JP3147164B2 - Ｉｐマルチキャストのマッピング方法、及びネットワークアーキテクチュア - Google Patents
Ｉｐマルチキャストのマッピング方法、及びネットワークアーキテクチュアInfo
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットプ
ロトコル（ＩＰ）マルチキャスト及び統合サービス（即
ち、異なったレベルの要求サービス品質）を非同期転送
モード（ＡＴＭ）ネットワーク上にマッピングするため
の方法及びネットワークアーキテクチュアに関する。本
方法及びアーキテクチュアはマルチキャストスイッチに
基づいているものであり、これにより、ＡＴＭホストで
実行されるＩＰ／資源確保プロトコル（ＲＳＶＰ）アプ
リケーションがインターネットワイドのマルチキャスト
セッションにシームレスで参加することが可能となる。
本方法及びアーキテクチュアは、受信機の異質性、ショ
ートカットの経路指定及びスケーリング力といった特徴
をサポートするために、ＡＴＭの性能をうまく利用して
いる。
ロトコル（ＩＰ）マルチキャスト及び統合サービス（即
ち、異なったレベルの要求サービス品質）を非同期転送
モード（ＡＴＭ）ネットワーク上にマッピングするため
の方法及びネットワークアーキテクチュアに関する。本
方法及びアーキテクチュアはマルチキャストスイッチに
基づいているものであり、これにより、ＡＴＭホストで
実行されるＩＰ／資源確保プロトコル（ＲＳＶＰ）アプ
リケーションがインターネットワイドのマルチキャスト
セッションにシームレスで参加することが可能となる。
本方法及びアーキテクチュアは、受信機の異質性、ショ
ートカットの経路指定及びスケーリング力といった特徴
をサポートするために、ＡＴＭの性能をうまく利用して
いる。
【０００２】
【従来の技術】ＩＰマルチキャストを含む現在のインタ
ーネットサービスは、唯一の基礎メカニズムとしてベス
トエフォート型のデータグラムの配達に基づいている。
しかし、ベストエフォート型の配達メカニズムはインタ
ーネットによる音声、映像といったメディアストリーム
を搬送するのに適していない。何故なら、このようなス
トリームを使用しているアプリケーションは受信機側で
メディアストリームを正しく再生する為に遅延時間及び
帯域幅を保証しなければならないからである。更に、イ
ンターネットトラヒックの増加は、インフラストラクチ
ュアの容量増加により早いペースで進行している。これ
は、インターネットを通過するデータトラヒックに、イ
ンターネットルータの過負荷によって予想できない遅延
やパケット損失が生じることを意味している。
ーネットサービスは、唯一の基礎メカニズムとしてベス
トエフォート型のデータグラムの配達に基づいている。
しかし、ベストエフォート型の配達メカニズムはインタ
ーネットによる音声、映像といったメディアストリーム
を搬送するのに適していない。何故なら、このようなス
トリームを使用しているアプリケーションは受信機側で
メディアストリームを正しく再生する為に遅延時間及び
帯域幅を保証しなければならないからである。更に、イ
ンターネットトラヒックの増加は、インフラストラクチ
ュアの容量増加により早いペースで進行している。これ
は、インターネットを通過するデータトラヒックに、イ
ンターネットルータの過負荷によって予想できない遅延
やパケット損失が生じることを意味している。
【０００３】伝送制御プロトコル（ＴＣＰ）に基づく電
子メール、ファイル転送、遠隔ログイン等の従来のイン
ターネットアプリケーションはそれらのネットワークの
使用を状況の変化に適応させることができるものの、新
しく登場したビデオオンデマンドのようなマルチメディ
アアプリケーションや、ストリーミングビデオに基づく
アプリケーションは、エンドツーエンド遅延及びジッタ
といったトラヒックパラメータの変化に対する許容力は
少ない。これらのマルチメディアアプリケーションをサ
ポートする（インターネット容量を過大設定する以外
の）唯一の方法は、インターネットで複数のサービスク
ラスと資源確保能力を提供することである。
子メール、ファイル転送、遠隔ログイン等の従来のイン
ターネットアプリケーションはそれらのネットワークの
使用を状況の変化に適応させることができるものの、新
しく登場したビデオオンデマンドのようなマルチメディ
アアプリケーションや、ストリーミングビデオに基づく
アプリケーションは、エンドツーエンド遅延及びジッタ
といったトラヒックパラメータの変化に対する許容力は
少ない。これらのマルチメディアアプリケーションをサ
ポートする（インターネット容量を過大設定する以外
の）唯一の方法は、インターネットで複数のサービスク
ラスと資源確保能力を提供することである。
【０００４】インターネットエンジニアリングタスク部
隊（ＩＥＴＦ）の努力の結果、（例えば、Ｗｒｏｃｌａ
ｗｓｋｉによる“Ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎ ｏｆ
ｔｈｅ Ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｄ−Ｌｏａｄ Ｎｅｔｗｏ
ｒｋ Ｅｌｅｍｅｎｔ Ｓｅｒｖｉｃｅ， Ｎｅｔｗｏ
ｒｋ Ｗｏｒｋｉｎｇ Ｇｒｏｕｐ， Ｒｅｑｕｅｓｔ
ｆｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔｓ： ２２１１， Ｃａｔｅ
ｇｏｒｙ： Ｓｔａｎｄａｒｄｓ Ｔｒａｃｋ， Ｓｅ
ｐｔｅｍｂｅｒ， １９９７"及び、Ｓｈｅｎｋｅｒ
ｅｔ ａｌ．による“Ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎ ｏ
ｆ Ｇｕａｒａｎｔｅｅｄ Ｑｕａｌｉｔｙ ｏｆ Ｓ
ｅｒｖｉｃｅ， Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｗｏｒｋｉｎｇ Ｇ
ｒｏｕｐ， Ｒｅｑｕｅｓｔ ｆｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔ
ｓ： ２２１２， Ｃａｔｅｇｏｒｙ： Ｓｔａｎｄａ
ｒｄｓ Ｔｒａｃｋ， Ｓｅｐｔｅｍｂｅｒ， １９９
７"を参照）統合サービスとして知られる要求サービス
品質（ＱｏＳ）に基づくサービス階級のサポートが、近
い将来インターネットで利用可能になるものと期待され
ている。更に、マルチサービスインターネットで、アプ
リケーションによって使用される資源確保用のインター
ネットプロトコル（ＲＳＶＰ）がＩＥＴＦによって標準
化されつつある。Ｒ．Ｂｒａｄｅｎ， ｅｔａｌ．によ
る“Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｒｅｓｅｒｖａｔｉｏｎ Ｐｒ
ｏｔｏｃｏｌ （ＲＳＶＰ）−Ｖｅｒｓｉｏｎ １ Ｆ
ｕｎｃｔｉｏｎａｌ Ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎ"
Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ Ｔａｓｋ
Ｆｏｒｃｅ， Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｗｏｒｋｉｎｇ Ｇ
ｒｏｕｐ， Ｒｅｑｕｅｓｔｆｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔ
ｓ： ２２０５， Ｃａｔｅｇｏｒｙ： Ｓｔａｎｄａ
ｒｄｓ Ｔｒａｃｋ， Ｓｅｐｔｅｍｂｅｒ， １９９
７を参照いただきたい。
隊（ＩＥＴＦ）の努力の結果、（例えば、Ｗｒｏｃｌａ
ｗｓｋｉによる“Ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎ ｏｆ
ｔｈｅ Ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｄ−Ｌｏａｄ Ｎｅｔｗｏ
ｒｋ Ｅｌｅｍｅｎｔ Ｓｅｒｖｉｃｅ， Ｎｅｔｗｏ
ｒｋ Ｗｏｒｋｉｎｇ Ｇｒｏｕｐ， Ｒｅｑｕｅｓｔ
ｆｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔｓ： ２２１１， Ｃａｔｅ
ｇｏｒｙ： Ｓｔａｎｄａｒｄｓ Ｔｒａｃｋ， Ｓｅ
ｐｔｅｍｂｅｒ， １９９７"及び、Ｓｈｅｎｋｅｒ
ｅｔ ａｌ．による“Ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎ ｏ
ｆ Ｇｕａｒａｎｔｅｅｄ Ｑｕａｌｉｔｙ ｏｆ Ｓ
ｅｒｖｉｃｅ， Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｗｏｒｋｉｎｇ Ｇ
ｒｏｕｐ， Ｒｅｑｕｅｓｔ ｆｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔ
ｓ： ２２１２， Ｃａｔｅｇｏｒｙ： Ｓｔａｎｄａ
ｒｄｓ Ｔｒａｃｋ， Ｓｅｐｔｅｍｂｅｒ， １９９
７"を参照）統合サービスとして知られる要求サービス
品質（ＱｏＳ）に基づくサービス階級のサポートが、近
い将来インターネットで利用可能になるものと期待され
ている。更に、マルチサービスインターネットで、アプ
リケーションによって使用される資源確保用のインター
ネットプロトコル（ＲＳＶＰ）がＩＥＴＦによって標準
化されつつある。Ｒ．Ｂｒａｄｅｎ， ｅｔａｌ．によ
る“Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｒｅｓｅｒｖａｔｉｏｎ Ｐｒ
ｏｔｏｃｏｌ （ＲＳＶＰ）−Ｖｅｒｓｉｏｎ １ Ｆ
ｕｎｃｔｉｏｎａｌ Ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎ"
Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ Ｔａｓｋ
Ｆｏｒｃｅ， Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｗｏｒｋｉｎｇ Ｇ
ｒｏｕｐ， Ｒｅｑｕｅｓｔｆｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔ
ｓ： ２２０５， Ｃａｔｅｇｏｒｙ： Ｓｔａｎｄａ
ｒｄｓ Ｔｒａｃｋ， Ｓｅｐｔｅｍｂｅｒ， １９９
７を参照いただきたい。
【０００５】非同期転送モード（ＡＴＭ）は、ＬＡＮ及
び広域エリアネットワークでＱｏＳに基づくサービスを
提供するための統合リンクレイヤ及びネットワークレイ
ヤの方法として開発されてきた。しかしながら、ＡＴＭ
の技術はＱｏＳに基づくサービスをサポートするもの
の、当面、ＡＴＭネットワークが既存のＩＰに基づくイ
ンターネットインフラストラクチュアと完全に取って変
わることはないと思われる。それゆえ、少なくともＡＴ
Ｍが配備される初期段階においては、ＡＴＭネットワー
クに接続されたホストは、そのほとんどを依然としてイ
ーサネットのような旧来のネットワークに接続できる他
のホストと通信するために、ＩＰ及びＲＳＶＰアプリケ
ーションを実行しつづけるであろう。
び広域エリアネットワークでＱｏＳに基づくサービスを
提供するための統合リンクレイヤ及びネットワークレイ
ヤの方法として開発されてきた。しかしながら、ＡＴＭ
の技術はＱｏＳに基づくサービスをサポートするもの
の、当面、ＡＴＭネットワークが既存のＩＰに基づくイ
ンターネットインフラストラクチュアと完全に取って変
わることはないと思われる。それゆえ、少なくともＡＴ
Ｍが配備される初期段階においては、ＡＴＭネットワー
クに接続されたホストは、そのほとんどを依然としてイ
ーサネットのような旧来のネットワークに接続できる他
のホストと通信するために、ＩＰ及びＲＳＶＰアプリケ
ーションを実行しつづけるであろう。
【０００６】ＡＴＭの技術はＩＰ統合サービスに必要な
ＱｏＳサポートを容易に提供するので、これらのサービ
スをＡＴＭネットワーク上にマッピングすることは簡単
であるようにみえる。しかし、このようなマッピング
は、以下の理由により非常に難しい。
ＱｏＳサポートを容易に提供するので、これらのサービ
スをＡＴＭネットワーク上にマッピングすることは簡単
であるようにみえる。しかし、このようなマッピング
は、以下の理由により非常に難しい。
【０００７】（１）ＩＰはＲＳＶＰと共に使用されるネ
ットワークレイヤプロトコルであるため、トークンリン
グやイーサネットから、ＡＴＭまでの範囲にわたる全て
のネットワーク技術が、ＲＳＶＰ／ＩＰによってリンク
レイヤ技術として扱われる。このような手法は、イーサ
ネット（登録商標）のような従来のネットワーク技術を
使用する場合に衝突はしないものの、ＡＴＭを使用する
場合には、ＡＴＭのネットワークレイヤ能力（アドレス
指定及び経路指定）を使用することができなくなるとい
う本質的な問題点が生じる。
ットワークレイヤプロトコルであるため、トークンリン
グやイーサネットから、ＡＴＭまでの範囲にわたる全て
のネットワーク技術が、ＲＳＶＰ／ＩＰによってリンク
レイヤ技術として扱われる。このような手法は、イーサ
ネット（登録商標）のような従来のネットワーク技術を
使用する場合に衝突はしないものの、ＡＴＭを使用する
場合には、ＡＴＭのネットワークレイヤ能力（アドレス
指定及び経路指定）を使用することができなくなるとい
う本質的な問題点が生じる。
【０００８】（２）統合サービス及びＲＳＶＰの核の部
分となるＩＰマルチキャストは、既存のＩＰネットワー
クに広く配備されている。一方、ＡＴＭにおいて有効な
マルチキャストのサポートは依然として不十分なままで
ある。ポイントツーマルチポイントの仮想回路（ＶＣ）
は、ＡＴＭでサポートされているが、スケーリング力の
点で問題が残されている。
分となるＩＰマルチキャストは、既存のＩＰネットワー
クに広く配備されている。一方、ＡＴＭにおいて有効な
マルチキャストのサポートは依然として不十分なままで
ある。ポイントツーマルチポイントの仮想回路（ＶＣ）
は、ＡＴＭでサポートされているが、スケーリング力の
点で問題が残されている。
【０００９】（３）いくつかのＲＳＶＰの特徴、即ち受
信機の異質性及び動的ＱｏＳはＡＴＭにおけるメカニズ
ムと同じではない。
信機の異質性及び動的ＱｏＳはＡＴＭにおけるメカニズ
ムと同じではない。
【００１０】ＡＴＭによるＩＰ統合サービスを提供する
ための提案として、セルスイッチルータ（ＣＳＲ）があ
る。これについては、Ｋａｔｓｕｂｅ ｅｔ ａｌ．に
よる“Ｔｏｓｈｉｂａ´ｓ Ｒｏｕｔｅｒ Ａｒｃｈｉ
ｔｅｃｔｕｒｅ Ｅｘｔｅｎｓｉｏｎｓ ｆｏｒ ＡＴ
Ｍ： Ｏｖｅｒｖｉｅｗ，" Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｗｏｒ
ｋｉｎｇ Ｇｒｏｕｐ， Ｒｅｑｕｅｓｔ ｆｏｒ Ｃ
ｏｍｍｅｎｔｓ： ２０９８， Ｃａｔｅｇｏｒｙ：
Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎａｌ， Ｆｅｂｒｕａｒｙ，
１９９７を参照いただきたい。ＣＳＲは、ＡＴＭスイッ
チに付属する従来のＩＰルータであり、ＡＴＭの網のル
ータまでのショートカットパスを構築するために、出入
りするＶＣを“連結"することができる。個々の論理的
イントラＩＰサブネット（ＬＩＳ）ＶＣ（ホストツール
ータあるいはルータツールータ）がＡＴＭ信号を使用し
て確立される。このようなＶＣはユニキャスト用のポイ
ントツーポイント、あるいはマルチキャスト用のポイン
トツーマルチポイントである。ＶＣは、同じセットのエ
ンドポイント間の異なったフローに対して、それぞれの
フロー毎に異なったＱｏＳを例えばＲＳＶＰを使用して
可能にするために確立される。この場合の問題点は、Ｃ
ＳＲがデータトラヒックの経路指定のためにＩＰに基づ
くプロトコルを使用し、これにより、ＬＩＳ内部のルー
ティングのためのＡＴＭプロトコルの使用が制限される
ことである。この手法の欠点をいくつか挙げると、 （１）２つのエンドポイント間のショートカットパスに
は、ＩＰルーティングによって次のホップとして与えら
れるルータ（ＣＳＲ）は含まれない。これは、ＩＰルー
ティングがルータ（ＣＳＲ）を介して、サブネットを横
切って全てのデータを送信する必要があるからである。
ための提案として、セルスイッチルータ（ＣＳＲ）があ
る。これについては、Ｋａｔｓｕｂｅ ｅｔ ａｌ．に
よる“Ｔｏｓｈｉｂａ´ｓ Ｒｏｕｔｅｒ Ａｒｃｈｉ
ｔｅｃｔｕｒｅ Ｅｘｔｅｎｓｉｏｎｓ ｆｏｒ ＡＴ
Ｍ： Ｏｖｅｒｖｉｅｗ，" Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｗｏｒ
ｋｉｎｇ Ｇｒｏｕｐ， Ｒｅｑｕｅｓｔ ｆｏｒ Ｃ
ｏｍｍｅｎｔｓ： ２０９８， Ｃａｔｅｇｏｒｙ：
Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎａｌ， Ｆｅｂｒｕａｒｙ，
１９９７を参照いただきたい。ＣＳＲは、ＡＴＭスイッ
チに付属する従来のＩＰルータであり、ＡＴＭの網のル
ータまでのショートカットパスを構築するために、出入
りするＶＣを“連結"することができる。個々の論理的
イントラＩＰサブネット（ＬＩＳ）ＶＣ（ホストツール
ータあるいはルータツールータ）がＡＴＭ信号を使用し
て確立される。このようなＶＣはユニキャスト用のポイ
ントツーポイント、あるいはマルチキャスト用のポイン
トツーマルチポイントである。ＶＣは、同じセットのエ
ンドポイント間の異なったフローに対して、それぞれの
フロー毎に異なったＱｏＳを例えばＲＳＶＰを使用して
可能にするために確立される。この場合の問題点は、Ｃ
ＳＲがデータトラヒックの経路指定のためにＩＰに基づ
くプロトコルを使用し、これにより、ＬＩＳ内部のルー
ティングのためのＡＴＭプロトコルの使用が制限される
ことである。この手法の欠点をいくつか挙げると、 （１）２つのエンドポイント間のショートカットパスに
は、ＩＰルーティングによって次のホップとして与えら
れるルータ（ＣＳＲ）は含まれない。これは、ＩＰルー
ティングがルータ（ＣＳＲ）を介して、サブネットを横
切って全てのデータを送信する必要があるからである。
【００１１】（２）ＡＴＭの広域エリアアドレス指定、
及び経路指定能力は、ＡＴＭがリンクレーヤとしてのみ
使用されるため、この手法では適切には使用されない。
及び経路指定能力は、ＡＴＭがリンクレーヤとしてのみ
使用されるため、この手法では適切には使用されない。
【００１２】（３）現在のところ、ＣＳＲを伴ったマル
チキャストセッションにおける異質なＱｏＳ受信機を取
り扱うことについての提案はない。
チキャストセッションにおける異質なＱｏＳ受信機を取
り扱うことについての提案はない。
【００１３】更に、ＩＥＴＦの非ブロードキャスト多重
アクセス（ＮＢＭＡ）ネットワークを介したＩＰ（ＩＯ
Ｎ）のワーキンググループは、マルチキャストアドレス
レゾルーションサーバ（ＭＡＲＳ）に基づくＡＴＭによ
るＩＰマルチキャストに対する提案を展開させてきた。
Ｇ．Ｊ． Ａｒｍｉｔａｇｅによる、Ｓｕｐｐｏｒｔｆ
ｏｒ ｍｕｌｔｉｃａｓｔ ｏｖｅｒ ＵＮＩ３．０／
３．１ ｂａｓｅｄＡＴＭ ｎｅｔｗｏｒｋｓ， Ｎｅ
ｔｗｏｒｋ Ｗｏｒｋｉｎｇ ＧｒｏｕｐＣａｔｅｇｏ
ｒｙ： Ｓｔａｎｄａｒｄｓ Ｔｒａｃｋ， Ｒｅｑｕ
ｅｓｔｆｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔｓ ２０２２， Ｎｏｖ
ｅｍｂｅｒ １９９６を参照いただきたい。基本的なＭ
ＡＲＳの手法の向上はマルチキャストサーバー（ＭＣ
Ｓ）の概念である。Ｒ．Ｔａｌｐａｄｅ， ｅｔ ａ
ｌ．による、Ｍｕｌｔｉｃａｓｔ ｓｅｒｖｅｒ ａｒ
ｃｈｉｔｅｃｔｕｒｅｓ ｆｏｒ ＭＡＲＳ−ｂａｓｅ
ｄ ＡＴＭ ｍｕｌｔｉｃａｓｔｉｎｇ， Ｎｅｔｗｏ
ｒｋ ＷｏｒｋｉｎｇＧｒｏｕｐ， Ｃａｔｅｇｏｒ
ｙ： Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎａｌ， Ｒｅｑｕｅｓｔ
ｆｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔｓ ２１４９， Ｍａｙ １
９９７を参照いただきたい。これは、複数の送信機から
所定のマルチキャストグループへの集合的なトラヒック
を援助する。もし、ＬＩＳ毎に一つの能動的なＭＡＲＳ
がＡＴＭ網で使用される場合、マルチキャスト分配のた
めのポイントツーマルチポイントＶＣはＬＩＳ境界に限
定され、マルチキャストルータによってＬＩＳ間のマル
チキャスト送信が達成される。一方、もし一つのＭＡＲ
Ｓが全体のＡＴＭ網に使用される場合、ポイントツーマ
ルチポイントＶＣはＡＴＭ網全体に亘り、ＡＴＭ網のＡ
ＴＭホストの数が大きい場合にスケーリングの問題が生
じる。Ｇ．Ｊ． Ａｒｍｉｔａｇｅによる、ＶＥＮＵＳ
−Ｖｅｒｙ Ｅｘｔｅｎｓｉｖｅ Ｎｏｎ−Ｕｎｉｃａ
ｓｔ Ｓｅｒｖｉｃｅ， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｅｎｇｉ
ｎｅｅｒｉｎｇ Ｔａｓｋ Ｆｏｒｃｅ， Ｎｅｔｗｏ
ｒｋ Ｗｏｒｋｉｎｇ Ｇｒｏｕｐ，Ｒｅｑｕｅｓｔ
ｆｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔｓ： ２１９１， Ｃａｔｅｇ
ｏｒｙ： Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎａｌ， Ｓｅｐｔｅ
ｍｂｅｒ， １９９７を参照いただきたい。これと比較
すると、以下詳細に記載されている本発明のネットワー
クアーキテクチュアは、ＬＩＳ内あるいはＬＩＳ間のマ
ルチキャストトラヒックのために別のＶＣを使用し、し
かもマルチキャストスイッチ（ＭＳＷ）でこれらのＶＣ
を連結することによってショートカットルーティングが
可能となっているため、スケーリングが可能である。Ｍ
ＡＲＳ／ＭＣＳ手法を用いた場合の他の問題点は、マル
チキャスト送信機が、送信機から発されるマルチキャス
トトラヒック用のＭＣＳへのＱｏＳ要求を通信できない
ことである。しかしながら、本発明では、ＭＳＷが、Ｌ
ＩＳ内部のＲＳＶＰメッセージ用の端末ポイントである
ため、これをＭＣＳとして使用することによって、送信
機からＭＳＷ／ＭＣＳへのＱｏＳ ＶＣを使用すること
が可能になる。
アクセス（ＮＢＭＡ）ネットワークを介したＩＰ（ＩＯ
Ｎ）のワーキンググループは、マルチキャストアドレス
レゾルーションサーバ（ＭＡＲＳ）に基づくＡＴＭによ
るＩＰマルチキャストに対する提案を展開させてきた。
Ｇ．Ｊ． Ａｒｍｉｔａｇｅによる、Ｓｕｐｐｏｒｔｆ
ｏｒ ｍｕｌｔｉｃａｓｔ ｏｖｅｒ ＵＮＩ３．０／
３．１ ｂａｓｅｄＡＴＭ ｎｅｔｗｏｒｋｓ， Ｎｅ
ｔｗｏｒｋ Ｗｏｒｋｉｎｇ ＧｒｏｕｐＣａｔｅｇｏ
ｒｙ： Ｓｔａｎｄａｒｄｓ Ｔｒａｃｋ， Ｒｅｑｕ
ｅｓｔｆｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔｓ ２０２２， Ｎｏｖ
ｅｍｂｅｒ １９９６を参照いただきたい。基本的なＭ
ＡＲＳの手法の向上はマルチキャストサーバー（ＭＣ
Ｓ）の概念である。Ｒ．Ｔａｌｐａｄｅ， ｅｔ ａ
ｌ．による、Ｍｕｌｔｉｃａｓｔ ｓｅｒｖｅｒ ａｒ
ｃｈｉｔｅｃｔｕｒｅｓ ｆｏｒ ＭＡＲＳ−ｂａｓｅ
ｄ ＡＴＭ ｍｕｌｔｉｃａｓｔｉｎｇ， Ｎｅｔｗｏ
ｒｋ ＷｏｒｋｉｎｇＧｒｏｕｐ， Ｃａｔｅｇｏｒ
ｙ： Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎａｌ， Ｒｅｑｕｅｓｔ
ｆｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔｓ ２１４９， Ｍａｙ １
９９７を参照いただきたい。これは、複数の送信機から
所定のマルチキャストグループへの集合的なトラヒック
を援助する。もし、ＬＩＳ毎に一つの能動的なＭＡＲＳ
がＡＴＭ網で使用される場合、マルチキャスト分配のた
めのポイントツーマルチポイントＶＣはＬＩＳ境界に限
定され、マルチキャストルータによってＬＩＳ間のマル
チキャスト送信が達成される。一方、もし一つのＭＡＲ
Ｓが全体のＡＴＭ網に使用される場合、ポイントツーマ
ルチポイントＶＣはＡＴＭ網全体に亘り、ＡＴＭ網のＡ
ＴＭホストの数が大きい場合にスケーリングの問題が生
じる。Ｇ．Ｊ． Ａｒｍｉｔａｇｅによる、ＶＥＮＵＳ
−Ｖｅｒｙ Ｅｘｔｅｎｓｉｖｅ Ｎｏｎ−Ｕｎｉｃａ
ｓｔ Ｓｅｒｖｉｃｅ， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｅｎｇｉ
ｎｅｅｒｉｎｇ Ｔａｓｋ Ｆｏｒｃｅ， Ｎｅｔｗｏ
ｒｋ Ｗｏｒｋｉｎｇ Ｇｒｏｕｐ，Ｒｅｑｕｅｓｔ
ｆｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔｓ： ２１９１， Ｃａｔｅｇ
ｏｒｙ： Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎａｌ， Ｓｅｐｔｅ
ｍｂｅｒ， １９９７を参照いただきたい。これと比較
すると、以下詳細に記載されている本発明のネットワー
クアーキテクチュアは、ＬＩＳ内あるいはＬＩＳ間のマ
ルチキャストトラヒックのために別のＶＣを使用し、し
かもマルチキャストスイッチ（ＭＳＷ）でこれらのＶＣ
を連結することによってショートカットルーティングが
可能となっているため、スケーリングが可能である。Ｍ
ＡＲＳ／ＭＣＳ手法を用いた場合の他の問題点は、マル
チキャスト送信機が、送信機から発されるマルチキャス
トトラヒック用のＭＣＳへのＱｏＳ要求を通信できない
ことである。しかしながら、本発明では、ＭＳＷが、Ｌ
ＩＳ内部のＲＳＶＰメッセージ用の端末ポイントである
ため、これをＭＣＳとして使用することによって、送信
機からＭＳＷ／ＭＣＳへのＱｏＳ ＶＣを使用すること
が可能になる。
【００１４】他の提案において、ＩＥＴＦの特定のリン
クレイヤによる統合サービス（ＩＳＳＬＬ）のワーキン
ググループがＡＴＭによる統合サービスのマッピングを
扱っており、これをリンクレイヤ技術として処理してい
る。ＡＴＭを介してＲＳＶＰをマッピングするためのＩ
ＳＳＬＬワーキンググループの現在の提案は、（Ｃｒａ
ｗｌｅｙ ｅｔ ａｌ，による、Ａ Ｆｒａｍｅｗｏｒ
ｋ ｆｏｒ Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ
ａｎｄ ＲＳＶＰ ｏｖｅｒ ＡＴＭ， Ｉｎｔｅｒ
ｎｅｔ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ Ｔａｓｋ Ｆｏｒｃ
ｅ， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｄｒａｆｔ， ＜ｄｒａｆｔ
−ｉｅｔｆ−ｉｓｓｌｌ−ａｔｍ−ｆｒａｍｅｗｏｒｋ
−００．ｔｘｔ＞， Ｊｕｌｙ ２４， １９９７；
及びＢｅｒｇｅｒによる、ＲＳＶＰ ｏｖｅｒ ＡＴＭ
ＩｍｐｌｅｍｅｎｔａｔｉｏｎＲｅｑｕｉｒｅｍｅｎ
ｔｓ， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｄｒａｆｔ， ＜ｄｒａｆ
ｔ−ｉｅｔｆ−ｉｓｓｌｌ−ａｔｍ−ｉｍｐ−ｒｅｑ−
００．ｔｘｔ＞， Ｊｕｌｙ １１， １９９７を参照
いただきたい）受信機の全異質性への近似として修正さ
れた均一モデルをサポートすることを推奨している。提
案されている手法では、全てのＱｏＳ受信機が単一のＱ
ｏＳ ＶＣによってサービスされ、ベストエフォートと
エフォート型の受信機は、もしこれらがＱｏＳ ＶＣで
サービスされ得ない場合、別のベストエフォート型のＶ
Ｃによってサービスされる。ＩＳＳＬＬの提案は、ＬＩ
Ｓを横切るマルチキャスト（即ち、ＬＩＳ間のマルチキ
ャスト）についての明確な論議は含まれていない。これ
では、ＭＡＲＳの使用と、いくつかのショートカットル
ーティングを認めてはいるものの、送信機（あるいはＭ
ＣＳ）による単一のポイントツーマルチポイントＶＣが
送信機と受信機を直接接続するＡＴＭ網全体に亘ってい
るのかどうか、あるいは、ＩＰルータは、ＬＩＳ間のマ
ルチキャストトラヒックを経路指定するために呼び出さ
れるのかどうか明確ではない。混乱の原因の一部は、Ａ
ＴＭがルーティング機能をも実施するにもかかわらず、
ＩＳＳＬＬグループがＡＴＭをリンクレイヤ技術として
のみ扱うことにある。ショートカットルーティングは、
マルチキャストトラヒックがマルチキャストルータをバ
イパスすることを可能にし、もっと注目を浴びるべきで
あるにもかかわらず、明らかに、ＩＳＳＬＬのワーキン
ググループの視野外にある。
クレイヤによる統合サービス（ＩＳＳＬＬ）のワーキン
ググループがＡＴＭによる統合サービスのマッピングを
扱っており、これをリンクレイヤ技術として処理してい
る。ＡＴＭを介してＲＳＶＰをマッピングするためのＩ
ＳＳＬＬワーキンググループの現在の提案は、（Ｃｒａ
ｗｌｅｙ ｅｔ ａｌ，による、Ａ Ｆｒａｍｅｗｏｒ
ｋ ｆｏｒ Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ
ａｎｄ ＲＳＶＰ ｏｖｅｒ ＡＴＭ， Ｉｎｔｅｒ
ｎｅｔ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ Ｔａｓｋ Ｆｏｒｃ
ｅ， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｄｒａｆｔ， ＜ｄｒａｆｔ
−ｉｅｔｆ−ｉｓｓｌｌ−ａｔｍ−ｆｒａｍｅｗｏｒｋ
−００．ｔｘｔ＞， Ｊｕｌｙ ２４， １９９７；
及びＢｅｒｇｅｒによる、ＲＳＶＰ ｏｖｅｒ ＡＴＭ
ＩｍｐｌｅｍｅｎｔａｔｉｏｎＲｅｑｕｉｒｅｍｅｎ
ｔｓ， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｄｒａｆｔ， ＜ｄｒａｆ
ｔ−ｉｅｔｆ−ｉｓｓｌｌ−ａｔｍ−ｉｍｐ−ｒｅｑ−
００．ｔｘｔ＞， Ｊｕｌｙ １１， １９９７を参照
いただきたい）受信機の全異質性への近似として修正さ
れた均一モデルをサポートすることを推奨している。提
案されている手法では、全てのＱｏＳ受信機が単一のＱ
ｏＳ ＶＣによってサービスされ、ベストエフォートと
エフォート型の受信機は、もしこれらがＱｏＳ ＶＣで
サービスされ得ない場合、別のベストエフォート型のＶ
Ｃによってサービスされる。ＩＳＳＬＬの提案は、ＬＩ
Ｓを横切るマルチキャスト（即ち、ＬＩＳ間のマルチキ
ャスト）についての明確な論議は含まれていない。これ
では、ＭＡＲＳの使用と、いくつかのショートカットル
ーティングを認めてはいるものの、送信機（あるいはＭ
ＣＳ）による単一のポイントツーマルチポイントＶＣが
送信機と受信機を直接接続するＡＴＭ網全体に亘ってい
るのかどうか、あるいは、ＩＰルータは、ＬＩＳ間のマ
ルチキャストトラヒックを経路指定するために呼び出さ
れるのかどうか明確ではない。混乱の原因の一部は、Ａ
ＴＭがルーティング機能をも実施するにもかかわらず、
ＩＳＳＬＬグループがＡＴＭをリンクレイヤ技術として
のみ扱うことにある。ショートカットルーティングは、
マルチキャストトラヒックがマルチキャストルータをバ
イパスすることを可能にし、もっと注目を浴びるべきで
あるにもかかわらず、明らかに、ＩＳＳＬＬのワーキン
ググループの視野外にある。
【００１５】ＩＳＳＬＬグループの最近の他の提案で
は、ＡＴＭネットワークに接続されている２つのホスト
／ルータ間のＱｏＳを有するショートカットパスを確立
するために次ホップレゾルーションプロトコル（ＮＨＲ
Ｐ）が使用されている。Ｇｕｅｒｉｎ ｅｔ ａｌ．に
よる、Ｓｕｐｐｏｒｔ ｏｆ Ｓｈｏｒｔｃｕｔｓ ｆ
ｏｒ ＲＳＶＰ Ｆｌｏｗｓ Ｏｖｅｒ ＡＴＭ， Ｉ
ｎｔｅｒｎｅｔ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ Ｔａｓｋ
Ｆｏｒｃｅ， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｄｒａｆｔ＜ｄｒａ
ｆｔ−ｇｕｅｒｉｎ−ｉｓｓｌｌ−ｒｓｖｐ−ｓｈｏｒ
ｔｃｕｔ−００．ｔｘｔ＞、及び、Ｌｕｃｉａｎｉ ｅ
ｔ ａｌ．による、ＮＢＭＡ ＮｅｘｔＨｏｐ Ｒｅｓ
ｏｌｕｔｉｏｎ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ （ＮＨＲＰ），
Ｒｏｕｔｉｎｇ Ｏｖｅｒ Ｌａｒｇｅ Ｃｌｏｕｄｓ
Ｗｏｒｋｉｎｇ Ｇｒｏｕｐ， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ
Ｄｒａｆｔ ＜ｄｒａｆｔ−ｉｅｔｆ−ｒｏｌｃ−ｎｈ
ｒｐ−１２．ｔｘｔ＞を参照いただきたい。この提案
は、ＡＴＭ信号を使用することによって２つのエンドポ
イント間にショートカットを確立しているが、ＮＨＲＰ
はマルチキャストＩＰアドレスをＡＴＭアドレスに分解
できないため、マルチキャストを使用した場合を取り扱
うものではない。
は、ＡＴＭネットワークに接続されている２つのホスト
／ルータ間のＱｏＳを有するショートカットパスを確立
するために次ホップレゾルーションプロトコル（ＮＨＲ
Ｐ）が使用されている。Ｇｕｅｒｉｎ ｅｔ ａｌ．に
よる、Ｓｕｐｐｏｒｔ ｏｆ Ｓｈｏｒｔｃｕｔｓ ｆ
ｏｒ ＲＳＶＰ Ｆｌｏｗｓ Ｏｖｅｒ ＡＴＭ， Ｉ
ｎｔｅｒｎｅｔ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ Ｔａｓｋ
Ｆｏｒｃｅ， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｄｒａｆｔ＜ｄｒａ
ｆｔ−ｇｕｅｒｉｎ−ｉｓｓｌｌ−ｒｓｖｐ−ｓｈｏｒ
ｔｃｕｔ−００．ｔｘｔ＞、及び、Ｌｕｃｉａｎｉ ｅ
ｔ ａｌ．による、ＮＢＭＡ ＮｅｘｔＨｏｐ Ｒｅｓ
ｏｌｕｔｉｏｎ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ （ＮＨＲＰ），
Ｒｏｕｔｉｎｇ Ｏｖｅｒ Ｌａｒｇｅ Ｃｌｏｕｄｓ
Ｗｏｒｋｉｎｇ Ｇｒｏｕｐ， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ
Ｄｒａｆｔ ＜ｄｒａｆｔ−ｉｅｔｆ−ｒｏｌｃ−ｎｈ
ｒｐ−１２．ｔｘｔ＞を参照いただきたい。この提案
は、ＡＴＭ信号を使用することによって２つのエンドポ
イント間にショートカットを確立しているが、ＮＨＲＰ
はマルチキャストＩＰアドレスをＡＴＭアドレスに分解
できないため、マルチキャストを使用した場合を取り扱
うものではない。
【００１６】他の提案では、ユニキャスト及びマルチキ
ャストのフロー用にＲＳＶＰ確保を確立する別の代案が
検討されている。ＡＴＭネットワークを介して、ルート
（根）から始まる（マルチキャストツリーのルート
（根））ショートカットパスとリーフ（葉）から始まる
（リーフ（葉）は、マルチキャスト受信機あるいは出離
ルータいずれでもよい）ショートカットパスの両方を達
成するための様々な方法が説明されている。Ｂｉｒｍａ
ｎ， ｅｔ ａｌ．による、“Ｐｒｏｖｉｓｉｏｎｉｎ
ｇ ｏｆ ＲＳＶＰ−ｂａｓｅｄ ｓｅｒｖｉｃｅｓ
ｏｖｅｒ ａ ｌａｒｇｅ ＡＴＭ ｎｅｔｗｏｒ
ｋ，" ＩＢＭ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｒｅｐｏｒｔ
（Ｃｏｍｐｕｔｅｒ Ｓｃｉｅｎｃｅ） ＃ＲＣ ２０
２５０， Ｏｃｔｏｂｅｒ， １９９５を参照いただき
たい。しかしながら、そこで説明されている、ＡＴＭネ
ットワークを介してショートカットパスを確立する方法
の全てが、ルータでのＲＳＶＰ処理に修正を加える必要
がある。更に、送信機（あるいはＡＴＭ網に入るルー
タ）から受信機（あるいはＡＴＭ網から出るルータ）へ
の直接的なショートカットは、マルチキャスト受信機の
数が多い場合にはスケーリングできない。前述の方法
は、極めて一般的な形式で記載されており、具体的な実
施の詳細については何等言及されていない。それに加え
て、異質な受信機がどの様にサポートされるのか、その
方法も言及されていない。これとは対照的に、本発明
は、好ましい実施例を参照して以下に説明されているよ
うに、ショートカットパスを増分的に確立し、連結する
機能を提供しているマルチキャストスイッチに基づくス
ケール可能なネットワークアーキテクチュアを実行する
ものである。サポートも、また異質な受信機に対して提
供される。そしてＲＳＶＰ処理については何等修正は必
要ない。ＡＴＭ及びショートカットルーティングに関す
る形態はマルチキャストルーティングの範囲内でのみ扱
われる。
ャストのフロー用にＲＳＶＰ確保を確立する別の代案が
検討されている。ＡＴＭネットワークを介して、ルート
（根）から始まる（マルチキャストツリーのルート
（根））ショートカットパスとリーフ（葉）から始まる
（リーフ（葉）は、マルチキャスト受信機あるいは出離
ルータいずれでもよい）ショートカットパスの両方を達
成するための様々な方法が説明されている。Ｂｉｒｍａ
ｎ， ｅｔ ａｌ．による、“Ｐｒｏｖｉｓｉｏｎｉｎ
ｇ ｏｆ ＲＳＶＰ−ｂａｓｅｄ ｓｅｒｖｉｃｅｓ
ｏｖｅｒ ａ ｌａｒｇｅ ＡＴＭ ｎｅｔｗｏｒ
ｋ，" ＩＢＭ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｒｅｐｏｒｔ
（Ｃｏｍｐｕｔｅｒ Ｓｃｉｅｎｃｅ） ＃ＲＣ ２０
２５０， Ｏｃｔｏｂｅｒ， １９９５を参照いただき
たい。しかしながら、そこで説明されている、ＡＴＭネ
ットワークを介してショートカットパスを確立する方法
の全てが、ルータでのＲＳＶＰ処理に修正を加える必要
がある。更に、送信機（あるいはＡＴＭ網に入るルー
タ）から受信機（あるいはＡＴＭ網から出るルータ）へ
の直接的なショートカットは、マルチキャスト受信機の
数が多い場合にはスケーリングできない。前述の方法
は、極めて一般的な形式で記載されており、具体的な実
施の詳細については何等言及されていない。それに加え
て、異質な受信機がどの様にサポートされるのか、その
方法も言及されていない。これとは対照的に、本発明
は、好ましい実施例を参照して以下に説明されているよ
うに、ショートカットパスを増分的に確立し、連結する
機能を提供しているマルチキャストスイッチに基づくス
ケール可能なネットワークアーキテクチュアを実行する
ものである。サポートも、また異質な受信機に対して提
供される。そしてＲＳＶＰ処理については何等修正は必
要ない。ＡＴＭ及びショートカットルーティングに関す
る形態はマルチキャストルーティングの範囲内でのみ扱
われる。
【００１７】最近の他の提案では、ＲＳＶＰを使用して
要求サービス品質を提供することが可能なスイッチルー
タの設計及び実行についての説明がなされている。Ｅ．
Ｂａｓｔｕｒｋ ｅｔ ａｌ．による、Ｄｅｓｉｇｎ
ａｎｄ ｉｍｐｌｅｍｅｎｔａｔｉｏｎ ｏｆ ＱｏＳ
ｃａｐａｂｌｅ ｓｗｉｔｃｈ−ｒｏｕｔｅｒ，Ｐｒ
ｏｃ． ｏｆ ｔｈｅ Ｉｎｔ´ｌ Ｃｏｎｆｅｒｅｎ
ｃｅ ｏｎ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔ
ｉｏｎｓ ａｎｄ Ｎｅｔｗｏｒｋｓ （ＩＣ３Ｎ），
Ｓｅｐｔ． １９９７を参照いただきたい。スイッチ
ルータにおけるハードウェアの詳細な設計及び実行が提
示されている。提案されているスイッチルータは、ＡＴ
Ｍネットワーク内にユニキャスト及びマルチキャストの
パスを確立するためにＩＰルーティングプロトコル及び
ＲＳＶＰを使用している。ＣＳＲの場合と同様に、ＡＴ
Ｍネットワークは、レイヤ２ネットワークとして扱われ
ているので、サブネット境界を横切って行われる送信
は、ルータ（この場合、スイッチルータ）によって行わ
れる。しかしながら、このスイッチルータアーキテクチ
ュアに関して、受信機の異質性という特徴を有する相当
な大きさのＡＴＭネットワークを介して、このようなス
イッチルータがＩＰマルチキャスト及びＲＳＶＰをスケ
ール可能にマッピングするためにどのように協動するか
には触れられておらず、単にそれだけが記載されている
だけである。それゆえ、ＣＳＲに関して前述したような
ＡＴＭネットワークにおけるＩＰに基づくプロトコルを
使用することによって生じる制限のほとんどは、このス
イッチルータにも同様に当てはまる。特に、多くのＬＩ
Ｓからなり、ＡＴＭのアドレス指定及び経路指定能力を
使用しているＡＴＭネットワーク用のＶＣ管理に関する
論争はこの論文では行われていない。更に、一つのスイ
ッチルータから他のスイッチルータへＶＣ情報を運ぶた
めには、ＲＳＶＰメッセージにまで拡大する必要があ
る。
要求サービス品質を提供することが可能なスイッチルー
タの設計及び実行についての説明がなされている。Ｅ．
Ｂａｓｔｕｒｋ ｅｔ ａｌ．による、Ｄｅｓｉｇｎ
ａｎｄ ｉｍｐｌｅｍｅｎｔａｔｉｏｎ ｏｆ ＱｏＳ
ｃａｐａｂｌｅ ｓｗｉｔｃｈ−ｒｏｕｔｅｒ，Ｐｒ
ｏｃ． ｏｆ ｔｈｅ Ｉｎｔ´ｌ Ｃｏｎｆｅｒｅｎ
ｃｅ ｏｎ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔ
ｉｏｎｓ ａｎｄ Ｎｅｔｗｏｒｋｓ （ＩＣ３Ｎ），
Ｓｅｐｔ． １９９７を参照いただきたい。スイッチ
ルータにおけるハードウェアの詳細な設計及び実行が提
示されている。提案されているスイッチルータは、ＡＴ
Ｍネットワーク内にユニキャスト及びマルチキャストの
パスを確立するためにＩＰルーティングプロトコル及び
ＲＳＶＰを使用している。ＣＳＲの場合と同様に、ＡＴ
Ｍネットワークは、レイヤ２ネットワークとして扱われ
ているので、サブネット境界を横切って行われる送信
は、ルータ（この場合、スイッチルータ）によって行わ
れる。しかしながら、このスイッチルータアーキテクチ
ュアに関して、受信機の異質性という特徴を有する相当
な大きさのＡＴＭネットワークを介して、このようなス
イッチルータがＩＰマルチキャスト及びＲＳＶＰをスケ
ール可能にマッピングするためにどのように協動するか
には触れられておらず、単にそれだけが記載されている
だけである。それゆえ、ＣＳＲに関して前述したような
ＡＴＭネットワークにおけるＩＰに基づくプロトコルを
使用することによって生じる制限のほとんどは、このス
イッチルータにも同様に当てはまる。特に、多くのＬＩ
Ｓからなり、ＡＴＭのアドレス指定及び経路指定能力を
使用しているＡＴＭネットワーク用のＶＣ管理に関する
論争はこの論文では行われていない。更に、一つのスイ
ッチルータから他のスイッチルータへＶＣ情報を運ぶた
めには、ＲＳＶＰメッセージにまで拡大する必要があ
る。
【００１８】これとは対照的に、本発明は、ショートカ
ットパス及び受信機の異質性といった特徴をサポートす
るマルチキャストスイッチに基づくスケール可能なネッ
トワークアーキテクチュアを記載するものである。ＡＴ
Ｍの経路指定及びアドレス指定の能力をできるだけ多く
活用するようなＡＴＭネットワークにおけるＩＰマルチ
キャスト及び統合サービスを提供するために、マルチキ
ャストスイッチがどのように協動するかを以下に詳細に
説明する。更に、本発明のアーキテクチュアでは、ＲＳ
ＶＰメッセージの修正は必要ない。
ットパス及び受信機の異質性といった特徴をサポートす
るマルチキャストスイッチに基づくスケール可能なネッ
トワークアーキテクチュアを記載するものである。ＡＴ
Ｍの経路指定及びアドレス指定の能力をできるだけ多く
活用するようなＡＴＭネットワークにおけるＩＰマルチ
キャスト及び統合サービスを提供するために、マルチキ
ャストスイッチがどのように協動するかを以下に詳細に
説明する。更に、本発明のアーキテクチュアでは、ＲＳ
ＶＰメッセージの修正は必要ない。
【００１９】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ＡＴＭを介
したＩＰマルチキャスト及び統合サービスをサポートす
る際の課題を解決するものである。本発明はＡＴＭを介
したＩＰマルチキャスト及び統合サービスをマッピング
するためのマルチキャストスイッチに基づく方法及びネ
ットワークアーキテクチュアについて説明する。マルチ
キャストスイッチ（ＭＳＷ）は、終端ＲＳＶＰメッセー
ジの機能を含むＩＰマルチキャストルータの機能をも実
行可能なＡＴＭスイッチである。本発明が解決する主な
課題は、ＩＰマルチキャスト及び統合サービスをＡＴＭ
ネットワークによる適切なメカニズムに与えるプロトコ
ルメカニズム（ＩＰマルチキャストプロトコル及びＲＳ
ＶＰ）をマッピングすることである。
したＩＰマルチキャスト及び統合サービスをサポートす
る際の課題を解決するものである。本発明はＡＴＭを介
したＩＰマルチキャスト及び統合サービスをマッピング
するためのマルチキャストスイッチに基づく方法及びネ
ットワークアーキテクチュアについて説明する。マルチ
キャストスイッチ（ＭＳＷ）は、終端ＲＳＶＰメッセー
ジの機能を含むＩＰマルチキャストルータの機能をも実
行可能なＡＴＭスイッチである。本発明が解決する主な
課題は、ＩＰマルチキャスト及び統合サービスをＡＴＭ
ネットワークによる適切なメカニズムに与えるプロトコ
ルメカニズム（ＩＰマルチキャストプロトコル及びＲＳ
ＶＰ）をマッピングすることである。
【００２０】ＡＴＭを介したＩＰマルチキャスト及び統
合サービスをマッピングするための解決方法を提供する
と同時に、本発明はまた、以下の目的を解決するための
手段をも提供する。
合サービスをマッピングするための解決方法を提供する
と同時に、本発明はまた、以下の目的を解決するための
手段をも提供する。
【００２１】第１の目的は、受信機の異質性を許容する
ことである。ＲＳＶＰにより、マルチキャストセッショ
ンにおける異なった受信機が、異なったＱｏＳパラメー
タを有する資源を確保することが可能となる。また、あ
る受信機は資源を確保しないが、その代わりに、ベスト
エフォート型のデリバリメカニズムによりデータを受信
することができる。このような受信機は、ＡＴＭマッピ
ングを介してＲＳＶＰによってサポートされる。ＡＴＭ
におけるポイントツーマルチポイントのＶＣは、異なる
ブランチに関する異なったＱｏＳパラメータを有するこ
とができないので、受信機の異質性をサポートする際
に、異なったＱｏＳパラメータを有する複数のＶＣが必
要になる。
ことである。ＲＳＶＰにより、マルチキャストセッショ
ンにおける異なった受信機が、異なったＱｏＳパラメー
タを有する資源を確保することが可能となる。また、あ
る受信機は資源を確保しないが、その代わりに、ベスト
エフォート型のデリバリメカニズムによりデータを受信
することができる。このような受信機は、ＡＴＭマッピ
ングを介してＲＳＶＰによってサポートされる。ＡＴＭ
におけるポイントツーマルチポイントのＶＣは、異なる
ブランチに関する異なったＱｏＳパラメータを有するこ
とができないので、受信機の異質性をサポートする際
に、異なったＱｏＳパラメータを有する複数のＶＣが必
要になる。
【００２２】第２の目的は、ショートカットルーティン
グを提供することである。ＡＴＭ網におけるユニキャス
トトラヒックのためのショートカットルーティングは、
２つの通信ホストが同じＡＴＭネットワークに接続され
ている場合において、ＡＴＭの経路指定及びアドレス指
定能力を使用することによって、経路途中での中間ルー
ティングステップを不要にする。ＮＨＲＰのようなメカ
ニズムを使用すると、送信機は受信側ホストのＡＴＭア
ドレスを見つけ、それに対する直接的なＶＣを確立する
ことができる。しかしながら、マルチキャストデータト
ラヒックまでショートカットルーティングを拡大するこ
とによってさまざまな問題が生じる。まず第１に、ＡＴ
Ｍ網内のマルチキャストセッションに対してショートカ
ットポイントツーマルチポイントＶＣを使用すること
で、潜在的に複数のＬＩＳに亘り、多くの受信機を有す
ることができるＶＣを管理するという負担が送信機にか
かる。第２に、マルチキャスト用のショートカットルー
ティングにより、データトラヒックがマルチキャストル
ータをバイパスしてしまう。これは、ＲＳＶＰ制御メッ
セ−ジ（ＰＡＴＨ及びＲＥＳＶ）がデータ経路とは異な
った経路を辿り、その結果、ＲＳＶＰ制御メッセージに
よって計算される経路特性と、実際にデータトラヒック
が遭遇する経路特性との一貫性がなくなることを意味し
ている。それゆえ、マッピングは、マルチキャストトラ
ヒック用のショートカットルーティングをサポートする
方法を明確に指定しなければならない。
グを提供することである。ＡＴＭ網におけるユニキャス
トトラヒックのためのショートカットルーティングは、
２つの通信ホストが同じＡＴＭネットワークに接続され
ている場合において、ＡＴＭの経路指定及びアドレス指
定能力を使用することによって、経路途中での中間ルー
ティングステップを不要にする。ＮＨＲＰのようなメカ
ニズムを使用すると、送信機は受信側ホストのＡＴＭア
ドレスを見つけ、それに対する直接的なＶＣを確立する
ことができる。しかしながら、マルチキャストデータト
ラヒックまでショートカットルーティングを拡大するこ
とによってさまざまな問題が生じる。まず第１に、ＡＴ
Ｍ網内のマルチキャストセッションに対してショートカ
ットポイントツーマルチポイントＶＣを使用すること
で、潜在的に複数のＬＩＳに亘り、多くの受信機を有す
ることができるＶＣを管理するという負担が送信機にか
かる。第２に、マルチキャスト用のショートカットルー
ティングにより、データトラヒックがマルチキャストル
ータをバイパスしてしまう。これは、ＲＳＶＰ制御メッ
セ−ジ（ＰＡＴＨ及びＲＥＳＶ）がデータ経路とは異な
った経路を辿り、その結果、ＲＳＶＰ制御メッセージに
よって計算される経路特性と、実際にデータトラヒック
が遭遇する経路特性との一貫性がなくなることを意味し
ている。それゆえ、マッピングは、マルチキャストトラ
ヒック用のショートカットルーティングをサポートする
方法を明確に指定しなければならない。
【００２３】第３の目的は、適切なＶＣ管理を提供する
ことである。マッピングは、マルチキャストデータトラ
ヒック及びＲＳＶＰ制御トラヒック用にどのようにＶＣ
が確立されるかを指定しなければならない。これには、
データまたは制御ＶＣが終端するエンドポイントを識別
することが含まれる。また、グループメンバーの変更に
対処するために送信機及び／あるいはルータにＶＣの管
理責任を委任することをも含んでいる。もし、マッピン
グが送信機とＡＴＭ網内の全ての受信機の間の直接的な
ポイントツーマルチポイントＶＣをサポートしていると
すれば、送信機はＶＣのエンドポイントを管理しなけれ
ばならなくなる。新しい受信機はマルチキャストセッシ
ョンに加わる時、ポイントツーマルチポイントＶＣへの
リーフ（葉）ノードとして加えられなければならない。
一方、既存の受信機がマルチキャストセッションを離れ
る場合、それらは、ポイントツーマルチポイントＶＣか
ら除去されなければならない。
ことである。マッピングは、マルチキャストデータトラ
ヒック及びＲＳＶＰ制御トラヒック用にどのようにＶＣ
が確立されるかを指定しなければならない。これには、
データまたは制御ＶＣが終端するエンドポイントを識別
することが含まれる。また、グループメンバーの変更に
対処するために送信機及び／あるいはルータにＶＣの管
理責任を委任することをも含んでいる。もし、マッピン
グが送信機とＡＴＭ網内の全ての受信機の間の直接的な
ポイントツーマルチポイントＶＣをサポートしていると
すれば、送信機はＶＣのエンドポイントを管理しなけれ
ばならなくなる。新しい受信機はマルチキャストセッシ
ョンに加わる時、ポイントツーマルチポイントＶＣへの
リーフ（葉）ノードとして加えられなければならない。
一方、既存の受信機がマルチキャストセッションを離れ
る場合、それらは、ポイントツーマルチポイントＶＣか
ら除去されなければならない。
【００２４】第４の目的は動的ＱｏＳを可能にすること
である。ＲＳＶＰによって、マルチキャスト受信機はい
かなる時にも資源確保を変更することができる。現在、
ＡＴＭフォーラムのユーザネットワークインターフェー
ス（ＵＮＩ）及びプライベートネットワークノードイン
ターフェース（ＰＮＮＩ）規格は、既存のＶＣの対して
ＱｏＳパラメータを変更することを禁じている。
である。ＲＳＶＰによって、マルチキャスト受信機はい
かなる時にも資源確保を変更することができる。現在、
ＡＴＭフォーラムのユーザネットワークインターフェー
ス（ＵＮＩ）及びプライベートネットワークノードイン
ターフェース（ＰＮＮＩ）規格は、既存のＶＣの対して
ＱｏＳパラメータを変更することを禁じている。
【００２５】第５の目的は、スケール力を提供すること
である。マッピングは多数の受信機及び、場合によって
は相当な数の送信機へ同様にスケーリングされなければ
ならない。上述のように、送信機からＡＴＭ網内全ての
マルチキャスト受信機への直接的なポイントツーマルチ
ポイントＶＣはスケーリングされない。
である。マッピングは多数の受信機及び、場合によって
は相当な数の送信機へ同様にスケーリングされなければ
ならない。上述のように、送信機からＡＴＭ網内全ての
マルチキャスト受信機への直接的なポイントツーマルチ
ポイントＶＣはスケーリングされない。
【００２６】第６の目的は、ＡＴＭの能力を効率よく活
用することである。ＡＴＭを介したＩＰマルチキャスト
及びＲＳＶＰのマッピングは、たとえある形式のＩＰル
ーティングサポートが必要になったとしても、ＡＴＭの
能力をできる限り活用しなければならない。純粋にＩＰ
マルチキャストルータに基づいた解決方法が望ましいも
のではないことは、明らかである。
用することである。ＡＴＭを介したＩＰマルチキャスト
及びＲＳＶＰのマッピングは、たとえある形式のＩＰル
ーティングサポートが必要になったとしても、ＡＴＭの
能力をできる限り活用しなければならない。純粋にＩＰ
マルチキャストルータに基づいた解決方法が望ましいも
のではないことは、明らかである。
【００２７】第７の目的は、インターオペラビリティを
提供することである。マッピングは、ＡＴＭ網外で使用
される可能性のあるインタードメインマルチキャストル
ーティング（ＩＤＭＲ）プロトコル内のインターオペラ
ビリティを確実にしなければならない。ＡＴＭ網内のマ
ルチキャストに対して使用されているプロトコルが網外
で使用されているものと異なる場合、エッジマルチキャ
ストスイッチは、その２つの間のインターオペレーショ
ンを促進しなければならない。ＡＴＭネットワークに接
続されているホストエンドシステムが、ＲＳＶＰ／ＩＰ
インターフェースに加えて本来のＡＴＭアクセスを必要
とするため、本来のＡＴＭアプリケーションに対するサ
ポートも提供されなければならない。
提供することである。マッピングは、ＡＴＭ網外で使用
される可能性のあるインタードメインマルチキャストル
ーティング（ＩＤＭＲ）プロトコル内のインターオペラ
ビリティを確実にしなければならない。ＡＴＭ網内のマ
ルチキャストに対して使用されているプロトコルが網外
で使用されているものと異なる場合、エッジマルチキャ
ストスイッチは、その２つの間のインターオペレーショ
ンを促進しなければならない。ＡＴＭネットワークに接
続されているホストエンドシステムが、ＲＳＶＰ／ＩＰ
インターフェースに加えて本来のＡＴＭアクセスを必要
とするため、本来のＡＴＭアプリケーションに対するサ
ポートも提供されなければならない。
【００２８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ネット
ワークアーキテクチュアにおける要求サービス品質ベー
スのインターネットプロトコル（ＩＰ）マルチキャスト
をマッピングするためのマッピング方法であって、前記
ＩＰマルチキャストは少なくとも一つのマルチキャスト
グループをサポートし、前記ネットワークアーキテクチ
ュアは複数の論理ＩＰサブネットと、複数のマルチキャ
ストスイッチと複数のローカルＡＴＭホストを含む非同
期転送モード（ＡＴＭ）網を有し、前記マルチキャスト
スイッチはＡＴＭプロトコルを用いて通信を行い、前記
複数のマルチキャストスイッチのうちの一つはそれぞれ
の前記論理ＩＰサブネットに設けられ、前記ローカルＡ
ＴＭホストのうち少なくとも一つがそれぞれの前記論理
ＩＰサブネットに設けられているマッピング方法におい
て、前記マルチキャストスイッチと前記ＡＴＭホスト間
で通信を行うために、前記各々の論理ＩＰサブネットに
論理ＩＰサブネット内の制御ツリーを形成するステッ
プ、論理ＩＰサブネット間のマルチキャストトラヒッ
ク、及び各々少なくとも一つの前記マルチキャストグル
ープに対してショートカット経路を提供するために論理
ＩＰサブネット間の制御ツリーを形成するステップ、マ
ルチキャストデータを送信する前記ＡＴＭホストの一つ
と、マルチキャストデータを送信する前記ＡＴＭホスト
の前記一つが設けられている前記論理ＩＰサブネットの
一つに配置されている前記マルチキャストスイッチのう
ちの一つの間にベストエフォート型のポイントツーポイ
ントの仮想回路を形成するステップ、前記各々の論理Ｉ
Ｐサブネット内にベストエフォート型の論理ＩＰサブネ
ット内のデータツリーを形成するステップ、前記ベスト
エフォート型論理ＩＰサブネット内のデータツリーを連
結し、論理ＩＰサブネット間のマルチキャストトラヒッ
クを通過させるため前記マルチキャストスイッチを通る
ショートカットを形成するベストエフォート型の論理Ｉ
Ｐサブネット間のデータツリーを形成するステップ、前
記論理ＩＰサブネットの前記ベストエフォート型の論理
ＩＰサブネット内のデータツリーの少なくとも一つのう
ちの少なくとも一つのブランチを、要求サービス品質を
満たすマルチキャストデータを送信するための論理ＩＰ
サブネット内のデータツリーに改良するステップ、前記
ベストエフォート型の論理ＩＰサブネット間のデータツ
リーを要求サービス品質を満たすマルチキャストデータ
を送信するための論理ＩＰサブネット間のデータツリー
に改良するステップ、及び前記要求サービス品質を満た
す論理ＩＰサブネット内のデータツリーを、前記要求サ
ービス品質論理ＩＰサブネット間のデータツリーと残り
の前記ベストエフォート型の論理ＩＰサブネット内のデ
ータツリーとに連結させ、要求サービス品質に基づくマ
ルチキャストツリーを形成するステップを有することを
特徴とするマッピング方法が得られる。
ワークアーキテクチュアにおける要求サービス品質ベー
スのインターネットプロトコル（ＩＰ）マルチキャスト
をマッピングするためのマッピング方法であって、前記
ＩＰマルチキャストは少なくとも一つのマルチキャスト
グループをサポートし、前記ネットワークアーキテクチ
ュアは複数の論理ＩＰサブネットと、複数のマルチキャ
ストスイッチと複数のローカルＡＴＭホストを含む非同
期転送モード（ＡＴＭ）網を有し、前記マルチキャスト
スイッチはＡＴＭプロトコルを用いて通信を行い、前記
複数のマルチキャストスイッチのうちの一つはそれぞれ
の前記論理ＩＰサブネットに設けられ、前記ローカルＡ
ＴＭホストのうち少なくとも一つがそれぞれの前記論理
ＩＰサブネットに設けられているマッピング方法におい
て、前記マルチキャストスイッチと前記ＡＴＭホスト間
で通信を行うために、前記各々の論理ＩＰサブネットに
論理ＩＰサブネット内の制御ツリーを形成するステッ
プ、論理ＩＰサブネット間のマルチキャストトラヒッ
ク、及び各々少なくとも一つの前記マルチキャストグル
ープに対してショートカット経路を提供するために論理
ＩＰサブネット間の制御ツリーを形成するステップ、マ
ルチキャストデータを送信する前記ＡＴＭホストの一つ
と、マルチキャストデータを送信する前記ＡＴＭホスト
の前記一つが設けられている前記論理ＩＰサブネットの
一つに配置されている前記マルチキャストスイッチのう
ちの一つの間にベストエフォート型のポイントツーポイ
ントの仮想回路を形成するステップ、前記各々の論理Ｉ
Ｐサブネット内にベストエフォート型の論理ＩＰサブネ
ット内のデータツリーを形成するステップ、前記ベスト
エフォート型論理ＩＰサブネット内のデータツリーを連
結し、論理ＩＰサブネット間のマルチキャストトラヒッ
クを通過させるため前記マルチキャストスイッチを通る
ショートカットを形成するベストエフォート型の論理Ｉ
Ｐサブネット間のデータツリーを形成するステップ、前
記論理ＩＰサブネットの前記ベストエフォート型の論理
ＩＰサブネット内のデータツリーの少なくとも一つのう
ちの少なくとも一つのブランチを、要求サービス品質を
満たすマルチキャストデータを送信するための論理ＩＰ
サブネット内のデータツリーに改良するステップ、前記
ベストエフォート型の論理ＩＰサブネット間のデータツ
リーを要求サービス品質を満たすマルチキャストデータ
を送信するための論理ＩＰサブネット間のデータツリー
に改良するステップ、及び前記要求サービス品質を満た
す論理ＩＰサブネット内のデータツリーを、前記要求サ
ービス品質論理ＩＰサブネット間のデータツリーと残り
の前記ベストエフォート型の論理ＩＰサブネット内のデ
ータツリーとに連結させ、要求サービス品質に基づくマ
ルチキャストツリーを形成するステップを有することを
特徴とするマッピング方法が得られる。
【００２９】本発明によれば、ネットワーク内の要求サ
ービス品質に基づくインターネットプロトコル（ＩＰ）
マルチキャストをマッピングするネットワークアーキテ
クチュアで、前記ＩＰマルチキャストは少なくとも一つ
のマルチキャストグループをサポートし、前記ネットワ
ークアーキテクチュアは非同期転送モード（ＡＴＭ）網
を有し、前記ＡＴＭ網は、複数の論理ＩＰサブネット
と、複数のＡＴＭホストと、複数のマルチキャストスイ
ッチとを有し、前記複数のＡＴＭホストのうちの少なく
とも一つは前記各論理ＩＰサブネットに設けられてお
り、前記複数のマルチキャストスイッチの各々は前記論
理ＩＰサブネットのそれぞれ一つに配置されており、前
記各論理ＩＰサブネット内部にあるローカル受信機用に
前記各論理ＩＰサブネット外の送信機を集合させ、前記
各論理ＩＰサブネット内のローカル送信機用に前記各論
理ＩＰサブネット外の受信機を集合させるため、前記マ
ルチキャストスイッチはＡＴＭプロトコルを用いて互い
に通信することを特徴とするネットワークアーキテクチ
ュアが得られる。
ービス品質に基づくインターネットプロトコル（ＩＰ）
マルチキャストをマッピングするネットワークアーキテ
クチュアで、前記ＩＰマルチキャストは少なくとも一つ
のマルチキャストグループをサポートし、前記ネットワ
ークアーキテクチュアは非同期転送モード（ＡＴＭ）網
を有し、前記ＡＴＭ網は、複数の論理ＩＰサブネット
と、複数のＡＴＭホストと、複数のマルチキャストスイ
ッチとを有し、前記複数のＡＴＭホストのうちの少なく
とも一つは前記各論理ＩＰサブネットに設けられてお
り、前記複数のマルチキャストスイッチの各々は前記論
理ＩＰサブネットのそれぞれ一つに配置されており、前
記各論理ＩＰサブネット内部にあるローカル受信機用に
前記各論理ＩＰサブネット外の送信機を集合させ、前記
各論理ＩＰサブネット内のローカル送信機用に前記各論
理ＩＰサブネット外の受信機を集合させるため、前記マ
ルチキャストスイッチはＡＴＭプロトコルを用いて互い
に通信することを特徴とするネットワークアーキテクチ
ュアが得られる。
【００３０】本発明によれば、非同期転送モード（ＡＴ
Ｍ）ネットワークを介したインターネットプロトコル
（ＩＰ）マルチキャスト及び統合サービスをマッピング
するネットワークアーキテクチュアにおいて、複数のマ
ルチキャストスイッチ及びローカルＡＴＭホストを含む
ＡＴＭ網を有し、前記ＡＴＭ網はさらに複数の論理ＩＰ
サブネットを含み、前記各論理ＩＰサブネットは前記マ
ルチキャストスイッチのうちの一つ及び前記ローカルＡ
ＴＭホストのうちの少なくとも一つを含み、前記マルチ
キャストスイッチはＡＴＭプロトコルを用いて互いに通
信し、前記各マルチキャストスイッチは、入り仮想回路
が複数の出仮想回路を供給できるようにする切り替え構
造と、前記仮想回路用のヘッダ変換テーブルを確立する
ために前記切り替え構造を制御するスイッチ制御装置
と、ＡＴＭシグナリングを用いて前記仮想回路を確立す
るためのＡＴＭシグナリングソフトウェアモジュール
と、前記論理ＩＰサブネットに対してグループメンバー
情報を維持するためのモジュールを含むマルチキャスト
ルーティングモジュールと、要約されたローカルメンバ
ー情報を交換するために前記ＡＴＭ網内の前記マルチキ
ャストスイッチにおける同等の機能と通信するモジュー
ルとを有し、前記スイッチ制御装置は前記仮想回路を終
端し、前記仮想回路を２つの異なったリンク上で連結さ
せることが可能であり、それによって、前記入り仮想回
路の一つにあるデータを前記切り替え構造によってソフ
トウェアの介入なく前記出仮想回路の一つに送信するこ
とを可能にしたことを特徴とするネットワークアーキテ
クチュアが得られる。
Ｍ）ネットワークを介したインターネットプロトコル
（ＩＰ）マルチキャスト及び統合サービスをマッピング
するネットワークアーキテクチュアにおいて、複数のマ
ルチキャストスイッチ及びローカルＡＴＭホストを含む
ＡＴＭ網を有し、前記ＡＴＭ網はさらに複数の論理ＩＰ
サブネットを含み、前記各論理ＩＰサブネットは前記マ
ルチキャストスイッチのうちの一つ及び前記ローカルＡ
ＴＭホストのうちの少なくとも一つを含み、前記マルチ
キャストスイッチはＡＴＭプロトコルを用いて互いに通
信し、前記各マルチキャストスイッチは、入り仮想回路
が複数の出仮想回路を供給できるようにする切り替え構
造と、前記仮想回路用のヘッダ変換テーブルを確立する
ために前記切り替え構造を制御するスイッチ制御装置
と、ＡＴＭシグナリングを用いて前記仮想回路を確立す
るためのＡＴＭシグナリングソフトウェアモジュール
と、前記論理ＩＰサブネットに対してグループメンバー
情報を維持するためのモジュールを含むマルチキャスト
ルーティングモジュールと、要約されたローカルメンバ
ー情報を交換するために前記ＡＴＭ網内の前記マルチキ
ャストスイッチにおける同等の機能と通信するモジュー
ルとを有し、前記スイッチ制御装置は前記仮想回路を終
端し、前記仮想回路を２つの異なったリンク上で連結さ
せることが可能であり、それによって、前記入り仮想回
路の一つにあるデータを前記切り替え構造によってソフ
トウェアの介入なく前記出仮想回路の一つに送信するこ
とを可能にしたことを特徴とするネットワークアーキテ
クチュアが得られる。
【００３１】
【発明の実施の形態】本発明の基本原理を理解するため
に、ＡＴＭを介したＩＰマルチキャスト及び統合サービ
スをマッピングするという課題を明確に定義する必要が
ある。まず、このようなマッピングが必要となる、ＡＴ
Ｍ網として知られているＡＴＭスイッチ及びホストから
成るネットワークを考えることにする。ネットワークの
例を図１に示した。ＡＴＭ網１内の全てのホスト及びス
イッチがＩＰホストあるいはルータとして形成される必
要はない。あるホストがＩＰホスト２として形成され、
スイッチ３がこれらのＩＰホストにルーティングサービ
スを提供し、その結果、ＡＴＭ網内外で、他のホストと
通信できるようになっていると想定する。このＡＴＭ網
の境界にある指定されたＡＴＭスイッチはイーサネット
のような非ＡＴＭ技術と接続されてもよく、このような
スイッチはエッジスイッチ４として知られている。ＩＰ
ホスト２Ａ及びＩＰルータ３Ａは、ＡＴＭ網がエッジス
イッチ４を使用して接続されている外部のＩＰネットワ
ークの構成要素を表している。エッジスイッチは、ＡＴ
Ｍ網を他のネットワークと接続するために、ＩＰルーテ
ィング能力を有していなければならない。ＡＴＭ網内で
は、ＩＰホストは管理及びアドレス指定の目的のために
論理ＩＰサブネット（ＬＩＳ）５に分割されているもの
と想定できる。ＡＴＭアドレスレゾルーションプロトコ
ル（ＡＲＰ）が、ＩＰアドレスをＬＩＳ内のＡＴＭアド
レスに分解するために使用される。Ｌａｕｂａｃｈ ｅ
ｔ ａｌ，による、Ｃｌａｓｓｉｃａｌ ＩＰ ａｎｄ
ＡＲＰ ｏｖｅｒ ＡＴＭ， Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｗｏ
ｒｋｉｎｇ Ｇｒｏｕｐ， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｄｒａ
ｆｔ， Ｏｂｓｏｌｅｔｅｓ １５７７， １６２２，
＜ｄｒａｆｔ−ｉｏｎ−ｉｐａｔｍ， ｃｌａｓｓｉ
ｃ２−０３．ｔｘｔ＞ Ｏｃｔｏｂｅｒ ６， １９９
７を参照いただきたい。他のＩＰサブネットのユニキャ
ストルーティングがＩＰルータによって（場合によって
は、ＩＰルーティングソフトウェアを実行するＩＰスイ
ッチによって）、及び／あるいは、次ホップレゾルーシ
ョンプロトコル（ＮＨＲＰ）を使用することによって提
供される。Ｊ．Ｖ．Ｌｕｃｉａｎｉ， ｅｔ ａｌ，
ＮＢＭＡ ｎｅｘｔ ｈｏｐ ｒｅｓｏｌｕｔｉｏｎ
ｐｒｏｔｏｃｏｌ （ＮＨＲＰ）， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ
Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ Ｔａｓｋ Ｆｏｒｃｅ，
ＩＯＮ ｗｏｒｋｉｎｇ ｇｒｏｕｐ， Ｉｎｔｅｒｎ
ｅｔ Ｄｒａｆｔ， Ｍａｒｃｈ １９９７を参照いた
だきたい。
に、ＡＴＭを介したＩＰマルチキャスト及び統合サービ
スをマッピングするという課題を明確に定義する必要が
ある。まず、このようなマッピングが必要となる、ＡＴ
Ｍ網として知られているＡＴＭスイッチ及びホストから
成るネットワークを考えることにする。ネットワークの
例を図１に示した。ＡＴＭ網１内の全てのホスト及びス
イッチがＩＰホストあるいはルータとして形成される必
要はない。あるホストがＩＰホスト２として形成され、
スイッチ３がこれらのＩＰホストにルーティングサービ
スを提供し、その結果、ＡＴＭ網内外で、他のホストと
通信できるようになっていると想定する。このＡＴＭ網
の境界にある指定されたＡＴＭスイッチはイーサネット
のような非ＡＴＭ技術と接続されてもよく、このような
スイッチはエッジスイッチ４として知られている。ＩＰ
ホスト２Ａ及びＩＰルータ３Ａは、ＡＴＭ網がエッジス
イッチ４を使用して接続されている外部のＩＰネットワ
ークの構成要素を表している。エッジスイッチは、ＡＴ
Ｍ網を他のネットワークと接続するために、ＩＰルーテ
ィング能力を有していなければならない。ＡＴＭ網内で
は、ＩＰホストは管理及びアドレス指定の目的のために
論理ＩＰサブネット（ＬＩＳ）５に分割されているもの
と想定できる。ＡＴＭアドレスレゾルーションプロトコ
ル（ＡＲＰ）が、ＩＰアドレスをＬＩＳ内のＡＴＭアド
レスに分解するために使用される。Ｌａｕｂａｃｈ ｅ
ｔ ａｌ，による、Ｃｌａｓｓｉｃａｌ ＩＰ ａｎｄ
ＡＲＰ ｏｖｅｒ ＡＴＭ， Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｗｏ
ｒｋｉｎｇ Ｇｒｏｕｐ， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｄｒａ
ｆｔ， Ｏｂｓｏｌｅｔｅｓ １５７７， １６２２，
＜ｄｒａｆｔ−ｉｏｎ−ｉｐａｔｍ， ｃｌａｓｓｉ
ｃ２−０３．ｔｘｔ＞ Ｏｃｔｏｂｅｒ ６， １９９
７を参照いただきたい。他のＩＰサブネットのユニキャ
ストルーティングがＩＰルータによって（場合によって
は、ＩＰルーティングソフトウェアを実行するＩＰスイ
ッチによって）、及び／あるいは、次ホップレゾルーシ
ョンプロトコル（ＮＨＲＰ）を使用することによって提
供される。Ｊ．Ｖ．Ｌｕｃｉａｎｉ， ｅｔ ａｌ，
ＮＢＭＡ ｎｅｘｔ ｈｏｐ ｒｅｓｏｌｕｔｉｏｎ
ｐｒｏｔｏｃｏｌ （ＮＨＲＰ）， Ｉｎｔｅｒｎｅｔ
Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ Ｔａｓｋ Ｆｏｒｃｅ，
ＩＯＮ ｗｏｒｋｉｎｇ ｇｒｏｕｐ， Ｉｎｔｅｒｎ
ｅｔ Ｄｒａｆｔ， Ｍａｒｃｈ １９９７を参照いた
だきたい。
【００３２】ＡＴＭを介したＩＰマルチキャスト及び統
合サービスをマッピングする課題は、ＡＴＭ網を介した
ＩＰマルチキャスト及びＲＳＶＰに基づいてサービス及
びアプリケーションを適切に且つ効率的にサポートする
ことにある。以下の記述では、まず、ＩＰマルチキャス
ト及び統合サービスをサポートするためにＡＴＭ規格で
利用可能なメカニズムについて概略的に説明する。次
に、ＡＴＭを介したＩＰマルチキャスト及びＲＳＶＰの
本発明に基づくマッピングによるいくつかの論点を挙げ
ることにする。
合サービスをマッピングする課題は、ＡＴＭ網を介した
ＩＰマルチキャスト及びＲＳＶＰに基づいてサービス及
びアプリケーションを適切に且つ効率的にサポートする
ことにある。以下の記述では、まず、ＩＰマルチキャス
ト及び統合サービスをサポートするためにＡＴＭ規格で
利用可能なメカニズムについて概略的に説明する。次
に、ＡＴＭを介したＩＰマルチキャスト及びＲＳＶＰの
本発明に基づくマッピングによるいくつかの論点を挙げ
ることにする。
【００３３】［ＡＴＭにおけるマルチキャスティング］
ＡＴＭ関連のプロトコルを標準化する主体であるＡＴＭ
フォーラムは、ユーザネットワークインターフェース
（ＵＮＩ）における最近の仕様にいくつかマルチキャス
ティング条項を追加した。ＡＴＭ ｕｓｅｒ−ｎｅｔｗ
ｏｒｋ ｉｎｔｅｒｆａｃｅ （ＵＮＩ） ｓｉｇｎａ
ｌｉｎｇ ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎｖｅｒｓｉｏｎ
４．０， Ｔｈｅ ＡＴＭ Ｆｏｒｕｍ Ｔｅｃｈｎ
ｉｃａｌＣｏｍｍｉｔｔｅｅ， Ｊｕｌｙ １９９６を
参照いただきたい。ＵＮＩの旧バージョン（３．Ｘ）で
は、マルチキャスティングはポイントツーマルチポイン
ト仮想回路（ＶＣ）でサポートされていた。このような
ＶＣ各々が、ＡＴＭノード（マルチキャスト送信機）に
ルート（根）をおき、ＶＣが確立された後で、任意の数
のリーフ（葉）ノード（マルチキャスト受信機）を加え
ることができる。ＵＮＩ４．０のバージョンでは、ポイ
ントツーマルチポイントＶＣにリーフ（葉）で始まる接
合が加えられるので、リーフ（葉）ノードが既存のポイ
ントツーマルチポイントＶＣに付加されなければならな
い時、ルート（根）ノードの介在が不要になる。
ＡＴＭ関連のプロトコルを標準化する主体であるＡＴＭ
フォーラムは、ユーザネットワークインターフェース
（ＵＮＩ）における最近の仕様にいくつかマルチキャス
ティング条項を追加した。ＡＴＭ ｕｓｅｒ−ｎｅｔｗ
ｏｒｋ ｉｎｔｅｒｆａｃｅ （ＵＮＩ） ｓｉｇｎａ
ｌｉｎｇ ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎｖｅｒｓｉｏｎ
４．０， Ｔｈｅ ＡＴＭ Ｆｏｒｕｍ Ｔｅｃｈｎ
ｉｃａｌＣｏｍｍｉｔｔｅｅ， Ｊｕｌｙ １９９６を
参照いただきたい。ＵＮＩの旧バージョン（３．Ｘ）で
は、マルチキャスティングはポイントツーマルチポイン
ト仮想回路（ＶＣ）でサポートされていた。このような
ＶＣ各々が、ＡＴＭノード（マルチキャスト送信機）に
ルート（根）をおき、ＶＣが確立された後で、任意の数
のリーフ（葉）ノード（マルチキャスト受信機）を加え
ることができる。ＵＮＩ４．０のバージョンでは、ポイ
ントツーマルチポイントＶＣにリーフ（葉）で始まる接
合が加えられるので、リーフ（葉）ノードが既存のポイ
ントツーマルチポイントＶＣに付加されなければならな
い時、ルート（根）ノードの介在が不要になる。
【００３４】ポイントツーマルチポイントＶＣは、プラ
イベートネットワークノードインターフェース（ＰＮＮ
Ｉ）用の現行のシグナリング仕様（バージョン１．０）
でサポートされている。Ｐｒｉｖａｔｅ ｎｅｔｗｏｒ
ｋ−ｎｅｔｗｏｒｋ ｉｎｔｅｒｆａｃｅ ｓｐｅｃｉ
ｆｉｃａｔｉｏｎ ｖｅｒｓｉｏｎ １．０ （ＰＮＮ
Ｉ １．０）， Ｔｈｅ Ｆｏｒｕｍ Ｔｅｃｈｎｉｃ
ａｌ Ｃｏｍｍｉｔｔｅ， Ｍａｒｃｈ １９９６を参
照いただきたい。ＰＮＮＩの次のバージョンもまた、リ
ーフ（葉）で始まる接合をサポートすると思われる。Ｕ
ＮＩ４．０あるいはＰＮＮＩ１．０のいずれも、既に確
立されているポイントツーマルチポイントＶＣ用のＱｏ
Ｓパラメータの変更をサポートしていない。ＵＮＩ４．
０はまた、単一のポイントツーマルチポイントＶＣにお
ける異なったブランチ用に、異なったＱｏＳパラメータ
値も未だサポートしていない。ＲＳＶＰ仕様によって、
同じマルチキャストセッション内の個々の受信機が、独
自のＱｏＳパラメータを選択し（即ち、受信機の異質性
を提供する）、かつ、その後随意にそれらを変更する
（動的ＱｏＳ）ことが可能であるため、これらの制約に
よって、ＲＳＶＰに基づくマルチキャストをＡＴＭポイ
ントツーマルチポイントＶＣにマッピングすることが困
難になる。
イベートネットワークノードインターフェース（ＰＮＮ
Ｉ）用の現行のシグナリング仕様（バージョン１．０）
でサポートされている。Ｐｒｉｖａｔｅ ｎｅｔｗｏｒ
ｋ−ｎｅｔｗｏｒｋ ｉｎｔｅｒｆａｃｅ ｓｐｅｃｉ
ｆｉｃａｔｉｏｎ ｖｅｒｓｉｏｎ １．０ （ＰＮＮ
Ｉ １．０）， Ｔｈｅ Ｆｏｒｕｍ Ｔｅｃｈｎｉｃ
ａｌ Ｃｏｍｍｉｔｔｅ， Ｍａｒｃｈ １９９６を参
照いただきたい。ＰＮＮＩの次のバージョンもまた、リ
ーフ（葉）で始まる接合をサポートすると思われる。Ｕ
ＮＩ４．０あるいはＰＮＮＩ１．０のいずれも、既に確
立されているポイントツーマルチポイントＶＣ用のＱｏ
Ｓパラメータの変更をサポートしていない。ＵＮＩ４．
０はまた、単一のポイントツーマルチポイントＶＣにお
ける異なったブランチ用に、異なったＱｏＳパラメータ
値も未だサポートしていない。ＲＳＶＰ仕様によって、
同じマルチキャストセッション内の個々の受信機が、独
自のＱｏＳパラメータを選択し（即ち、受信機の異質性
を提供する）、かつ、その後随意にそれらを変更する
（動的ＱｏＳ）ことが可能であるため、これらの制約に
よって、ＲＳＶＰに基づくマルチキャストをＡＴＭポイ
ントツーマルチポイントＶＣにマッピングすることが困
難になる。
【００３５】［ネットワークアーキテクチュア］一般的
に、ＡＴＭを介したＩＰマルチキャスト及び統合サービ
スをマッピングするための本発明のネットワークアーキ
テクチュアは以下の特徴を有している：（１）ベストエ
フォート及びＱｏＳトラヒックの両方に適しているこ
と、（２）ＬＩＳ内及びＬＩＳ間もマルチキャスティン
グをサポートすること、（３）ショートカットルーティ
ング及び受信機の異質性をサポートすること、（４）多
数の送信機及び受信機へのスケーリングが可能であるこ
と、である。
に、ＡＴＭを介したＩＰマルチキャスト及び統合サービ
スをマッピングするための本発明のネットワークアーキ
テクチュアは以下の特徴を有している：（１）ベストエ
フォート及びＱｏＳトラヒックの両方に適しているこ
と、（２）ＬＩＳ内及びＬＩＳ間もマルチキャスティン
グをサポートすること、（３）ショートカットルーティ
ング及び受信機の異質性をサポートすること、（４）多
数の送信機及び受信機へのスケーリングが可能であるこ
と、である。
【００３６】本発明のネットワークアーキテクチュア
は、ＩＰマルチキャストルーティング能力を有するＡＴ
Ｍスイッチとして考えられるマルチキャストスイッチ
（ＭＳＷ）と呼ばれる実体に基づいている。これは、Ｌ
ＩＳ毎に１つのＭＳＷを設け、このＭＳＷがローカル受
信機用に外部の送信機を集合することと、ローカル送信
機用に外部の受信機を集合することの２重の目的に対し
て機能することを意図したものである。この意味では、
ＭＳＷはマルチキャストルータに似ているが、ＭＳＷは
ＬＩＳ間のマルチキャストをサポートするための、より
魅力的な選択肢となりうるという付加的な特徴がある。
まず第１に、ＬＩＳ境界（即ち、ＬＩＳの間）にあるマ
ルチキャストルータと異なり、ＭＳＷはまさにＬＩＳの
一部である。このようにＭＳＷ及びＬＩＳを構成するこ
とは、一群の端末システム（ホスト）を、ネットワーク
インターフェース（ＵＮＩ）を用いてＡＴＭスイッチに
接続させる場所でＡＴＭネットワークが組織化される方
法と変わりがない。第２に、ＭＳＷは、ＡＴＭシグナリ
ングを用いてＡＴＭ網内の他のＭＳＷへの直接的なＶＣ
を確立することが可能であるため、ＬＩＳ間のマルチキ
ャストトラヒック用のショートカットルーティングが提
供される。第３に、ＭＳＷは、ローカル的な方針と資源
の利用可能性に基づいてＬＩＳ内の受信機の異質性をサ
ポートすることができる。以下に、まずマルチキャスト
スイッチの全体のネットワークアーキテクチュア及び機
能性について説明する。その後、本発明のネットワーク
アーキテクチュアにおけるＩＰマルチキャスト及びＲＳ
ＶＰのプロトコル操作について説明する。
は、ＩＰマルチキャストルーティング能力を有するＡＴ
Ｍスイッチとして考えられるマルチキャストスイッチ
（ＭＳＷ）と呼ばれる実体に基づいている。これは、Ｌ
ＩＳ毎に１つのＭＳＷを設け、このＭＳＷがローカル受
信機用に外部の送信機を集合することと、ローカル送信
機用に外部の受信機を集合することの２重の目的に対し
て機能することを意図したものである。この意味では、
ＭＳＷはマルチキャストルータに似ているが、ＭＳＷは
ＬＩＳ間のマルチキャストをサポートするための、より
魅力的な選択肢となりうるという付加的な特徴がある。
まず第１に、ＬＩＳ境界（即ち、ＬＩＳの間）にあるマ
ルチキャストルータと異なり、ＭＳＷはまさにＬＩＳの
一部である。このようにＭＳＷ及びＬＩＳを構成するこ
とは、一群の端末システム（ホスト）を、ネットワーク
インターフェース（ＵＮＩ）を用いてＡＴＭスイッチに
接続させる場所でＡＴＭネットワークが組織化される方
法と変わりがない。第２に、ＭＳＷは、ＡＴＭシグナリ
ングを用いてＡＴＭ網内の他のＭＳＷへの直接的なＶＣ
を確立することが可能であるため、ＬＩＳ間のマルチキ
ャストトラヒック用のショートカットルーティングが提
供される。第３に、ＭＳＷは、ローカル的な方針と資源
の利用可能性に基づいてＬＩＳ内の受信機の異質性をサ
ポートすることができる。以下に、まずマルチキャスト
スイッチの全体のネットワークアーキテクチュア及び機
能性について説明する。その後、本発明のネットワーク
アーキテクチュアにおけるＩＰマルチキャスト及びＲＳ
ＶＰのプロトコル操作について説明する。
【００３７】前述のように、本発明のネットワークアー
キテクチュアは、ＡＴＭ網内のＬＩＳ毎に１つのマルチ
キャストスイッチ（ＭＳＷ）を設けるという構成になっ
ている。ＭＳＷは、ＰＮＮＩ及びＵＮＩをサポートする
ことに加えて、マルチキャストルーティングソフトウェ
アをも実行するＡＴＭスイッチである。各ＭＳＷは、外
界用にＬＩＳにマルチキャスト受信機を集合させる。ま
た、ＬＩＳに対してマルチキャストサーバー（ＭＣＳ）
としても機能する。ＡＴＭネットワーク内のマルチキャ
ストサーバーにより、単一のＶＣ上で受信機へ送出でき
るマルチキャスト送信機からトラヒックを集合すること
が可能になる。ＭＳＷはまた、ＲＳＶＰ制御メッセージ
を処理すること、及びＲＳＶＰフローに対して呼受付制
御（ＣＡＣ）を行うことが可能である。ＡＴＭ網の縁部
において、境界即ちエッジＭＳＷは、ＡＴＭ網内部のマ
ルチキャスト受信機を外側の送信機に対して集合させ、
あるいはその逆を行う場合に役に立つ。ネットワークア
ーキテクチュアの例が図２に示されている。その図は、
３つのＬＩＳ（６、７、８）から成るＡＴＭ網１を示し
ている。ＬＩＳ６及びＬＩＳ８は、ＬＩＳ用のＭＳＷ９
とも表される単一のＡＴＭスイッチをそれぞれ有してい
る。ＬＩＳ７は２つのＡＴＭスイッチを有しており、一
つは、ＭＳＷ９と表されるが、他方のＡＴＭスイッチ３
は、ＩＰマルチキャスティングあるいはＲＳＶＰ操作に
関与しない。
キテクチュアは、ＡＴＭ網内のＬＩＳ毎に１つのマルチ
キャストスイッチ（ＭＳＷ）を設けるという構成になっ
ている。ＭＳＷは、ＰＮＮＩ及びＵＮＩをサポートする
ことに加えて、マルチキャストルーティングソフトウェ
アをも実行するＡＴＭスイッチである。各ＭＳＷは、外
界用にＬＩＳにマルチキャスト受信機を集合させる。ま
た、ＬＩＳに対してマルチキャストサーバー（ＭＣＳ）
としても機能する。ＡＴＭネットワーク内のマルチキャ
ストサーバーにより、単一のＶＣ上で受信機へ送出でき
るマルチキャスト送信機からトラヒックを集合すること
が可能になる。ＭＳＷはまた、ＲＳＶＰ制御メッセージ
を処理すること、及びＲＳＶＰフローに対して呼受付制
御（ＣＡＣ）を行うことが可能である。ＡＴＭ網の縁部
において、境界即ちエッジＭＳＷは、ＡＴＭ網内部のマ
ルチキャスト受信機を外側の送信機に対して集合させ、
あるいはその逆を行う場合に役に立つ。ネットワークア
ーキテクチュアの例が図２に示されている。その図は、
３つのＬＩＳ（６、７、８）から成るＡＴＭ網１を示し
ている。ＬＩＳ６及びＬＩＳ８は、ＬＩＳ用のＭＳＷ９
とも表される単一のＡＴＭスイッチをそれぞれ有してい
る。ＬＩＳ７は２つのＡＴＭスイッチを有しており、一
つは、ＭＳＷ９と表されるが、他方のＡＴＭスイッチ３
は、ＩＰマルチキャスティングあるいはＲＳＶＰ操作に
関与しない。
【００３８】各マルチキャストスイッチ（ＭＳＷ）９
は、ポイントツーマルチポイントＶＣを使用してＡＴＭ
網内の他の全てのＭＳＷに通信できると考えられてい
る。ＭＳＷ間のこのようなＶＣは、ＵＮＩシグナリング
を用いて確立される。ＡＴＭ網が非常に大きくて、ＭＳ
Ｗ間のポイントツーマルチポイントＶＣが実行不可能に
なった場合、ＰＮＮＩ階層（Ｐｒｉｖａｔｅ ｎｅｔｗ
ｏｒｋ−ｎｅｔｗｏｒｋｉｎｔｅｒｆａｃｅ ｓｐｅｃ
ｉｆｉｃａｔｉｏｎ ｖｅｒｓｉｏｎ １．０（ＰＮＮ
Ｉ１．０）， Ｔｈｅ ＡＴＭ Ｆｏｒｕｍ Ｔｅｃｈ
ｎｉｃａｌ Ｃｏｍｍｉｔｔｅｅ， Ｍａｒｃｈ １９
９６を参照いただきたい）に似たＭＳＷの階層が、全体
のＡＴＭ網をカバーするために必要となる。このような
場合、ＭＳＷのグループが、次にレベルに高いグループ
でそれらを表すために、その中からグループリーダーを
選択する。ＰＮＮＩ階層を使用したマルチキャストルー
ティングの手法は、たとえベストエフォート型のマルチ
キャスト専用ではあるが、Ｒ．Ｖｅｎｋａｔｓｗａｒａ
ｎ ｅｔ ａｌによる、Ｈｉｅｒａｒｃｈｉｃａｌｍｕ
ｌｔｉｃａｓｔ ｒｏｕｔｉｎｇ ｉｎ ｗｉｄｅ−ａ
ｒｅａ ＡＴＭｎｅｔｗｏｒｋｓ， Ｐｒｏｃ． Ｏｆ
ｔｈｅ Ｉｎｔｌ． Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ
Ｃｏｎｆ． （ＩＣＣ´９６）， Ｊｕｎｅ １９９
６に記載されている。
は、ポイントツーマルチポイントＶＣを使用してＡＴＭ
網内の他の全てのＭＳＷに通信できると考えられてい
る。ＭＳＷ間のこのようなＶＣは、ＵＮＩシグナリング
を用いて確立される。ＡＴＭ網が非常に大きくて、ＭＳ
Ｗ間のポイントツーマルチポイントＶＣが実行不可能に
なった場合、ＰＮＮＩ階層（Ｐｒｉｖａｔｅ ｎｅｔｗ
ｏｒｋ−ｎｅｔｗｏｒｋｉｎｔｅｒｆａｃｅ ｓｐｅｃ
ｉｆｉｃａｔｉｏｎ ｖｅｒｓｉｏｎ １．０（ＰＮＮ
Ｉ１．０）， Ｔｈｅ ＡＴＭ Ｆｏｒｕｍ Ｔｅｃｈ
ｎｉｃａｌ Ｃｏｍｍｉｔｔｅｅ， Ｍａｒｃｈ １９
９６を参照いただきたい）に似たＭＳＷの階層が、全体
のＡＴＭ網をカバーするために必要となる。このような
場合、ＭＳＷのグループが、次にレベルに高いグループ
でそれらを表すために、その中からグループリーダーを
選択する。ＰＮＮＩ階層を使用したマルチキャストルー
ティングの手法は、たとえベストエフォート型のマルチ
キャスト専用ではあるが、Ｒ．Ｖｅｎｋａｔｓｗａｒａ
ｎ ｅｔ ａｌによる、Ｈｉｅｒａｒｃｈｉｃａｌｍｕ
ｌｔｉｃａｓｔ ｒｏｕｔｉｎｇ ｉｎ ｗｉｄｅ−ａ
ｒｅａ ＡＴＭｎｅｔｗｏｒｋｓ， Ｐｒｏｃ． Ｏｆ
ｔｈｅ Ｉｎｔｌ． Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ
Ｃｏｎｆ． （ＩＣＣ´９６）， Ｊｕｎｅ １９９
６に記載されている。
【００３９】［マルチキャストスイッチ（ＭＳＷ）］図
３はマルチキャストスイッチ（ＭＳＷ）９のアーキテク
チュアを示している。ＭＳＷは、セル送信のためのＶＣ
変換テーブルを確立することができるスイッチハードウ
ェア及びスイッチ制御装置１０によって構成されてい
る。図に示されている他の様々な構成部品は、以下に記
載されているとおりである。ＲＳＶＰメッセージ処理装
置１１はＡＴＭ網、ローカルＡＴＭホスト、及び外部の
ＩＰルータ内の他のＭＳＷからのＲＳＶＰメッセージを
終端させる。メッセージ処理装置はまた、スイッチを通
る各ＲＳＶＰフローに対してソフト状態を維持するＲＳ
ＶＰプロトコルをも実行する。ＲＳＶＰ処理装置によっ
て新しいフロー用の資源確保が受理されると、ＲＳＶＰ
メッセージ処理装置は、呼受付制御（ＣＡＣ）機能１２
に諮って、十分な資源が新しいフロー用に確保できるか
どうか決定する。もし、確保できるならば、ＲＳＶＰメ
ッセージ処理装置は、新しいフロー用にＬＩＳ内あるい
はＬＩＳ間のＶＣを確立するために適切な措置を講じる
よう、ＶＣ管理機能１３に要求する。ＶＣ管理機能は、
ＬＩＳ内及びＬＩＳ間のＶＣを確立するためにＵＮＩシ
グナリング機能１３ａを使用する。これらのＶＣがＭＳ
Ｗによって終端するため、ＵＮＩシグナリングはＭＳＷ
間にあるＬＩＳ間ＶＣに対しても使用される。ＶＣ管理
機能はまた、現在はＭＳＷによって１つに終端している
が、既存の２つのＶＣを連結することができるＶＣの連
結機能１３ｂをも使用する。ＶＣ管理については後程詳
しく述べることにする。
３はマルチキャストスイッチ（ＭＳＷ）９のアーキテク
チュアを示している。ＭＳＷは、セル送信のためのＶＣ
変換テーブルを確立することができるスイッチハードウ
ェア及びスイッチ制御装置１０によって構成されてい
る。図に示されている他の様々な構成部品は、以下に記
載されているとおりである。ＲＳＶＰメッセージ処理装
置１１はＡＴＭ網、ローカルＡＴＭホスト、及び外部の
ＩＰルータ内の他のＭＳＷからのＲＳＶＰメッセージを
終端させる。メッセージ処理装置はまた、スイッチを通
る各ＲＳＶＰフローに対してソフト状態を維持するＲＳ
ＶＰプロトコルをも実行する。ＲＳＶＰ処理装置によっ
て新しいフロー用の資源確保が受理されると、ＲＳＶＰ
メッセージ処理装置は、呼受付制御（ＣＡＣ）機能１２
に諮って、十分な資源が新しいフロー用に確保できるか
どうか決定する。もし、確保できるならば、ＲＳＶＰメ
ッセージ処理装置は、新しいフロー用にＬＩＳ内あるい
はＬＩＳ間のＶＣを確立するために適切な措置を講じる
よう、ＶＣ管理機能１３に要求する。ＶＣ管理機能は、
ＬＩＳ内及びＬＩＳ間のＶＣを確立するためにＵＮＩシ
グナリング機能１３ａを使用する。これらのＶＣがＭＳ
Ｗによって終端するため、ＵＮＩシグナリングはＭＳＷ
間にあるＬＩＳ間ＶＣに対しても使用される。ＶＣ管理
機能はまた、現在はＭＳＷによって１つに終端している
が、既存の２つのＶＣを連結することができるＶＣの連
結機能１３ｂをも使用する。ＶＣ管理については後程詳
しく述べることにする。
【００４０】マルチキャストスイッチのマルチキャスト
ルーティング部品１４は３つの部品からなっている。第
１の部分１４ａはＬＩＳ用のグループメンバー情報を維
持する役割を担っている。このような情報は、ローカル
マルチキャストアドレスレゾルーションサーバ（ＭＡＲ
Ｓ）によって提供される。Ｇ．Ｊ． Ａｒｍｉｔａｇｅ
による、Ｓｕｐｐｏｒｔ ｆｏｒ ｍｕｌｔｉｃａｓｔ
ｏｖｅｒ ＵＮＩ３．０／３．１ ｂａｓｅｄ ＡＴ
Ｍ ｎｅｔｗｏｒｋｓ， Ｒｅｑｕｅｓｔｆｏｒ ｃｏ
ｍｍｅｎｔｓ ２０２２， Ｎｏｖｅｍｂｅｒ １９９
６を参照いただきたい。第２の部分１４ｂは、ＡＴＭ網
内の他のＭＳＷで実行される対等機能と通信する役割を
担っている。この部分は、要約されたローカルメンバー
情報を他のＭＳＷと交換する。この情報は、後述のよう
に、ＭＳＷはこの情報を利用して、ベストエフォート型
及びＱｏＳベースのマルチキャストツリーをＭＳＷ間に
確立する。マルチキャストルーティング構成部品１４の
第３の部分１４ｃは、インタードメインマルチキャスト
ルーティング（ＩＤＭＲ）プロトコルインターフェース
を、ＡＴＭ網の外側に位置するＩＰルータに提供する。
このインターフェースは、サポートされている各ＩＤＭ
Ｒプロトコル用のマルチキャストルーティングコードか
らなり、外部ルータと相互作用し、それらルータにマル
チキャストルーティングとＡＴＭ網に関するメンバー情
報を送信し、それらから、外部ネットワークに関する同
様の情報を受信する。内部ＭＳＷ９が直接外部ルータと
通信しないため、ＩＤＭＲインターフェースは図２に示
すように、エッジＭＳＷ４でのみ必要とされる。
ルーティング部品１４は３つの部品からなっている。第
１の部分１４ａはＬＩＳ用のグループメンバー情報を維
持する役割を担っている。このような情報は、ローカル
マルチキャストアドレスレゾルーションサーバ（ＭＡＲ
Ｓ）によって提供される。Ｇ．Ｊ． Ａｒｍｉｔａｇｅ
による、Ｓｕｐｐｏｒｔ ｆｏｒ ｍｕｌｔｉｃａｓｔ
ｏｖｅｒ ＵＮＩ３．０／３．１ ｂａｓｅｄ ＡＴ
Ｍ ｎｅｔｗｏｒｋｓ， Ｒｅｑｕｅｓｔｆｏｒ ｃｏ
ｍｍｅｎｔｓ ２０２２， Ｎｏｖｅｍｂｅｒ １９９
６を参照いただきたい。第２の部分１４ｂは、ＡＴＭ網
内の他のＭＳＷで実行される対等機能と通信する役割を
担っている。この部分は、要約されたローカルメンバー
情報を他のＭＳＷと交換する。この情報は、後述のよう
に、ＭＳＷはこの情報を利用して、ベストエフォート型
及びＱｏＳベースのマルチキャストツリーをＭＳＷ間に
確立する。マルチキャストルーティング構成部品１４の
第３の部分１４ｃは、インタードメインマルチキャスト
ルーティング（ＩＤＭＲ）プロトコルインターフェース
を、ＡＴＭ網の外側に位置するＩＰルータに提供する。
このインターフェースは、サポートされている各ＩＤＭ
Ｒプロトコル用のマルチキャストルーティングコードか
らなり、外部ルータと相互作用し、それらルータにマル
チキャストルーティングとＡＴＭ網に関するメンバー情
報を送信し、それらから、外部ネットワークに関する同
様の情報を受信する。内部ＭＳＷ９が直接外部ルータと
通信しないため、ＩＤＭＲインターフェースは図２に示
すように、エッジＭＳＷ４でのみ必要とされる。
【００４１】ＡＴＭネットワークを介したＩＰマルチキ
ャスト及び統合サービスをマッピングできるネットワー
クで実行されるステップを説明する。
ャスト及び統合サービスをマッピングできるネットワー
クで実行されるステップを説明する。
【００４２】１．ＲＳＶＰメッセージ用の制御ＶＣ 図４を参照すると、ＡＴＭ網１（あるいはＰＮＮＩドメ
イン）内の全てのＭＳＷはまず、それらの間にポイント
ツーマルチポイントＶＣ１５の網目を形成する。このよ
うなＶＣの一つは、リーフ（葉）として他の全てのＭＳ
Ｗを有する各ＭＳＷにルート（根）をおいている。図４
は、リーフ（葉）としてＭＳＷ１及びＭＳＷ３を有す
る、ＭＳＷ２にルート（根）をおくＶＣを示している。
他のＶＣは（簡略化のために図示されていないが）、そ
れぞれＭＳＷ１及びＭＳＷ３にルート（根）をおいてい
る。各々ＬＩＳに関するグループメンバー情報を他のＭ
ＳＷに送信するために、ＭＳＷ９はこれらの制御ＶＣを
使用する。エッジＭＳＷはまた、他のネットワークから
のグループメンバー情報を他のＭＳＷに送信する。各Ｍ
ＳＷ９は、この情報を使用して、各マルチキャストグル
ープ用にローカル送信機からのマルチキャストデータを
受信する必要がある１セットのＭＳＷを決定する。ＭＳ
Ｗ９はまた制御ＶＣ１５を用いて、ＬＩＳ内の送信機か
らのＰＡＴＨメッセージを伝搬する。
イン）内の全てのＭＳＷはまず、それらの間にポイント
ツーマルチポイントＶＣ１５の網目を形成する。このよ
うなＶＣの一つは、リーフ（葉）として他の全てのＭＳ
Ｗを有する各ＭＳＷにルート（根）をおいている。図４
は、リーフ（葉）としてＭＳＷ１及びＭＳＷ３を有す
る、ＭＳＷ２にルート（根）をおくＶＣを示している。
他のＶＣは（簡略化のために図示されていないが）、そ
れぞれＭＳＷ１及びＭＳＷ３にルート（根）をおいてい
る。各々ＬＩＳに関するグループメンバー情報を他のＭ
ＳＷに送信するために、ＭＳＷ９はこれらの制御ＶＣを
使用する。エッジＭＳＷはまた、他のネットワークから
のグループメンバー情報を他のＭＳＷに送信する。各Ｍ
ＳＷ９は、この情報を使用して、各マルチキャストグル
ープ用にローカル送信機からのマルチキャストデータを
受信する必要がある１セットのＭＳＷを決定する。ＭＳ
Ｗ９はまた制御ＶＣ１５を用いて、ＬＩＳ内の送信機か
らのＰＡＴＨメッセージを伝搬する。
【００４３】ＬＩＳ内のマルチキャスト受信機から発せ
られ、直接マルチキャスト送信機へと送られるＲＥＳＶ
メッセージは、受信機を含むＬＩＳ内のＭＳＷによって
単一のＲＥＳＶメッセージに集合され、それから、送信
機を含むＬＩＳ内のＭＳＷに送信される。この目的のた
めに、必要に応じてＭＳＷによって付加的なポイントツ
ーポイントＶＣが形成されてもよい。制御ＶＣ（ポイン
トツーポイント、及びポイントツーマルチポイントの両
方）は、このようなＶＣにおいて予想されるトラヒック
の量を反映する合理的なＱｏＳパラメータを伴って作成
される。
られ、直接マルチキャスト送信機へと送られるＲＥＳＶ
メッセージは、受信機を含むＬＩＳ内のＭＳＷによって
単一のＲＥＳＶメッセージに集合され、それから、送信
機を含むＬＩＳ内のＭＳＷに送信される。この目的のた
めに、必要に応じてＭＳＷによって付加的なポイントツ
ーポイントＶＣが形成されてもよい。制御ＶＣ（ポイン
トツーポイント、及びポイントツーマルチポイントの両
方）は、このようなＶＣにおいて予想されるトラヒック
の量を反映する合理的なＱｏＳパラメータを伴って作成
される。
【００４４】ＭＳＷからＬＩＳ内のマルチキャスト受信
機への制御メッセージの伝搬は、別々のポイントツーマ
ルチポイント制御ＶＣ１６を用いて行われる。このＬＩ
Ｓ内制御ＶＣ１６はＭＳＷ９にルート（根）をおき、マ
ルチキャストグループ用のローカルＭＡＲＳを伴った受
信機としてまず登録される場合、ＬＩＳ６、７、８内の
全てのマルチキャスト受信機は、リーフ（葉）ノードと
して制御ＶＣ１６に追加される。局域内外の送信機から
局域内受信機にＰＡＴＨメッセージを分配するために、
ＬＩＳ内の制御ＶＣが用いられる。ＲＥＳＶメッセージ
をＭＳＷに返送するために、マルチキャスト受信機は、
必要に応じて、個々のポイントツーポイント制御ＶＣを
用いる。図４は、各ＬＩＳ６、７、８におけるローカル
制御ＶＣと、ＬＩＳ７内のＭＳＷ９にルート（根）をお
くＬＩＳ間制御ＶＣ１５をも示している。他のＭＳＷに
ルート（根）をおく同様のＬＩＳ間制御ＶＣは簡略化の
ために図示されていないが、これまでの概念は同様に適
用される。
機への制御メッセージの伝搬は、別々のポイントツーマ
ルチポイント制御ＶＣ１６を用いて行われる。このＬＩ
Ｓ内制御ＶＣ１６はＭＳＷ９にルート（根）をおき、マ
ルチキャストグループ用のローカルＭＡＲＳを伴った受
信機としてまず登録される場合、ＬＩＳ６、７、８内の
全てのマルチキャスト受信機は、リーフ（葉）ノードと
して制御ＶＣ１６に追加される。局域内外の送信機から
局域内受信機にＰＡＴＨメッセージを分配するために、
ＬＩＳ内の制御ＶＣが用いられる。ＲＥＳＶメッセージ
をＭＳＷに返送するために、マルチキャスト受信機は、
必要に応じて、個々のポイントツーポイント制御ＶＣを
用いる。図４は、各ＬＩＳ６、７、８におけるローカル
制御ＶＣと、ＬＩＳ７内のＭＳＷ９にルート（根）をお
くＬＩＳ間制御ＶＣ１５をも示している。他のＭＳＷに
ルート（根）をおく同様のＬＩＳ間制御ＶＣは簡略化の
ために図示されていないが、これまでの概念は同様に適
用される。
【００４５】２．ＬＩＳ内のマルチキャスティング 上述のネットワークアーキテクチュアにおいて、制御Ｖ
Ｃが確立されると、各ＬＩＳ内へのマルチキャスト転送
が以下のように行われる。各ＬＳＩ内でマルチキャスト
アドレスゾルーションサーバ（ＭＡＲＳ）がＩＰマルチ
キャストアドレスを、マルチキャストグループに参加し
た受信機のＡＴＭアドレスへ分解する。
Ｃが確立されると、各ＬＩＳ内へのマルチキャスト転送
が以下のように行われる。各ＬＳＩ内でマルチキャスト
アドレスゾルーションサーバ（ＭＡＲＳ）がＩＰマルチ
キャストアドレスを、マルチキャストグループに参加し
た受信機のＡＴＭアドレスへ分解する。
【００４６】図５を参照すると、ＬＩＳ６Ａ内の簡単な
マルチキャスティングシナリオでは、ＡＴＭホストであ
り、マルチキャストグループを連結したい受信機１７及
び１８はまず、ローカルＭＡＲＳ（図示されていない）
にＡＴＭアドレス及びマルチキャストグループアドレス
を登録する。ＭＳＷ９はまた、全マルチキャスト信号を
受ける受信機、及び全てのＩＰマルチキャストアドレス
用のマルチキャストサーバー（ＭＣＳ）としてローカル
ＭＡＲＳを登録もする。ＬＩＳ内のマルチキャスト送信
機１９は、送信機として自身のＡＴＭアドレスと、デー
タを送信したいＩＰマルチキャストグループのアドレス
をローカルＭＡＲＳに登録する。ＭＳＷ９は、ＬＩＳ６
Ａ用のマルチキャストサーバーでもあるので、ＭＡＲＳ
は、マルチキャストの唯一の受信機としてＭＳＷ９のＡ
ＴＭアドレスを返送する。送信機１９は、次に、ＭＳＷ
９を有するベストエフォート型のポイントツーポイント
ＶＣ（図示されていない）を確立するステップに進み、
このＶＣにおいてマルチキャストデータの送信を開始す
る。ＭＳＷ９は、送信機がデータを送信しているマルチ
キャストグループのメンバーとしてＭＡＲＳに登録した
ＡＴＭホスト１７及び１８（受信機）のリストを獲得
し、これらのホストへのベストエフォート型のポイント
ツーポイントデータＶＣを確立する。送信機１９から受
信されたマルチキャストデータは、ショートカットルー
ティングを使用してＶＣ２０に送信される。マルチキャ
ストグループメンバーの変更は、ＭＡＲＳを用いてＭＳ
Ｗ９に伝えられる。これらの変更が受信されると、ＭＳ
Ｗ９は適宜に、ポイントツーポイントベストエフォート
型データＶＣ２０にリーフ（葉）ノードを付加、あるい
はそこからリーフ（葉）ノードを除去する。
マルチキャスティングシナリオでは、ＡＴＭホストであ
り、マルチキャストグループを連結したい受信機１７及
び１８はまず、ローカルＭＡＲＳ（図示されていない）
にＡＴＭアドレス及びマルチキャストグループアドレス
を登録する。ＭＳＷ９はまた、全マルチキャスト信号を
受ける受信機、及び全てのＩＰマルチキャストアドレス
用のマルチキャストサーバー（ＭＣＳ）としてローカル
ＭＡＲＳを登録もする。ＬＩＳ内のマルチキャスト送信
機１９は、送信機として自身のＡＴＭアドレスと、デー
タを送信したいＩＰマルチキャストグループのアドレス
をローカルＭＡＲＳに登録する。ＭＳＷ９は、ＬＩＳ６
Ａ用のマルチキャストサーバーでもあるので、ＭＡＲＳ
は、マルチキャストの唯一の受信機としてＭＳＷ９のＡ
ＴＭアドレスを返送する。送信機１９は、次に、ＭＳＷ
９を有するベストエフォート型のポイントツーポイント
ＶＣ（図示されていない）を確立するステップに進み、
このＶＣにおいてマルチキャストデータの送信を開始す
る。ＭＳＷ９は、送信機がデータを送信しているマルチ
キャストグループのメンバーとしてＭＡＲＳに登録した
ＡＴＭホスト１７及び１８（受信機）のリストを獲得
し、これらのホストへのベストエフォート型のポイント
ツーポイントデータＶＣを確立する。送信機１９から受
信されたマルチキャストデータは、ショートカットルー
ティングを使用してＶＣ２０に送信される。マルチキャ
ストグループメンバーの変更は、ＭＡＲＳを用いてＭＳ
Ｗ９に伝えられる。これらの変更が受信されると、ＭＳ
Ｗ９は適宜に、ポイントツーポイントベストエフォート
型データＶＣ２０にリーフ（葉）ノードを付加、あるい
はそこからリーフ（葉）ノードを除去する。
【００４７】ＭＳＷはまた、後述のように、送信機から
他のＬＩＳへ受信されたデータパケットを送信する。Ｒ
ＳＶＰを用いてＬＩＳ内でＱｏＳベースのマルチキャス
トを可能にするために、送信機１９は、別個の制御ＶＣ
（図示されていない）上のＭＳＷ９にＰＡＴＨメッセー
ジを送信し、この制御ＶＣは、ＬＩＳ内ポイントツーマ
ルチポイント制御ＶＣ（図示されていない）上でＭＳＷ
９を用いてローカル受信機１７、１８に送信される。こ
れに応じて、ＱｏＳベースのマルチキャストが望ましい
ローカル受信機１７は、資源確保を示している個々の制
御ＶＣ（図示されていない）上のＭＳＷ９にＲＥＳＶメ
ッセージを送信する。ローカル受信機からのＲＥＳＶメ
ッセージを要約している集合ＲＥＳＶメッセージは、Ｍ
ＳＷ９によって送信機１９へと送られる。それから送信
機は、集合ＲＥＳＶメッセージから派生したＱｏＳパラ
メータを有するＭＳＷ９へのもう一つのＶＣ２１を確立
し、新しいＶＣ２１上でマルチキャストデータの送信を
始める。送信機からＭＳＷ９への古いベストエフォート
型のデータＶＣは削除される。ＭＳＷ９はまた、ＱｏＳ
サービスを必要としているローカル受信機１７への新し
いＱｏＳベースのポイントツーマルチポイントＶＣ２２
を確立する。ベストエフォート型ＶＣ２０はベストエフ
ォート型受信機１８の役に立つ機能を保ってはいるもの
の、これらの受信機はベストエフォート型データＶＣ２
０から離脱する。送信機からの入りＱｏＳＶＣ２１は、
ＭＳＷによって２つの出ポイントツーマルチポイントＶ
Ｃ２０及び２２（ベストエフォート及びＱｏＳベースの
もの）に連結され、ＬＩＳ内のデータのショートカット
転送が確実となる。
他のＬＩＳへ受信されたデータパケットを送信する。Ｒ
ＳＶＰを用いてＬＩＳ内でＱｏＳベースのマルチキャス
トを可能にするために、送信機１９は、別個の制御ＶＣ
（図示されていない）上のＭＳＷ９にＰＡＴＨメッセー
ジを送信し、この制御ＶＣは、ＬＩＳ内ポイントツーマ
ルチポイント制御ＶＣ（図示されていない）上でＭＳＷ
９を用いてローカル受信機１７、１８に送信される。こ
れに応じて、ＱｏＳベースのマルチキャストが望ましい
ローカル受信機１７は、資源確保を示している個々の制
御ＶＣ（図示されていない）上のＭＳＷ９にＲＥＳＶメ
ッセージを送信する。ローカル受信機からのＲＥＳＶメ
ッセージを要約している集合ＲＥＳＶメッセージは、Ｍ
ＳＷ９によって送信機１９へと送られる。それから送信
機は、集合ＲＥＳＶメッセージから派生したＱｏＳパラ
メータを有するＭＳＷ９へのもう一つのＶＣ２１を確立
し、新しいＶＣ２１上でマルチキャストデータの送信を
始める。送信機からＭＳＷ９への古いベストエフォート
型のデータＶＣは削除される。ＭＳＷ９はまた、ＱｏＳ
サービスを必要としているローカル受信機１７への新し
いＱｏＳベースのポイントツーマルチポイントＶＣ２２
を確立する。ベストエフォート型ＶＣ２０はベストエフ
ォート型受信機１８の役に立つ機能を保ってはいるもの
の、これらの受信機はベストエフォート型データＶＣ２
０から離脱する。送信機からの入りＱｏＳＶＣ２１は、
ＭＳＷによって２つの出ポイントツーマルチポイントＶ
Ｃ２０及び２２（ベストエフォート及びＱｏＳベースの
もの）に連結され、ＬＩＳ内のデータのショートカット
転送が確実となる。
【００４８】マルチキャストサーバー（ＭＣＳ）として
ＭＳＷを使用することには２つの利点がある。第１に、
マルチキャスト送信機は、マルチキャストグループに受
信機が加入し、あるいはそこから離脱することによって
生じる変化を維持するＶＣエンドポイントを管理すると
いう負担から解放される。第２に、ＭＳＷは、資源の利
用の可能性や位置的に構成された方針に基づく受信機の
異質性、送信機の集合、ショートカットルーティング等
のさまざまな特性をサポートすることができる。
ＭＳＷを使用することには２つの利点がある。第１に、
マルチキャスト送信機は、マルチキャストグループに受
信機が加入し、あるいはそこから離脱することによって
生じる変化を維持するＶＣエンドポイントを管理すると
いう負担から解放される。第２に、ＭＳＷは、資源の利
用の可能性や位置的に構成された方針に基づく受信機の
異質性、送信機の集合、ショートカットルーティング等
のさまざまな特性をサポートすることができる。
【００４９】３．ＬＩＳ境界を横切るマルチキャスティ
ング ＩＰマルチキャストルータのように、ＭＳＷは、ＬＩＳ
内の受信機を外部の送信機用に集合し、外部の受信機は
ローカル送信機用に集合する。しかしながら、マルチキ
ャストルータとは異なり、ＭＳＷは最小のルーティング
サポートでもってＬＩＳ内及びＬＩＳ間の両方へのショ
ートカットマルチキャスト送信を可能にする。ＬＩＳ間
のマルチキャストツリーは、ローカル送信機を有するＭ
ＳＷにルート（根）をおくベストエフォート型のポイン
トツーマルチポイントＶＣとして最初に形成され、ロー
カル受信機を有する他のＭＳＷはリーフ（葉）ノードを
形成する。各ＬＩＳ内にマルチキャスト分配のために作
成されたローカルＶＣは、ＬＩＳ間のツリーに連結さ
れ、したがって、完全なマルチキャストツリーを形成す
る。単一のツリーにおいて複数の送信機からのトラヒッ
クを集合することは可能ではあるが、各送信機に対して
このようなツリーが１つずつ作成される。
ング ＩＰマルチキャストルータのように、ＭＳＷは、ＬＩＳ
内の受信機を外部の送信機用に集合し、外部の受信機は
ローカル送信機用に集合する。しかしながら、マルチキ
ャストルータとは異なり、ＭＳＷは最小のルーティング
サポートでもってＬＩＳ内及びＬＩＳ間の両方へのショ
ートカットマルチキャスト送信を可能にする。ＬＩＳ間
のマルチキャストツリーは、ローカル送信機を有するＭ
ＳＷにルート（根）をおくベストエフォート型のポイン
トツーマルチポイントＶＣとして最初に形成され、ロー
カル受信機を有する他のＭＳＷはリーフ（葉）ノードを
形成する。各ＬＩＳ内にマルチキャスト分配のために作
成されたローカルＶＣは、ＬＩＳ間のツリーに連結さ
れ、したがって、完全なマルチキャストツリーを形成す
る。単一のツリーにおいて複数の送信機からのトラヒッ
クを集合することは可能ではあるが、各送信機に対して
このようなツリーが１つずつ作成される。
【００５０】ＱｏＳベースのマルチキャストを始めるた
めに、送信機はＰＡＴＨメッセージをローカルＭＳＷに
送信し始める。これらのＰＡＴＨメッセージは、送信機
のＭＳＷによってＬＩＳ内及びＬＩＳ間の制御ＶＣ中に
送信される。他のＭＳＷは、送信機のＭＳＷからＰＡＴ
Ｈメッセージが受信されると、それぞれのＬＩＳ内にそ
れらを送信する。ＰＡＴＨメッセージを受信すると、Ｒ
ＥＳＶメッセージをここのＭＳＷに送信することによっ
て、受信機は資源要求を知らせることができる。ＭＳＷ
はローカル受信機からの資源確保要求を結合して、送信
機のＭＳＷへのＲＥＳＶメッセージを集合する。送信機
のＭＳＷは、他のＭＳＷとローカル受信機からのＲＥＳ
Ｖ要求を収集し、集合要求を送信機に送る。ローカルＭ
ＳＷからＲＥＳＶ要求を受信すると、送信機はＭＳＷを
有するローカルデータＶＣを、全ての公知の受信機の資
源確保を満たすのに十分に大きいＱｏＳを有するローカ
ルデータＶＣに更新することができる。この後、前述の
ようにＬＩＳ内にＱｏＳツリーを確立することに加え
て、ＭＳＷは、ＭＳＷを有するベストエフォート型のポ
イントツーマルチポイントデータＶＣを、全ての受信機
のＱｏＳ要求を満たすのに十分大きいＱｏＳを有するベ
ストエフォート型のポイントツーマルチポイントデータ
ＶＣに更新する。ＬＩＳ間のデータＶＣ用のＱｏＳパラ
メータは、送信機のＰＡＴＨメッセージのトラヒック仕
様（Ｔｓｐｅｃ）パラメータから得られる。そして、Ｌ
ＩＳ間データＶＣにおけるリーフ（葉）ノードである各
ＭＳＷはまた、ＱｏＳ受信機へのデータ分配のために、
ＬＩＳ内に一つ以上のポイントツーマルチポイントＱｏ
ＳＶＣを確立する。多くのローカルデータＶＣがベスト
エフォート及びＱｏＳの受信機用に確立されるＬＩＳ内
の場合と異なり、ＬＩＳ間マルチキャスト送信はたった
１つのＱｏＳＶＣを使用している。個々のＬＩＳ内での
み必要な所定の受信機異質性がサポートされる。ＬＩＳ
間マルチキャストをカバーするＲＳＶＰの動作の詳細例
は後に説明する。
めに、送信機はＰＡＴＨメッセージをローカルＭＳＷに
送信し始める。これらのＰＡＴＨメッセージは、送信機
のＭＳＷによってＬＩＳ内及びＬＩＳ間の制御ＶＣ中に
送信される。他のＭＳＷは、送信機のＭＳＷからＰＡＴ
Ｈメッセージが受信されると、それぞれのＬＩＳ内にそ
れらを送信する。ＰＡＴＨメッセージを受信すると、Ｒ
ＥＳＶメッセージをここのＭＳＷに送信することによっ
て、受信機は資源要求を知らせることができる。ＭＳＷ
はローカル受信機からの資源確保要求を結合して、送信
機のＭＳＷへのＲＥＳＶメッセージを集合する。送信機
のＭＳＷは、他のＭＳＷとローカル受信機からのＲＥＳ
Ｖ要求を収集し、集合要求を送信機に送る。ローカルＭ
ＳＷからＲＥＳＶ要求を受信すると、送信機はＭＳＷを
有するローカルデータＶＣを、全ての公知の受信機の資
源確保を満たすのに十分に大きいＱｏＳを有するローカ
ルデータＶＣに更新することができる。この後、前述の
ようにＬＩＳ内にＱｏＳツリーを確立することに加え
て、ＭＳＷは、ＭＳＷを有するベストエフォート型のポ
イントツーマルチポイントデータＶＣを、全ての受信機
のＱｏＳ要求を満たすのに十分大きいＱｏＳを有するベ
ストエフォート型のポイントツーマルチポイントデータ
ＶＣに更新する。ＬＩＳ間のデータＶＣ用のＱｏＳパラ
メータは、送信機のＰＡＴＨメッセージのトラヒック仕
様（Ｔｓｐｅｃ）パラメータから得られる。そして、Ｌ
ＩＳ間データＶＣにおけるリーフ（葉）ノードである各
ＭＳＷはまた、ＱｏＳ受信機へのデータ分配のために、
ＬＩＳ内に一つ以上のポイントツーマルチポイントＱｏ
ＳＶＣを確立する。多くのローカルデータＶＣがベスト
エフォート及びＱｏＳの受信機用に確立されるＬＩＳ内
の場合と異なり、ＬＩＳ間マルチキャスト送信はたった
１つのＱｏＳＶＣを使用している。個々のＬＩＳ内での
み必要な所定の受信機異質性がサポートされる。ＬＩＳ
間マルチキャストをカバーするＲＳＶＰの動作の詳細例
は後に説明する。
【００５１】４．資源確保 ＭＳＷ間での確保はＡＴＭシグナリングプロトコルを使
用して行われるが、このプロトコルによって、ＡＴＭネ
ットワークは、ＱｏＳ及びＭＳＷ相互間のポイントツー
マルチポイントＶＣ用の経路を最良に管理することが可
能になった。このような確保は、他のＭＳＷへのポイン
トツーマルチポイントデータＶＣを作成する時に送信機
のＬＩＳを示すＭＳＷによって確立する。受信機が更に
多くなると、リーフ（葉）から始める追加機能を用いて
付加的なＭＳＷをポイントツーマルチポイントＶＣに追
加することができる。局域内（ＬＩＳ間）での確保はま
た、サポートされるべき異質性の量に関するローカルな
方針に従って、ＡＴＭシグナリングを用いてＭＳＷ及び
ローカル送信機によって処理される。
用して行われるが、このプロトコルによって、ＡＴＭネ
ットワークは、ＱｏＳ及びＭＳＷ相互間のポイントツー
マルチポイントＶＣ用の経路を最良に管理することが可
能になった。このような確保は、他のＭＳＷへのポイン
トツーマルチポイントデータＶＣを作成する時に送信機
のＬＩＳを示すＭＳＷによって確立する。受信機が更に
多くなると、リーフ（葉）から始める追加機能を用いて
付加的なＭＳＷをポイントツーマルチポイントＶＣに追
加することができる。局域内（ＬＩＳ間）での確保はま
た、サポートされるべき異質性の量に関するローカルな
方針に従って、ＡＴＭシグナリングを用いてＭＳＷ及び
ローカル送信機によって処理される。
【００５２】５．ＲＳＶＰソフト状態及びＶＣ切断 ＲＳＶＰソフト状態は、前述のように各ＭＳＷのＲＳＶ
Ｐ処理装置機能によって維持されている。ＲＳＶＰは、
ルータが不活動タイマを用いてＲＳＶＰフローを監視
し、決められた時間のあいだトラヒックが確認されなか
ったフロー用の状態を廃棄することを必要としている。
本発明の手法のＭＳＷは、ＬＩＳ内及びＬＩＳ間ＶＣの
管理もしているので、フローに関連するソフト状態を保
持する以上のことを行う。ＭＳＷにおけるＲＳＶＰ処理
装置機能はＲＳＶＰフローにおける活動度合を周期的に
監視する役割を担っている。活動的なフローに対して、
送信機及び受信機は、それぞれにＰＡＴＨ及びＲＥＳＶ
を周期的に送信しなければならないが、決められた時間
にこのようなメッセージがない場合は、ＲＳＶＰ処理装
置はフロー上のデータトラヒックの状態についてスイッ
チハードウェアに照会する必要がある。もし、スイッチ
ハードウェアからの応答が、問題のフローが設定された
時間切れを超越した期間不活動にあったことを確認する
場合、フローの状態は破棄され、関連するＶＣはいずれ
もクリアにされる。
Ｐ処理装置機能によって維持されている。ＲＳＶＰは、
ルータが不活動タイマを用いてＲＳＶＰフローを監視
し、決められた時間のあいだトラヒックが確認されなか
ったフロー用の状態を廃棄することを必要としている。
本発明の手法のＭＳＷは、ＬＩＳ内及びＬＩＳ間ＶＣの
管理もしているので、フローに関連するソフト状態を保
持する以上のことを行う。ＭＳＷにおけるＲＳＶＰ処理
装置機能はＲＳＶＰフローにおける活動度合を周期的に
監視する役割を担っている。活動的なフローに対して、
送信機及び受信機は、それぞれにＰＡＴＨ及びＲＥＳＶ
を周期的に送信しなければならないが、決められた時間
にこのようなメッセージがない場合は、ＲＳＶＰ処理装
置はフロー上のデータトラヒックの状態についてスイッ
チハードウェアに照会する必要がある。もし、スイッチ
ハードウェアからの応答が、問題のフローが設定された
時間切れを超越した期間不活動にあったことを確認する
場合、フローの状態は破棄され、関連するＶＣはいずれ
もクリアにされる。
【００５３】６．複数の送信機及びＲＳＶＰ資源確保方
法 一つ以上の送信機が、所定の時点で同じＩＰマルチキャ
ストグループアドレスにデータトラヒックを送信するこ
とができる。ＲＳＶＰによって個々の受信機は、各々の
資源確保要求にフィルタを関連づけることができる。こ
のフィルタは、資源予約が一つの送信機（固定フィル
タ）、リストアップした送信機（共有の明示フィル
タ）あるいは、現在及び将来の全ての送信機（ワイル
ドカードフィルタ）から送信されるデータに確保が適用
されるかどうかを示す。
法 一つ以上の送信機が、所定の時点で同じＩＰマルチキャ
ストグループアドレスにデータトラヒックを送信するこ
とができる。ＲＳＶＰによって個々の受信機は、各々の
資源確保要求にフィルタを関連づけることができる。こ
のフィルタは、資源予約が一つの送信機（固定フィル
タ）、リストアップした送信機（共有の明示フィル
タ）あるいは、現在及び将来の全ての送信機（ワイル
ドカードフィルタ）から送信されるデータに確保が適用
されるかどうかを示す。
【００５４】ここに記載されているネットワークアーキ
テクチュアは、各マルチキャスト送信機ごとに省略時解
釈によって（ＬＩＳ内及びＬＩＳ間ＶＣからなる）別個
のマルチキャストツリーを構築する。各ＭＳＷが、別個
のＶＣ上の異なった送信機から発せられるデータを受信
するため、ＡＴＭ網内にある全てのマルチキャスト受信
機が固定フィルタスタイルを要求することが理想的であ
る。他の２つのスタイルに対するサポートもまた、以下
の２つの方法のうちの一つを用いて提供されることがで
きる。
テクチュアは、各マルチキャスト送信機ごとに省略時解
釈によって（ＬＩＳ内及びＬＩＳ間ＶＣからなる）別個
のマルチキャストツリーを構築する。各ＭＳＷが、別個
のＶＣ上の異なった送信機から発せられるデータを受信
するため、ＡＴＭ網内にある全てのマルチキャスト受信
機が固定フィルタスタイルを要求することが理想的であ
る。他の２つのスタイルに対するサポートもまた、以下
の２つの方法のうちの一つを用いて提供されることがで
きる。
【００５５】（１）別のＬＩＳ内ＶＣがＭＳＷによって
各送信機ごとに維持され、受信機によって要求されるフ
ィルタスタイルに合う送信機の数に応じて、一つ以上の
ＶＣにローカル受信機を加えることができる。
各送信機ごとに維持され、受信機によって要求されるフ
ィルタスタイルに合う送信機の数に応じて、一つ以上の
ＶＣにローカル受信機を加えることができる。
【００５６】（２）受信機によって要求されるフィルタ
スタイル及びＱｏＳパラメータに応じて、各ＭＳＷはＬ
ＩＳ内にあるマルチキャスト受信機を異なったグループ
に配置することができる。同様のＱｏＳパラメータ及び
同じ送信機のリストを要求した受信機は、一つのグルー
プに配置される得る。次に、このようなグループそれぞ
れが、異なったＬＩＳ間ＶＣに追加される。このような
方法で、ワイルドカードフィルタ（及び同様のＱｏＳパ
ラメータ）を要求した受信機は、１つのデータＶＣに配
置される。同様に、異なった（一つ以上の）送信機の組
み合わせを明らかに要求した受信機は、異なったデータ
ＶＣに配置される。ＭＳＷは、ネットワーク管理者によ
って上記の方法のいずれかが使用されるように形成され
る。
スタイル及びＱｏＳパラメータに応じて、各ＭＳＷはＬ
ＩＳ内にあるマルチキャスト受信機を異なったグループ
に配置することができる。同様のＱｏＳパラメータ及び
同じ送信機のリストを要求した受信機は、一つのグルー
プに配置される得る。次に、このようなグループそれぞ
れが、異なったＬＩＳ間ＶＣに追加される。このような
方法で、ワイルドカードフィルタ（及び同様のＱｏＳパ
ラメータ）を要求した受信機は、１つのデータＶＣに配
置される。同様に、異なった（一つ以上の）送信機の組
み合わせを明らかに要求した受信機は、異なったデータ
ＶＣに配置される。ＭＳＷは、ネットワーク管理者によ
って上記の方法のいずれかが使用されるように形成され
る。
【００５７】７．外部送信機 前述のように、ここで説明されているネットワークアー
キテクチュア内の内部（縁部ではない）ＭＳＷはＩＤＭ
Ｒ（インタードメインマルチキャストルーティング）イ
ンターフェースを有していない。というのも、このよう
なＭＳＷは完全に仕上がったＩＰマルチキャストルーテ
ィングプロトコルを実行する必要がないからである。各
ＭＳＷのＬＩＳにおける送信機と受信機の存在に関す
る、ＬＩＳ間ＶＣを確立するために必要な唯一の情報
が、制御ＶＣを用いてＭＳＷ間で変換される。更に、Ｌ
ＩＳ間ＶＣを確立するために必要な情報はローカルＭＡ
ＲＳから各ＭＳＷに利用することができる。この情報が
与えられることによって、ＭＳＷはＡＴＭ網内の各送信
機に対してマルチキャストツリーを確立することができ
る。
キテクチュア内の内部（縁部ではない）ＭＳＷはＩＤＭ
Ｒ（インタードメインマルチキャストルーティング）イ
ンターフェースを有していない。というのも、このよう
なＭＳＷは完全に仕上がったＩＰマルチキャストルーテ
ィングプロトコルを実行する必要がないからである。各
ＭＳＷのＬＩＳにおける送信機と受信機の存在に関す
る、ＬＩＳ間ＶＣを確立するために必要な唯一の情報
が、制御ＶＣを用いてＭＳＷ間で変換される。更に、Ｌ
ＩＳ間ＶＣを確立するために必要な情報はローカルＭＡ
ＲＳから各ＭＳＷに利用することができる。この情報が
与えられることによって、ＭＳＷはＡＴＭ網内の各送信
機に対してマルチキャストツリーを確立することができ
る。
【００５８】しかしながら、マルチキャストグループが
外部送信機を有する場合、このような送信機が発するト
ラヒックは、１つ以上のエッジＭＳＷに届いてしまう。
もし各エッジＭＳＷがＡＴＭ網内にマルチキャストツリ
ーを作成する場合、同じ送信機に対して（異なったエッ
ジＭＳＷによって）マルチキャストツリーが作成されて
しまうであろう。内部ＭＳＷが完全に仕上がったＩＰマ
ルチキャストルーティングプロトコルを実行しないた
め、それらはマルチキャストデータの即時資源として１
つのエッジスイッチを他のスイッチから選択することが
できない。この結果、データパケットの複数の複写物が
ＡＴＭ網内の受信機に送信され、明らかに望ましくな
い。ＡＴＭ網内で複数のデータの重複を避けるために、
ＡＴＭ網内の全てのエッジＭＳＷが互いに協力して、そ
れら自身の間で外部送信機を区分する。このような区分
を行った後、所定の外部送信機に対して、その送信機か
ら発せられるデータをＡＴＭ網に送る一つのエッジＭＳ
Ｗが存在することになる。このエッジＭＳＷは、外部送
信機用にＡＴＭ網内のＬＩＳ間及びＬＩＳ内ＶＣを作成
し始める唯一のエッジＭＳＷである。この点に関して、
エッジＭＳＷは距離ベクトルマルチキャストルーティン
グプロトコルの共有ネットワーク上のマルチキャストル
ータと同様に動作し（Ｄ．Ｗａｉｔｚｍａｎ， ｅｔ
ａｌ， Ｄｉｓｔａｎｃｅ Ｖｅｃｔｏｒ Ｍｕｌｔｉ
ｃａｓｔ Ｒｏｕｔｉｎｇ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ， Ｎｅ
ｔｗｏｒｋｉｎｇ Ｇｒｏｕｐ， Ｒｅｑｕｅｓｔ ｆ
ｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔｓ １０７５， Ｎｏｖｅｍｂｅ
ｒ １９８８を参照のこと）、ここで、マルチキャスト
データを所定のマルチキャスト資源に対する共有ネット
ワークに送信するために一つのルータが選択される。エ
ッジＭＳＷに対して、全体のＡＴＭ網が共有ネットワー
クを構成する。
外部送信機を有する場合、このような送信機が発するト
ラヒックは、１つ以上のエッジＭＳＷに届いてしまう。
もし各エッジＭＳＷがＡＴＭ網内にマルチキャストツリ
ーを作成する場合、同じ送信機に対して（異なったエッ
ジＭＳＷによって）マルチキャストツリーが作成されて
しまうであろう。内部ＭＳＷが完全に仕上がったＩＰマ
ルチキャストルーティングプロトコルを実行しないた
め、それらはマルチキャストデータの即時資源として１
つのエッジスイッチを他のスイッチから選択することが
できない。この結果、データパケットの複数の複写物が
ＡＴＭ網内の受信機に送信され、明らかに望ましくな
い。ＡＴＭ網内で複数のデータの重複を避けるために、
ＡＴＭ網内の全てのエッジＭＳＷが互いに協力して、そ
れら自身の間で外部送信機を区分する。このような区分
を行った後、所定の外部送信機に対して、その送信機か
ら発せられるデータをＡＴＭ網に送る一つのエッジＭＳ
Ｗが存在することになる。このエッジＭＳＷは、外部送
信機用にＡＴＭ網内のＬＩＳ間及びＬＩＳ内ＶＣを作成
し始める唯一のエッジＭＳＷである。この点に関して、
エッジＭＳＷは距離ベクトルマルチキャストルーティン
グプロトコルの共有ネットワーク上のマルチキャストル
ータと同様に動作し（Ｄ．Ｗａｉｔｚｍａｎ， ｅｔ
ａｌ， Ｄｉｓｔａｎｃｅ Ｖｅｃｔｏｒ Ｍｕｌｔｉ
ｃａｓｔ Ｒｏｕｔｉｎｇ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ， Ｎｅ
ｔｗｏｒｋｉｎｇ Ｇｒｏｕｐ， Ｒｅｑｕｅｓｔ ｆ
ｏｒ Ｃｏｍｍｅｎｔｓ １０７５， Ｎｏｖｅｍｂｅ
ｒ １９８８を参照のこと）、ここで、マルチキャスト
データを所定のマルチキャスト資源に対する共有ネット
ワークに送信するために一つのルータが選択される。エ
ッジＭＳＷに対して、全体のＡＴＭ網が共有ネットワー
クを構成する。
【００５９】［ＲＳＶＰの動作例］本発明のネットワー
クアーキテクチュアにおけるＲＳＶＰの動作例を、図６
に示すように、３つのＬＩＳを有するＡＴＭ網１を参照
して説明する。図６に示すように、動作例の段階Ｉにお
いては、ＡＴＭ網内にデータＶＣは確立されていない。
ＬＩＳ内及びＬＩＳ間制御ＶＣは、ＲＳＶＰ動作が行わ
れる前に確立されなければならないが、このようなＶＣ
は図面を明快にするために省略してある。このマルチキ
ャストセッションの例では、送信機Ｓ２３がＬＩＳ７に
設けられている。３つの受信機２４、２５、２７は全
て、或るＱｏＳを有するＳ２３によって送信されるデー
タを受信する（簡略化するために、３つ全てが同じＱｏ
Ｓパラメータを必要とすると仮定する）。更に、受信機
２６、２８は、ＱｏＳ確保がない、すなわち、ベストエ
フォート型のプロトコルを有するマルチキャストデータ
を受信するよう意図されている。それに加えて、ＡＴＭ
網１の外部には、送信機Ｓ２３から発せられたマルチキ
ャストトラヒックを、２つのエッジＭＳＷ（ＭＳＷ４及
びＭＳＷ５）２９、３０によって受信することが望まし
いＲＳＶＰ受信機がある（図示されていない）。
クアーキテクチュアにおけるＲＳＶＰの動作例を、図６
に示すように、３つのＬＩＳを有するＡＴＭ網１を参照
して説明する。図６に示すように、動作例の段階Ｉにお
いては、ＡＴＭ網内にデータＶＣは確立されていない。
ＬＩＳ内及びＬＩＳ間制御ＶＣは、ＲＳＶＰ動作が行わ
れる前に確立されなければならないが、このようなＶＣ
は図面を明快にするために省略してある。このマルチキ
ャストセッションの例では、送信機Ｓ２３がＬＩＳ７に
設けられている。３つの受信機２４、２５、２７は全
て、或るＱｏＳを有するＳ２３によって送信されるデー
タを受信する（簡略化するために、３つ全てが同じＱｏ
Ｓパラメータを必要とすると仮定する）。更に、受信機
２６、２８は、ＱｏＳ確保がない、すなわち、ベストエ
フォート型のプロトコルを有するマルチキャストデータ
を受信するよう意図されている。それに加えて、ＡＴＭ
網１の外部には、送信機Ｓ２３から発せられたマルチキ
ャストトラヒックを、２つのエッジＭＳＷ（ＭＳＷ４及
びＭＳＷ５）２９、３０によって受信することが望まし
いＲＳＶＰ受信機がある（図示されていない）。
【００６０】ここで図７を参照すると、送信機Ｓ２３は
まず、ＭＳＷ３２へのベストエフォート型ＶＣ３４を確
立し、次にＱｏＳ受信機２４へのベストエフォート型Ｖ
Ｃ３５を確立する。ＡＴＭ網１の内外両方にある他のＬ
ＩＳ内の受信機がＳ２３がデータを送信中のマルチキャ
ストグループに加入する場合、ＭＳＷ３２は、ＬＩＳ内
にローカル受信機が存在することを示しているそれぞれ
のＭＳＷ（例えば、２９、３０、３２、３３）からメン
バー更新を受信する。ＭＳＷ３２は、ローカル受信機を
有するＭＳＷ（例えば、２９、３０、３１、３３）まで
のポイントツーマルチポイントベストエフォート型ＶＣ
３６を確立するために次のステップに進む。これらのＭ
ＳＷ（例えば２９、３０、３１、３３）は、マルチキャ
ストトラヒックをローカル受信機（例えば、２５−２
８）に分配するために、各々のＬＩＳにベストエフォー
ト型ＶＣ３７を確立する。ＭＳＷ２９−３３の全てが、
送信機Ｓ２３から全てのマルチキャスト受信機までのシ
ョートカットパスを作成するために、ＬＩＳ内及びＬＩ
Ｓ間のベストエフォート型ＶＣ３４−３７を連結させ
る。図７はこのようにして確立されたマルチキャストツ
リーを示しており、これは、この動作例の段階IIに相当
する。
まず、ＭＳＷ３２へのベストエフォート型ＶＣ３４を確
立し、次にＱｏＳ受信機２４へのベストエフォート型Ｖ
Ｃ３５を確立する。ＡＴＭ網１の内外両方にある他のＬ
ＩＳ内の受信機がＳ２３がデータを送信中のマルチキャ
ストグループに加入する場合、ＭＳＷ３２は、ＬＩＳ内
にローカル受信機が存在することを示しているそれぞれ
のＭＳＷ（例えば、２９、３０、３２、３３）からメン
バー更新を受信する。ＭＳＷ３２は、ローカル受信機を
有するＭＳＷ（例えば、２９、３０、３１、３３）まで
のポイントツーマルチポイントベストエフォート型ＶＣ
３６を確立するために次のステップに進む。これらのＭ
ＳＷ（例えば２９、３０、３１、３３）は、マルチキャ
ストトラヒックをローカル受信機（例えば、２５−２
８）に分配するために、各々のＬＩＳにベストエフォー
ト型ＶＣ３７を確立する。ＭＳＷ２９−３３の全てが、
送信機Ｓ２３から全てのマルチキャスト受信機までのシ
ョートカットパスを作成するために、ＬＩＳ内及びＬＩ
Ｓ間のベストエフォート型ＶＣ３４−３７を連結させ
る。図７はこのようにして確立されたマルチキャストツ
リーを示しており、これは、この動作例の段階IIに相当
する。
【００６１】ＱｏＳ動作を始めるために、送信機Ｓ２３
はトラヒック特性を記述しているＭＳＷ３２にＰＡＴＨ
メッセージを送信する。このＰＡＴＨメッセージは、Ｍ
ＳＷ３２によってＬＩＳ内及びＬＩＳ間制御ＶＣ（図示
されていない）を介して分配される。他のＭＳＷ（例え
ば、３１、３３）がＰＡＴＨメッセージを受信する場
合、それらは次に各々のＬＩＳ（例えば６、８）内に分
配する。エッジＭＳＷ（例えば２９、３０）もまた、Ｐ
ＡＴＨメッセージを外部ネットワークに送信する。ＰＡ
ＴＨメッセージを受信した後、受信機２４、２５、２７
は、ＲＥＳＶメッセージをそれぞれのＭＳＷ３２、３１
及び３３に送信することによってＱｏＳトラヒックを受
信したいという希望を表示する。ここで、ＭＳＷ２９及
びＭＳＷ３０によって到達可能なＡＴＭ網１の外にある
いくつかの受信機もまた、最終的にＭＳＷ２９及びＭＳ
Ｗ３０に到達するＲＥＳＶメッセージを用いてＱｏＳト
ラヒックを要求するものと仮定する。ＬＩＳ内（あるい
はそのダウンストリーム側に）ＱｏＳ受信機を有する
（全てのエッジＭＳＷを含む）各ＭＳＷは、それぞれの
ＬＩＳにある受信機によって要求される資源確保を要約
する別のポイントツーポイント制御ＶＣ（図示されてい
ない）を用いて、ＲＥＳＶメッセージをＭＳＷ３２に送
信する。その後、ＭＳＷ３２は、Ｓ２３とそれ自身の間
のポイントツーポイントＶＣに必要な確保を表示する集
合ＲＥＳＶメッセージをＳ２３に送信する。
はトラヒック特性を記述しているＭＳＷ３２にＰＡＴＨ
メッセージを送信する。このＰＡＴＨメッセージは、Ｍ
ＳＷ３２によってＬＩＳ内及びＬＩＳ間制御ＶＣ（図示
されていない）を介して分配される。他のＭＳＷ（例え
ば、３１、３３）がＰＡＴＨメッセージを受信する場
合、それらは次に各々のＬＩＳ（例えば６、８）内に分
配する。エッジＭＳＷ（例えば２９、３０）もまた、Ｐ
ＡＴＨメッセージを外部ネットワークに送信する。ＰＡ
ＴＨメッセージを受信した後、受信機２４、２５、２７
は、ＲＥＳＶメッセージをそれぞれのＭＳＷ３２、３１
及び３３に送信することによってＱｏＳトラヒックを受
信したいという希望を表示する。ここで、ＭＳＷ２９及
びＭＳＷ３０によって到達可能なＡＴＭ網１の外にある
いくつかの受信機もまた、最終的にＭＳＷ２９及びＭＳ
Ｗ３０に到達するＲＥＳＶメッセージを用いてＱｏＳト
ラヒックを要求するものと仮定する。ＬＩＳ内（あるい
はそのダウンストリーム側に）ＱｏＳ受信機を有する
（全てのエッジＭＳＷを含む）各ＭＳＷは、それぞれの
ＬＩＳにある受信機によって要求される資源確保を要約
する別のポイントツーポイント制御ＶＣ（図示されてい
ない）を用いて、ＲＥＳＶメッセージをＭＳＷ３２に送
信する。その後、ＭＳＷ３２は、Ｓ２３とそれ自身の間
のポイントツーポイントＶＣに必要な確保を表示する集
合ＲＥＳＶメッセージをＳ２３に送信する。
【００６２】図８を参照すると、ＭＳＷ３２からのＲＥ
ＳＶメッセージを受信した後、送信機Ｓ２３はＭＳＷ３
２へのＱｏＳＶＣ３８を確立し、新しいＶＣ３８を介し
てマルチキャストトラヒックの送信を開始する。Ｓ２３
はまた、既存のベストエフォート型ＶＣ（図７における
３４）を削除する。ＭＳＷ３２はＱｏＳ受信機２４への
ＱｏＳＶＣ３９を確立し、既存のベストエフォート型Ｖ
Ｃ（図７における３５）から受信機２４を離脱させる。
ＭＳＷ３２はまた、要求されるいかなる確保をもサポー
トできるほど大きなＱｏＳパラメータを有するＱｏＳＶ
Ｃ４０にＬＩＳ間データを分配するために、ベストエフ
ォート型ＶＣ（図７における３６）の更新もする。ただ
単にベストエフォート型受信機を有しているだけのＭＳ
Ｗは、ＱｏＳＶＣ４０上のＭＳＷ３２からのデータを受
信でき、またベストエフォート型ＶＣ３７を介してそれ
を局域内で分配することができるため、既存のＭＳＷ間
ベストエフォート型ＶＣを維持する必要がなくなる。既
存のＬＩＳ間ベストエフォート型ＶＣ（図７における３
６）はそれゆえ、廃棄され、ＱｏＳＶＣ４０がその後、
ＬＩＳ間データ送信のために使用される。ＭＳＷ間ＶＣ
４０が確立した後、ＭＳＷ３１及びＭＳＷ３３は、Ｑｏ
Ｓトラヒック２５、２７を要求した受信機へ、それぞれ
のＬＩＳ６、８内にＱｏＳデータＶＣ４１を確立する。
ベストエフォート型ＶＣがまだベストエフォート型受信
機に必要とされていても、ＱｏＳ受信機２５、２７もま
た、既存のベストエフォート型ＶＣ（図７における３
７）から離脱される。ＭＳＷ３２は、送信機Ｓ２３から
の入りＱｏＳＶＣ３８をＬＩＳ内及びＬＩＳ間の出ＶＣ
３９、４０と連結する。他のＭＳＷは、入りＬＩＳ間Ｖ
Ｃ４０を、一つ以上の出ＬＩＳ内ＶＣ３７、４１と連結
し、送信機から全てのマルチキャスト受信機（ＱｏＳ及
びベストエフォート型の両方）にショートカットパスを
提供する。最終的なＶＣの構成（段階III ）は図８に示
されている。
ＳＶメッセージを受信した後、送信機Ｓ２３はＭＳＷ３
２へのＱｏＳＶＣ３８を確立し、新しいＶＣ３８を介し
てマルチキャストトラヒックの送信を開始する。Ｓ２３
はまた、既存のベストエフォート型ＶＣ（図７における
３４）を削除する。ＭＳＷ３２はＱｏＳ受信機２４への
ＱｏＳＶＣ３９を確立し、既存のベストエフォート型Ｖ
Ｃ（図７における３５）から受信機２４を離脱させる。
ＭＳＷ３２はまた、要求されるいかなる確保をもサポー
トできるほど大きなＱｏＳパラメータを有するＱｏＳＶ
Ｃ４０にＬＩＳ間データを分配するために、ベストエフ
ォート型ＶＣ（図７における３６）の更新もする。ただ
単にベストエフォート型受信機を有しているだけのＭＳ
Ｗは、ＱｏＳＶＣ４０上のＭＳＷ３２からのデータを受
信でき、またベストエフォート型ＶＣ３７を介してそれ
を局域内で分配することができるため、既存のＭＳＷ間
ベストエフォート型ＶＣを維持する必要がなくなる。既
存のＬＩＳ間ベストエフォート型ＶＣ（図７における３
６）はそれゆえ、廃棄され、ＱｏＳＶＣ４０がその後、
ＬＩＳ間データ送信のために使用される。ＭＳＷ間ＶＣ
４０が確立した後、ＭＳＷ３１及びＭＳＷ３３は、Ｑｏ
Ｓトラヒック２５、２７を要求した受信機へ、それぞれ
のＬＩＳ６、８内にＱｏＳデータＶＣ４１を確立する。
ベストエフォート型ＶＣがまだベストエフォート型受信
機に必要とされていても、ＱｏＳ受信機２５、２７もま
た、既存のベストエフォート型ＶＣ（図７における３
７）から離脱される。ＭＳＷ３２は、送信機Ｓ２３から
の入りＱｏＳＶＣ３８をＬＩＳ内及びＬＩＳ間の出ＶＣ
３９、４０と連結する。他のＭＳＷは、入りＬＩＳ間Ｖ
Ｃ４０を、一つ以上の出ＬＩＳ内ＶＣ３７、４１と連結
し、送信機から全てのマルチキャスト受信機（ＱｏＳ及
びベストエフォート型の両方）にショートカットパスを
提供する。最終的なＶＣの構成（段階III ）は図８に示
されている。
【００６３】［サポートされる特徴］説明してきたＡＴ
Ｍを介したＩＰマルチキャスト及び統合サービスをマッ
ピングするためのネットワークアーキテクチュアはさま
ざまな特徴をサポートする。
Ｍを介したＩＰマルチキャスト及び統合サービスをマッ
ピングするためのネットワークアーキテクチュアはさま
ざまな特徴をサポートする。
【００６４】まず第１に、受信機の異質性、即ち、同じ
マルチキャストセッション内の異なった受信機が異なっ
た資源確保状態でデータを受信できることが、Ｃｒａｗ
ｌｅｙ ｅｔ ａｌによる、 Ａ Ｆｒａｍｅｗｏｒｋ
ｆｏｒ Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ
ａｎｄ ＲＳＶＰ ｏｖｅｒ ＡＴＭ， Ｉｎｔｅｒｎ
ｅｔ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ Ｔａｓｋ Ｆｏｒｃ
ｅ， ＩｎｔｅｒｎｅｔＤｒａｆｔ， ＜ｄｒａｆｔ−
ｉｅｔｆ−ｉｓｓｌｌ−ａｔｍ−ｆｒａｍｅｗｏｒｋ−
００．ｔｘｔ＞， Ｊｕｌｙ ２４， １９９７ で推
奨されているような修正された異質性のアプローチを含
む多くの形式で、ＭＳＷによってサポートされる。受信
機の異質性は、ローカル的な方針及び資源の利用可能性
によって容易に制御されるＬＩＳ内でのみサポートされ
る。十分な資源が利用可能である場合には、完全な異質
性、即ち、異なった資源確保状態でもって受信機に対す
る異なったＱｏＳＶＣをサポートすることが可能であ
る。所定のマルチキャストアドレスに対してサポートす
る異なったＶＣの数は、ローカルＭＳＷなどにおける、
バッファスペース及びＶＣの数といった利用可能な資源
の量と関係づけられる。ＭＳＷにおいて受信機の異質性
をサポートする際に、異なった待ち行列と、もし、それ
らが単一の入りＶＣから供給される場合には異なった出
ＶＣに対してこれらの待ち行列を管理するアルゴリズム
が必要になるかもしれない。入りパケットと再組み立て
し、それを異なったＱｏＳを有するいくつかの出ＶＣを
介して送信することによってソフトウェア内の受信機の
異質性をサポートすることは常に可能ではあるが、この
能力はＡＴＭスイッチハードウェア内にあるのが望まし
い。単にＬＩＳレベルでのみ受信機の異質性をサポート
すれば、ＡＴＭ網全体に本来及んでいるかもしれない同
じセッションに対して、複数のマルチキャストツリー
（要求される各ＱｏＳクラスごとに一つずつ）を確立
し、維持するといった面倒がなくなる。従って、ＭＳＷ
間の複数のＶＣを介して重複したデータパケットの複製
を送信する必要がなくなる。その代わりに、メッセージ
の重複がもしあったとしても、ＬＩＳ境界内に制限され
る。実際、ＡＴＭホストとそのスイッチはポイントツー
ポイントリンクであり、共有ネットワークではないた
め、もし、ＬＩＳがたった１つのＡＴＭスイッチ（ＭＳ
Ｗでなければならない）から成っているとすれば、完全
な受信機の異質性を有していたとしても、いかなるＡＴ
Ｍリンク上でもたった一つのデータの複製しか送信され
ない。
マルチキャストセッション内の異なった受信機が異なっ
た資源確保状態でデータを受信できることが、Ｃｒａｗ
ｌｅｙ ｅｔ ａｌによる、 Ａ Ｆｒａｍｅｗｏｒｋ
ｆｏｒ Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ
ａｎｄ ＲＳＶＰ ｏｖｅｒ ＡＴＭ， Ｉｎｔｅｒｎ
ｅｔ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ Ｔａｓｋ Ｆｏｒｃ
ｅ， ＩｎｔｅｒｎｅｔＤｒａｆｔ， ＜ｄｒａｆｔ−
ｉｅｔｆ−ｉｓｓｌｌ−ａｔｍ−ｆｒａｍｅｗｏｒｋ−
００．ｔｘｔ＞， Ｊｕｌｙ ２４， １９９７ で推
奨されているような修正された異質性のアプローチを含
む多くの形式で、ＭＳＷによってサポートされる。受信
機の異質性は、ローカル的な方針及び資源の利用可能性
によって容易に制御されるＬＩＳ内でのみサポートされ
る。十分な資源が利用可能である場合には、完全な異質
性、即ち、異なった資源確保状態でもって受信機に対す
る異なったＱｏＳＶＣをサポートすることが可能であ
る。所定のマルチキャストアドレスに対してサポートす
る異なったＶＣの数は、ローカルＭＳＷなどにおける、
バッファスペース及びＶＣの数といった利用可能な資源
の量と関係づけられる。ＭＳＷにおいて受信機の異質性
をサポートする際に、異なった待ち行列と、もし、それ
らが単一の入りＶＣから供給される場合には異なった出
ＶＣに対してこれらの待ち行列を管理するアルゴリズム
が必要になるかもしれない。入りパケットと再組み立て
し、それを異なったＱｏＳを有するいくつかの出ＶＣを
介して送信することによってソフトウェア内の受信機の
異質性をサポートすることは常に可能ではあるが、この
能力はＡＴＭスイッチハードウェア内にあるのが望まし
い。単にＬＩＳレベルでのみ受信機の異質性をサポート
すれば、ＡＴＭ網全体に本来及んでいるかもしれない同
じセッションに対して、複数のマルチキャストツリー
（要求される各ＱｏＳクラスごとに一つずつ）を確立
し、維持するといった面倒がなくなる。従って、ＭＳＷ
間の複数のＶＣを介して重複したデータパケットの複製
を送信する必要がなくなる。その代わりに、メッセージ
の重複がもしあったとしても、ＬＩＳ境界内に制限され
る。実際、ＡＴＭホストとそのスイッチはポイントツー
ポイントリンクであり、共有ネットワークではないた
め、もし、ＬＩＳがたった１つのＡＴＭスイッチ（ＭＳ
Ｗでなければならない）から成っているとすれば、完全
な受信機の異質性を有していたとしても、いかなるＡＴ
Ｍリンク上でもたった一つのデータの複製しか送信され
ない。
【００６５】第２に、マルチキャスト送信機からＡＴＭ
網内の全ての受信機へのショートカットルーティング
を、以下の別のＶＣ、即ち、１）送信機からローカルＭ
ＳＷへのポイントツーポイントＶＣ、２）送信機のＭＳ
Ｗからローカル受信機を有する他のＭＳＷへのポイント
ツーポイントＬＩＳ間ＶＣ、そして、３）マルチキャス
ト受信機を有する各ＬＩＳ内のＭＳＷとローカル受信機
の間のポイントツーマルチポイントＶＣ、を単に連結す
ることによって達成することができる。アップストリー
ム方向（他のＭＳＷあるいはローカル送信機）からのＶ
Ｃ確立要求を受信し、ダウンストリーム方向（他のＭＳ
Ｗあるいはローカル受信機への）でＶＣ確立を開始した
後、ＭＳＷはこのようにしてＶＣを連結する。あるい
は、ＩＰスイッチの手法と同様に、第１のデータパケッ
トが経路指定された通路上でＭＳＷを横切る時、連結が
行われる。ショートカットルーティングのためにＶＣを
連結したり、ＭＳＷ間データ及び制御トラヒックのため
に直接的なＶＣを使用することによって、送信機からＡ
ＴＭ網内の全ての受信機へのショートカットルーティン
グが確実となる。同時にこのような配置によって、ＲＳ
ＶＰ制御メッセージがデータとして同じ経路（同じＶＣ
ではないが）を通過することを確実にし、これによって
ＲＳＶＰＰＡＴＨメッセージは送信機から受信機へ経路
特性を正確に累積することができる。
網内の全ての受信機へのショートカットルーティング
を、以下の別のＶＣ、即ち、１）送信機からローカルＭ
ＳＷへのポイントツーポイントＶＣ、２）送信機のＭＳ
Ｗからローカル受信機を有する他のＭＳＷへのポイント
ツーポイントＬＩＳ間ＶＣ、そして、３）マルチキャス
ト受信機を有する各ＬＩＳ内のＭＳＷとローカル受信機
の間のポイントツーマルチポイントＶＣ、を単に連結す
ることによって達成することができる。アップストリー
ム方向（他のＭＳＷあるいはローカル送信機）からのＶ
Ｃ確立要求を受信し、ダウンストリーム方向（他のＭＳ
Ｗあるいはローカル受信機への）でＶＣ確立を開始した
後、ＭＳＷはこのようにしてＶＣを連結する。あるい
は、ＩＰスイッチの手法と同様に、第１のデータパケッ
トが経路指定された通路上でＭＳＷを横切る時、連結が
行われる。ショートカットルーティングのためにＶＣを
連結したり、ＭＳＷ間データ及び制御トラヒックのため
に直接的なＶＣを使用することによって、送信機からＡ
ＴＭ網内の全ての受信機へのショートカットルーティン
グが確実となる。同時にこのような配置によって、ＲＳ
ＶＰ制御メッセージがデータとして同じ経路（同じＶＣ
ではないが）を通過することを確実にし、これによって
ＲＳＶＰＰＡＴＨメッセージは送信機から受信機へ経路
特性を正確に累積することができる。
【００６６】第３に、ＡＴＭ網の境界上のエッジＭＳＷ
が、ＡＴＭ網の外側で使用されるインタードメインマル
チキャストルーティング（ＩＤＭＲ）プロトコルとのイ
ンターオペレーションを確実にする。エッジＭＳＷはＡ
ＴＭ網内で他のいかなるＭＳＷとしても機能する。事
実、ＡＴＭホストの自身のＬＩＳでさえサポートする。
更に、エッジＭＳＷはまた、適切にマルチキャストルー
ティングソフトウェアを実行し、ＡＴＭでない側で使用
されているルーティングプロトコルと正確にインターオ
ペレートする。
が、ＡＴＭ網の外側で使用されるインタードメインマル
チキャストルーティング（ＩＤＭＲ）プロトコルとのイ
ンターオペレーションを確実にする。エッジＭＳＷはＡ
ＴＭ網内で他のいかなるＭＳＷとしても機能する。事
実、ＡＴＭホストの自身のＬＩＳでさえサポートする。
更に、エッジＭＳＷはまた、適切にマルチキャストルー
ティングソフトウェアを実行し、ＡＴＭでない側で使用
されているルーティングプロトコルと正確にインターオ
ペレートする。
【００６７】第４に、ＲＳＶＰによって受信機は、マル
チキャストセッションが確立した後でも、いかなる時に
でもＱｏＳ確保を変更することができる。しかしなが
ら、ＵＮＩ４．０もＰＮＮＩも現在のところは、一度Ｖ
Ｃが確立してしまうとＱｏＳパラメータの変更をサポー
トしないため、ＡＴＭネットワーク内で動的ＱｏＳをサ
ポートすることは幾分難しい。ＡＴＭネットワークにお
ける既存のデータＶＣに対してＱｏＳを変更する唯一の
可能な方法は、修正されたＱｏＳパラメータを有する新
しいＶＣを確立し、古いＶＣから新しいＶＣへトラヒッ
クを移動することである。十分に大きいマルチキャスト
ツリーに関しては、要求されるＱｏＳの変更の多くがＱ
ｏＳ変更を要求した受信機のＬＩＳを越えて伝搬するた
め、このような変更は非常にコストがかかることがあ
る。本発明の手法では、ＬＩＳ内及びＬＩＳ間トラヒッ
クに対して別のＶＣを設けているが、ＱｏＳ変更に関す
るほとんどの要求は局域内、即ち、変更を要求したホス
トのＬＩＳ内で対応させることが可能である。なぜな
ら、所定のデータフローに対するＬＩＳ間データＶＣが
十分大きなＱｏＳを伴って確立されるため、個々の受信
機からのＱｏＳ要求の全範囲に適用されるためである。
ローカル受信機によるＱｏＳの変更要求によって、新し
いＱｏＳをサポートするために、付加的なＶＣが確立さ
れる（且つ、場合によっては古いＶＣが除去される）
が、このような変更はＬＩＳに限定される。
チキャストセッションが確立した後でも、いかなる時に
でもＱｏＳ確保を変更することができる。しかしなが
ら、ＵＮＩ４．０もＰＮＮＩも現在のところは、一度Ｖ
Ｃが確立してしまうとＱｏＳパラメータの変更をサポー
トしないため、ＡＴＭネットワーク内で動的ＱｏＳをサ
ポートすることは幾分難しい。ＡＴＭネットワークにお
ける既存のデータＶＣに対してＱｏＳを変更する唯一の
可能な方法は、修正されたＱｏＳパラメータを有する新
しいＶＣを確立し、古いＶＣから新しいＶＣへトラヒッ
クを移動することである。十分に大きいマルチキャスト
ツリーに関しては、要求されるＱｏＳの変更の多くがＱ
ｏＳ変更を要求した受信機のＬＩＳを越えて伝搬するた
め、このような変更は非常にコストがかかることがあ
る。本発明の手法では、ＬＩＳ内及びＬＩＳ間トラヒッ
クに対して別のＶＣを設けているが、ＱｏＳ変更に関す
るほとんどの要求は局域内、即ち、変更を要求したホス
トのＬＩＳ内で対応させることが可能である。なぜな
ら、所定のデータフローに対するＬＩＳ間データＶＣが
十分大きなＱｏＳを伴って確立されるため、個々の受信
機からのＱｏＳ要求の全範囲に適用されるためである。
ローカル受信機によるＱｏＳの変更要求によって、新し
いＱｏＳをサポートするために、付加的なＶＣが確立さ
れる（且つ、場合によっては古いＶＣが除去される）
が、このような変更はＬＩＳに限定される。
【００６８】次に図９を参照して、本発明のマッピング
方法の基本的な手順を説明する。
方法の基本的な手順を説明する。
【００６９】このマッピング方法は、ネットワークアー
キテクチュアにおける要求サービス品質ベースのインタ
ーネットプロトコル（ＩＰ）マルチキャストをマッピン
グするためのものである。前記ＩＰマルチキャストは少
なくとも一つのマルチキャストグループをサポートし、
前記ネットワークアーキテクチュアは複数の論理ＩＰサ
ブネットと、複数のマルチキャストスイッチと複数のロ
ーカルＡＴＭホストを含む非同期転送モード（ＡＴＭ）
網を有し、前記マルチキャストスイッチはＡＴＭプロト
コルを用いて通信を行い、前記複数のマルチキャストス
イッチのうちの一つはそれぞれの前記論理ＩＰサブネッ
トに設けられ、前記ローカルＡＴＭホストのうち少なく
とも一つがそれぞれの前記論理ＩＰサブネットに設けら
れている。
キテクチュアにおける要求サービス品質ベースのインタ
ーネットプロトコル（ＩＰ）マルチキャストをマッピン
グするためのものである。前記ＩＰマルチキャストは少
なくとも一つのマルチキャストグループをサポートし、
前記ネットワークアーキテクチュアは複数の論理ＩＰサ
ブネットと、複数のマルチキャストスイッチと複数のロ
ーカルＡＴＭホストを含む非同期転送モード（ＡＴＭ）
網を有し、前記マルチキャストスイッチはＡＴＭプロト
コルを用いて通信を行い、前記複数のマルチキャストス
イッチのうちの一つはそれぞれの前記論理ＩＰサブネッ
トに設けられ、前記ローカルＡＴＭホストのうち少なく
とも一つがそれぞれの前記論理ＩＰサブネットに設けら
れている。
【００７０】ステップＳＡ１で、前記マルチキャストス
イッチと前記ＡＴＭホスト間で通信を行うために、前記
各々の論理ＩＰサブネットに論理ＩＰサブネット内の制
御ツリーを形成する。ステップＳＡ２で、論理ＩＰサブ
ネット間のマルチキャストトラヒック、及び各々少なく
とも一つの前記マルチキャストグループに対してショー
トカット経路を提供するために論理ＩＰサブネット間の
制御ツリーを形成する。ステップＳＡ３で、マルチキャ
ストデータを送信する前記ＡＴＭホストの一つと、マル
チキャストデータを送信する前記ＡＴＭホストの前記一
つが設けられている前記論理ＩＰサブネットの一つに配
置されている前記マルチキャストスイッチのうちの一つ
の間にベストエフォート型のポイントツーポイントの仮
想回路を形成する。ＳＡ４で、前記各々の論理ＩＰサブ
ネット内にベストエフォート型の論理ＩＰサブネット内
のデータツリーを形成する。ステップＳＡ５で、前記ベ
ストエフォート型論理ＩＰサブネット内のデータツリー
を連結し、論理ＩＰサブネット間のマルチキャストトラ
ヒックを通過させるため前記マルチキャストスイッチを
通るショートカットを形成するベストエフォート型の論
理ＩＰサブネット間のデータツリーを形成する。ステッ
プＳＡ６で、前記論理ＩＰサブネットの前記ベストエフ
ォート型の論理ＩＰサブネット内のデータツリーの少な
くとも一つのうちの少なくとも一つのブランチを、要求
サービス品質を満たすマルチキャストデータを送信する
ための論理ＩＰサブネット内のデータツリーに改良す
る。ステップＳＡ７で、前記ベストエフォート型の論理
ＩＰサブネット間のデータツリーを要求サービス品質を
満たすマルチキャストデータを送信するための論理ＩＰ
サブネット間のデータツリーに改良する。ステップＳＡ
８で、前記要求サービス品質を満たす論理ＩＰサブネッ
ト内のデータツリーを、前記要求サービス品質論理ＩＰ
サブネット間のデータツリーと残りの前記ベストエフォ
ート型の論理ＩＰサブネット内のデータツリーとに連結
させ、要求サービス品質に基づくマルチキャストツリー
を形成する。
イッチと前記ＡＴＭホスト間で通信を行うために、前記
各々の論理ＩＰサブネットに論理ＩＰサブネット内の制
御ツリーを形成する。ステップＳＡ２で、論理ＩＰサブ
ネット間のマルチキャストトラヒック、及び各々少なく
とも一つの前記マルチキャストグループに対してショー
トカット経路を提供するために論理ＩＰサブネット間の
制御ツリーを形成する。ステップＳＡ３で、マルチキャ
ストデータを送信する前記ＡＴＭホストの一つと、マル
チキャストデータを送信する前記ＡＴＭホストの前記一
つが設けられている前記論理ＩＰサブネットの一つに配
置されている前記マルチキャストスイッチのうちの一つ
の間にベストエフォート型のポイントツーポイントの仮
想回路を形成する。ＳＡ４で、前記各々の論理ＩＰサブ
ネット内にベストエフォート型の論理ＩＰサブネット内
のデータツリーを形成する。ステップＳＡ５で、前記ベ
ストエフォート型論理ＩＰサブネット内のデータツリー
を連結し、論理ＩＰサブネット間のマルチキャストトラ
ヒックを通過させるため前記マルチキャストスイッチを
通るショートカットを形成するベストエフォート型の論
理ＩＰサブネット間のデータツリーを形成する。ステッ
プＳＡ６で、前記論理ＩＰサブネットの前記ベストエフ
ォート型の論理ＩＰサブネット内のデータツリーの少な
くとも一つのうちの少なくとも一つのブランチを、要求
サービス品質を満たすマルチキャストデータを送信する
ための論理ＩＰサブネット内のデータツリーに改良す
る。ステップＳＡ７で、前記ベストエフォート型の論理
ＩＰサブネット間のデータツリーを要求サービス品質を
満たすマルチキャストデータを送信するための論理ＩＰ
サブネット間のデータツリーに改良する。ステップＳＡ
８で、前記要求サービス品質を満たす論理ＩＰサブネッ
ト内のデータツリーを、前記要求サービス品質論理ＩＰ
サブネット間のデータツリーと残りの前記ベストエフォ
ート型の論理ＩＰサブネット内のデータツリーとに連結
させ、要求サービス品質に基づくマルチキャストツリー
を形成する。
【００７１】このマッピング方法において、ステップＳ
Ａ１は、前記各々の論理ＩＰサブネットに設けられた前
記マルチキャストスイッチ及び前記ローカルＡＴＭホス
ト間に、ＡＴＭシグナリングを使用して前記各々の論理
ＩＰサブネット内にポイントツーマルチポイント制御仮
想回路を確立するステップを有することが好ましい。
Ａ１は、前記各々の論理ＩＰサブネットに設けられた前
記マルチキャストスイッチ及び前記ローカルＡＴＭホス
ト間に、ＡＴＭシグナリングを使用して前記各々の論理
ＩＰサブネット内にポイントツーマルチポイント制御仮
想回路を確立するステップを有することが好ましい。
【００７２】ステップＳＡ２は、前記各々の論理ＩＰサ
ブネットに設けられている前記マルチキャストスイッチ
間にＡＴＭシグナリングを使用して、ポイントツーマル
チポイント制御仮想回路を確立するステップを有するこ
とが好ましい。
ブネットに設けられている前記マルチキャストスイッチ
間にＡＴＭシグナリングを使用して、ポイントツーマル
チポイント制御仮想回路を確立するステップを有するこ
とが好ましい。
【００７３】図１０を参照して、ステップＳＡ４は、前
記論理ＩＰサブネットの前記ローカルＡＴＭホストのセ
ットが、前記少なくとも一つのマルチキャストグループ
の一つのメンバーであると決定するステップＳＡ４１
と、ＡＴＭ信号を利用して前記少なくとも一つのマルチ
キャストグループのそれぞれのための前記各々の論理Ｉ
Ｐサブネット内に、前記各々の論理ＩＰサブネット内の
前記マルチキャストスイッチのそれぞれ一つから、前記
少なくとも一つのマルチキャストグループの前記一つの
メンバーであると決定された前記各々のローカルＡＴＭ
ホストへのベストエフォート型ポイントツーポイントマ
ルチキャストデータ仮想回路を確立するステップＳＡ４
２とを有することが好ましい。
記論理ＩＰサブネットの前記ローカルＡＴＭホストのセ
ットが、前記少なくとも一つのマルチキャストグループ
の一つのメンバーであると決定するステップＳＡ４１
と、ＡＴＭ信号を利用して前記少なくとも一つのマルチ
キャストグループのそれぞれのための前記各々の論理Ｉ
Ｐサブネット内に、前記各々の論理ＩＰサブネット内の
前記マルチキャストスイッチのそれぞれ一つから、前記
少なくとも一つのマルチキャストグループの前記一つの
メンバーであると決定された前記各々のローカルＡＴＭ
ホストへのベストエフォート型ポイントツーポイントマ
ルチキャストデータ仮想回路を確立するステップＳＡ４
２とを有することが好ましい。
【００７４】図１１を参照して、ステップＳＡ５は、前
記少なくとも一つのマルチキャストグループに関するグ
ループメンバー情報を、論理ＩＰサブネットに関する各
々の前記マルチキャストスイッチから前記マルチキャス
トスイッチの他方へと送信するステップＳＡ５１と、前
記各々のマルチキャストスイッチが、前記グループメン
バー情報を用いて、マルチキャストデータを送信する前
記いずれかのローカルＡＴＭホストから発せられるマル
チキャストデータを受信することを必要としている前記
他のマルチキャストスイッチの特定の組み合わせを決定
するステップＳＡ５２と、マルチキャストデータ送信す
る前記ＡＴＭホストのうちの一つを含む前記論理ＩＰサ
ブネットのうちの一つに設けられている前記マルチキャ
ストスイッチのうちの前記一つから、マルチキャストデ
ータを受信する前記ＡＴＭホストのうちの一つを含む前
記論理ＩＰサブネットに設けられた前記マルチキャスト
スイッチの他方へ、ベストエフォート型ポイントツーマ
ルチポイントデータ仮想回路をＡＴＭシグナリングを用
いて確立するステップＳＡ５３とを有することが好まし
い。
記少なくとも一つのマルチキャストグループに関するグ
ループメンバー情報を、論理ＩＰサブネットに関する各
々の前記マルチキャストスイッチから前記マルチキャス
トスイッチの他方へと送信するステップＳＡ５１と、前
記各々のマルチキャストスイッチが、前記グループメン
バー情報を用いて、マルチキャストデータを送信する前
記いずれかのローカルＡＴＭホストから発せられるマル
チキャストデータを受信することを必要としている前記
他のマルチキャストスイッチの特定の組み合わせを決定
するステップＳＡ５２と、マルチキャストデータ送信す
る前記ＡＴＭホストのうちの一つを含む前記論理ＩＰサ
ブネットのうちの一つに設けられている前記マルチキャ
ストスイッチのうちの前記一つから、マルチキャストデ
ータを受信する前記ＡＴＭホストのうちの一つを含む前
記論理ＩＰサブネットに設けられた前記マルチキャスト
スイッチの他方へ、ベストエフォート型ポイントツーマ
ルチポイントデータ仮想回路をＡＴＭシグナリングを用
いて確立するステップＳＡ５３とを有することが好まし
い。
【００７５】図１２を参照して、このマッピング方法
は、ステップＳＡ５の後、マルチキャストデータを送信
する前記ＡＴＭホストのうちの前記一つと、マルチキャ
ストデータを送信する前記ＡＴＭホストのうちの前記一
つが設けられている前記論理ＩＰサブネットのうちの前
記一つに配置されている前記マルチキャストスイッチの
うちの一つとの間に確立された第１のポイントツーポイ
ント制御仮想回路を介して、マルチキャストデータを送
信する前記ＡＴＭホストのうちの前記一つから送信元記
述制御メッセージを送信するステップＳＢ１と、前記論
理ＩＰサブネット間の制御ツリーを介して、マルチキャ
ストデータを送信する前記ＡＴＭホストのうちの前記一
つの前記論理ＩＰサブネットにある前記マルチキャスト
スイッチから、前記マルチキャストスイッチの他方へ前
記送信元記述制御メッセージを送信するステップＳＢ２
と、前記マルチキャストスイッチの前記他方が、マルチ
キャストデータを受信する前記ＡＴＭホストの他方に前
記論理ＩＰサブネット内の制御ツリーを介して前送信元
記述制御メッセージを送信するステップＳＢ３とを有す
ることは好ましい。
は、ステップＳＡ５の後、マルチキャストデータを送信
する前記ＡＴＭホストのうちの前記一つと、マルチキャ
ストデータを送信する前記ＡＴＭホストのうちの前記一
つが設けられている前記論理ＩＰサブネットのうちの前
記一つに配置されている前記マルチキャストスイッチの
うちの一つとの間に確立された第１のポイントツーポイ
ント制御仮想回路を介して、マルチキャストデータを送
信する前記ＡＴＭホストのうちの前記一つから送信元記
述制御メッセージを送信するステップＳＢ１と、前記論
理ＩＰサブネット間の制御ツリーを介して、マルチキャ
ストデータを送信する前記ＡＴＭホストのうちの前記一
つの前記論理ＩＰサブネットにある前記マルチキャスト
スイッチから、前記マルチキャストスイッチの他方へ前
記送信元記述制御メッセージを送信するステップＳＢ２
と、前記マルチキャストスイッチの前記他方が、マルチ
キャストデータを受信する前記ＡＴＭホストの他方に前
記論理ＩＰサブネット内の制御ツリーを介して前送信元
記述制御メッセージを送信するステップＳＢ３とを有す
ることは好ましい。
【００７６】さらに、このマッピング方法は、ステップ
ＳＢ３の後、前記マルチキャストスイッチが、ポイント
ツーポイント制御仮想回路のうちの第２のポイントツー
ポイント制御仮想回路を介して、マルチキャストデータ
を受信し、前記論理ＩＰサブネットの要求サービス品質
に基づくマルチキャストを所望する前記ＡＴＭホストの
一つから要求サービス品質の資源確保要求制御メッセー
ジを受信し、前記各々のメッセージは異なった要求サー
ビス品質を表示することができ、前記要求サービス品質
の資源確保要求制御メッセージを集合して、要求サービ
ス品質の資源確保要求制御メッセージの集合を形成し、
前記要求サービス品質の資源確保要求制御メッセージは
マルチキャストデータを受信する前記ＡＴＭホストのう
ちの前記一つからの資源要求を表示できるステップＳＢ
４と、前記マルチキャストスイッチが、ポイントツーポ
イント仮想回路の第３のポイントツーポイント制御仮想
回路を介して、前記要求サービス品質資源確保要求制御
メッセージの集合をマルチキャストデータを送信する前
記ＡＴＭホストの前記一つの前記論理ＩＰサブネットの
前記マルチキャストスイッチに送信し、前記第３の一つ
のポイントツーポイント制御仮想回路が前記要求サービ
ス品質資源確保制御メッセージの集合を送信するために
形成され、前記マルチキャストスイッチのうちの前記一
つは、前記要求サービス品質確保要求制御メッセージを
集合し、前記第１のポイントツーポイント制御仮想回路
を介してデータを送信する前記ＡＴＭホストの前記一つ
に送信するステップＳＢ５とを有することは好ましい。
前記要求サービス品質資源確保制御メッセージはステッ
プＳＡ６で使用される。
ＳＢ３の後、前記マルチキャストスイッチが、ポイント
ツーポイント制御仮想回路のうちの第２のポイントツー
ポイント制御仮想回路を介して、マルチキャストデータ
を受信し、前記論理ＩＰサブネットの要求サービス品質
に基づくマルチキャストを所望する前記ＡＴＭホストの
一つから要求サービス品質の資源確保要求制御メッセー
ジを受信し、前記各々のメッセージは異なった要求サー
ビス品質を表示することができ、前記要求サービス品質
の資源確保要求制御メッセージを集合して、要求サービ
ス品質の資源確保要求制御メッセージの集合を形成し、
前記要求サービス品質の資源確保要求制御メッセージは
マルチキャストデータを受信する前記ＡＴＭホストのう
ちの前記一つからの資源要求を表示できるステップＳＢ
４と、前記マルチキャストスイッチが、ポイントツーポ
イント仮想回路の第３のポイントツーポイント制御仮想
回路を介して、前記要求サービス品質資源確保要求制御
メッセージの集合をマルチキャストデータを送信する前
記ＡＴＭホストの前記一つの前記論理ＩＰサブネットの
前記マルチキャストスイッチに送信し、前記第３の一つ
のポイントツーポイント制御仮想回路が前記要求サービ
ス品質資源確保制御メッセージの集合を送信するために
形成され、前記マルチキャストスイッチのうちの前記一
つは、前記要求サービス品質確保要求制御メッセージを
集合し、前記第１のポイントツーポイント制御仮想回路
を介してデータを送信する前記ＡＴＭホストの前記一つ
に送信するステップＳＢ５とを有することは好ましい。
前記要求サービス品質資源確保制御メッセージはステッ
プＳＡ６で使用される。
【００７７】さらに、このマッピング方法は、前記ベス
トエフォート型ポイントツーポイントデータ仮想回路を
要求サービス品質ポイントツーポイントデータ仮想回路
に更新するステップを有し、前記要求サービス品質資源
確保制御メッセージの集合が、ステップＳＡ７とステッ
プＳＡ３とで使用されることは好ましい。
トエフォート型ポイントツーポイントデータ仮想回路を
要求サービス品質ポイントツーポイントデータ仮想回路
に更新するステップを有し、前記要求サービス品質資源
確保制御メッセージの集合が、ステップＳＡ７とステッ
プＳＡ３とで使用されることは好ましい。
【００７８】このマッピング方法は、さらに、前記要求
サービス品質に基づくマルチキャストツリーを変更する
ために前記受信機のうちの一つから前記マルチキャスト
スイッチのそれぞれ一つに新しい要求サービス品質資源
確保要求制御メッセージを送信するステップＳＢ６と、
前記要求サービス品質論理ＩＰサブネット内データツリ
ーの少なくともいくつかのブランチを、マルチキャスト
データを送信するために新しい要求サービス品質論理Ｉ
Ｐサブネット内データツリーにＡＴＭシグナリングを用
いて変更するステップであり、前記改良は、新しい要求
サービス品質資源確保要求制御メッセージに基づくもの
であるステップＳＢ７と、前記新しい要求サービス品質
論理ＩＰサブネット内のデータツリーを、前記要求サー
ビス品質論理ＩＰサブネット内データツリーと、前記要
求サービス品質論理ＩＰサブネット間ツリーと、前記残
りの前記ベストエフォート型論理ＩＰサブネット内デー
タツリーを連結して、新しい要求サービス品質に基づく
マルチキャストツリーを形成するステップＳＢ８とを有
することは好ましい。
サービス品質に基づくマルチキャストツリーを変更する
ために前記受信機のうちの一つから前記マルチキャスト
スイッチのそれぞれ一つに新しい要求サービス品質資源
確保要求制御メッセージを送信するステップＳＢ６と、
前記要求サービス品質論理ＩＰサブネット内データツリ
ーの少なくともいくつかのブランチを、マルチキャスト
データを送信するために新しい要求サービス品質論理Ｉ
Ｐサブネット内データツリーにＡＴＭシグナリングを用
いて変更するステップであり、前記改良は、新しい要求
サービス品質資源確保要求制御メッセージに基づくもの
であるステップＳＢ７と、前記新しい要求サービス品質
論理ＩＰサブネット内のデータツリーを、前記要求サー
ビス品質論理ＩＰサブネット内データツリーと、前記要
求サービス品質論理ＩＰサブネット間ツリーと、前記残
りの前記ベストエフォート型論理ＩＰサブネット内デー
タツリーを連結して、新しい要求サービス品質に基づく
マルチキャストツリーを形成するステップＳＢ８とを有
することは好ましい。
【００７９】このマッピング方法は、さらに、前記マル
チキャストの各々が、前記少なくとも一つのマルチキャ
ストグループに関するグループメンバー情報を用いて、
前記少なくとも一つのマルチキャストグループの各々に
対してマルチキャストデータを送信する前記ローカルＡ
ＴＭホストのいずれかから発せられるマルチキャストデ
ータを受信しなければならない前記他のマルチキャスト
スイッチの特定のセットを決定するステップを有するこ
とは好ましい。
チキャストの各々が、前記少なくとも一つのマルチキャ
ストグループに関するグループメンバー情報を用いて、
前記少なくとも一つのマルチキャストグループの各々に
対してマルチキャストデータを送信する前記ローカルＡ
ＴＭホストのいずれかから発せられるマルチキャストデ
ータを受信しなければならない前記他のマルチキャスト
スイッチの特定のセットを決定するステップを有するこ
とは好ましい。
【００８０】好ましくは、前記ＡＴＭ網は更に複数のマ
ルチキャストアドレスレゾルーションサーバを有し、前
記マルチキャストアドレスレゾルーションサーバの少な
くとも一つは前記論理ＩＰサブネットの各々に配置され
ている。この場合、ステップＳＡ４では、マルチキャス
トデータを受信する前記ＡＴＭホストの前記一つが前記
少なくとも一つのマルチキャストグループのうちの一つ
に参入したい場合、マルチキャストデータを受信する前
記ＡＴＭホストのうちの一つを前記マルチキャストアド
レスレゾルーションサーバに登録し、前記マルチキャス
トアドレスレゾルーションサーバはＩＰマルチキャスト
アドレスをマルチキャストデータを受信する前記ＡＴＭ
ホストのうちの前記一つの各々に対してＡＴＭアドレス
に分解し、前記マルチキャストスイッチを全てのマルチ
キャストを受信する受信機と全てのＩＰマルチキャスト
アドレス用のマルチキャストサーバーとしてマルチキャ
ストアドレスレゾルーションサーバに登録する。
ルチキャストアドレスレゾルーションサーバを有し、前
記マルチキャストアドレスレゾルーションサーバの少な
くとも一つは前記論理ＩＰサブネットの各々に配置され
ている。この場合、ステップＳＡ４では、マルチキャス
トデータを受信する前記ＡＴＭホストの前記一つが前記
少なくとも一つのマルチキャストグループのうちの一つ
に参入したい場合、マルチキャストデータを受信する前
記ＡＴＭホストのうちの一つを前記マルチキャストアド
レスレゾルーションサーバに登録し、前記マルチキャス
トアドレスレゾルーションサーバはＩＰマルチキャスト
アドレスをマルチキャストデータを受信する前記ＡＴＭ
ホストのうちの前記一つの各々に対してＡＴＭアドレス
に分解し、前記マルチキャストスイッチを全てのマルチ
キャストを受信する受信機と全てのＩＰマルチキャスト
アドレス用のマルチキャストサーバーとしてマルチキャ
ストアドレスレゾルーションサーバに登録する。
【００８１】マルチキャストデータを送信する前記ＡＴ
Ｍホストの一つは、送信機として前記送信機を含んでい
る前記論理ＩＰサブネットの一つに配置されている前記
マルチキャストアドレスレゾルーションサーバの一つに
登録し、前記送信機は前記送信機のＡＴＭアドレスと前
記マルチキャストデータを送信したい前記送信機への前
記ＩＰマルチキャストアドレスの一つを提供し、前記マ
ルチキャストアドレスレゾルーションサーバは、前記少
なくとも一つのマルチキャストグループの唯一の受信機
として、前記送信機を含む前記論理ＩＰサブネットの前
記一つに配置されている前記ローカルマルチキャストス
イッチの前記一つのＡＴＭアドレスを返送する事は好ま
しい。
Ｍホストの一つは、送信機として前記送信機を含んでい
る前記論理ＩＰサブネットの一つに配置されている前記
マルチキャストアドレスレゾルーションサーバの一つに
登録し、前記送信機は前記送信機のＡＴＭアドレスと前
記マルチキャストデータを送信したい前記送信機への前
記ＩＰマルチキャストアドレスの一つを提供し、前記マ
ルチキャストアドレスレゾルーションサーバは、前記少
なくとも一つのマルチキャストグループの唯一の受信機
として、前記送信機を含む前記論理ＩＰサブネットの前
記一つに配置されている前記ローカルマルチキャストス
イッチの前記一つのＡＴＭアドレスを返送する事は好ま
しい。
【００８２】前記少なくとも一つのマルチキャストグル
ープの前記一つにおけるメンバーの変更が、前記マルチ
キャストアドレスレゾルーションサーバによって前記マ
ルチキャストスイッチ前記マルチキャストスイッチへ通
信され、前記マルチキャストスイッチは前記少なくとも
一つのマルチキャストグループの前記一つのメンバーの
前記変更によって、仮想回路をマルチキャストデータを
受信する前記ＡＴＭホストの前記一つに加えたり、そこ
から削除したりする事も好ましい。
ープの前記一つにおけるメンバーの変更が、前記マルチ
キャストアドレスレゾルーションサーバによって前記マ
ルチキャストスイッチ前記マルチキャストスイッチへ通
信され、前記マルチキャストスイッチは前記少なくとも
一つのマルチキャストグループの前記一つのメンバーの
前記変更によって、仮想回路をマルチキャストデータを
受信する前記ＡＴＭホストの前記一つに加えたり、そこ
から削除したりする事も好ましい。
【００８３】ステップＳＡ６の後、前記少なくとも一つ
のブランチの改良された一つを除去する事は好ましい。
のブランチの改良された一つを除去する事は好ましい。
【００８４】前記要求サービス品質の論理ＩＰサブネッ
ト間のデータツリーの要求サービス品質パラメータは、
最も大きい要求サービス品質要求を有する前記要求サー
ビス品質資源確保要求制御メッセージの一つに適応する
のに十分大きく設定される。
ト間のデータツリーの要求サービス品質パラメータは、
最も大きい要求サービス品質要求を有する前記要求サー
ビス品質資源確保要求制御メッセージの一つに適応する
のに十分大きく設定される。
【００８５】前記資源記述制御メッセージ及び前記要求
サービス品質資源確保要求制御メッセージの欠如を検出
し、前記所定の時間が経過した後、前記要求サービス品
質ＩＰ論理サブネット内のデータツリーの対応する一つ
を削除することは好ましい。
サービス品質資源確保要求制御メッセージの欠如を検出
し、前記所定の時間が経過した後、前記要求サービス品
質ＩＰ論理サブネット内のデータツリーの対応する一つ
を削除することは好ましい。
【００８６】エッジスイッチを介して前記ＡＴＭ網外に
あるプロトコルとインターオペレートし、前記エッジス
イッチがマルチキャストスイッチであり、前記ＡＴＭ網
のエッジに設けられていることは好ましい。
あるプロトコルとインターオペレートし、前記エッジス
イッチがマルチキャストスイッチであり、前記ＡＴＭ網
のエッジに設けられていることは好ましい。
【００８７】前記エッジスイッチはネットワークの外部
から得たグループ情報を前記ＡＴＭ網内の前記マルチキ
ャストスイッチに送信することが好ましい。
から得たグループ情報を前記ＡＴＭ網内の前記マルチキ
ャストスイッチに送信することが好ましい。
【００８８】このマッピング方法において、マルチキャ
ストデータを送信する前記ＡＴＭホストの付加的な一つ
が、マルチキャストデータを前記少なくとも一つのマル
チキャストグループの一つに送信し始めることにより、
マルチキャストデータを送信する前記ＡＴＭホストの前
記一つとマルチキャストデータを送信する前記ＡＴＭホ
ストの前記付加的一つは、前記マルチキャストデータを
所定の時間に単一ＩＰマルチキャストグループアドレス
に送信することが可能となる。
ストデータを送信する前記ＡＴＭホストの付加的な一つ
が、マルチキャストデータを前記少なくとも一つのマル
チキャストグループの一つに送信し始めることにより、
マルチキャストデータを送信する前記ＡＴＭホストの前
記一つとマルチキャストデータを送信する前記ＡＴＭホ
ストの前記付加的一つは、前記マルチキャストデータを
所定の時間に単一ＩＰマルチキャストグループアドレス
に送信することが可能となる。
【００８９】マルチキャストデータを受信する前記ＡＴ
Ｍホストの前記一つによって発信される前記要求サービ
ス品質資源確保要求制御メッセージは、更にフィルタを
含み、前記フィルタは、前記要求サービス品質資源確保
要求制御メッセージが、現在及び将来の前記送信機全
部、前記送信機の特定のリスト、及び前記送信機の固定
されているもののうちの一つによって送信されるデータ
に適用されることを表示する。
Ｍホストの前記一つによって発信される前記要求サービ
ス品質資源確保要求制御メッセージは、更にフィルタを
含み、前記フィルタは、前記要求サービス品質資源確保
要求制御メッセージが、現在及び将来の前記送信機全
部、前記送信機の特定のリスト、及び前記送信機の固定
されているもののうちの一つによって送信されるデータ
に適用されることを表示する。
【００９０】前記要求サービス品質資源確保要求制御メ
ッセージが前記送信機のうちの固定された一つに適用さ
れることを前記フィルタが表示した場合に、別の要求サ
ービス品質に基づいたマルチキャストツリーが前記送信
機の前記固定された一つのために形成される。
ッセージが前記送信機のうちの固定された一つに適用さ
れることを前記フィルタが表示した場合に、別の要求サ
ービス品質に基づいたマルチキャストツリーが前記送信
機の前記固定された一つのために形成される。
【００９１】論理ＩＰサブネット内の要求サービス品質
に基づく付加的なマルチキャストツリーはマルチキャス
トデータを送信する前記ＡＴＭホストの前記付加的な一
つのそれぞれに対して形成され、前記受信機は前記フィ
ルタに基づいた前記論理ＩＰサブネット内要求サービス
品質に基づく付加的なマルチキャストツリーに追加され
る。
に基づく付加的なマルチキャストツリーはマルチキャス
トデータを送信する前記ＡＴＭホストの前記付加的な一
つのそれぞれに対して形成され、前記受信機は前記フィ
ルタに基づいた前記論理ＩＰサブネット内要求サービス
品質に基づく付加的なマルチキャストツリーに追加され
る。
【００９２】前記受信機はグループに区分され、前記グ
ループは前記要求サービス品質資源確保要求制御メッセ
ージと前記フィルタと同様のものに基づいて前記受信機
をグループに分け、前記各グループは、別のマルチキャ
ストツリー上で動作する。
ループは前記要求サービス品質資源確保要求制御メッセ
ージと前記フィルタと同様のものに基づいて前記受信機
をグループに分け、前記各グループは、別のマルチキャ
ストツリー上で動作する。
【００９３】前記エッジスイッチは前記エッジスイッチ
の所定の一つが前記ＡＴＭ網外に配置された所定の外部
送信機と接続されるように決定し、前記エッジスイッチ
の前記所定の一つは前記所定の外部送信機に対して、論
理ＩＰサブネット間の仮想回路と前記ＡＴＭ網内の論理
ＩＰサブネット内の仮想回路を開始する。
の所定の一つが前記ＡＴＭ網外に配置された所定の外部
送信機と接続されるように決定し、前記エッジスイッチ
の前記所定の一つは前記所定の外部送信機に対して、論
理ＩＰサブネット間の仮想回路と前記ＡＴＭ網内の論理
ＩＰサブネット内の仮想回路を開始する。
【図１】ＡＴＭ網として知られている、ＡＴＭスイッチ
及びホストからなるネットワークを示す図である。
及びホストからなるネットワークを示す図である。
【図２】本発明によるＡＴＭを介したＩＰマルチキャス
ト及び統合サービスをマッピングするためのネットワー
クアーキテクチュアを示す図である。
ト及び統合サービスをマッピングするためのネットワー
クアーキテクチュアを示す図である。
【図３】本発明によるマルチキャストスイッチ（ＭＳ
Ｗ）の機能的アーキテクチュアを示す図である。
Ｗ）の機能的アーキテクチュアを示す図である。
【図４】ＬＩＳ内及びＬＩＳ間制御ＶＣを示す図であ
る。
る。
【図５】ＬＩＳ内のマルチキャスティングのためのデー
タＶＣを示す図である。
タＶＣを示す図である。
【図６】ＡＴＭを介したＲＳＶＰ例の段階Ｉを示す図で
ある。
ある。
【図７】ＡＴＭを介したＲＳＶＰ例の段階IIを示す図で
ある。
ある。
【図８】ＡＴＭを介したＲＳＶＰ例の段階III を示す図
である。
である。
【図９】本発明によるマッピング方法の基本的な手順を
説明するためのフローチャートである。
説明するためのフローチャートである。
【図１０】図９のフローチャートのステップＳＡ４の内
訳を説明するためのフローチャートである。
訳を説明するためのフローチャートである。
【図１１】図９のフローチャートのステップＳＡ５の内
訳を説明するためのフローチャートである。
訳を説明するためのフローチャートである。
【図１２】本発明によるマッピング方法を具体的に説明
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
１ ＡＴＭ網 ２、２Ａ ＩＰホスト ３、３Ａ スイッチ ４ エッジスイッチ ５ 論理ＩＰサブネット（ＬＩＳ） ６−８ ＬＩＳ ９ マルチキャストスイッチ（ＮＳＷ） １０ スイッチ制御装置 １１ ＲＳＶＰメッセージ処理装置 １２ 呼受付制御（ＣＡＣ）機能 １３ ＶＣ管理機能 １３ａ ＶＣ管理機能 １３ｂ ＶＣ連結機能 １４ マルチキャストルーティング部品 １４ａ 第１の部分 １４ｂ 第２の部分 １４ｃ 第３の部分 １５、１６ 制御ＶＣ １７、１８ 受信機 １９ 送信機 ２０−２２ ＶＣ ２３ 送信機 ２４−２８ 受信機 ２９−３３ ＭＳＷ ３４−４１ ＶＣ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平９−64915（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−326791（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04L 12/28 H04L 12/18 H04L 12/56 H04L 12/66
Claims (41)
- 【請求項１】 ネットワークアーキテクチュアにおける
要求サービス品質ベースのインターネットプロトコル
（ＩＰ）マルチキャストをマッピングするためのマッピ
ング方法であって、前記ＩＰマルチキャストは少なくと
も一つのマルチキャストグループをサポートし、前記ネ
ットワークアーキテクチュアは複数の論理ＩＰサブネッ
トと、複数のマルチキャストスイッチと複数のローカル
ＡＴＭホストを含む非同期転送モード（ＡＴＭ）網を有
し、前記マルチキャストスイッチはＡＴＭプロトコルを
用いて通信を行い、前記複数のマルチキャストスイッチ
のうちの一つはそれぞれの前記論理ＩＰサブネットに設
けられ、前記ローカルＡＴＭホストのうち少なくとも一
つがそれぞれの前記論理ＩＰサブネットに設けられてい
るマッピング方法において、 前記マルチキャストスイッチと前記ＡＴＭホスト間で通
信を行うために、前記各々の論理ＩＰサブネットに論理
ＩＰサブネット内の制御ツリーを形成するステップ、 論理ＩＰサブネット間のマルチキャストトラヒック、及
び各々少なくとも一つの前記マルチキャストグループに
対してショートカット経路を提供するために論理ＩＰサ
ブネット間の制御ツリーを形成するステップ、 マルチキャストデータを送信する前記ＡＴＭホストの一
つと、マルチキャストデータを送信する前記ＡＴＭホス
トの前記一つが設けられている前記論理ＩＰサブネット
の一つに配置されている前記マルチキャストスイッチの
うちの一つの間にベストエフォート型のポイントツーポ
イントの仮想回路を形成するステップ、 前記各々の論理ＩＰサブネット内にベストエフォート型
の論理ＩＰサブネット内のデータツリーを形成するステ
ップ、 前記ベストエフォート型論理ＩＰサブネット内のデータ
ツリーを連結し、論理ＩＰサブネット間のマルチキャス
トトラヒックを通過させるため前記マルチキャストスイ
ッチを通るショートカットを形成するベストエフォート
型の論理ＩＰサブネット間のデータツリーを形成するス
テップ、 前記論理ＩＰサブネットの前記ベストエフォート型の論
理ＩＰサブネット内のデータツリーの少なくとも一つの
うちの少なくとも一つのブランチを、要求サービス品質
を満たすマルチキャストデータを送信するための論理Ｉ
Ｐサブネット内のデータツリーに改良するステップ、 前記ベストエフォート型の論理ＩＰサブネット間のデー
タツリーを要求サービス品質を満たすマルチキャストデ
ータを送信するための論理ＩＰサブネット間のデータツ
リーに改良するステップ、及び前記要求サービス品質を
満たす論理ＩＰサブネット内のデータツリーを、前記要
求サービス品質論理ＩＰサブネット間のデータツリーと
残りの前記ベストエフォート型の論理ＩＰサブネット内
のデータツリーとに連結させ、要求サービス品質に基づ
くマルチキャストツリーを形成するステップを有するこ
とを特徴とするマッピング方法。 - 【請求項２】 請求項１記載のマッピング方法におい
て、前記各々の論理ＩＰサブネット内に論理ＩＰサブネ
ット内の制御ツリーを形成する前記ステップは、前記各
々の論理ＩＰサブネットに設けられた前記マルチキャス
トスイッチ及び前記ローカルＡＴＭホスト間に、ＡＴＭ
シグナリングを使用して前記各々の論理ＩＰサブネット
内にポイントツーマルチポイント制御仮想回路を確立す
るステップを有することを特徴とするマッピング方法。 - 【請求項３】 請求項１記載のマッピング方法におい
て、論理ＩＰサブネット間の制御ツリーを形成する前記
ステップは、前記各々の論理ＩＰサブネットに設けられ
ている前記マルチキャストスイッチ間にＡＴＭシグナリ
ングを使用して、ポイントツーマルチポイント制御仮想
回路を確立するステップを有することを特徴とするマッ
ピング方法。 - 【請求項４】 請求項１記載のマッピング方法におい
て、ベストエフォート型論理ＩＰサブネット内のデータ
ツリーを形成する前記ステップは、 前記論理ＩＰサブネットの前記ローカルＡＴＭホストの
セットが、前記少なくとも一つのマルチキャストグルー
プの一つのメンバーであると決定するステップと、 ＡＴＭ信号を利用して前記少なくとも一つのマルチキャ
ストグループのそれぞれのための前記各々の論理ＩＰサ
ブネット内に、前記各々の論理ＩＰサブネット内の前記
マルチキャストスイッチのそれぞれ一つから、前記少な
くとも一つのマルチキャストグループの前記一つのメン
バーであると決定された前記各々のローカルＡＴＭホス
トへのベストエフォート型ポイントツーポイントマルチ
キャストデータ仮想回路を確立するステップとを有する
ことを特徴とするマッピング方法。 - 【請求項５】 請求項１記載のマッピング方法におい
て、ベストエフォート型論理ＩＰサブネット間のデータ
ツリーを形成する前記ステップは、さらに、 前記少なくとも一つのマルチキャストグループに関する
グループメンバー情報を、論理ＩＰサブネットに関する
各々の前記マルチキャストスイッチから前記マルチキャ
ストスイッチの他方へと送信するステップと、 前記各々のマルチキャストスイッチが、前記グループメ
ンバー情報を用いて、マルチキャストデータを送信する
前記いずれかのローカルＡＴＭホストから発せられるマ
ルチキャストデータを受信することを必要としている前
記他のマルチキャストスイッチの特定の組み合わせを決
定するステップと、 マルチキャストデータ送信する前記ＡＴＭホストのうち
の一つを含む前記論理ＩＰサブネットのうちの一つに設
けられている前記マルチキャストスイッチのうちの前記
一つから、マルチキャストデータを受信する前記ＡＴＭ
ホストのうちの一つを含む前記論理ＩＰサブネットに設
けられた前記マルチキャストスイッチの他方へ、ベスト
エフォート型ポイントツーマルチポイントデータ仮想回
路をＡＴＭシグナリングを用いて確立するステップとを
有することを特徴とするマッピング方法。 - 【請求項６】 請求項１記載のマッピング方法におい
て、さらに、 ベストエフォート型論理ＩＰサブネット間のデータツリ
ーを形成する前記ステップの後、マルチキャストデータ
を送信する前記ＡＴＭホストのうちの前記一つと、マル
チキャストデータを送信する前記ＡＴＭホストのうちの
前記一つが設けられている前記論理ＩＰサブネットのう
ちの前記一つに配置されている前記マルチキャストスイ
ッチのうちの一つとの間に確立された第１のポイントツ
ーポイント制御仮想回路を介して、マルチキャストデー
タを送信する前記ＡＴＭホストのうちの前記一つから送
信元記述制御メッセージを送信するステップと、 前記論理ＩＰサブネット間の制御ツリーを介して、マル
チキャストデータを送信する前記ＡＴＭホストのうちの
前記一つの前記論理ＩＰサブネットにある前記マルチキ
ャストスイッチから、前記マルチキャストスイッチの他
方へ前記送信元記述制御メッセージを送信するステップ
と、 前記マルチキャストスイッチの前記他方が、マルチキャ
ストデータを受信する前記ＡＴＭホストの他方に前記論
理ＩＰサブネット内の制御ツリーを介して前送信元記述
制御メッセージを送信するステップとを有することを特
徴とするマッピング方法。 - 【請求項７】 請求項６記載のマッピング方法におい
て、さらに、 前記マルチキャストスイッチの他方が前記送信元記述制
御メッセージを送信する前記ステップの後、前記マルチ
キャストスイッチは、ポイントツーポイント制御仮想回
路のうちの第２のポイントツーポイント制御仮想回路を
介して、マルチキャストデータを受信し、前記論理ＩＰ
サブネットの要求サービス品質に基づくマルチキャスト
を所望する前記ＡＴＭホストの一つから要求サービス品
質の資源確保要求制御メッセージを受信し、前記各々の
メッセージは異なった要求サービス品質を表示すること
ができ、前記要求サービス品質の資源確保要求制御メッ
セージを集合して、要求サービス品質の資源確保要求制
御メッセージの集合を形成し、前記要求サービス品質の
資源確保要求制御メッセージはマルチキャストデータを
受信する前記ＡＴＭホストのうちの前記一つからの資源
要求を表示できるステップと、 前記マルチキャストスイッチは、ポイントツーポイント
仮想回路の第３のポイントツーポイント制御仮想回路を
介して、前記要求サービス品質資源確保要求制御メッセ
ージの集合をマルチキャストデータを送信する前記ＡＴ
Ｍホストの前記一つの前記論理ＩＰサブネットの前記マ
ルチキャストスイッチに送信し、前記第３の一つのポイ
ントツーポイント制御仮想回路が前記要求サービス品質
資源確保制御メッセージの集合を送信するために形成さ
れ、前記マルチキャストスイッチのうちの前記一つは、
前記要求サービス品質確保要求制御メッセージを集合
し、前記第１のポイントツーポイント制御仮想回路を介
してデータを送信する前記ＡＴＭホストの前記一つに送
信するステップとを有することを特徴とするマッピング
方法。 - 【請求項８】 請求項７記載のマッピング方法におい
て、前記要求サービス品質資源確保制御メッセージが、
前記ベストエフォート型論理ＩＰサブネット内のデータ
ツリーの少なくとも一つの前記少なくとも一つのブラン
チを改良する前記ステップで使用されることを特徴とす
るマッピング方法。 - 【請求項９】 請求項７記載のマッピング方法におい
て、さらに、前記ベストエフォート型ポイントツーポイ
ントデータ仮想回路を要求サービス品質ポイントツーポ
イントデータ仮想回路に更新するステップを有し、前記
要求サービス品質資源確保制御メッセージの集合が、前
記ベストエフォート型論理ＩＰサブネット間データツリ
ーを改良する前記ステップと、前記ベストエフォート型
ポイントツーポイントデータ仮想回路を改良する前記ス
テップとで使用されることを特徴とするマッピング方
法。 - 【請求項１０】 請求項７記載のマッピング方法におい
て、さらに、 前記要求サービス品質に基づくマルチキャストツリーを
変更するために前記受信機のうちの一つから前記マルチ
キャストスイッチのそれぞれ一つに新しい要求サービス
品質資源確保要求制御メッセージを送信するステップ
と、 前記要求サービス品質論理ＩＰサブネット内データツリ
ーの少なくともいくつかのブランチを、マルチキャスト
データを送信するために新しい要求サービス品質論理Ｉ
Ｐサブネット内データツリーにＡＴＭシグナリングを用
いて変更するステップであり、前記改良は、新しい要求
サービス品質資源確保要求制御メッセージに基づくもの
であるステップと、 前記新しい要求サービス品質論理ＩＰサブネット内のデ
ータツリーを、前記要求サービス品質論理ＩＰサブネッ
ト内データツリーと、前記要求サービス品質論理ＩＰサ
ブネット間ツリーと、前記残りの前記ベストエフォート
型論理ＩＰサブネット内データツリーを連結して、新し
い要求サービス品質に基づくマルチキャストツリーを形
成するステップとを有することを特徴とするマッピング
方法。 - 【請求項１１】 請求項３記載のマッピング方法におい
て、さらに、前記マルチキャストの各々は、前記少なく
とも一つのマルチキャストグループに関するグループメ
ンバー情報を用いて、前記少なくとも一つのマルチキャ
ストグループの各々に対してマルチキャストデータを送
信する前記ローカルＡＴＭホストのいずれかから発せら
れるマルチキャストデータを受信しなければならない前
記他のマルチキャストスイッチの特定のセットを決定す
るステップを有することを特徴とするマッピング方法。 - 【請求項１２】 請求項４記載のマッピング方法におい
て、前記ＡＴＭ網は更に複数のマルチキャストアドレス
レゾルーションサーバを有し、前記マルチキャストアド
レスレゾルーションサーバの少なくとも一つは前記論理
ＩＰサブネットの各々に配置されており、特定のセット
を決定する前記ステップは、 マルチキャストデータを受信する前記ＡＴＭホストの前
記一つが前記少なくとも一つのマルチキャストグループ
のうちの一つに参入したい場合、マルチキャストデータ
を受信する前記ＡＴＭホストのうちの一つを前記マルチ
キャストアドレスレゾルーションサーバに登録し、前記
マルチキャストアドレスレゾルーションサーバはＩＰマ
ルチキャストアドレスをマルチキャストデータを受信す
る前記ＡＴＭホストのうちの前記一つの各々に対してＡ
ＴＭアドレスに分解し、 前記マルチキャストスイッチを全てのマルチキャストを
受信する受信機と全てのＩＰマルチキャストアドレス用
のマルチキャストサーバーとしてマルチキャストアドレ
スレゾルーションサーバに登録するステップとを有する
ことを特徴とするマッピング方法。 - 【請求項１３】 請求項１２記載のマッピング方法にお
いて、マルチキャストデータを送信する前記ＡＴＭホス
トの一つは、送信機として前記送信機を含んでいる前記
論理ＩＰサブネットの一つに配置されている前記マルチ
キャストアドレスレゾルーションサーバの一つに登録
し、前記送信機は前記送信機のＡＴＭアドレスと前記マ
ルチキャストデータを送信したい前記送信機への前記Ｉ
Ｐマルチキャストアドレスの一つを提供し、前記マルチ
キャストアドレスレゾルーションサーバは、前記少なく
とも一つのマルチキャストグループの唯一の受信機とし
て、前記送信機を含む前記論理ＩＰサブネットの前記一
つに配置されている前記ローカルマルチキャストスイッ
チの前記一つのＡＴＭアドレスを返送するステップとを
有することを特徴とするマッピング方法。 - 【請求項１４】 請求項１２記載のマッピング方法にお
いて、前記少なくとも一つのマルチキャストグループの
前記一つにおけるメンバーの変更が、前記マルチキャス
トアドレスレゾルーションサーバによって前記マルチキ
ャストスイッチ前記マルチキャストスイッチへ通信さ
れ、前記マルチキャストスイッチは前記少なくとも一つ
のマルチキャストグループの前記一つのメンバーの前記
変更によって、仮想回路をマルチキャストデータを受信
する前記ＡＴＭホストの前記一つに加えたり、そこから
削除したりするステップとを有することを特徴とするマ
ッピング方法。 - 【請求項１５】 請求項１記載のマッピング方法におい
て、前記ベストエフォート型ＩＰサブネット内ツリーの
少なくとも一つの少なくとも一つのブランチを要求サー
ビス品質の論理ＩＰサブネット内データツリーに改良す
る前記ステップの後、前記少なくとも一つのブランチの
改良された一つを除去するステップを有することを特徴
とするマッピング方法。 - 【請求項１６】 請求項９記載のマッピング方法におい
て、前記要求サービス品質の論理ＩＰサブネット間のデ
ータツリーの要求サービス品質パラメータは、最も大き
い要求サービス品質要求を有する前記要求サービス品質
資源確保要求制御メッセージの一つに適応するのに十分
大きいことを特徴とするマッピング方法。 - 【請求項１７】 請求項７記載のマッピング方法におい
て、前記資源記述制御メッセージ及び前記要求サービス
品質資源確保要求制御メッセージの欠如を検出し、前記
所定の時間が経過した後、前記要求サービス品質ＩＰ論
理サブネット内のデータツリーの対応する一つを削除す
ることを特徴とするマッピング方法。 - 【請求項１８】 請求項１記載のマッピング方法におい
て、エッジスイッチを介して前記ＡＴＭ網外にあるプロ
トコルとインターオペレートし、前記エッジスイッチが
マルチキャストスイッチであり、前記ＡＴＭ網のエッジ
に設けられていることを特徴とするマッピング方法。 - 【請求項１９】 請求項１８記載のマッピング方法にお
いて、前記エッジスイッチはネットワークの外部から得
たグループ情報を前記ＡＴＭ網内の前記マルチキャスト
スイッチに送信することを特徴とするマッピング方法。 - 【請求項２０】 請求項１３記載のマッピング方法にお
いて、マルチキャストデータを送信する前記ＡＴＭホス
トの付加的な一つが、マルチキャストデータを前記少な
くとも一つのマルチキャストグループの一つに送信し始
めることにより、マルチキャストデータを送信する前記
ＡＴＭホストの前記一つとマルチキャストデータを送信
する前記ＡＴＭホストの前記付加的一つは、前記マルチ
キャストデータを所定の時間に単一ＩＰマルチキャスト
グループアドレスに送信することが可能となることを特
徴とするマッピング方法。 - 【請求項２１】 請求項７記載のマッピング方法におい
て、マルチキャストデータを受信する前記ＡＴＭホスト
の前記一つによって発信される前記要求サービス品質資
源確保要求制御メッセージは、更にフィルタを含み、前
記フィルタは、前記要求サービス品質資源確保要求制御
メッセージが、現在及び将来の前記送信機全部、前記送
信機の特定のリスト、及び前記送信機の固定されている
もののうちの一つによって送信されるデータに適用され
ることを表示することを特徴とするマッピング方法。 - 【請求項２２】 請求項２１記載のマッピング方法にお
いて、前記要求サービス品質資源確保要求制御メッセー
ジが前記送信機のうちの固定された一つに適用されるこ
とを前記フィルタが表示した場合に、別の要求サービス
品質に基づいたマルチキャストツリーが前記送信機の前
記固定された一つのために形成されることを特徴とする
マッピング方法。 - 【請求項２３】 請求項２１記載のマッピング方法にお
いて、論理ＩＰサブネット内の要求サービス品質に基づ
く付加的なマルチキャストツリーはマルチキャストデー
タを送信する前記ＡＴＭホストの前記付加的な一つのそ
れぞれに対して形成され、前記受信機は前記フィルタに
基づいた前記論理ＩＰサブネット内要求サービス品質に
基づく付加的なマルチキャストツリーに追加されること
を特徴とするマッピング方法。 - 【請求項２４】 請求項２１記載のマッピング方法にお
いて、前記受信機はグループに区分され、前記グループ
は前記要求サービス品質資源確保要求制御メッセージと
前記フィルタと同様のものに基づいて前記受信機をグル
ープに分け、前記各グループは、別のマルチキャストツ
リー上で動作することを特徴とするマッピング方法。 - 【請求項２５】 請求項１９記載のマッピング方法にお
いて、前記エッジスイッチは前記エッジスイッチの所定
の一つが前記ＡＴＭ網外に配置された所定の外部送信機
と接続されるように決定し、前記エッジスイッチの前記
所定の一つは前記所定の外部送信機に対して、論理ＩＰ
サブネット間の仮想回路と前記ＡＴＭ網内の論理ＩＰサ
ブネット内の仮想回路を開始することを特徴とするマッ
ピング方法。 - 【請求項２６】 ネットワーク内の要求サービス品質に
基づくインターネットプロトコル（ＩＰ）マルチキャス
トをマッピングするネットワークアーキテクチュアで、
前記ＩＰマルチキャストは少なくとも一つのマルチキャ
ストグループをサポートし、前記ネットワークアーキテ
クチュアは非同期転送モード（ＡＴＭ）網を有し、前記
ＡＴＭ網は、複数の論理ＩＰサブネットと、複数のＡＴ
Ｍホストと、複数のマルチキャストスイッチとを有し、
前記複数のＡＴＭホストのうちの少なくとも一つは前記
各論理ＩＰサブネットに設けられており、前記複数のマ
ルチキャストスイッチの各々は前記論理ＩＰサブネット
のそれぞれ一つに配置されており、前記各論理ＩＰサブ
ネット内部にあるローカル受信機用に前記各論理ＩＰサ
ブネット外の送信機を集合させ、前記各論理ＩＰサブネ
ット内のローカル送信機用に前記各論理ＩＰサブネット
外の受信機を集合させるため、前記マルチキャストスイ
ッチはＡＴＭプロトコルを用いて互いに通信することを
特徴とするネットワークアーキテクチュア。 - 【請求項２７】 請求項２６記載のネットワークアーキ
テクチュアにおいて、前記ＡＴＭ網はさらに複数のマル
チキャストアドレスレゾルーションサーバを有し、前記
複数のマルチキャストアドレスレゾルーションサーバの
一つは、ＩＰマルチキャストアドレスをマルチキャスト
アドレスによって表わされている前記少なくとも一つの
マルチキャストグループに参入している受信機のＡＴＭ
アドレスに分解するために前記各論理ＩＰサブネット内
に配置されていることを特徴とするネットワークアーキ
テクチュア。 - 【請求項２８】 請求項２７記載のネットワークアーキ
テクチュアはさらに、前記ＡＴＭ網内のマルチキャスト
データを受信する前記ＡＴＭホストの一つを前記ＡＴＭ
網外の送信機に集合させ、前記ＡＴＭ網外の受信機を前
記ＡＴＭ網内のマルチキャストデータを送信する前記Ａ
ＴＭホストの一つに集合させるエッジスイッチを有し、
前記エッジスイッチは前記ＡＴＭ網の縁部に配置されて
いる前記マルチキャストスイッチの一つであることを特
徴とするネットワークアーキテクチュア。 - 【請求項２９】 請求項２８記載のネットワークアーキ
テクチュアにおいて、前記エッジスイッチはマルチキャ
ストルート（根）及び前記ＡＴＭ網に関するメンバー情
報を送受信するために、前記ＡＴＭ網外で使用されてい
るインタードメインマルチキャストルーティング（ＩＤ
ＭＲ）プロトコルとインターオペレートしていることを
特徴とするネットワークアーキテクチュア。 - 【請求項３０】 請求項２９記載のネットワークアーキ
テクチュアにおいて、前記ＡＴＭ網外の前記各送信機に
対して前記エッジスイッチのうちのたった一つのみが前
記ＡＴＭ網内にマルチキャストツリーを確立することを
特徴とするネットワークアーキテクチュア。 - 【請求項３１】 非同期転送モード（ＡＴＭ）ネットワ
ークを介したインターネットプロトコル（ＩＰ）マルチ
キャスト及び統合サービスをマッピングするネットワー
クアーキテクチュアにおいて、複数のマルチキャストス
イッチ及びローカルＡＴＭホストを含むＡＴＭ網を有
し、前記ＡＴＭ網はさらに複数の論理ＩＰサブネットを
含み、前記各論理ＩＰサブネットは前記マルチキャスト
スイッチのうちの一つ及び前記ローカルＡＴＭホストの
うちの少なくとも一つを含み、前記マルチキャストスイ
ッチはＡＴＭプロトコルを用いて互いに通信し、前記各
マルチキャストスイッチは、入り仮想回路が複数の出仮
想回路を供給できるようにする切り替え構造と、前記仮
想回路用のヘッダ変換テーブルを確立するために前記切
り替え構造を制御するスイッチ制御装置と、ＡＴＭシグ
ナリングを用いて前記仮想回路を確立するためのＡＴＭ
シグナリングソフトウェアモジュールと、前記論理ＩＰ
サブネットに対してグループメンバー情報を維持するた
めのモジュールを含むマルチキャストルーティングモジ
ュールと、要約されたローカルメンバー情報を交換する
ために前記ＡＴＭ網内の前記マルチキャストスイッチに
おける同等の機能と通信するモジュールとを有し、前記
スイッチ制御装置は前記仮想回路を終端し、前記仮想回
路を２つの異なったリンク上で連結させることが可能で
あり、それによって、前記入り仮想回路の一つにあるデ
ータを前記切り替え構造によってソフトウェアの介入な
く前記出仮想回路の一つに送信することを可能にしたこ
とを特徴とするネットワークアーキテクチュア。 - 【請求項３２】 請求項３１記載のネットワークアーキ
テクチュアにおいて、前記マルチキャストスイッチは、
さらに、 前記ネットワークアーキテクチュアの前記マルチキャス
トスイッチ及び前記ローカルＡＴＭホストからの資源確
保制御メッセージを終端させるためのモジュールを扱う
資源確保プロトコルメッセージと、 モジュールを扱う前記資源確保プロトコルメッセージが
前記新しいデータフロー用に資源確保を受信する場合
に、新しいデータフローに対して十分な資源が確保され
ているかどうかを決定するモジュールを扱う前記資源確
保プロトコルメッセージに接続されている呼受付制御モ
ジュールと、 前記呼受付制御モジュールが十分な資源が確保されてい
ると決定した場合に、前記新しいフローに対して仮想回
路を確立するための仮想回路管理モジュールとを有する
ことを特徴とするネットワークアーキテクチュア。 - 【請求項３３】 請求項３２記載のネットワークアーキ
テクチュアにおいて、前記仮想回路管理モジュールは論
理ＩＰサブネット内の仮想回路及び論理ＩＰサブネット
間の仮想回路を確立するための第１の部分と、前記論理
ＩＰサブネット内の仮想回路と前記論理ＩＰサブネット
間の仮想回路とのうちのいずれか２つを連結して一つの
仮想回路にするための第２の部分を有し、前記連結され
た２つの仮想回路は前記マルチキャストスイッチのそれ
ぞれ一つで終端し、前記論理ＩＰサブネット内仮想回路
と論理ＩＰサブネット間仮想回路は前記マルチキャスト
スイッチ間にマルチキャストツリーを形成することを特
徴とするネットワークアーキテクチュア。 - 【請求項３４】 請求項３３記載のネットワークアーキ
テクチュアにおいて、前記マルチキャストツリーはベス
トエフォートに基づくマルチキャストツリー、要求サー
ビス品質に基づくマルチキャストツリーあるいはベスト
エフォート及び要求サービス品質の混合に基づくマルチ
キャストツリーのうちの一つであることを特徴とするネ
ットワークアーキテクチュア。 - 【請求項３５】 請求項３３記載のネットワークアーキ
テクチュアにおいて、前記仮想回路管理モジュールは、
マルチキャストデータを受信する前記ＡＴＭホストのう
ちの前記一つが前記マルチキャストツリーに参入する場
合に、マルチキャストデータを受信する前記ＡＴＭホス
トの一つをリーフ（葉）ノードとして前記マルチキャス
トツリーに追加することを特徴とするネットワークアー
キテクチュア。 - 【請求項３６】 請求項３５記載のネットワークアーキ
テクチュアにおいて、前記仮想回路管理モジュールは、
前記新しいＡＴＭホストが前記マルチキャストツリーに
参入した場合に、前記マルチキャストスイッチの新しい
一つを前記マルチキャストツリーに追加することを特徴
とするネットワークアーキテクチュア。 - 【請求項３７】 請求項３３記載のネットワークアーキ
テクチュアにおいて、前記仮想回路管理モジュールは、
マルチキャストデータを受信する前記ＡＴＭホストの前
記一つがデータフローを離れる場合に、前記マルチキャ
ストツリーからマルチキャストデータを受信する前記Ａ
ＴＭホストのうちの一つをリーフ（葉）ノードとして除
去することを特徴とするネットワークアーキテクチュ
ア。 - 【請求項３８】 請求項３７記載のネットワークアーキ
テクチュアにおいて、前記仮想回路管理モジュールは、
前記マルチキャストスイッチの前記一つを含む前記論理
ＩＰサブネットの対応する一つに配置されているマルチ
キャストデータを受信する前記ＡＴＭホストの全てを除
去する場合に、前記マルチキャストツリーから前記マル
チキャストスイッチの一つを除去することを特徴とする
ネットワークアーキテクチュア。 - 【請求項３９】 請求項３２記載のネットワークアーキ
テクチュアにおいて、前記マルチキャストスイッチの少
なくとも一つが、前記ＡＴＭ網内のマルチキャストデー
タを受信する前記ＡＴＭホストの一つを前記ＡＴＭ網外
の送信機であるホストに集合させ、前記ＡＴＭ網外の受
信機であるホストを前記ＡＴＭ網内のマルチキャストデ
ータを送信する前記ＡＴＭホストの一つに集合させるた
めのエッジスイッチであることを特徴とするネットワー
クアーキテクチュア。 - 【請求項４０】 請求項３９記載のネットワークアーキ
テクチュアにおいて、前記マルチキャストルーティング
モジュールは更に、インタードメインマルチキャストル
ーティング（ＩＤＭＲ）プロトコルインターフェースを
前記ＡＴＭ網外に位置しているＩＰルータに供給するた
めのモジュールを有することを特徴とするネットワーク
アーキテクチュア。 - 【請求項４１】 請求項４０記載のネットワークアーキ
テクチュアにおいて、前記インタードメインマルチキャ
ストルーティング（ＩＤＭＲ）プロトコルインターフェ
ースは、マルチキャストルート（根）と前記ＡＴＭ網に
関するメンバー情報を送受信することによって前記ＡＴ
Ｍ網外の前記ＩＰルータと相互作用するＩＤＭＲプロト
コルをサポートするためのマルチキャストルーティング
を有することを特徴とするネットワークアーキテクチュ
ア。
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