JP3148902U - 植生用積みブロック - Google Patents

植生用積みブロック Download PDF

Info

Publication number
JP3148902U
JP3148902U JP2008008910U JP2008008910U JP3148902U JP 3148902 U JP3148902 U JP 3148902U JP 2008008910 U JP2008008910 U JP 2008008910U JP 2008008910 U JP2008008910 U JP 2008008910U JP 3148902 U JP3148902 U JP 3148902U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pocket
block
water
guide groove
vegetation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008008910U
Other languages
English (en)
Inventor
庄三郎 三浦
庄三郎 三浦
Original Assignee
株式会社最上ブロック工業所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社最上ブロック工業所 filed Critical 株式会社最上ブロック工業所
Priority to JP2008008910U priority Critical patent/JP3148902U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3148902U publication Critical patent/JP3148902U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Revetment (AREA)

Abstract

【課題】コンクリートブロックの胴部にポケットを設け、このポケット部に水を導入する導水溝を設けることによって、植物の成長を促す植生用積ブロックを提供する。【解決手段】合羽5を中心として正面に台形の凸出部1を設け、後方に控部2を設けたコンクリートブロックAであって、台形の凸出部1にポケット3を設け、該ポケット3底面に水抜き用の欠部を設け、前記控部2の上面に導水溝4を設け、該導水溝4とポケット3を合致させたことを特徴とした。【選択図】図1

Description

本考案は、ブロック自体にポケットを設け、このポケット部分に植生用の土及び種子を入れる特殊形状の積みブロックに関する。
水害等から始まり、河川の護岸および法面、道路擁壁、宅地造成等を構築するコンクリートブロックの表出面は白一色の何の変化もない露出面であった。このため植生によって緑を戻すことが考えられて色々の技術が開発されている。
特開平11−105023
前記特許文献に示されている発明は、コンクリートブロックの芯を空洞とし、この中に砕石を埋めて植生部とし、砕石を通して水の流通を促がすという特殊形状の植生ブロックが示されている。
しかし、この先行植生ブロックは通水性を持たせる点で画期的であるが、成形が複雑で実用的でないという欠点を有している。
また植生する植物の生長には、水以外に土壌も必要であり、これを考えて土を多く採用するとブロックの擁壁面が脆くなって崩壊の危険もあり、更には擁壁面が土砂によって汚れる欠点を有している。
考案者は、植生に関しての土及び水の点について鋭意研究を重ねた結果本考案に到達したものであって、本発明はブロック自体にポケットを設け、このポケットの中に土と植物の種を入れ、またこのポケットを構築した際に裏面から水が導入される特殊形状のブロックを完成させたものである。
そして、このポケット(3)の底部には水抜き用の欠部(7)を設ける。このため、控え部の溝(4)から導水される排水は順次下方に移動するばかりでなく、ポケット(3)内の土は常に浸潤状態に保たれる。
したがって、このブロックによって構築された擁壁面は常に芽が生え、青々と水々しい壁面を形成し、河川の護岸に使用した場合には水面と一体となって美しい景観がかもし出されてなごやかな雰囲気となり、また道路の擁壁に施工した場合には周囲の気色に調和されるため精神的な安定が得られ安全運転が期待される。
本体部にポケットを設けて土や種を入れ、これに導水溝を設けて土中からの水分を導入することのできるブロックAと、このブロックAを積み上げて擁壁面を構築するため、植物の成長が早く、しかも根強く付着されるため緑に覆われ安らぎのある景観を創出できる。
またブロックの表面は滑面ではなく砕石状の粗面に仕上げのため目にやさしく環境に調和した雰囲気となって、河川の護岸や道路の擁壁等を美しく仕上げるという効果を奏する。
添付図面により本考案の実施例を説明すると、図1は本考案の基本となるコンクリートブロックの斜視図であって、全体の形状が理解できる。
図中の符号(1)は表出面であり、(2)は控部を形成している。(3)は本考案の特長であるポケット部であって、植生用の土及び植物の種を埋める凹部である。そして(4)は導水用の溝であって、図3に示すように控部(4)を法面の基礎の中に配置した際土中からの排水をポケット(3)の中に導入するように構成されている。
図2はブロックAの平面図である。図示するように、ポケット(3)には水抜き用の欠部(7)が設けられている。図3はブロックAを積み上げたときの部分説明図であって左右の合羽(5)を合せて積み上げて施工するもので図中の符号(5)は胴込めコンクリート、(6)は基礎砕石を示している。
本考案のブロックAの構築に際しては図示していないが、通水パイプを基礎砕石(6)の中に埋設することによって基礎内からの排水を集中的にブロックAのポケット(3)に導入することができ、そして、このポケット(3)の底部には水抜き用の欠部(7)を設ける。このため、控え部の溝(4)から導水される排水は順次下方に移動するばかりでな
く、ポケット(3)内の土は常に浸潤状態に保たれ、植生植物の成長を促すことができる。
上述のように本考案の植生用の積ブロックは、本体部にポケットを設けて土や種を入れ、これに導水溝を設けて土中からの水分を導入することのできるブロックAと、このブロックAを積み上げて擁壁面を構築するため、植物の成長が早く、しかも根強く付着されるため緑に覆われ安らぎのある景観を創出できる。
またブロックの表面は滑面ではなく砕石状の粗面に仕上げのため目にやさしく環境に調和した雰囲気となって、河川の護岸や道路の擁壁等を美しく仕上げるという効果を奏するため、この利用度合は広いと考える。
ブロック全体を示す斜視図 ブロック全体の平面図 構築の部分図
符号の説明
1 表出面
2 控え部
3 ポケット
4 導水溝
5 合羽
6 基礎砕石
7 水抜き用欠部
A 本発明のブロック

Claims (1)

  1. 合羽(5)を中心として正面に台形の凸出部(1)を設け、後方に控部(2)を設けたコンクリートブロックAであって、台形の凸出部(1)にポケット(3)を設け、該ポケット(3)底面に水抜き用の欠部(7)を設け、前記控部(2)の上面に導水溝(4)を設け、該導水溝(4)とポケット(3)を合致させたことを特徴とした植生用積ブロック。
JP2008008910U 2008-12-19 2008-12-19 植生用積みブロック Expired - Fee Related JP3148902U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008008910U JP3148902U (ja) 2008-12-19 2008-12-19 植生用積みブロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008008910U JP3148902U (ja) 2008-12-19 2008-12-19 植生用積みブロック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3148902U true JP3148902U (ja) 2009-03-05

Family

ID=54853516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008008910U Expired - Fee Related JP3148902U (ja) 2008-12-19 2008-12-19 植生用積みブロック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3148902U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101038060B1 (ko) 인공생태연못 및 그 조성방법
CN203866858U (zh) 一种河道驳岸植生挡土墙
JP2011144615A (ja) 組立式親環境植生ブロック
JP2006169957A (ja) 土木構築物用ブロック及び土木構築物用ブロック部品
CN105862690A (zh) 一种带生态池的灌溉渠道
JP3148902U (ja) 植生用積みブロック
JP2511775Y2 (ja) ホタル幼虫棲息コンクリ―ト水路
CN201367546Y (zh) 一种生态水沟
CN202577237U (zh) 一种植物生态水沟
KR100923315B1 (ko) 식생 및 어소 옹벽.
JP3095273U (ja) 植生用コンクリートブロック
JP2852879B2 (ja) 河川用覆土ブロックおよびコンクリート覆土ブロック護岸
JP2003034920A (ja) 河川水路用環境保全ブロック構造
JP2001123467A (ja) 環境共生型緑化用擁壁ブロック
JP3012201U (ja) ホタル幼虫昇降段重ね植栽ブロック
JP2000170184A (ja) 擁壁用コンクリ―トブロック及び擁壁
KR101041683B1 (ko) 옹벽용 식생 축조블록
TW581839B (en) An environmental and ecological soil and water conservation construction method
JP2003090022A (ja) 河川用護岸ブロック
JP3096900U (ja) 防腐剤注入間伐材を利用した景観・生態系保全水路
JP2005068889A (ja) 空積み生態系ホタルブロックとその構築方法
JP3030733U (ja) 霞側壁構築の小動物の昇降水路
Reid One Park, Many Functions
JPH04118427A (ja) 構築用ブロック
KR200327425Y1 (ko) 다수의 호박돌 형상 구조를 갖는 생태 옹벽블럭

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081226

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120212

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees