JP3147872U - 位置決め治具 - Google Patents
位置決め治具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3147872U JP3147872U JP2008007775U JP2008007775U JP3147872U JP 3147872 U JP3147872 U JP 3147872U JP 2008007775 U JP2008007775 U JP 2008007775U JP 2008007775 U JP2008007775 U JP 2008007775U JP 3147872 U JP3147872 U JP 3147872U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- positioning jig
- mounting bracket
- end surface
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
【課題】被施工面の適切箇所に取付金具を整列付設するための位置決め治具を提供する。【解決手段】所定間隔にて平行する上下端面3、4と、該上下端面3、4に直交する背面7を有する基材1の前記背面7にマグネットシート2を貼着することによって、被施工面Wに基材1を磁力により付着させ、上下端面の一方(3又は4)を基準点に整合させ、該基準点から所定の寸法離れた他方の端面(3又は4)にて、目標の位置を測定して、取付金具Mを付設し、これを繰り返すことで、取付金具Mを適切箇所に整列付設する。【選択図】図9
Description
本考案は、建築物の壁面の下地、方立等の被施工面に壁材(例えば、ルーバー、サイディングボード、タイル等)を乾式施工により取付ける金具を付設する際に用いる位置決め治具に関する。
従来より、建築物の壁面には、壁面保護や装飾を目的として、ルーバー、サイディングボード、タイル等の壁材が取付けられている。
施工の方法としては、被施工面に取付金具を付設し、該取付金具を介して壁材を取付ける乾式施工が主流となっている。
施工の方法としては、被施工面に取付金具を付設し、該取付金具を介して壁材を取付ける乾式施工が主流となっている。
ところが、壁材を綺麗に並べて取付けるためには、取付金具を縦横に適切箇所に整列付設せねばならず、そのため被施工面に罫書きをしたり、水糸を設置する等して、手間と時間が掛かっていた。
本考案は、壁材の乾式施工を行う被施工面の多くが、鉄製又は鉄含有の素材で成ることに着目し、所定間隔にて平行する上下端面と、該上下端面に直交する背面を有する基材の前記背面にマグネットシートを貼着することによって、被施工面に基材を磁力により付着させ、上下端面の一方を基準点に整合させ、該基準点から所定の寸法離れた他方の端面にて、目標の位置を測定して、取付金具を付設し、これを繰り返すことで、取付金具を適切箇所に整列付設する様にして、上記課題を解決する。
要するに本考案は、所定間隔にて平行する上下端面と、該上下端面に直交する背面を有する基材の前記背面にマグネットシートを貼着したので、被施工面に基材を磁力により付着させることができ、基材の上下端面の一方を基準点に整合させ、他方端面に合わせて、取付金具を付設すれば、取付金具は所定間隔にて付設され、これを繰り返すだけで、至極簡単に取付金具を適切箇所に整列付設することが出来る。
又、取付金具を付設中の基材は、磁力により被施工面に付着したままであるため、基材を抑えておく必要がなく、取付金具の付設に注意を集中して、付設作業を円滑に進めることが出来る。
又、取付金具を付設中の基材は、磁力により被施工面に付着したままであるため、基材を抑えておく必要がなく、取付金具の付設に注意を集中して、付設作業を円滑に進めることが出来る。
左右端面を特定間隔にて平行させると共に、背面に対し垂直と成したので、左右端面の一方を基準点に整合させ、他方の端面にて目標位置を測定し、左右方向についても上記と同様に、至極簡単に取付金具を適切箇所に整列付設することが出来る。
基材をゴム、合成樹脂等の可撓性のものとしたので、例えば、既設の壁材の上端面を基準点とし、これに基材の下端面を当接させ、基材の上端面に合わせて、取付金具を付設すると、基材が壁材と取付金具に挟まれることになるが、この様な場合であっても、基材を撓ませることで、基材を被施工面から簡単に引き離すことが出来る。
基材の表面側において、上端に硬質の上支持片部を突設すると共に、下端に硬質の下支持片部を突設し、前記上支持片部の上面と、前記下支持片部の下面を上記所定間隔にて平行させると共に、基材の背面に対し垂直と成したので、基材を可撓性のものとした場合であっても、硬質の上下支持片部により所定間隔を測り取るため、正確に位置決めを行うことが出来る。
基材を正背面視凹字形の板状とし、かかる基材の左右端面のうち少なくとも一方の端面と、該一方の端面に近い方の基材凹部内縦端面とを指定間隔にて平行させたので、例えば基材の左端面と、左方の凹部内縦端面とを指定間隔にて平行させ、基材の下端面(又は下支持片部の下面)を上下方向の基準点に整合させ、また基材の左端面を左右方向の基準点に整合させる様にすれば、例えばアングル形(L字形)の取付金具を用いる場合、取付金具の被施工面に接地させる側(L字の一方)の片を基材の凹部内に挿入し、取付金具の他方片の下面を上支持片部の上面に当接させ、取付金具の左端面を左方の凹部内縦端面に当接させることにより、取付金具は、上下方向および左右方向共に、適切箇所に位置決めされる。
従って、位置決めさた状態の取付金具をボルト等の適宜締結手段により固定すれば、至極簡単に適切箇所に取付金具を付設することが出来、これを繰り返すことで、迅速に多くの取付金具を適切に付設し、取付金具の整列付設を簡便且つ正確にすることが出来る等その実用的効果甚だ大である。
従って、位置決めさた状態の取付金具をボルト等の適宜締結手段により固定すれば、至極簡単に適切箇所に取付金具を付設することが出来、これを繰り返すことで、迅速に多くの取付金具を適切に付設し、取付金具の整列付設を簡便且つ正確にすることが出来る等その実用的効果甚だ大である。
以下、本考案に係る位置決め治具の最良の形態を図面に基づき説明する。
図1および図2は、第一実施例の位置決め治具を示す図であり、図1は、位置決め治具の使用状態を示す正面図、図2は、図1のA−A断面図である。
図1および図2は、第一実施例の位置決め治具を示す図であり、図1は、位置決め治具の使用状態を示す正面図、図2は、図1のA−A断面図である。
図1および2に示す様に、第一実施例の位置決め治具は、基材1とマグネットシート2から成り、基材1は、上端面3と下端面4とが所定間隔にて平行し、また左端面5と右端面6とが特定間隔にて平行し、背面7は、上端面3、下端面4、左端面5および右端面6に直交し、かかる背面7にマグネットシート2を貼着している。
使用時には、被施工面Wにマグネットシート2を当接して基材1を付着させ、下端面4を上下方向の基準点E(例えば、罫書き線、水糸等。)に整合させ、上端面3に取付金具Mの適宜箇所を当接して、取付金具Mを位置決めした後、ボルトV等の締結手段により固定する。
この様にすれば、図2に示す様に、被施工面Wに設けたボルトVの挿通孔Hが縦方向に長い長孔であっても、上記所定間隔を適切に設定することで、ボルトVは挿通孔Hの中心を通り、取付金具Mは適切な箇所に固定される。
又、二段目以降に罫書き線、水糸等は不要となり、既設の壁材Lの適宜箇所を基準点Eとし、上記と同様にして、上方向に付設作業を繰り返せば、取付金具Mは所定間隔にて上下方向に整列する。
又、図3に示す様に、例えば取付金具Mを左右方向に近接配設する場合、既設の取付金具Mの側面に基材1の左端面5を当接し、右端面6に他の取付金具Mの側面を当接して、取付金具Mを特定間隔にて左右方向に整列させても良い。
更には、図4に示す様に、既設の壁材Oと、取付け途中の壁材Oとの間に、本考案の位置決め治具を設置し、壁材O同士の間隔の調整に用いても良い。
又、二段目以降に罫書き線、水糸等は不要となり、既設の壁材Lの適宜箇所を基準点Eとし、上記と同様にして、上方向に付設作業を繰り返せば、取付金具Mは所定間隔にて上下方向に整列する。
又、図3に示す様に、例えば取付金具Mを左右方向に近接配設する場合、既設の取付金具Mの側面に基材1の左端面5を当接し、右端面6に他の取付金具Mの側面を当接して、取付金具Mを特定間隔にて左右方向に整列させても良い。
更には、図4に示す様に、既設の壁材Oと、取付け途中の壁材Oとの間に、本考案の位置決め治具を設置し、壁材O同士の間隔の調整に用いても良い。
次に、第二実施例を示し、本考案について更に詳述する。
図5は、第二実施例の位置決め治具の正面図、図6は、図5のB−B断面図、図7は、図5のC−C断面図、 図8は、第二実施例の位置決め治具の使用状態を示す正面図、図9は、図8のD−D断面図である。
尚、図5〜9中、第一実施例の位置決め治具の構成要素と同一の構成要素については、図1〜図4で付した符号と同一の符号を付した。
図5は、第二実施例の位置決め治具の正面図、図6は、図5のB−B断面図、図7は、図5のC−C断面図、 図8は、第二実施例の位置決め治具の使用状態を示す正面図、図9は、図8のD−D断面図である。
尚、図5〜9中、第一実施例の位置決め治具の構成要素と同一の構成要素については、図1〜図4で付した符号と同一の符号を付した。
第二実施例位置決め治具は、基材1が、ゴム、合成樹脂等の可撓性の板材から成り、図5〜9に示す様に、可撓性板材の上端中央を切り取って、正背面視凹字形とし、かかる基材1の背面7に、凹字形に加工したマグネットシート2を貼着している。
又、基材1の左端面5と、基材1の凹部8内の左方の縦端面9とを指定間隔にて平行させ、基材1の表面側において、上端に硬質の上支持片部10を突設し、下端に硬質の下支持片部11を突設し、上支持片部10の上面と、下支持部11の下面を所定間隔にて平行させると共に、基材1の背面7に対し垂直と成している。
又、上支持片部10は、凹部8の上端を跨いで設けられ、凹部8は、基材1の表面側に開口している。
又、基材1の左端面5と、基材1の凹部8内の左方の縦端面9とを指定間隔にて平行させ、基材1の表面側において、上端に硬質の上支持片部10を突設し、下端に硬質の下支持片部11を突設し、上支持片部10の上面と、下支持部11の下面を所定間隔にて平行させると共に、基材1の背面7に対し垂直と成している。
又、上支持片部10は、凹部8の上端を跨いで設けられ、凹部8は、基材1の表面側に開口している。
尚、本実施例では、左端面5と、凹部8内の左方の縦端面9とを指定間隔にて平行させたものを示すが、右端面6と、凹部8内の右方の縦端面12とを指定間隔にて平行させても良く、また左方同士、右方同士の両方とも指定間隔にて平行させても良い。
使用時には、図8および9に示す様に、先ず被施工面Wにマグネットシート2を当接して基材1を付着させ、基材1の下端面4を上下方向の基準点Eに整合させると共に、左端面5を左右方向の基準点Lに整合させる。
次に、アングル形取付金具Mの一方側の片(被施工面Wに接地させる方)を基材1の凹部8内に挿入し、取付金具Mの他方側の片の下面を上支持片部10の上面に当接させ、取付金具Mの左端面を凹部8内の左方の縦端面9に当接させ、取付金具Mを位置決めした後、ボルトV等の締結手段により固定する。
次に、アングル形取付金具Mの一方側の片(被施工面Wに接地させる方)を基材1の凹部8内に挿入し、取付金具Mの他方側の片の下面を上支持片部10の上面に当接させ、取付金具Mの左端面を凹部8内の左方の縦端面9に当接させ、取付金具Mを位置決めした後、ボルトV等の締結手段により固定する。
この様にすれば、図9に示す様に、被施工面Wに設けたボルトVの挿通孔Hが、ボルトVより大径の円形のルーズ孔であっても、上記の所定間隔と指定間隔とを適切に設定することで、ボルトVは挿通孔Hの中心を通り、取付金具Mは適切な箇所に固定される。
又、二段目以降については、実施例一の場合と同様であり、罫書き線、水糸等を用いることなく、上記の様に付設作業を繰り返せば、取付金具Mは、上下方向および左右方向共に、適切箇所に位置決めされ整列する。
又、二段目以降については、実施例一の場合と同様であり、罫書き線、水糸等を用いることなく、上記の様に付設作業を繰り返せば、取付金具Mは、上下方向および左右方向共に、適切箇所に位置決めされ整列する。
1 基材
2 マグネットシート
3 上端面
4 下端面
5 左端面
6 右端面
7 背面
8 凹部
9 縦端面
10 上支持片部
11 下支持片部
12 縦端面
2 マグネットシート
3 上端面
4 下端面
5 左端面
6 右端面
7 背面
8 凹部
9 縦端面
10 上支持片部
11 下支持片部
12 縦端面
Claims (5)
- 所定間隔にて平行する上下端面と、該上下端面に直交する背面を有する基材の前記背面にマグネットシートを貼着したことを特徴とする位置決め治具。
- 左右端面を特定間隔にて平行させると共に、背面に対し垂直と成したことを特徴とする請求項1記載の位置決め治具。
- 基材をゴム、合成樹脂等の可撓性のものとしたことを特徴とする請求項1又は2記載の位置決め治具。
- 基材の表面側において、上端に硬質の上支持片部を突設すると共に、下端に硬質の下支持片部を突設し、前記上支持片部の上面と、前記下支持片部の下面を上記所定間隔にて平行させると共に、基材の背面に対し垂直と成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の位置決め治具。
- 基材を正背面視凹字形の板状とし、かかる基材の左右端面のうち少なくとも一方の端面と、該一方の端面に近い方の基材凹部内縦端面とを指定間隔にて平行させたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の位置決め治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008007775U JP3147872U (ja) | 2008-11-06 | 2008-11-06 | 位置決め治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008007775U JP3147872U (ja) | 2008-11-06 | 2008-11-06 | 位置決め治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3147872U true JP3147872U (ja) | 2009-01-22 |
Family
ID=54781473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008007775U Expired - Fee Related JP3147872U (ja) | 2008-11-06 | 2008-11-06 | 位置決め治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3147872U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018012921A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 明正工業株式会社 | 建材パネルの目地幅調整治具 |
-
2008
- 2008-11-06 JP JP2008007775U patent/JP3147872U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018012921A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 明正工業株式会社 | 建材パネルの目地幅調整治具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7176377B1 (en) | Electrical box assembly | |
US9267295B2 (en) | Suspension rails for panel veneer systems | |
US9169653B2 (en) | Interlocking clips for a wall panel mounting system | |
US4127975A (en) | Concealed fasteners for wall panels | |
US20080022624A1 (en) | Joist support | |
US20100102198A1 (en) | Sideform securing system | |
JP4953849B2 (ja) | タイルパネル並びにその取付構造および取付方法 | |
KR100805215B1 (ko) | 건물외벽용 패널의 시공구조 및 그 시공방법 | |
JP2006307525A (ja) | 壁パネルの施工方法及び治具 | |
JP3147872U (ja) | 位置決め治具 | |
US20200087921A1 (en) | Fixture and wall structure for buildings | |
JP4684674B2 (ja) | 板材施工方法及び板材施工構造 | |
JP2011226151A (ja) | 内壁構造 | |
SE1430100A1 (sv) | Fästsystem samt förfarande vid ett sådant | |
JP2009298517A (ja) | エレベータの乗かご構造 | |
US20120256063A1 (en) | Arrangement for positioning suspended profiled elements in dry construction | |
KR100731303B1 (ko) | 거푸집 높이조절장치 | |
CN108151267B (zh) | 风口结构组件及其安装方法以及吊顶式空调 | |
JP6967266B2 (ja) | 間仕切壁構造および固定金具 | |
JP7210270B2 (ja) | 施工治具及びそれを用いた施工方法 | |
JP2009002129A (ja) | 下がり壁用野縁受 | |
JP2007032216A (ja) | 取付構造とその取付構造を用いた建具枠の取付工法および取付金具 | |
WO1993001422A1 (en) | Metal fixture for adjusting space | |
JP2007162229A (ja) | プレート部材取付具 | |
JP3203771U (ja) | 大型タイル設置のためのタイル取付用金具、タイルならびにそれらのセット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |