JP3147971B2 - 排便機構付ベッドシステム - Google Patents

排便機構付ベッドシステム

Info

Publication number
JP3147971B2
JP3147971B2 JP04368692A JP4368692A JP3147971B2 JP 3147971 B2 JP3147971 B2 JP 3147971B2 JP 04368692 A JP04368692 A JP 04368692A JP 4368692 A JP4368692 A JP 4368692A JP 3147971 B2 JP3147971 B2 JP 3147971B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mat
toilet
patient
defecation
tilting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04368692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05237153A (ja
Inventor
元保 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimura Corp
Original Assignee
Kimura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kimura Corp filed Critical Kimura Corp
Priority to JP04368692A priority Critical patent/JP3147971B2/ja
Priority to US08/022,371 priority patent/US5461738A/en
Priority to CA002090558A priority patent/CA2090558C/en
Priority to DE69313893T priority patent/DE69313893T2/de
Priority to EP93103143A priority patent/EP0558077B1/en
Publication of JPH05237153A publication Critical patent/JPH05237153A/ja
Priority to US08/479,161 priority patent/US5604943A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3147971B2 publication Critical patent/JP3147971B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下半身不随者または寝
たきり老人のための排便機構を備えたベッドシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の排便機構を備えたベッドとし
て、本発明者は特開昭63−168159号あるいは特
開昭63−240859号に記載された技術を既に提案
している。前記公報はいずれも、ベッドに敷設されるマ
ットを患者の上半身を受ける前方マットと下半身を受け
る後方マットとに分割して、排便時には前記前方マット
の前縁を傾立させるとともに、後方マットの前端部を上
昇させて患者の体位規正を行い、前方マットと後方マッ
トとの開口部分に臀部が位置するようにして、この開口
下部に配置された便器に対して排便を行う技術を開示し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は前記公報に
記載した技術に基づいて、さらに研究・検討を重ねた結
果、下記のような技術的課題がなお存在していることを
見い出した。
【0004】すなわち、排便時の体位をより安定させる
ことが、この種の患者にとって精神的な安定感をもたら
して排便をスムーズに行わせる要因となるが、従来技術
ではこの点については十分に配慮されていなかった。
【0005】つまり、従来技術ではいずれもベッド上で
寝ている状態の患者の位置等をまったく考慮せずに、ベ
ッドを傾立したり、分割したりする。そのため、その時
々によって排便時の体位が安定せずに、患者にとっては
精神的な苦痛を伴うこともあった。
【0006】また、ベッドの開口部における患者の臀部
が安定しないため、不自然な体位で排便を行うことも多
かった。さらに、前記従来技術は排便完了後にベッド状
態に戻した際の患者の体位についてまでは考慮しておら
ず、排便後の患者の臀部が分割したベッドの間に挟まれ
てしまうことも懸念されていた。
【0007】本発明は、前記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は患者の体位をより安定的に規正する
とともに、排便の検査が容易な排便機構付ベッドシステ
ムを提供することにある。
【0008】さらに、別の目的は、排便時の操作を自動
化して看護人または患者の労力を低減することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、患者の上
半身を受け傾立可能な前方マット1と、患者の下半身を
受けるとともに、前後方に移動可能でかつ前方部分が傾
立可能な後方マット2と、前記前方マット1の前縁部と
後縁部の近傍にそれぞれ設けられた一対のローラ3,
3、該ローラ3,3間に張設され該ローラ3,3の回転
により前後方に移動可能なシーツ4、および前記ローラ
3,3を駆動するローラ駆動手段5からなる体位規正機
構と、前方マット1が傾立し、後方マット2が後方に移
動しその前方部分が傾立した際に前方マット1の後縁と
後方マット2の前縁との間の開口部分に設けられた便座
7と、前記便座7の下方に配置され、後方マット2の前
方部分の傾立および傾倒に連動してその上面が開口およ
び閉塞する便器8と、を備えたことを特徴とする。第2
の発明は、第1の発明において、前記便座7は、両側方
にカバー6を備えているとともにこのカバー6と一体に
両側方に移動可能であることを特徴とする。第3の発明
は、第1または第2の発明のいずれかにおいて、前記便
器8の側面には排便を観察可能な透明窓10が設けられ
ており、この透明窓10の外方あるいは内部に便器8内
を照射する照明装置11と、便器8内を撮影する撮像装
置12とが配置されていることを特徴とする。第4の発
明は、第1〜第3の発明のいずれかにおいて、前方マッ
ト1の周縁近傍に設けられ患者の位置を検出する位置検
出センサ13と、該位置検出センサ13からの信号を入
力する集中制御部14と、前方マット1を傾立・傾倒す
る前方マット駆動手段15と、後方マット2を移動する
とともに、その前方部分を傾立・傾倒する後方マット駆
動手段18とを備え、前記集中制御部14は、前記位置
検出センサ13からの信号を解析してシーツの移動量を
算出し、これを駆動信号としてローラ駆動手段5に通知
し患者の体位を規正し、前方マット駆動手段15および
後方マット駆動手段18に対して駆動信号を出力して前
方マット1の傾立、後方マット2の後退移動および傾立
を行うことを特徴とする。第5の発明は、第4の発明に
おいて、前記集中制御部14は、前記照明装置11と撮
像装置12とに作動信号を出力して便器8内の排便を撮
影することを特徴とする。
【0010】
【作用】前記した手段において、体位規正機構のローラ
駆動手段5を作動させることによって、ローラ3が回転
し、このローラ3に張設されているシーツ4がベルトコ
ンベア状に前後方に移動する。これによって、患者の位
置、すなわち体位が規正される。このように体位規正を
行った後に、前方マット1を傾立させるとともに後方マ
ット2を後退させてその前方部分を傾立させる。さら
に、前方マット1と後方マット2との間の便座7に臀部
を着座させることによって、排便時の体位が確実に規正
される。
【0011】特に、便座7はその両側方にカバー6を備
えているため、患者のプライバシーを守ことができると
ともに、臀部の冷えを防止できる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図に基づいて
説明する。図1は、本実施例におけるベッドシステムの
概略機構図である。ベッドの上面は前方マット1と後方
マット2とで構成されている。
【0013】まず、本実施例の特徴の一つである体位規
正機構が設けられた前方マット1の周辺の構造について
説明する。前方マット1の前縁および後縁近傍にはそれ
ぞれローラ3が配置されており、このローラ3はローラ
駆動手段としてのローラ駆動用モータ5で回転力を与え
られる。ローラ3間にはシーツ4が張設されており、前
記ローラ駆動用モータ5でローラ3を回転させることに
よってシーツ4を前後動させられるようになっている。
寝た状態の人間の体の重心は臀部よりも上方にあるた
め、体の上半身の乗った前方マット1のシーツ4を移動
させれば、患者自体を移動、すなわち体位を規正するこ
とができる。なお、本実施例の体位規正機構は排便に限
らず、検査あるいはシーツ交換等における患者の移動手
段としても用いることが可能である。
【0014】前方マット1の前縁近傍の下部には前方マ
ット1を傾立するための前方マット駆動用アクチュエー
タ15(前方マット駆動手段)が設けられており、支軸
17aを中心として前方マット1の前縁をカム機構また
は油圧・空圧等により上昇させることが可能となってい
る。
【0015】次に、後方マット2の周辺について説明す
る。後方マット2は、後方マット駆動用アクチュエータ
18(後方マット駆動手段)によって傾立可能な前方部
分21と、後方マット移動用モータ20(後方マット駆
動手段)によって前後方に移動可能な後方部分22とで
構成されている。後方マット2の前方部分21と後方部
分22とは支軸17bによって連結されており、前後方
への移動は一体で行われるとともに、前方部分21はこ
の支軸17bを中心に前記後方マット駆動用アクチュエ
ータ18によって前記後方部分22とは独立して上昇可
能となっている。
【0016】後方マット2の前縁には図4に示す開口形
状を有する便座7が、後方マット2に対して略垂直方向
に設けられている。そして、前記便座7の周囲には板状
のカバー6が設けられており、患者のプライバシーを守
るとともに、患者の臀部が直接外気に晒されることを防
止している。
【0017】本実施例において、図5に示すように、前
記便座7およびカバー6は一体となって両側方に移動可
能であり、患者がベッドの一側方に向座して排便する際
の位置補正ができるようになっている。
【0018】また、前方マット1の後縁近傍からは後方
マット2の方向に伸縮可能なストッパ23が設けられて
いる。排便時にはこのストッパ23が突出して便座7の
下端(図2では前方端)が係止されて便座7の下方への
落下が防止されている。
【0019】また、前記ストッパ23に連動して患者の
臀部と前方マット1との間に入り込む汚れ防止用カバー
19が設けられており、排便時の患者からの排泄物を確
実に便器8に導く構成となっている。
【0020】前記後方マット2の前方部分21の下方に
は、便器8が配置されている。この便器8の上面は開閉
可能な蓋体24によって覆われており、ベッドとしての
使用時には図1に示すように、この蓋体24は前記後方
マット2の前方部分21の下部で押圧されて便器8内の
空間がほぼ密閉され、用便後の臭いが病室内に散乱する
ことを防止している。
【0021】前記蓋体24は、たとえば支軸17cを中
心にはね揚げ式のばね構造を有しており、図2に示すよ
うに、排便時には後方マット2の前方部分21の上昇に
ともなってその先端が上方に開く構造となっている。こ
の蓋体24の内面は開いた状態において、患者の局所に
対面する位置となり、小便等の液滴がベッドの機構内に
飛散することを防止している。
【0022】便器8内には、乾燥エアの吹出口と、水流
の噴出口とを兼用したノズル25が配置されており、排
便後の患者の局所を洗浄・乾燥するようになっている。
かかる洗浄・乾燥機構は公知の民生用の水洗便所に設け
られている機構と同様であるので詳細な説明は省略す
る。
【0023】便器8の一部は外部から便器8内を観察可
能な透明窓10が設けられており、この透明窓10の外
方にはTVカメラ用照明11(照明装置)と、TVカメ
ラ12(撮像装置)とが配置されている。なお、前記T
Vカメラ用証明11は便器8の内部に配置してもよい。
またTVカメラ12としては、CCDを用いた撮像装置
等がスペースユーティリティの面から好ましい。また、
直接透明窓10の近傍にTVカメラ12を設置する場合
の他に、光ファイバの受光端をこの近傍に設け、TVカ
メラ12は遠隔位置に配置することとしてもよい。
【0024】便器8の内面には水洗ノズル26が設けら
れ、下部のダクト27から排水ポンプ28を通じて排便
を便器8内から排出可能な構造となっている。図3は、
本実施例のベッドシステムの平面概略図である。同図に
示すように、前方マット1の両側方には、赤外線センサ
あるいは超音波センサ等からなる位置検出センサ13が
設けられており、前方マット1上での患者の位置を検出
できるようになっている。
【0025】ベッドの一側部には操作パネル30が設け
られており、医師あるいは看護婦による操作が可能とな
っている。また、患者自身が操作が可能なものとして、
リモコン31が用意されており、排便要求ボタン32
と、排便終了ボタン33の2つのボタン操作のみで本シ
ステムによる排便が可能となっている。
【0026】さらに、リモコン31の操作も困難な重症
の患者のためには、位置検出センサ13により、患者の
頭部の特定の動作でシステムを作動させるようにしても
よい。
【0027】次に、本実施例の制御系統について説明す
る。本実施例では操作パネル30の下部に集中制御部1
4を有している。集中制御部14は、図示は省略する
が、制御パラメータ等を格納するメモリと、CPUと、
これらを結ぶバスおよびI/O等を備えたコンピュータ
ーシステムからなり、図6に示すように、位置検出セン
サ13、リモコン31あるいは操作パネル30からの信
号を解析・演算処理して各アクチュエータ、モータ等を
作動・制御する機能を有している。
【0028】ここで、前記集中制御部14における制御
手順を図7に基づいて説明する。まず、リモコン31の
排便要求ボタン32が押されると、集中制御部14には
位置検出センサ13からの検出信号が順次入力される
(ステップ701)。集中制御部14では、この検出信
号を解析・演算処理してベッド上における患者の位置補
正量を算出する。この補正量はすなわちローラ駆動用モ
ータ5の制御量に換算される(702)。
【0029】これに基づいて、集中制御部14はローラ
駆動用モータ5に対して駆動信号を出力しローラ駆動用
モータ5を所定量だけ駆動する(703)。これによっ
て、規正位置よりも上方に位置していた患者はシーツ4
とともに所定量だけ後方に移動され、下方に位置してい
た患者はシーツ4とともに所定量だけ前方に移動され
る。なお、患者の身長、座高および患者自身の希望等に
よって規正位置は適宜変更して設定することができる。
【0030】次に,集中制御部14は後方マット移動用
モータ20を駆動して後方マット2を所定量だけ後退
(704)させた後、後方マット駆動用アクチュエータ
18を駆動して後方マット2の前方部分21を図2に示
すように上昇(傾立)させる(705)。このとき、本
実施例では図2及び図4に示すように便座7も後方マッ
ト2の前方部分21に連動して上昇し、患者の臀部の下
に入り込む。このとき、汚れ防止用カバー19も立ち上
がり、前方マット1の後縁と患者の臀部との間にセット
される。
【0031】次に、集中制御部14は前方マット駆動用
アクチュエータ15に対して作動信号を出力し、前方マ
ット1を図2に示すように上昇(傾立)させる(70
6)。
【0032】このとき、本実施例によれば、患者は前述
のように体位規正機構であらかじめその位置補正が行わ
れているため、その臀部が便座7に対して正確に位置決
めされる。
【0033】この状態で排便が完了し、患者がリモコン
31の排便終了ボタン33を押すと(707)、TVカ
メラ用照明11が点灯し(708)、TVカメラ12が
作動して(709)、便器8内の排便をTVカメラ12
が撮影する。この撮影画像を外部の図示しないTVモニ
タ等で観察することによって、患者の健康状態、たとえ
ば内臓の消化力等を認識することができる。
【0034】また、TVカメラ12を赤外線温度検出カ
メラにして、排便の温度分布等を検出するようにしても
よい。さらに、詳細な検査を行うために、前記窓部ある
いは受部の一部に開閉扉を設けて排便を直接採取するよ
うにしてもよい。
【0035】前記検査が完了すると、集中制御部14は
患者の局所に対して洗浄ノズル25から温水を射出して
洗浄した後、エアダクト29より温風を送出して乾燥さ
せる(711)。
【0036】ここで、送り出された温風は、図示しない
排風機により、エアダクト29より外部に排出される。
さらに、水洗ノズル26から便器8内に対して圧水を放
出するとともに排水ポンプ28を作動させ、便器8内を
洗浄する(801)。
【0037】次に、前方マット駆動用アクチュエータ1
5を制御して前方マット1を元の水平状態に戻した後
(802)、ローラ駆動用モータ5を制御して患者を前
方に移動させる(803)。すなわち、排便時に下方
(後方)に下がった患者の上半身を前方に戻すことで、
後方マット2を前進させたときに前方マット1と後方マ
ット2との間に患者の臀部が挟まれてしまうことが防止
できる。
【0038】次に、後方マット駆動用アクチュエータ1
8を制御して後方マット2の前方部分21を下降させた
後(804)、後方マット移動用モータ20を制御して
後方マット2を前進させて(805)、図1に示すベッ
ドの状態に戻す。
【0039】なお、前記後方マット2の前方部分21の
下降と前進によって便器8の蓋体24は完全に閉じた状
態となるため、便器8内に残存している排便後の臭いが
病室内に散乱することはない。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、患者の体位をより確実
に規正した状態で排便を行わせることができる。また、
排便時の操作が自動化でき、患者および看護人の労力を
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例であるベッドシステムを示す
概略機構図であり、通常のベッド状態を示す図
【図2】 同じく、用便時の状態を示す図
【図3】 実施例のベッドシステムの平面図
【図4】 同じく用便時におけるベッドシステムの平面
【図5】 同じく用便時におけるベッドシステムの平面
【図6】 本実施例の制御系統を示すブロック図
【図7】 集中制御部14における制御手順を示すフロ
ー図
【図8】 図7の続きを示すフロー図
【符号の説明】
1・・前方マット 2・・後方マット 3・・ローラ 4・・シーツ 5・・ローラ駆動手段 6・・カバー 7・・便座 8・・便器 10・・透明窓 11・・照明装置 12・・撮像装置 13・・位置検出センサ 14・・集中制御部 15・・前方マット駆動手段(前方マット駆動用アクチ
ュエータ) 17a〜17c・・支軸 18・・後方マット駆動用アクチュエータ(後方マット
駆動手段) 19・・汚れ防止用カバー 20・・後方マット移動用モータ(後方マット駆動手
段) 21・・前方部分 22・・後方部分 23・・ストッパ 24・・蓋体 25・・ノズル 26・・水洗ノズル 27・・ダクト 28・・排水ポンプ 29・・エアダクト 30・・操作パネル 31・・リモコン 32・・排便要求ボタン 33・・排便終了ボタン

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の上半身を受け傾立可能な前方マッ
    トと、 患者の下半身を受けるとともに、前後方に移動可能でか
    つ前方部分が傾立可能な後方マットと、 前記前方マットの前縁部と後縁部の近傍にそれぞれ設け
    られた一対のローラ、該ローラ間に張設され該ローラの
    回転により前後方に移動可能なシーツ、および前記ロー
    ラを駆動するローラ駆動手段からなる体位規正機構と、 前方マットが傾立し、後方マットが後方に移動しその前
    方部分が傾立した際に前方マットの後縁と後方マットの
    前縁との間の開口部分に設けられ便座と、前記 便座の下方に配置され、後方マットの前方部分の傾
    立および傾倒に連動してその上面が開口および閉塞する
    便器と を備えた排便機構付ベッドシステム。
  2. 【請求項2】 前記便座は、両側方にカバーを備えてい
    るとともにこのカバーと一体に両側方に移動可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の排便機構付ベッドシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記便器の側面には排便を観察可能な透
    明窓が設けられており、この透明窓の外方あるいは内部
    に便器内を照射する照明装置と、便器内を撮影する撮像
    装置とが配置されていることを特徴とする請求項1また
    は2のいずれかに記載の排便機構付ベッドシステム。
  4. 【請求項4】 前方マットの周縁近傍に設けられ患者の
    位置を検出する位置検出センサと、 該位置検出センサからの信号を入力する集中制御部と、 前方マットを傾立・傾倒する前方マット駆動手段と、 後方マットを移動するとともに、その前方部分を傾立・
    傾倒する後方マット駆動手段とを備え、 前記集中制御部は、前記位置検出センサからの信号を解
    析してシーツの移動量を算出し、これを駆動信号として
    ローラ駆動手段に通知し患者の体位を規正し、 前方マット駆動手段および後方マット駆動手段に対して
    駆動信号を出力して前方マットの傾立、後方マットの後
    退移動および傾立を行ことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の排便機構付ベッドシステム。
  5. 【請求項5】 前記集中制御部は、前記照明装置と撮像装
    置とに作動信号を出力して便器内の排便を撮影すること
    を特徴とする請求項4記載の排便機構付ベッドシステ
    ム。
JP04368692A 1992-02-28 1992-02-28 排便機構付ベッドシステム Expired - Fee Related JP3147971B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04368692A JP3147971B2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 排便機構付ベッドシステム
US08/022,371 US5461738A (en) 1992-02-28 1993-02-25 Bed system with excreting mechanism
CA002090558A CA2090558C (en) 1992-02-28 1993-02-26 Bed system with excreting mechanism
DE69313893T DE69313893T2 (de) 1992-02-28 1993-02-26 Bett mit Vorrichtung zum Sammeln von Ausscheidungen
EP93103143A EP0558077B1 (en) 1992-02-28 1993-02-26 Bed system with excretion collecting means
US08/479,161 US5604943A (en) 1992-02-28 1995-06-07 Bed system with excreting mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04368692A JP3147971B2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 排便機構付ベッドシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05237153A JPH05237153A (ja) 1993-09-17
JP3147971B2 true JP3147971B2 (ja) 2001-03-19

Family

ID=12670729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04368692A Expired - Fee Related JP3147971B2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 排便機構付ベッドシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3147971B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012519021A (ja) * 2009-02-26 2012-08-23 アリ ピルリ,アスラン 身体障害患者のための支持ユニット

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100610584B1 (ko) * 2004-05-15 2006-08-14 박신택 환자용 침대
JP5528888B2 (ja) * 2010-04-07 2014-06-25 日立アロカメディカル株式会社 乳房超音波計測システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012519021A (ja) * 2009-02-26 2012-08-23 アリ ピルリ,アスラン 身体障害患者のための支持ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05237153A (ja) 1993-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5461738A (en) Bed system with excreting mechanism
CA2210427C (en) Nursed person's bed with flush toilet
KR20160011074A (ko) 배변 처리장치 장착 전동침대
US20100071129A1 (en) Bed, and method for transferring care-needing person from the bed
KR20000058591A (ko) 환자용 침대
JP3147971B2 (ja) 排便機構付ベッドシステム
US5685034A (en) Hospital bed with integrated toilet facility
JP3380574B2 (ja) ベッドシステム
US10695243B2 (en) Multi-function multi-configuration care bed for enhanced patient comfort and caregiver convenience
JP2000279454A (ja) 自助介護用ベッド装置
JP3325088B2 (ja) 排便機構付ベッドシステム
WO2011112168A1 (en) Wheelchair with enhanced toilet accessibility
JPH11239591A (ja) 便器付き療養ベッド
JP4123484B2 (ja) 患者用ベッド
KR102457133B1 (ko) 환자용 배변 처리장치
JP3752429B2 (ja) 検診台システム
JPWO2018154769A1 (ja) ベッド装置、マットレスおよび排泄物回収装置
CN112773617A (zh) 一种组合式智能医疗护理床椅及其智能控制系统
JP3752430B2 (ja) 検診台の股受け開脚装置
JP2558883B2 (ja) 回動式便器ユニット
JPH10328249A (ja) 介護ベッド用水洗便器
JP3798250B2 (ja) 検診台の汚物トレー昇降装置
CN108294879A (zh) 一种重症患者护理床
JP3042104U (ja) 介護用ベッド
JP2001314456A (ja) 便器付きベッド

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees