JP3147644B2 - 透明導電膜形成用組成物および透明導電膜 - Google Patents
透明導電膜形成用組成物および透明導電膜Info
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Description
た透明導電膜を形成できる組成物と、この組成物を用い
た透明導電膜の形成方法とに関する。より詳しくは、本
発明は錫ドープ酸化インジウム(以下、ITOという)
の粉末を導電粉として用いた透明導電膜形成用組成物と
透明導電膜の形成方法に関する。
は、各種半導体デバイスの包装材、クリーンルーム内装
材、ブラウン管、電子機器などの帯電防止膜として好適
である。また、この透明導電膜は、従来品に比べて低抵
抗であるため、透明電極、回路等としても利用できる。
酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウムなどの金属酸化物が
従来より利用されてきた。中でも、酸化インジウムに少
量の酸化錫をドープした混合酸化物からなるITOは、
導電性と透明性いずれも良好であることが知られてい
る。
基板上に真空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティ
ングなどの手法でITOを付着させる気相法と、サブミ
クロンの微細なITO粉末を結合剤 (例、金属アルコキ
シド又は炭素系有機樹脂) を含有する溶液中に分散させ
て塗料化した分散液を使用して、塗布、印刷などの手法
で基板に適用する塗工法とに大別される。
られる透明導電膜の面積に制約があり、大面積化が困難
である上、設備費が高価であり、生産性も悪い。また、
成膜時の付着効率が低く、ITOの有効利用率が40〜50
%と非常に低い。しかも、成膜後にエッチング法により
回路を描く場合には、基板に付着したITOの大半が取
り除かれるため、さらに材料の無駄が多くなるという短
所があった。
法により回路を直接描けるので、施工が簡便で、材料の
無駄がないため、低コストで導電膜が得られ、生産性も
高い。しかし、塗工法で形成された膜は、ITO粉末が
結合剤で結合された構造の膜となることから、気相法で
得られたITO単味からなる膜に比べて、一般に導電性
が劣る。
硬度の良好な透明導電膜を与えることから、有機樹脂よ
りも金属アルコキシドが多く用いられる。しかし、金属
アルコキシドを用いて塗料化すると、ITO粉末の分散
性が低くなる上、塗布後の乾燥、焼成の際に粉末の凝集
が起こり易く、得られた膜の透明性と導電性が低くなる
欠点があった。
を用いて塗工法で形成される透明導電膜について、透明
性を改善し、同時に導電性その他の特性も気相法で得ら
れる膜に近づくように改善することが求められている。
に、界面活性剤やカップリング剤を分散液に添加する
か、或いは分散液の調製前にこれらで粉末を表面処理す
ることが知られている。しかし、粉末が導電粉の場合、
こうして分散性を向上させると、一方では粉末が結合剤
で完全に覆われるようになるので、得られた膜において
粉末同士の接触がなくなり、膜の導電性の低下につなが
る。そのため、膜の導電性と透明性を両立させることは
困難であった。
として、特開平1−261469号公報に、シランカップリン
グ剤で表面処理された導電性微粒子 (例、ITO粉末)
とビヒクル (例、アルコキシシラン) とを主成分とす
る、表面硬度に優れた透明導電膜が提案されている。シ
ランカップリング剤でITO粉末を予め表面処理してお
くことで、ビヒクル (結合剤) への粉末の分散性が向上
し、硬度が高くなると説明されている。しかし、上記公
報における実施例と対応する比較例との比較から明らか
なように、シランカップリング剤でITO粉末を表面処
理しても、硬度は高くなるものの、透明性は無処理の場
合とほとんど変わらず、導電性はやや低下傾向を示す。
もが改善された透明導電膜をITO粉末を用いて塗工法
により形成する方法と、この形成方法に用いる透明導電
膜形成用組成物とを提供することである。
的が、ITO粉末を分散させた分散液中にリン酸基、亜
リン酸基またはそれらのエステル基を有する金属系カッ
プリング剤を添加することにより達成される。
電粉としてITO粉末、結合剤として金属アルコキシド
および/もしくはその部分加水分解物、ならびに結合助
剤としてリン酸基、亜リン酸基またはそれらのエステル
基を有するアルミニウム系もしくはチタン系カップリン
グ剤を溶媒中に含有する、透明導電膜形成用組成物であ
る。
に塗布し、塗膜を200 ℃未満の温度で乾燥させることに
より、表面抵抗値が1×105 Ω/□以下の透明導電膜を
形成することができる。また、上記の透明導電膜形成用
組成物を透明基板上に塗布し、塗膜を200 ℃未満の温度
で乾燥させた後、 200〜900 ℃の温度で焼成することに
より、表面抵抗値が1×104 Ω/□以下の透明導電膜を
形成することができる。
説明する。
n)の原子比が0.01〜0.15の範囲内で、50 kg/cm2 圧粉体
での粉末比抵抗が100 Ω・cm以下のものが好ましい。こ
の原子比が0.01未満または0.15超では粉末比抵抗が高く
なり、高導電性が得られにくい。また、50 kg/cm2 圧粉
体での粉末比抵抗が100 Ω・cm超となった場合にも、透
明導電膜とした際の表面抵抗値が高くなり、高導電性が
得られにくくなる。
下、好ましくは0.1μm以下とする。この粒子径が0.2
μmを越えると、可視光による散乱の影響が大きくな
り、得られる透明導電膜の透明性が低下する。
各塩化物を溶解した水溶液とアルカリ水溶液とを反応さ
せてIn−Sn共沈水酸化物を得、これを 350〜1000℃、好
ましくは 400〜800 ℃の範囲内で焼成して酸化物に転換
することにより製造できる。ただし、ITO粉末の製造
方法はこれに限定されるものではない。
キシドは、Si、Ti、Zr、Alのいずれかの金属の低級アル
コキシドであり、1種もしくは2種以上を使用すること
ができる。低級アルコキシドとは、炭素数1〜4のアル
コールから形成されたアルコキシドを意味し、具体的に
はメトキシド、エトキシド、n−プロポキシド、i−プ
ロポキシド、n−ブトキシド、i−ブトキシド、 sec−
ブトキシド、およびtert−ブトキシドである。
コンテトラエトキシド (慣用名エチルシリケート) 、ア
ルミニウムトリイソプロポキシド、ジルコニウムテトラ
ブトキシド、チタニウムテトライソプロポキシド等が挙
げられる。本発明で使用するのに特に適した金属アルコ
キシドはケイ素アルコキシドであり、特にエチルシリケ
ートの使用が好ましい。
と、組成物中或いは空気中の水分により加水分解を受
け、アルコールを遊離する。このアルコールを乾燥によ
り除去すると、金属−酸素架橋結合からなる被膜を基板
上に形成することができるので、金属アルコキシドは結
合剤として機能する。しかも、有機樹脂に比べて、形成
された被膜の硬度および耐熱性が高く、さらに焼成して
完全に金属酸化物の被膜に変換することもできる。
て加水分解させることにより得た、その部分加水分解物
も、金属アルコキシドの一部または全部に代えて使用す
ることができる。それにより、塗工後の加水分解による
造膜が促進される。従って、本発明の組成物が、加水分
解促進作用のある水または酸を含有しない場合には、結
合剤として金属アルコキシドの部分加水分解物を使用す
ることが好ましい。
時にITO粉末と結合剤との結合を助ける結合助剤とし
て、リン酸基、亜リン酸基またはそれらのエステル基を
有する金属系カップリング剤を使用する。なお、リン酸
基とはピロリン酸などの縮合リン酸基をも含む意味であ
る。本発明で使用するのに適した金属系カップリング剤
は、これらの基を含有するアルミニウム系またはチタネ
ート系カップリング剤であり、1種もしくは2種以上を
使用できる。その具体例を次に示す。
分解を受け、結合剤の金属アルコキシドと一緒に成膜に
関与する。従って、得られた膜は、金属アルコキシドと
金属系カップリング剤の両者の加水分解物が相互に結合
した、1種の共重合構造のものとなる。
ルコキシドに加えて、結合助剤として(亜)リン酸基ま
たはそのエステル基を有する金属系カップリング剤を添
加したことによって、ITO粉末が適度に分散され、I
TO粉末間に鎖状のネットワーク構造が形成される。そ
のため、粉末の分散状態が安定し、塗布後の乾燥、焼成
中も、ITO粉末の凝集が避けられ、膜中にITO粉末
が均一に分布し、ひび割れや剥離のない透明性に優れた
膜が形成される。しかも、結合助剤中に (亜)リン酸基
またはそのエステル基が存在すると、結合助剤を添加し
なかった場合、或いは慣用のシランカップリング剤
(例、アミノ基、ビニル基、グリシドキシ基などの官能
基を有するシランカップリング剤)を添加した場合に比
べて、得られる膜の導電性が著しく高まることが判明し
た。
する溶媒 (ITO粉末にとっては分散媒) としては、水
またはアルコールを用いることが好ましい。アルコール
としては、メタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、 iso−プロパノール、ブタノール、ヘキサノール、
シクロヘキサノールなどの1種または2種以上を用いる
ことができる。アルコールと水との混合溶媒も使用でき
る。好ましい溶媒は、アルコールと少量 (アルコールに
対して20 vol%以下) の水との混合溶媒である。
は、ITO粉末 100重量部に対して、金属アルコキシド
が酸化物として1〜200 重量部、好ましくは2〜100 重
量部、金属系カップリング剤が酸化物として0.01〜100
重量部、好ましくは 0.1〜10重量部、溶媒が 100〜1000
重量部の範囲内とするのがよい。この範囲外の組成で
は、高い透明性と導電性を併せ持つ透明導電膜を得るこ
とが困難となる。
の必須成分以外に、さらに、結合剤の金属アルコキシド
の加水分解を促進するために、金属アルコキシド100 重
量部に対して10重量部以下の酸を添加してもよい。特
に、金属酸化物が部分加水分解物ではない場合には、酸
を添加することが好ましい。酸としては、塩酸、硝酸、
リン酸などの無機酸と、酢酸、ギ酸、シュウ酸などのカ
ルボン酸類、スルホン酸類などの有機酸のいずれも使用
できる。
じて、さらに別の任意添加剤を含有することもできる。
そのような添加剤の例には、増粘剤 (例えば、ヒドロキ
シプロピルセルロース) 、塗布助剤 (各種の界面活性
剤) などがある。これらの添加剤は、いずれも、得られ
る透明導電膜の透明性、導電性、硬度その他の特性を著
しく阻害しない範囲の量で添加する。
により、ITO粉末、結合剤、結合助剤その他添加剤、
溶媒を混合し、液中にITO粉末を均一に分散させるこ
とにより調製できる。粉末の分散には、ペイントシェー
カー、ボールミル、セントリミル、サンドグラインドミ
ル、ホモジナイザー等の慣用装置を利用できる。
TO粉末をまず分散媒 (溶媒) のアルコール中に分散さ
せ、表面をアルコールで十分に濡らした後、残りの成分
を加えてさらに混合を続けることにより本発明の組成物
を調製することができる。
コーター、スピンコーター、浸漬、スプレーなどの慣用
の塗布手段のいずれによって行ってもよい。また、回路
や電極のようにパターンを形成する場合には、スクリー
ン印刷などの印刷手法により本発明の組成物を基板に適
用することもできる。基板材料には制限はないが、通常
は、ガラス、プラスチックスなどの透明材料である。
燥を行うと、結合剤の金属アルコキシドおよび結合助剤
の金属系カップリング剤が加水分解し、ITO粉末がこ
れらの結合剤および結合助剤の加水分解物で結合されて
なる透明導電膜が得られる。乾燥温度は、使用した溶媒
の種類や基板の耐熱性に応じて適当に決定すればよい
が、例えば、常温ないし200 ℃までの温度が適当であ
る。
表面抵抗値が1×105 Ω/□以下という特性を示す。ま
た、光透過率90%のガラス基板上に膜厚0.5 μmで形成
した場合で、得られた膜の光透過率は87%以上である。
これに対し、結合助剤を添加しないか、結合助剤がシラ
ンカップリング剤である場合には、膜の表面抵抗値は1
×106 Ω/□以上となる。即ち、本発明により、透明導
電膜の光透過率を低下させずに、導電性を著しく高める
ことができる。
ある場合には、乾燥後に得られた透明導電膜をさらに大
気中または不活性ガス中で焼成してもよい。この焼成に
より膜中に残留する有機分が除去され、膜が緻密化し、
膜の導電性がさらに向上して、表面抵抗値を1×104 Ω
/□以下とすることができる。焼成条件は、この目的が
達成されるように選択すればよいが、例えば、 200〜90
0 ℃で20分〜10時間程度が適当である。焼成温度が350
℃以上であることが一層好ましい。
定するものではない。
Cl4 水溶液 130gとを混合した後、液温50℃で重炭酸ア
ンモニウム水溶液(1800g/6 L)と反応させ、InとSnの
水酸化物を共沈させた [Sn/(Sn+In)の原子比は1/10] 。
沈殿物をイオン交換水により傾斜洗浄し、濾別乾燥後、
650℃で3時間焼成した後、ITO粉末を得た。この粉
末の比表面積はBET法による測定で30 m2/g (平均一
次粒子径0.03μmに相当) 、50 kg/cm2 圧粉体での比抵
抗値は25Ω・cmであった。
記のITO粉末を用いて透明導電膜を形成した。また、
膜の光透過率は日本分光(株)製 UBEST55型分光光度計
で、表面抵抗値は三菱油化(株)製ローレスタAP MCP-T
400 でそれぞれ調べた。
イカー (ガラスビーズ25g) を用いて振盪することによ
りエチルアルコール20g中に60分間分散させた。得られ
た分散液に、エチルシリケート1.8 g、ビス (ジオクチ
ルパイロホスフェート) オキシアセテー
gを加え、さらに30分間振盪した後、ビーズを除去し
て、透明導電膜形成用組成物を調製した。
ーを用いて、光透過率90%のガラス板上に乾燥膜厚が0.
5μm厚になるように塗布し、100 ℃で2時間乾燥し
て、透明導電膜を形成した。得られた透明導電膜は目視
で観察してひび割れや剥離がなかった。膜特性は、光透
過率が89%、表面抵抗値は 4.2×104 Ω/□であった。
さらに大気中にて 400℃で30分間焼成した。焼成後の膜
にもひび割れや剥離は認められなかった。焼成後の膜特
性は、光透過率が89%で変化せず、表面抵抗値は 1.8×
103 Ω/□に低下した。即ち、焼成により導電性がさら
に向上した。
キシド2.5 g、結合助剤をイソプロポキシジオ
セトアセテート (
同様にして透明導電膜形成用組成物および透明導電膜を
形成した。膜特性は、光透過率が87%、表面抵抗値が
5.7×104 Ω/□であった。
ト1.2 gとジルコニウムn−ブトキシド0.6 gとの混合
物を、結合助剤としてテトライソプロピル (ジオクチル
ホスファイト) チ
1と同様にして透明導電膜形成用組成物および透明導電
膜を形成した。膜特性は、光透過率が87%、表面抵抗値
が 6.2×104 Ω/□であった。
イロホスフェート) オキシアセテートチタネートを加え
なかった以外は実施例1と同様にして、透明導電膜形成
用組成物および透明導電膜を形成した。膜特性は、光透
過率が86%、表面抵抗値は 2.6×107 Ω/□であった。
を、さらに 400℃で30分間焼成した後、透明導電膜特性
を調べた。その結果、光透過率が87%、表面抵抗値が
8.3×105 Ω/□であった。
クチルホスフェートアルミニウムエチルアセトアセテー
トを加えなかった以外は実施例3と同様にして透明導電
膜形成用組成物および透明導電膜を形成した。膜特性
は、光透過率が86%、表面抵抗値は 3.3×107 Ω/□で
あった。
(ジオクチルホスファイト) チタネートを加えなかった
以外は実施例4と同様にして透明導電膜形成用組成物お
よび透明導電膜を形成した。膜特性は、光透過率が84
%、表面抵抗値は 1.1×108 Ω/□であった。
ソステアロイルチタネート0.2gに変えた以外は、実施
例1と同様にして透明導電膜形成用組成物および透明導
電膜を形成した。膜特性は、光透過率が89%、表面抵抗
値が 8.7×106 Ω/□であった。
1.2gとジルコニウムn−ブトキシド 0.6gとの混合物
を、結合助剤としてN−β (アミノエチル) γ−アミノ
プロピルトリエトキシシラン10gを使用した以外は、実
施例1と同様にして透明導電膜形成用組成物および透明
導電膜を形成した。膜特性は光透過率が87%、表面抵抗
値は 1.2×106 Ω/□であった。
電膜形成用組成物から塗工法により形成された透明導電
膜は、高い光透過率を保持したまま、表面抵抗値が乾燥
したままで1×105 Ω/□以下、乾燥後に焼成を行うと
1×104 Ω/□以下という、著しく改善された導電性
(低抵抗) を示す。即ち、導電性と透明性を両立させる
ことができる。従って、本発明により形成された透明導
電膜は、高導電性と優れた透明性を併せ持つ高性能の帯
電防止材として有用であり、特に焼成により一層低抵抗
化した透明導電膜は回路や電極といった用途にも使用で
きる。
Claims (3)
- 【請求項1】 導電粉として平均一次粒子径0.2 μm以
下の錫ドープ酸化インジウム粉末、結合剤として金属ア
ルコキシドおよび/もしくはその部分加水分解物、なら
びに結合助剤としてリン酸基、亜リン酸基またはそれら
のエステル基を有するアルミニウム系もしくはチタン系
カップリング剤を溶媒中に含有する、透明導電膜形成用
組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の透明導電膜形成用組成物
を透明基板上に塗布し、塗膜を200 ℃未満の温度で乾燥
させることからなる、表面抵抗値が1×105Ω/□以下
の透明導電膜の形成方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の透明導電膜形成用組成物
を透明基板上に塗布し、塗膜を200 ℃未満の温度で乾燥
させた後、 200〜900 ℃の温度で焼成することからな
る、表面抵抗値が1×104 Ω/□以下の透明導電膜の形
成方法。
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