JP3147929U

JP3147929U - 自動車のブレーキ灯やその他の各灯火等の点灯状況表示装置

Info

Publication number: JP3147929U
Application number: JP2008008066U
Authority: JP
Inventors: 順太香月
Original assignee: 順太香月
Priority date: 2008-10-21
Filing date: 2008-10-21
Publication date: 2009-01-29
Anticipated expiration: 2018-10-21

Abstract

【課題】自動車の各灯火の点灯状況について、点灯の状況を運転席で見られ、確認できるように表示する表示装置を提供する。【解決手段】運転席から見やすいところの、運転席前面のワーキング灯の枠の中や、同所の近くに灯火関係の必要な配線をして、ブレーキ灯や前照灯、車幅灯、尾灯、後退灯等の、各灯火の個別の左右の灯火の点灯あるいは不点灯がわかる点灯式の表示装置を装備することで、運転中にブレーキペダルを踏む度に、運転席でブレーキ灯の左右別や同所の点灯や不点灯の状況が確認できるほか、同じく前照灯や車幅灯等の各個別場所の左右や同所の片方の点灯、不点灯の状況が運転席で確認できるようにすることによって、これらの個別の場所について、灯火が不点灯のままに運転することを防止することができる。【選択図】図１

Description

本考案は、自動車の各灯火の点灯状況を、運転席で確認する装置に関するものである。

自動車の各灯火の点灯状況について、自動車の各灯火の配線を工夫し、各灯火の点灯の状況を運転席で見られ、確認できるように表示するようにしたものである。

自動車のブレーキ灯等の点灯状況の点検は、自動車を運転開始する事前に始業点検を行うよう義務づけられているが、実際には運転者が一人で行う自動車の各灯火の点灯状況の確認について、特にブレーキ灯の点灯状況の確認は、ブレーキペダルを踏んでいる間だけ点灯するので、運転席を離れて後方から確認するのは困難であるのが現状である。
よって、本考案は、運転席に座ったままでブレーキ灯等の点灯を確認できるようにするものである。

考案が解決しようとする課題

自動車の各灯火は、各灯火の目的の場所に各灯火の目的と効果をにしたがって、それぞれ点灯させるものであるが、実際には、いわゆる電球の球切れや電球と配線の接続部分の接触不良等によって、不点灯となるが、この不点灯の原因がいつ発生するのか、予測が困難な状況である。

課題を解決するための手段

自動車の各灯火の各別に、点灯状況を表示する配線を行い、その点灯や不点灯の状況を運転席の表示装置に表示することで、各灯火の不灯火を発見することとした。

考案の効果

各灯火の点灯状況が、運転席の前面に表示できるようにすれば、不点灯の場所が早く発見できて、接続点検や球切れ電球の取り替え等の措置が早急に行われ、特にブレーキ灯の不点灯の早期発見と早期回復の措置は追突事故の防止に効果は大である。

自動車の通常のワーキングランプの枠には、速度メーター、走行距離計、エンジンの温度計、燃料計等が灯火および文字盤に指針方式で表示されているが、これらの他、前照灯の上げ下げ灯、方向指示灯、駐車灯の点灯、サイトブレーキ灯、シートベルト灯、バッテリー灯、オイル灯等が灯火で表示されるようになっている。
一方、運転席からは点灯状況がわからず、車外に出て点灯状況を確認しなければならない灯火として、ブレーキ灯、車幅灯、前照灯の上下切り替え時の点灯、方向指示灯等がある。これらの不点灯を早期に発見し、電球の取り替えを早期にしなければならない状況である。
よって、これらの車外に出て点灯を確認する方法を、運転席からできるように運転席の前方に各灯火の点灯状況を表示する装置を設備するのが最良の形態である。

従来の自動車のバッテリーから各別への灯火の電気配線は、直流方式でバッテリーのプラス側から各別の灯火へ作動するスイッチ部分へ、次に各別の灯火の電球へ通電して各別の灯火に点灯。次にマイナス側の自動車の車体であるシヤーシへ、車体のシヤーシからバッテリのマイナス側へ接続となっている。
本考案は、この従来の灯火の配線方法を変更して、前記の各別の灯火の電球へ通電して各別の灯火に点灯になっている箇所の、次の配線である車体シヤーシへのマイナス側の配線を、本考案の点灯表示装置に接続し、次に車体のシャーシにつないで、バッテリーのマイナス極へ配線する。この配線方法をすれば、各配線間の各灯火のうち、特定の電球、例えばブレーキ灯に球切れ等があれば、そこから先の電流が流れないので本考案のブレーキ項目の点灯表示装置に点灯の表示灯が点灯しない。よって、ブレーキ灯が球切れ等で点灯していないことが運転席で判明する。
この場合、運転席のワーキングランプ枠の中および同枠の外における本案表示灯のデザインや構成、および、各所の電圧、アンペア数等は、本案実行者の任意とする。

バッテリーからの配線の一例で、電球の球切れ等がなく、点灯通電していれば、表示灯が点灯する。特定の箇所の電球に球切れ等で不点灯があれば、通電しないので、当該特定箇所の表示灯の電球が点灯しない。このことから、電球の球切れ等で点灯しない特定の箇所が判明する。運転席のワーキングランプ枠の外に本考案の表示灯を設備設定する場合の事例であるが、例えば、ブレーキペダルを踏めばフレーキライニングがはたらいてブレーキがかかると同時に、後部のブレーキランプが点灯し電流は本案の表示灯へ流れて、当該項目のブレーキ灯が左右の別ごとに点灯して、車体後部のブレーキ灯が正常に点灯していることが本案の表示灯に示される。次に電流はバッテリーのマイナス側へ流れて正常な電流の回路は終了する。この電気回路の途中の、車体後部のブレーキ灯が球切れや接続不良で点灯しなかった場合は、そこから先の電流が流れないので、次の電気回線の本案のブレーキ灯の表示灯が点灯しないことから、運転席に居て、車体後部のブレーキ灯が点灯していないことが判明する。ここで、通常の車体後部のブレーキ灯は車体左右に計２個装備されていることから、本案の当該箇所の灯火の点灯、不点灯の表示は、これら左右の各別に表示できるようにした。なお、本案の実行にあたって、表示の形状、大きさ、表示の場所、表示の箇所別の数や名称、および、各所別の電圧、アンペア数等は、本案実行者の任意とする。

符号の説明

１、符号については、図１および、図２に直接文字で表示しているので、本項目の記載は省略いたします。

Claims

自動車の運転席の前面の速度等を表示するワーキング表示枠内、あるいは、ワーキング表示枠の近くの運転者が見やすい箇所に、自動車のブレーキ灯等の点灯状況を表示する確認灯を表示するもので、運転者が始業点検の際、あるいは、信号停車等でブレーキをかけたときに、ブレーキ灯の点灯状況を運転席に居ながら確認できるようにした表示灯の装置、および、ブレーキ灯のほか、必要に応じて自動車の各灯火の点灯状況を運転席から見やすい前面に表示し、運転席に居て自動車の各灯火の点灯状況を確認できる表示灯装置。