JP3147140B2 - 弁座のシート部の加工方法 - Google Patents

弁座のシート部の加工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料噴射弁の構成要素
の一部であるニードルまたはボディバルブのシート部の
加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、排ガス規制を満足する内燃機関を
製作するにあたり、内燃機関に取り付けられる燃料噴射
弁の閉弁時における弁密精度を向上させるため、燃料噴
射弁の弁部分を構成するニードルのシート部またはボデ
ィバルブのシート部の加工精度を向上することが要求さ
れる。
【0003】弁部分のシート部の加工方法としては、円
錐形状の砥石にその円錐の母線の方向にレシプロ運動を
与えつつ回転運動をさせて研削加工し、スパークアウト
時にレシプロ運動を停止する方法(特開昭59−182
055号公報)や、ボディバルブとニードルとの間に研
磨剤を介在させ、このボディバルブとニードルとを相対
回転させる方法(特開昭60−242956号公報)が
知られている。
【0004】また、テーパ面の加工方法としては、テー
ブル上に工作物を載せ、テーブルの回転軸線と円錐状砥
石との回転軸線とを一致させながら、砥石を移動して砥
石の円錐状研削面の一部を工作物の一部に当てることで
工作物にテーパ面を加工する方法(特開平3−7325
8号公報)が知られている。この特開平3−73258
号公報のテーパ面の研削方法によると、テーパ面がどの
ように使用されるかについての用途の開示はなく、また
このテーパ面がバルブのシート面に使用されることの示
唆もない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記特開昭
59−182055号公報のものによると、砥石のシー
ト面への接触状態が一辺のみであるため、設備振動等の
外乱の影響を受けやすいことから、加工後のシート面の
真円度が0.6μm程度にしか向上せず、逆に面粗さは
2μm程度に劣化してしまう。
【0006】また、前記特開昭60−242956号公
報のものによると、ボディバルブとニードルとが互いの
シート面を全周にわたって拘束する状態で加工するの
で、ボディバルブに0.2〜0.8μm程度の凹みが生
じ、ボディバルブとニードルとのシート面の密着性が良
過ぎるために弁作動時の開弁動作に時間的遅れが発生す
るという問題がある。この問題解決のため、ボディバル
ブとニードルとのシート面を線接触に近い形状とするに
は、ある程度の角度差を設ける必要があり、このためボ
ディバルブとニードルとのシート面加工には別の角度を
有する砥石で別々に加工することが必要となる。
【0007】本発明は、のシート部の面粗さを短期
間で向上可能な弁の加工方法を提供することを目的と
する。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項による弁のシ
ート部の加工方法は、ニードルが着座する弁のシート
部を形成するためのシート部の加工方法であって、円錐
状砥石を使用し、前記弁のシート部加工中に前記シー
ト部から前記砥石を離間する動作と接触させる動作とを
少なくとも各々1回以上行うことを特徴とする。
【0010】
【0011】
【作用及び発明の効果】 請求項1によるのシート部
の加工方法は、ニードルが着座する弁のシート部を形
成するためのシート部の加工方法であって、円鐘状砥石
を使用し、前記弁のシート部加工中に前記シート部か
ら前記砥石を離間する動作と接触させる動作とを少なく
とも各々1回以上行うことを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、ガソリン機関の燃料供給装置に本発明を
適用した燃料噴射弁を示す。この燃料噴射弁の概要をま
ず説明する。燃料噴射弁のボディ4に形成される案内孔
の内部にニードル1が移動可能に収納される。そして、
電磁コイル18が通電されると、ボディ4底部の弁座4
bに着座していたニードル1が吸引される。すると、ニ
ードル1と弁座4bとの間に隙間ができ、この隙間を燃
料は通過し、ボディ4の底部に形成された燃料噴射孔2
1から噴射される。そして、電磁コイル18への通電中
は燃料は噴射され続け、通電が終了するとニードル1は
再び弁座4bに着座し燃料噴射は終了する。ここで燃料
噴射弁の磁性材料からなる略円筒状のハウジング16内
には、軸方向に固定鉄心14、可動コア7、ニードル
1、ボディ4等が設けられる。ハウジング16の内周に
は、樹脂製のスプール17が固定される。このスプール
17には、電磁コイル18が巻装される。ハウジング1
6の中径部83の内部には、中空円板状のスペーサ6を
介してボディ4が挿入される。このボディ4の内部に
は、後述のニードル1のガイド部2および3が摺動する
円筒面4aと、ニードル1の円錐状のシート部12が着
座する弁座4bとが形成される。さらに、ボディ4の底
部中央には、燃料噴射孔21が形成される。
【0013】ハウジング16の小径部22の空間には、
磁性材料からなり筒状に形成される可動コア7が設けら
れる。この可動コア7の外径はハウジング16の小径部
22内径よりやや小さく設定され、可動コア7はハウジ
ング16の小径部22内径に摺動可能に設けられる。ま
た、可動コア1の上端面は、上記固定鉄心14の下端面
と所定の隙間を介して対向するように設けられる。さら
に、可動コア7の下端内周には、ニードル1が連結され
る。このニードル1と可動コア7の内周面とがレーザ溶
接されることによって、ニードル1と可動コア7とは一
体に連結される。また、可動コア7の上端面には、可動
コア7を図下方へ付勢し、ニードル1のシート部12を
ボディ4の弁座4bに着座させるリターンスプリング1
1が設けられる。このリターンスプリング11は、可動
コア7の内部から固定鉄心14の内部へ突出し、固定鉄
心14の内部に挿入固定されるアジャスティングパイプ
10に支持される。そして、このアジャスティングパイ
プ10の軸方向位置を調節することによって、このリタ
ーンスプリング11の付勢力は調節される。また、固定
鉄心14の上方には、燃料タンクから燃料ポンプ等によ
って圧送され、燃料噴射弁20内に流入する燃料中のゴ
ミ等を除去するフィルタ15が設けられる。そして、固
定鉄心14内に流入する燃料は、アジャスティングパイ
プ10、可動コア7とニードル1の接合部9に形成され
た平面逃がし部13との隙間、さらには、ボディ4の円
筒面とニードル1のガイド部2および3に形成された平
面逃がし部13との隙間を通過して、燃料噴射孔21に
到る。また、固定鉄心14のスプール17の上方から突
出した部分の外周には、合成樹脂からなるコネクタ20
が設けられる。そして、上記電磁コイル18に電気的に
接続されるターミナル34は、このコネクタ20および
スプール17に埋設される。このターミナル34は図示
しない電子制御装置からワイヤハーネスを介して電気的
に接続される。
【0014】図示しない電子制御装置によってコネクタ
20のターミナル34を介して電磁コイル18が通電さ
れると、電磁コイル18に励磁電流が流れ、電磁コイル
18は電磁力を発生する。この電磁力によって、可動コ
ア7と可動コア7に連結されたニードル1とは、リター
ンスプリング11の付勢力に抗して固定鉄心14の方向
へ吸引され、フランジ5とスペーサ6とが衝突するまで
上昇する。そして、ニードル1と可動コア7とはこの衝
突位置で、電磁コイル18の電磁力により保持される。
その後、電磁コイル18への噴射制御信号が出力されな
くなり、電磁力が作用しなくなると、リターンスプリン
グ11の付勢力により、ニードル1は下降し、ボディ4
の弁座4bと当接する。
【0015】図示しない燃料ポンプと圧力レギュレータ
とにより一定圧力に加圧された燃料は、固定鉄心14上
部からフィルタ15、アジャスティングパイプ10、可
動コア7と接合部9に形成される平面逃がし部13との
隙間を流入し、ボディ4の円筒面とニードル1のガイド
部2および3に形成された平面逃がし部13との隙間を
通過して、弁座4b上流に供給される。燃料は、ニード
ル1が上昇してから下降するまで、ニードル1のシート
部12と弁座4bとの隙間から燃料噴射孔21を通過
し、内燃機関の吸気弁へと向けて、図示しない吸気マニ
ホールド壁面に、燃料がなるべく付着しないように噴射
される。
【0016】ニードル1の先端部の円錐斜面は、図3に
示すように、第1の円錐面41aと第2の円錐面41b
とにより円環状の段部を境にして二種の傾斜角をもつ斜
面に形成されている。第1の円錐面41aは相対的に急
斜面に形成され、第2の円錐面は相対的に緩斜面に形成
されている。ボディ4の弁座のシート部の斜面は第1の
円錐面41aの傾斜角と第2の円錐面41bの傾斜角と
の間の角度に設定されている。これは、弁座のシート部
からのニードルのシート部の開弁時、円環状の線接触に
よって開弁性を向上するためである。
【0017】次に、燃料噴射弁の構成部品のひとつであ
るニードルのシート部の製造方法について、図2、図3
および図4に基づいて説明する。図2は、ニードルのシ
ート部を加工する装置を示す。図2において、41はニ
ードル1に相当するワーク、25はスピンドル、30は
フレキシブルチャック、27は砥石、28はワーク41
を回転可能に支持する案内孔28aを有するガイド、2
9はワーク41を砥石27に押しつける圧縮コイルスプ
リングである。フレキシブルチャック30は、ワーク4
1を掴むもので、前後方向移動、左右方向移動および傾
斜角変更可能である。砥石27は、板状で、その板厚方
向に貫通孔27aを有し、図2で貫通孔27aの上側に
円錐面27bを有する。
【0018】ニードル1のシート部加工時、まずフレキ
シブルチャック30によりワーク41の図2で上端を掴
み、スピンドル25を回転させることで、ワーク41に
矢印32方向に回転運動を与える。次いで、スピンドル
25を降下し、ガイド28の案内孔28aにワーク41
を図2で下方向に挿通し、更にスピンドル25を降下す
ると、やがてワーク41の下端部分の円錐面41aが砥
石27の円錐面27bに接触する。その後、圧縮コイル
スプリング29が所定量たわむ位置までスピンドル25
を降下し、ワーク41の円錐面41aと砥石27の一部
分とを接触させてワーク41の円錐面41aに相当する
ワーク下端の円錐斜面を切削加工する。
【0019】加工の際には、例えば図3にワーク41の
下端部分と砥石27との接触部分の拡大図を示すよう
に、ワーク41の円錐面41aと砥石27の一部分とを
接触させ、この最初(第1回)の接触状態を所定期間例
えば数秒保持した後、スピンドル25を回転させながら
僅かに上昇し、砥石27からワーク41を離間する。次
いで、スピンドル25を回転させながら再度降下し、ワ
ーク41の円錐面41aと砥石27の一部分とを接触さ
せ、この第2回の接触状態を所定期間例えば数秒保持
し、その後に砥石27からワーク41を離間する。以
降、必要に応じて、第3回以降のワーク41の円錐面4
1aと砥石27の一部分との接触動作と離間動作とを繰
り返し行い、ワーク下端の斜面を切削加工する。
【0020】このとき、ワーク41の円錐面41aと砥
石27が前述のように複数回接触するとき、各接触回毎
にワーク41の円錐面41aと砥石27との接触状態が
変化し、砥石中の砥粒がワーク41の円錐面41aに当
接する位置は、各接触回毎に微小距離ずれる。図4
(a)と図4(b)は、砥石27とワーク41との最初
の接触状態と再度の接触状態の一例を模式的にに示すも
のである。
【0021】最初の接触状態では砥石27とワーク41
のシート面との接触がワーク41の円錐状斜面の全周に
わたって円環状に接触面が形成されるため、機械振動等
の外乱振動の影響を受けにくく、砥石の凸部でニードル
シート面の凸部を除去する作用が働く。その結果、例え
ばワーク41のシート面は真円度0.5μm以下の精度
が得られる。
【0022】最初の接触状態で切削され残った凸部は、
第2回以降の再度の接触状態で、砥石により除去される
割合が多いため短期間でニードルのシート面の凸部を除
去することができる。これにより、ニードルのシート面
が所望の真円度と面粗さに短期間で切削加工される。本
実施例のシート面の加工方法によると、砥石の位置を固
定し、切削加工を続けていくと、砥粒33がワーク41
のシート面に食い込むようになる。これにともない、砥
粒33とシート面の接触面積が大きくなるため、面圧が
低下し、加工が進展しにくくなり、所望の面粗さを有す
るには接触状態を保持する限り長時間の加工を要する。
【0023】最初の接触状態から、砥石とニードルのシ
ート部とを離間すると、ニードル1に相当するワーク4
1とガイド28との間には5〜10μmのクリアランス
があるので、砥石27とワーク41とを再度接触させた
場合、前回の接触位置とは異なる接触状態となるため、
例えば図4(b)に示すように前回のシート面加工残り
凸部を加工する。これにより、短時間でニードルのシー
ト面に所望の面粗さを得ることができる。
【0024】次に、シート部の加工によって得られたニ
ードルのシート面精度と油密との関係について述べる。
ニードルはボディバルブのシート面に当接したとき弁閉
状態となり、ボディバルブのシート面からニードルが離
間したときに弁開状態となる。したがって、油密(燃料
漏れ量)は、ニードルとボディバルブのシート面の隙間
の大きさによって変化することは明らかであるから、こ
の油密の精度を向上するためには、シート面の真円度お
よび面粗さを向上させる必要がある。
【0025】実験の結果、ボディバルブのシート面およ
びニードルのシート面の少なくとも一方の真円度は0.
5μm以下、面粗さは0.3μmRz以下にすることが
必要であることが判明した。このような条件のもとで
は、ニードルを弁座に着座させたときの燃料漏れ量(油
密)は所望の0.8mm3 /分以下におさまった。次に
実験データを示す。 (1) 実験1(加工回数と面粗さの関係) 実験1は、加工回数と面粗さの関係を知る実験である。
【0026】実験1において、ニードルのシート面を砥
石により切削加工するとき、そのニードルと砥石の最初
の接触状態にあるときを第1回加工とすると、第1回加
工の接触状態における砥石からニードルのシート面を離
間した後に砥石にニードルのシート面を接触させた状態
を第2回加工という。以下、第3回加工は第2回加工の
接触状態から離間状態にした後に再度接触した接触状態
をいう。以下、第4回加工以降同様である。この実験1
の結果を図5に示す。
【0027】実験1は、従来の比較例としての連続一回
加工について、接触状態の期間が3秒、6秒、9秒、1
2秒についてそれぞれ10個のデータをとった。また本
発明の実施例としての複数回加工については、接触状態
3秒を2回、接触状態3秒を3回のものについてそれぞ
れ10個のデータをとった。図5に示す実験結果から判
るように、複数回加工のものについては面粗さが平均し
て低い値になっていることが判る。これより、複数回加
工することにより面粗さの向上によって油密の精度が高
められることが推定される。 (2) 実験2(面粗さと油密の関係) 実験2は、ニードルのシート面の面粗さが油密にどのよ
うな影響を与えるかを測定した。実験結果を図6に示
す。
【0028】図6に示す実験結果から判るように、ニー
ドルのシート面の面粗さが大きいほど油密値(燃料漏れ
量)が増大していることが判る。実験結果からは、ニー
ドルのシート面の面粗さRzが0.3μm以下である
と、燃料漏れ量は0であることが判明した。上記実験か
ら、シート面の精度レベルとしては、ニードルのシート
部については真円度0.2〜0.4μmが望ましく、ボ
ディバルブのシート部については面粗さ0.6〜0.8
μm、真円度0.5〜1.0μmが望ましい。
【0029】前記実施例においては、ニードルのシート
面の加工の例について説明したが、本発明の他の実施例
としては、ボディバルブのシート面の加工にも同様に本
発明を適用することができる。このボディバルブのシー
ト面加工の場合、例えば図2に示す装置において砥石2
7に代えてボディバルブとし、ワーク41に代えて砥石
とする装置にする。また、前記第1の実施例において、
砥石の固定、ワークの回転にして加工したが、本発明に
おいては、ワークの固定、砥石の回転にして加工しても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による燃料噴射弁の縦断面図
である。
【図2】本発明のニードルのシート面を加工する装置を
示す模式的断面図である。
【図3】図2に示すIII 部分の拡大図である。
【図4】図3に示すIV部分の拡大図で、(a)は砥石と
ニードルとの最初の接触状態を示す図、(b)は砥石と
ニードルとの再度の接触状態を示す図である。
【図5】実験データを示すもので、加工の態様と面粗さ
との関係を示すグラフである。
【図6】実験データを示すもので、ニードルのシート面
の面粗さと油密の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ニードル 4 ボディ 25 スピンドル 27 砥石 28 ガイド 29 圧縮コイルスプリング 30 フレキシブルチャック 33 砥粒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 仁 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−100522(JP,A) 特開 平3−182682(JP,A) 特開 平8−14142(JP,A) 特開 昭56−182055(JP,A) 特公 昭29−7656(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 39/00 - 71/04 B24B 15/02 - 15/04 B24B 1/00 F16K 1/00 - 1/54

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二一ドルが着座する弁のシート部を形
    成するためのシート部の加工方法であって、円錐状砥石
    を使用し、前記弁のシート部加工中に前記シート部か
    ら前記砥石を離間する動作と接触させる動作とを少なく
    とも各々1回以上行うことを特徴とする弁座のシート部
    の加工方法。
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