JP3148216U - 自転車のステム - Google Patents

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Abstract

【課題】角度を自由に調整し、様々なタイプの自転車に設けることができるとともに、損壊や緩んだ場合、騎乗者が容易に気づくことができる自転車のステムを提供する。【解決手段】一端に設けられた固定部と、他端に設けられた接続部とを含んでなり、固定部はフロントフォーク2を接続するために供し、接続部はハンドル3を接続するために供し、固定部が排列に設けられたC型の挟持部材を具えてなり、該挟持部材に形成された中空の円形の孔を拡大した後、上下それぞれにパッド14を嵌設し、該パッドがいずれも中央孔を具えてなり、該中央孔の外周縁部の一端に特定の傾斜角度を具えた凸片を具えてなり、且つ中央孔と凸辺とが同様の傾斜角度を具えている。【選択図】図2

Description

この考案は、ステムに関し、特に上下に角度を調整することができる自転車のステムに関する。
自転車は、フレームの構造が簡単で軽量なため、便利な交通手段として利用されている。また、自転車は、人間が最も早く触れ、利用し始めた交通手段といえる。さらに、大型のスポーツ大会では、欠かすことのできない重要な種目の一つになっている。
初期の自転車は、フレームのデザインが普通で、秀でたところがなかったが、業界のたゆまぬ努力により、荷物を載せる荷台を設ける、水筒を設けるホルダーを設ける、自転車に乗ることを補助する設備を設けるなどの研究開発が続けられた。最近では、折畳式で持ち運びが便利であり、環境保護の問題もあって起死回生し、再び人々に愛され初めている。
現在、自転車の種類は非常に豊富になり、レジャーとして楽しむ場合に労力を削減できるタイプのものや、山登りや、水に強いなど様々な道路状況に対応したマウンテンバイクなど様々な機能を具えたものがある。また、競技専用にすばやく走ることができるタイプなど、様々なユーザーの需要に合わせた自転車がある。
もちろん、一部、特定の自転車は、長距離の競技や、トライアスロン、競輪などの競技に合わせた特殊なデザインの規格や機能を具えている。
図1は、従来の自転車のヘッドパーツを示したものである。該ステム1は、ハンドル3と、フロントフォーク2との間を接続するものであって、一般の自転車、或いは特殊なデザインの専門的な自転車だけでなく、この種のステムは使用上、多くの欠点を具えている。
従来のステムは、フロントフォークに接続すると、角度が固定される。よって、ステムを反対に設けるくらいの変化しかすることができない。
このような二種類の変化だけでは、多様化する使用者の需要にこたえることができず、使用者に不満足感を与えるとともに、使用上の困難と不便さを与える。
従来のステムは、フロントフォークと接続する場合、固定部の両側に設けられたC型の挟持部材を利用して挟持する。
よって、互いに接続する面積が限られ、隙間が多く、ネジが完全に螺接していないと、揺れ動く、振動する、変な音がするなどの状況が発生する。
また、緊密に固定しようと力を強めると、フロントフォークが圧迫されて変形する場合がある。
競技用の自転車は、軽量で折り畳むことができるなどの便利性を具えていることから使用者の注目を集めている。よって、軽量化や安全性の面も考えられている。
特にステムは、ハンドルと車輪の二つの異なる方向から力を同時に受ける。このため、強度の面から考えて、従来のステムが強度と関係ない構造から形成されていると、危険性が高くなる。
従来のステムは、角度を調整する方法が取り外して再度もうけるというものしかなかった。
しかしながら、この調整方法では、一度取り外すと、使用者の習慣、或いは慣れた角度に再び調整しなければならないため、非常に不便である。
従来のステムは、通常、高さが使用者の膝の位置に相当する。よって、一部の使用者がペダルを踏み込むと、動作の幅が大きすぎるか、或いは姿勢が正しくないなどの要因で、膝がステムにぶつかり傷を受ける状況が発生する。
従来のステムは、ハンドル、フロントフォーク、ギア、ハンドルグリップ、或いは速度メーターなどを設ける場合、六角形のネジを使用する。実際の使用では度々分解するため、ネジの強度と使用寿命が非常に重要になる。
通常、金属(アルミ合金、白鉄、ステンレスなどの材質)から六角形のネジを形成し、全体が白色、銀色に近い灰色をしているため、一度傷、或いは割れた跡ができてもよく見なければ気づかない。
しかしながら、必要なときに気づかずに交換しないと、危険性が潜んでいることになる。
また、該六角形のネジは、昼間、或いは太陽の下では光線を反射する作用があるため、自転車で走行中に他人の視覚に影響を与え易いという問題もある。
さらに、体積が小さく、色が似ているため、ステムと緊密に接続されていなくても発見し難い、よって、構造の強度や組み立ての品質に影響を与える。
従来のステムは、特殊な用途の自転車に設けられている場合、加速ハンドル、ハンドルグリップ、速度メーターなどを設けるために便利なように該ステム上に複数の孔が形成される。
しかしながら、使用後、前述の部材を取り外した後には何も孔を保護する措置がされていない。よって、洗車、或いは雨が降ると該孔に水がたまり、錆びが発生し、六角形のネジの接続強度に影響を与えることや、外観、美観を具えるなどがある。
従来のステムは、一端にハンドルからの力を受け、他端にフロントフォークからの力を受ける。よって、同時に異なる二方向からの力を受けるため、強度が試される。従来のステムは、構造の強化に関係なく形成されているため、危険性も高い。
上述に示したように、従来の自転車のステムは様々な欠点を抱えており、改良点が多く、実用的でない。
この考案は、角度を自由に調整することができ、強度を高め、様々なタイプの自転車に設けることができる自転車のステムを提供することを課題とする。
また、この考案は、騎乗者がぶつかることを防ぎ、損壊や緩んだ場合、騎乗者が容易に気づくことができる自転車のステムを提供することを課題とする。
そこで、本発明者は従来の技術に見られる欠点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、一端に設けられた固定部と、他端に設けられた接続部とを含んでなり、
該固定部はフロントフォークを接続するために供し、
該接続部はハンドルを接続するために供し、
該固定部が排列に設けられたC型の挟持部材を具えてなり、該挟持部材に形成された中空の円形の孔を拡大した後、上下それぞれにパッドを嵌設し、該パッドがいずれも中央孔を具えてなり、該中央孔の外周縁部の一端に特定の傾斜角度を具えた凸片を具えてなり、且つ中央孔と凸辺とが同様の傾斜角度を具えている構造からなる自転車のステムによって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本発明を完成させた。
以下、この発明について具体的に説明する。
請求項1に記載の自転車のステムは、一端に設けられた固定部と、他端に設けられた接続部とを含んでなり、
該固定部はフロントフォークを接続するために供し、
該接続部はハンドルを接続するために供し、
該固定部が排列に設けられたC型の挟持部材を具えてなり、該挟持部材に形成された中空の円形の孔を拡大した後、上下それぞれにパッドを嵌設し、該パッドがいずれも中央孔を具えてなり、該中央孔の外周縁部の一端に特定の傾斜角度を具えた凸片を具えてなり、且つ中央孔と凸辺とが同様の傾斜角度を具えている。
請求項2に記載の自転車のステムは、請求項1におけるパッドの中央孔の外周面に開口を具えてなる。
請求項3に記載の自転車のステムは、請求項2におけるパッドの中央孔の外周面に形成された開口が、その形状に垂直、傾斜、波形、鋸の歯型など様々な形状を含む。
請求項4に記載の自転車のステムは、請求項1におけるパッドの凸辺が下縁に少なくとも一以上の凸部を設けてなり、挟持部材の内側面には凸部に対応して少なくとも一以上の凹部が設けられ、該凸部と凹部の位置を互いに交換して設けることができる。
請求項5に記載の自転車のステムは、請求項1におけるパッドの中央孔と凸辺との傾斜角度が、任意の角度を含む範囲で変化させることができ、且つステムの基本角度プラスマイナス10度の間が最も好ましい。
請求項6に記載の自転車のステムは、請求項1におけるパッドが、離れた位置に設けられた凸辺の他端縁部に車体を軽量化する凹辺を設ける。
請求項7に記載の自転車のステムは、請求項1における固定部の挟持部材が、中央孔を拡大した後、楕円系、長方形、台形などパッドに合わせて様々な形状に形成できる。
請求項8に記載の自転車のステムは、請求項1におけるパッドが、材質に弾性を具えた非金属材を含む。
請求項9に記載の自転車のステムは、 一端に設けられた固定部と、他端に設けられた接続部とを含んでなり、
部該固定部はフロントフォークを接続するために供し、
該接続部はハンドルを接続するために供し、
該固定部が排列に設けられたC型の挟持部材を具えてなり、該挟持部材に形成された中空の円形の孔を拡大した後、内側にパッドを嵌設し、該パッドが孔を具えてなり、該孔の外周縁部には開口と、特定の傾斜角度を具えた凸辺とを具えてなり、且つ、孔と凸辺とが同様の傾斜角度を具えてなる。
請求項10に記載の自転車のステムは、請求項9におけるパッドが、空間を具えてなる。
請求項11に記載の自転車のステムは、請求項9におけるパッドが、中央孔の外縁部に開口を具えてなり、該開口が垂直、傾斜、波型、鋸の歯型など好みの形状に形成する。
請求項12に記載の自転車のステムは、請求項9におけるパッドの凸辺が、下縁に少なくとも一以上の凸部を設けてなり、且つ、挟持部材の内側面には凸部に対応して少なくとも一以上の凹部が設けられ、該凸部と凹部の位置を互いに交換して設けることができる。
請求項13に記載の自転車のステムは、請求項9におけるパッドの中央孔と凸辺との傾斜角度が、任意の角度を含む範囲で変化させることができ、且つステムの基本角度プラスマイナス10度の間が最も好ましい。
請求項14に記載の自転車のステムは、請求項9における固定部の挟持部材が、中央孔を拡大した後、楕円系、長方形、台形などパッドに合わせて様々な形状に形成できる。
請求項15に記載の自転車のステムは、請求項9におけるパッドの材質が、弾性を具えた非金属材を含んでなる。
請求項16に記載の自転車のステムは、請求項1或いは9における固定部に並列に設けられたC型の挟持部材が、軟性の保護カバーを設けてなり、該保護カバーは、内面両側に凸部を具えているため、挟持部材の孔に嵌合して位置決めするために便利である。
請求項17に記載の自転車のステムは、請求項1或いは9におけるステム上に位置決めするために設けられる六角形のネジが、その頭部を物理的蒸着法(PVD、Physical Vapor Deposition)、或いはイオン・プレーティング法(IP、Ion Plating)で様々な色で被覆される。
請求項18に記載の自転車のステムは、請求項1或いは9におけるステムの接続部が、表面に軸方向に排列して設けられた一以上の孔を具えてなり、該孔の外側にはそれぞれ導水孔が貫通して設けられる。
請求項19に記載の自転車のステムは、請求項1或いは9におけるステムの接続部の底面には直径方向に排列した一以上のネジ孔が設けられ、該ネジ孔には柱が設けられる。
請求項20に記載の自転車のステムは、請求項1或いは9における接続部が、凹溝の両側に軸方向に厚さを増した増料部を具えてなり、該増料部のサイズが4〜10mmの間が最も好ましい。
この考案による自転車のステムは、ステムとフロントフォークの接続の強度が高められ、強固で安定しているため、全体の安全性が高いという効果を有する。
また、この考案の自転車のステムは、どのようなタイプの自転車にももうけることができ、錆び難いため、使用寿命を延長し、経済的であるという効果を具えている。
この考案は、角度を自由に調整することができ、強度を高め、様々なタイプの自転車に設けることができとともに、部材の交換時期が分かり易い自転車のステムであって、一端に設けられた固定部と、他端に設けられた接続部とを含んでなり、
該固定部はフロントフォークを接続するために供し、
該接続部はハンドルを接続するために供し、
該固定部が排列に設けられたC型の挟持部材を具えてなり、該挟持部材に形成された中空の円形の孔を拡大した後、上下それぞれにパッドを嵌設し、該パッドがいずれも中央孔を具えてなり、該中央孔の外周縁部の一端に特定の傾斜角度を具えた凸片を具えてなり、且つ中央孔と凸辺とが同様の傾斜角度を具えている構造からなる自転車のステムの構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。
図2は、この考案の自転車のステムを示したものである。図面によれば、該ステム1は、角度を上方に80〜85度まで上げることができ、フロントフォーク2とハンドル3との間を接続するために供するとともに、シティサイクル、ロードレーサー、マウンテンバイク、クロスバイクなど各種さまざまなタイプの自転車にも幅広く応用することができる。
また、該ステム1を設ける角度も騎乗の用途、騎乗者の習慣や快適さに合わせて変化させることができる。
図3に開示するように、該ステム1は、一端に固定部10が設けられ、他端に接続部11が設けられる。該固定部10は、上下に並列したC型の挟持部材101を具えてなる。該挟持部材101は、六角形のネジ(図示しない)を利用して設け、挟持して固定する目的を達成し、これにより自転車のフロントフォーク2をスムーズに接続することができる。
該接続部11は、端縁部が内側に凹んだ弧状の面を具えた凹溝111が設けられる。該凹溝111の内側に凹んだ弧状の面の外縁部には二つの弧状の固定ブロック12が設けられ、その二つの固定ブロックが接続面で間接的に接続され、六角形のネジ102を貫通して固定し、位置決めしてハンドルを接続するために供する。
また、接続部11は、表面に軸方向に排列した一以上の円形の孔13を設け、ハンドルグリップを組み合わせるために供する。該表面に対向する底面には直径方向に排列した一以上のネジ孔15(図示しない)が設けられ、協議用の加速用のハンドルを設けるために供する。
図3に開示するように、該固定部10は、C型の挟持部材101の中空の円形の孔103部分が孔を拡大できるように処理されているため、その形状を、円形、長方形、台形など様々な多辺形に形成することができる。
また、該中空の円形の孔103は、中央孔141と、外周縁部の一端に特定の傾斜角度を具えた凸辺142を具えたパッド14を上下にそれぞれ穿設する。該中央孔141は、フロントフォーク2を穿設するために供する。
外周面には開口143を設け、嵌設する場合の正確さを見るために供し、ネジで固定する場合に余裕を持たせることができため、きつく締めすぎてフロントフォーク2が変形することや、破損することを防ぐことができる。
該中央孔141は直径のサイズが孔を拡大する前の挟持部材101の孔103の直径と同じであるため、フロントフォーク2を緊密に穿設することができ、該フロントフォーク2が揺れ動くことがない。
また、該中央孔141は、傾斜の変化が特定の傾斜角度を具えた凸辺142と同じであり、且つ、該傾斜角度を具えた凸辺142の傾斜の変化を通してステム1をフロントフォーク2に接続する場合に一種類以上の異なる角度に接続することができる。
該特定の傾斜角度の範囲に含まれる好みの角度は、この実施形態におけるステム1の元の基本角度プラスマイナス10度で、人工工学的に最も好ましい角度である。
図4に開示するように、それぞれのパッド14は凸辺142の下縁部の適宜な位置に少なくとも一以上の凸部144を設けてなり、挟持部材101の内側面には該凸部144に対応して少なくとも一以上の凹部104が設けられる。
よって、該パッド14をすばやく、正確に挟持部材101の孔103の内側に位置決めすることができる。
図5と図6とに開示するように、特定の傾斜角度を具えたパッド14は、拡大した後の孔103に設けることができるとともに、固定部10の挟持部材101に強度を供する。
図5に開示するように、特に、特定の傾斜角度を具えた中央孔141を具えているため、ステム1の他端の接続部11のハンドル3を騎乗者が最も慣れている心地よい角度に調整することができる。
図6に開示するように、該パッド14の離れた部分に設けられた傾斜角度を具えた凸辺142の他端縁部には、該凸辺142に対応して凹辺145が設けられる。
該凹辺145は、固定部10内に設ける二つのパッド14がステム1の中心軸孔に接続するために便利にするとともに、美観を高め、且つ、余分な材料と体積を除去することで車体を軽量化する目的を達成する。
さらに、フロントフォーク2を接続する場合の安定度が、単純に固定部10の面積の広さだけによるものから、上下のパッド14に形成された傾斜角度を具えた凸辺142と、それに加えて固定部10の面積の広さによるものとに増強される。よって、接続する場合の強固さと安定性を有効に高める目的を達成する。
図7から図9は、角度を調整することができる自転車のステムを示したものである。図7は、該ステム1を実際に組み合わせる場合示したものである。
図面によれば、使用者は用途、好み、或いは習慣に応じて好ましい角度を選択して上下パッド14を組み合わせ、該上下パッド14をステム1の固定部10内に嵌設する。
次にフロントフォーク2を接続すると、図8に開示するように、異なる角度に設けられたパッド14により、ステム1の上方に向けた角度が異なるように調整され、快適に騎乗するという目的を達成することができる。
図9に開示するように、上下のパッド14を互いに交換して組み合わせると、ステム1が下向きに異なる角度を調整することができる。このような形態は、競技用の自転車の場合に適している。
前述に示したように、異なる角度に上下のパッド14を組み合わせることで、ステム1を上向き、下向きの異なる角度に調整することができる。よって、騎乗者の実際の需要に応じて、最も好ましく、或いは最も慣れた、最も心地よいなどの騎乗姿勢に調整することができる。
図10aに開示するように、上述のステム1の固定部10の孔103の形状と、パッド14の形状とは、長い楕円形、長方形、台形など様々な多辺形に形成することができる。また、中央孔14の外周縁部に設けられた開口143も垂直、傾斜、波型、鋸の歯型など任意の形状に形成することができる。
図10bに開示するように、該パッド14は、厚さがフロントフォーク2の直径とことなってもよく、適宜に厚さを増加させたり、薄くすることができ、ステム1とフロントフォーク2の間を最も適切で安定して接続する。
この考案のパッド14は、アルミ製の金属から形成する以外に、用途や目的に応じて弾性を具えた非金属性の材料から形成しもよく、適宜な緩衝効果と、振動を防ぐ目的が達成できればよい。
図11に開示するように、パッド14は、固定部10の孔103内に上下から嵌設して位置決めする以外に、単一のパッド14に形成してもよい。該単一のパッド14は、中央孔141、特定の傾斜角度を具えた凸辺142、開口143などを具えてなる。
図12に開示するように、該パッド14は、凹辺145と同様の効果を具えた空間146を増設してもよい。よって、ステム1とフロントフォーク2とを接続する角度を調整する場合に、簡単で、且つ、ステム1の軽量化を達成することができる。
前述と同様に、単一のパッド14を反対に設けると、ステム1は、さらに多くの使用角度を変化させることができる。
図13、図14に開示するように、この考案の自転車のステムは、固定部10と並列に設けられたC型の挟持部材101上に軟性の保護カバー16を設ける。
該保護カバー16は、内面両側に凸部161を設けて、挟持部材101の孔に嵌合して位置決めし、騎乗者の久がぶつかったときに、傷つくことを防ぐために供する。
図15に開示するように、ステム1を固定するために六角形のネジ102を使用し、その頭部を物理的蒸着法(PVD、Physical Vapor Deposition)、或いはイオン・プレーティング法(IP、Ion Plating)で様々な色で被覆する。
ネジ102の頭部が独自の色を具えているため、組み合わせることを忘れることを防ぎ、組み立ての作業がさらに確実になり、ステム1全体の組み立ての検査や、品質の向上にも役立つ。また、白昼の騎乗時に光線が反射して他人の視覚の障害になることを減らすこともできる。
図13、図14に開示するように、六角形のネジ102は、一度傷がついたり、割れた跡ができると、目立つため、ネジ102を交換する時期を知るために便利で、危険な事故が発生することを防ぐことができる。
接続部11の表面に設けられた一以上の孔13の外側には、適宜な位置にそれぞれ導水孔17が貫通して設けられる。よって、孔13に何も接続していない場合に、洗車をしたり、雨が降ったりしても孔の中に水がたまることを防ぐことができる。よって、錆びの発生、或いはネジの装着に影響を与えることがないため、外観にも影響がない。
図16に開示するように、接続部11の底面に設けられた一以上のネジ孔15は、柱18を含んでなる。よって、ステム1に加速用のハンドルを接続しない場合、水に濡れる、雨が降るなどの状況が発生してもネジ孔15に水がたまることがない。よって、該ネジ孔15が錆びる、或いは接続、外観に影響を与えることがない。
また、柱18を接続する場合には、図17に開示するように、上述の状況が発生することを防ぐことができる。
ステム1には図17に開示するように、軸方向に増料部19が設けられる。該接続部11と固定部10の両側には、図13に開示するように、それぞれ減料部191が設けられる。
該増料部19はと減料部191のサイズは4〜10mmの間が最も好ましく、少なすぎても効果がなく、全く間隔がないものは従来と同じであって、大きすぎると、材料が無駄になる。
増料部19は、ステム1の強度を有効に強化し、且つ経済効果に合うことを目的とし、減料部191は、軽量化と、図18に開示するように、手の摩擦を防ぐことを目的とする。
以上は、この考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この発明の精神の下においてなされ、この発明に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの発明の特許請求の範囲に属するものとする。
従来の自転車のステムを正しい方向と反対方向とに設けた状態を示した斜視図である。 この考案の自転車のステムを示した斜視図である。 この考案の自転車のステムを示した分解図である。 この考案の自転車のステムの他の実施形態を示した分解図である。 この考案の自転車のステムのその他の実施形態を示した分解図である。 この考案の自転車のステムのさらにその他の実施形態を示した分解図である。 この考案の自転車のステムの使用状態を示した説明図である。 この考案の自転車のステムの他の使用状態を示した説明図である。 この考案の自転車のステムの他の使用状態を示した説明図である。 この考案の自転車のステムのパッドの外観を示した説明図である。 この考案の自転車のステムのパッドの厚さを示した説明図である。 この考案の自転車のステムの別の実施形態を示した説明図である。 この考案の自転車のステムのさらに別の実施形態を示した説明図である。 この考案の自転車のステムを別の角度からみた状態を示した分解図である。 この考案の自転車のステムを別の角度からみた状態を示した斜視図である。 この考案の自転車のステムと固定部とを長手方向に水平に切断した状態を示した断面図である。 この考案の自転車のステムが水でぬれた状態を示した説明図である。 この考案の自転車のステムと接続部とを長手方向に垂直に切断した状態を示した断面図である。 この考案の自転車のステムの使用状態を示した斜視図である。
符号の説明
1 ステム
10 固定部
101 挟持部材
102 ネジ
103 孔
104 凹部
11 接続部
111 凹溝
12 固定ブロック
13 孔
14 パッド
141 中央孔
142 凸辺
143 開口
144 凸部
145 凹辺
146 空間
15 ネジ孔
16 保護カバー
161 凸部
17 導水孔
18 柱
19 増料部
191 減料部
2 フロントフォーク
3 ハンドル

Claims (20)

  1. 一端に設けられた固定部と、他端に設けられた接続部とを含んでなり、
    該固定部はフロントフォークを接続するために供し、
    該接続部はハンドルを接続するために供し、
    該固定部が排列に設けられたC型の挟持部材を具えてなり、該挟持部材に形成された中空の円形の孔を拡大した後、上下それぞれにパッドを嵌設し、該パッドがいずれも中央孔を具えてなり、該中央孔の外周縁部の一端に特定の傾斜角度を具えた凸片を具えてなり、且つ中央孔と凸辺とが同様の傾斜角度を具えていることを特徴とする自転車のステム。
  2. 前記パッドの中央孔の外周面に開口を具えてなることを特徴とする請求項1に記載の自転車のステム。
  3. 前記パッドの中央孔の外周面に形成された開口が、その形状に垂直、傾斜、波形、鋸の歯型など様々な形状を含むことを特徴とする請求項2に記載の自転車のステム。
  4. 前記パッドの凸辺が下縁に少なくとも一以上の凸部を設けてなり、挟持部材の内側面には凸部に対応して少なくとも一以上の凹部が設けられ、該凸部と凹部の位置を互いに交換して設けることができることを特徴とする請求項1に記載の自転車のステム。
  5. 前記パッドの中央孔と凸辺との傾斜角度が、任意の角度を含む範囲で変化させることができ、且つステムの基本角度プラスマイナス10度の間が最も好ましいことを特徴とする請求項1に記載の自転車のステム。
  6. 前記パッドが、離れた位置に設けられた凸辺の他端縁部に車体を軽量化する凹辺を設けることを特徴とする請求項1に記載の自転車のステム。
  7. 前記固定部の挟持部材が、中央孔を拡大した後、楕円系、長方形、台形などパッドに合わせて様々な形状に形成できることを特徴とする請求項1に記載の自転車のステム。
  8. 前記パッドが、材質に弾性を具えた非金属材を含むことを特徴とする請求項1に記載の自転車のステム。
  9. 一端に設けられた固定部と、他端に設けられた接続部とを含んでなり、
    部該固定部はフロントフォークを接続するために供し、
    該接続部はハンドルを接続するために供し、
    該固定部が排列に設けられたC型の挟持部材を具えてなり、該挟持部材に形成された中空の円形の孔を拡大した後、内側にパッドを嵌設し、該パッドが孔を具えてなり、該孔の外周縁部には開口と、特定の傾斜角度を具えた凸辺とを具えてなり、且つ、孔と凸辺とが同様の傾斜角度を具えてなることを特徴とする自転車のステム。
  10. 前記パッドが、空間を具えてなることを特徴とする請求項9に記載の自転車のステム。
  11. 前記パッドが、中央孔の外縁部に開口を具えてなり、該開口が垂直、傾斜、波型、鋸の歯型など好みの形状に形成することを特徴とする請求項9に記載の自転車のステム。
  12. 前記パッドの凸辺が、下縁に少なくとも一以上の凸部を設けてなり、且つ、挟持部材の内側面には凸部に対応して少なくとも一以上の凹部が設けられ、該凸部と凹部の位置を互いに交換して設けることができることを特徴とする請求項9に記載の自転車のステム。
  13. 前記パッドの中央孔と凸辺との傾斜角度が、任意の角度を含む範囲で変化させることができ、且つステムの基本角度プラスマイナス10度の間が最も好ましいことを特徴とする請求項9に記載の自転車のステム。
  14. 前記固定部の挟持部材が、中央孔を拡大した後、楕円系、長方形、台形などパッドに合わせて様々な形状に形成できることを特徴とする請求項9に記載の自転車のステム。
  15. 前記パッドの材質が、弾性を具えた非金属材を含んでなることを特徴とする請求項9に記載の自転車のステム。
  16. 前記固定部に並列に設けられたC型の挟持部材が、軟性の保護カバーを設けてなり、該保護カバーは、内面両側に凸部を具えているため、挟持部材の孔に嵌合して位置決めするために便利であることを特徴とする請求項1或いは9に記載の自転車のステム。
  17. 前記ステム上に位置決めするために設けられる六角形のネジが、その頭部を物理的蒸着法(PVD、Physical Vapor Deposition)、或いはイオン・プレーティング法(IP、Ion Plating)で様々な色で被覆されることを特徴とする請求項1、或いは9に記載の自転車のステム。
  18. 前記ステムの接続部が、表面に軸方向に排列して設けられた一以上の孔を具えてなり、該孔の外側にはそれぞれ導水孔が貫通して設けられることを特徴とする請求項1、或いは9に記載の自転車のステム。
  19. 前記ステムの接続部の底面には直径方向に排列した一以上のネジ孔が設けられ、該ネジ孔には柱が設けられることを特徴とする請求項1或いは9に記載の自転車のステム。
  20. 前記接続部が、凹溝の両側に軸方向に厚さを増した増料部を具えてなり、該増料部のサイズが4〜10mmの間が最も好ましいことを特徴とする請求項1、或いは9に開示する自転車のステム。
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