左側面部と右側面部
とを連ならせた展開形状であり、また、前記押え蓋体
を、一枚物の素材から先部に係合突起部を有する折曲げ
片とこの折曲げ片に折り線を形成すると共に、素材に係
合孔部を形成した一枚物であり、また、梱包用箱体自体
は折り畳みが可能であることから、これら梱包用緩衝
材、押え蓋体および梱包用箱体を多数重ねても嵩ばるこ
とがなく、広い保管場所を必要とすることなく、また、
運搬が容易になる。
【0014】また、前記梱包用緩衝材および押え蓋体の
それぞれの素材に段ボール紙を用いることにより、使用
後は焼却が可能になるばかりか、リサイクル化が容易に
なる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係わる梱包構造の分解状態の斜視
図である。この梱包構造は、梱包用箱体1と複数の梱包
用緩衝材2と押え蓋体3とを備えている。
【0016】前記梱包用箱体1は一般に使用される段ボ
ール箱体であり、左、右側面4、5と前、後側面6、7
及び底面8を有し、左、右側面4、5及び前、後側面
6、7のそれぞれの上縁部には折畳み可能に蓋片体4
a、5a、6a、7aを設け、これらの蓋片体4a、5
a、6a、7aで開口部1aを開閉するようにしたもの
である。
【0017】前記梱包用緩衝材2は、いわゆるコーナー
パッドであり、被梱包物9の各隅角部に当てられるもの
である。この梱包用緩衝材2は、段ボール紙10を材料
として構成されている。この段ボール紙10は図2
(1)、(2)に示すようにダブルフルート11と内側
クラフトランナー12との間に波板芯材13を介在して
これらを接着し、内側クラフトランナー12と外側クラ
フトランナー14との間に波板芯材15を介在してこれ
らを接着して構成されており、ダブルフルート11と波
板芯材13と内側クラフトランナー12とでAフルート
100を形成しており、内側クラフトランナー12と波
板芯材15と外側クラフトランナー14とでBフルート
200を構成している。この場合、Aフルート100の
波板芯材13の高さはBフルート200の波板芯材15
の高さに比べて大きくしてあって、Aフルート100は
Bフルート200に比べて軟らかいものになっている。
【0018】前記梱包用緩衝材2は、前記段ボール紙1
0を裁断機により裁断して型取りした後に折り畳み組み
立てることにより形成される。この型取りは図3および
図4に示す裁断型16が用いられる。この裁断型16は
ベース17を備えており、このベース17の面部には前
記梱包用緩衝材2を展開した状態の形に切断刃18が取
り付けられており、また、ベース17の面部には、梱包
用緩衝材2の展開形300における折り線部19を形成
する形成刃20が取り付けてある。この形成刃20は切
断刃18よりその高さを僅かに低くしてあり、裁断後に
前記段ボール紙10の外側のダブルフルート11が切断
されないで残る、所謂、ハーフ抜きを形成するためのも
のである。
【0019】前記梱包用緩衝材2は、一重折り、二重折
り、三重折り、二重重ね、三重重ねの各種のものがあ
る。この二重折りの梱包用緩衝材2を以下に説明し、一
重折り、三重折り、二重重ね、三重重ねの梱包用緩衝材
2は後に説明する。
【0020】二重折りの梱包用緩衝材2は、前記裁断機
により、その展開型300が裁断される。この裁断は、
図5に示すように裁断機のテーブル上に前記裁断型16
を載せて、この裁断型16上に前記段ボール紙10を、
Aフルート100を上にして載せてプレスにより押え板
21を押圧し、前記裁断型16の切断刃18で型取りを
行い、形成刃20で折り線部19を形成する。この折り
線部19は前記ダブルフルート11で形成される。図6
に二つの裁断型16により型取りされた後の段ボール紙
10を示す。
【0021】上記のように裁断された梱包用緩衝材2に
おいて、図7に示すように展開型300において、Yは
前を、Zは後を、Lは左を、Rは右をそれぞれ示すと
梱包用緩衝材2は、第1の面部22と、第1の面部22
の前縁部に第1の折り線部19aを介して連なる第2の
面部23と、第1の面部22の右後縁部に第2の折り線
部19bを介して連なる第3の面部24と、第1の面部
22の左後縁部に第3の折り線部19cを介して連なる
第4の面部25と、第3の面部24の右後縁部に第4の
折り線部19dを介して連なる第5の面部26と、第4
の面部25の左後縁部に第5の折り線部19eを介して
連なる第6の面部27とを有し、第3の面部24と第5
の面部26とのそれぞれの外縁部には第4の折り線部1
9dを中心とするV字状の切欠部28が形成してあり、
また、第4の面部25と第6の面部27とのそれぞれの
外縁部には第5の折り線部19eを中心とするV字状の
切欠部29が形成してある。
【0022】また、第2の面部23の右前縁部には係合
突起30が、また、左前縁部には係合凹部31がそれぞ
れ形成してあり、また、第3の面部24の左後縁部には
2個の係合凹部32が、また、前記第4の面部25の
後縁部には2個の係合突起33がそれぞれ形成してあ
、第5の面部26の右後縁部には係合凹部34が、
た、前記第6の面部27の左後縁部には係合突起35が
それぞれ形成してある。
【0023】上記のように形成された梱包用緩衝材2の
展開形300は、図8(1)、(2)に示すように折り
畳まれて図8(3)に示す梱包用緩衝材2の完成品36
が作られる。すなわち、第2の面部23を矢印のように
前側折り線部19aで折り畳んで第1の面部22に重
ね、第5の面部26を矢印のように第4の折り線部19
dで折り畳んで第3の面部24に重ね、第6の面部27
を矢印のように第5の折り線部19eで折り畳んで第4
の面部25に重ねる。
【0024】次に、重ね合わされた第5、第3の面部2
6、24を矢印のように第2の折り線部19bで折っ
て、係合凹部34に係合突起30を係合させ、重ね合わ
された第6、第4の面部27、25を矢印のように第3
の折り線部19cで折って、係合凹部31に係合突起3
5を係合させると共に、係合突起33を係合凹部32に
係合させて梱包用緩衝材2の完成品36を得る。
【0025】この場合、図9に示すように完成品36の
底面部D、左側面部Eおよび右側面部Fにおいては、そ
の表側面に段ボール紙10のBフルート200が位置
し、内部にAフルート100が位置する。Bフルート2
00はAフルート100に比べて硬く、Aフルート10
0は緩衝性(クッション性)に優れているために、Bフ
ルート200が被梱包物9および梱包用箱体1の内面に
接した場合に、その荷重を全面で受けるようになり、内
部のAフルート100の全体に荷重を伝播し、良好な緩
衝性を得る。
【0026】前記押え蓋体3はいわゆる天パットであ
り、図10および図11に示すように前記梱包用箱体1
の開口部1aの形状に合った段ボール紙10から成る蓋
本体37を備えており、この蓋本体37の面部には複数
の折曲げ片38が切り込み39により形成してある。こ
れらの折曲げ片38は片持ち片であり、その先部に係合
突起40を備えており、その基部および中間部に折り線
41、42が形成してある。また、蓋本体37の面部に
は前記折曲げ片38の基部側に位置させて係合孔部43
が形成してあり、蓋本体37の一端部には切欠部44が
形成してある。
【0027】前記蓋本体37の外形、折曲げ片38、こ
の折曲げ片38の折り線41、42、係合孔部43およ
び切欠部44は裁断機により一度に成形されるものであ
り、折り線41、42は段ボール紙10を線状に潰すこ
とにより行われる。
【0028】そして、前記折曲げ片38を折り線41で
上方に折り曲げ、折り線42で下方に折り曲げて、この
折曲げ片38を山状に成し、前記係合突起40を係合孔
部44に係合して各折曲げ片38で緩衝部を兼ねるスペ
ーサSを構成している。
【0029】次に、上記のように構成された梱包用箱体
1と複数の梱包用緩衝材2と押え蓋体3とを用いて被梱
包物9の梱包を説明する。
【0030】まず、図1に示すように被梱包物9の各隅
角部に前記梱包用緩衝材2を当てて、これを前記梱包用
箱体1内に挿入し、次に、前記押え蓋体3を梱包用箱体
1内に挿入すると共に、被梱包物9に接続されたコード
類45を前記押え蓋体3の切欠部44よりこの押え蓋体
3の上に導出し、コード類45をスペーサS間に位置さ
せる。そして、前記梱包用箱体1の蓋片体4a、5a、
6a、7aで開口部1aを閉じる。この場合、蓋片体4
a、5a、6a、7aの内面部は前記スペーサSの上端
部に接する。
【0031】次に、本発明に係わる梱包構造の変形例を
図12及び図13により説明する。
【0032】図12は、本発明に係わる第2の梱包構造
の分解状態の斜視図である。この梱包構造は、傾斜面9
1を有しており、直方体の形状をなしていない被梱包物
9´を梱包する場合に適用するものであって、梱包用箱
体1と被梱包物9´の底面の四隅角部に当てられる4個
の梱包用緩衝材2と押え蓋体3とを備えている。
【0033】以下、被梱包物9´の梱包を説明すると、
まず、図12に示すように被梱包物9´の底面の四隅角
部に梱包用緩衝材2を当てて、これを梱包用箱体1内に
挿入し、次に押え蓋体3を梱包用箱体1内に挿入すると
共に、被梱包物9´に接続されたコード類45を押え蓋
体3の切欠部44より、この押え蓋体3の上に導出し、
コード類45をスペーサS間に位置させる。そして、梱
包用箱体1の蓋片体4a,5a,6a,7aで開口部1
aを閉じる。この場合、蓋片体4a,5a,6a,7a
の内面部はスペーサSの上端部に接する。
【0034】図13は、本発明に係わる第3の梱包構造
の分解状態の斜視図である。この梱包構造は、梱包用箱
体1と複数の梱包用緩衝材2とを備えている。
【0035】以下、被梱包物9の梱包を説明すると、ま
ず、図13に示すように被梱包物9の各隅角部に梱包用
緩衝材2を当てて、これを梱包用箱体1内に挿入する。
次に、被梱包物9に接続されたコード類45を被梱包物
9の右側面と梱包用箱体1の右側面5との間に挿入する
か、または、被梱包物9の上に導出し、コード類45を
スペース部分に位置させる。そして、梱包用箱体1の蓋
片体4a,5a,6a,7aで開口部1aを閉じる。こ
の場合、蓋片体4a,5a,6a,7aの内面部は被梱
包物9の上面の四隅角部に当てた梱包用緩衝材2の上面
部に接する。
【0036】二重折りの梱包用緩衝材2としては図14
乃至図25に示す変形例がある。なお、図14乃至図2
3において、Yは前を、Zは後を、Lは左を、Rは右を
それぞれ示す。図14に示す梱包用緩衝材2は、第1の
面部22と、第1の面部22の前縁部に第1の折り線部
19aを介して連なる第2の面部23と、第1の面部2
2の右後縁部に第2の折り線部19bを介して連なる第
3の面部24と、第1の面部22の左後縁部に第3の折
り線部19cを介して連なる第4の面部25と、第3の
面部24の右後縁部に第4の折り線部19dを介して連
なる第5の面部26と、第4の面部25の左後縁部に第
5の折り線部19eを介して連なる第6の面部27とを
有し、第3の面部24と第5の面部26とのそれぞれの
外縁部には第4の折り線部19dを中心とするV字状の
切欠部28が形成してあり、また、第4の面部25と第
6の面部27とのそれぞれの外縁部には第5の折り線部
19eを中心とするV字状の切欠部29が形成してあ
る。
【0037】また、第2の面部23の右前縁部には係合
突起30が、また、左前縁部には係合凹部31がそれぞ
れ形成してあり、また、第5の面部26の右後縁部には
係合凹部34が、また、左後縁部には係合凹部34aが
それぞれ形成してあり、前記第6の面部27の右後縁部
には係合突起35が、また、左後縁部には係合突起35
aがそれぞれ形成してあり、第2の面部23を前側折り
線部19aで折り畳んで第1の面部22に重ね、第5の
面部26を第4の折り線部19dで折り畳んで第3の面
部24に重ね、第6の面部27を第5の折り線部19e
で折り畳んで第4の面部25に重ねる。
【0038】次に、重ね合わされた第5、第3の面部2
6、24を第2の折り線部19bで折って、係合凹部3
4に係合突起30を係合させ、重ね合わされた第6、第
4の面部27、25を第3の折り線部19cで折って、
係合凹部31に係合突起35aを係合させると共に、係
合突起35を係合凹部34aに係合させて梱包用緩衝材
2の完成品36を得る。
【0039】また、図15に示す梱包用緩衝材2にあっ
ては、図14に示す梱包用緩衝材2におけるV字状の切
欠部28、29を形成しない形状をなしており、その組
立ては図12に示す梱包用緩衝材2の場合と同じであ
る。
【0040】また、図16に示す梱包用緩衝材2にあっ
ては、第1の面部22と、第1の面部22の前縁部に第
1の折り線部19aを介して連なる第2の面部23と、
第1の面部22の右後縁部に第2の折り線部19bを介
して連なる第3の面部24と、第1の面部22の左後縁
に第3の折り線部19cを介して連なる第4の面部2
5と、第3の面部24の右前縁部に第4の折り線部19
dを介して連なる第5の面部26と、第4の面部25の
左前縁部に第5の折り線部19eを介して連なる第6の
面部27とを有し、第3の面部24と第5の面部26と
のそれぞれの外縁部には第4の折り線部19dを中心と
するV字状の切欠部28が形成してあり、また、第4の
面部25と第6の面部27とのそれぞれの外縁部には第
5の折り線部19eを中心とするV字状の切欠部29が
形成してある。
【0041】前記第2の面部23の右前縁部には係合突
起30が、また、左前縁部には係合凹部31がそれぞれ
形成してあり、前記第5の面部26の右前縁部には係合
凹部32が、また、左前縁部には係合凹部32aがそれ
ぞれ形成してあり、第6の面部27の右前縁部には係合
突起33が、また、左前縁部には係合突起33aがそれ
ぞれ形成してある。
【0042】そして、前記第2の面部23を第1の折り
線部19aで折り畳んで第1の面部22に重ね、第5の
面部26を第4の折り線部19dで折り畳んで第3の面
部24に重ね、第6の面部27を第5の折り線部19e
で折り畳んで第4の面部25に重ねる。次に、重ね合わ
された第5、第3の面部26、24を第2の折り線部1
9bで折って、係合凹部32aに係合突起30を係合さ
せ、重ね合わされた第6、第4の面部27、25を第3
の折り線部19cで折って、係合凹部31に係合突起3
3を係合させると共に、係合突起33aを係合凹部32
に係合させて梱包用緩衝材2の完成品36を得る。
【0043】また、図17に示す梱包用緩衝材2は、第
1の面部22と、第1の面部22の右前縁部に第1の折
り線部19aを介して連なる第2の面部23と、第1の
面部22の右後縁部に第2の折り線部19bを介して連
なる第3の面部24と、第1の面部22の左後縁部に第
3の折り線部19cを介して連なる第4の面部25と、
第3の面部24の右後縁部に第4の折り線部19dを介
して連なる第5の面部26と、第4の面部25の左後縁
に第5の折り線部19eを介して連なる第6の面部2
7とを有し、第1の面部22と第2の面部23とのそれ
ぞれの外縁部には第1の折り線部19aを中心とするV
字状の切欠部29aが形成してあり、第3の面部24と
第5の面部26とのそれぞれの外縁部には第4の折り線
部19dを中心とするV字状の切欠部28が形成してあ
り、第4の面部25と第6の面部27とのそれぞれの外
縁部には第5の折り線部19eを中心とするV字状の切
欠部29が形成してある。
【0044】また、第2の面部23の右前縁部には係合
凹部31が、また、左後縁部には係合突起30がそれぞ
れ形成してあり、第5の面部26の右後縁部には係合凹
部32が、また、左後縁部には係合凹部32aがそれぞ
れ形成してあり、前記第6の面部27の右後縁部には係
合突起33が、第6の面部27の左後縁部には係合突起
33aがそれぞれ形成してある。
【0045】そして、第2の面部23を第1の折り線部
19aで折り畳んで第1の面部22に重ね、第5の面部
26を第4の折り線部19dで折り畳んで第3の面部2
4に重ね、第6の面部27を第5の折り線部19eで折
り畳んで第4の面部25に重ねる。次に、重ね合わされ
た第5、第3の面部26、24を第2の折り線部19b
で折って、係合凹部32に係合突起30を係合させ、重
ね合わされた第6、第4の面部27、25を第3の折り
線部19cで折って、係合凹部31に係合突起33aを
係合させると共に、係合突起33を係合凹部32aに係
合させて梱包用緩衝材2の完成品36を得る。
【0046】また、図18に示す梱包用緩衝材2は、第
1の面部22と、第1の面部22の左前縁部に第1の折
り線部19aを介して連なる第2の面部23と、第1の
面部22の右後縁部に第2の折り線部19bを介して連
なる第3の面部24と、第1の面部22の左後縁部に第
3の折り線部19cを介して連なる第4の面部25と、
第3の面部24の右後縁部に第4の折り線部19dを介
して連なる第5の面部26と、第4の面部25の左後縁
部に第5の折り線部19eを介して連なる第6の面部2
7とを有し、第1の面部22と第2の面部23とのそれ
ぞれの外縁部には第5の折り線部19aを中心とするV
字状の切欠部29aが形成してあり、第3の面部24と
第5の面部26とのそれぞれの外縁部には第4の折り線
部19dを中心とするV字状の切欠部28が形成してあ
り、また、第4の面部25と第6の面部27とのそれぞ
れの外縁部には第5の折り線部19eを中心とするV字
状の切欠部29が形成してある。
【0047】第2の面部23の左前縁部には係合突起3
0が、また、左後縁部には係合凹部31がそれぞれ形成
してあり、第5の面部26の右後縁部には係合凹部32
が、また、左後縁部には係合凹部32aがそれぞれ形成
してあり、第6の面部27の右後縁部には係合突起33
が、また、左後縁部には係合突起33aがそれぞれ形成
してある。
【0048】そして、第2の面部23を第1の折り線部
19aで折り畳んで第1の面部22に重ね、第5の面部
26を第4の折り線部19dで折り畳んで第3の面部2
4に重ね、第6の面部27を第5の折り線部19eで折
り畳んで第4の面部25に重ねる。次に、重ね合わされ
た第5、第3の面部26、24を第2の折り線部19b
で折って、係合凹部32に係合突起30を係合させ、重
ね合わされた第6、第4の面部27、25を第3の折り
線部19cで折って、係合凹部31に係合突起33aを
係合させると共に、係合突起33を係合凹部32aに係
合させて梱包用緩衝材2の完成品36を得る。
【0049】また、図19に示す梱包用緩衝材2は、第
1の面部22と、第1の面部22の前縁部に第1の折り
線部19aを介して連なる第2の面部23と、第1の面
部22の右後縁部に第2の折り線部19bを介して連な
る第3の面部24と、第1の面部22の左後縁部に第3
の折り線部19cを介して連なる第4の面部25と、第
3の面部24の右前縁部に第4の折り線部19dを介し
て連なる第5の面部26と、第4の面部25の左前縁部
に第5の折り線部19eを介して連なる第6の面部27
とを有している。
【0050】そして、第2の面部23の右前縁部には係
合突起30が、また、左前縁部には係合凹部31がそれ
ぞれ形成してあり、第5の面部26の右前縁部には係合
凹部32が、また、右前縁部には係合凹部32aがそれ
ぞれ形成してあり、第6の面部27の右前縁部には係合
突起33が、また、左前縁部には係合突起33aがそれ
ぞれ形成してある。
【0051】そして、第2の面部23を第1の折り線部
19aで折り畳んで第1の面部22に重ね、第5の面部
26を第4の折り線部19dで折り畳んで第3の面部2
4に重ね、第6の面部27を第5の折り線部19eで折
り畳んで第4の面部25に重ねる。次に、重ね合わされ
た第5、第3の面部26、24を第2の折り線部19b
で折って、係合凹部32に係合突起30を係合させ、重
ね合わされた第6、第4の面部27、25を第3の折り
線部19cで折って、係合凹部31に係合突起33を係
合させると共に、係合突起33aを係合凹部32aに係
合させて梱包用緩衝材2の完成品36を得る。
【0052】また、図20に示す梱包用緩衝材2は、第
1の面部22と、第1の面部22の右前縁部に第1の折
り線部19aを介して連なる第2の面部23と、第1の
面部22の右後縁部に第2の折り線部19bを介して連
なる第3の面部24と、第1の面部22の左後縁部に第
3の折り線部19cを介して連なる第4の面部25と、
第3の面部24の右後縁部に第4の折り線部19dを介
して連なる第5の面部26と、第4の面部25の左後縁
部に第5の折り線部19eを介して連なる第6の面部2
7とを有している。また、第5の面部26の左後縁部
は係合凹部32が形成してあり、第6の面部27の右後
縁部には係合突起33が形成してある。
【0053】そして、前記第2の面部23を第1の折り
線部19aで折り畳んで第1の面部22に重ね、第5の
面部26を第4の折り線部19dで折り畳んで第3の面
部24に重ね、第6の面部27を第5の折り線部19e
で折り畳んで第4の面部25に重ねる。次に、重ね合わ
された第5、第3の面部26、24を第2の折り線部1
9bで折り、重ね合わされた第6、第4の面部27、2
5を第3の折り線部19cで折って、係合凹部32に係
合突起33を係合させて梱包用緩衝材2の完成品36を
得る。
【0054】また、図21に示す梱包用緩衝材2にあっ
ては、第1の面部22、第2の面部23、第3の面部2
4、第4の面部25、第5の面部26および第6の面部
27に配列は図20に示す梱包用緩衝材2と同じである
が、係合突起と係合凹部の数および形成位置が異なるも
のである。
【0055】すなわち、第2の面部23の右前縁部には
係合凹部31が、また、右後縁部には係合突起30がそ
れぞれ形成してあり、第3の面部24の左後縁部には係
合凹部32bが形成してあり、第5の面部26の右後縁
部には係合凹部32が、また、左後縁部には係合凹部3
2aがそれぞれ形成してあり、第4の面部25の右後縁
には係合突起33bが形成してあり、第6の面部27
右後縁部には係合突起33が、また、左後縁部には係
合突起33aがそれぞれ形成してある。
【0056】そして、前記第2の面部23を第1の折り
線部19aで折り畳んで第1の面部22に重ね、第5の
面部26を第4の折り線部19dで折り畳んで第3の面
部24に重ね、第6の面部27を第5の折り線部19e
で折り畳んで第4の面部25に重ねる。次に、重ね合わ
された第5、第3の面部26、24を第2の折り線部1
9bで折って、係合凹部32に係合突起30を係合さ
せ、重ね合わされた第6、第4の面部27、25を第3
の折り線部19cで折って、係合凹部31に係合突起3
3aを係合させると共に、係合突起33を係合凹部32
aに、係合突起33b係合凹部32bにそれぞれ係合さ
せて梱包用緩衝材2の完成品36を得る。
【0057】また、図22に示す梱包用緩衝材2にあっ
ては、第1の面部22、第2の面部23、第3の面部2
4、第4の面部25、第5の面部26および第6の面部
27に配列は図20に示す梱包用緩衝材2と同じである
が、係合突起と係合凹部の数および形成位置が異なるも
のである。
【0058】すなわち、第2の面部23の右前縁部には
2個の係合凹部31が、また、右後 縁部には2個の係合
突起30がそれぞれ形成してあり、第5の面部26の右
後縁部には2個の係合凹部32が、また、左後縁部には
2個の係合凹部32aがそれぞれ形成してあり、前記第
6の面部27の右後縁部には2個の係合突起33が、ま
た、左後縁部には2個の係合突起33aがそれぞれ形成
してある。
【0059】そして、第2の面部23を第1の折り線部
19aで折り畳んで第1の面部22に重ね、第5の面部
26を第4の折り線部19dで折り畳んで第3の面部2
4に重ね、第6の面部27を第5の折り線部19eで折
り畳んで第4の面部25に重ねる。次に、重ね合わされ
た第5、第3の面部26、24を第2の折り線部19b
で折って、係合凹部32に係合突起30を係合させ、重
ね合わされた第6、第4の面部27、25を第3の折り
線部19cで折って、係合凹部31に係合突起33aを
係合させると共に、係合突起33を係合凹部32aに係
合させて梱包用緩衝材2の完成品36を得る。
【0060】また、図23に示す梱包用緩衝材2は、第
1の面部22と、第1の面部22の左前縁部に第1の折
り線部19aを介して連なる第2の面部23と、第1の
面部22の左後縁部に第2の折り線部19bを介して連
なる第3の面部24と、第1の面部22の右後縁部に第
3の折り線部19cを介して連なる第4の面部25と、
第3の面部24の左前縁部に第4の折り線部19dを介
して連なる第5の面部26と、第4の面部25の左後縁
に第5の折り線部19eを介して連なる第6の面部2
7とを有している。
【0061】そして、第2の面部23の左前縁部には係
合凹部31が、また、左後縁部には係合凹部30aがそ
れぞれ形成してあり、第5の面部26の左前縁部には係
合突起30が、右前縁部には係合凹部31aがそれぞれ
形成してある。第6の面部27の右前縁部には係合凹部
34が形成してあり、第6の面部27の左前縁部には係
合突起33が形成してある。
【0062】そして、図24に示すように第2の面部2
3を第1の折り線部19aで折り畳んで第1の面部22
に重ね、第5の面部26を第4の折り線部19dで折り
畳んで第3の面部24に重ね、第6の面部27を第5の
折り線部19eで折り畳んで第4の面部25に重ねる。
次に、重ね合わされた第5、第3の面部26、24を第
2の折り線部19bで折り、重ね合わされた第6、第4
の面部27、25を第3の折り線部19cで折って、係
合凹部31に係合突起33を係合させると共に、係合凹
部34に係合突起30を、また、係合凹部31aに係合
突起30aをそれぞれ係合させて図23に示す梱包用緩
衝材2の完成品36を得る。
【0063】また、図23に示す梱包用緩衝材2におい
て、前記係合凹部31,31a,34の平面形状を図2
6に示すように台形にし、これらの係合凹部31,31
a,34が係合する係合突起33,30a,30の平面
形状を逆台形にしても良い。この場合、係合凹部31,
31a,34の短辺部80の寸法L1と係合突起33,
30a,30の短辺部81の寸法L2とは同じにしてあ
る。そして、係合凹部31,31a,34に係合突起3
3,30a,30が直交に交差して係合したとき、短辺
部80,81同士が合致し、係合突起33,30a,3
0の鋭角部82が係合凹部31,31a,34の左、右
辺部83,84の下縁部に引っ掛かり、その係合を確実
なものにする。
【0064】また、前記係合凹部31,31a,34の
平面形状を図27に示すように四角形状でその左、右辺
部85,86に三角形状の凸部87,88を形成した形
状にし、これらの係合凹部31,31a,34が係合す
る係合突起33,30a,30の平面形状を四角形状で
その左、右辺部89,90に三角形状の凸部91,92
を形成した形状にしても良い。そして、係合凹部31,
31a,34に係合突起33,30a,30が直角に交
差して係合した場合、係合凹部31,31a,34の凸
部87、88が、係合突起33,30a,30の左、右
辺部89,90のAフルート100に食い込み、係合突
起33,30a,30の凸部91,92が係合凹部3
1,31a,34の左、右辺部85,86のAフルート
100に食い込んで、その係合を確実なものにする。
【0065】また、前記係合凹部31,31a,34の
平面形状を図28に示すように四角形状にして、その
左、右辺部85,86に波状部93を形成し、これらの
係合凹部31,31a,34が係合する係合突起33,
30a,30の平面形状を四角形状にして、その左、右
辺部89,90に波状部94を形成しても良い。そし
て、係合凹部31,31a,34に係合突起33,30
a,30が直角に交差して係合した場合、係合凹部3
1,31a,34の波状部93が、係合突起33,30
a,30の左、右辺部89,90の波状部94に食い込
んで、その係合を確実なものにする。
【0066】また、前記係合凹部31,31a,34の
平面形状を図29に示すように四角形状にして、その
左、右辺部85,86に鋸歯状部95を形成し、これら
の係合凹部31,31a,34が係合する係合突起3
3,30a,30の平面形状を四角形状にして、その
左、右辺部89,90に鋸歯状部96を形成しても良
い。そして、係合凹部31,31a,34に係合突起3
3,30a,30が直角に交差して係合した場合、係合
凹部31,31a,34の鋸歯状部95が、係合突起3
3,30a,30の左、右辺部89,90の鋸歯状部9
6に食い込んで、その係合を確実なものにする。
【0067】なお、図26、図27、図28、図29に
示す係合凹部31,31a,34と係合突起33,30
a,30の形状は、他の二重折りの梱包用緩衝材2のみ
ならず、後述する三重折り、一重折りの梱包用緩衝材2
の係合凹部、係合突起に適用されるものである。
【0068】三重折りの梱包用緩衝材2を図30乃至図
33に示す。図30および図33において、Yは前を、
Zは後を、Lは左を、Rは右をそれぞれ示す。この梱包
用緩衝材2は、その展開形状で示すように第1の面部2
2と、第1の面部22の右前縁部に第1、第6の折り線
部19a、19fを介して連なる第2の面部23と、第
1の面部22の右後縁部に第2の折り線部19bを介し
て連なる第3の面部24と、第1の面部22の左後縁部
に第3の折り線部19cを介して連なる第4の面部25
と、第3の面部24の右後縁部に第4、第7の折り線部
19d、19gを介して連なる第5の面部26と、第4
の面部25の左後縁部に第5、第8の折り線部19e、
19hを介して連なる第6の面部27と、第2の面部2
3の左前縁部に第9の折り線部19iを介して連なる第
7の面部36と、第5の面部26の右前縁部に第10の
折り線部19jを介して連なる第8の面部37と、第6
の面部27の左前縁部に第11の折り線部19kを介し
て連なる第9の面部38とを有している。
【0069】そして、第3の面部24と第5の面部26
と第8の面部37とのそれぞれの縁部には切欠部39が
形成してあり、この切欠部39において辺39aと辺3
9bとは第4、第7の折り線部19d、19gを中心と
するV字状を成し、辺39bと辺39cとは第9の折り
線部19iを中心とするV字状を成している。また、第
4の面部25と第6の面部27と第9の面部38とのそ
れぞれの縁部には切欠部40が形成してあり、この切欠
部40において辺40aと辺40bとは第5、第8の折
り線部19e,19hを中心とするV字状を成し、辺4
0bと辺40cとは第11の折り線部19kを中心とす
るV字状を成している。また、第1の面部22と第2の
面部23と第7の面部36とのそれぞれの縁部には切欠
部41が形成してあり、この切欠部41において辺41
aと辺41bとは第1、第6の折り線部19a、19f
を中心とするV字状を成し、辺41bと辺41cとは第
9の折り線部19iを中心とするV字状を成している。
【0070】また、第2の面部23の右前縁部には係合
凹部48が、右後縁部には係合突起49がそれぞれ形成
してあり、第3の面部24の左後縁部には係合凹部50
が形成してあり、第4の面部25の右後縁部には係合突
起51が形成してあり、第5の面部26の右後縁部には
係合凹部52が、また、左後縁部には係合凹部53がそ
れぞれ形成してあり、第6の面部27の右後縁部には係
合突起54が、また、左後縁部には係合突起55がそれ
ぞれ形成してある。また、第7の面部36の右前縁部
は係合凹部56が、左前縁部には係合突起57がそれぞ
れ形成してあり、第8の面部37の右前縁部には係合凹
部59が、また、右後縁部には係合凹部 58がそれぞれ
形成してあり、第9の面部38の左前縁部には係合突起
60が、また、左後縁部には係合突起61がそれぞれ
成してある。
【0071】上記のように形成された梱包用緩衝材2の
展開形300は、図31、図32(1)、(2)に示す
ように折り畳まれて図32(3)に示す梱包用緩衝材2
の完成品62が作られる。
【0072】すなわち、第7の面部36を図21の矢印
のように第9の折り線部19iで折り畳んで第2の面部
23に重ね、第8の面部37を矢印のように第10の折
り線部19jで折り畳んで第5の面部26に重ね、第9
の面部38を矢印のように第11の折り線部19kで折
り畳んで第6の面部27に重ねる。
【0073】次に、重ね合わされた第2,第7の面部2
3、36を図32(1)の矢印のように第6、第1の折
り線部19f、19aで折り畳んで第1の面部22に重
ね、重ね合わされた第5,第8の面部26、37を矢印
のように第7、第4の折り線部19g、19dで折り畳
んで第3の面部24に重ね、重ね合わされた第6,第9
の面部27、38を矢印のように第8、第5の折り線部
19h、19eで折り畳んで第4の面部25に重ねる。
【0074】次に、重ね合わされた第3,第8、第5の
面部24、37、26を図32(2)の矢印のように第
2の折り線部19bで折り畳み、重ね合わされた第4,
第9、第6の面部25、38、27を矢印のように第3
の折り線部19cで折り畳んで、係合突起49、57に
係合凹部52、58を係合すると共に、係合凹部48、
56に係合突起55、61を係合し、係合突起54、6
0、51を係合凹部53、59、50に係合させて梱包
用緩衝材2の完成品62を得る。
【0075】三重折りの梱包用緩衝材2の変形例を図3
3に示す。この梱包用緩衝材2は、その展開形状で示す
ように第1の面部22と、第1の面部22の右前縁部
第1、第6の折り線部19a、19fを介して連なる第
2の面部23と、第1の面部22の右後縁部に第2の折
り線部19bを介して連なる第3の面部24と、第1の
面部22の左後縁部に第3の折り線部19cを介して連
なる第4の面部25と、第3の面部24の右後縁部に第
4、第7の折り線部19d、19gを介して連なる第5
の面部26と、第4の面部25の左後縁部に第5、第8
の折り線部19e、19hを介して連なる第6の面部2
7と、第2の面部23の左前縁部に第9の折り線部19
iを介して連なる第7の面部36と、第5の面部26の
右前縁部に第10の折り線部19jを介して連なる第8
の面部37と、第6の面部27の左前縁部に第11の折
り線部19kを介して連なる第9の面部38とを有して
いる。
【0076】また、第2の面部23の右前縁部には係合
凹部64が、右後縁部には係合突起65がそれぞれ形成
してあり、第3の面部24の左後縁部には係合凹部50
が形成してあり、第4の面部25の右後縁部には係合突
起51が形成してあり、第5の面部26の右後縁部には
係合凹部52が、また、左後縁部には係合凹部53がそ
れぞれ形成してあり、第6の面部27の右後縁部には係
合突起54が、また、左後縁部には係合突起55がそれ
ぞれ形成してある。また、第7の面部36の右前縁部
は係合凹部56が、左前縁部には係合突起57がそれぞ
れ形成してあり、第8の面部37の右後縁部には係合凹
部58が、また、右前縁部には係合凹部59がそれぞれ
形成してあり、第9の面部38の左前縁部には係合突起
60が、また、左後縁部には係合突起61がそれぞれ
成してある。
【0077】そして、第7の面部36を第9の折り線部
19iで折り畳んで第2の面部23に重ね、第8の面部
37を第10の折り線部19jで折り畳んで第5の面部
26に重ね、第9の面部38を第11の折り線部19k
で折り畳んで第6の面部27に重ねる。
【0078】次に、重ね合わされた第2,第7の面部2
3、36を第6、第1の折り線部19f、19aで折り
畳んで第1の面部22に重ね、重ね合わされた第5,第
8の面部26、37を第7、第4の折り線部19g、1
9dで折り畳んで第3の面部24に重ね、重ね合わされ
た第6,第9の面部27、38を第8、第5の折り線部
19h、19eで折り畳んで第4の面部25に重ねる。
【0079】次に、重ね合わされた第5,第8、第3の
面部26、37、24を第2の折り線部19bで折っ
て、重ね合わされた第6,第9、第4の面部27、3
8、25を第3の折り線部19cで折って、係合突起6
5、57に係合凹部52、59を係合すると共に、係合
凹部64、56に係合突起55、61を係合し、係合突
起54、60、51を係合凹部50、58、53に係合
させて梱包用緩衝材2の完成品62を得る。
【0080】一重折りの梱包用緩衝材2を図34に示
す。この梱包用緩衝材2は、図34(1)の展開形状で
示すように第1の面部22と、第1の面部22の右後縁
に第1の折り線部19aを介して連なる第2の面部2
3と、第1の面部22の左後縁部に第2の折り線部19
bを介して連なる第3の面部24と有しており、第2の
面部23の左後縁部には係合凹部66が、第3の面部2
4の右後縁部には係合突起67がそれぞれ形成してあ
る。また、第1、第2、第3の面部22、23、24の
角部はすべて同じ寸法に切り欠かかれている。
【0081】そして、第2の面部23を第1の折り線部
19aで折ると共に、第3の面部24を第2の折り線部
19bで折って、係合凹部62に係合突起63を係合し
て図34(2)に示す梱包用緩衝材2の完成品70を得
る。この場合、例えば、第1の面部22が底面部Dにな
り、第2の面部23が右側面部Fになり、第3の面部2
4が左側面部Eになっている。
【0082】図35乃至図40に一重折りの梱包用緩衝
材2の変形例を示す。図35に示す梱包用緩衝材2は第
1、第2、第3の面部22、23、24の外縁部を円弧
状に形成したものであり、図36に示す梱包用緩衝材2
は第1の面部22の角部のみを直線状に切り欠いたもの
であり、図37に示す梱包用緩衝材2は第1の面部22
の角部のみを円弧状に形成したものであり、図38に示
す梱包用緩衝材2は第1の面部22の角部のみを直線状
に形成したものであり、図39に示す梱包用緩衝材2は
第1、第2、第3の面部22、23、24を四角形状に
形成したものであり、図40に示す梱包用緩衝材2は第
1、第2、第3の面部22、23、24を三角形状に形
成したものであって、いずれの梱包用緩衝材2も第2の
面部23の左後縁部に係合凹部66を、第3の面部24
右後縁部係合突起67をそれぞれ有し、第2の面部
23を第1の折り線部19aで折り畳むと共に、第3の
面部24を第2の折り線部19bで折り畳んで、係合凹
部66に係合突起67を係合して梱包用緩衝材2の完成
品70を得る。
【0083】また、一重の梱包用緩衝材2の完成品70
を図41および図42に示すように二重重ねして二重折
りの梱包用緩衝材2の完成品36と同等の完成品を構成
しても良いし、また、図43に示すように一重の梱包用
緩衝材2の完成品70を三重重ねして三重折りの梱包用
緩衝材2の完成品62と同等の完成品を構成しても良
い。この場合、外側の梱包用緩衝材2に内部に中間の梱
包用緩衝材2が収容され、この中間の梱包用緩衝材2内
の内側の梱包用緩衝材2が収容されるために、外側の梱
包用緩衝材2、中間の梱包用緩衝材2、内側の梱包用緩
衝材2とこの順序に小さくなっている。
【0084】一重の梱包用緩衝材2の完成品70を二重
重ねして二重折りの梱包用緩衝材2の完成品36を構成
した場合には、外側の梱包用緩衝材2の完成品70にお
いてはBフルート200が外でAフルート100が内に
なるようにし、内側の梱包用緩衝材2の完成品70にお
いてはBフルート200が内でAフルート100が外に
なるようにしてあって、重ね合わせた場合には梱包用箱
体1に接する部分および被梱包物9に接する部分はBフ
ルート200である。このことは一重の梱包用緩衝材2
の完成品70を三重重ねして三重折りの梱包用緩衝材2
の完成品62においても同様である。
【0085】また、梱包用緩衝材2及び押え蓋体3の材
料として、Aフルート100とBフルート200とそれ
ぞれ一つ有する段ボール紙10を用いたが、図44に示
すように2枚の段ボール紙10、10をAフルート10
0の部分で接着した二重構造にしたものを用いても良い
し、段ボール紙10以外の素材、例えば、不織布、パル
プモールドなどを用いても良い。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、梱包用
箱体と、被梱包物の各隅角部に設けられてこの被梱包物
と共に、梱包用箱体内に挿入されて被梱包物と梱包用箱
体の内壁部とに接する梱包用緩衝材と、梱包用箱体内に
挿入されて被梱包物を押える押え蓋体とを備え、前記梱
包用緩衝材を、一枚物の素材から第1の面部と、第1の
面部の前縁部に第1の折り線部を介して連なる第2の面
部と、第1の面部の右後縁部に第2の折り線部を介して
連なる第3の面部と、第1の面部の左後縁部に第3の折
り線部を介して連なる第4の面部と、第3の面部の右後
縁部に第4の折り線部を介して連なる第5の面部と、第
4の面部の左後縁部に第5の折り線部を介して連なる第
6の面部とを連ならせ、かつ、前記第5の面部の右後縁
には係合凹部を形成すると共に、前記第6の面部の左
後縁部には係合突起を形成した展開形の状態から、前記
第2の面部を前記第1の折り線部で折り畳んで前記第1
の面部に重ね、前記第5の面部を前記第4の折り線部で
折り畳んで前記第3の面部に重ね、前記第6の面部を前
記第5の折り線部で折り畳んで前記第4の面部に重ね、
更に、重ね合わされた前記第5及び第3の面部を前記第
2の折り線部で折り、重ね合わされた前記第6及び第4
の面部を前記第3の折り線部で折って、前記係合凹部に
前記係合突起を係合して組立てる構造にし、前記押え蓋
体を、一枚物の素材から先部に係合突起部を有する折曲
げ片とこの折曲げ片に折り線を形成すると共に、素材に
係合孔部を形成し、前記折曲げ片を折り線部分で山形状
に折り曲げて係合突起部を係合孔部に係合して緩衝部を
兼ねるスペーサを組立てる構造にしたことから、梱包用
緩衝材を、これの展開形の状態から底面部に対して折り
線部で左側面部と右側面部をそれぞれ折って組立て、ま
た、押え蓋体では、前記折り曲げ片を折り線部分で山形
状に折り曲げて係合突起部を係合孔部に係合してスペー
サを組立て、被梱包物の各隅角部に前記梱包用緩衝材を
当てて、これを前記梱包用箱体内に挿入して、被梱包物
の情報に押え蓋体を置き梱包用箱体を閉じて、被梱包物
の梱包を行うことができる。
【0087】また、前記梱包用緩衝材は、一枚物の素材
から少なくとも底面部に折り線部を介して左側面部と右
側面部とを連ならせた展開形状であり、また、前記押え
蓋体は、一枚物の素材から先部に係合突起部を有する折
曲げ片とこの折曲げ片に折り線を形成すると共に、素材
に係合孔部を形成した一枚物であり、また、梱包用箱体
自体は折り畳みが可能であることから、これら梱包用緩
衝材、押え蓋体および梱包用箱体を多数重ねても嵩ばる
ことがなく、広い保管場所を必要とすることなく、ま
た、運搬が容易になる。
【0088】また、本発明は、請求項1記載の梱包構造
において、前記梱包用緩衝材および押え蓋体のそれぞれ
の素材に段ボール紙を用いたから、使用後は焼却が可能
になるばかりか、リサイクル化が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る梱包構造の分解状態の斜視図であ
る。
【図2】(1)は段ボール紙の斜視図である。 (2)は段ボール紙の断面図である。
【図3】裁断型の斜視図である。
【図4】図3のX−X線に沿う断面図である。
【図5】梱包用緩衝材の型取りの説明図である。
【図6】梱包用緩衝材を型抜きした後の段ボール紙の平
面図である。
【図7】二重折り畳み形式の梱包用緩衝材の展開状態の
平面図である。
【図8】(1)は二重折り畳み形式の梱包用緩衝材の展
開状態の斜視図である。 (2)は同梱包用緩衝材の一回折り畳み状態の斜視図で
ある。 (3)は同梱包用緩衝材の完成品の内面側から見た斜視
図である。
【図9】二重折り畳み形式の梱包用緩衝材の完成品の
面側から見た斜視図である。
【図10】押え蓋体の平面図である。
【図11】押え蓋体の斜視図である。
【図12】本発明に係る第2の梱包構造の分解状態の斜
視図である。
【図13】本発明に係わる第3の梱包構造の分解状態の
斜視図である。
【図14】二重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図15】二重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図16】二重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図17】二重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図18】二重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図19】二重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図20】二重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図21】二重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図22】二重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図23】二重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の斜視図である。
【図24】同梱包用緩衝材の一回折り畳み状態の斜視図
である。
【図25】同梱包用緩衝材の完成品の内面側から見た
視図である。
【図26】係合凹部と係合突起の形状の変形例を示す平
面図である。
【図27】係合凹部と係合突起の形状の他の変形例を示
す平面図である。
【図28】係合凹部と係合突起の形状の他の変形例を示
す平面図である。
【図29】係合凹部と係合突起の形状の他の変形例を示
す平面図である。
【図30】三重折り畳み形式の梱包用緩衝材の展開状態
の平面図である。
【図31】同梱包用緩衝材の展開状態の斜視図である。
【図32】(1)は三重折り畳み形式の梱包用緩衝材の
一回折り畳み状態の斜視図である。 (2)は同梱包用緩衝材の二回折り畳み状態の斜視図で
ある。 (3)は同梱包用緩衝材の完成品の正面からの斜視図で
ある。
【図33】三重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図34】(1)は一重折り畳み形式の梱包用緩衝材の
展開状態の斜視図である。 (2)は同梱包用緩衝材の完成品の正面からの斜視図で
ある。
【図35】一重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図36】一重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図37】一折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開状
態の平面図である。
【図38】一重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図39】一折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開状
態の平面図である。
【図40】一重折り畳み形式の他の梱包用緩衝材の展開
状態の平面図である。
【図41】一重折り畳み形式の梱包用緩衝材の完成品の
二重重ねの説明図である。
【図42】同梱包用緩衝材の完成品の二重重ねの断面図
である。
【図43】一重折り畳み形式の梱包用緩衝材の完成品の
三重重ねの説明図である。
【図44】2枚の段ボール紙の接着の説明図である。
【図45】従来の梱包構造の分解状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 梱包用箱体 2 梱包用緩衝材 3 押え蓋体 9 被梱包物 10 段ボール紙 19 折り線部 38 折曲げ片 40 係合突起部 41、42 折り線 43 係合孔部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梱包用箱体と、被梱包物の各隅角部に設
    けられてこの被梱包物と共に、梱包用箱体内に挿入され
    て被梱包物と梱包用箱体の内壁部とに接する梱包用緩衝
    材と、梱包用箱体内に挿入されて被梱包物を押える押え
    蓋体とを備え、 前記梱包用緩衝材を、一枚物の素材から第1の面部と、
    第1の面部の前縁部に第1の折り線部を介して連なる第
    2の面部と、第1の面部の右後縁部に第2の折り線部を
    介して連なる第3の面部と、第1の面部の左後縁部に第
    3の折り線部を介して連なる第4の面部と、第3の面部
    右後縁部に第4の折り線部を介して連なる第5の面部
    と、第4の面部の左後縁部に第5の折り線部を介して連
    なる第6の面部とを連ならせ、かつ、前記第5の面部の
    右後縁部には係合凹部を形成すると共に、前記第6の面
    部の左後縁部には係合突起を形成した展開形の状態か
    ら、前記第2の面部を前記第1の折り線部で折り畳んで
    前記第1の面部に重ね、前記第5の面部を前記第4の折
    り線部で折り畳んで前記第3の面部に重ね、前記第6の
    面部を前記第5の折り線部で折り畳んで前記第4の面部
    に重ね、更に、重ね合わされた前記第5及び第3の面部
    を前記第2の折り線部で折り、重ね合わされた前記第6
    及び第4の面部を前記第3の折り線部で折って、前記係
    合凹部に前記係合突起を係合して組立てる構造にし、 前記押え蓋体を、一枚物の素材から先部に係合突起部を
    有する折曲げ片とこの折曲げ片に折り線を形成すると共
    に、素材に係合孔部を形成し、前記折曲げ片を折り線部
    分で山形状に折り曲げて係合突起部を係合孔部に係合し
    て緩衝部を兼ねるスペーサを組立てる構造にしたことを
    特徴とする梱包構造。
  2. 【請求項2】 前記梱包用緩衝材および押え蓋体のそれ
    ぞれの素材に段ボール紙を用いた請求項1記載の梱包構
    造。
JP17091293A 1993-06-18 1993-06-18 梱包構造 Expired - Fee Related JP3149074B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17091293A JP3149074B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 梱包構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17091293A JP3149074B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 梱包構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0776371A JPH0776371A (ja) 1995-03-20
JP3149074B2 true JP3149074B2 (ja) 2001-03-26

Family

ID=15913650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17091293A Expired - Fee Related JP3149074B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 梱包構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3149074B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7020740B1 (ja) 2021-10-29 2022-02-16 株式会社アイスバル 知恵の輪パズル

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2368805A1 (en) * 2010-03-25 2011-09-28 3M Innovative Properties Company Packaging element
JP5912341B2 (ja) * 2011-08-30 2016-04-27 中央紙器工業株式会社 包装部材
US11596228B1 (en) * 2020-02-03 2023-03-07 Hibco Plastics, Inc. Furniture corner protector

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7020740B1 (ja) 2021-10-29 2022-02-16 株式会社アイスバル 知恵の輪パズル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0776371A (ja) 1995-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5175041A (en) Corner and edge protector for packaging
US7731080B2 (en) Anti-sifting polygonal carton
CN109436502A (zh) 一种模数穿插式缓冲包装箱
JP3149074B2 (ja) 梱包構造
JP3149073B2 (ja) 梱包用緩衝材構造
JP3305305B2 (ja) 梱包用緩衝材
JP3212765B2 (ja) 梱包用緩衝材構造及び梱包用緩衝材
CN209467439U (zh) 一种模数穿插式缓冲包装箱
US20050087591A1 (en) Collapsible pizza box
JPH03504956A (ja) パッキングコンテナー
JP3223951B2 (ja) 電子機器の包装容器
US1983265A (en) Shipping container
CN210708330U (zh) 一种采用内嵌式锁止机构的包装盒
JP3234703U (ja) 包装箱
JP4238387B2 (ja) 包装装置
KR200334611Y1 (ko) 포장박스용 완충재
CN207902913U (zh) 一种易折叠的可循环包装箱
JPH0339372Y2 (ja)
JPH037294Y2 (ja)
WO2024062343A1 (en) Blank configured to be erected into a package and a package formed by such a blank
JP3029420U (ja) 緩衝材
JP2502306Y2 (ja) 箱の構造
JP2590349Y2 (ja) 緩衝固定座体
JP3941909B2 (ja) 板紙製緩衝体
JP3076033U (ja) リサイクル性を考慮した通い箱

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees